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尻軽娘♪さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 
 浩一のもとに堀米という老人が現れる。昔みんなでページを分けあった絵本の原本があるはずだと・・。 遡って、とある病院。一代で会社を築いた会長で偏屈ジジイ・大貫が傲慢にふるまう中、一人絵本を読む少女が親しげにしてくる。ベンチから追い出したり、拾ってくれたライターを盗んだと言って殴ったり・・。しかし少女は交通事故で両親を失い一人助かるも、後遺症から1日しか記憶がもたないのだった・・という話。   監督は、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也で、まんがちっくな話や映像の作り方が特徴的(得意分野?)。「チャーリーとチョコレート工場」のような原色たっぷりな映像で、ちょっと間違えればジャンキーちっくですw  役者は見事な変わりっぷり。オカマキャラを気に入ってたようなハマりっぷりがグ~な國村隼は分かりやすいけど、役所広司や妻夫木聡、小池栄子なんかは言われなければ分かりませんw 全編にキテレツなキャラがオバカに弾けているんですが、ワタシ一番のお気に入りは阿部サダヲ。脇役ながら進行役としていいギャグを飛ばし、いつものように(安定的に?)弾けまくってます。まるで主役かのようw 少女パコ役のアヤカ・ウィルソンは、外人・ハーフ系の子役が強みのシュガー&スパイス所属。かつてはウエンツくんもいた事務所ですね。さすがに可愛い^^   おバカで笑わせておいて、ちょっぴりしんみりさせてくれるという流れ。まー泣く程ではないですが^^; アニメCGと実写合成はなかなか見ごたえありです。  記憶喪失ものは「冬のソナタ」しかり、「私の頭の中の消しゴム」「ガチ☆ボーイ」「メメント」などなど、枚挙に暇ないほどの作品があり、ストーリー作り、キャラ作りに至っても使いやすい素材ですよねぇ。ゲロゲ~ロ♪ 
[試写会(邦画)] 6点(2008-09-06 00:22:43)
42.  次郎長三国志(2008) 《ネタバレ》 
 妻・お蝶を置いて渡世修行に出かけた駆け出し博徒・次郎長とその子分たち。途中、森の石松を引き入れ帰ってきて、お蝶を口説く大野の鶴吉も引き入れ、保下田の久六も助けて相撲興行をやってみるが、売上金を持って逃げられて・・という話。   監督は、マキノ一族のマキノ雅彦(津川雅彦)。配役は中井貴一を次郎長に据え、豪華布陣を揃えています。ドラマや他映画の歴代の配役との比較は皆それぞれご意見あるでしょうけど^^;  時代劇や歌舞伎でも常連演目の清水の次郎長。そして有名な森の石松・・。幕末から明治に亘る維新時代に実在の人物ですが、こういった波乱万丈な人生を送った人というのは、魅力たっぷりなのでしょうね。源義経や、織田信長なんかもそうですもの^^  維新時代といえば、新撰組も超有名ですが、次郎長と近藤勇、森の石松と沖田総司・・ちょっと似てるところもあるようなないようなw  清水の薪炭屋の次男坊として生まれ、米屋に養子に出され、賭場でのいざこざで人を殺めて追われる身となったと思い込み、妻を離縁し、親を捨て、渡世人となるという人生。まー簡単に言えば、はぐれもの、博徒、やくざ、○力団の組長ですね^^   本作では久六(何故に蛭子能収を・・)、三馬政を討って清水へ帰るまでを描いてますが、史実はもっと先があり、名士・政治家みたいな後世を送っています。  清水市では歴史的な偉人として取り上げられ、観光コンテンツや教科題材にもいいように使われています(○口組系の継承問題も勃発していますが><)。  まーこれからも歴史的・演芸素材としては、永く取り上げられていくんでしょうね^^  
[試写会(邦画)] 6点(2008-08-31 11:32:30)
43.  落下の王国 《ネタバレ》 
 撮影で大けがを負い半身不随になった青年とオレンジ畑から落ちて入院してきた少女。自殺のためのモルヒネを少女に盗んでこさせようと、医者や看護師、氷売りの男など周辺人物を登場人物に見立てた世界周遊的な即興物語を作り少女に聞かせ始める・・という話。   現実世界では病院の中と周辺だけのエリアなのですが、作った物語の世界は実際に世界遺産を回ってロケをしたそうで、なかなかの映像美です。そして、ターセム御用達とでも言える衣装美術家に石岡瑛子。「ザ・セル」でも一緒でしたしね^^   出てくる役者の多くは、劇中物語の登場人物でもあるというダブルキャスト仕立て。薬盗ませるためという割にはなんだか凄い大風呂敷な話がこの作品の売りなんですがw  話をしているうちにやがて少女との間に壊したくない信頼関係が形成され・・やがて主人公の青年は再起を志し、見事画面向こうに返り咲く。最後は「ニュー・シネマ・パラダイス」ばりなエンディングで締めくくる。  原題が“THE FALL”というように、落ちるシーンが多く出てきます。落ちるという意味で韻を踏んだようになってるんですね^^  
