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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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681.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 
まず、「ミッドナイトエクスプレス」この一度聞いたら忘れられないようなタイトルが秀逸ではないでしょうか。  最初から最後までとても集中できました。もう眼が離せません(鼻息)!! もう、画面に釘付けでした。    なんかよく分んないけどさぁ、刑期が釈放直前になって延びちゃうなんてホント許せないよ!    でも映画の獄中生活って、見ていてなんだか面白いです。 隔離された中での人間模様とかそういうのが見れて面白いです。 全く関係ないですが、冒頭の麻薬をアルミで丁寧に梱包する場面が何故か印象に残っています(たぶん僕だけですね、、、)。  獄中生活を描いた作品は独特の雰囲気があって好きです。  最初からフザケている主人公はウザくて嫌いなのですが、 いやぁ~、よく頑張りましたよ!  父親が息子を案じている姿に好感が持てたのをなんとなく覚えています。 それにしても息子はアホですが、まぁ自業自得なんですが。   主人公には友もいますが、、、でもそれにしても本当に人間って信用できないと思いました。    主人公途中でキレるじゃないですか? 彼の本気のキレっぷり、暴れっぷりは見事でした! 水盤を打っ壊し、相手に殴りかかり、そして怯える相手、そしてその○○を、、、!  その場面はとても見応えがあって気持ちイイ!!たぶん一番アドレナリンが放出されたかも。。。  後半は本当に病んでました。観ていて怖かったです。とても観られません。 本当に人間の極限状態を描き出しています。   あのデブのブタさんホント最低ね!ザマぁみろ!    そして最後の最後は、、、良かったですねぇ。  
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-15 03:22:46)
682.  ネバーエンディング・ストーリー 《ネタバレ》 
とても素晴らしい作品。  この作品には「夢」があります(え、ウソっぽい?いいじゃないですか)。  子供の頃見た時には永遠の広さを感じました。世界が広すぎて怖かったんです。  誰もいない校舎の雰囲気がとても怖かったです。 みんな算数のテストみたいなのをしていて、自分だけ違う状況にいるのがとても孤独に感じました。 そして、学校の倉庫がこれまた暗くて怪しくて、怖い反面とてもワクワクした記憶があります。  とにかく、あの学校の雰囲気がなんか変だったと思います。   ファンタージェンの妖精や怪物のユニークなデザインもシュールで奇妙な感じが強く印象に残りました。 ファルコンの顔は幼い僕には印象的過ぎました。 旅の途中で「大いなる謎の門(?)」があり、そこにある二つの対になるスフィンクスがとても巨大感があって、 これまた幼少の僕にはとても怖かったのを覚えています。 旅の途中でアトレイユがお弁当を食べようとした時に、 本を読んでいる少年バスチアンが「グッドアイディアだ!僕もお腹ペコペコだ」みたいなことを言いながら、 パンを食べるところが面白くて大好きです。 いつも「なんでやネン!」と、心の中で微笑みながら突っ込みを入れてしまいます。 (そして僕もいつか画面の前で『僕もお腹ペコペコだ!』と言いながらパンを食べてみたいです、、、 そうするとネバーエンディングになりそうじゃないですか?)  アトレイユは、男の僕から見ても「絶世の美少年!」って感じで、なんかウットリしちゃいます。  彼はボロ布を纏っていて、胸がはだけているのってエロティックじゃないでしょうか?  彼はファンタジーの少年主人公の鏡です。 象牙の塔にいるお姫様はとても神秘的な美しさです。天使とか妖精とかそんな次元の美しさです。 まさにこれまたファンタジーのお姫様の鏡です。  昔の「SF」「ファンタジー」「ホラー」って、とても神秘的ですよね。 CGでは絶対に出せない感じがあるんです。CGで全てやってしまうと、簡単で嘘っぽくなってしまうと思います。 薄っぺらく狭くなるのです。 CGファンタジーなんてファ×クです。  この作品にはファンタジーの要素が沢山詰まっているように思います。  僕はこの作品をファンタジー映画の金字塔だと思っています。 
[DVD(字幕)] 9点(2008-12-15 03:20:39)(良:1票)
683.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 
