761. ウイークエンド(1967)
《ネタバレ》 自分がバカなせいでさっぱり意味が分からなったのですが、後期の作品よりはだいぶまし。 それより前半の長い渋滞で「いったい何があったよ?!」という感じの長回しや、道中の出来事などそれ自体はなかなか面白かったです。主人公たちもメタ的な表現が多くて、これはそういう映画だ、と考えを切り替えて楽しむのが正解だったのかなと思いました。再見すればより楽しめるのかもしれません。しばらくしないと思いますが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-04 20:02:17) |
762. ザ・メニュー
《ネタバレ》 高級ディナーに招待された成金どもに、腹に一物おありのご様子なシェフが腕によりをかけてついでに手間もめっちゃかけて究極の料理をお見舞いする話。 いったい何なんだ、というミステリーな感じから、人が死に始めてくるあたり、何が起こるかわからないといった面白さがりますが極論シェフのただの八つ当たりなのでそこでちょっと興ざめ、といったところでしょうか。もう少し「俺の味が分からねー奴は全員クズ」といった某速弾き王者みたいな横暴さというか狂気が欲しかったです。作風変わっちゃいますが。 ただ、主人公がチーズバーガーを所望して、それに応え、最後に「作る喜び」を見出して一人だけ退店することができたくだりはよかったです。 [映画館(字幕)] 6点(2022-12-04 19:57:36) |
763. 北の橋
《ネタバレ》 セルバンテスのドン・キホーテを下地にしている、と言ことらしいけど実際に観るとストーリーはほぼ意味わかりません。 升目状に描かれたパリの地図や隠されている秘密、双六など意味深でいて終盤それらをすべてかなぐりすてて収束していってしまうので、自分の理解力では追いつけませんでした。 ただ、唐突に始まる空手バトルからの空手教示、今まで見えざる者からの視点だったはずが急にカメラを回す者の存在の明示やら、ラストに解体されゆくパリの街並みを映してエンド、という一連のシークエンスがなかなかクセになるものでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-19 20:14:13) |
764. スプートニク
《ネタバレ》 エイリアンとの壮絶バトル菜々緒かと思いきや帰還した宇宙飛行士に取り憑いていたエイリアンを調査するという半分ミステリーチックな作風。 秘密施設の雰囲気や収支薄暗い空気感、徐々に謎が明かされる展開や「捕食」の対象などは結構スリリングですが、もう少しパンチが足りないかなーという印象でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-25 19:12:21) |
765. 黄色いリボン
《ネタバレ》 出てくるのが保安官や無法者ではなく騎兵隊と先住民なので、ガンファイト、などを期待していると展開は非常にゆったりしていて、大体が三角関係やらなにやらに時間を割かれているのであまり店舗はよろしくないですが、荒野を馬で駆ける疾走感や、誰でも一度は聞いたことがある「黄色いリボン」のメロディだけでも観て良かったかな、と思いました。 そのまま退役するのかと思いきやまさかの中佐に昇進してしまうのはビックリでしたが(笑) [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-19 14:32:44) |
766. 女神の継承
前半はドキュメンタリーのテイで進んでいき、霊媒に対する解釈と「フィクションとと現実一緒ににしてんじゃねーよ(要旨)」というセリフで作品に現実味を持たせ、打って変わって終盤は阿鼻叫喚の地獄絵図を見せるという何ともすさまじい作品。 怖い、というより、不気味。 美人の娘がだんだん何かにとりつかれてリーガン(エクソシスト)やシェリル(死霊のはらわた)も真っ青なくらいの醜態をさらしているので、この女優さんもすげえなぁと。 雰囲気もJホラーのようなじめっとした雰囲気だったり、儀式の異様さだったりといい感じだったのですが、一か所、ラストの儀式で赤ちゃんがベッドにいるいないのやり取りの時「今撮ってる場合じゃねーだろ!」と思ってしまったのと「いやいるんだったらはっきり言ってやれよ(どっちにしてもドアぶち破っただろうけど)」というのが気になってしまったのがちょっと残念でした。 [映画館(字幕)] 6点(2022-08-13 12:23:28) |
767. 呪詛(2022)
