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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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61.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 
中盤の暴走電車阻止からの親友に正体がバレ、博士が善の心を取り戻し、グリーンゴブリン2世が動き出すと実にワクワクさせてもらえながら、最後まで足を引っ張るのが御存知顔面偏差値低めのヒロイン。 正体を知ったピーターのもとに危険を承知で告白しに行くが、『キープ』扱いの恋人との結婚式中にその行動にでるのが『2人の男の間で揺れ動く乙女な自分』に酔いしれている感が凄く後味を見事に濁してくれる。 少なくても事件の夜にピーターにもっと食い下がるかキープ君には『好きな人がいる』と言って婚約破棄するならまだしも、結婚式場のセッティングやウェディングドレスを着るまで引っ張りに引っ張った末手紙だけ残してバイバイするというまともな大人の思考を持った人間ならどれだけ他人に迷惑をかけるか分かるはずの行動をやる尻軽自己チュー優柔不断なバカ女のせいで減点2。 ただキープ君からすれば、あんな女と結婚しても絶対離婚する事になりそうだから、バツが付かなくてよかったとも考えられるので、披露宴代だけ裁判でしっかり搾り取ってやってほしい。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-04-22 15:35:15)
62.  完全なる報復 《ネタバレ》 
 『妻子を殺した殺人犯が司法取引で罪を軽くされ、唯一生き残っていた旦那が復讐鬼となり刑務所の中から当時事件にかかわった人間(主に旦那の弁護士)を殺していく』  弁護士の追いつめ方は中々恐怖を感じるし、犯行のトリックも旦那(犯人)が行動を起こすのに何故10年待ったか等の理由を考えればあり。  ただし終盤がお粗末過ぎ、事件解明のきっかけも悪くはないが、それまでの犯人の神懸かり的な先読み能力を考えれば十分考慮すべき内容だし、それを意図的に伝えようとしていたわけでもない、また最後の犯行は爆弾を使った内容なのだが、『一度セットした後動かそうとすると起爆する』と言った結構ベタなトラップを仕掛けていなかったり、個人的に応援していた犯人がドンドン馬鹿になっていく感じがして嫌だった。  弁護士の方も、犯人の目的である『殺人犯と取引しない』と言う信念も持つにいたったまでは良いが、だからと言って法の裁きを下さず殺しちゃうのがダメダメ。最後は犯人を法で罰し死刑にするとかの方が良かった。  そして何より、犯人の行動によって明確に変わった結果が何一つ映さないのもダメ。
[DVD(吹替)] 5点(2012-12-31 18:42:05)
63.  クロッシング(2009) 《ネタバレ》 
 『うだつの上がらない警官が最後に見せた勇気』『病弱な妻と子供のため、最後の最後で大金の魅力に負け罪を犯した麻薬捜査官』『麻薬バイヤーとの友情と出世(犯罪撲滅的なモノではない)の板挟みになる潜入捜査官』。この三人の人生を描く。確かに『雰囲気』は凄く良く、発砲シーンも迫力があった(単純な音量ではなく演出的意味)。  だが、邦題やパッケージ裏に書かれているような『交差』は一切無く、本当に一瞬だけ三人が道を交わっただけで関わる事件も何もかも違っていた。  たぶんこの監督さんは上述した三人が持つ『正義』の部分に焦点を当てた言わば『三本のショートフィルム作品を一本にした』ものを目指しており、交わる部分はほんの香辛料的な演出程度に考えていたと思う。  確かに一本一本では弱いがそれを同時進行で見せたりすることで魅力は上がっているし、リチャードギアの『結末』があるからこそラストも僅かながら救いを感じることもできる。  だが残念がら日本スタッフのお馬鹿さん達はそこを微塵も理解しておらず、だからこんなアホ丸出しなタイトルとあらすじで全然的外れな広報をしたんでしょう。  そのせいでどうしても見たかったものと違ってしまった『落胆』が生まれてしまい、点数を下げざるを得ない。  なので、変に三人の絡みを気にせずに見れば+1点の面白みはあります。
