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称えよ鉄兜さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 112
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自己紹介 アメリカ在住

名前の由来は赤塚不二夫先生の作品(天才バカボン)からです。 実際金属フェチでヘルメット持ってますけど

配点分布をみると8点がピーク。 高得点評価が多い。 これは好きな映画の評価が多いから。 つまらない映画のことはあまり書かない。

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61.  トランスフォーマー
他愛のないストーリーで2時間半も引っ張るのは確かにつらいかもしれない。 ありえない事態の連続だけど、何から何まで作り話なんだし、突っ込みいれるべきじゃーない。 とにかく無になって、映画の世界に入って楽しむ。 これだね。 なかなか面白かったよ。 変形ロボットのおもちゃは言わずもがなの日本発。 だけどトランスフォーマーというアニメは日本のロボットアニメだかおもちゃだかにインスパイアされてアメリカで生まれた作品だったと思う。 そういう意味ではこの映画も完全なアメリカ映画(いや、もともとアメリカ映画だから変な言い方になるんだけど)。 元ネタは日本でもやっぱりアメリカなんだなーと。 とにかく題材が他愛のないものなので不満を言う必要もなくひたすら気楽に楽しめる。
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2007-08-10 18:16:43)
62.  アメリカン・スナイパー
Clint Eastwood映画らしい淡々とした作品だが最後のシーンで大きな疑問を持った。 Youtubeで見ることができるChris Kyleへのインタビュー映像を見ると彼自身がPTSDであったわけではないように思える。 ではこの映画は何なのだ。 Chris Kyleという英雄を使って全ての退役軍人に敬意を表した映画ということなのだろうか。 米国ではプロパガンダという人も多く賛否分かれている。  戦闘シーンに特に目新しさはない、平均点。 主人公がPTSDに苦しむ様子もありきたりな描写。 ほかに描きようがないのだが。 彼に命を救われたという海兵隊員と街中であって礼を言われ、敬礼を受けても冷めた目で見つめるだけのChris。 彼の心が壊れている様子が伺えた。 Chrisが殺される日の朝の出来事が映画で描かれるのだが、これが問題だ。 リボルバーを手に持ち、妻に銃口を向けるのだ。 しかも引き金に指をかけて。 銃の扱いを知る者にはありえない行い。  銃取り扱いの4原則がある 1 全ての銃は弾が装てんされているものして扱え 2 破壊する意図なき物/人/生物に銃口を向けるな 3 射撃準備が整うまで引き金に指をかけるべからず 4 射撃対象を正しく認識せよ、さらにその背後にあるものに気を配れ  作戦行動中も撃つ直前まで引き金に指をかけない、周囲の同僚兵士に銃口が向かないように注意するということは普段無意識にやっている。 にもかかわらず、たとえ冗談でも引き金に指をかけたリボルバーの銃口を妻に向ける。 このシーンに私は戦慄を覚えた。  これは事実なのか、作り話なのか。 ほかの全てより私には衝撃であり、大きな疑問の残るシーンである。 もし作り話なら、やりすぎだ。 映画の価値を貶めてしまったといえる。  今でもYouTubeで見ることができるがChrisがテレビのトークショー(Conan)に出たときの映像がある。 敵に2万ドルの懸賞金をかけられたという話。 しかし当時は全てのスナイパーに懸賞金がかけられたという。 だが彼はやはり特別で任期中に160人もの確認戦果をあげるほどの腕前。 未確認を含めればもっと多くなる。 最終的に彼への懸賞金は8万ドルまで上がった。 Chrisは、妻がこれを知って自分のことを敵に売るかもしれないから引退したんだと笑いながら司会者に語った。 強烈なジョークだ。 ほかにも多くのインタビュー映像が残されているが彼がPTSDであることを否定するような言葉も残している。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2015-03-06 08:30:50)