[試写会(字幕)] 6点(2008-08-31 02:43:14)
44.  デトロイト・メタル・シティ 《ネタバレ》 
 大分の田舎町に住む根岸崇一は、大学入学のため上京。そこでポップソングを歌うサークルに入り、ミュージシャンを夢見て卒業後、一つのレコード会社の門をたたく。しかしやらされたのは、悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のギターボーカルだった・・という話。   ヤングアニマル連載、若杉公徳原作同名コミックの映画化作品。DMCのヨハネ・クラウザーII世こと根岸崇一役に、松山ケンイチ。バンド仲間に細田よしひこ、秋山竜二(ロバート)、いかれた女社長に松雪泰子、信者的熱狂ファンに、大倉孝二、岡田義徳など、大学時代のサークル仲間で現在雑誌社記者、根岸が思いを寄せる女の子に加藤ローサを配しています。  ロケ地は、故郷・大分の犬飼町を。そして、デスレコーズは神田、遊園地はとしまえん、一人路上ライブは下北沢南口商店街の地蔵前、信者交えて走るシーンは東京駅、東銀座、勝どき、月島、お台場など。最後のジーン・シモンズとの対決会場はZepp Tokyoを使ってます。   「No music, No dream」と語り、ポップソングを歌って世界に広めたいという中身はナヨナヨ系の青年と、「○イプ」「○ァック」等を連発する過激なメタルバンドのカリスマボーカル・ヨハネ・クラウザーII世というキャラのギャップの大きさと、そこに生じる面白さがベースになっているんですが、2つの顔を使い分けて演じる松山ケンイチ自身が、何より楽しんでいたんじゃないですかね^^  マンガちっく故に全編クダラナサが溢れてるんですが、面白く笑える部分もいくつかあります。ワタシの気に入った場面は、クラウザーの姿でカワイ音楽教室のガラス壁を叩いて親子が怯えるシーンですw  前売りも売れてるらしいですが、買う人ってDMCの読者ファン? やっぱりマツケンファンが大多数でしょうけどw でもさすが東宝、宣伝がうまい。CDなどのグッズ販売、タイアップ・コラボも多数あるし、先にはシリーズ化も考えてるんでしょうねぇ。。マツケン(松平健ではない)の奮闘に+1点!  
[試写会(邦画)] 7点(2008-08-20 00:48:09)(良:2票)
45.  ハンコック 《ネタバレ》 
 不死身のスーパーヒーロー“ハンコック”。しかしヒーローはヒーローでも昼日中から酒びたりでベンチに寝てるようなダーティヒーロー・・の話。   監督は、「コラテラル」「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグ。ジェイミー・フォックスをよく使いますが、この作品ではウィル・スミスが主役。  逃げる強盗を捕まえたりはするが、途中でさまざまな違反を起こしたり、街を壊してしまうのでより以上に被害額も大きく、不遜な態度もあって街の子供からも「クズ(ass hole)」呼ばわりされているというキャラ。あるとき、列車に轢かれそうだった広告マンを助けたところ、「真のヒーローになるべきだ」と諭され、嫌々ながらも刑務所に入って罪を償い出直しをする。  最初は痛快ハチャメチャのヤンチャぶりに、まじめキャラへの転身過程もなかなか笑えちゃうんですが、街のみんなから称賛されようになり、広告マンのレイとの信頼・友情モードが出てきたところでちょっぴりヒューマンものに。この時点では、広告(マークで企業PRを呼び掛ける)PRマンを演じるジェイソン・ベイトマンがちょっと素敵に見えてきちゃいますw だけどすぐに一転、脇キャラ(のように見せていた)のシャーリーズ・セロンが、真のバディに切り替わる! 何だか、かつて二人は○○だったとか、天使だか何だかという設定で、トーンが別方向へ。そしてクリプトナイトの前のスーパーマンの如く無敵じゃなくなっちゃう・・。  んーなんでしょう、このバディもの、弱っちくなる設定は個人的には無用で、もっと面白い脚本あったんじゃない?と思うのですけど^^; (*゚◇゚*)ハッもしかして、スーパーマンみたいに新たな敵を迎えた続編を考えてるのかな?かな? 