[DVD(吹替)] 5点(2011-04-03 16:27:07)(良:1票)
64.  ONE PIECE FILM STRONG WORLD 《ネタバレ》 
 原作は誌上でのみ購読中、でもそこまで面白いとは思わない。アニメは見ておらず、劇場版も半分以上は見ているがコンプはしていない。と言う者の感想です。  製作総指揮に原作者がいるせいか、コレまでの劇場版に比べて作画はかなり綺麗でした。  ただそれだけで、内容的には『無難』以上にはなれなかった。  面倒なので箇条書き。  『冒頭に『冒険』要素を入れたのは良いが、多すぎる仲間を全員描写しようとしたことも相まって尺取りすぎ』  『そのせいでクライマックスの見せ場がルフィのみ、サンジやゾロにも敵はいたがシリーズ屈指のかませ、てか金獅子って伝説の海賊(20年準備してた)のクセに仲間の層が薄すぎ』  『殴り込みやウソッチョの活躍シーンにヤクザや戦国っぽい要素を取り入れたのは良いが、フランキー&ロビンに至ってはここが最大の見せ場で敵すらいない』  『金獅子に最初負けるシーンも無理矢理負けてる気がする。奇襲だったとはいえあんなにあっさり負けるかねぇ』  『なにより金獅子に魅力ゼロ。ワンピの敵って変に頭使うから『姑息』に見えちゃうんですよね。ビジュアルや技のショボさもあり、どうしても同じ系列ボスのクウラやブロリーに比べると印象薄い』等々  まぁ話が破たんしてるわけでもなく、後半のバトルは確かに格好良かった。だが、いかんせん『大人も見て楽しめる』レベルには達せず、『大人の視聴にも耐えられる』止まりな印象。良くも悪くも『原作』を本当に動画にしただけで『動画ならではの演出』や『コレまでのワンピースとは毛色の違った』的な『冒険』はなかった。  原作好きには楽しめると思うが、そうでない映画好きにとってはコレと言った残るもののない作品でした。  伏線みたいのもあったみたいだが、良く分かんないし興味も無いので評価への影響はゼロ。  ただポニー(で良いのかな?)+眼鏡着用のロビンの可愛さが『凶器』だったため+1点。   
[地上波(邦画)] 5点(2010-12-23 14:43:37)
65.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
 ヒーローモノのお約束である勧善懲悪で無かったり、バットマン自身が『正義の味方』ではなく『恐怖の象徴』となる等、アメコミ映画の中ではかなり異彩を放つ作品。ジョーカーの無邪気な残虐さやトゥーフェイスの壊れよう等敵も非常に魅力的。  ただそれ以上に個人的には『長過ぎる』と感じた。  ストーリーは問題ないが、アクションがかなり間延びしており(実際見ている途中で『まだ続くのかよ?』とか思ってしまった)、バットモービルとかも『無印』や『リターンズ』の方が印象強かった。  展開も40分位の作品を繋げたように似た展開を繰り返すので疲労度が余計加速する。  さらに言えば本作は決してハッピーエンドではない。例え2時間越えようが最後綺麗に終わりさえすればスッキリできる。しかし、本作は内容の重さからスッキリできなかった。それ自体悪くないが、2時間半も拘束させて終わりも暗いと、内容の良さより疲れが先に来てしまった。  テーマ性は悪くないが、あのラストを考えるとアクションを削って2時間にして欲しかった。  もっと言えば、『必要悪』の概念もアメコミでは珍しいかもしればいが日本の漫画やアニメではそんなに珍しい設定でもない。もっともっと言えば、最後本当の『正義の味方』を殺してでも必要悪であり続けようとした『ウォッチメン』の方が個人的には印象深かった。
