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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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701.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 
面白かったです。 でもやっぱ「魔宮の伝説」を先に観ちゃったからなぁ。 やっぱ最高傑作といったら、どう考えても「魔宮の伝説」なんだよねぇ。 それを先に観ちゃったもんで、だから思った程でも無かったかも。 でも、上手く言えないけど、なんだかワクワクする感じがちゃんとあってよかったと思います。 毒の塗られた果実みたいなものがあるじゃないですか?チンパンジーが食べちゃうやつ。 あれが毒々しくて、とても強く印象に残っているんです。 この作品に限ってではありませんが、イイ感じの懐かしさが全体に漂っていて、その雰囲気がとても良いです。 冒険モノって良いですよね!やっぱ。  そう思わせてくれる作品です。 
[地上波(吹替)] 6点(2008-06-26 04:10:49)
702.  佐賀のがばいばあちゃん
狙いすぎているのかな? これならばテレビでやる再現VTRの方がぜんぜん感動しますよ。 
[DVD(邦画)] 4点(2008-05-17 02:56:49)
703.  ザ・フライ 《ネタバレ》 
これ昔観て、「これは『蝿男の恐怖』に比べて、ただ強烈なスプラッターだったなぁ」と勘違いしていたが、しかしなかなかの傑作でした。 クローネンバーグは僕個人としては人物描写がとても面白い監督のうちのひとつです。 主人公セスのギョロッとした目が凄かったなぁ、彼の目はとても迫力があって印象的です。 セスが一番かっこよかったのは、ハエと融合した直後のパワーが漲っているとき。 鍛え上げられた肉体からオーラが発せられ、野生のパワーを得たかのような、アドレナリンが溢れ出しているかのような彼が、鉄棒でグルングルンやっている場面がとてもカッコ良かったです。 ヒロインもなかなかの美人さん。  しかしグロい。 腕相撲の場面は稀にみる痛イタ映像でした。 そしてドーナッツを食べようとした時に口から出るドロッとしたものは強烈! 自分の身体の一部をちゃんととっておくのにも凄みがある。 ヒロインの夢の中で、彼女から生まれてくる「胎児」のウネウネした姿には、もうトラウマです! ここ要注意よ! 生理的にノックアウトなシーンが満載!  そしてセスの最後の変わり果てた姿には、とても深い悲しみが感じられました。 セスがとても惨めに見えて、「何故にこのような姿にまでなってしまったのか」を考えるととても悲しいのです。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:18:15)
704.  ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 
なんか、素晴らしいですね。 雄大な大自然の美しさに圧倒されました。 広々とした大地の雄大な感じが良いです。 どこまでも広がる大空もなんだか偉大な感じがして、とても美しいです。 「ダンバー」が「狼と踊る男」へと変貌してゆく過程がとても面白かった。 「風になびく髪」がカッコイイなぁ。 名前が面白いよね。 「狼と踊る男」なんて、なんだか絵になりそう。 インディアンの神聖な雰囲気が素晴らしかった。 自然とともに生きているから、あんなにも神秘的なんですかね。 衣装とか、テントとか、みんなで火を囲んでいる感じとか、 とても良かったです。  バッファローの残骸の場面は酷いけれども、とても印象に残る場面だった。 ただ、長え。。。
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:12:24)
705.  八仙飯店之人肉饅頭 《ネタバレ》 
アイヤ~、ついに観ちゃったー!人肉饅頭。 いやー凄まじかったっス。素晴らしい。まったく観れたもんじゃぁありません! 人には勧められませんねぇ、、、(とかいって友達には勧めたけど)。 やりたいことが全く分からんB級(Z級)作品ではなく、作り手のやりたかった事がちゃんと作品から伝わってくるZ級作品です。 語弊があるかもしれないが、ちゃんとした(?)ビジョンをもって作られた作品だと思います。「酷い」をハンパ無くちゃんと描けているから、本作は「作品」としてとても価値のあるものだと思います。 映像やストーリーなんて評価のしようもありません。 品なんてもんは、この作品には全くありません! 素晴らしい映画を観たくてこの作品を観ると0点です。 しかし、とてつもなく下品で、とてつもなく裏側の、超アンダーグラウンドな闇の、最低な地獄のような雰囲気を味わいたいというならば(Z級の雰囲気を味わいたいのならば)、この作品は8点です。 女警官の元気で面白いキャラが好きだった。 でも、思ったよりもこの作品は明るくて、ナンセンスな笑い(香港映画特有?)とかもあって良いけれど、それが淡々と続くのはちょっと違うかも。 一番見せるべきは、やはり最後の家族惨殺の場面であって、そこを徹底して見せてもらいたかった。 