Menu
 > レビュワー
 > nanapino さんの口コミ一覧。4ページ目
nanapinoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 186
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  シャニダールの花 《ネタバレ》 
前半の謎めいて幻想的な雰囲気と映像は美しくて良かったんです。 でも、面白くなかった。 見る前から、どうせ面白くないだろうと思ったことを覆して欲しかったのに、やっぱり面白くなかった。 結局、若い女性の胸にだけ咲くわけじゃない。地面に咲くし。 響子のせいで、種できちゃったからこれから世界中に寄生植物が蔓延るんですよね。 という具合に、花の謎は神秘的な何かの暗喩ではなく、そんな身も蓋もない話にしといて、最後二人は花の世界にいる、ってなんだそれのラスト。 綾野剛ファンではないけど、相手役はもっと美人が良かったと思います。 いきなり恋人になるので違和感がありました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-06-27 23:39:48)
62.  キングスマン 《ネタバレ》 
非の打ち所がない英国紳士がキングスマンというのは面白かったし、訓練所での息子の成長ぶりも良かったです。 でも、教会での皆殺しシーンから嫌な感じがして、アジトでの首チョンパ花火大会で、すっかり引いてしまいました。 悪趣味すぎて笑えない。 そして、監督名を見たら「キック・アス」の監督。 あー、見る前に監督名調べるんだったと後悔しました。 つくづく、この監督とは感性が合わないと再確認しました。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2016-06-27 23:33:23)(良:3票)
63.  あやしい彼女(2016) 《ネタバレ》 
オリジナルも面白かったけど、こちらもかなり楽しめました。 多部ちゃんは可愛くて演技が上手だから安心して笑ったり感情移入できました。 歌は特別歌唱力があるほどではないけど、声が綺麗です。 そして映像マジックもあるけど、感情こめて歌う姿は心を打ちました。 「悲しくてやりきれない」の歌に乗せて、若い頃幼子を抱えて必死に働く苦労の映像には涙が溢れました。 オリジナルより恋愛部分は簡単にして親子の愛情をメインにしているし、嫁姑問題も無くして、倍賞さんの意地悪婆振りが足りないし、随分軽い感じの話になっています。 その点ちょっと物足りなかったし、冒頭で、孫に輸血するシーンから始まるのもどうかと思いました。 ちょこちょこ不満はあるけど、全体的にシンプルにまとまって良かったと思います。
[映画館(邦画)] 7点(2016-06-27 23:22:04)
64.  IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 
原作既読、愛読中です。漫画原作としては成功してるほうだと思います。 大泉洋がちゃんと英雄君になってました。 そして、原作よりヘタレスケベキャラを薄めて、最後はヒーローになってるところは、大泉ファンだったら満足でしょう。  不満は、やっぱりテッコが本当に英雄を好きなところがわかりずらかった点とヒロミとの絆の描写が飛ばされてる点です。 ZQNになったテッコが歯を全部取ったのは、僅かに残る理性が英雄を守ったと思ってるけど、そこはすっ飛ばされて、単にドアを齧って歯が取れたみたいになってるのは残念でした。 また、ヒロミが英雄を好きになるのはずーーーーーと後だし、英雄がヒロミを必死で守ろうとするまでの二人のエピソードが描かれないので、ただ成り行きで知り合っただけなのに命がけで守るって偉いね、みたいになってるのもなんだかなーと思いました。  ちょっとキャラと合わないんじゃないかと思ってた長澤まさみが、ちゃんと藪=小田さんになってたのは意外でした。 ZQNも良くできてました。リアルな特殊メイクで、血もリアルな黒っぽい血の色だし、CGとの合成も違和感ありませんでした。この大量のZQNを見るだけでも見る価値あると思います。  ヒロミが半分ZQNになったままで特に活躍もせず、今回別に必要ないままなので続編ありきなのかと思いましたが、これはこれで終わって良いと思います。 とはいえ、続編あったら観に行きます。
[映画館(邦画)] 7点(2016-06-27 23:14:22)(良:1票)
65.  64/ロクヨン 前編 《ネタバレ》 