[映画館(吹替)] 5点(2010-10-11 20:52:01)
66.  超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! 《ネタバレ》 
ケロロ劇場版では一番良かった。今までみたいな無理矢理押し込んだような友情・絆の演出は無く良くまとまってました。  何よりも嬉しかったのが、ようやくサンライズもメインキャストにド下手な俳優やアイドルの起用を自粛してくれたことでしょうか(モブで大根は出てますが我慢できます)。個人的に水樹さん(やたら多い息継ぎ音)は好きではありませんが、演技自体下手ではありませんし上記で述べたようにド下手タレントの万倍マシ。  ただ、ケロロ以外の4人が洗脳(?)されてしまうので活躍は他作品に比べ少なめ。  まぁ『見る価値アリ!』と断言するほどではありませんが、なんでも良いから劇場アニメが見たいと思ってる方にはちょうど良いと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2009-11-28 17:05:32)
67.  バイオハザード ディジェネレーション 《ネタバレ》 
 最初の飛行機事件のところまでは面白かった。  空港にゾンビ出現&飛行機墜落(この中にもゾンビが!)に巻き込まれたクレアと『ソッチ』系の事件のエキスパートとなったレオンが登場。片や空港に取り残され脱出を図り、片や逃げ遅れた民間人の救出のため潜入。この二人の視点から物語が進行するのかと思いきや、あっさり合流、そしてあっさり脱出に成功・・・・あれ?  その後は事件の首謀者の実家(首謀者は何とレオンの仲間の兄とご都合全開!)に向かうレオンと、色々あってウィルスのワクチンを取りに製薬会社に向かうクレア→社内で首謀者発見→連絡を受け急行するレオン→停電した社内を警戒しながら進むレオンと相棒(首謀者の妹)→結局敵は出ず→ええっ!?→クレアと合流→クレアのウインク→首謀者G化(バイオ2参照)→色々→ハッピーエンド。  ちなみにこの間ゾンビやハンターは一切出てきません。なんか相棒と首謀者との思い出を延々聞かされたり、敵が出てこない通路を進んだりとか。全然バイオりません。  なんか中途半端なB級アクション(若干パニックモノ)を見ている感じ。空港でガッツリ尺を取ってくれると思っていたコチラとしては肩透かしだし、その後のストーリーはつまらないの一言。CGもFFに比べると・・・・・  あと、レオンはその道のプロなのに装備はハンドガン一丁で、同行者にもマシンガンを持たせたり(ゲーム経験者としてはショットガンのほうがオススめ)と抜け気味。  『バイオじゃないじゃん!』と言う怒りは計算に入れず、内容としては4点だが、特典映像『俺のギャラは破格だ』と、クレアのウインクがたまらなかったので+1。
[DVD(邦画)] 5点(2009-07-09 12:26:01)(良:1票)
68.  宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢― 《ネタバレ》 
 作品の内容に関してはほぼノーチェックで観に行きました。  『まったく新しい宮本武蔵』と言うキャッチフレーズから、新約宮本武蔵の活劇映画かと思っていましたが、実際は『二刀流は馬上戦闘を想定して開発された』『武蔵があまり小次郎との戦いを公言していない理由』等、製作者が思い描く宮本武蔵の『本当の解説』でした(+武士道と言う言葉や精神は1900年代になって広まったなどのマメ知識)。  上記の内容をCGのジジィが写真や資料をもとに説明し、NHKの歴史番組を見ているみたいでした。ちなみに吉岡や宍戸戦など一部戦闘アニメはありますが、ほぼ上記の説明解説に終始しています。  