オリジナルと比べてしまうと面白くないかもしれません。  結局リメイクなんてものは、 その監督が「オリジナルを超えてやる」「自分が作ればもっと面白いものが出来る」みたいな「欲」みたいなものが渦巻いているんです。 原作に対する敬意なんてものはありません。  臨場感もありません。人物描写も表面的です。 背景とかが雰囲気づくり、臨場感づくりに重要なのに、人物をアップに映し過ぎていています。(かといって背景もCGの割合が多過ぎるような、、、) 役者は全身で表現しているというのに、顔しか映していないんです。 美人のボインボインを映しとけば観客が喜ぶと思ってるんですね。 そこには映像美なんてものはありません。 臨場感が無いので状況も伝わってきにくいです。ゴチャゴチャし過ぎてるんです。  オリジナルの面白かった部分を、CGを使って大袈裟に表現して「原作よりもスゲーだろ」「迫力あるでしょ」という、、、オリジナルを踏み台にしている感じです。  「リアリティが無い」というより「人間味の無い」といった感じでしょうか?  10年もたてば全く価値の無い作品でしょう。 アメリカンティーンエイジャー向け。どこにでもあるような感じです。 「何も考えないで観る分には面白い、、、」それは良いですが、そんな作品を観るほど僕たちは暇じゃないのです。  大波が来たとき、怪物の雄叫びみたいのがしたのが面白かったです。 ポセイドンというのは海の神様みたいな存在だったと思いますが、 自然災害と神様とを結びつけることで神秘性みたいなものが感じられて良かったです。 ネーミングが素晴らしいです。(まぁ、オリジナルが素晴らしいのですが)  リメイクにも、その監督の雰囲気というかオリジナリティが必要だと思いますが、 それが「一人ヨガリ」で終わってはいけないと思います。 僕の大好きな「海」が舞台なのに勿体無い。映画館向けの作品です。 、、、、!と否定しまくりましたが、、、監督は僕の超大大大好きな「ネバーエンディングストーリー」のペーターゼン監督作品ではありませんか!大変残念であります。 (廃盤「ポゼッション」の中古DVDが無いかと必死で探していると、いつもこの「ポセイドン」がひっかかる、、、)  
[地上波(吹替)] 5点(2008-10-06 00:10:13)(良:1票)
684.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
久しぶりに観た。 場面場面では絵的にとても美しかったです。 今回もヒサイシジョウ作曲だと思われますが、今回は音楽がとてもお洒落です。 個性豊かなキャラクターはとても観ていて楽しいですですよ。 面白いと思ったのは、それぞれのキャラクターには別の顔があるということ。 火のカルシュファーはとても声とキャラがマッチしていて良い存在感でした。 カブ君は「ただそこにいるだけ」という感じがして哀愁が漂って良い感じです。 少年くんもショタ的に可愛かったです。 ハウルはとてもカッコ良かったです(いやいや、カッコ良過ぎでしょう!)。 でも、ヘコみ過ぎでしょう!見事なヘコみっぷりには笑いましたね。 最初はキムタクは嫌いではありませんが世俗的で、それを宮崎作品に持ち込んで欲しくは無かったのです。でもキムタクって人は本当に何でも器用にこなしますねぇ、、、思ったほど悪くはありません。 宮崎駿は少女ばかりでなく少年像もとても魅力的だと僕は思います。 今作の少女ソフィーは、ちょっとおばちゃん声で野暮ったくて微妙な感じです。 「少女」というよりは「お嬢さん」て感じですかね。 でも宮崎監督は「おばぁちゃん」をとても魅力的に描くので、今作品では少女とおばぁちゃんが重なり合ったのは面白かったかもしれません。 「変なのに好かれちゃったわねぇ」「みんなソフィーについて来ちゃったよ」 ってところが「千と千尋の神隠し」っぽいなと感じました。  ただ、後半からかなりダレます。 僕はゴチャゴチャしていて長い作品が好きではないのです。 「この馬鹿げた戦争を終わらせましょう」みたいな台詞も何故だか気に入らない。 画的に面白いのだから、日常風景とかを面白おかしく作品にすればよかったのに。 、、、宮崎駿監督は「この作品が最後になる」みたいな事をいちいち言わなくてもいいと思います。 「この作品がダメなら、今までやってきた事の全てがダメだったと思う」 そんなことは決してありません! 「ナウシカ」「ラピュタ」「魔女の宅急便」は永久に「宮崎駿作品!」として語り継がれるでしょう。 宮崎駿は何かに怯えていて、今は「守り」の状態に入ってしまっているのかもしれません。 だから「考え過ぎ」っていうのが近頃の作品にも反映されちゃっているような気がします。 でも、まだ「最後」ではないと僕は思っているんです。 