63.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
さまざまな酷評を目にしたが、やはり自分で観ないとわからない。 小松左京原作の映画化2度目なのだが、1973年版とは明らかに違う展開、演出。 しかしながらこれはこれで楽しめる。 独立した作品として完成された映画だと思う。  確かに草薙君は神出鬼没だし、俯瞰シーンの特撮はやや興ざめだし、特に最後の爆破シーンはお笑いとしか言いようが無いほど低レベルのCGだし、無理やりな設定で話を盛り上げているのは確かだ。 せっかく掘削船を使って爆薬を設置したのに最後の起爆剤の設置には潜水艇でもぐらなければいけないなんてありえない。 それに引退して展示されているふるい潜水艇を整備するまもなく使うなんていうのもありえない。 そんなことするくらいなら諸外国に協力を求めたほうが早いし確実だろう。 実際掘削船は外国からかき集めたじゃないか。 だけどそれで映画が楽しめなくなるわけではない。 無理やりな設定はありがちなもの。 そもそもの日本が沈没するという設定自体が無理やりだ。 十分に楽しめた。 1973年版と比べてはいけない。 同じ原作だがこれはまったく別の映画だ。  
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-07-20 03:26:43)
64.  GANTZ
前半のネギ星人、田中星人退治の辺りまでは大変面白く引き込まれた。 しかし後半の戦いは全くいただけない。 かなり迫力があるシーンが続くのだが、必然性がまったくないのだ。 一発で相手を爆破できる強力な武器を持っているのだからさっさと撃てばいいのに。 これは田中星人との戦いでもそうだったがこれは事実上初めての戦いでビビッて体が反応しなかったという言い訳はできる。 しかしそれ以降の戦いはまったく話を長引かせる演出のためにわざと撃たないという感じ。 じれったくていけない。 しかしなんで毎回違う星人なんだ。 そんなにたくさん種類があるのか。 頭数が少なすぎやしないか。 なんてことは考えちゃいけないんだろう。  後半のじれったさはいかにも残念だが、なかなか面白い作品ではある。 次回作が見てみたい  (原作コミックは未読、内容も知らず)
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-07-17 07:48:15)(良:1票)
65.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
私は1作目に7点、2作目に6点を付けた。 この3作目、点数としては1、2作目の間なのだが、小数点はつけられない。 2作目よりはましだが1作目には劣るので同じ7点にはしたくないので6点を献上しよう。  一言でいえば冗長。 157分はとにかく長すぎる。 これが120分くらいにまとまっていたら大変に面白い作品なったと思う(編集次第ではあるが)。  前半は実に面白い。 アポロ計画と絡めたのもよかった。 アポロ計画の実写映像と特撮映像。 人類が月に行った頃まだ生まれていなかった人が見るとどう感じるのだろうか。 しかし11号着陸地点を再訪するシーンで見逃すことのできない間違いを犯した。 月面上に残された月着陸船イーグル号に上段部があるのだ。 本来は2人の宇宙飛行士が帰還するために上段部が切り離され発射台として使われた下段部のみが残っているはずだ。 ほとんどの人にはどうでもいいことだろうが気になる人には気になる。  チェルノブイリまで持ち出したのは少々こじ付け過ぎの感がある。  主人公が落ちこぼれとして描かれるのは特に新鮮味はないがドタバタ調のコメディ演出はシリーズを通して一貫していて結構楽しめる。 会社面接で主人公がオバマ大統領から勲章をもらったことを自慢すると面接官がうちの会社は共和党支持者が多いんだという皮肉もきかせる。 主人公の両親も相変わらずいい味を出しているがほとんど出番がなかった。  だが後半の戦いシーンになるとぐだぐだになってくる。 とにかく長すぎる。 そしてくどい。 最後に主人公側が勝つのは当然予想しているが、やられそうになったり盛り返したりの繰り返しが多すぎて少々うんざりした。 それでも全編を通してハイテンションの演出なので結果としてはそれなりに面白く感じた。 でも前2作でだいたい語りつくした感があるので新鮮味に欠けたのは致し方のないところか。 カーチェイスのシーンもすごいんだけどなんか既視感がある。 そうだMatrix 2がこんな感じだった。 スケールアップはしているけど。 