[試写会(字幕)] 7点(2008-08-13 00:31:38)(良:1票)
46.  スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 《ネタバレ》 
 ドゥークー伯爵ら分離主義者と共和国が熾烈な内戦を繰り広げている時代。必要な物資を調達し戦局を有利にするため、ジャバ・ザ・ハットの支配する宙域を通過する権利を求め交渉を始めようとする中、ハットの子供が誘拐されるという事件が発生。アナキン・スカイウォーカーと彼のパダワン、アソーカ・タノは、子供を見つけ出し無事連れて帰る任務に向かう・・という話。   「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」の間、クローン大戦をより詳細に描いた作品。いわば「エピソード2.5」ですねw  最初からドロイドVSクローンの激しい合戦で始まり、ドロイド側がシールドを張って圧倒的勢力で進撃してくる。ここで新キャラ登場。ヨーダから指令を受けたアソーカ・タノがアナキンのパダワンとして加わり、2人で敵後方のシールド発生装置除去に走る。アソーカはツタンカーメンのような頭をした女の子なんですが、気が強くて無鉄砲でタメ口きくナマイキキャラ。でも元気で明るくなかなか頼もしいという設定です。そして、ワナにかけアナキンを仕留めようとするシス側女戦士アサージ・ヴェントレスも新キャラにて登場。二刀流もしくはダースモールのようにつなげて両刃でライトセーバーを使います。ほか、ジャバ・ザ・ハットの叔父という設定のオカマキャラも出てきますw   小さい子でも観られるように、基本的にジェダイやシスのキャラは誰も死ぬシーンがありません(ドロイドやクローンはバタバタとやられていきますがw)。最初はデフォルメされた顔がいまいちな感じがしましたが(特にドゥークー伯爵ってばw)、アクション主体なので、それほど気になりません。バトルシーンはスピード感あり緊迫感ありで十二分に堪能できます。   スターウォーズが大当たりしてシリーズ化に移行したときは、、現在・過去・未来各3部の全9部作として発表されたこともあるそうですが、6部作で終了。こういった隙間拡大エピソードや外伝、スピンオフといったものはまだまだ作られる素地はありそうですね。となればやっぱり未来3部作を切望してやまない人は少なくないと思いますが^^  
[映画館(吹替)] 7点(2008-08-11 00:34:01)
47.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 《ネタバレ》 
第二次大戦後の時代。<シャングリラの目>と呼ばれるブルーダイヤ返還のため上海へ向かうオコンネル夫妻。そして息子らが発掘した遺跡からは土にされていた始皇帝が蘇り・・という話。   言わずと知れたシリーズ3弾。1作目から9年も経ってますが、1作目も「ミイラ再生(1932)」のリメイクなので、"The Mummy"シリーズとすればもっと遡って4作目ですw 監督は、スティーヴン・ソマーズから代わって、「ワイルド・スピード」「トリプルX」のロブ・コーエン。なのでアドベンチャーよりアクション要素が強まってます。加えてなんだかインディシリーズに被って類似しているところも多々ありますねw  配役は、ストーリー舞台設定から、ジェット・リーとミシェル・ヨー。そして、シリーズ主役のブレンダン・フレイザーは当然なのですが、アカデミーも取った演技派女優が今更・・という思いなのか、レイチェル・ワイズが何と降板。代役がなかなか決まらず、最終的にマリア・ベロ・40歳。ブレンダンは39歳で息子役・ルーク・フォードは26歳なので、まー年齢的には微妙というかちょっと無理目な設定な感じですがw ジェット・リーもアクション卒業宣言した割にはハリウッドから求められる役はジャッキー同様にアクションになっちゃうのでしょうね・・。   恐らくはシリーズ続編を考えると、エジプトミイラは一応終わっちゃったので、新たに注目著しい中国を、そして兵馬俑や始皇帝に着目したのかも。モブシーンは最近のCGじゃ御手のもので、ミイラVSミイラの大合戦も卒なく出来ています。何故か何気にイエティとかも出てきますがw  それにしても火や氷を自在に使えて、キングギドラとかにもなっちゃうってゆーのに、人間モードでタイマン求められたからって言って、短剣程度でやられちゃうってゆー設定は、もうちょっとヒネリの欲しいところではあるんですけどね^^; まー、シリーズ劣化することなく楽しめましたし、続編も期待でw 
