41. ローマの休日
満点でいいと思う。ストーリーおよびヒロインは、王道で完璧。あのオードリー王女に魅せられない人はいないでしょ。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-25 20:51:48) |
42. 七人の侍
日本映画およびアクション映画の傑作。長い映画だが、面白さに飽きることはない。椅子に座ったお尻の痛さも感じない。前半部は、人が集まって来る映画。そして、後半部はワクワクの大活劇。SFXが全盛の現代の映画より面白い。特に雨中の襲撃シーン。また、三船の映画。迫力、おかしさ。すごい。4k版前は、三船のセリフが聞き取れなかったが、それでも傑作。映像の力。(4k版では、左卜全以外は、明確に聞き取れます。)唯一、木村と津島のお花畑のラブシーンが欠点。 [映画館(邦画)] 10点(2018-12-25 20:42:53) |
43. ゴッドファーザー
重厚な演出・演技。重厚な映像。見ている間は、家族史=歴史に身を委ねる贅沢差。息子の変化。ゴッドファザー。まぎれもない傑作。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-25 20:04:04) |
44. アウトサイダー(1983)
《ネタバレ》 この作品大好き。映像もきれいだし、スティービーワンダーの歌も最高。封切り時に見たのだが、同じ年代だったせいもあると思う。青春映画の傑作。そして、あのセリフ「夕陽が綺麗なのでない。夕陽が綺麗と思う心が綺麗」が全て。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-25 19:57:20) |
45. 浮雲(1955)
傑作。恋愛映画、それも腐れ縁映画。引き込まれてしまう。ただ、現実世界では、こんな奴らとは付き合いたくない。でも、映画は映画。何度見ても、見終わった後、ため息。そして、初めの方の白いブラウスの秀子さんに、今回こそ幸せになって欲しいと願ってしまう。森雅之のグダグダ感。惚れてしまうのだろうなあ。二人は、戦時中の幸福感があるもの。勝っている時の戦時中は楽しいということも表現している稀有な映画でもある。良し悪し、正義・不正義と分別している世界とは違う、ある意味グダグダ映画。岡田さんも色っぽい。必見。 [映画館(邦画)] 10点(2018-12-22 23:42:40) |
46. 悲情城市
悠々たる時間の流れの中に委ねられる満悦できる歴史映画(他に、1900年やゴッドファーザーサーガなど)。映像がしっかりしているので、満腹感。ゴッドファーザーを東京物語で撮ったと呼ばれる作品。台湾の歴史及び80年代の台湾ニューウェイブを知れる映画。懐かしい感じ(台湾映画には良くある)ではあるが、単なるノスタルジー映画でない。必見。個人的には、この後、エドワード・ヤンの素晴らしい映画を知る。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-22 21:30:17) |
47. 8 1/2
《ネタバレ》 大傑作。理詰めで映画を解釈する人には、不向きな映画。夢と現実。妻と愛人。そして。子供時代と巨乳。そんな映画。でも、楽しい。人生肯定の映画であり、勝手な映画(設定からして、次作に悩む映画監督の実像をモチーフに・・・)。真面目に考えたら、馬鹿に見える映画。そして、ラストの大観覧車の周りを踊るキャスト。何の意味があるのか。ないに決まっているではないか。・・・飽きずに最後まで魅せる映画。傑作。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-21 15:10:17) |
48. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 傑作。夢と現実が交差する映像空間へ導いてくれる。この作品には、解釈は不要なのではないか。見た通りの内容を受け入れれば。ナオミ・ワッツ(美乳!)最高。最後は、夢落ちの感じもするが、それもまた良し。一言で言えば、ダークな(落語の)芝浜。 [映画館(字幕)] 10点(2018-12-21 14:56:38) |
49. パプリカ(2006)
《ネタバレ》 原作も面白いが、アニメの方も素晴らしい。夢と現実。悪夢の中の逃走劇。見ている間はワクワクした。早世が惜しまれる。ノーランの作品みたい。 [映画館(邦画)] 9点(2019-05-20 11:44:20) |
50. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 イーストウッドの傑作群のひとつ。そして、最後の西部劇。綺麗な夕陽が記憶される。ジーンハックマン良し。 [映画館(字幕)] 9点(2019-02-03 19:17:30) |
51. 「女の小箱」より 夫が見た
《ネタバレ》 見終わって、凄いと思えたモダンホラー。早すぎた佳作。最初は、田宮のスタイリッシュな悪さに引き込まれたが、後半、岸田・若尾の魅力に参った。若尾の途中から、だんだんと豹変する怖さ。そして、ラストの岸田のスプラッター演技。凄い。 [映画館(邦画)] 9点(2019-02-01 15:46:10) |
52. 裸のキッス
《ネタバレ》 何と言っても、冒頭のシークエンスの破壊力。娼婦がいきなり、暴力装置になって、それもスキンヘッドで、すごい。ここだけで、心を掴まれる。そして、テーマの近代性。傑作。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-30 22:56:36) |
53. 現金に体を張れ
《ネタバレ》 もしかしたら、キューブリック作品の中で、一番才気走っていて面白い作品かも知れない。時系列を無茶苦茶にして、ラストまで緊張感を高める。素晴らしい。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-30 22:44:24) |
54. 雨に唄えば
《ネタバレ》 アメリカのミュージカル=MGMミュージカルで一番好き。ストーリーはどうでもいい。ジーンケリーの雨の中のダンスシーン。最高。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-29 23:01:17) |
55. イースター・パレード
《ネタバレ》 アステアの復活作。そして、ガーランド。彼女の歌は不調だが、アステアは粋。そして、彼のダンスナンバー。ドラムクレイジー。プラス2点。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-29 22:53:55) |
56. ある殺し屋
《ネタバレ》 これは良い。雷蔵のニヒルな味が、現代劇でも炸裂。そして、野川由美子。可愛いくて、おきゃんで良い。でも、一番の収穫は、成田の喜劇的演技。抜群。後の松田優作の探偵物語の演技の萌芽。 [映画館(邦画)] 9点(2019-01-28 23:00:33) |
57. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
《ネタバレ》 セミドキュメンタリー風の映画。曲はもちろん、ロックンロール時代のビートルズ。良い。才気ばしった演出。そして、ヘリコプター。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-28 22:36:44) |
58. ファントム・スレッド
《ネタバレ》 傑作。美術良し。演技良し。ヴィスコンティが、谷崎文学の映像化をしたような映画。ただ、変態度は低い。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-26 22:01:11) |
59. クリード 炎の宿敵
《ネタバレ》 前半部まで、傑作の前作と違い凡作と思えた。が、2戦目のボクシングシーンから心を掴まれた。男の挫折と再生。今の自分には 厳しすぎる。試合途中のあの場面でのロッキーのテーマ。号泣。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-25 21:27:41) |
60. ノスタルジア
《ネタバレ》 壮大な映画叙事詩。ラストの山・雨・火事・雪の幻想的なシーンは驚愕。それと対比するかのような人間が蝋燭の火を運ぶ長回しのワンシーンも圧巻。映像だけで満腹感の映画。 [映画館(字幕)] 9点(2019-01-24 15:06:08) |