[地上波(邦画)] 6点(2008-10-05 23:59:13)
685.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
これは昔に観て、不気味な感じが怖くてとても気に入った記憶があって、でも今回観たら思ったよりもイマイチでした。 「本当にありそう」って言うのが怖いだけど、もう初めからウソだって分ってますから、 インタヴューとかクソ退屈で、、、 周辺の人々が魔女について怯えているような不吉な感じもあまり伝わってこなかったように思います。 でも、本当っぽく見せようという努力は評価いたします。 自分は呪術とか好きなんで、木の人型の文様とか「カッコイイ~」とか思いましたが、 木の束が置いてあっても「ただの木の束やん、そんなん怖くないわぁ!」っていう人は沢山いると思います。 「それがどうしたの?」っていう風な。 ほんとに雰囲気だけのこの作品は「それがどうしたの?」なんて言われたら何の価値も無いです。 でも僕は背後に呪術的な何かがある、森の奥に大きな暗黒が潜んでいる、というそんな雰囲気が好きです。 最初のビデオ映像でお菓子とかを買い込んでいる日常風景から、彼らのごく普通の若者の感じが良く表れています。 そしてそのごく普通の若者が邪悪な存在に挑もうとする感じも好きです。 この作品はDVDのジャケがとても不気味な感じで良いですね。 その場面、女性が家族とか友人に謝罪している場面は良くできていたと思います。 ただならぬ雰囲気が緊張感ありました。 最後の手形とか、、、怖!! 「ファ×ク!」とか叫んでいた男の人は、嘘なのによくあそこまで狂えるなぁ、、、 やっぱり森とか行くと憑依するんですかねぇ。。。 雰囲気は好きですが、でもイマイチ。 「見たら最後、あなたはもう二度と森へは入れない」 、、、イヤ~、そんなことないっスよ。 でも、僕は森に囲まれた地区に住んでいるのですが、夜の森はヤバいっす、ホント。  
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-05 23:42:00)
686.  グーニーズ 《ネタバレ》 
今回、この作品を始めてみました、、、と思ったら実は幼い頃に観ていたようです。 というのも、はじめは全然記憶に無かったんです。 でも、大理石の像の置物のチ●ポが取れたあたりから徐々に思い出しました。 地下にいた畸形っぽい大男とか、子供のころに観て凄く怖かったのを思い出しました。 地下で鎖につながれているし、凄く大きな体で、そして怪力で、ウォ~!って低い叫び声とか、とても怖かったです。 骸骨のオルガンもとても強く印象に残っていました。 、、、、お兄ちゃんが三輪車で一生懸命漕いでいるところで爆笑してしまいました! 後ろから仲間達が来て、車に引っ張られて、、、あれ素敵ですね。  チームワークがとても素晴らしかったです。 テンポは驚くほど良いかと思います。  皆さんメガネをかけたお嬢さんがブスだと思っているでしょう? いやいや~、、、僕にとって、彼女はツボでした!  海賊船っていうのはなんだか夢がありますよね。 海賊の財宝とか、なんかこう、ワクワクするものがあります。 その海賊船が洞窟の中にあるというので、そのワクワク感が一層増します。  皆さん、最後に海賊船が海面に出てきたときに感動しませんでしたか? 僕なんて泣きそうでした! 僕の心に何か熱いものが湧き上がってきました! もうとっくの昔に腐ってしまった冒険心のようなものでしょうか? 少年の頃に抱く夢というか、冒険のイメージみたいなものは、多くの場合は大人になると失ってしまいます。 しかし、そういう少年の心をこうして形にしてしまったという点で、スピルバーグはとても素晴らしいと思いました。 もしかしたら、スピルバーグはまだ少年の心を持っているのかもしれません。  (よくみたら、監督スピルバーグじゃねぇし、、、)
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-17 02:46:23)
687.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
面白かった~。でもちょっと疲れました。 ごく日常的なところに危険って潜んでいるんだなぁと思いました。 泥酔運転をしたときの描写がとても緊張感があって面白かったです。 泥酔演技も良かったと思います。 主人公と母親の関係が面白かった。 女優さん本当に美人ですね! 街の、都会の(古いんだけど近代的な)雰囲気は好きです。列車も物語を盛り上げます。 僕がこの作品で一番好きな場面はオークションの場面です。笑っちゃった。 モニュメントの場面もなかなか迫力があってよかったです。 この作品はとても「大冒険!」って感じです。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-17 02:39:12)
