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おはようジングルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 783
性別 男性

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61.  ゴッドファーザー PART Ⅲ
このシリーズの極めつけの(一番肝心な)シーンが最後に訪れます。 マイケルは事態を収拾しようとしますが、マフィアという職業の悲しい運命は許さず、一番大切に思っていた娘が死んでしまいます。まさに深き愛情が間違えた結果を導き出してしまった。 マイケルがひとり寂しく死んでいくシーンは、監督が語りたかったテーマが克明に表現されたシーンのように思います。
8点(2003-12-18 17:11:25)
62.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
ビトーの懐古シーン(昔)とマイケルのシーン(現代)を上手く絡ませることにより、マフィアのボスとしての苦渋を息子が受け継いだことへの悲哀をより一層強く物語っている。 いろんな意味でマフィアのイヤな部分が克明に描かれているが、特に身内の裏切りまでも疑わなくてはならないなんて悲しいものが有りますね。 ひとつ不満が有るのは、最後に各ファミリー間の抗争が足早に終わってしまった点です。 
8点(2003-12-18 17:10:38)
63.  レザボア・ドッグス
初っぱなから黒づくめの柄の悪い集団が『マドンナ』の曲に対する論争を繰り広げるシーンから始まる。『アゴ男』が中心で、訳の分からない個人的な偏見をまくし立てているのだ。その人物はタランティーノ監督自身であり、出演までしちゃっているのです。彼にとってこの作品が初監督作品なのですが、この独特の演出はこの先の作品にも色濃く反映されていく(パルプ・フィクション→キルビル等)。この思い切った(自殺行為とも言える)構成は独創的であり、斬新な場面設定は革命的なものだった。 その後の展開も破天荒で、大切であるはずの銀行襲撃のシーンを丸ごと飛ばしてしまうのだ。唖然!! 終始クールに物語は進みますが、とにかく会話(台詞)の内容が面白いし、俳優陣の演技もハイレベル。そして何より音楽が渋い。 相当な低予算映画かと思われるのですが、アイデアとセンスで見る側を圧倒します。もの凄い才能だと思いました。
8点(2003-12-05 17:15:53)
64.  アメリ
まず、個々のエピソードがなかなか面白い。アップテンポで進む割にわかりやすく仕上がっている。監督の手腕の素晴らしさが窺える。さらに、随所に「笑い」をやりすぎることなく散りばめていてツボを突いてくる。 脚本もハイレベルで無駄な描写が無い分、2時の間に十分過ぎるぐらいの内容が詰まっている。メッセージは非常にシンプルなもので「心を閉ざさず解放しなさい」という感じ。説教がましく無く爽快な作品です。 
8点(2003-12-04 18:57:20)(良:1票)
65.  プレデター2
シュワが出ていなくて良かった。シュワが嫌なのでは無く、今作にも彼が出ていたならば「ダイハード」シリーズのように一人の人間が災難ばかりに遭うという“アホなシリーズ”になっていたと思います。単にネームバリューで、シュワちゃんシュワちゃん言ってるのって恥ずかしいしね。 あと、主人公はこれぐらい弱いほうが好きですね。前作は筋肉モリモリ男が主人公だったので、続編に変化が出て良かったと思う。やたらと「どっちが勝った!」とかに拘る向きが有るが、ホントそういうのって幼稚臭いね。 この作品は前作の制作費を約5倍上回ったと聞きました。確かにアクションが増えているし、クリーチャーも増えています。が、本当の要因は前作が低予算過ぎたのもかと思われます。 ジャングルから都会にハンティング場を移したプレデター。恐らく彼は禁漁区(地球)を無断で狩りしている一部のプレデターなのではないか? ラストで沢山プレデターが出てきたのも彼を連れ戻すためだったのかもね。主人公に昔の銃を渡していたし、彼を戦士と認めたのでしょう。このことからプレデターは過去にも頻繁に地球に来ていたということが分かります。プレデター達は戦闘が趣味なようですから、弱い獲物に興味が有りません。妊婦や子供には興味が無いのです。ですからギャングの居る場所や修羅場に寄ってくるのです。映画ってそうやって勝手に色んなことを創造するのが面白い。「意味が分からないから面白くない」なんてのは勿体ない鑑賞法ですね。 
8点(2003-11-28 19:30:42)