その場面を物語の最後まで引っ張っておいて、そのくせ短い時間で終わらせてしまった。 でもその最後の残酷さは圧巻で、バラバラになったモノを映す場面なんかは(スプッラッタ映画としてはね!)とても素晴らしかった! ウォン氏を演じた方の演技が素晴らしかった。迫力って大切ね! 「調理」場面はとても見ごたえがありました(もっと「調理」場面を増やせっつーの!)。 (どうせの「調理」ならば、汚い男よりも女性の肉体の方が魅力的なのになぁ、なんで男なの!?) 僅かに糞尿描写もあるので、不快指数はかなり高いです。 こういう作品をジョークとして観れる御方には大変お勧めの内容となっております。 (※警告!にも記されておりますが、やはり子供と女性の方は絶対に観てはいけません。絶対にです。) ※もちろん残酷なのが苦手な御方は、こんなレビューは決して読まないと思うので、汚い文章を本当にスミマセン、、、 
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-17 02:03:43)
706.  レジェンド・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 
ゾロかっこいい~!役者もまあまあ。 そして牧師さんに感動。 アクションも普通かな? 馬で列車の上に乗っちゃうのが凄いなぁ。 最後の列車の爆発が気持ちいい~。 
[ビデオ(吹替)] 4点(2008-05-17 01:51:41)
707.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 
面白かった。 まず、「色」がとても綺麗です! 海の「青」が美しく、そして藻やサンゴ礁がとても色鮮やかで宝石のように神秘的だった。 海の中が宝石箱のような賑やかさ。 大量のクラゲ発生の場面も凄く神秘的な美しさで圧倒された。 CG技術がとても素晴らしいですね。CGって個人的に冷たい印象があるけど、 これはとても柔らかくて優しい感じがして良かった。 動きがとても滑らかだから、イソギンチャクとかの動きにこの世のものじゃないような、とても不思議な美しさがある。 『もちろん、「美しい」というのはCGだけのことを言っているのではなく、もっと感覚的なことを言っているのです。柔らかさとか、光の当たり方とか、色を効果的に使っているとか、(グラフィック主義の方には分からないでしょうが)そういうセンスの事なのです。珊瑚礁が美しいのはもちろん当然ですが、それを美しく表現する技術と感性はハンパな事ではありません。 そこに驚きを感じないというのはとても悲しいことです。』  ニモが可愛かったなあ、ニモの声優が良かった。 それで、キャラクターがみんな愉快でユニークな仲間達。 「クジラ語」が面白かった! 歯医者の水槽の中にリーダーみたいなヤツがいて、そいつの傷跡が痛々しかったです。 この作品を観て、「他人をもっと信用しろよ」と勉強になりました。 「幼稚だ」と捉えるのも良いですが、幼稚さを受け入れられる寛容さも重要なのかもしれません。  余談だけど、テレビでやってたピクサースタジオの雰囲気が良かった。とても広々として開放的な感じで。 
[地上波(吹替)] 7点(2008-05-17 01:35:39)(良:1票)
708.  スピード(1994) 《ネタバレ》 
アクションは苦手なんですが、これはノンストップな面白さ!  まず、オープニングから流れる音楽がカッコイイ。  バスにはいろんな人々が乗っていて、ただそれだけで観ていて面白い。 そのいろんな人たちが連係し合うのがとても面白いと思った。 この作品では、全く無関係な人たちがお互いに連係し合う美しさを描いた作品だと思った。  アニーが走ってバスに乗ろうとする、「アニーか、イヒヒ」と、ちょっと嬉しそうなバスの運転手サム。 「あなたはいつか表彰されるわ」とアニー。 こういう微笑ましい風景、やり取りが面白い。 こういうのって日常にありそうな風景なんだけど、なかなか無いじゃん。  また、ヒロインの「アニー」がハンパ無く美しくて魅力大! みんなに「ハイ、おはよう」と気軽に声をかけるアニーは、とても性格が明るくて理想の女性。 ぼくは、このアニーのためにDVDを買ったのです! こんな美しいアニーが大きなバスを運転する、その逞しさ、そのギャップはとても美しい。 そして、爆弾をくくりつけられたアニーの表情は何故かとてもセクシーだった。 ホッパーがヤバい。やっぱ犯人は天才で美学を持ってでブッ飛んでないとね!  高級車を提供してくれる黒人さんもとても良いキャラクターで、 そして可哀想で、「オーシェット!オウ、シェ~ット!!」の連呼で最後まで笑わせてくれた。 アクション映画に出てくるテンションの高い黒人さんは大好き。 「隊長」も良かった。  爆発シーンが綺麗だ、美し過ぎますね。 「乳母車」の場面は素晴らしかった。 電車が町並みに突っ込む迫力も素晴らしい。 憧れるなあ、、、はあ、映画って観終えたらまた日常に戻るんだよね(と、改めて思わされた作品)。  一度観ればもういいかなとも思うが、やっぱ何度観ても手に汗にぎる面白さなんだよね。 最後までノンストップでダレさせない、アクションはそれに尽きる。 ヒロインが美しいうえに、作品としてとても面白いなんて、こんな素晴らしいことはありません!  
