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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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61.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 
SWは小説など読んでおらず映画EP1-8およびローグ・ワンとハン・ソロしか観ていません。 オープニングロールでいきなり『パルパティーン復活』と出て吹きましたが、世界中から叩かれたEP8の敗戦処理というか軌道修正に躍起な感じでしたね。ただ、それが良く出来ているでワケでもなく、EP8じゃライトセーバーを投げ捨てたルークが「武器には敬意を払え」とか、ローズ「ここに残れと言われた」とか、パルパティーン「見よ、このざまを」とか笑いましたけど常に「いやいやいや」という突っ込み状態でした。場面転換も荒いしやたら矢継ぎ早にアッチ行ったりコッチ行ったりしてるし絵面しか考えてないので落ち着きがなく見づらかったです。レイとカイロは異常にフォースが強力になっていて輸送船を引っ張り合いパワー合戦した挙句にレイがフォース・ライトニングを出して爆発炎上させるトコなんかドン引きでしたね。それが後々判明するパルパティーンの血筋という伏線にしろやりすぎ感は否めなかったです。そこで「チューイを殺してしまった!」と大騒ぎしてたらすぐ次のシーンで相手の母艦に連れてこられてるチューイが出てくるし、禁じられているシスの古代文字を解読するため改造(いままでの記憶メモリを初期化)するC-3POも浪花節風でしたがR2-D2が難なく復元してるし、あげるとキリがないくらい脚本も構成も編集も変だった印象。治癒能力まで見せるなど相変わらずフォースは何でもできちゃう万能な存在で神さまレベルだし、やたらと目立つ配置のポリコレ含めてもうちょっとさじ加減を考えて欲しかった。スカイウォーカーの夜明けでしたが血筋絶えちゃったので落日だったな。エンドロールのメドレーは感慨深かった。 まあこれで修正できたと思えないし次がどうなるんだか。船頭をしっかりしないとスター・ウォーズという大看板を手に入れてもどうなるかわからないですよディズニーって感じな三部作でしたね。
[映画館(字幕)] 3点(2019-12-20 21:28:28)(良:2票)
62.  ドクター・スリープ 《ネタバレ》 
原作未読。アレからどうやって繋げるのかなと思ってたら思いのほかエンタメ作品でした。超能力『シャイニング』を持ちながら幼い頃の出来事でトラウマを抱えたまま大人になったダニー、同じく超能力を持ち児童失踪事件を【視た】少女アブラが事件の真相を探っていく。 超能力を持つ人を狙い生気を吸い取って生き永らえてきた邪悪な集団との超能力バトルはなかなか面白かったです。初遭遇で相手の親玉ローズをトラップにかけ盛大にやり込めたアブラはどこまで強いんだろうと笑ってしまいました。とはいえその集団は老若男女様々いて思わせぶりに余裕ぶってはいるものの、普通に人間の世界で生活していて物理攻撃でダメージを受けあっけなく死んでいくショボさで能力もよく分からないままだし微妙でした。死に際に乗り移ってダニーの親友をヤリましたけどちょっとした能力者が銃を持った人と組めば速攻で壊滅できそうだし、貯めていた生気を全て吸い込みドーピング状態のローズ相手でもダニーとアブラなら余裕で倒せる気がしましたけどね。 終盤になってあの忌まわしいモノが集うホテルになりますがファンサービスというか名所めぐりというか物見遊山的なワクワク感があって面白かったです(というかホテルであの連中を順番にさまざまなバリエーションで始末した方が画的にも面白かったような気がします)。結局、ダニーは閉じ込めておいた亡者を解き放ちローズを仕留める道を選んでしまうワケですが、作戦的には微妙だったけどあの自己犠牲の選択は悪くなかったな。放浪の末たどり着いた町で天職と思えるホスピスでの仕事に就く。末期患者に寄り添い安らかに眠るように導くことからドクター・スリープ。今後はかつて彼がしてもらったようにアブラを導いていく役回りなんでしょうね。まんまオビワンか。
[映画館(字幕)] 7点(2019-12-04 20:11:22)(良:1票)
63.  ブライトバーン/恐怖の拡散者 《ネタバレ》 