688.  お熱いのがお好き 《ネタバレ》 
「マリリンモンローってそんなに凄いの?」そんな僕でした。 それが恥ずかしながら本作でマリリンモンローを始めて観ました。 ノックアウトです。 いやぁ、やられちゃいました。 ここまで美しいとは思ってもみませんでした!  それで作品なのですが、素晴らしいです。 「お熱いのがお好き」名前だけは知っていましたが、ここまで面白いとは思いませんでした。 どんどん物語に惹き込まれて行きました。 ジョーとジェリーのコンビもとても良いです。 なんだか微笑ましいです。 女装して女性たちに紛れ込むなんてとても夢のような(無理な)話です。 それを見事に作品で描かれているので、観ていてとても夢のような気分になりました。 まさに天国と言っても良いでしょう。 特に汽車での宴会パーティーとか、天国のようでした。 女性たちのとても楽しそうで賑やかな感じが良かったです。  僕はまだ20代で「昔の映画って良かった」なんて言うと、「オヤジ臭い」とか「懐古中だ」とか「生意気だ」「知ったかぶるなよ」なんてよくみんなから言われますけど、でもこの作品を例に出せば「ああ、なるほど、昔の映画って良いね」と分かってくれるような気がします。  人それぞれだと思いますが、僕が(生意気にも)「昔の映画が良い」というのは、ロマンがあって、人間味があって、喜びがあって、、、そんな感じを受けるからです。  この作品ですが、なんだかとても人間味のある素晴らしい作品です。 観た後、喜びに包まれました。  とても楽しかったです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-08-26 01:05:25)(良:1票)
689.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 
コレってテレビでやるたびに観ちゃうんですよ。 まだ飽きませんねぇ。 僕は自然災害のパニック映画が好きなので、本作はとても楽しめました。 僕の印象では「ボルケーノ」と対をなす作品だと思います(あくまで僕個人の印象です)。 ニュースキャスターの女性が、大統領から「立場」の話をされた時にはとても迫力があった。  ニュースキャスターの母親がとても可哀想で、涙を流しながら化粧をしている場面はとても悲しかったです。 大事にしていたアンティークの家具を手放し、「清々しちゃったわ、家の中なんて空っぽよ」とワザと明るく見せようとする彼女の思いは、どんなものだったのでしょうか? なんだか悲しいです。 この作品では「家族の絆」が印象的でした。 いろんな家族関係があって、バラバラになっちゃったり、モニター越しに赤ちゃんと接したり、そういう色々な家族の関係があって面白かったです。 抽選から洩れた人々が移送バスを眺めている場面も、その時に掲げられた赤ちゃんも強く印象に残っています。  宇宙船メサイア号(?)から眺めた巨大彗星はとても神秘的なものがありました。 メサイア号はある結末を迎えるのですが、 「御一緒できて光栄でした」「最高のミッションだった」 気高く死んでゆく船員の姿はとても美しく見えました。  空から降ってくる巨大彗星はとても迫力がありました。 最後は津波を前に、ニュースキャスターの女性と父親が抱き合っている場面があるのですが、その場面が僕の中ではとても美しいものとして印象に残っています。 最後に記者の発した「父さん、、、」という言葉にも、考えさせられました。  この作品は、自然災害ものの中ではなかなかの良作だと思います。 
[地上波(吹替)] 6点(2008-08-26 00:34:58)
690.  エル・スール 《ネタバレ》 
個人的に主演の少女は、(ミツバチのに比べて)アナトレントには及ばないとは思いました。 しかし良い映画だと思った。  父親は何か神秘的なパワーを持っていたのでしょうか。気になります。  ホテルのカフェでポツリと一人寂しく座っている父親がとても小さくてみえて印象に残りました。 映画の中で寂しい人を見ると悲しくなっちゃいますねぇ。。。 父親の孤独感がとても伝わって来たように思います。  全体の雰囲気が良かったと思います。 映画館の雰囲気とか、凄く良かったです。   「エルニド」とか「エルスール」とか、「ミツバチのささやき(原題に『エル』がついていたと記憶している)とか、、、(まったく別物では『エルトポ』とか『エルシド』)とか、、、 「エル」シリーズ(?)。この「エル」はどういう意味なのか、ちょっとだけ気になります。  また今度観よっと!