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-07-14 05:21:11)
66.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
前作の主要登場人物がそのまま出てくるので前作を観ていれば余計なことは考えずに最初から話に入れる。 が内容は少々引っ張りすぎの感じがする。 150分は長すぎる。 いろいろなロボットが登場してアクション盛りだくさんだが全体的に散漫な印象。 コメディタッチに仕上がっているのは良いのだが犬のマウンティング(小ロボットもやる)などちょっと下品すぎる。 
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2010-02-27 13:30:19)
67.  DRAGONBALL EVOLUTION
巷の批評では悪評ばかりが目立つようだが、ようするに漫画のドラゴンボールが原作なのにありきたりのハリウッドアクション映画になっているのがだめだということなのだろう。 大昔にアニメのドラゴンボールのTV放送が開始されたころは結構面白いと思って時々見ていた記憶があるが、徐々に戦いに主題が移っていって興味を失った。 ばかばかしさあふれるこのハリウッド版ドラゴンボールは原作の初期の雰囲気をちょっと醸し出していると思う。 映画1本の短い時間で7つのボールを集めて、ピッコロと対決して地球を救わなければいけないのだからそりゃ話の流れが急でもしかたがないし登場人物を省くのもやむなし。 じっくり描く時間なんてありゃしない。 でも田村英理子がきれいでよかったし、チィーチィーとかいう女の子も可愛かった。 すごい名前だけどね、チィーチィーって。。 チョウユンファが良い味を出していた。 マスターローシのローシって老師のことなんだろうな。 それがそのまま名前になっちゃうんだからさすがハリウッド! 漫画の通りにスケベだった。 悟空も最後のほうはしっかりそれらしくなっていた。 大猿とか、カメハメ波とか台詞を聞いてるだけで笑ってしまう。 オザールーとか変な発音で言われても怖くないし。 この映画のカメハメ波はこれぞ本家カメハメ波だ。 Star Warsでヨーダがかましていたのは亜流だ。 またMatrixでNeoがSmithとぴょんぴょん飛び回って対決したのもドラゴンボールのコピーだったのだ。 なにしろ本家だもんね、なんでもありさ。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2009-07-13 12:02:49)(良:1票)
68.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 
映画の題名になっているこの曲、いつの歌だ。 確かに聞いたことはあるが相当昔のような気がする。 などと言うことを考えつつ観たこの映画、また典型的日本映画だなこれは。  確かに韓国俳優を起用したのは良かったと思う。 いいアクセントにはなっている。 でもそれがなかったらあまりにもメリハリに欠ける映画になっていただろう。 全体的な雰囲気は良い。 決して退屈にはならないし、いい印象を残してくれた。 が、やはり演出が稚拙であることは否めないように思う。 群像劇でありながら各個の掘り下げがなく感情移入するに至らない。 だれがだれやらよくわからない。 当日、寝坊して遅れる、しかも雨が降る。 無理やりな設定だ。 でも、悪くはないね。 嫌いじゃない。 
[ビデオ(邦画)] 6点(2008-12-01 14:00:28)(良:1票)
69.  ラブドガン
観始めてまず最初に持った印象は、何がなんだかわからない映画。 何から何までありえない話ではあるが、最後まで観てみれば、なんか普通の日本映画のようにも思える。 要するにぶっ飛んだ雰囲気を持ってはいるが、あくまで雰囲気のみ。 突飛な演出、変な編集で惑わされるが終盤は演歌っぽい話になって、飛びきれていない、そんな印象だった。  でも面白かった。 
[ビデオ(邦画)] 6点(2008-01-25 16:58:13)
70.  大魔神怒る 《ネタバレ》 