[試写会(字幕)] 7点(2008-08-04 00:48:20)(良:1票)
48.  ベガスの恋に勝つルール 《ネタバレ》 
仕事は中途半端に遊んでばかりで父親に解雇されたジャック。始終ハイテンションで計画通りでないと気の済まない性格からフィアンセに振られたジョイ。それぞれ友人と羽目をはずして出かけて出会ったところはラスベガス。酔っ払い同士に意気投合し勢いで○○、朝目覚めて間違いに気付き、行きがかりで投じたスロットマシンで大当たり。300万ドルの分与で裁判沙汰から出た判決が、6ヶ月は夫婦としてちゃんと生活せよ、というものだった・・というお話。  無関係ながらどちらも傷心した2人・・ラスベガスで大金・・ドタバタ生活・・いかにもなアメリカ的シチュエーションラブコメで、ドタバタさ加減はいかにも王道ですw 男性主役は、アシュトン・カッチャー30歳。デミ・ムーアと年の差結婚したツバメのイメージだけど、イケメンの割にしっかり者とも。女性主役は、キャメロン・ディアス35歳。恋多き女のイメージに最近はソフトバンクのCM常連ですよねw とにかく、終始ハイテンションでうるさい2人。金目当ての追い落とし攻防戦をふんだんに繰り広げるのかと思いましたが、そう大した作戦はありません。オバカ同士のドタバタの後は、なぜかトーンを落として神妙に身を引いて収束していく。この辺の展開はちょっと消化不良なんですが、まー結末は概ね想像通りですねw キャメロンはスタイルいいけど、アップは段々と厳しくなってきたなぁ。メグ・ライアンを継ぐラブコメ女優って今誰になるんだろ?キャメロンでいいんだっけかなぁ?と思いながらの鑑賞でしたw  それにしても、ラスベガスって収容人数20,30名くらいの小さい教会がいっぱいあって、24時間オープンとかドライブスルーってゆーのもあるらしいです(コンビニ&ファーストフード並みw)。ブリトニーもそんな結婚やっちゃってたし、正体失った泥酔客がいきなり行ってもOKってゆーのは問題含みですよねぇ。。 
[試写会(字幕)] 6点(2008-08-02 00:25:12)(良:1票)
49.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
 働く人々に密着するというドキュメンタリー番組収録のため、消防隊の取材を行うTV局女性レポーター。通報を受けて現場アパートに急行する消防隊に同行してみると、錯乱した一人の老婆が部屋で佇んでいる。と突然暴れだし、隊員に飛び掛り首筋を食いちぎった。しかしそれは序章に過ぎなかった。いつのまにかにそのアパートは建物ごと隔離されていた・・という話。   スペインで100万人を動員した大ヒット作品という触れ込み。フライヤーにも書かれてあるように、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」「クローバーフィールド/HAKAISHA」と同じ手法で作られています。 P.O.V.(ポイント・オブ・ビュー、主観撮影というらしい)という手持ちカメラで生み出す緊張と臨場感は、言わば快適さを犠牲にして生み出しているもので、ずーっと凝視していたらば乗り物酔いのように目眩に吐き気をも禁じえませんw かといって普通に固定カメラで撮ってたら多分ショボい映像に話題にもなっていなかったかも・・。   恐怖のソースは、ブレアでは魔女、クローバーはゴ○ラ、この作品は○ンビです。基本的に役者が特殊メイクで演じているんですが、最後のヒョロハゲは多分CG? ロードオブ・・のゴラムを引き伸ばしたような・・w ブレアの場合、ケーブルTVのニュース番組もどきが真実のように報じたり、WEBの演出などを中心にしたマーケティングで成功したもので、あくまでも作品自体は低予算のインディーズもの。この作品では、建物一棟借りかセットの中での移動にほぼ終始しています。クローバーは実際のCGとかも金掛かってるかもしれませんが、概ね低予算で作れることがP.O.V.作品の大きなメリットじゃないでしょうか。。 「ブレア」や「クローバー」が好きな人はこの作品も楽しめることでしょうw 
