41. 鍵(1959)
雰囲気がある映画だが、やはり古さを感じる。展開もスローだし、自分はこういう作品は好きではないのだろうと感じた。 主人の性欲に対する静かな(?)情熱は上手く表現されているし、登場人物のそれぞれの個性も分かりやすい。それでもちょっとまどろっこしい。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-11-22 18:59:32) |
42. 青春群像
この後の「青春群像」モノの先駆け、それがこの映画の最大の価値だろうか。 作品単体としての面白さを評価するのは難しい。素直に観るとあまり興味を持てない。おそらくこういったものの情報に触れすぎているからかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-01 19:21:25) |
43. 白鯨
原作は(多分)読んでなかったけど、映画自体も説明調のセリフが多くて回りくどい感があった。 最後のシーンはなかなかの迫力だけど、全体的にはどうも自分には合わなかった。 [地上波(吹替)] 4点(2015-08-31 00:02:08) |
44. エデンの東(1955)
ジェームス・ディーンの雰囲気がどうも好きではなかったが、結局食わず嫌いだったと感じた映画。 「愛」が無ければ人間は駄目になってしまう、という主題も分かりやすい。最後のシーンに近づくところはなかなか見応えありだが、全体的に大人しい感じがする作品でもある。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-08-01 13:45:27) |
45. ベン・ハー(1959)
これだけの名作だが、今回初見。 展開も早く、ダイナミック感や迫力もあり、感動とまではいかないものの飽きること無く最後まで到達する。意外だったのは、「キリスト教」の要素が凄く強く出ていたこと。実はこの作品はそういう意図で作られたものなのだろうか。 エンターテイメント性がなかなかのものなので気にならないが、宗教色が強いのは予想外だった。でもさすがの映画。 [地上波(吹替)] 7点(2015-06-20 13:34:37) |
46. ダイヤルMを廻せ!
推理モノとしてかなり凝っていて興味深い。 ただし、全体的に単調な雰囲気が漂っていて緊迫感は感じ無い。ヒッチコックの中ではほどほどのものと感じるが評価は高いのだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-10 23:53:09) |
47. 山椒大夫
有名な作品だが、その「有名」さを意識していなければ最初の10分で観るのやめていたと思う。 物語は、人買いから山椒大夫に売られてからとてもわかり易くなる。そして全編悲劇だが、生々しさは多少隠されていて、あらすじを辿っていくような雰囲気も強い。 雨月物語も同じだが、こういった作品はこの時代で無いと難しいのかもしれない。現代ではどうしても表現できないものがあるような、そんな気がする。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-09 18:58:07) |
48. 雨月物語
《ネタバレ》 家族との幸せが何よりも大事、というテーマに沿った映画だが、幻想的な面もあってなかなか見せるものになっている。 でも、古い映像が分かりにくさを助長しているので序盤は物語に入りにくい。 こういった分かりやすいストーリーは旧い映画の方が合う、とも言えるけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-01 23:13:11) |
49. お熱いのがお好き
マリリン・モンローって魅力的、ということはよく分かった。 映画自体もドタバタコメディで面白いと思う。特に、最後の展開の本当に最後のセリフは予想はしていたが凄くいい(笑える)。 単純な娯楽作品だけど、それなりか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-11 12:22:58) |
50. 雨に唄えば
ミュージカルって思ったよりも楽しい。この映画を見てそう思った。 これまで観てきた映画はどうにも違和感が先にあったが、この作品は自然に感じられる。ストーリーも分かりやすいし、とても好感が持てる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-04 16:45:38) |
51. ゴジラ(1954)
なるほど、怪獣映画の元祖と言える。 これが戦後10年で上映されていたのだから今考えれば驚きだが、当時はどうたったのだろう。 思ったよりもメッセージ性もあり、観られる映画。それでもまあそれなりか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-07-11 21:43:01) |
52. 道(1954)
《ネタバレ》 名作、という先入観が無かったら途中で観るのやめていたかもしれない。 でも、後半からずっと胸がしめつけられる感覚が続く。しかも柔らかく苦しい、この感覚は映画を観ていて初めてかもしれない。 人の生きる「道」とはなんだろう、と思う。明らかに良い道がありそちらを歩けるのに、あえて理不尽な選択を「運命的」にしてしまう。 修道院の別れで彼女は自分の「道」に平凡な幸せを求められないことを本能的に分かっている。 ここまで悲しい作品だからいろいろと考えるのだろうか。そして、それもまた悲しい。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-06-08 01:14:35)(良:1票) |
53. 愛情物語(1956)
《ネタバレ》 なかなか感動的な映画。実在の人物の物語というのも興味深い。 日本タイトルが変な感じだが、音楽中心の映画というよりは妻への愛がメインだからこうなったのかもしれない。 大きな悲劇が二度あるが、登場人物が極端に堕ちることもなく、悲劇であっても安心して観られる雰囲気がある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-07 16:33:30) |
54. 汚れなき悪戯
《ネタバレ》 前半はちょっと退屈。ただし後半、特に階段を登った後からは引き込まれる。 信者でない場合でも最後にはそれなりに感動出来る作品になっていると思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-03 22:49:04) |