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-01 23:17:47)
709.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
凄いね! 最後まで興奮しっぱなしだった。 アクションは苦手な僕なのだけれど、でもこれは凄く良かった。 また、ゴチャゴチャしていないから何度観ても楽しめるんだよね。  悪党達はそれぞれのキャラがでていて、プロフェッショナルな感じがして良かった。 悪党のボスのハンスがとても頭が良くて、天才的でカッコ良くて、僕は彼が好きだ。 あの冷静な表情、僕は彼の冷静さに憧れる。 彼は美学を持っていると思う。だから僕は彼が美しく見える。  エリスとハンスの対話はお互いの天才像が対比されていて面白かった。 ハンスが本当にブッ飛んでるのに、エリスは空回りしてブッ飛んでいる感じ。 ハンスが本当の天才なのに対して、エリスはヤク中で天才気取りの自惚れでムカついた。 調子にのって死んでやがんの!ワハハ! でもあのときのちょっと焦ったエリスの表情は好き。 ヘルシンキ症候群って始めて知ったけど、面白い心理だと思う。  ブルースウィルス演じるジョンの本気のアクションが見事!身体全体で演じている。 ジョンが、パソコンごと椅子にくくりつけて落っことした「爆弾」はカッコよかった! あの破壊力!本人もビビってるし。 あれは映画史に残る爆弾だと思った。 でもこの作品は爆発が凄いなあ。とても迫力がある。 甲殻車にミサイルをぶち込む場面もカッコイイ!  運転手の黒人さんも終始良い存在感出してる。 デブの警官も良かった。  ロビンソン警視(だっけ?)とか、マスコミの野郎とか、エリスとか、本当にムカつくわね! この警視にボコッと一発やりたかった! マスコミも「大変でしたね」って、アンタね!。。。 一応、クリスマス映画なのね。気づかなかった~。   
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-01 23:16:01)
710.  名探偵コナン 紺碧の棺 《ネタバレ》 
はぁ、、、なんだコレ? まあいいんですよ、僕は。  毛利 蘭ちゃんに、灰原哀たん、(少年探偵団の)吉田歩美たんに、佐藤刑事さん、彼女らが出てくるだけで僕は許してあげますよ。 なんで名探偵コナンに出てくる少女達って、こんなにも魅力的なんですかね? 僕なんて中学一年くらいから名探偵コナンを(しばしば)観てるから、 僕にとってはもう「蘭ネエちゃん」が、僕の本当のお姉ちゃんみたいな存在なんです! 蘭姉ちゃんっていいですよね、強くて、優しくて、はぁ、、、。  二人のトレジャーハンターのクソ野郎っぷりにはイライラしてしょうがなかった。     つまんねえなぁ。劇場版って違うだろ。なんかこう、もっと「夢」があってさ、「夏休み」のワクワクする感じがあって、なんだろう、少年の夢見る「冒険」があって、、、 ただ、ダラダラと惰性で作っちゃった、みたいのもうやめようよ! エネルギッシュが大切なんだ!この一発に込めたっていう、ちゃんとした「意志」というか、作品に対する愛みたいなものが製作者側に果たしてあるのか!? こんなにも作品に元気が無くていいの!? 通常のアニメがただ長くなっただけじゃん。 (名探偵コナンは大好きなんだよ!)(それでも初期のコナンの劇場版には面白みがあったように思う)  まったく昨今のアニメは、、、劇場版ですら、面白く作れなくなってしまったのか。    残念でならない。
[地上波(邦画)] 2点(2008-04-24 04:09:44)
711.  魔人ドラキュラ 《ネタバレ》 
