61. 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
この6点は悲しい戦いの中で癒しを与えてくれたコダックに捧げる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-09 18:02:32) |
62. この森で、天使はバスを降りた
《ネタバレ》 すごく雰囲気がいい映画で、途中までは傑作に出会えた気がしてたのに、終盤のトンデモ展開にはびっくりした。実話なのだとしたら受け入れざるを得ないが、やはりフィクションらしいので、これを得意げに書いた脚本家がいるかと思うと寒気までしてくる。某証券会社の昔のCMで「人は未来を予測する時、最良と最悪の出来事ばかり思い出してしまう」「滅多に起こらない出来事は、滅多に起こらないのに」というフレーズを目にしたが、この脚本を書いた人は強引だと言われようと何だろうと、どうしても最悪の結末にしたかったようだ。それで泣かせようたって、そうはいかん。あの「コンテスト」も本当に合法なのかどうか気になるところ…。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-21 00:16:52)(良:1票) |
63. ワンダフルライフ
設定こそ奇抜だが、演出はリアルを極め、その象徴となった素人さんの起用は良い方向に転んだと思う。ただ、一昔前の邦画の悪いクセだと思うんだけど、ダラダラ感がかなりきつく、退屈。そもそも登場人物の想い出にそれほど興味を持てない。さらに、経費はどこから出ているのか?、など非常に野暮な事まで考えてしまった。ぶっ飛びコメディタッチなら気にならなかったんだろうけど…。何をどう楽しめばいいのかを、なかなか見つけ出せない映画だったな~。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-22 19:30:17) |
64. 午後の遺言状
《ネタバレ》 80を過ぎた頃の新藤監督が撮った映画。主演に90近い杉村春子を迎えたわけだが、舞台に立ち続けていた人ってこういうものか、実に若々しい。セリフが本当にしっかりしている。で、本作が杉村春子と乙羽信子の遺作となった為、今となってはとても貴重に思えるが、内容自体は面白いような面白くないような微妙なところ。例えば蓉子に対し衝撃的な告白をした豊子だったが、この歳になるとドロドロするわけでもなく、少しばかり言い合って終わりなんですね。昼ドラなら大変な事になりそうだが、あっさりしてて良いのか悪いのか、とにかく長く生きてきた人は違いますわ。牛国夫妻の最期を辿って、さらに前を向いて生きていくと決意した蓉子。その姿、強さが生涯現役・杉村春子の人生と重なって見える。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-16 19:32:00) |
65. 天使にラブ・ソングを2
日本の高校生がこれほどの歌唱力を持っていたら嘘臭くて見てられないと思うんだけど、アメリカなら大して気にならないのが凄い。そういう国だって思い込んでるからだな。真っ白な空間で、みんなが楽しそうに踊ってるエンドクレジットが大好き。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-03 19:02:20) |
66. ドラえもん のび太とブリキの迷宮
ブリキンホテルとその周辺の雰囲気は良かったのだが、サピオくんの登場あたりから胡散臭さ全開。興味が持続しないもんで、やたらと長く感じてしまった。皆口裕子に少年役もミスキャストかな~。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-01 20:41:44) |
67. トイ・ストーリー2
ジェシーの過去だけでうるうるしてくる。一番笑ったのは「スターウォーズ」のパロディ。「1」に比べスケールが大きくなり、映像の進歩も見られたが、どちらかと言うと「1」の方が好き。理由は・・・自分でもよく分からないや。 [DVD(吹替)] 7点(2011-07-11 18:08:31)(良:1票) |
68. トイ・ストーリー
《ネタバレ》 おもちゃが主人公になると人間にとっての日常もスリル満点。結構笑えたし、おもちゃ同士の友情に感動させられたり…。子供に見せれば物を大切にする心も生まれるはず。最後は派手にやるのがハリウッドの精神かな。落ちてるだけ? いや、ちゃんと飛んでたさ、バズ!。素晴らしい映画でした。 [DVD(吹替)] 8点(2011-07-11 18:07:16) |
69. ルパン三世 ワルサーP38<TVM>