「大魔神」って1966年の作品だけどなんと同じ年に大魔神映画を3本も撮っていたんですね。 この「大魔神怒る」はその2作目。 前作よりも洗練されて(比較したらってこと)、ストーリーも見ごたえが増し、特撮もスケールアップ。 湖から登場するシーンなんてまるで十戒のモーゼ。 基本は前作とまったく同じだが、完成度は前作より高い。 でも前作のようなシュールさはやや減退しているのは惜しい。 映画の中ではあくまでも神様と呼ばれて魔神という言葉は一度も出なかったし、あくまで悪者退治をするだけで前作のように怒りが収まらずに暴走したりはしない。 それはそれでよいのだが、でもそのままだと水戸黄門みたいだ。 もうちょっとエキセントリックな演出も欲しかった気がする。
[DVD(邦画)] 6点(2007-12-17 16:12:47)
71.  スーパーの女
商品の偽装というのはここ数年話題になることが多いけど10年前にこの映画が作られたということはこの種の偽装は昔から当然のように行われてきたということなのだろう。 終盤話が大きくなりすぎて破綻しているのが惜しい。 また一部の演出がくどくてじれったいのが玉に瑕。 でも娯楽映画として良く出来た作品。 
[DVD(邦画)] 6点(2007-12-10 06:13:11)
72.  男たちの大和 YAMATO
あまり感情移入が出来ない映画であった。 部分的にぐっとくるシーンはある。 だけど全体的に感動するかというとちょっと興ざめ気味。  戦闘シーンはレイテ沖海戦と沖縄特攻の2度出てくる。 よく出来ている。 悲惨さは良く伝わる。 しかし敵戦闘機が当然ながらすべてCGで動きがかなり不自然。 飛行機の飛び方を良く理解していない人がCGを作ったようだ。 さらに実写とのからみがないのでどうももどかしい。 実物大大和のセットはさすが。 いまいち迫力に欠けるがそれでもセットには見えない。 良く出来ている。 でもやっぱり躍動感に欠ける。 要するに船に乗っている感じが出ていない。 大海原に出ているという感じがしない。  またCGの大和もこぎれいすぎて違和感がある。 CGの完成度に難がある。  仲代達也演じる元大和乗組員、海軍軍人だったくせに最後の敬礼が陸軍式。 戦時中のシーンではみんな海軍式敬礼をしていたのに。 これにはかなりがっくり来た。 歳とって忘れちゃったのか。   エンディングで長渕の歌が流れる。 なぜ長渕? 演歌だ長渕。 これで泣けって言うのか長渕。 昔から日本の大作戦争映画はなんか変な歌がついて来る。 なぜだろう。  それにしてもこの湿っぽい展開はやはり日本人の特性というものなのか。 大和の特攻は制海権、制空権を持たない大海に航空機護衛も無い状態で飛び出していった、沖縄到着の可能性は無い自殺行為だった。 目的は(艦に)死に場所を与えるためだった。 しかし日本人はこういう話が好きだ。 先の大戦の悲惨な負け振りはこの日本人の気質がもたらした。 それが日本人を日本人たらしめている根幹に関わるゆえいまだに日本人はこの手の悲壮感あふれる話が好きなのだ。   愛するものを守るために死にに行くのだということを表現しようとしているようだが(特攻隊員の手記をエピソードに組み入れたり)、表現に芸が無いというか、あざといというか。 この手の話は昔から映画のねたにされてきているのでそのまま同じ事をされても素直に心に入ってきにくい。 ようするに演出の問題だろう。 もっと抑えた演出のほうが心に響くというものだ。 艦隊生活の描写もおざなりでとにかく感情移入しにくい作品だった。 
[DVD(邦画)] 6点(2007-12-01 05:37:29)
73.  小さき勇者たち ガメラ 《ネタバレ》 
原点回帰ということでガメラと子供の交流が主題になっているが、ことさらそうしなければならないのはやはり平成のガメラと呼ばれた三部作の印象が強く焼きついたからだろう。 こうしてこの新しいガメラ映画を観てみるとつくづくあの三部作のクォリティの高さに驚かされる。 巨大なカメ、空を飛ぶカメという滑稽でさえあるガメラの造形をカメが存在しない世界を舞台に徹底的にリアリティを追求して見事に大人の鑑賞に堪える高品質怪獣映画といういまだかつて無い作品に仕上げたのが三部作だったと思う。 基本的に今回の映画と前三部作との間につながりは無いようだが、冒頭のガメラとギャオスの戦いは明らかに前作ガメラ3を連想させる。 ガメラの顔は丸くなっていたが甲羅の形やギャオスの飛び方などはそのままガメラ3をなぞっている。 前半の子ガメと主人公の交流はほのぼのとしていて良い感じに仕上がっている。 特に本物のカメを使用しただけあってきわめて動きが自然(あたりまえだ)。 しかしその分後半の着ぐるみガメラとのギャップが目立つ結果になった。 唐突に現れたトカゲ怪獣との戦いは可もなく不可もなく。 特撮の手法も前三部作をなぞっているだけで進歩が感じられない。 そのトカゲ怪獣、襟巻きらしきものも付いている。 名前がジーダスというのはその昔ウルトラマンに登場したゴジラの着ぐるみに襟巻き付けただけの怪獣の名前ジラースをもじっただけじゃないのか。 オマージュのつもりなのだろうか。 戦いのシーンは付け足しということであくまで子供達とガメラとのつながりが主題ということでなかなか感動的ではあった。