まぁ冷静に考えれば1時間20分程度で武蔵の活劇映画ができるわけもありませんし、バガボンド程度の知識しかない私には『へぇ~』と思える説明もありました・・・・が、これ映画でやる必要ある?てか、これ『映画』って言っていいの?  途中入る『騎馬兵の起源』の説明をカットし、1時間程度にしてDVD販売が限界。映画館に行ってまで見に行く価値も意味もありません。  内容のみ(映画館に足を運んでしまった不快感や映画と呼べるか等を無視)を評価すれば6点(今まで評価した4点以下の作品よりかは集中して見れた。と言う消去法で)ですが、『解説用の文字が小さい』『解説が早い』と映画観賞者に優しくない仕様だったのでマイナス1点。  『押井さんは宮本武蔵をどう思っているのか』と言うただ一点のみ見る意味がある作品。アニメーション、ストーリー、演出などを期待する方は観ても意味ないでしょう。
[映画館(邦画)] 5点(2009-06-27 17:54:51)
69.  ジュラシック・パークIII
ストーリー以前にメインキャストである夫婦2人の存在が不快で仕方が無い。 息子を助けるために嘘を付くのは百歩譲って許せるが、金で釣っておいて報酬すら用意していないのは最悪の無能亭主。 妻は妻で自己中心的且つヒステリック&無鉄砲で、何かにつけて(グラント博士が止めろと言っているのにも関わらず)叫んだり勝手な行動をするバカ女。 とにかくこの2人の存在がムカついて楽しめない。 後半はそこそこ頑張るが、序盤の汚名を返上できるほどの活躍はせず、ほぼ無傷で生還するのもマイナス。グラント博士にタダ働きさせてのだから、せめて腕の一本位食われれば溜飲が下っただけに残念。 この無能な2人からよくあれだけ有能な子供が生まれたことがまさに奇跡。
[インターネット(吹替)] 4点(2021-07-15 20:29:38)
70.  機動戦士ZガンダムII 恋人たち 《ネタバレ》 
 TV版は再放送で視聴しましたが、重要部分以外は結構忘れてる。  時系列的に分かんない部分はⅢ部の感想に書きます。  正直三部作の中では一番分かりにくく、総集編と割り切って見てもちょっと辛い。なので一見さんはお断り状態。  フォウに関してはカミーユとの関係もしっかり描かれており、旧作に比べると地味ながらしっかり結末まで描いてくれていた。  しかし、ロザミアに関しては原作の1割程度しか消化できていない上、ギャプランから脱出した時点でフェードアウト。第三部でMk-Ⅱ話やるかと思ったらいつの間にか死んでいたりとかなり可哀そう。  サラとベルトーチカに関してはまぁ可もなく不可も無く。  作画のギャップに関してはⅠ部より酷い。アッシマー戦みたいな完全新規は無、フォウとのやり取り部分なんて新旧作画が入り乱れ二人とも別人レベル、新規なら新規、旧版なら旧版しっかり分けてほしい。  また、フォウとあれだけガッツリ分かり合おうとしたのに、宇宙に上がった途端(少なくても劇場版ではそう見えた)ファとキスしようとするカミーユに軽薄感を感じた。  折角初登場のZガンダムも、カミーユ初搭乗&初出撃でいきなり大苦戦、その後もヤザンブラビにやられたりとMk-Ⅱ乗ってた時より弱く感じた。なのでZ一番の見せ場はアポリーが乗ってた時と寂しすぎ。
[DVD(邦画)] 4点(2011-01-16 10:34:56)
71.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
 キャスト・アウェイにアクションとちょっぴりSFを加えた感じの作品。  ジャングル化したニューヨークやゾンビ化した住民など雰囲気も悪くない。  ただラストが頂けない。主人公が特攻するのも『演出』なだけで、どう考えても死ぬ必要はなかった。爆弾の上に物置いて敵が蹴とばしただけで爆発するみたいなトラップなら数秒で出来るでようが。  病気の解決も『体温』て・・・。あのさぁ、科学者なら環境を変化させて実験するって大学生でもやるぞ。  ラスト15分までは本当に良かった、それだけに非常に惜しい作品。  あと犬は殺さないでほしかった。  以上、4点。
[映画館(字幕)] 4点(2010-04-18 21:43:15)
72.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
 私が2点を付けたアバターを下してアカデミーを取った作品と聞き『よくやった!』と歓喜しながら視聴・・・・・・・う~~む・・・。  中途半端な印象。銃撃戦に関しては『ブラックホークダウン』より劣り、戦場に赴いた兵士の精神状態に関しては『ジャーヘッド』の方が遥かに分かりやすく生々しかった。上記作品はお互い『兵士の精神状態』、『銃撃戦』を取り払い逆に『銃撃戦』と『兵士の精神状態』を徹底的に追及していた(だから面白かった)が、これは両方に手を出してしまい、結局どちらも描写不足で詰らない作品になり下がってしまった。てか両方やろうとしたら2時間じゃ短いって、それこそ『地獄の黙示録』みたいな(詰んないかどうかは置いといて)長い作品にしないと無理(プラトーン?あれは別格!!)だし、本作に関しては無駄なシーン(酒飲んで暴れる、爆弾処理の回数等)が多すぎ。  爆弾処理の描写も一切説明が無く、何がどうなっているのか理解不能。いちいち説明しろとまでは言わないが、せめて処理がわかりやすい爆弾を出してほしかった。  冒頭で『戦争は麻薬だ』みたいなこと言われるが。登場人物が『麻薬に取りつかれた者』と『そうでない者』しか出ないので『麻薬に侵されていく過程』が分からない。  唯一良かったのはラスト。『シリアル取ってきて』と言われるが、ズラッと並ぶ色々な種類のシリアルを見ながらイラつく主人公。戦場では(たぶん)『○○しろ!』と言われればそれに対する行動は一つしかない。そういったシンプルな世界に慣れた主人公に平和な世界(シンプルじゃない)は合わなかった、だから彼は戻った。私の中ではそう理解しており、ここは非常に面白かった。でもそこだけ。  あと音がうるさい、銃撃戦だからって耳が痛くなるほど大音量にする必要なし。  そんなワケで、突出したものが何一つない駄作とまではいかないが無味無臭(不味くもない)な作品。まぁアバターより短かったし、今日は暖かく帰りも苦じゃなかったので大甘の4点。
[映画館(字幕)] 4点(2010-03-21 02:28:23)(良:2票)
73.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》 
 細かいところは代えてるが基本前の2作品そっくりな内容(ちなみに過去2作品もストーリーが素晴らしいというわけではありません)、『悪の組織に侵入するためカーチェイスで実力を示す』ってそれ前やったじゃん。  話は荒唐無稽というわけではないが、単純明快(悪く言えばありきたり)であくまでメインはカーチェイス。そのスタンスは今作も一緒でした。  私の中でこの作品は『上質なB級映画』という位置にあるので、TVやDVDで観るなら申し分ないが映画館に行ってみるほどではなかった。『じゃあ行くなよ!』と言われそうですが暇だったもので・・・・  個人的な意見としては、『カーチェイス』と言う映像表現はもう頭打ちになっている感じがします。いくらカメラワークを凝らせたりしようが、そこまで数年前の作品と大差ないんですよね。車好きな方なら『挙動がうんぬん』や自分が好きな車が出てテンションあがるなど私とは違った楽しみができるかもしれませんが、大して好きでない人間からしたら『TAXIと変わらない』が本音です。  同じ追いかけっこものなら、『人vs車』だったG.Iジョーの方が面白かったです。  もうサイバーフォーミュラーやF-ZEROみたいな感じにしないと私にはカーチェイスはキツいです。  そんな感じで『駄作』というよりは『飽きた』という意味でこの点数とします。まぁラストの部分は『ワイルド・スピード三部作』の最後としては良かったのでは。   ・・・・・・・・ん?トーキョードリフト?あれはTVスペシャルでしょ?