66.  プレデター
役者にネームバリューが有るか無いかで作品のレベルを判断する人がいるのには唖然とする。この作品のタイトルも「シュワルツェネッガー/プレデター」となっています。なんで役者名がタイトルに入っているのだろう・・・。シュワちゃーん、シュワちゃーんですか、呆れるね。 この作品はテンポが異常なまでに早く、上映時間も短めです。これで退屈とか言ってる人は映画を見るべきではないでしょう。ベトナム戦争の映画に見られるようなジャングルの設定は、見えない敵を語る上ではうってつけの舞台です。人間(知性が高い猿)が鹿(知性の低い動物)を楽しんで殺す(狩り)のと同じように、プレデターは人間を刈狩って楽しみます。この妙味に気が付かない人が可哀想。遊び感覚でシュワをいたぶり、結局しっぺ返しを食らうところなどは、有る意味調子に乗りすぎている人間への警告かもね。 まぁ、ウルトラマン等の馬鹿ヒーローの戦闘ものが好きな人には納得がいかないバトルなのかも知れませんが・・・。 特殊効果も面白い。プレデターは明細光学のような技術を駆使して姿が見えにくくなりますが、あのミラーのような見せ方は確かにジャングルだと気が付きにくい。程良い見えにくさがgoodです。本当に何も見えなかったら面白くも何ともない。 プレデターの不細工な顔も気持ち悪いぐらいリアル。クリーチャーとCG(コンピューター処理)を上手く合わせて使っているのでリアリティーが有ります。 爆発シーンや銃撃シーンの迫力は凄まじい。CGが今ほど発達していない時代、下手にCGを使いまくっていないのが良いのかも知れない。 
8点(2003-11-28 19:14:24)
67.  シンドラーのリスト
「アカデミー狙いで作った」というように批難されてますね。本当に映画が好きな人は、まず「作品」を純粋に見ると思う。作品を見る前から、憶測や噂や偏見で「気に食わない映画」として考えを固執してしまうと、偏った印象しか持てなくなるのではないか。 「偽善」という言葉にも重みがあります。 例えば、駅前で募金を嘆願している人たちは偽善者なのか? それにお金を入れる人たちは偽善者なのか? 自分も偽善的なのだろうか? 結局、募金をするのは個人にとってほんの一部のお金です。「自分は良いことをした」という自己満足でしかなのか。 「正真正銘の善人」というのは自分の比較的豊かな生活を飢餓に苦しむ人たちと同じような生活水準まで下げて、残りの貯金を全額寄付する人のことをいうのだろうか。 人を助けるということの本質は一体どういうものなのだろうか。考えさせられます。 映画の印象は赤い服を着た少女。色がそこだけ使われてますね。すごく強いメッセージが込められているように思いました。
8点(2003-11-19 13:34:22)
68.  ショーシャンクの空に
スティーブン・キング原作のものは全て読んでますが、映画化されたものでは「スタンド・バイミー」とこれは最高の出来栄え。他のは酷いものばかり。 原作は「刑務所のリタヘイワース」というタイトルですが、こっちの方がタイトルとして良いと思う。 非常に原作に忠実に脚本されていて、キャスティングもバッチリはまりました。あとは、印象に残る音楽がほしかったかな。  諦めない勇気と情熱、新たに踏みしめる人生の喜びが遺憾なく表現された作品です。
8点(2003-11-17 16:00:56)
69.  リーピング 《ネタバレ》 
確か、『ハムナプトラ』でも「十の災い」なんてのが出てきたな。 これは、古代エジプトで奴隷だったイスラエル人を救うため、エジプトに対して神が行った十種類の災害なのだけど、作品に反映されているのはその“効果”のみであり、映画的な狙いと言えば、ビジュアル的に面白い題材だろうなといった、むしろ思いっきり肩の力を抜いたものになっています。 堅苦しい解釈は度外視にしたものであり、逆に言えば歴史やエジプト紀に詳しいとか詳しくないとかは全く問わないのである。 川を血に変えるなんてのはチョット古いし、蛙繁殖+ぶよ繁殖+虻繁殖+蝗繁殖って繁殖もの多いし、腫れ物ってのも地味だし、長男死ぬってのも何だし、暗闇ってのもコレまた地味だし・・・、一見あまりビジュアル向きでは無いようにも思えるが、逆にこのあたりを使うことにより、序盤のオカルト的な雰囲気を出すことに成功している。そして終盤に派手な演出である“雹降らせ”をもって来るという、ある種計算されたプロットとなっているあたりは、手堅い作品と言えるのではないだろうか。 あと、忘れてはならないのが、終盤手前のイナゴのシーン。これで中だるみを阻止しているようにも思える。 完成度はまずまずの佳作といった印象だ。個人的には掘り出し物かも。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-01 15:18:48)