全体的にとても暗い。 この作品には妙な静けさ、暗さがあって、それがとても不気味でもあり魅力的でもある。  ドラキュラ、ノスフェラトゥという言葉を聞いただけで十字をキり、言葉にすることでさえ慎まなければならなかった。 それだけドラキュラって不吉で恐れられる存在だったんだね。  ドラキュラ伯爵べラルゴシがホントに不気味! ドラキュラ映画の中で、一番不気味なドラキュラ役を演じているかも。 表情がぜんぜん普通じゃない。 異様な眼光を放ち、不気味な笑顔でこちらを見つめる。 ただそれだけで、何もしなくても怖い。とても威圧感がある表情だ。 (ドラキュラ伯爵は一見すると普通の人間のようで、人間と普通に会話しているが、実はそれが一番怖いのかもしれない)  ドラキュラ城で伯爵がゆっくりと階段から降りてくる場面はとても変な深い静けさがあり、 その場面で、時が止まったかのような不思議な空気を感じた。 それがとても静か過ぎて不気味。 ドラキュラ城の高い天井と、背の丈ほどもある暖炉、雰囲気がとても見事だ。 誰もいない城で動物が徘徊したりと、とても幻想的な雰囲気を感じた。 とても暗い影ができていて、深い闇がこの城全体を支配しているように感じた。 窓の外で蝙蝠が飛ぶ場面がとても美しかった。  3人の女性がこれまた不気味で、魂が抜けたような感じ。 無表情な3人が全く同じ動きをするのはとても不気味というかシュールな感じで面白かった。  船室から発見されたレンフィールドの笑顔と笑い声はまさに狂気としか言いようのない凄まじさだ。 館で笑うレンフィールドを見た召使が気絶しちゃう場面も凄かった。  ロンドンは霧が立ち込めてとても重く暗い感じが出ていた。  蝙蝠がとても不気味な存在感で、変な重みを感じた。 ただ飛んでいるだけでとても異様な感じがした。  テンポが悪いかもしれないけど、それを補う雰囲気がこの作品にはあると思う。  ドラキュラ伯爵とミナとの関係を見ているとロマンチックにもみえてくる(のは僕だけかな?)。 もしかしたらドラキュラ映画は「美しい」よりも「暗い」ほうが好きかも。 でも「暗い」の中に「美しい」があって、「美しい」を前面に押し出しちゃいけないのかも? 地下室は暗くて美しいし、最後の階段の場面も美しい。  
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 02:56:51)
712.  フランケンシュタイン(1931) 《ネタバレ》 
冒頭で教授が作品について解説しているが、その場面が一番怖いかも。 一番ぶっ飛んでいる。 光の当たり方のせいか、かなり教授が変に歪んでみえる。  フランケンシュタイン博士の精神的に病んでいる感じが表情にとてもよく出ていた。 なにかにとり憑かれた様な彼の表情にはとても威圧感がある。 重苦しいお墓の曇り空や枯れ木、髑髏の像がとても不吉な印象を与える。 教授が脳について授業している時と違い、誰もいなくなった教室はとても暗くて不気味だった。変に静まり返っている。 骸骨の標本がね、講義のときはみんなの笑いモノにされていたけど、 暗い講義室ではとても不気味な影をつくっている。 急に音がするけど、あの音もとても怖いと思う。  フランケンシュタインの研究所(見晴台?)も不気味。 階段とか部屋のパースがメチャクチャだった。 パースが歪むとそこに変な奥行きが存在する。  「怪物」がとても扱いにくい危険な存在として描かれていたのがとても怖かった。 怪物は恐怖の象徴だ。怪物の冷たい笑顔は死を連想させる。 あの冷たい無表情(笑顔も冷たい)、大きな手と指がぎこちなく動く感じ、黒い服、角ばった骨格に大きな身体、のっそりのっそりと歩く姿、、、とても不吉な感じ。 ドアをこじ開けようとする怪物の狂暴さがとても怖かった。 先頭シーンからも怪物の怪力、凶暴さが伝わってきて緊張感があった。 また、研究所で怪物の「影」がとても上手く効果的に使われていて、 怪物により巨大感をあたえて、迫ってくる感じがした。  召使の悲鳴、死に方がとても不気味。  少女の「バイバイ」の仕草が好き。それに答える父親の仕草も好き。 少女を湖に落としたとき、怪物はとても慌てた表情をする、その表情が印象的だった。  でも怪物よりも人々の結束が怖かった。あの火の明かりが大量になって迫ってくる迫力、村人が束になったときの迫力はとても凄かった。そういうのが何故か怖かった。  最後の岩山も風車もとても陰鬱なんだよね。 あの風車が燃えるシーンは、いろいろな作品に影響を与えているかもしれない。 燃える火の中での怪物の叫び声がとても凄まじかった。 暗くて不気味な作品です。 
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 02:53:31)(良:1票)
713.  ドラキュラ(1992) 《ネタバレ》 