[映画館(字幕)] 5点(2008-07-06 12:18:56)(笑:1票) (良:1票)
50.  ミラクル7号 《ネタバレ》 
 息子にはいい教育をという父の願いで、名門小学校に通っている少年ディッキー。しかし家は超貧乏で、拾った穴だらけのスニーカーを履いている。ある夜、父がいつものゴミ捨て場で探し物をしていると、すぐ側でUFOが飛び上がり、残されていた謎の緑の物体を拾ってくると・・という話。   監督・製作・脚本は、「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー。観た方はすぐ分かるでしょうが、スピルバーグの名作「○.○.」、そして「ド○エモン」をオマージュしています。あと、我田引水な「○ンフー○ッスル」なシーンもほどなく出てきますがw 何しろ超貧乏な父子という設定で、廃ビルのようなところの狭い部屋で住み、おなか壊しそうなご飯食べてます。「食事の最中は止めろ!」と制しつつも、終わった後はそこら叩いて2人で○キ○リを潰しまくるシーンに思わず、( 艸) キャーーーw あと、○ンチネタもちょっとねぇ・・┐(´ー`)┌   出てくる学校の生徒にほとんど可愛い子は出てきませんが、担任の女性教師がとっても美人です! サンリオの大黒柱&御当地名産コラボキャラのような・・その名もキティ・チャン。「少林少女」にも出てたらしいんですが、反則的なチャイナ服を着て、生徒思いの優しい先生という設定です。  もっちろん、メインキャラの宇宙生物?ナナちゃんもとってもプリティ。舌のチロチロを除けば、円らな瞳と愛らしい仕草が d(`◇´)グ~ ラストシーンでは、わんさと走ってくる軍団に思わず吹き出しましたw 絶対物販狙ってますよね^^; キャラで+1点w それにしても、主演の子役が女の子だっとは!<(゚ロ゚;)>  
[試写会(字幕)] 7点(2008-06-26 13:56:42)
51.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》 
 妻が家を出て以来、高校生の一人娘と公営団地に二人暮らしの磯辺裕次郎。突如、父の遺産が舞い込むことになって、何故か喫茶店経営を始めることを決意。しかし喫茶店どころか接客業は全くの素人。勝手に決めた店名は<純喫茶磯辺>だった・・という話。   マイペースな父親役にお笑い・雨上がり決死隊の宮迫博之。高校生の娘役に「アニメ版・時をかける少女」では声優をやっていた仲里依紗。喫茶店のアルバイトで看板娘役に麻生久美子。ほか濱田マリ、ハリセンボンの近藤春菜などなど。 ロケ地は、浅草なんかも使っている感じだったけど、喫茶店は、小田急線・和泉多摩川駅(狛江市)の商店街・リバーサイドモールにあった元酒屋(カクヤス)の跡を改造して作ったとの事。そのまま喫茶店をやる人いれば面白いのにw   なんでも、宝くじ3000万円を当てちゃって、それを元手に喫茶店経営を始めたものの、あっというまに潰れたあげく離婚してしまった実在の夫婦の話がモチーフになっているようです・・(>艸<)   確かに喫茶店て大昔は脱サラの有力候補だったんでしょうけど、粗利自体は高いながら単価が小さくて回転率勝負な業界だから、コーヒー一杯で粘られる客が何人もいると困っちゃう。多少単価低くても、坐り心地の悪そうな椅子を並べて回転率を上げる○トールみたいなのが正しいあり方なのかも。もしくは○タバみたいにやや高級志向に。ファーストフード店も乱立し飽和している中で、純喫茶なんてゆーのはもうニーズに合ってないのかもですね^^;   映画自体は父子愛、絆の再確認てゆーのがテーマなんでしょう。生意気だけど、ちゃんと家事こなしてお店も手伝ってくれる娘。なんだかんだ娘を頼りにしてる父親。こんな娘がいたら、こんな父親だったら・・と思いを巡らす人もいるでしょうねw 
[試写会(邦画)] 6点(2008-06-21 22:02:08)