《ネタバレ》 初っ端から血の量が多い。敵が残虐非道だ。そのボスであるゴルドーはもはや「出るアニメを間違えてません?」ってくらい強い。要するに「ルパン三世」シリーズにしては重すぎる気がした。しかし、島からの逃亡を不可能にする毒の存在は面白い。島のガスを吸っている限り、何ともないが、そのガスが無ければ死に至るという毒。だからエレンやボマーなど、好んで組織にいるわけじゃない者も、組織から離れられない。そこで頼みの綱が解毒剤の開発を進めるドクターだ。ドクターはついに解毒剤を完成させ、希望の光が見え始める。ルパンたちはそういった一部の勢力と共に戦っていく。悪人は悪人同士で裏切り、裏切られの怒涛の展開があり、見応えがあったし、エレンの「ちょっとの間だったけど自由になれた気がした、ありがとう… ルパン」っていう事葉には感動しちまって…。もう一つ言っておかなきゃならないのが声優陣。脇役まで含めてみんなが適材適所でいい仕事をしていた。クリカンも珍しく?渋く演じきったし、何より内海賢二、津嘉山正種、両人の存在感だな~、素晴らしい。ルパンのTVスペシャルではかなり上位に入る。(といっても、大した数は見てないが…) [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-04 19:00:32) |
70. ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密<TVM>
五ヱ門の同門出身だというオカマの貞千代が無駄に頑張ってた。やっぱり「ルパン三世」は30分の枠でテンポ良く進めるのがベストだと思い始めた今日この頃。本作も1時間30分費やす内容じゃなかった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-07-02 18:00:21) |
71. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 たいへん楽しい映画でした。尼僧は殺せないというヴィンスの部下二人が面白い。と思ったらヴィンス自身もそうだったのか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-01 00:08:22) |
72. マイ・フレンド・フォーエバー
《ネタバレ》 友情と家族愛… 泣ける映画の代表格ですかね。何と言っても靴、これにはやられた。そんな訳で、もちろん良い映画だと思うけど、エリックの悪ガキ加減がちょっと気になる。毒草煎じたのも、菓子の「味見」も、勝手に旅に連れ出すのも、お金盗んだのも、この際大目に見ようと思うが、病院での悪ふざけは笑えないし、あれはやっちゃいけないと思う。デクスターのお母さんが度量の大きい人で良かったわ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-18 13:01:59) |
73. ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM>
まぁ~… たいして面白くはなかったけど、調べてみるとこの作品でTVスペシャルを完結させる予定だったらしく、その影響が濃く出ている序盤はなかなか良いと思った。まず、いつもと雰囲気の違う銭形警部が現れる。銭形は目の前にルパン&次元がいるにもかかわらず、逮捕どころか、一緒に酒を飲もうと言い出す。ルパン、次元も「お互いに年をとった」とか「老後の計画が…」とか、寂しい事ばかり言う。ルパンシリーズはその後も続く事になるが、山田康雄ルパンに限定すれば末期にあたるため、哀愁漂う空気がマッチしていたんだろうな~。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-06-06 18:35:35) |
74. 愛を乞うひと
《ネタバレ》 この映画は10年近く前に見たけど、少女が殴られるわ蹴られるわで、ひどい嫌悪感に襲われ、途中で見るのをやめてしまった。血が出るより、吐くのがもっと怖かった記憶がある。で、今回再チャレンジしてみたら、同じく怖かったものの、決してそれだけではなかった(そりゃそうだ)。美容院での再会、その後のバスの中、自転車に二人乗りする母娘など、印象的な場面が多いのは映画としての完成度の高さの証明だろうと思う。そして言うまでもないが、原田美枝子の凄さ。照恵を演じているときには豊子を感じさせず、豊子を演じているときには照恵を感じさせない。無理なく正反対の両方になれてしまうんだから、女優って恐ろしいな~と思ったくらい…。豊子がなぜ虐待をしていたか理由がはっきりしないのは気になるところではあるが、実際、世の中の虐待事件でも理由が明確じゃないケースは多々あるし、あまり重要なポイントではないのかも。娘を愛し、母を許せた照恵に比べ、生涯孤独だった豊子はかわいそう、という原田美枝子の言葉が印象深い。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-31 00:01:39)(良:1票) |