70.  ライディング・ザ・ブレット
原作はキングの初の試みとなる電子出版。自身、交通事故直後に書いた作品ということも重なり、少々とまどいとトラウマを感じさせるものとなっている。同時期に製作された『ドリーム・キャッチャー』『キングダム・ホシピタル』にもそれと同じような場面を見受けることができます。 キング作品で多く描写される60年代のナンバーも盛り込まれているし、監督ミックギャリスの独自の主観も十分に発揮されていることから、原作よりも有る意味、味わい深い作品となっていると思う。とくに主人公アランの人物描写は原作よりもより掘り下げられている(冒頭に謙虚に表れている。このようなケースは珍しい)。 恐怖描写だけではなく、『刑務所のリタヘイワース』や『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる感情溢れる描写もきちんと描けている点にも好感が持てる。 正直なところ個人的には原作よりも上手く出来ていると思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-22 21:07:42)
71.  宇宙戦争(2005)
「前半は良かったけど、後半が怠かった」(CG満載の宇宙人による破壊シーンは良かったけど、後半の密室ドラマは怠いだけ・・・)という意見が他サイトで大多数を締めている現状。う~ん・・・。プレステ世代の自称映画ファンの増加は凄まじい限りである。最初から最後までCGで押しまくらないとトーンダウンという評価になる訳です。彼らにとって映画とはゲームの延長線(ゲームの実写版)でしかないようだ。映画人口が増えてきたのって、プレステでDVDが見れるようになってからじゃないでしょうか? 特にCGによる特殊効果の発展期以降から(マトリックスあたりかな)伸びてきたような気がします。まぁ、楽しければ良いんだけどね。そんな人には是非とも『ファイナルファンタジー』や『ヴァン・ヘルシング』あたりをお勧めしたい。 親子愛が描かれていない? 『デイ・アフタートゥモロー』でも同じこと言ってた人が多数いたけど、この作品をわざわざ映画館に見に行く人って正直そんなもん望んでないでしょ。スピルバーグでタイトルが『宇宙戦争』ですよ。ハリウッドが得意とする娯楽大作CG映画ってことは分かってた筈です。人間ドラマ見たい人は見に行かないって。正直になりましょうよ。 ご都合主義的な展開についてもダメ出しが激しいようですが、この映画は生き残った家族を追っかける形でのロードムービーなのでトムの家族だけが助かっちゃうのは当たり前です。死んだ家族を追っかけてたら20分ぐらいの上映時間でサヨナラです。 あと、トムの演技にやたら敏感になってしまっている人も多いようですね。非常に不憫なことです(私もその一人です)。彼が出演するだけでマトモに見れませんものね。だからといってそれを評価には入れませんけどね。
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 18:02:42)(笑:1票) (良:1票)
72.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
面白い世界観。未来の小道具が独特だし、夢のシーン(主人公が空を飛ぶシーン)等は幻想的な美しさが有り、特殊効果的にも大変優れていると思う。本当に感性豊かな作品だと感じた。ただ、よく言われているようなのですが“キューブリック的”では決して無い。本気でそう思われているのならその人は何か勘違いされているのだろう。 夢が随所に出てくるのですが、物語の構成は世間で言われている程難しいものではない。むしろ淡々と進んで行きます。ただ、彼女と朝を迎えた所を逮捕されてから以降に脳の洗脳が行われるので(現実でないシーンが挟まれる)、その辺で訳分からなくなる人が出てくるのかも知れません。 実はこの映画、公開場所(時期)によりパターンがいくつか有ります。確かアメリカ公開版は、上映が長すぎる上にラストのバットエンディングでは救いが無さ過ぎるとの上層部の意見から大幅に変更を余儀なくされたようです。あと、日本公開版とレーザーディスク版(DVD版)とが有るようです。
[DVD(字幕)] 7点(2005-09-02 18:00:03)
73.  シー・オブ・ラブ
なかなかサスペンス性の高い作品ですね。最後のオチには十分に納得させるものがあったし、「なるほど!」とも思わせてくれました。それにしてもアル・パチーノ小さく見えるな~。他の役者さんの背が高かったからかな?