52.  奇跡のシンフォニー 《ネタバレ》 
 両親を探すため、施設を抜け出してNYにやって来た11歳の孤児エヴァン。路上ミュージシャンたちと音楽に出会って自己の才能に目覚め、他の人にも認められていく中、奇跡が起こる・・という話。   主演は、「ネバーランド」「チャリチョコ」「ミニモイ」「スパイダーウィック」などファンタジー系常連で、いいトコのお坊っちゃま風のフレディ・ハイモア。今回も孤児という役ながら、やっぱりいいトコのお坊っちゃま風ですw そのほか、新進チェリスト並びに母親役にはケリー・ラッセル(M:i:IIIではトムクルの教え子リンジー役w)。バンドミュージシャンで父親役にジョナサン・リース=マイヤーズ。ホームレスの子らを手なずけて売上を掠めている元締め役にはロビン・ウィリアムスを配しています。   孤児として施設にいる間は、両親の声が届く・・などと周りの孤児からも変人扱いされていたのですが・・→施設抜け出してNYマンハッタン→黒人ギター少年と出会う→廃屋劇場(ホームレス少年たちの棲家)→元締めにギターもらって仲間入り→摘発手入れ→教会に逃げ込み作曲しちゃう→ジュリアード音楽院へ推薦→元締めに捉まる→やっぱり逃げる→セントラルパーク野外コンサートで指揮しちゃう→なんと音楽親子3人大集合、という流れ。 最初の父母の出会いが唐突に行きずり一晩てゆーのが、ちょっとやるせないエピソード><; あまりに出来過ぎ造り過ぎな現実味のない話ながら、音楽はきっと良いから・・と思って観てました。エヴァン君が最初弾く曲はギターを打楽器風に使うまるで環境音楽のよう。そして父はロック、母はクラシック。一応守備範囲は広く取っててそれぞれ綺麗な曲ではあるんだけど、心に響き残る楽曲は特には (>艸<)   さうさう、ロビン・ウィリアムスってジュリアード音楽院の演劇科出身なんですね。インソムニアやストーカーで悪人役にも拡げてみたけど、いい人系コメディ系が染み付いているみたいでw 
[試写会(字幕)] 5点(2008-06-21 12:23:58)
53.  いまここにある風景 《ネタバレ》 
 産業発展で変化した自然・風景を主に被写体にする、カナダ人写真家エドワード・バーティンスキー。中国を訪れ、生産の現場を含む産業の風景を撮影する姿を追ったドキュメンタリー・・。   最初のシーンは巨大工場の様々な部品加工を行っている多くの従業員を含む生産風景をカメラを移動させながら映していく。“世界の工場”と認識される、象徴的な中国のイメージ通りの絵なのでしょう。映画では多くを語りません。でももうちょっと説明が欲しい。もっと具体的な絵を客観的事実を・・。  まー言いたいことは分かるんです。写真や映像はウソをつかない。真実を映している。それを見て自分で感じろ、考えろと。先進国が後進国から搾取してきた歴史が繰り返されている中、それが中国にお鉢が回ってきている。しかし、先進国並に土地も人件費も何もかも上がってしまえば、いずれそのお鉢は他の後進国へ回されるだけ。そして環境破壊、公害などの負の遺産だけ残されていく。その意味では、世界的に警鐘を鳴らしている作品と言えるでしょうね^^;
[試写会(邦画)] 5点(2008-06-15 15:21:17)
54.  西の魔女が死んだ 《ネタバレ》 
 中学生のまいは、登校拒否になった2年前、森に住む“西の魔女”のもとで過ごした。西の魔女とは英国人の祖母。そこで自然に触れあい、規則正しい生活をすることを教えられた。そして今・・魔女が倒れたという報せを聞く・・という話。   児童文学小説の映画化作品で、教育テレビで放映されそうなストーリーですね。 自らを魔女と呼ぶおばあちゃん役には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にも出てたらしいサチ・パーカー。なんと51歳w シャーリー・マクレーンの娘さんらしいです。品の良さそうな、お茶が好きそうなイギリス人おばあちゃん(本人アメリカ人w)を旨く演じていました。でも、歯磨いた後にクッキー食べちゃいけないでしょ!(観客からの突っ込みw) まーとりあえず、おばあちゃんを大切に!ということですね^^ I know! 