[映画館(字幕)] 4点(2009-10-11 03:00:18)(良:1票)
74.  ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 《ネタバレ》 
 観終わった感想は『コレで家に帰れる』です。  後半失速した前作を反省して、冒頭は抑え気味で物語が進みますが、それが致命傷で、始めの1時間近くは舞台設定や出現妖怪の説明等盛り上がる展開が無く、一切作品に入り込む事ができませんでした。  そうなっては、スクリーンの中で何をやろうが、外野の私は全く盛り上がれません。確かに後半の夜叉やがしゃどくろとの戦闘は迫力ありました(邦画レベルで言えば)が、前半戦闘をしないと言うリスクを犯してまでするような演出とは思えませんでした。リモコン下駄のCGなど前作以下。  上記の失策に加え、ストーリーがアマチュア以下の出来。『人間に恨みを持つ妖怪が、自分を封印した5人の子孫の魂を奪っている』→『子孫のヒロインが襲われている所にたまたま通り掛かった鬼太郎に相談』→『一緒に妖怪を封印する道具を探す(ここまでで約1時間戦闘なし)』→『道具は揃うが、人間に非があったことを知り封印を拒む偽善者ヒロイン(1日で性格変わりすぎ、催眠術?)』→『妖怪説得+何故かさらわれた猫娘救出作戦』→『戦闘と妖怪説得』→『ハッピーエンド』  パッと見それほど酷くなさそうだが、3番目の展開のところでヒロインが『知らない人を信じるなって言われた』、『私に呪いをかけてどうする気!?(鬼太郎に向かって)』と突然錯乱、ちなみにこの前に一反もめんに乗ったりカラスに乗ったりしてます(知らない人信用しないなら一反もめんに乗るか?)。それを聞いて『あぁ・・・・この娘はフィクション(露骨に製作者の都合で動かされている)なんだ』それ以降何を言おうが彼女の言葉に心が動かされる事はありませんでした。  あと、話の展開に『実を言うと・・・・』『真実を教えてやろう!』が多すぎ。もうギャグですよそのセリフ。  製作者の都合の良い様に動くキャラと意味不明な展開、後半は気持ち悪くなってセリフだけ聞いて目は閉じていました。  監督と脚本家、もし次回作に参加するならADになってください。ぬらりひょんを出したからって全て許されると思うなよ!  ただ、おかげでBGMの出来の良さに気付く事が出来ました(+2点)  鬼太郎ファンなので次回作は出て欲しいです。堤監督は『20世紀』で忙しいので大友さんが監督をしてくれると嬉しいかな。ヒロインはユメコちゃん熱望!  激しくDVDでの観賞をお勧めいたします。
[映画館(邦画)] 4点(2008-07-13 00:32:33)
75.  劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 《ネタバレ》 
 TV版は全部見ていませんが、一応内容はわかる程度の予備知識は持っていました。  CCさくらやガンダムW・エンドレワルツのように後日談的な作品は大変好きなので見てみました。  確かに画や音楽は素晴らしくも、肝心の中身がさっぱりな上、わかった部分もあまり面白くありませんでした。  最初の導入部分は楽しかったのですがそこに尺をかけすぎたのか、アクション部分のつまらなさと短さ、後半はめまぐるしい(悪い意味で)展開とラストバトルのあっけなさに拍子抜けしました。  おまけに、全体的に暗い雰囲気が続くため見ていても『楽しい』と思えることが無く、終始憂鬱な気持ちになってきます(昔のエヴァ映画ほど凄くありませんが)。  オリジナルのヒロイン(?)は後半完全に空気(と言うか話に絡んでこない)になる。確かに兄弟が一緒になれたのはいいが『あっちの世界』に行ってしまった(しかももう戻れない?)ので、ウィンリィは半未亡人状態に。原作のヒロインに対してこの扱いはあんまりな気が・・・・・エド達もその事を気にしているように見えませんでしたし(白状者め!)。  やはりラストのラストなんで、『全員ハッピーエンド♪』で綺麗に終わらせて欲しかったです。  そんな感じで、ちょっと辛めの5点、そこから個人的にアノ血の表現はいただけなかった(全く流さないのも問題だが、あそこまでグロくやられても気分悪い)ので-1の4点です。
[DVD(邦画)] 4点(2008-01-13 01:11:27)
76.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
終盤まではエイリアンの侵略から逃げ惑う一般人視点で面白く、最後がどのような結末を迎えるのか目が離せなかったが、まさかの真水直飲みで腹下して全滅ってコントレベルのチープさ。 そりゃあ大昔の作品なんだから当時はこの程度でもいいが、時代を現代にするならそこはもう少し捻って欲しかった。 彼等のいた星には病原菌と言う概念が無かったとも考えられるが、トライポットを先行させたりしっかり準備してた奴らが環境調査しないのは説得力が無い(冒頭でも彼らは研究、監視しているって言ってる)し、どうしても微生物を活躍させたいのであればエイリアンを科学的に発達したのではなく、生物学的に発達した脅威(リドリーエイリアンや、トップの宇宙怪獣等)とすればまだ納得できた。 そもそも最後のナレーションで『人類は長い年月をかけて地球と共存できるようになった』とか言ってるが、冒頭ナレーションでは『彼らは人類よりも遥かに優れている』といってるが微生物にやられる奴らを人類より優れてると言うには説得力が無さ過ぎるし、その人類より優れてる演出が軍事力しかないのもチープさに拍車を掛けている。 てか、『宇宙人が病原菌(ウィルス)にやられる』って設定はインデペンデンスデイもコレを参考にあの作戦を思い付いたと思うのだが、まだコンピューターウィルスと言う設定に変えたのは実に感心させられ、あいつらの方は人類の衛星を利用したり、主要都市部を殲滅し、敵(人類)から攻撃を受ければ素早くその拠点を攻めたりとまだ知能を感じられた(防護服も着てたし)。 もうこんなオチにするなら一層の事変な改変せず、原作どおり20世紀はじめ頃の設定で完全再現してくれた方が面白かったかな。
[インターネット(吹替)] 3点(2021-05-03 21:02:13)
77.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
終盤までのハラハラドキドキ感を見事に裏切ってくれました。 程度は関係なく、とにかく目に付いた『悪い人間』を脅して更生させるチャンスを与え、従えば釈放、断れば射殺する。 終盤トリックを見破り警察が突入するが、主人公の懺悔は終了し、犯人も自殺して万事解決・・・・と思いきや生きていました(しかも赤の他人)。と素人でも使わない様なオチを持ってこられ台無し。どうせなら主人公の付き人をやっていた若者(下調べで雇われているふりをしていた)を犯人とかの方がマシだったんじゃない? 犯人も主人公とのやり取りの間に2人殺しており、少なくとも一人に関しては悪人でもなさそう(悪く見ても町のチンピラ)だし更生のチャンスも与えず殺しており、行動目的と行動内容に大きなギャップを感じた。 犯人の位置特定も、電話ボックスは逆探知防止システムを使っているのに、事件直前に主人公の奥さんに電話した際は使用せず位置がバレてしまう上、意図的にお行ったわけでもなさそうなので作中のシリアスな雰囲気に水を差されゲンナリ。 総評 最終盤からオチに掛けての出来がそれまで積み上げてきた全てを台無しにしてしまった。  電話ボックスを使ったアイディアと大事を介して小心者の主人公を改心させると言う構成は悪くないが、そう言った事を強要する犯人の設定とオチに関する良いネタが思いつかずやっつけで台無しに。
[ブルーレイ(吹替)] 3点(2013-05-08 21:38:00)(良:2票)
78.  ボーダー(2008) 《ネタバレ》 
 アメリカの『ビッグスター共演』的な作品て大抵演者にストーリーや演出が喰われてしまいがちだが、本作に至っては喰われる以前に単純にストーリーが陳腐。  捜査に関しても何も手掛かりをつかめずただあっちへフラフラこっちへフラフラ。冒頭の『犯人の証言』も胡散臭さバリバリ、で事件の真相もカビが生えたような平凡オチ。脚本的にヒントも入れたつもりだろうが『俺はあいつが犯人で無いと思います(だって犯人俺だもん)』とかただのとんち、『推理』の『す』の字も無い素人以下な出来。  確かに二人の熱演は良かったが他の要素が完全におんぶに抱っこで見れたもんじゃない。あのさぁ『映画』って『プロモーション映像』とは違うんだよ?  後で評価者さんが紹介していたヒートを見てみたがあっちの方がまだ良かった。
[DVD(吹替)] 3点(2010-10-11 21:26:30)