[ビデオ(吹替)] 7点(2005-08-15 12:05:04)
74.  ダークシティ
制作費の割には非常に力作である。余計なお金を掛けてないところに秘訣が有りそうだ。あと撮影技術(見せ方)も大いに貢献していると思う。このクオリティーだと本来ならば少なくとも50億はいってるだろう。 作品の内容自体はチープであり、正直言ってB級である。ただ、演出は一級なので幼稚くささが鼻につくことなく格好良く見せることに成功している。SFならばこのくらいの大袈裟なフィクション性が適切かとも思われるので、このジャンルが好きな人には十分楽しめるだろう。むしろ作品としてはAクラスであると言っても過言ではない。
[DVD(字幕)] 7点(2005-08-15 12:00:50)
75.  あしたのジョー2
丹下段平はジョーの魅力に惚れ込んだ。彼のどこにそんな魅力が有るのか?、ボクシング(喧嘩)の才能に魅せられた。それも有るだろうが、ただそれだけでは無いように思う。幼い頃から流浪の旅を続けることにより宿った闘争心。それとは逆に温かい人間味。自分勝手だが一直線。その割には、目標を失うと茫然自失となるような精神的に弱い面も持っている。・・・いろんな面で他の人(凡人)にないモノを持っている。白木葉子やノリちゃんも同じ所に惚れたんだと思うよ。丹下段平や白木葉子はジョーに頼まれて面倒見てた訳では無い。~人を寄せ付けるモノとは何かを考える。それもこの作品を楽しむ要素の一つであり、妙味だと思うんだけど・・・。
[地上波(吹替)] 7点(2005-08-07 08:42:40)
76.  ヒットラー 第1章:覚醒/第2章:台頭<TVM>
思いこみが激しく、自分に対して自信過剰。人の後ろを歩くことを極端に嫌い、前に前に出ていこうとする生まれ持っての闘争心。外見は大人しく映るが内面の燃えさかるエネルギーは半端ではない。こういう人間って、チョットした切っ掛けを掴むと一気に突っ走るんですね。 小さい酒場での演説から始まって、それに同調する人がどんどん集っていく。彼の演説は“熱心な政治に対する思い入れ”“母国への忠誠”という生半可なものから来ているのでは無い。そんな表向きな感情を後目に“自分の力を認めなかった他人への怒り”“自分の考え方にそぐわない人への恨み”という感情が明らかに先立っていく。 この作品はおそらくテレビ映画かと思われますが、かなり重厚な仕上がりになっています。一人の人間が史上最悪とも言われる犯罪者への道を突き進んでいく様を余すとこなく描いた見応えのある一本である。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-06 18:51:57)
77.  ピースメーカー
ミミ・レダーが「ディプインパクト」の前に撮った作品だけあって、ニューヨークにツインタワーが残ってますね。女性がメガホンをとった作品ですが、感心するのは丁寧な作り込みです。女性特有の繊細さが伺え、シーンのつなぎもしっかりしています。特に人物を撮るに当たり、光の光源に気に遣っているので俳優が引き立つんです。アクションシーンも悪くないし、上手く緊迫感を出せていると思います。 ジョージ・クルーニーはいつも通りの??な演技なのですが、ニコール・キッドマンは良いですね。動きが大袈裟すぎていないし、台詞の無い場面での表情の作り方が上手い。彼女の能力には「ムーラン・ルージュ」でも驚かされたのですが(歌も上手い)、才能が有りますね。 テロリストを徹底的に悪とみなしていない点にも好感が持てる。悲しい裏側を見せることが(妻と娘の死)、人物の作り込みに深みを増すことになる。普通の人間でも“復讐の炎”に包まれると常軌を失った行動をとってしまう。 アメリカによるイラク攻撃後、現在も行われているアルカイダによるジハードを思い起こした。  ただ、犯人に同情してしまうようなことが有ってはならない。これ見よがしにアメリカばかり批判して満足している人間をよく見かけますが、この問題はそんな単純なものではないと思う。