[DVD(邦画)] 6点(2007-10-21 05:02:06)
74.  下弦の月 ラスト・クォーター
思いっきり日本人顔して名前はアダムですって言った時にはのけぞってしまったが、なるほど日本人とのハーフという設定でしたか。 してやられました。 原作を知った上で映画を観るといつも興味を引くのは2時間程度の枠に収めるための努力がいかほどのものかということ。 なかなかうまくアレンジしたなというのが印象としては強い。 ただしファンタジーなのに説明的過ぎる。 こじんまりというか、きっちりとまとめすぎという感じ。 もっとあいまいさを残しても良かったんじゃなかろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2007-09-30 00:17:15)
75.  バイオハザードII アポカリプス
そのまま前作から続いた話になっている。 前作よりスケールアップして全体的な出来もよくなった印象。 主役のアリスも不可解な理由でますますパワーアップ。 そこまで強くなっちゃうと何があってもやられないだろうという安心感から恐怖感が薄れてしまう。 しかしこのTウィルスの感染経路って何? 映画を見ていると空気感染もしてそうなんだけど。 その手の突っ込みは野暮かな。 またまた無理やりな展開でそのまま次回作に続くという終わり方。 続きが気になるじゃないですか。 
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-09-17 09:51:56)
76.  バイオハザード(2001)
この映画はミラ・ジョヴォヴィッチの魅力が一番の見所。 情報がない状態から主人公アリスの記憶の回復にともなって視聴者にも情報が開示されていくその手法はよくある手法ではあるがこの映画ではうまく機能していたと思う。 息が詰まるような恐怖感というのが残念ながら感じられなかったが、要所要所で結構怖いシーンがあった。 無理やりな展開で(よくあることだ)次作につなげている。 
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-09-17 09:38:59)
77.  NANA2
宮崎あおいが奈々役から降りたのは結果としてどうなのだろうか。 市川由衣演じる奈々はそのでたらめさがより合っている。 でも宮崎あおいのような存在感は望むべくもない。 もし宮崎がNANA2でも奈々役をやったら、脚本そのものが変ったかも。 話の展開上前作よりかなり奈々のでたらめさが演出されていたとは思うけどでもまだまだ原作には及ばない。 したがってここを受け入れないと前作も今作も認められないということになってしまう。 前作以上に話の展開が急で詰め込みすぎた感はぬぐえない。 それに完結という割りに中途半端な終わり方になっている。 無理やり何とかまとめた感じ。 中島美嘉は相変わらずナナになりきっていて良かった。 他の何人かの登場人物が前作から変って少なくともイメージ的には原作に近くなったように思う。 でも全体的な完成度という意味では前作に及ばない感じ。 面白かったから良いけど。  前作の奈々役宮崎あおいは役の印象が会わないという言い訳で降板したらしいが、私は本当は違うところに理由があると勘ぐっている。 NANAではナナ役の中島美嘉が光っていた。 食われたと言ったら少々言いすぎかもしれないが、とにかくNANAは宮崎の作品というよりも中島の作品になっていたように思う。宮崎はそれがいやだったのではなかろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2007-09-14 05:09:46)
78.  地下鉄(メトロ)に乗って 《ネタバレ》 