75. ルパン三世 DEAD OR ALIVE
《ネタバレ》 これはなかなかのクールルパン。首狩り将軍も存在感があって良い。ナノマシーンについてはクライシスはあっさり殺したのに、ルパンや不二子には遠慮してるように感じられるのがいわゆる主人公補正というやつで少し残念に思います。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-05-19 18:30:45) |
76. ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス
《ネタバレ》 一応、劇場版なので派手にやってはいるが、全然ハラハラ、ドキドキしない。使われた銃弾は数百発、あるいはそれ以上にも上ると思われるが、ルパンならかすり傷程度で済んでしまう。こりゃダメだ。サッカー・ブラジル代表を使って爆弾を仕掛けるってのも、やる事がいちいち無駄すぎて、頭の中が「?」で埋め尽くされてしまった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-05-06 18:31:11) |
77. クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
ストーリーのみだと厳しいのだが、家弓家正と小川真司のバトルを収めるのが丹波哲郎であるという、分かる人には分かる豪華さ、面白さがあります。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-05-04 14:34:02) |
78. チャーリー
《ネタバレ》 恵まれなかった少年時代、病んだ母親、移民としての立場、多くの女性たち、トーキー時代の到来、二つの大戦、赤狩りの波、そしてついに国外追放…。いろいろありすぎて深く掘り下げられなかった面はあると思うが、ロバート・ダウニー・Jrの好演もあり、存分に楽しんだ。チャップリンの映画は数本観てるけど、チャップリンの人生については知らない事だらけだったのが逆に良かったのかもしれない。国外追放から20年、第44回アカデミー賞授賞式、そこには83歳になったチャップリンの姿があった。「サーカス」などの名場面上映に昔と変わらない笑い声が響き、拍手が送られる。さらに「キッド」で感動に包まれる場内。これに壇上のチャップリンの涙… BGM… もう反則レベルだ、泣かされた。チャップリンが初めて映画に出演してから約100年、この間、どれだけの人々が笑いと感動をもらった事だろう。そして、これからの100年もきっと…。偉大な喜劇王に敬意を表して8点献上。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-23 13:07:25) |
79. エネミー・オブ・アメリカ
発信機、盗聴、盗撮、衛星からの監視など高度なシステムからの必死の逃亡劇はスリリング。オチも個人的にはありだが、中盤が少々マンネリ気味か。採点は6点と7点の間くらいと考えているが、どうも決めきれないので、コイントスで決めた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-13 20:37:40) |
80. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 二人の命に賞金をかけた娼婦たちが、馬を持ってきた男の態度に、少し心が揺らいだように見えた時からこの映画はただものじゃないと思った。過去の罪にさいなまれるウィリアム・マニー。ネッドも今や人を殺す事はできなくなっている。そして初めて人を殺したキッドは恐怖と後悔を味わい、新たな決意をする。お尋ね者、娼婦、賞金稼ぎ、保安官。誰もが… つまり人間は皆罪深く、それ故に苦悩するのが人間だという事か。そんな許されざる者たちの中で、唯一後悔を知らず、自分が正義だと疑わない男がいた…。相棒を殺された怒りのクリント・イーストウッドと、ジーン・ハックマンの対決。しびれるな~素晴らしいな~。画的にもとても美しく、ウエスタンを極めた形と言ってもいいかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-03-20 00:04:39) |