うっとりとするくらいに美しい作品。こういう雰囲気好きよ。 室内の装飾品や衣装など、雰囲気作りが結構巧みだと思う。 この美しさは「(古典の)ドラキュラ」よりも、 「ヴァンパイアハンターD」や「悪魔城ドラキュラX」のような「現代的ゴシック」の(過剰なまでの装飾美の)美しさを感じました。 音楽がとても重く荘厳で美しい(サントラ欲しい)。 冒頭の毒々しい「赤い鎧」のデザインは毒々しくてかっこ良かった。 空が「真っ赤」なのが何故か印象に残っている。 この作品の「赤」は印象的だ。 ドラキュラが神を呪い、十字架に剣を突き刺す。十字架からは血がドクドクと流れる。 この場面はとても邪悪で、彼が神に背いて「呪い」を受けたという感じがとても美しく絶望的に描かれていて良い。 彼の深い悲しみや怒りがひしひしと伝わってくるようだ。  お城にいる老いたドラキュラ伯爵はダサいと思ったけど、でも怪しくて良いかも。 ジョナサンが先祖を笑ったときの、ドラキュラ伯爵の怒りようが物凄くてカッコイイ! あと、ジョナサンに群がった「鬼女三人」を、ドラキュラ伯爵が追い払う時の呪文と仕草がカッコ良い! ドラキュラ城のデザインは、鉄筋とかコンクリートみたいな印象を受けて、ちょっとダサいかなとも思ったけど、でも何度も観ると、いろいろな美術品やらがゴチャゴチャとしていて良かった。 若返ったドラキュラ伯爵の風貌が凄く美しい!超紳士だ!  本作ではドラキュラ伯爵の悲しい恋愛もテーマになっている。(それがダメなのかな?) ドラキュラは「愛」を知らなかったと思うけど、最後の場面で「悪」から解放され、偉大な「愛」に包まれたんだと思う。 ミナが伯爵夫人の生まれ変わりで、(無意識に)お互いの「魂」が400年の時を超えて愛し続けたり、とても壮大でロマンチックだと思った。 (報われぬ「悲しい恋」ほどロマンチックなものは無いです)  終盤の場面で天井に描かれた壁画が「二人の悲しい恋は伝説になったんだなあ」と、 時を越えたスピリチュアル的な感動を受けた。 ひたすら美しいなあ。。。(僕って変態?) 終盤のアクションみたいのはダレるけど、、、  暗さに、「ゴッドファーザー」のような「重み」「深み」が出ていれば、もっと荘厳な感じになってもっと良かったのかも。  
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-24 02:48:14)
714.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 
この作品は雰囲気が物凄く良い。 ティムバートン作品の中でも、かなりゴシック色が強い作品であり、とても好きな作品だ。 彼の監督作品の中では一番雰囲気が良いと、個人的に思っている。  ストーリーは後半がダレるが、雰囲気が良いために何度も観てしまう。  全体のくすんだ色合いがとても奇麗だ(冒頭の景色など)。 人の肌がとても白くて、それがとても奇麗。 全てがくたびれて退廃的で、村の人たちが何かに怯えている不安な感じがとても良い。 館の入り口に入ろうとしたとき、男女二人がベタベタしていて、それが影になってよく見えないのがカッコいい。あの場面はなんか異様な雰囲気だった。 「影絵」とか、そういう幻想的でメルヘンチックなオブジェがまた、とても良い雰囲気をだしている。 イカボッドクレーンの見る夢はとても怪しくて不気味であり、 教会の奥にある拷問室はとても怖い(「教会の奥の拷問室」っていうシチュエーションが好き)。 (拷問室は潜在的に怖いと感じるが、しかしどこかエロティックでゾクゾクする) この監督は「かかし」とか好きなんですね。僕も好きです。  生前の、騎士の形相や雄叫びが凄く人間離れしていて、それがとてもカッコ良い。 騎士の剣のこなし方、振り回し方もとても見事だ。  クリスティーナリッチの美貌と豊かな胸が物語を盛り上げる。  ※一箇所だけ「心臓に悪い」場面があり、心臓の弱い方は注意です!  僕は潜在的にこういう風景に憧れるので、何度観てもその雰囲気を楽しむことのできる作品です。 「首無し騎士」とか、枯れた大木とか、カッコ良過ぎるよぉ~! こういう雰囲気が好きじゃない人にも、まあ、良く作られている作品だと思うので一回観る分にはそれなりに楽しんでいただけるかもしれない。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:35:29)