地下鉄と書いてメトロと読ませるのですか。 読めません。話はけっこう面白かったけど、でもご都合主義の塊。 地下鉄に乗った時だけタイムトリップするのかと思ったらそうでもない。 自宅からや愛人宅で寝ただけで飛んでた。 じゃぁなんで地下鉄なんだ。 原作を読めばわかるのだろうか。 しかしこの終わり方はすっきりしない。 これはタイムトラベル物のタブーだろう。 愛人は実は妹だったわけ?(母親違うけど)。 それって近親相姦? いけないとは言わない。 知らなかったわけだし。 この映画での現代っていったいいつなんだろう。 主人公が1964年、東京オリンピックの年に中学生だったということは少なくとも13歳だったわけで、現代が2006年だったりしたら55歳か。 ちょっと年取りすぎだよな。 不倫相手の子も1965年生まれってことで41歳。 ありえない。 少なくともそれより15年くらいは前だろうか。 すると1991年か。 でもその頃ってまだ携帯電話は普及してなかった。 だいたいあんなに小さくない。どうも考証に問題あり。 ストーリーだけではなく設定もご都合主義でしたか。 親が子を思う気持ち、なんていうのはあんな風に説明するようなものじゃないなと思う。 子に親の気持ちは理解できないよ。 その子が親になって初めて感じることができるんだ。 自分の子に対する愛情を通して自分の親のことを想像できるだけだ。 あくまで想像。 本当の気持ちなんてわからない。 だけど、泣ける。 恐らく映画のストーリーそのものに泣いてるのではなくて自分の想いと重なっているのだろう。常盤貴子は相変わらずの演技。 格別下手ではないが、変わり映えしない。 くせが強すぎる。 岡本綾は普通の感じで良かった。 6点というのはちょっと甘すぎるかな。 でもたくさん文句は書いたけど冒頭にも書いたとおりけっこう面白かった。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-26 15:40:19)(良:1票)
79.  ラッシュアワー3
シリーズの3作目、無難に同じ路線の踏襲。 本筋であるべき犯罪捜査は取って付けたかのようなおざなりさ。 ほとんどドタバタ喜劇。 でもこのシリーズはそもそもドタバタ喜劇か。 しかし1作目の完成度には遠く及ばない。 舞台がフランスというのを利用してアメリカを徹底的に腐す自虐ネタ連発。 私の立場では十分に笑えるけど、当のアメリカ人がどう感じるか。 少なくとも他の観客は笑っていなかった。 他にもギャグ連発だが新鮮味がない分かなり苦しい。 真田広之がかなりおいしい役。 彼とジャッキーとのアクション対決は涙無くして観られない(おおげさだなー、でもうれしいシーンだった)。 前2作品同様夏休み中の一娯楽映画という感じの位置づけだったから気楽に楽しめば良いのだろうが、それにしてもなにかちぐはぐな印象だった。 でもそれはそれとして、日本人俳優がハリウッド映画でここまでがんばれる時代になったんだなと素直に感動。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2007-08-19 07:43:16)(良:1票)
80.  攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society〈TVM〉 《ネタバレ》 
傀儡廻ですか。 小難しい言葉や文字を使いたがるのは相変わらずですね。 何とかまわしに何とか男、そして超ウィザード級のハッカー。 ウィルスとかハッカーとかのキーワードもさすがにもう色あせてインパクトはない。 安易に凄腕のハッカーを登場させないで欲しい。 結局何でもありになってしまう。 描かれるシーンは以前見たことあるような場面が多い。 このシリーズのファンであり、以前の作品を見た人ならその後の公安9課が結構興味深い。 特にバトーとトグサの関係なんか、身につまされる。 また以前の作品を見ていなくても新鮮で面白く感じることはできそうだ。 少々話のつながりがわかりにくいかも知れないけど理解不能ということはない。 集団的深層無意識が犯人だったらしいけど、素子との関係がわからない。 ネット内の素子の残像が犯人ということなのか? ユングとかフロイトとか難解な話をいつも持ち出さないと作品として完成させられないのか。 そこら辺が製作者の限界のように思う。 でも児童虐待、少子化、高齢などタイムリーな話題を取り込んだストーリーは確かに面白い。 型にはまった感はぬぐえないけど。ところで素子が9課に復帰して、トグサの立場はどうなっちゃうの? 
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-07 09:45:04)
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