79.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
シャーロックホームズに関する知識は『推理モノの元祖』位しかなく、興味もそれほどあるわけではありません。  一言で表わすなら『キャラゲー』ならぬ『キャラ映画』。『シャーロック・ホームズの世界観を使えばファンは必ず観てくれるから構成とか脚本は適当で・・・』と言う知名度に依存し過ぎている作品。とは言え、たま~にキャラゲーでも当りはあるが、コレに関しては『バン○ム』製の如くキャラ以外がアウトな出来。序盤に逮捕した犯人が死刑になったが、その後蘇生(もちろんトリックですが)して犯行を再開、主人公達も犯人を追いかけると言った内容なのですが、やっぱ詰らない。  『犯人を追いかける』と言っても、途中で行き詰まり結局敵の方から仕掛けてきた所を返り討ちにって感じであんま格好良くなかった。犯人も影で色々動くがそれを見せすぎてしまっている(しかもその間は主人公とニアミスすらない)。コナン君風に例えると『犯人が真っクロクロではなくガッツリ姿が見えてる』『犯人の笑みをアップで見せて手元でゴソゴソしてる所を引いてしまって何してるかわかっちゃう』みたいな感じで『これで何を楽しめって言うの?』と思った。  アクションも所々入るがモッサリしていて面白くない。ラストの犯人とのバトルより序盤の賭けボクシングの方が格好良いと構成に救いよう無し。  肝心のトリックもほとんどが、推理はおろかアクション映画ですらもはや使われない古典的なものばかり(グーニーズ冒頭で首吊りと見せかけたあんな感じ)。確かに『当時』は革新的だったとは思うがそれを今更やられても、かと言って他の所で補い切れているとも思えない。  正直『こんな内容な作品がなんで今も人気あるんだ?』と思ったが、どうやら『原作を読んで感動した方が描いた漫画を映画化した』らしく納得、きっとその漫画家と映画スタッフに実力が無くてこんなことになっているんでしょう。  後半数回、合計5分くらいは眠気に勝てずウトウトしてしまいました。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-14 04:08:12)(良:2票)
80.  ヤッターマン(2008)
 ストーリーやCGなんて二の次。ドロンジョ様が杉本彩でないのが不満。確かに深田さんも頑張っています。しかし、アニメ再放送時、まだ幼稚園児だった私に『女』の素晴らしさを教えてくださったドロンジョ様の実写版としてはやはりバディにインパクトがイマイチ・・・何度も言いますが深田さんも頑張ってます。しかし・・・もっとこう(中略)。  後は蛇足で中身の評価を。ストーリーは単純明快突っ込み満載、所々くすりとしてしまう演出もあり、往年のファンとしてラストは満足。  CGも全体的に力入っていると思いますし、出撃シーンは見もの。子供向けと思いきや、結構エグイ演出(ビックリドッキリメカがオイルを撒き散らし、叫び声をあげながらプレスされるとか・・・)もあり逆にそれが○だった。  ただ、鬼太郎なんかもそうですが何故かこういった邦画のエンタメ作品は記憶に残らないのですが、やはり演者の演技に難があると考える。主演は下手ではないが、唸るほど上手いわけでもなし。ゲストの岡本なんたらに至ってはアウト。お前ちゃんと演技の勉強したの?洋画なら字幕やら吹き替え(声優がプロ限定として)で下手と感じることもないですし、気にならない。あと、何故か友情やら家族愛といったPTAが喜びそうな要素を詰め込みすぎるのも宜しくない。アニメ(最近のドラえもん)もそうですがくど過ぎる。せめて一つに絞れ。  だからいつまでたっても海外のエンタメ作品に負けてしまってる(私の中でですが)と考える。  あと尺が長い。ぎっちり2時間ではなく、無理に2時間にした感じがして、スピード感がなかった。  アクションの演出も下手。この前見た『ウルヴァリン』と比べてもとにかく光らない。本当にただCGを使っただけのつまらないアクション。  若干邦画全体に対しての批判になってしまったが、『暇な時』『邦画が見たい』『ヤッターマンか桜井君のファン』。この三つの要素が揃って観る価値が少しはある作品。3日も経てば内容すっかり忘れてますね。
[DVD(邦画)] 3点(2009-09-27 00:15:11)
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