[試写会(邦画)] 5点(2008-06-05 13:21:19)
55.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
 港町・守加護(すかご)。ボスの愛人に手を出してしまった手下の備後は、命を助けてもらう代償に、伝説の殺し屋デラ富樫を5日間で探し出すことを約束させられる。だが期日迫るも見つからず、取った苦肉の策とは、無名の俳優を殺し屋に仕立てあげることだった・・という話。   「ラヂオの時間」「みんなのいえ」「THE 有頂天ホテル」に続く三谷幸喜の作品はマフィアもの。といってもコメディ路線は外しませんw スタジオいっぱいにややメルヘンともシュールとも言えるようなセットを組んで、舞台劇風な絵と物語。妻夫木くんがマフィアの一員てゆーのはややムリな設定かと思うけど、真の主人公は佐藤浩市演じる無名の俳優です。  最初は妻夫木演じる備後が間男として逃げるシーンから。半ば強引な展開で無名な役者を騙し連れ出しマフィアのボスに面会させる。ここからが真の笑いの始まり。あのシリアス路線の佐藤浩市が今までのイメージを壊し大変身、いい意味で違う側面を見せてくれる。コメディ俳優でもイケるのでは?という弾けぶりですw 何といっても、ナイフ舐めと顔剥がし・・涙こぼれ出ました^^   ただ発端となっている殺し屋のエピソードは最後に締めてくれるわけですが、既にどーでもいい話になっており、佐藤浩市が役に成りきる可笑しさを円の中心にして、その他のシーンはややテンション低く、脇役がより以上に脇役な印象が拭えませんでしたね^^; とはいえ、いつものようにチョイ役レベルにも著名俳優が多数出演、古きに郷愁帯びるような劇中白黒映画、往年の俳優を出したり、映画制作の裏方・裏側を随所に見せてくれるようなシーンなど、なかなか見所は多いです。   今や舞台挨拶がテンプレートな宣伝文句を並べるだけで、生顔を並べれば満足でしょ?みたいなイベントに成り下がっている中、三谷監督は佐藤浩市と共に“Wコーちゃん”と称し、漫才並みの掛け合いやテーマ曲の生演奏など、マルチなタレントぶりを見せてくれる。実に貴重な映画人ですね^^ 
[試写会(邦画)] 7点(2008-05-31 00:40:56)(良:2票)
56.  歩いても 歩いても 《ネタバレ》 
 神奈川県・湘南。かつて開業医を営んでいた実家に、長女と次男の一家がやってくる。今日は事故で亡くなった長男の命日。ぎくしゃくしながらも久しぶりに再会した家族が食卓を囲む・・という話。   「誰も知らない」「ゆれる」に続く是枝監督作品は、やはり家族もの。淡々と流れていく日常的エピソードの中に、あまり言葉に表さないながらもメッセージを含ませているという作風ですよね。 次男に阿部寛、その妻に夏川結衣。長女にYOU、父母に原田芳雄と樹木希林を配し、多くは家の中のシーンで進行します。  独立し家庭を持った子供たちが、墓参りを兼ねて老いた親の元へと帰る。年を取っても子供は子供とばかりにうるさい親に今さらと反抗する子供。言葉少なに牽制しあう父親に息子、おしゃべりな母親に娘。この親にしてこの子あり。お互いにいろんな思いを吐き出しながら会話が交わされる。親子の会話ってゆー部分ではごく一般的でさもありがちでいて、何気なく流れていく言葉の中で、家族とは?というメッセージを込めている。ちょっと笑えながら、んー親孝行しといた方がいいかな?なんて思ってしまう、そんな映画ですね^^   劇中に出てきますが、“歩いても 歩いても”というタイトルは、いしだあゆみ(ザ・シロップ、サザンオールスターズ、上原多香子も唄った)の「ブルーライトヨコハマ」の一フレーズからだそうでw 
[試写会(邦画)] 6点(2008-05-30 17:44:13)
57.  春よこい 《ネタバレ》 
 漁師町に住む一家。買った漁船の借金返済ができずに船を取り上げられそうになって、過失から高利貸しを殺してしまう。そしてそのまま行方不明になった父。稼ぎ手を失った母。学校で苛められる息子。一人の新聞記者がそれを記事に取り上げて・・という話。   昼ドラより更に稚拙な設定満載の駄作。父の写真がないからといって交番の指名手配写真を毎日眺めている小学生・・それをカメラで盗撮する新聞記者・・そのまま「家族は再会できるのか?」みたいな週刊誌のような記事を出す新聞社・・中途半端な近所、学校のイジメ・・中途半端に痴呆症という設定の祖父・・なぜか家に張り付く定年間近の刑事・・日雇いで生きていた父いきなり記事見つけ酔っ払う・・公園にいる父にいきなり近づき酒をねだるバツ一オバサン(しかも赤の他人)・・いきなり大事な金を忘れる父・・あっさり人目をはばからず昼に姿現す父・・見逃す刑事などなど・・。 どうしてこんなしょうもない設定・脚本で製作にGOが出てしまうのだろう? ALLWAYSのあの子役もキャラを生かしきれず、精彩なく可愛そう>< これでは業界トップの某社に水をあけられてしまうのも分かる気が・・(*´ο`*)=3 
[試写会(邦画)] 1点(2008-05-26 21:53:14)
58.  築地魚河岸三代目 《ネタバレ》 
エリートサラリーマン赤木旬太郎は人事課長に抜擢されたが、リストラ担当を任されて、世話になった先輩の肩を叩くことになってしまう。やり場のない気持ちを抱え悩んでいたある日、恋人明日香が朝早く自転車をこぐ姿をふと見掛けてしまう。後を追っていくと、そこは築地市場。彼女は、仲卸名店「魚辰」の二代目である父親を手伝っていた・・という話。   最近のトレンドであるコミック映画化作品ですね。ビッグコミック連載の原作「築地魚河岸三代目」では、ストーリーはベタな人間ドラマを骨格にしながら 情報発信もする「美味しんぼ」などと同ジャンル。作画ははしもとみつおという人ですが、ウンチク情報も含めているので原作者は多数に亘っているようです。   映画の方はウンチクネタをほぼ封印して、築地市場の概観や雰囲気、下町人情的な人間ドラマに徹しています。 配役は主役の大沢たかおや田中麗奈含めてみんな良かったんじゃないですかね。こういう直球的な作品は、役者や演技を気に入るとまさにど真ん中にストライクが決まってしまうので、高校球児?のように清々しい気分になれましたw 築地や銀座周辺を庭のようにしている自分にとっては、ロケ地の解説もしたいところですね^^ 
[試写会(邦画)] 7点(2008-05-21 01:00:17)
59.  砂時計(2008) 《ネタバレ》 
 原作は芦原妃名子の同名コミックスから。一度TBSでドラマ化もしています。 離婚した母とともに実家の島根県に越してきた中学生の杏(あん)。馴染みのない田舎で、偶然出会った同い年の大悟や藤、その妹の椎香らと親しくなり、徐々に自分の居場所を見つけていく。そんな最中、母親が倒れ、そして自殺。父とともに東京へ帰ることになるが、大悟とは遠距離恋愛を続けていき・・という話。   青春純愛話なんですが、映画版は原作よりシンプルにウェットにした感じでしょうか。夏帆は「うた魂♪」とはうってかわって寡黙で壊れやすそうな少女を。相手の大悟役の池松壮亮クンは「夜のピクニック」「UDON」とかでチョイ役レベルだったけど、この作品では、ちょっと強引で不器用ながら純粋で可愛くも頼もしく、杏に一途なキャラを演じています。 杏や大悟の大人時代は、松下奈緒や「パッチギ2」の井坂俊哉。どちらも寡黙すぎて更にウェットw やっぱり中高生時代の夏帆と池松壮亮クンの演技が肝ですね。あんな甘酸っぱい青春いいなぁと遠い目になりますw でも話はやっぱり女性目線かな? 多分、杏みたいな女性いたら、男性は重いでしょうねぇ^^;  島根の風景がとてもキレイ。仁摩サンドミュージアムなんてゆーのがあるのも初めて知りました。一年を計れる砂時計ってスゴイですよね。年末には上下を回転させるイベントがあるみたいですが、劇中で語られる「過去が未来になる・・」というフレーズは、作詞に使えそうかもw  
[試写会(邦画)] 6点(2008-05-19 10:41:19)
60.  Sweet Rain 死神の精度 《ネタバレ》 
「陽気なギャングが地球を回す」「アヒルと鴨のコインロッカー」が既に映画化されている、伊坂幸太郎の同名作品から。。  音楽好きで、青空を見たことがない雨男な死神が主人公。死ぬべき人間を7日間観察し「実行」か「見送り」を判定する。 クレーム処理が仕事の薄幸な女性、親分を殺され復讐を狙うヤクザ、海を臨む場所で床屋を営む孤独な老女のエピソードを順に紡いでいく。3つのエピソードは実はある点でつながっています。 そして爽やかなラスト。これはファンタジーなんですね。でもまぁ死神は大したことはしていません。いたって人間的でオトボケキャラです。金城くんハマリ役かもw 「デスノート」のレム的な? いや「ジョーブラックによろしく」のジョー・ブラック的かな? 死神を扱う作品はいろいろあるけど、怖い存在である死神に情を持たせるってゆー設定は結構オイシイ素材なんでしょうね^^  あさうさう、小西真奈美が役の“藤木一恵”の名で劇中歌を歌っていますw 
[試写会(邦画)] 7点(2008-05-19 10:39:02)
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