見ごたえある作品でした。 ドラマを見てたので内容は知ってました。 ドラマ版の出演者も良かったですが、映画はよくこれだけ主役級の俳優を集めたなというような豪華メンバーで、下手な人がいないので、最初から最後まで途切れない緊張感に引き込まれました。  3つの対立構造、1.広報室と記者クラブ、2.刑事部と警務部、3.中央と地方、その対立が同時進行で起こるので、渦中で収拾に奔走する主人公の苦労が半端無いです。 しかも主人公三上(佐藤浩市)は娘の家出失踪という家庭の事情も抱えつつなので、本当に大変。 でも、その大変さを信念を持って逃げずにぶつかって打開しようとする三上=佐藤がめちゃくちゃかっこ良かったです。 こういう上司なら、そりゃ部下も付いていきます。 力任せでもなくスーパーヒーローでもないけど、こういうのが本当に男らしいというのだと思います。 後編が楽しみです。
[映画館(邦画)] 7点(2016-06-27 23:00:21)
66.  僕だけがいない街 《ネタバレ》 
原作未読&アニメはまだ犯人がわかる前の段階で見ました。  前半は、端折り過ぎだけど原作に沿ってるし子役も頑張ってたし、藤原竜也の演技も毎度安定感があるし良かったです。 ただ、悟役にしてはちょっと堂々としてるので、できればアニメの声やってた満島真之助が良かったなと思いながら見てました。  さて、後半。余りに矛盾だらけで全然入り込めませんでした。 特に中身は29歳なのに、犯人だと疑ってる八代の車に一人で乗るなんてあり得ません。 何か策があるのかと思いきや何も無くて、ただ八代に突き落とされるだけって酷すぎます。 そして次の瞬間は、何故か冒頭の交通事故後の病院のベッドで起きるとか。 どうやって川から助かったの?リバイバルの意味は? 八代はどうなったの?何で、逮捕もされずに議員になってるの? 疑問だらけなのに、一切の説明もなく、健太と八代の罪状を調べて追い詰めるのはまだ良いとしても何で悟死んじゃってんの? 僕だけがいない街って、そういう意味なの? と、余りの展開に納得がいかないばかりか見たことを後悔しました。  そして、腑に落ちないので原作を大人買いして一気読みしました。 原作の素晴らしさに感動するとともに、よくもまぁ原作をここまでダメにしてくれたものだと呆れました。 本当は3点ですが、俳優陣は悪くなかったので一つおまけです。
[映画館(邦画)] 4点(2016-06-27 22:52:06)
67.  ふがいない僕は空を見た 《ネタバレ》 
生まれてくる環境は選べない。どんな境遇でも生きていかなければならない。 とにかく生きて、というメッセージは伝わりました。 性と生。 この切り離せないものにより深く関る、産む性である女性の多様さに比べて、登場する男性は「ふがいない」奴ばかり。 高校生の斉藤と福田は仕方ないです。何だかんだいってもまだ子どもですから。 でも、彼らの父親は不在。家事育児の助けにならなどころか経済的支援もできない。 徹底的に父親という存在をなくすことで、男の子たちが自力で自立していくしかない境遇を作り上げています。 対照的な二人。 斉藤は助産師の母の手伝いをすることで、新しい命の誕生に立ち会うこともある。 福田は家出して男と暮らしてる母親から生活全般丸投げされ痴呆の祖母まで押し付けられてる。 でも、ふがいないからこそ踏ん張って奮闘して生きていかないといけないんですね。 だから、結局何もできないまま布団被って引きこもってただけの斉藤も、最後は自分からアンズの不在を受け入れ学校へ行くし、福田も僻んでばかりじゃ何も始まらないと悟って受験勉強始める。 不妊については、何故妻側だけが責められるのか。体外受精も辛いのは女性だけ。 孫欲しさに常軌を逸していく義母は怖かったです。 この生活環境があるので、最初はアンズにとって斉藤はアニメの理想の男に似てる非日常を楽しむ存在だったけど、次第に斉藤との情事が心の支えになっていくのに説得力がありました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-16 22:29:52)
68.  明烏 あけがらす 《ネタバレ》 
福田監督・脚本、巧者ぞろいの出演者ということで、期待値を上げすぎたようです。 ところどころ福田作品らしいセリフや役者の演技で笑いましたが、終わってみれば物足りない感じで惜しいと思いました。 一番残念なのは、ナオキが大金を夢と思い込む最初のところから、あぁこれは皆で仕組んでるんだろうと感じてたら、案の定早い段階でノリオとアオイの態度で、それが決定的になってしまうことです。 だから、ナオキが殺されるかもしれないという切迫感が無くなってしまいました。 意図的だとしたら、オチが普通過ぎるので効果的ではないと思います。 ナオキにも、ギャーギャー言ってる割には悲壮感が無いし。 本当に殺されるなら、逃げるんじゃないでしょうか、普通。 一場面だけで繰り広げられる話も、「キサラギ」では、その場面での話が自然だけど、こちらは、ずっと店の地下にいる必然性が無いですし。 良かったのは、佐藤さんの小島よしおのマネ(「北の国から」よりこっちの方が面白かった)と、城田優が役にハマってたこと。 ムロさんは安定のウザい演技で最初は笑ったけど、ちょっとしつこかった。 菅田くんは、良くも悪くも無かったというところです。 結論として、これはやはり舞台の方が面白いと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-16 22:19:05)