715.  蝿男の恐怖 《ネタバレ》 
うん、古典的SFホラーの超名作ですね、コレ! こんなにももどかしく悲しい話があろうか? スプラッター色の強い「ザ・フライ」も好きだけど、この作品には深い悲壮感、メランコリックな感じがあって好き。 自分が死んでも、なお自分の身体の一部が蝿として生き続きているというのはどういう気持ちだろうか。  館などの、優雅でとても品がある感じが良い。 理想的な家族の平和な生活が描かれているので、それが徐々に崩壊してゆくのはとても残酷なことである。  でも家の中の明るくて平和な感じと、地下室の研究所の暗く怪しい感じはまったく別の空間になっていて面白い。 この忌々しい出来事も、地下の研究所(裏世界)から生まれて、平和な日常(表世界)をどんどん侵食してゆく、そういうのが面白いと僕は思います。 おそらく「猫」を転送したあたりから、全てがどんどん変になって行くように思うのです。  奥さんが「やめて!放っといて」って言ってるのに看護婦がやめないのがムカついた。  子供が「変わった蝿を捕まえたよ!」と、この母親は全くそれを見ようともせずに決め付けて「ダメよ、逃がしてあげなさい」と、 これが僕には怒りが収まりません! せっかく父親を救う重大なキッカケを見つけた子に対して、母親は「泥だらけにして!」と叱り付けるのです。 (それで後になってから「あれを見つけるのよ!」なんてね。) 「もどかしい!」 子供の話に親はちゃんと関心を持ってあげようというメッセージなのかもしれません。 あぁ、猫ちゃん、、、!猫の声が印象的だったなあ、どこか遠く、この世の果てから聞こえてくるようで、悲しいような怖いような。 マイケルは黒い布を頭に被っているけど怖いね。 どうどん性格が凶暴になってゆく様も見事に表現されている。 何度観ても布を取った場面はショッキング! 全てを壊し、自分の存在を自ら消すアンドレの悲しみはどれほどだろうか?  転送したシャンパンが普通のシャンパンよりも美味しく感じるのは、なんだか分かるような気がします。  兄フランソワがかっこよかった。 なぜかこの作品の雰囲気に、飾ってあるモディリアニの絵画がよく合っているように感じた。  《これがカラーで、続編が何でモノクロなの!?》
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:22:20)
716.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
とても面白い作品で驚いた。  アニメの世界って、なんでこんなに明るいのでしょうか。  現実世界と同じ「人物」や「生活」「風景」を描いているのに。  とても明るい学校生活の(外向的な)イメージが描かれている。(僕はとても内向的だった。)そこに生きる人々が楽しそう見える。  図書館で本を読む人や、昼休みに中庭の木陰で仲良く話したりしている学生たちがとても楽しそう。 校舎もきれいで清潔感があり、近代的な校舎なのが良い。  こういう学校生活を送った人がいるのでしょうか?   しかし、いじめられっこの男子がキレて、消火器を投げちゃうところなんかも描かれていて、とても現代的?だ。  でもやはり後半は暗くなってくる。 いつまでも友達だと思っていたのに、恋人とか異性を意識しだして、「いつまでも今までどうりに」という訳にはいかないんだと、そういう戸惑い、葛藤、孤独感は凄く伝わる。  踏み切りに自転車でぶつかったときの「ゴーン」ていう音が「気持ち良くて」不気味だ。  しかも、しばらく頭から離れない。あれ美しい! 不気味なのに心地よい。、、、、危険だ! 「商店街の時計」のデザインも細かく描かれていて良い(何だか不吉な予感がしませんか?)。 「急な坂道」ってのがまた危険な感じがして良い。 そこでのアクションはとてもスリルと緊張感がある。 ブレーキが、、、というスリリングな展開には、手に汗にぎる。  主人公の少女、真琴ちゃんは、周りの目を気にせずに自由奔放だ。(宮崎駿の少女ほど浮遊感はありませんが)  街の中で、飛んだり、跳ねたり、走ったり、自由に動いている。  遅刻してきても明るい。ポジティブシンキング! こういう元気娘は好きだし、自分もそうしたいけど、この現実世界はなかなかでそれがきない。  だってみんな冷たい眼で見るから。街ではみんなうつむいているし。  なんでみんな、アニメではこういう少女を評価するのに、実生活ではやんないんだろうね。 実生活でもこうなんないかな~。 現実は違うんだよなー。あ~、凹むわー、、、。 僕の場合ですが、 素晴らしいいアニメは、観終る時にキャラクターと別れるのが寂しくなります。 そして放心状態になり、しばらく興奮状態がさめません。 そんな感覚を久しぶりに味わえた作品です。 
