61. ムトゥ/踊るマハラジャ
ちゃらっちゃっちゃっちゃちゃ~らら~ら~ら~♪世界の銀幕から~~~今日は、インド・カルカッタからお送りします(嘘)。富○通の提供でお送りいたします(嘘)。映画が始まると・・・インド独立の父・ガンジーに手を合わせるスーパースター。そして、スターウォーズの宇宙船のように、「RAJNI」の文字が、星と輝く「SUPER STAR」をバックに、画面から飛び出します。大仰なテーマソングとともに、スローモーションで駆け出すスーパースターが画面に現れると、館内はすでに熱狂の渦、盛り上がりは最高潮です。明日も、インド・カルカッタよりお送りします(嘘)。 ---ハナから日本の常識をあざ笑う、めまいがしそうな映像の連続。テーマソングは実はすごく哲学的なのに、バックの映像がマイケル・ジャクソンもどきのダンスで、一体何なんだこの映画はと思わせるパワーが満ち満ちている。画面に繰り広げられる全てが、映画の面白さをガラムマサラで味付けし最高潮に爆発させ、涅槃の境地へと導いた究極のエンターテインメント。よくマンガで頭をぶつけて頭の周りを鳥が回っている絵があるが、これを見た私は別に殴られてもいないのに頭の回りを曼荼羅がぐるぐる渦を巻いていた。ヤバい、ヤバい、私はドラッグはやってないぞ。ドラッグにはまる若者よ、ドラッグで人間やめちまう前に是非体には無害のこれを見て合法的にトリップしなさい。これを見ただけで印度、印度、印度へGo on a trip,頭の中もトリップ。これだけの映画、やはりこれは10点つけねば。素晴らしい。追記:私は映画館で見ることが出来、観客がこれだけ一体感を持って見られ、その時間を共有できたことを幸せに思いました。DVDやビデオで見る場合はノリの近い友人を集め(4人以上推奨)、仲間内で一番でかいテレビまたはスクリーンを持っている人の家で上映会方式で見ることをお勧めします。 10点(2004-06-29 12:07:45)(笑:1票) |
62. アラン・スミシー・フィルム
おやおや、私の採点が一番高い・・・(苦笑)バカ映画と割り切れるか割り切れないか、さらにはジョー・エスタハスがどう評価されているか知ってるか知らないかがポイントですね。インタビュー形式も評判悪いが、私はアレはまあまあよかったと思いますよ。そのおかげで女性評論家のセリフは笑えたし。「エスタハスの書いた部分を削れるのよ、評論家冥利に尽きるわ!」みたいなこと言ってましたっけ。でも後半入ってからがね、結局何を伝えたいのかも分からない。アレじゃあ主人公はただの変な人です。優れたバカ映画の「魅力的な変な人」ではない。カメオの3人に主役がすっかり負けてました。映画としてのまとまりはなく駄作と言えるでしょうが、私にはそこそこ楽しめる部分もあったので、4点くらいで許すことにしましょう。 4点(2004-06-25 00:22:29) |
63. メン・イン・ブラック
劇場はお通夜のように静まり返ってた。喪服みたいなカッコの2人だったからかな。お清めの塩が欲しいくらいつまんなかった。 1点(2004-06-24 07:38:57) |
64. ベオウルフ(1999)
うはは、さすがランバート。ここでも死なない男という一世一代の当たり役をやってるよ! 5点(2004-06-20 02:49:20) |
65. ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
ふふふ。公開当時は、こういうのを待っていた!って感じだったんだよね~。そのころ某大統領の某スキャンダルがありましたからね~、グッドタイミングで作られた映画だったわけ。内容はブラックでシュール、エンディングも私としては納得できるものだった。国家が利用し、そして国家にとって都合が悪くなった存在の行く末は・・・それがダスティン・ホフマンなんだけど、その何日か前に「レインマン」をビデオで見てたから、映画の中でべらべら喋り捲るホフマンにものすごいギャップを感じ「うるせーよ!(笑)」ってくらいに笑わせてもらった(笑)これが製作された頃は、まだハリウッドも健全だったと言えるんだろうけど今はどうなんだろうね。今じゃ突っつく人がマイケル・ムーアしかいないからなあ(苦笑。あ、ムーアはハリウッドとは違うか)大量破壊兵器はなかったということで決着しそうな今だからこそレンタルででも見て欲しい映画。ニュースにしろどんな情報でも人の手を介して伝えられる以上、鵜呑みにしてはイケナイ。そしてこの映画も、鵜呑みにしてはイケナイ(笑) 追記:南浦和で笑う三波さんの締めのコメント見て、そう言えば今の大統領は「藪」だよなあ、とミョ~に納得してしまった私。全てはハイド・イン・ザ・ブッシュ。ザバダック。 9点(2004-06-20 02:01:34) |
66. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
当時渋谷東急の最前列で見て、最初のシーンの画面ぶれに酔ってしまった(苦笑)夏美役は山本未来で正解。目の演技がすごいよ。 何て言うか、もし私が耳が聞こえなくてセリフは分からなかったとしても、その目で天涯孤独ゆえの生きようとする意志を感じた。山本未来は個人的に超10点なんだけど、金城の日本語演技はうーん・・・しゃべらないと雰囲気にはまるんだが。それと日本人キャストはせめて日常中国普通話くらいは勉強しておきましょう。ビジネスクラスじゃなくていいから。 7点(2004-06-19 11:03:49) |
67. ネゴシエーター
思っていたよりは面白かったというのが正直なところ。交渉劇は二の次、カーチェイスは見応えありましたが、やはりネゴシエーターを使ってこれはないだろう、肝心のエディ・マーフィーはネゴシエーターとしては軽い、話し方が軽くてサミュエル・L・ジャクソンと比べるとどうしても落ちます。全体的に見たこの映画自体の俳優としては合格、ネゴシエーター役としては失格という微妙なところです。若さや勢いで演技をこなすことが難しくなると、演技派への転向を図る。またコメディ俳優としての固定されたイメージを打破しようとして、それまでとは違ったシリアス路線に転向する。多くの俳優が悩んできた問題で、エディもちょうどこの過渡期にいるところでこの映画に出演したというのが映画の随所に現れています。シリアス演技もこなしていますが、それ以外のコミカルに話すシーンとではイメージが統合できていません。演出の問題もあるでしょうが・・・今後のエディに期待します。 追記:原題の意味が未だに分かりません。地下鉄って出てこないと思うけど。 5点(2004-06-14 21:23:25) |
68. カラー・オブ・ハート
プレザントヴィルの人々がバッドやメアリー・スーの顔が変わっているのになぜ気付かないのかとか、物語の前半のほう、カラーの人が現れ始めた直後に白黒人とカラー人がなぜ平気で一緒にいられるのかとか(普通なら「何だお前その顔?!」ってなりそうなもんでしょ)、人がカラー化するのは心のもちようが外に出ているのだと思うから、例えグレーのファンデーションつけてもつけた瞬間にカラーになったりしないの?とか、メアリー・スーがなぜあのタイミングでカラー化したかとか、疑問点大有り。それにあの物語の世界はあの時代にそういうのが求められていたからだと思うし、それを変えてしまうのはいいことなんだろうか?いい映画だからこそあえて苦言。10点つけられそうな素材なのに。アイディアがいいだけにもっと説得力が欲しい。クライマックスはあっさりしすぎてるし・・・親子の絆、ぶきっちょそうなハンバーガー屋のおじさんはよかった。それと、ストライク決めた時の町長のガッツポーズは怖いくらい絵になってる!決まりすぎ! 7点(2004-06-14 15:48:36) |
69. フック
ジュリア・ロバーツはこの頃が一番可愛かったね。 5点(2004-06-13 23:16:29) |
70. フィッシャー・キング
大人のためのお伽話です。ロビン・ウィリアムズとジェフ・ブリッジズ、2人のダメ男の友情と、人生を取り戻す物語。ギリアムらしくないという声もありますが、夢や妄想に囚われている、いつものギリアムらしい設定を、2人の友情に彩りを与えています。他の作品と違ってハッピーな妄想もありますしね。ラストではないですが不条理に思える展開も忘れていない。だけど見る者の気持ちをハッピーにしてくれる魔法のような映画です。人生うまくいかないことばかりと思っている人は男女問わず、是非見てはいかがでしょう。蛇足ですがロビンは、これでオスカー獲って欲しかった。 9点(2004-06-13 18:21:52) |
71. アベンジャーズ(1998)
実物を見て、この映画への期待は自動的に消滅しました。 3点(2004-06-12 20:12:25) |
72. スピード(1994)
「ちびるかと思った」ごめんなさい、見終った正直な感想です<(_ _)>アクション映画でこんなにはらはらしたのは初めて。 8点(2004-06-12 19:35:45) |
73. ロミーとミッシェルの場合