69.  ラスト・ナイツ 《ネタバレ》 
試写会で見ました。率直な感想は、タダで見れて良かったというものです。 決して悪くは無く、映像は良いです。モノトーンのような抑え気味の色彩が綺麗でした。 でも、面白くなかったです。 ベースは忠臣蔵のようですが、隊長のみが目立って、他の騎士たちの葛藤や苦しみが描かれていないので、物語に深みが感じられませんでした。主君を殺され身分を剥奪され領地を奪われ、というのは皆同じ境遇のはずなのに、何故かそれほど大変そうではなく暮らしているように見えました。 隊長のダメ人間ぶりを敵に信じ込ませるまでの描写が長くてだれてしまい、早く仇討ちシーンに行ってくれないかなと思いながら見ていました。 出演者は良かったです。クライヴ・オーエンもモーガン・フリーマンも安定の演技力で存在感ありました。 伊原剛士には、もう少し、クズな主君にも忠義を果たさなければならない葛藤が見られたら良かったと思います。それと髪形が変。 映像と役者が良かっただけに、ちょっと残念な作品でした。
[試写会(字幕)] 6点(2015-11-16 22:13:13)
70.  イントゥ・ザ・ウッズ 《ネタバレ》 
ブロードウェイミュージカルを映画化したそうですが、しない方が良かったと思います。 舞台で見れば、多少話の辻褄が合わなかったり繋がりが雑だったりしても気にならないけど、映画はもう少し緻密に作って欲しいと思います。 誰でも知ってる童話のハッピーエンドの後、というのを描くのはいいとしても、疑問に思う点が多くて全体的につまらない印象になってしまいました。 結局、シンデレラの望みは綺麗なドレスを着て舞踏会へ行くことだけ? 意地悪な義理姉たちは酷い目に遭ったけど、継母は無傷みたいなのは何故? ラプンツェルが地震の時一人だけさっさと城を逃げ出して森の塔へ行く不自然さは、母(魔女)との決別シーンを入れるため取ってつけた感じ。 王子がパン屋の妻を誘う唐突さ。気の迷いから覚めた妻が、夫への愛情を再確認した直後に転落死って必要?等々。 結局、登場人物は、それぞれ家族を失い、最後はパン屋、シンデレラ、赤頭巾、ジャックで擬似家族ができ、赤ちゃんに物語を聞かせるという終わり方。 親子、夫婦、家族の愛情、人間の罪の代償などの教訓もあるのでしょうが、ジャックが一番悪いんじゃないの?とか巨人夫婦が哀れだし、とか何とも釈然としません。 メリル・ストリープはじめ役者は皆歌も上手いし良かったです。 赤頭巾が手癖の悪い大食いだったり、二人の王子がちょっとおバカなのも良かったです。 シンデレラよりパン屋の妻の方が綺麗というのは映画的にどうかと思いましたが。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-16 21:52:14)
71.  インターステラー 《ネタバレ》 
まず、映画館で見たらもっと評価が上がったのかなと思いました。 小さい画面では、せっかくの宇宙空間の迫力があまり伝わってきませんでした。 だから映像については残念ながら、良く作ってあるだろうけどそれほど感心すべき点は無かったです。 高速で回転する母船に技術力だけでドッキング成功するなど、あり得ない突っ込みどころもありますし。 突っ込みどころといえば、なんでブラックホールの向こうが5次元空間なのか、主人公はどうやって90年後の地球に帰還したのか。 この辺がモヤモヤしたままだから、すべては、娘に繋がっていたのだ、と言われても、ほほぉ成る程、とは納得しきれませんでした。 でも、3時間という長丁場を飽きさせず、突っ込みどころも力技で突き進み、最後の娘との再会シーンではジンとさせ、後味悪くなく終わったので見て損はなかったと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2015-09-06 17:44:38)
72.  推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 
エドガー・アラン・ポーの死因が謎なので、ポーの死ぬ前の行動や死の理由を無理やり作った感じの作品です。 「無理やり」と感じるほど、ポーの死ぬ理由に説得力がありません。 毒飲んだからって犯人が恋人の場所教えるとは限らないし、犯人の名前を誰にも告げずに公園へ行くのも変。 あそこで紳士に声をかけられなかったら犯人野放しのままでしょう。 犯人探し部分はちょっとスリルありましたが、結局どんどん人が残酷に殺されるし、犯人はしょぼいし、見終わってみれば大したことないな、という印象です。 フィールズ刑事役の人がカッコ良かった。彼が主役でいいです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-06 17:32:04)