思春期を迎え己の力に気が付いた少年が感情のコントロールが出来ないまま暴走していくお話。育成失敗したスーパーマンというか本来の目的を遂行することに目覚めたカカロットというか、ありそうでなかった話ですがもうちょっと捻った方が良かったかな。最後には母親にまで裏切られたと感じて殺してしまうワケですが夫婦からはブランドンへの深い愛情を感じるものの、邪魔なヤツは排除する状態になっているブランドンは母親にすら助けを求めているようには見えず、自分がやったコトを誤魔化すために行動している稚拙な子供の行為のように見えた(まあ超人的パワーなので規模が違いますけど)。子育ては難しいですねえ。
[映画館(字幕)] 4点(2019-11-29 19:59:57)
64.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 
キャメロンを担ぎ出してきて「2の正統な続編」と宣伝してましたが、この内容じゃ1と2を完全に無意味にしてしまった感じ。カイルが命を賭してやったこと、そのカイルとサラ・コナーの間に生まれた人類抵抗軍のリーダーになるジョン、ジョンを守り逝ったT-800など全てが水の泡状態。 未来で反乱を起こす人工知能リージョンが人類の運命を左右するメキシコ人のダニーという女性を抹殺するために新型ターミネーターREV-9を送り込んでくる。そこに彼女を守るために送られた強化型兵士グレースが、という流れでしたが、「審判の日」を回避した体でいて先延ばしにしただけで人工知能の反乱は避けられない運命だった、と。そこら辺はまあ良いとしてジョンの役回りを今度は女性が担うってのも時代に迎合しちゃったなという感じだし、凄みも怖さも無くただの中年にしか見えないREV-9との戦いもシリーズでやり尽くされたのか焼き直し感が強かったし、ジョンを暗殺したくせに独自に人間を学習して家庭持ちになってるT-800なんか陳腐すぎて呆れるレベルだし話の展開も面白みはなかったな。液体金属のT-1000など先鋭的な発想でエンタメとしてもズバ抜けていたから2はヒットしいまだに心に残っているワケで、そもそも整合性を考えたら1でキレイに落ちてる話だしね。時空を超えて運命を変えるってネタは一発勝負が正解ですね。
[映画館(字幕)] 4点(2019-11-09 21:11:54)(良:1票)
65.  IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 《ネタバレ》 
原作未読。前作から27年後が舞台。田舎町デリーで27年周期で活動する“それ”を止めたルーサーズは大人になり大多数が街を離れ成功者となっていた。 “それ”の調査を続けていた唯一町に残ったマイクはある不審な事件で“それ”の活動再開を確信し、「再びヤツが現れたら戻って来よう」と集結を誓い合ったメンバーに連絡を入れる、という流れ。 二部作完結の今回は169分と長丁場。メンバーそれぞれの現在から過去を挟み丁寧に描いていたのでこれくらいの長さになるのは仕方がないなと思いました。相手のトラウマを利用し恐怖心を抱かせ食らう“それ”でしたが、今回はだいぶお化け屋敷風味がパワーアップしていて追い込み方もバリエーション豊富でなかなか面白かったです。カメオ出演やオマージュも多くて「おっ!」というのも多々あり上映時間ほど長く感じませんでした。 結局、また恐怖を克服して勝つわけですが「お前ら大人になったな」というぺ二―・ワイズのセリフは作品の核心を突いてるなと笑いましたね。ただまあ、メンバーで唯一戦う前から死を選んだスタンリーの選択は美談風だけどひっかるモノもありますね。強い心を持てば打ち勝てる存在だったのに恐怖に飲まれてしまったんだろうけど、そういう選択をしちゃうのかと(最後に町のショーウィンドウに子供時代のメンバー全員が映るトコはグッときましたけど)。 しかしまあ宇宙から来た生命体だったという“それ”は御大層な正体だった割に打たれ弱かったですね。攻撃力にステータス全振りしたタイプ。
[映画館(字幕)] 7点(2019-11-04 00:03:49)
66.  ジョン・ウィック:パラベラム 《ネタバレ》 