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-29 02:28:01)
691.  赤死病の仮面(1964) 《ネタバレ》 
全体に漂う悪魔的な雰囲気が好き。 こういう時代背景は惹かれる(ベルセルクみたい)。 曇り空で真っ暗だったり病気が蔓延したりとても重い感じがします。 人々の不安が色濃く表れているようでとても好きだ。 お城の中はまるで快楽の沙汰でした。 小道具などもこだわっていて、とても怪しげな雰囲気が出ていた。 ヒロインが美しいのもこの作品の雰囲気を高めていた。 ビンセントプライスがカッコいいなぁ。 お城の中に、一色に統一された小部屋があって(たとえば真っ黄色の小部屋とか)、それがなんか気違いじみたものを感じた。 奇妙な形の窓から真っ赤な灯りが差し込むのがとても印象的で、この作品は「真っ赤」が印象に残ります。 最後の死の舞踏の毒々しさも良かった、気に入っちゃった。 赤いローブの男の異様さ、低い声で淡々と話す感じがとても素晴らしいと思う。 終わり方も退廃的な感じで良かった。崇高な余韻を残します。 ポオの原作が読んでみたい! 最後のタロットカードの場面は迫力があって凄かった。 DVDジャケットも凄いし、これはジャケ買いですよ! (「シアターオブトラジェディ」というバンドが好きな方はこの映画は必見ですよ! あるアルバムを聴いた人は、この作品を観て頂ければハッとするでしょう)  コーマン映画、初めてにして気に入ってしまいましたよ! カルトということで高得点です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-18 01:35:31)
692.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
これはなかなか楽しめました! テレビでやる度に観ちゃうんですけど、まだ飽きませんね~。 僕は自然災害や異常気象のパニック映画が大好きなので、それで本作はとても楽しめました。 オープニングでは日常生活が映し出されていて、その平和な日常が徐々に崩壊してゆくというのでとても効果的でした。 その日常で流れるニュースや占いなどがとてもかったるくて乾いていて、ちょっと印象に残りました。 運転手を救出した「スタン」の行動は素晴らしく、とても感動いたしました。 喧嘩していたポリスが「消防車をまわせ!」というのにもちょっと感動しました。 迫ってくるマグマにもとても迫力があったように思います。 消防車のハシゴの場面はもうドキドキしましたよ! こういう作品は、災害の危機が過ぎ去った後の清清しさが魅力の一つかと思います。 CGに頼り過ぎていないのにも好感が持てました。 トミーリー良いッスね!
[ビデオ(吹替)] 6点(2008-07-06 23:16:02)
693.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
ダディッツ最高!彼はとても良いキャラクターだった。 スティーブンキングらしさはなかなか出ているものの、何を言いたいのかがサッパリなのもまた事実。 どれも中途半端ですね。 少年たちの場面とか、面白くて、こういう雰囲気はやっぱキングだわ。 シャイニングのジャックニコルソンみたいな笑みも出てきたし。 冬山の神秘的な雰囲気は出ていました。 雪山の中を、沢山の動物が移動する場面なんてとても神秘的な感じがして良かったです。 SFみたいのはちょっといらないかもしれませんね。いる?  シャイニングとか、エイリアンとか、SFとか、スタンドバイミーとか、いろいろゴチャ混ぜにするのは良いと思うんです。 どうせ混ぜるならもっとゴッチャゴチャに意味わかんなくして欲しかった。  しかしこの作品にはズバ抜けたものが無いように思います。 最初の方は惹かれたのになぁ。 感染者の収容所とか、あまり凄惨な感じがしませんし。 狂気も足らないような気もいたします。 それにしてもキングはこの作品が、自分の小説の映画化作品の中では一番気に入っているのだとか?(違ってたらすみません) キングの映画センスはよく分かりませぬ。 B級ホラー映画が好きなのか?、、、 原作はきっと面白いのでしょう。 それにしてもホントに冬山って良いなぁ。  、、、DVDのタイトル場面がなかなかカッコイイ。   