73.  土竜の唄 潜入捜査官 REIJI 《ネタバレ》 
原作は未読で、三池・クドカンコンビなのも、見終わってから知りました。 だろーねー、という感じですね。 俳優陣はハマってて、生田斗真も堤真一もマトリ3人組も楽しそうに演じてて良かったです。 でも、何だかバカバカしさの突き抜け感が足りないというか、ほら面白いでしょうみたいなのが見えるのがイヤっていうか。 怜二が日浦に惚れるシーン、寺島進の両親に会うところは良かったです。 結論として、嫌いではないけど、お金出して見るほどでもない、という感想です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-31 23:45:38)
74.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 《ネタバレ》 
前作より面白かったです。 話自体は余り面白くないけど、大泉洋と松田龍平のバディになってる安定感とか、松重豊の似合いすぎるヤクザとの関係とか、キャラが馴染んできたからでしょう。 篠井英介ママは、どう見ても本職みたいでお見事です。 マサコちゃん役のゴリも可愛かった。可愛いし何だか一生懸命だから、周りから愛されるのがわかる感じが良く出ていました。 ゴリが良かったので1点追加です。 脇キャラは皆良かったです。 ヒロインが今回も微妙。ゴリの妹にもバイオリストにも見えなかったです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-31 23:38:23)
75.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
校舎や校庭や教室が丁寧に撮られてて、自分の高校を思い出して懐かしくなりました。 屋上から見える校舎の裏側とか、部室の中とか、裏のほうの土手みたいになってる所とか。 逆に、登場人物には何ら共感できませんでした。 カメラワークで視線や表情を追い、感情は見る側に汲み取らせるというやり方で、敢えて特定の一人に感情移入させないようにしてます。 その結果、私は、あーこんな人いたね、とか、こういうことあるよね、ではなく、逆に、いやー無い無いこれは無い、という感じでした。  試合直前に主力選手が急に学校来ないとか、よほどのことがあったんじゃないかと思ったけど、そうでも無さそう。 先生のところには連絡が来てるのに、先生に理由を尋ねるシーンは無く、連絡が取れなくて心配なのに誰も桐島の家に行こうとしない。 親友のはずなのに、彼女なのに、携帯も出ないし何も言ってもらえない。 人間関係が薄すぎですね。今時の若者を現すにしても、ちょっと単純だと思います。  桐島というスターの光に照らされて自分も光ってるような気がしてたグループと、好きなもので繋がってる映画部との対比はありきたりだけど、イケてると思ってたグループの空疎さを現すのにはわかりやすくて良かったんでしょう。  前田役の神木君と野球部のキャプテンが良かったです。 吹奏楽部の部長は純情な片思いというよりストーカーみたいだし、全然爽やかさのないヒロキと彼女のキスシーンが長すぎて気持ち悪かったです。  見て損したとは思わないけど、つまらなかった、というのが見た直後の感想でした。 そして、半径1メートルしか見えてなかったけど、友達とは本音でぶつかって泣き笑いしてた自分の高校生活は幸せだったなぁと改めて思いました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-31 23:29:44)
76.  泣く男 《ネタバレ》 
アジョシ」の監督の次作だし、主演がチャン・ドンゴンだし、期待して見ました。 でも、全然「アジョシ」を超えてなかったです。 アクションシーンは見ごたえあるけど、多過ぎやり過ぎで、見てて凄さが麻痺してきます。 ただ、そこまでして少女の母親を守ろうとするのが、誤って少女を殺してしまった罪悪感というより自分が失ってしまった母親への思慕・救済の代理という面が見えてくる部分は良かったと思います。 同僚に「何故だ」と聞かれ「ただ疲れたんだ」と答えるシーンが、最後の方では「まだ疲れてるか」「少し楽になった」というシーンにつながるところも良かったです。 タイトルの由来、今は廃墟となった母と最後に行った銭湯で泣くシーンは、結局究極のマザコンかと、チャン・ドンゴンでなければキモいところでした。 母親に死なれてから、どうやって殺し屋になったのかとか、本気で死闘を繰り広げながらどこか信頼関係のある同僚との過去などを描いてたら、もっと深みのある作品になったと思います。 「アジョッシ」は劇場に3回観に行って、その後も何度かDVD見たほど好きですが、これは多分もう見直すことはないと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-31 23:16:07)