犬や馬を使った連携やあらゆるシチュエーションの銃撃アクションは凄くて見ごたえがあった。違和感バリバリな日本風味を見せながら出てきて「もうちょっと練習しろよ」というレベルの日本語を操る伊武雅刀似の人とその手下の連中は雑踏の人ごみに消える忍者風な演出の見せ方も上手く面白かった。それをジョンもやり返すのも良かったな。 でも、全体的に長すぎてクドく感じるトコもあったしジョンの不死身ぶりが目につく演出も多くなって違和感も残った。打撃を受けて明らかにワンテンポずれて自ら後方へ吹っ飛びまくっていたり致命的っぽいダメージを受けても全く影響がなくバトル続行。最後には落下途中でピンボールのように盛大にぶつかりはじかれまくって地面にも叩きつけられても生きのびているってのはやりすぎ。リアルっぽさが良かったのに残念。主席連合に楯突いたバワリーと一味も粛正され斬られていたのに延命してるし、アレじゃ執行出来ていない裁定人の無能っぷりが際立っただけ。その裁定人も最後にジョンに仕留められるならわからないでもないけどそんなカタルシスもなく、ジョンが生きていると知って急にビビッて逃げていくだけだし、主席連合の精鋭部隊ってのも防弾能力がアップしてるだけで弱いし、色々と演出のさじ加減が出来てなくてもったいなかった。結局、焼き印を入れたり指を詰めて指輪も出し泣きを入れたけど、友人ウィンストンの殺害命令を土壇場で拒否し余計立場が悪くなったというお話。世界観がぐっと広がった代わりに雑になってきたなという印象。
[映画館(字幕)] 6点(2019-10-05 15:23:02)
67.  アナベル 死霊博物館 《ネタバレ》 
『死霊館シリーズ』の心霊研究家ウォーレン夫妻がスピンオフの『アナベル・シリーズ』に初登場。今回はアナベル人形が運び込まれた心霊資料保管室のある夫妻の自宅が舞台で妻ロレインの霊感を引き継いでいる一人娘ジュディとベビーシッターのメアリー+お友達ダニエラの物語。舞台設定もこじんまりしていて主要キャラも少なくシリーズ初見の人にも優しい作りになってますね。それでいて、常に不穏な空気を醸し出しているのはさすがでした。ジュディは「インチキ心霊研究家の娘」として同級生につま弾きにされ、ダニエラは自分の交通事故で一緒に乗っていた父親を亡くしなんとか交信をしたいと願っている。そんなチャンスを逃すまいとアナベルさんが画策するという展開。今回も子役は上手いし他のスピンオフより作りが丁寧で伏線も演出も巧みに出来ていて面白かったです。終始不穏な空気を感じさせ多数の霊を出没させながら、安易に誰も殺さなかったっていうのも大きいな。個人的に死霊館ユニバースの中でも上位の出来でした。封印されていたアナベルの策に嵌って大混乱を招いたダニエラでしたが、父親の霊のメッセージを伝え励ます優しいまなざしのロレインに救われるエンディングは清々しかった。そのロレインのモデルである今年4月に亡くなられたロレイン・ウォーレンさんのご冥福をお祈りいたします。
[映画館(字幕)] 7点(2019-09-21 02:13:06)(良:1票)
68.  アス 《ネタバレ》 
よくある自分そっくりなもう一人の自分が出てくる話。ドッペルゲンガーの原因が何なのかってトコでしたが政府主導の実験で作られ捨てられたクローンで人間に反乱を起こす。それに監督自身が子供の頃に見たアメリカで行われた運動「Hands Across America」など社会風刺的なネタを絡めている。持っている裕福な人々と持ってない虐げられた人々を黒人家族で描き「We are Americans.」って言わせたのが肝。顔芸や奇妙な動きと独特な音楽で不気味感を演出してたけど成り代わりのやり口といい流れといいあまりピンとこなかったな。作家性を感じるかといえば感じるような気もするけど、全米?全世界規模?くらいに大がかりではなくあの家族や町が乗っ取られる程度の方が面白そうだった。
[映画館(字幕)] 5点(2019-09-07 21:53:59)
69.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
舞台は60年代末期のハリウッド。TVから映画への転向が上手くいかず下り坂に入りかけてるハリウッド・スターのリックと親友で付き人であり専属スタントマンのクリフの物語。ある日、リックの家の隣に売れっ子ポランスキー監督と新鋭女優シャロン・テート夫妻が引っ越してくる。光り輝いている二人を見てもう一度返り咲くためにイタリア映画息を決意するリック。そして、あの日がやってくる。 161分と長めながら一方では苦悩と焦りで消えていく俳優を描き、一方では華やかなスポットライトを浴び結婚もして幸せの絶頂だったシャロンを描く。相変わらず緻密な演出と上手い構成で、過渡期を迎えていたハリウッドの陰と陽が巧みに描かれていて全く退屈しなかった。 その消えていった多くの俳優と違い土壇場で会心の演技を見せるリックと相棒クリフがそれぞれひょんなことからマンソン・ファミリーとかかわり、それによって映画史に残る悲劇を回避。