《ネタバレ》 いやー痛快。日本では「トゥシューズに画鋲」が定番だけど、この映画では「背骨矯正プレートにマグネット」!ポリシーのあるいじめられっ子だったから最後にヤな感じの女王様はパ・・を見せる破目になって笑いもの、これはもう痛快以外の何物でもない。自分を信じていれば、きっといつかはこの2人のようにみんなの視線を釘付けにしちゃう・・・まあ現実はこうはうまくいかないけどね。だけど言う。頑張れ、いじめられっ子。 9点(2004-06-11 18:35:13)(良:1票) |
74. パウダー
予告編を見て映画のイメージを勝手に頭の中で創り上げてしまったのが敗因。きっとパウダーもみんなに受け入れられていくんだろうなあと思ったら、結末は・・・(T-T)←予告編を信じてしまった自分に涙が出た(苦笑)それと、あの「ビショップ」が保安官っていうのは、やっぱり変だと思う。英語の発音堅いし(笑) 4点(2004-06-11 18:08:40) |
75. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
女だけど、こういう熱い男ノリの映画って大好き。多くの人が書いてますが私もおっさん四銃士がカッコよかったに一票。これは本当に嬉しい誤算だった。ジェラール・ドパルデューがあの役なのは、フランス人だから??←フランス人を何だと思ってるんだ、私(爆)あと、ジョン・マルコビッチの薄くなった頭が息子に先立たれた父親の哀愁をそこはかとなくかもし出してます。演技派でもフサフサの人じゃあそこまで役にはまらないと思う。茶化してるんじゃなくてマジで。禿頭は偉大なり。 8点(2004-06-09 20:26:49) |
76. ロミオ&ジュリエット
こーゆーセンスは好きじゃない。「桃尻語訳枕草子」読んでるような気分になった・・・はぁ。 3点(2004-06-09 20:10:54)(笑:1票) |
77. インデペンデンス・デイ
この映画は長所も欠点も語り尽くされている感があるので、ちょっと違う視点であえて真面目に書いてみたい。間違いなく、アメリカ賛歌の映画である。黒人、白人、ユダヤ人それぞれが主人公的役割を担うのは多民族国家アメリカならではだろう。お約束の核も出てくるし、クライマックスの演説などは全ての世界の人々に呼びかけているようで実はアメリカ主導である。それが鼻につく人も少なくないであろうこの映画を、単なるアメリカ万歳映画と切り捨てられないのは、監督そして製作を担当したのが敗戦国の人間だからである。同じく敗戦国で生まれ育った私は、9.11の直後、星条旗の下に集まり、「God Bless America」を歌う彼らに、どこかうらやましさを感じていた。アメリカは好きとは言えないが、アメリカ人をうらやましいと思う。盲目的な人もいるが、イラク開戦の際少数派だった戦争反対の市民でさえ、アメリカを愛しているから反対するんだと言える。本当は生まれ育った国を素直に愛したい、しかし今は素直に愛せないひとりの日本人として、大統領の前で熱狂する戦士たちに対し、数年後に抱いたのと同じような感情を抱き、「ひとりの敗戦国民が見た戦勝国への憧憬」をそこに見出した。娯楽映画としては展開のツメの甘さもあるもののメリハリのある演出は秀逸で、思想を頭から追い出して空っぽにしたら非常に楽しめるものである。だが、一方で日本人としてのアイデンティティを考えさせられた映画だった。 8点(2004-06-09 01:19:17)(良:1票) |
78. ドグマ
この映画の楽しみ方は、目の前で繰り広げられていることに突っ込みを入れるのではなく、某マンガの「ぴよ彦」のごとく頭の中で「ガビーン」といいながら見ることにある。「な、なぜカモノハシ・・・」ガビーン。「イエスがヒッピーだよ!!」ガビーン。「しゃ、しゃべってるよサイレントボブ!!」ガビーン。そして・・・「ベン・アフレック、これって地だろ?」(爆) 8点(2004-06-08 20:41:15) |
79. グッドマン・イン・アフリカ
お、ショーン・コネリー!と思って期待して借りた私がアホでした。そりゃないよ~と思ってしまうラストの直後にあちらのノリのカラカラに明るい音楽。すごく不思議な映画。でも、ばー様のお尻丸映しは、勘弁して~~(泣) 4点(2004-06-07 01:25:05) |
80. セブン
前に劇場で見たときは嫌いだったけど、この前日曜洋画劇場でやってたのを見て思い直した。こういう終わり方しかなかったんだろうなあって。まあ、前に見て知っていたと言うのはあるだろうけど、嫌いだったエンディングが割と素直に受け入れられたなあ。私も大人になってしまったと言うことなのか。 6点(2004-06-05 09:36:05) |