[DVD(字幕)] 5点(2008-07-05 02:00:39)
694.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
たまたまこのレビューを読んでですねぇ、「パンケーキ少年!?よっしゃ、絶対に観たる!」、と。  「キャビンフェーバー」ってタイトルもなんだか良いですね、「トビーフーパー」みたいで、、。  B級ホラーはあまり観ないのですが、これはなかなか。 怖いとかよりも、生理的に不快な感じがしました。 病気が感染する系の映画は好きです(生理的に不快な感じが)。 いや~怖い部分もありましたよ。 小屋で倒れているガールフレンドを足でひっくり返す場面、あの醜い表情で生きているのですから、その心理といったら、とても怖かったです。  適度に意味の分かんない感じも良し。 始めはまだ狂気が足らんなと思ったのです。 しかし、豚が吊るされている屠畜所の場面はちょっと普通じゃなかった! 警官もちょっとブッ飛んでいて良かった。 そして、皆様の仰られた「パンケーキ少年」!少年の「パンケーキ!パンケーキ!」、そしてあの動きには鬼気迫るものを感じました。狂気です!ちょっとヤバいです。  ハシゴが腐っていて落ちちゃうのも、ホラー中級者の僕としてはとても上手かったんじゃないかと、、、  「そこで待ってろ、、、今○○を呼んでくるから」みたいな台詞が沢山あって、それがこの作品ではとても信用できなくて、、、それがなんか気になった。  ちょっと普通じゃない作品かな? 面白くは無いが、(、、、!?)ちょっと魅力を感じる。  もしかしたらもしかすると、オークションで安くでてたらDVD買っちゃうかも、、、 「パンケーキ少年」を買うんです。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-07-05 01:47:16)
695.  蟲師 《ネタバレ》 
ダメです。 こういう作品を観るとね、、、 この作品で何がやりたかったのかなぁ、と。 何を表現したかったの? 意図は? 儲けようとしたんでしょ?と思ってしまいます。 別にさぁ、、、漫画で「蟲師」っていう素晴らしい原作がもう既にあるんだから、 いちいちやんなくてもいいんじゃね? 日本的な幻想的な映像美もありますが、それは他の作品でも充分楽しめる程度のものです。 美しさに深さが無いのです。 それもごく表面的で、「監督ゲームのやり過ぎちゃうん?」て感じ。 作品って何かを伝えようとして、そこから生まれるものだと思います。 この作品からは何も伝わってきません。 「漫画が売れているから、映画も出してもっと儲けちゃおう!」 この精神が劣悪です。 儲け主義と欲によって生まれた最低のクソです。 作品としてクソです。
[DVD(邦画)] 1点(2008-07-05 01:38:40)
696.  県庁の星 《ネタバレ》 
期待していなかったら面白かった。 シバサキコウが可愛いなぁ。笑顔も素晴らしいし、顔だけで芸になっているからなぁ。 関係ありませんが一番印象に残った場面は、スーパーの駐車場で、車が一台だけしか停まってなかったのがちょっとリアルで迫力あった。 でも物事がポジティブな方向に動き出すのは、観ていてとても気持ちがいいもんです。 、、、あ~、僕もああいう場所で、町を見下ろしながらコーヒーを飲みたいものです。 
[地上波(邦画)] 6点(2008-07-05 01:11:38)
697.  猫の恩返し 《ネタバレ》 