7点(2005-02-28 13:21:50)(良:1票)
78.  ドーン・オブ・ザ・デッド
“ゾンビが走る”ということに関して議論が分かれているようですね。どこかの宗教団体かと思えるほど、前作(ロメロ版ゾンビ)に思い入れがある人が多いようです。あげく、他のサイトでは「死後硬直しているのに走れるのはおかしい」という意見まで飛び出してましたが、ゾンビになったら死後硬直するなんて設定は誰も決めてないよね。面白い屁理屈だけど、つまらないツッコミだとも思いました。回顧主義も良いんですが、頭が固すぎると映画は楽しめませんよ。 個人的には、今回の“ゾンビが走る”ことに関しては大賛成。前作のスローなゾンビをリメイクした所で何の発展性も無いし、ただの単純な焼き直し映画になってしまう。 それに、“逃げても簡単に追いつかれそう”という不安感が緊迫感を生み、恐怖心が倍増した。 あと、感心したのはキャラクターがきちんと立っており、見る側が感情移入しやすい作りになっている。特にCJだったかな?(ガードマンのボス)なんて最初は嫌な奴だったけど、最後は生き残って欲しくなりました。武器屋のオッサンとのやり取りも面白かったしね。こういうドラマ性の有る作りって大切なんですよね。最近のホラー映画には無かったことです。単純にゾンビが出てきてグログロなバトルを展開されても面白くも何ともないですから・・・。ロメロ3部作とは違った味が出ていて、非常にレベルの高い作品と感じました。
[映画館(字幕)] 7点(2004-11-07 15:48:53)
79.  ルパン三世(1978)
宮崎駿の「カリオストロ~」と比較されがちですが、あちらは「ルパン三世」をモチーフとして創った別物と考えるべきでしょうね。こちらが本当のルパンです。 ハードボイルドだが、少し下品。 絵には味が有って(荒っぽい)、静止したカットが多い。 思い切った遊びっぷりの描写(トラック追跡シーン)など、従来の「ルパン三世」の良さが存分に出ています。個人的にはこの作品以外のルパンは見る価値が無いぐらいに思っています。テレビの2時間シリーズに至っては愚の骨頂。
7点(2004-11-01 14:56:51)
80.  グランド・ホテル 《ネタバレ》 
金持ちながらも全く紳士的でない卑怯者プライジング。お金に困っているが紳士的な優しい男ガイゲルン男爵。この2人を対照的に描くことで、裕福であろうが貧困であろうが人の中身は“金”では計れなという人間感を描いている。 それだでも面白い対比なのだが、この作品は更に人物を掘り下げて描いていく群像劇である。死を宣告されることにより、初めて生きる喜びを見出していくクリンゲンライン。お金になびいてしまう女フレム。有名人だが愛に飢えた女グルジンスカヤ。現実生活においての縮図とも言える内容。“グランド・ホテル”を小さな世界としてとらえ、人間の様々な目論見や営みを語ります。 希望に向かって再び旅立つ者もあれば、暗闇に足を踏み出す人もいる。正に人間賛歌として見応えのある伝説的な作です。
7点(2004-10-14 15:17:03)
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