《ネタバレ》 今年度最恐ホラーの名をほしいままにしている本作。禁忌だったり禁足地だったり、呪詛の言葉やそれぞれのシンボル、SAN値直葬されそうなラストの仏母のご尊顔やら呪いが伝搬していく感じなど、好きな要素てんこ盛りでした。 しかしどうしてか、自分は乗れなかったのが事実。 時系列が行ったり来たりしていちいち興がそがれてしまったのと、思ったよりジャンプスケアが多く、呪いという忍び寄る恐怖に対しての演出がいまいちだったことやPOV視点によるガチャガチャしたカメラで(本作に限っては)全く怖いと思うことができませんでした。 あとちょっと長いというか展開がまどろっこしい。 多分自分がホラー映画に対してもう少し単純明快さを求めているからだと思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-13 12:15:56) |
768. ゾンビーバー
《ネタバレ》 もう題名からしてヘロヘロな感じがしてしまうのですが、観てみると低予算なりにしっかりと作ってあります。 もちろん、ストーリーなんてスッカラカンで、ただバカな男どもと水着のおねぃさんたちがオッパイプルンプルーンしながらゾンビになったビーバーに襲われる、というだけなのですが、作り物と分かりながらもなかなか襲ってくる様は迫力があり、ちゃんとグロテスク。 登場人物ほぼクズばかりなので誰がどのように死ぬか安心(?)して観ていられる作品でした(笑) [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-13 12:05:34) |
769. 狼の血族
《ネタバレ》 なんというかまた不思議な作品。 思春期の少女の見る夢は赤ずきんちゃんをモチーフにしたダークファンタジー、そしてそこからまた過去回想やらが入って、、、という感じでいくつも夢を重ねられてる感じで初見だと「え、どういうこと?」と思ってしまいます。 ただ、セットとは言え作品の雰囲気は古き良きゴシックホラーのような雰囲気があって好きですし、何よりもそこだけ作品間違えたんじゃないかという感じの血がドロドロ出る狼の変身シーンはインパクト大。 そして主人公のサラ・パターソンの美少女っぷりが半端なく、それだけでも元が取れるような作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-13 11:49:09) |
770. シン・ウルトラマン
《ネタバレ》 ウルトラマンに関しては全くの門外漢なので語るべきものはないのですが、特撮映画として自分はどうだったかといえば、まあ、怪獣プロレス的には楽しいと思えた半面、妙に説教臭くなる中盤以降からは「ほかでやってくれ」という印象のまま見終わってしまったので、いまいち作品世界に乗れませんでした。 まあそもそもそういう考えならば観るなって話なのですが。 [映画館(邦画)] 6点(2022-05-16 03:12:56) |
771. ニューヨーク 親切なロシア料理店
《ネタバレ》 タイトルほどロシア料理店がフォーカスされるわけでもなく、DV亭主から逃げている母子を筆頭に何かしら問題を抱えた登場人物が、些細な親切で徐々に光が見えてくる、と言った感じです。 タイトルのようにほのぼのとした感じではなく、結構シリアスなテーマなので、ちょっと意表は突かれますが、どぎつくなるギリギリのラインの演出で寿司、なかなか良かったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-25 11:59:12) |
772. 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説
《ネタバレ》 もう公開から25年近く経とうとしてるんですね。 堂本金田一を初回の〜学園七不思議から観てた身としてはやはり剛くんとともさかりえのコンビ、そしてあのタイトルロールとエンド曲で「やっぱこれだよね!!」と重っしまいます。 わざわざ劇場版にした意味?とか聞かれても、映画特有のダイナミックさやスケールのデカさはあまり感じられず、他の雪夜叉伝説とかあの辺のテレビ映画でもいいんじゃね?とか思いますが、作風に関しては、90年代後期〜2000年代初頭の邦画ホラーのようなどこか陰りのある空気感や結構グロテスクな演出、まるでアルジェント作品のような原色のライティングなどで、見方によっては結構ホラー?な感じも受けるので、そういう面ではとても楽しめました。 そしてやはりエンドロールの、ドラマ版の映像が流れるのは反則です(笑) [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-04-23 02:10:06) |
773. ある用務員
《ネタバレ》 惜しい。実に惜しい。殺し屋のキャラは立ってるのに時間が少ない点や、「にっこり笑って人を斬る」感じの本田のキャラクターなどは好きですがいかんせんストーリーに盛り上がりがあまり感じられないのはちょっと痛いです。 ただ、戦うJKこと伊澤彩織との戦闘シーンなど見応えあるシーンも多々。コントのようなちょっと外した笑いのセンスなどは嫌いじゃないです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-04-17 19:24:37) |
774. ルパン三世 グッバイ・パートナー〈TVM〉
《ネタバレ》 ヒロイン(と不二子ちゃん)が今時の絵柄になって違和感半面可愛らしいとも思えなんとも微妙な感じ。しかしちょっと前までのスペシャルのような壊滅的ないい加減さはちょっと緩和されてるかな、と言った感じです。 まあ、途中というか終盤から悪役がほぼ空気になってしまうことや、過去のオマージュを交えての演出は「またか」と思える半面懐かしとも思えたり。 次元が裏切るなんてこんな長くやってるシリーズならもう「ないな」っていうのはわかることだし、実際かなり早いところでネタバラシ、そういう意味ではサスペンスな緊張感はやっぱり少ないかな、というところ。そもそも劇中でルパンが言ってる通り、「相棒」ことマグナムをメンテナンスとはいえ持たないまま仕事に取り掛かるなんて次元のプロとしての意識というか矜持を知っていればおかしいな、とはわかることなので意外性もなし。 とはいえ、久しぶりのとっつぁんとの共闘も見られるし、個人的には結構楽しめた部類でした。 敵役のインパクトはほぼ皆無ですが(笑) [地上波(邦画)] 6点(2022-04-17 19:21:32) |
775. 死体を売る男
《ネタバレ》 ↓で鱗歌さんがほとんどのことをおっしゃってるので付け加えることもないとは思うのですが、あえて。 カーロフの墓掘り人だったり、「バーク」するシーンなどは時代的なものがあれどなかなか凝った根出、かと思えばラストはホラーの展開で、ある部分だけ見るといいな、と思うのですが、本当にストーリーが捻りがないので、そういう意味ではちょっと面白くないかなーと思ってしまいました。 [DVD(字幕)] 6点(2022-04-04 23:55:24) |
776. キラー・メイズ
《ネタバレ》 リビングに作った段ボール迷路の中で迷子!って胃一体どういうこと!?という点で掴みはOK チープながらなかなか良くできな迷路の内装、視覚効果、ポップなオープニングやな残虐描写など色々と工夫がしてあって楽しいですが、後半にいくにつれて段々と訳がわからなくなっていくのでスッキリ、という感じではなくそこが個人的にもう少しかなーと思いました。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-29 13:59:24) |
777. センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演)
《ネタバレ》 この時代にヴェルヌの世界観を映像化するのは色々とあれだろうなーとは思tたり、3Dを意識したのかその手の映像が多いですが作りが雑だなーとか思っていたのですが、途中からフライングキラーみたいなやつが出てきたあたりから「ちょっと面白いかも」と思い、最後までなんだかんだ楽しんで観られました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-23 20:22:03) |
778. パペット・マスター3/ナチス大決闘
《ネタバレ》 細かいところで整合性なくね?とは思えど、冒頭映画違うんじゃねーかと思えるしたい蘇生実験のグロテスクさやナチスを絡めたことで当社比1.3倍くらい物語に面白みが出た点はいいと思います。 なんだかんだ今回も楽しめました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2022-03-23 20:19:00) |
779. パペット・マスター2
《ネタバレ》 前作で助かったのに結局バッドエンドかよ!とかそういうツッコミはあれど、それはホラー映画にはつきもの。前作以上に個性的な人形やグロテスク度も上がって面白かったですが。前作はかりそめの主人、そして今回は創造主本人から「お前らいらんわw」認定された人形は不憫でしょうがありません(笑) まあトゥーロンのキャラ変わってるじゃん!と言うのはありますけど。 [ビデオ(字幕)] 6点(2022-03-23 20:16:47) |
780. パペット・マスター(1989)
《ネタバレ》 この度レストアされて円盤が発売されたので十数年越しに観ることが叶いました。 まあ正直いに言うと、冒頭のトゥーロンの自殺のくだり長くね?とか、説明がふわっとしすぎてよくわかんなくね?と言うのはあれど、個性的な人形たちは愛嬌ありますし、終盤に一気に加速してグロテスクなシーンをぶっ込んできたりとなんだかんだとても面白い作品でした。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-23 20:14:10) |