終始「のほほん」といった感じ。淡くて良い感じです。 宮崎駿監督とは全然切り離して観た場合、なかなか楽しめます。 始めの頃は絵柄が宮崎駿とは違う感じなので、ちょっとヤダなぁと避けていました。 でも観始めると、主人公の女の子の魅力にどんどん惹かれてゆきました。 少女の性格がほのぼのとしていて、観ていてとても穏やかな気持ちになります。 ネコを追って裏路地や屋根の上を駆けてゆく場面は、とても面白かったです。 あとトラックに轢かれそうになったネコをスティック(?)で救う場面はとても盛り上がりました。  ただアッサリし過ぎでしょうか?展開とか、絵とか、動きとか、いろんな意味で、、、。 「時をかける少女(アニメ)」「耳をすませば」を前に観てしまったので、学園風景もそれほど素晴らしいとは感じられません。  前半は良いんです。ただ後半はちょっと酷かったです。ダレちゃいました。 「時をかける少女(アニメ)」を思い出して、やはり物語が最後に近づくにしたがって起こる爆発的な高揚感みたいなものが欠けているかもしれません。 スリリング無し、緊張感無しです。 高い塔も迷路も、もっと異様な感じがしても良かったかもしれません。 それでも、「ほのぼのとした淡い感じ」を作品で表現したかったのならば、これで成功しているのかもしれません。 でも宮崎駿と比較してしまうと、やはり「表現力」というところで差が開いてしまうかも。 カラスの動きとか、あまり伝わって来ない様な気もいたします。 でも、「何も考えずに観るアニメ」としては全く問題が無く、ぜんぜん低クオリティーではありません。 エンディングテーマで陽だまりの暖かさみたいなものを感じました。 淡くて、淡過ぎちゃって何も残らない感じです。 しかしこのパステル調の淡さが暖かく、魅力だったします。 僕にはストーリーとか場面よりも、この「淡さ」がとても印象に残っている作品です。 
[地上波(邦画)] 6点(2008-07-05 01:02:46)
698.  も~っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ 《ネタバレ》 
「おジャ魔女どれみ」が好きだからこの点数なの。 「おジャ魔女どれみ」はホント大好きなアニメなんです! その劇場版第二弾。 知っている人は楽しめると思います。 テレビ版にはない新しい技法に挑戦しているのも見所です。  少し「トトロ」っぽいところはありますが、、、  まあ、この作品で描きたかったのは、古い日本家屋の暖かさ、懐かしさなのだと思います。 そういう懐かしい田舎に行くと「怪談」や「妖怪」のような神秘的な体験があるのですが、 本作もやはりそうでした。 日本古来のドロドロした土臭い儀式にも遭遇します。 妖怪や怪談、幽霊(魔法もね!)等は子供たちだけの幻想世界で、なんか夢がありますよね。 まだ大自然の森に囲まれた田舎には、妖怪などが生き続けているのかもしれない、そう思いますよ。 音楽はやけに高揚感があって、なんかスゴかったです。 でもでも!料理の手伝いをするときにパティシエ服に着替えたりするのとかは、突っ込みどころ満天ですが。 エンディングの曲がとても良かった。 「子供たちの夏休み」って感じで(それも夏休みが終わっちゃう感じ)、 それをどれみちゃん達が歌いあげるのが「いつまでも忘れないよ」って感じで、ちょっと寂しい感じになります。  これはテレビアニメ版が好きなら最後は絶対泣くでしょう!  「おジャ魔女どれみ」を知らない方ならマイナス3点してください(単品で楽しめないのはこの劇場版の欠点でもあるわけですから)。 この劇場版を楽しむためには、前もってテレビ版の世界観とそれぞれのキャラクターの個性に親しんでおく必要があります。 それをしなければ全くこの劇場版の「ハイテンション」にはついていけないでしょう。  しかし、なぜ30分でやらなければならなかったのか、ちょっとテンポが速すぎちゃう。  詰め込みすぎかな?散らばりすぎちゃった?  いやいやしかし「おジャ魔女どれみ」が大好きな僕には全く問題ではないのです。 だから僕は超笑顔で観賞しました。 どれみちゃん達が画面の中でピャンピョン跳ねたり動き回ったりしているところを観ていると、可愛くてついつい笑顔になっちゃうんです。 それを口に手をおさえて。 ぼくは「おジャ魔女どれみ」フリークなんです!  「おジャ魔女どれみ」最高! 