悲劇のヒロインだったテートは自身が出演している映画を鑑賞している観客の反応を見て成功を実感し天真爛漫で屈託のない笑顔で喜び、リックとクリフのおかげでカルト集団とも全くかかわらずにその後も過ごすことが出来た。最後のリックとテートのインターホンのやり取りはちょっとウルっと来ましたね。凄惨で映画史を塗り替えたといわれた事件をさらに塗り替えたのが苦闘していた俳優とその相棒スタントマン。映画の小道具で撃退するリックと戦場仕込みのマジ者クリフの活躍はスカッとしましたね。本当にこういう顛末だったら良かったな。あの二人はポランスキーとも出会いさらに成功を収めたのだろう。ポランスキーも後の愚行をせずシャロン・テートと幸せに暮らしたのかな。 60年代ハリウッドの風景、ファッション、音楽がこれでもかと溢れかえっていて古き良き時代のハリウッドへ送るタランティーノの愛情あふれるラブレターでしたね。あのラストは幸福感に溢れていたなあ。 しかし、ブルース・リーの扱いがちょっと残念だったかな。いろいろ読んできた限りではあんなに傲慢で好戦的じゃないと思うけど。カシアス・クレイに関しても信奉者でアリのファイトスタイルを研究してましたし「僕の小さな拳じゃとても勝てない」と語ってましたしね。あと、出て来た時は「似てるかな?」と思いましたが、サングラスを取ったとこで「ブルース・リィ」とか「ブルース・リ」などを思わせるパチモン臭が酷くて吹きそうになりました。主役が落ち目のスターとスタントマンでシャロン・テートやブルース・リーを絡めると聞き、「あー、これはハリウッド映画にかかわった人たちでカルト集団をボッコボコにするんだな」と誰もが思ったでしょうけど、そのメンバーにリーも噛ませてもらいたかった気がします。でも、タランティーノの思いを込めた映画だし、あの俳優じゃアレくらいの出番で正解かもな。
[映画館(字幕)] 9点(2019-08-31 22:54:17)(良:1票)
70.  チャイルド・プレイ(2019) 《ネタバレ》 
チャッキーを時代に即した設定に変更し悪意を持った技術者が仕組んだハイテクAI人形の暴走にしてたけど、面白味が無いというか魅力や神秘性が失われたなというか。これなら『チャイルド・プレイ』でやる必要ないな、と。 まあ母親にくっついてる家庭持ちのダメ男や猫に不平不満をぶちまけたり『悪魔のいけにえ2』を観て喜ぶ姿に感化され、アンディへの友情や愛情(というプログラム)から張り切りだすが全部悪事というのは面白くはあったけどね。ただ、そのダメ男の剥ぎ取られた顔の皮を見てもギャグ調にしてたりアンディ含めた子供の対応は引っ掛かったし、とても人気商品になれそうもない不細工な人形の顔つきを含め無駄にグロいトコもあったりでバランスが悪いなと思いました。 家電からなにからネットに繋がり管理できる時代になってますが、ネットワークに侵入しセキュリティや車までも自在に操る超高性能万能型AI人形っておいくらなんでしょうね。あそこまで出来ちゃうんだからリスクヘッジでどこかにデータを逃がしてそう。次回はアンディを狙うのかロボット軍団でも率いて人類に宣戦布告するのか分かりませんが、この路線ならもう観なくていいかな。ブードゥー教の秘術で殺人鬼の魂が乗り移った人形というオカルトでアナログ的な方が好みです。
[映画館(字幕)] 4点(2019-07-20 20:48:56)
71.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 
『ドクターストレンジ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』で世界の分岐を説明しておき、今作の予告編で「あの戦いで扉が開いた」「別の次元から来た」と紹介されるベック(ミステリオ)。「マルチバース(多元宇宙)の世界につなげちゃうんだな」と普通に思っていたら、ミステリオは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の冒頭でBARFというバーチャル・リアリティの技術で空間に映像を投影するホログラフィを扱っていた人物で、エレメンタルズという怪物から何から全てがトニーに煮え湯を飲まされた連中によるフェイクだったのは本当にやられたと思いました。ミステリオの戦闘は「ストレンジっぽくて派手だけど効いてなさそう」とは思いましたがまさかドローンによるイリュージョニストとは考えませんでしたね。リアリティ・ストーン級の幻影使いで世界を謀ろうとしていたとは良い意味で裏切られました。親愛なる隣人でネクスト・アイアンマンと呼ばれる重責に悩む多感な高校生であるピーターには格的にも話の都合上でもこれ以上ないちょうどいい相手だったと思います。そのミステリオを倒すためジェット機内のトニーのラボで新しいスーツを作るピーターとそれを優しい顔で見守るハッピーはグッと来たな。AC/DCの『Back In Black』が流れたのも良かった。MCUへのオマージュもたくさんあり合間に入るユーモアのセンスもスパイダーマンらしく可愛げがあり微笑ましく楽しかったです。スパイダーセンスも復活しトニーの意思を受け継ぐ男として丁寧に描いてハッピーエンド。と、思いきやあのラスト。彼の苦難の旅は始まったばかりなんだなと思わされました。MCUどこまで行くのか。
[映画館(字幕)] 7点(2019-07-05 01:45:55)(良:1票)
72.  メン・イン・ブラック:インターナショナル 《ネタバレ》 
予告編からしてダメダメ臭しかしませんでしたが、主役二人の華でそれなりな印象。クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンは『マイティソー バトルロイヤル』での共演もあってか相性も良さげだった。子供の頃にエイリアンに遭遇しMIBに憧れ続けていたモリー(新人エージェントM)とロンドン支部のチャラ男風ヤリ手エージェントH、上司にはリーアム・ニーソン演じる伝説的エージェントのハイTやHのエイリアンで元カノ武器商人のリザ、他の惑星から来た双子の殺し屋など面白く出来そうな要素はたくさんあった。しかし、MIBっぽいだけであまりイケてないのが難点。「Hは変わった」と言っていた警備対象のヴァンガスの振りがあったにもかかわらず、そこら辺はスルーされたままで終わってしまうしHのキャラは中途半端だったな。ハイTにニューラライザーをされたのであれば、ただ単に記憶を消されただけだしね。クリヘムはコミカルな方向へ行きたがってるのか分かりませんしやっても良いと思うんですけど、キメるときはキメないとカタルシスもないし面白くないですね。なので、チャラチャラしつつも凄腕設定なはずのHは目の前で暗殺を許したりボコられまくったりするし魅力があるようでなかった。それでいてMを持ち上げるわけでもないし脚本演出全てで見せ場も盛り上がるトコもないし、もったいないなという作り。お馴染みのニューラライザーは良いとして、MIBのアイテムや武器や専用車などは凡庸で目新しいモノは一切なく、シリーズのお約束にも思えないほどビジュアル的にも性能的にも安っぽかったし、改めて1はセンス抜群だったなと思いました。 
[映画館(字幕)] 5点(2019-06-15 14:16:45)(良:2票)
73.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
前作サンフランシスコでの惨劇被害者家族をメインに据えてましたが邪魔で仕方がなかったですね。夫婦は生体音を流して怪獣を操作出来るという不思議システムなオルカを開発した元モナーク幹部だそうですが、「人類は地球の寄生虫。怪獣を蘇らせ滅ぼす」という「どこのサノスだよ」的なマッドサイエンティストのような思想で環境テロリストとともに行動しギドラを目覚めさせる嫁。それを止めようとする旦那、「こんなのイヤ」と逃げる娘が怪獣バトルの合間にことごとく延々と繰り返すのでテンポが悪かったです。怪獣を操れる超兵器と言っていいくらいの能力を持つオルカはただの端末で誰も監視しておらず何度もかっぱらわれるザルっぷりだし、人類を滅ぼそうとしたくせに終盤は娘捜しに躍起になっているというブレっぷりでアホかと思いました。『死霊館シリーズ』で好演しているヴェラ・ファーミガでしたが残念な役回りでしたね。モナーク側もテロリスト側もキャラが豊富に出てるわりにキャラが立っておらず凡庸な人だらけ。そんな人間パートの中で渡辺謙はさすがだったかな。初代ゴジラと逆で長年研究してきた盟友ゴジラに人類生存の願いをこめ「さらば友よ」と身を捧げて復活させる道を選択した芹沢は良かったです(ただまあ核の扱いは相変わらずですし、なおかつ日本人に特攻させるのはどうかと思いましたけども)。 ゴジラの造形は背びれを初代のような形に修正してきましたが相変わらずでっぷりとしててダメでしたし、伊福部昭の曲をアレンジして使ってましたが変な合いの手が入っててスゴく萎えましたが、キングギドラの光線がギザギザだったり神々しいモスラの美しい羽ばたきがあったり飛翔で衝撃波がでるラドンがいたり、今回は逆な役回りでしたがオキシジェン・デストロイヤーを持ってきたりバーニングゴジラになったりとオマージュ満載だし、怪獣プロレスのバトルはとても良かったです。最後はギドラの首が出て来ましたが単独じゃとても敵いそうにないコングのために細胞を使って何を作るのかな。
[映画館(字幕)] 6点(2019-06-01 18:40:04)
74.  貞子 《ネタバレ》 
施設育ちの心理カウンセラー茉優と人気動画配信者になりたい大学生の弟の和馬に謎の少女と面白そうな雰囲気はありました。 茉優が常駐し担当している患者が寝泊まりしているらしい6階建ての総合病院はフロアにナースステーションすら無く、不審者(患者・倉橋)も出入り自由というザル警備。お茶の水女子大付属中かと思いました。その、かつて貞子にかかわり精神を病んだ倉橋は貞子なんかよりよっぽど怖くて良かったのですが、貞子のやり口が顔見せしてビビらせるだけだったり、常にダラダラしていたりと面白みに欠けましたね(ほふく前進は早かったです)。「お前は貞子の生まれ変わりだ!」と霊能力者の母親に虐待されていた少女はサイコキネシス持ちのようでしたが貞子との関係もハッキリしないままだし、ユーチューバーやSNS人気の時代を反映させたり間引された子供たちの話を入れたりしてますが、全てにおいて描写が薄く中途半端。ネット配信された動画を見て貞子の呪いが感染していくのわけでもないし小規模な話で終わっている。『撮ったら呪われる』というキャッチコピーも和馬の撮った動画の中に貞子がいただけだったし誇大広告みたいでしたね。面白く出来そうな要素はあるのにまとめるコトは出来なかったな。 最後には茉優が少女に「守る」と決意表明し勝利したと思ったら、なぜか急に病院の四人部屋でビクついていて精神が壊れた描写。記憶を失っていた少女は回復し巣立って行き、自分が貞子に連れて行かれるという落ちは積み上げた流れを無視していて唐突で違和感あったしベッタベタすぎてつまらなかったです。アレは台本になく「悲鳴がでるような最悪なものしたかった」と後から付け足したらしいですが、違う意味で最悪で中田秀夫は完全に終わってるなと改めて思いました。こんな終わり方なら少女に「ニヤリ」くらいさせ貞子と通じてることを匂わせた方がまだマシ。中盤辺りから演出も脚本も常にグダグダだし『貞子』もルールの無い何でもアリな存在になってしまったし名前を出さなければ別のホラー映画で通用しますね。そういえば池田エライザってよく知りませんでしたが藤田ニコルに見えてしょうがなかったな。
[映画館(邦画)] 3点(2019-05-25 13:50:24)
75.  ラ・ヨローナ ~泣く女~ 《ネタバレ》 
中南米では『ラ・ヨローナ(泣き女)』に関するさまざまな物語が伝承されてきているそうで向こうではメジャーな怪談話の人(?)という存在のようですね。子供を川で溺死させた女性が亡霊となって彷徨い子供をさらいに来るという身勝手極まりない面倒くさいタイプらしいですが、とっとと成仏して欲しいモンです。 物語はソーシャルワーカーでシングルマザーのアンナがメキシコ系移民一家の母親の言葉を無視し兄弟を保護したことから自分の子供が泣き女につけ狙われるようになる、という流れでしたが、予告編を観ておけばもう観なくても良いんじゃないかというようなベタで捻りの無い話でした。死霊館シリーズと同じ世界観なのか『アナベル人形』や『アナベル 死霊館の人形』にも出て来たペレズ神父が出て来たり(生きてたんですねこの人)、まどろっこしいルールのあるカトリック教会を介せずペレズ神父も認める力量のある元神父の呪術師の助っ人が出て来たりとそれなりにツボは押さえてある作りですが、メキシコ移民一家のお母さんが空気を読んで泣き女相手に浪花節でも見せるのかと思えばなにもない上に呪術師を拳銃で撃つなど余計なコトをしてるし、泣き女も心理的に攻めずに物理攻撃だらけだし、恐怖演出もワンパターンのビビらし芸ばっかでどれも普通で目を引くモノは無かった。やっぱりこのシリーズはジェームズ・ワン監督作とそれ以外はだいぶ差があるなと。
[映画館(字幕)] 4点(2019-05-11 02:18:05)
76.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
『アイアンマン』から11年。まさに集大成といえる大作になっていましたね。インフィニティストーン確保のために時間を遡り歴代作品とのリンクはずっと追ってきたファンとしてはたまらなかったです。トニーとキャップのストーリーや活躍の配分は完璧といえる出来だったと思います。仲直りは若干軽いかなとは思いましたが、娘も生まれ過去に行き確執のあったハワードとも会う事が出来た社長。「I am Iron Man」ではじまり「I am Iron Man」で終わったのは大正解だったし全宇宙のために逝く道を選んだのはこれ以上無い見事な散り方でカッコ良すぎです。キャップも誰もが待っていた「Avengers Assemble」や高潔な心の持ち主しか持てないソーのムジョルニアを持つだけでなくソー以上と思えるほど使いこなし、最後には長年の苦闘から解放され最愛のペギーと添い遂げる。長く引っ張ってきた二人の物語はとてもジーンときましたね。 逆に割を食ったのがソー。両親は亡くなりムジョルニアは壊され片目をえぐられ義弟と親友は目の前で殺され国民も半分にされてしまうなど散々な目に遭ってきて、ようやく前作『インフィニティウォー』で死ぬ思いをしてまでして作ったストームブレイカーとともに活躍できたと思ってたら、今回は様々なものを失った反動と2度の指パッチン+ストーン破壊済みと完全勝利のサノスに勝ち逃げされたショックで精神的にも肉体的にも弱体化したヘタレキャラになってしまい最後までそのままなので残念だった。自堕落な生活でビール腹は酷かったな。せめてビッグ3揃い踏みでサノスに挑む決戦はいつものソーにして欲しかった。過去に行き予知能力のある母フリッガに励まされるトコはグッときたのに、活躍する場面も全くなく前作じゃサノスを圧倒したストームブレイカーを持っていても押されまくってるし、挙げ句に本来のソーの役割をキャプテン・マーベルに全部持って行かれてて可哀想になりました。サノスの母船を破壊するのは二人の連係プレーくらいの配慮が欲しかったです。最後には王位を放棄し再建した国を出てガーディアンズと合流とビッグ3で唯一次フェーズにも出るようなので多少は許せましたが、そこら辺のバランスの悪さと不遇な扱いはとても不満でしたね。逆にあまりにも強く描きすぎてしまったマーベルを今後どう扱うのか心配にもなりましたが、中途半端に融合して人格を消されたハルクも不憫だったな。 ただ、これだけ続いてきた作品群をまとめ上げたのは物凄い労力があっただろうし明確なビジョンを持ったファイギを筆頭にスタッフも素晴らしかったです。ずっと観てきて良かったと思いました。
[映画館(字幕)] 9点(2019-04-27 13:48:15)(良:4票)
77.  シャザム! 《ネタバレ》 
見た目はマッチョなヒーローだが中身は子供のまま、というのは大人目線では童心に帰り、子供にしてみれば願望を具現化したかのようなキャラで面白そうではあった。でも、幼い頃から里親の元を転々としていたひねて冷めてる14歳が変身後は妙にはしゃぎまくってヤル事は幼く、「選ばれし者」という割には色々と犯罪行為もしてたし思考が小学生の悪ガキ並になるのは差がありすぎて違和感があった。前任の魔術師も後継者選別でやってる事が横暴かつ雑でなんだかなあとしか思えなかったし、そりゃシヴァナもヴィランにもなるわなと。そのシヴァナは見飽きた系のスキンヘッドだし、人間を誘惑して憑依する七つの大罪という連中は見た目も同じような上に能力が分かりづらかったし敵に魅力が無かった。足が不自由なヒーローオタクのフレディにレクチャーを受けたり、怠けていたら叱咤されて目が覚めるってのは悪くは無い。でも総じて薄っぺらかった。 ラストにテーマ曲に乗りつつ出て来たあのお方は中の人のスケジュール上あの演出になったらしいですがブツ切りでラモーンズ「I DON'T WANT TO GROW UP(大人になんかなるものか)」に突入は大正解でしたね。まあ選曲もエンドロールの画も『スパイダーマン:ホームカミング』と同じようで既視感バリバリでしたけども。 SHAZAMの力を分かち合って6人がスーパーパワーを得ていましたが、ひとつになる時が本領発揮=強敵ってことなんだろうか。ビリー以外の誰かが全部をまとめることも可能なのかな?6人もいると戦隊モノのようで幅も広がりますね。時代なのか人種も性別も満遍なく配置されていたけどみんな演技が上手くて可愛かったな。今後どう展開していくのか知りませんが、育ち盛りの子供達なので計画立ててポンポン進めてもらいたいモノです。
[映画館(字幕)] 5点(2019-04-23 20:58:23)(良:1票)
78.  マローボーン家の掟 《ネタバレ》 
日本公開は1年半くらい遅かったんですね。 忌まわしい過去から逃れるためアメリカにやってきた家族。優しかった母親が病にかかり亡くなってしまい、5つの掟を守り人里離れた森にある古い屋敷でひっそりと暮らしている4人兄妹の物語。 良い出来だった『永遠のこどもたち』を監督したJ・A・バヨナが製作総指揮で脚本を担当したセルヒオ・G・サンチェスが今作も脚本しつつ監督デビューということなので、タイトルとポスターと軽いあらすじだけ確認して観に行きました。鑑賞後に予告編など見てみましたが見なくて良かったなと思いましたね。 純真でひたむきに生きている仲良し4人兄妹はそれぞれ強さと脆さがあり、友達になったアニャ・テイラー=ジョイ演じるアリー含めてとても可愛く、巧妙なストーリーと上手い演出もあって引き込まれました。散りばめられていた謎と伏線が収束していくさまは見事だったし想像のもう一歩先を行かれましたわ。お兄ちゃん頑張ったな。スペイン産のホラーやスリラーは面白い発想のモノの多いですね。
[映画館(字幕)] 8点(2019-04-17 01:12:19)
79.  ハロウィン(2018) 《ネタバレ》 
面白いかは別として亜種を大量に発生させたオリジナルに対するリスペクトが感じられ「あー、ハロウィンだなあ」という作りになっていてシリーズを見たことある人なら安心して観られますね。ただまあ1以降は無かったコトにしたにしろ、なぜかマイケルが精神療養所に収監されていたり、策があったにしろローリーが白髪ロン毛で森の中に住んでいて世捨て人みたいになっているしで微妙な話だった。宿命の二人ながらお互いにやることが中途半端でマイケルはただの殺人鬼になっちゃってて意味も無く子供もヤっちゃうし、冒頭に出て来た記者コンビはなかなか仕留められず手際が悪いので生き残る系かなと思ったらそうでもない。そのくせマイケルに触れすぎて異常性に感化されたのか急にイキり出したルーミス医師の後釜の変な医者をひと踏みで潰したり、メリハリが悪いので強いんだか弱いんだかよく分からなかったですね。道中なぜかわざわざアリソンの友達のバイト先に現われて殺したのも意味が分からなかった。殺すならアリソン狙ってたチャラ男でしょうに。 終盤、マイケルと争い二階から転落したローリー。マイケルがちょっと目を離し再び覗くと姿が無い、という1の逆パターンは「今度はマイケルが狩られる側か」と期待値が上がったし、娘カレンがマイケルに見つけられ恐れおののいていたら釣りの演技で子供の頃にローリーに仕込まれ肝の据わった面構えに豹変し見事な射撃術を披露し着弾。弾丸を食らってよろめいたマイケルの背後の暗闇からローリーが出たトコなどはかなりグッときました。しかし、閉じ込めて火をつけたモノのマイケルの姿が無かったり孫のアリソンが包丁を持っていたりと意味深な最後にしてたのはクドかった。仲違いしていたローリーとカレンの協力プレーで因縁のマイケルを(とりあえず)撃退しました!で良かった気がする。『ハロウィンH20』の方がシリーズのシメには良かったけど次はあるのだろうか。
[映画館(字幕)] 5点(2019-04-17 01:12:17)
80.  バンブルビー 《ネタバレ》 
トランスフォーマーはここ2作がお粗末な出来だったので全く期待していませんでしたが、明るくて愛嬌のあるチャーリー役のヘイリー・スタインフェルドと可愛いバンブルビーの相性の良さもあってか思ってたより面白かったです。80年代ということで音楽を多数使ってましたが、ビーがリック・アストリーのカセットを吐き出したのは笑いましたし、適度に入るユーモアなシーンが二人のキャラもあってかイイ味を出していました。 サイバトロン星のバトルから始まり敗戦濃厚なオートボットを見たオプティマスの指示で地球へ潜伏するB-127(バンブルビー)という流れも違和感がなく、オートボットもディセプティコン側もいままでのゴチャゴチャしたデザインと打って変わりシンプルなデザインなのでとても良かったですね。歴史の裏にトランスフォーマーなんかよりコッチの路線の方が全然ウケると思います。まあ前日譚な物語で舞台も80年代ですがトランスフォーマーが出始めた頃のようで懐かしく見えましたね。ストーリーはある種ベタといえばベタな展開でところどころ強引でしたが、チャーリーとバンブルビーだけで終息させ、チャーリーはトラウマも払拭し自分のために頑張ってくれた義父とも打ち解け家族もまとまり、バンブルビーはいつものカマロにトランスフォームして颯爽と走り去りハッピーエンド。トランスフォーマーを知らない人でも気軽に観られると思います。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-23 21:59:50)
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