[地上波(邦画)] 9点(2008-03-16 03:01:02)(良:2票)
717.  続・光る眼/宇宙空間の恐怖 《ネタバレ》 
淡々としていたけど雰囲気は良かったと思う。 少年を映したオープニング場面はとてもシリアスで寒々しい感じがしてなかなか秀逸だと思う。その場面での少年は「オーメン」を感じさせる。 その少年の無表情はとても凄みがあるように感じる(その目で何を見ているの?)。 感情の無い怖さ、冷たさが伝わってくる。 そしてその少年達の正体は、、、ちょっとビックリした。 うん、SFだね。 オーメンほどの厳粛さ、迫力は無いにしても、オーメン的な寒々しい雰囲気はあったと思う。 目が光るのが超怖い!あれ凄いね。あの場面を見ると、一部の方はそのおぞましさにゾッとするでしょう。 東洋系の少女が一人いて、それがとても独特の雰囲気を出していた。彼女不気味! 少年達の最後に選んだ道はとても無機質で、それでいてすごく悲しく感じた。 「人間達は生きればいい」という言葉に「希望」は無くて、「諦め」みたいなものが込められているように感じられて、その「悲しい」と感じたのが少年達側にあるのではなく、むしろ人間側にあるような気もした。 最後に「マイナスドライバー」が映って終わるのもとても虚しく、なんだか愚かさを象徴しているようにも思える。 この作品は前作ほどの緊張感もなく、酷評されているようですが、SFホラーという好きなジャンルなので、7点を入れさせていただきます。 《このシリーズは「光る眼」というタイトルがなんだか素晴らしいと思う。リメイクされたりして、SFホラーの古典的名作とも言われるが、全作品の平均点が低い》
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-12 02:08:17)(良:1票)
718.  アダムス・ファミリー(1991)
マリリンマンソンが「クレイドルオブフィルス」のライブを観て、こんな様なことを言っていたらしいです。   「アダムスファミリーがデスメタルしているみたいだ」と、、、  
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-09 03:17:26)(笑:2票)
719.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 
普通に面白かったよ! ビートたけし演じる「座頭市」がとにかくカッコ良過ぎ!  ズバッ!バサッ!ザシュッ!って、音が気持ち良い! とてもスタイリッシュでズバズバと気持ち良い! 血もぴゅっぴゅって飛んでいてね。 悪党を蹴散らすシーンは爽快感があってスッキリ(?) 抜刀術だっけ?居合い切り?(「るろ~に剣心」とか、「橘右京」とか「ゴエモン」がやってたやつだよね?) かっこいいな~。スピード感があって。 「速い」っていうのがカッコいい! (今思い出すと、切りかかるときの風圧の音が凄かったように思う。それがスピード感を高めていたかも) 強いっていいですね。強くて口ベタなのが良い。 コメディっぽくて笑えるところもある。 最後のあの「目」は!?わかんない。原作を観ると分かるかもしれない。 原作を観ないとね。いつか観よう!  座頭市がカッコ良過ぎです。 タケシってなんか普通じゃないですよね。   
[DVD(邦画)] 6点(2008-03-09 03:05:53)(良:1票)
720.  THE 有頂天ホテル
タイトルが一番面白かった!
[DVD(邦画)] 4点(2008-03-09 03:00:49)
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