[DVD(邦画)] 7点(2008-06-29 00:41:11)(良:1票)
699.  おジャ魔女どれみ♯
この「おジャ魔女どれみ」はTVアニメ版がとても面白くて大好きな作品。  劇場版ということでとても期待して観たのですが、、、いや~短いですね。。。 劇場版とありましたので2時間は楽しめるかと思ったのですが、、30分ですか。。。 いや!でも、とても面白かったですよ!  どれみちゃん達ってホントに良いグループだなぁ!それぞれの役割も素晴らしいです。 この「おジャ魔女どれみ」は、「愛」「優しさ」をテーマにした作品のうちの一つだと思います。  ファンシーなデザイン、パステル調の色使い、少女から見た子供の世界を見事に描いたアニメだと思います。  お菓子作りやアクセサリー作り、編み物、そういう少女の雰囲気がとても素晴らしいです。 「ドラえもん」が「少年の夢」ならば、「どれみ」は「少女の世界」といえるかもしれません(男の僕が言うので御幣があるかと思いますが)。  またTV版は、小学校や図書館や公園、幼稚園、市民会館などが細かく設定がされていて、あたかも美空町という町が実在するかのようにリアルです。 クラスメートも「その他大勢」ではなく、ちゃんと一人一人名前から性格、特技まで設定されています。  なので一見浅いように見えて、実はとても深いアニメだと僕は思います。 「魔法」も「敵を倒す」とかそういうのが目的ではありません。 このアニメの「魔法」は「優しさ」のようなものだと思われます。 どれみちゃん達はあまり自分のためには魔法を使わないのです。  「ステーキだ、、、」って、可愛過ぎます! 絵も厭らしくないし、とても可愛いアニメだと思います。  しかしこれはTVアニメを観たものとしての感想です。  ※ TVアニメ版を観たことのない人は、この点数から4点をマイナスしてください。  TVアニメ版はとても面白いので、皆様、時間がありましたら是非観てくださいね!  そしてハマったら、一話一話で感動し、涙することでしょう。(とくに後半のほうは、、、)  最終回の卒業式にどれみちゃんがとった意外な行動には、もう感動し過ぎて泣くしかありません! 本当に深い、やさしいものを描いたアニメだと僕は思います。 (どうぞ、劇場版の方を先に観ないでいただきたいのです)  
[DVD(邦画)] 7点(2008-06-29 00:25:37)(良:1票)
700.  マーダー・ライド・ショー 《ネタバレ》 
マリリンマンソン、スリップノットと並ぶへヴィーロックの帝王!愛すべきロブゾンビ様の監督作品ではありませんか! マリリンマンソンが現代ゴスロックの帝王ならば、ロブゾンビはB級ホラーロックの帝王ですかね(ねんて勝手に言ったりして、怒られちゃいますね)。 僕の大好きなバンドであります! 初期バンドが「ホワイトゾンビ」だったり、PVで「カリガリ博士」をやったり、本当にホラー大好き全開な彼です。  この作品はロブゾンビがいかにホラー映画を愛しているかが痛いほどに伝わってくる作品です(痛すぎるほどに!)。  ロブゾンビは「ホラーはこんなものだ」と分かりきってやっているのでしょう。 ごく「当たり前」のように。だからそれは観るこちら側にとってもごく「当たり前」な事なのです。 そのために、とても「表面的」な感じもします。 彼は自分の知っている事だけをやっているので、やっている事が意図的過ぎるのです。 空っぽの「ぬけがら」です。 だから緊張感もありません。 全然引き込まれないというのは、作品として致命傷です。 絵的には面白いですが、中身が描けていないような気がいたします。 その奥にある「狂気」が足らないで、「笑い」にもいっていない気もします。 その点では「悪魔のいけにえ2」「死霊のはらわた2」は傑作なのです。 ただ悪趣味は全開で、それを楽しめます。 しかし不思議と、何が出てきても驚かないのです。 「魚」の場面は少しビックリしたけど、でもちょっと普通な感じで、狂気が足らない感じ。 (あの場面はもっと普通じゃないだろ!?もっと異常なんだと思う。それが何故か鬼気迫る感じが伝わってこないのは僕だけかなぁ?) でも捕まった娘と「父親」との対面の場面はなかなかではないでしょうか。  最初は良かったんだけどなぁ、、、ガソリンスタンドのピエロにも狂気を感じたし。  「その人には、その人に合った表現方法があるのだなぁ」と思いました。 ロブゾンビの音楽にはノリノリでとても聴きやすいのに、ほのかに狂気も感じられ、またカラフルでハイテンションでちょっとサイケデリックな麻薬性のある感じの素晴らしい音楽だと思っています。  むしろロブゾンビには遊園地を作ってもらいたかった(子供は禁止だけれど)。  でも彼のホラー愛には尊敬するものがあります。 
[DVD(字幕)] 4点(2008-06-26 04:22:20)(良:1票)
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