77.  ブリッツ 《ネタバレ》 
ジェイソン・ステイサム主演だし、型破りな刑事役だからどれだけ大暴れしてくれるんだろうと思ったら、話が小粒でつまらなかったです。 だって、相手にするのは警官連続殺人事件の犯人たった一人で、しかもそいつが異常だけど頭は悪くないてことになってるから、もっと知能犯で周りを翻弄するかと思いきや、早々に捕まり、証拠不十分で釈放されて、マスコミを使ってちょっとしたスター気取り。 最後は法で裁けないから、型破りな二人が私刑。 話も悪党もしょぼすぎます。残念。
[DVD(字幕)] 4点(2015-08-31 23:11:29)(良:1票)
78.  アジョシ 《ネタバレ》 
設定はまんま「レオン」なんだけど見所は違います 。  アクション映画として良くできてると思います。 ウォンビンのアクションに痺れて何回も観てます。  私はウォンビンの名前は知ってたけどドラマ見たことなくて、俳優として知ったのは退役復帰作の「母なる証明」でした。  今作は、その面影のまったくない役を見事な身体と役作りで演じてて感嘆しました。  とにかく、「隣のおじさん」が何故こんなに最強なのか、過去の「職業」が明らかになって納得するだけの説得力がウォンビンの身体造りや身のこなし、ほぼスタント無しでやったアクション等にあるわけです。   気持ちいいくらい無敵。残酷。非道。急所しか狙わないし徹底的にやる。  そういうのを、スピーディで躊躇なく遂行していくときの冷徹な顔と、愛しい思いを溢れさせるときの顔のギャップが、また何とも言えず美しかったです。 そこはやはり、美男だからこそというわけでの彼の起用でしょうが。  ぶちのめす相手が、同情の余地のない鬼畜どもなので、無敵になぎ倒していくラストにカタルシスを感じられます。  韓国映画に珍しくハッピーエンドなので鑑賞後の気分も良いです。 私の中では、時々リピする作品の中でもランキング上位の作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2015-08-31 23:02:35)
79.  予告犯 《ネタバレ》 
かなり面白かったです。 シンブンシは現代の必殺仕置き人かと思いきや、対象が小物でやることがしょぼい。 では、その真の目的は?というと、途中でわかるので、それで引っ張るミステリーでもない。 結局、泣かせるドラマでした。でも、それが悪いのではなく、とても良いドラマだと思います。 ヒョロが無邪気で純真だから、ゲイツたちに凄く共感できます。 ゲイツに「父親に会ったらどうしたい?」と聞かれてのヒョロの答え「お父ちゃんて言いたい」 「そんだけ?何で捨てたんだってぶん殴ってやればいいだろう」 「うーん、会って、お父ちゃんて言いたい」と飛び切りの笑顔。 ここ思い出すだけで涙が出ます。 配役は皆適役で良かったです。 ずっとニートで多分両親が亡くなって働かざるを得なくなったノビタ役の岳君、毎度芸達者。 関西弁で気のいい兄貴風のカンサイ、三浦良平。ピッタリです。 なんとクレジット、大トリだった荒川良々。メタボ役なのでお腹に綿巻いて小太りにしてたんですね。 ゲイツ役の生田斗真は、カッコ悪い格好しててもカッコ良かったです。 最後については、ゲイツには私も吉野の口調で「カッコつけてんじゃないわよ」と言いたい。 生きていればいいこともある、と言いたいです。 最後のメタボの涙にやられたので本編は7点だけど、この最後のシーンで1点追加です。
[映画館(邦画)] 8点(2015-08-16 22:44:12)
80.  西遊記 はじまりのはじまり 《ネタバレ》 
アクションシーンもCGも見ごたえあって、最初の方はチャウ・シンチーらしいユーモアもあって面白かったです。 ちょっとグロいし、ハリウッドではあり得ない小さい子があんなことに、のシーンもあるけど、ヘタレな妖怪ハンターと凄腕女ハンターの絡みも良かったんです。 でも、後半どんどん話が救われなくなって、あんなに健気な女ハンターは報われず、それで悟りを開くなんて酷いでしょう。 もっと酷いのは、あれだけ極悪非道の妖怪どもが、結局三蔵法師のお供として何事も無かったかのように旅立つところ。 そこにお釈迦様からの言葉や贖罪のシーンやら入れてくれないと、人間を殺しまくって大暴れした罪はどうなってるの?と疑問符がいっぱいでした。 そして謎のGメン75のテーマソング。 曲はいいんですけど、特に孫悟空、しれっとそこに立ってるんじゃない!と腹立たしく思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2015-08-16 22:36:56)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS