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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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61.  リプリー
太陽がいっぱいは未見ですが以前から気になっていた映画です。フィルムライクな映像とジャズの調べが映画の質感を高めています。最初から地中海のさわやかな景色と対比されるようにリプリーの陰湿な雰囲気が目立ちますが、製作側が意図したとおりのカラーに仕上がっているものでしょう。とにかくリプリー役のマット・デイモンがキモい、これはハマリ役です。  ジュード・ロウが出ている前半部は洗練された感じですが後半部分はリプリー色に染まってゆき、映画全体も陰湿で野暮ったい感じが深まってきます。バレそうでバレない絶妙なハラハラ感は見事ですが、見方によっては陳腐な流れともいえます。解決をみないラストは賛否ありそうですが、昔の映画ぽくて良いのではないでしょうか。サスペンス好きな方はぜひお試しください。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-02-01 15:27:41)
62.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
まず一言、疲れました。良かったといえば良かったが悪かったといえば悪かったともいえる、なかなか難しい映画だったと思います。 ストーリー的な整合性はとてもマッチしていて、ラストの収まり方はバッチリです。「だから?」といわれるとそれまでですが、ま、映画って娯楽ですし。ラストの余韻は古き良きイギリス映画の雰囲気がありますが、他の方も指摘しているように深みはありませんのでパルプフィクションと同系統の映画と考えたい。  珍しい雰囲気とストーリーを持った映画ですのでハマる人にはツボと思いますが、映画に芸術性などを求める方には合わないかもしれません。バイオレンスが大丈夫な方は一度お試しください。
[DVD(字幕)] 4点(2015-01-27 12:03:29)
63.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
アル・パチーノは本作で主演男優賞を受賞しましたが、私の個人的意見としてはカリートの道のほうが彼らしく、そして哀愁もあって美しくて主演男優賞に相応しかったように思いました。  さてこの映画、パチーノの力の入り具合に反して内容がイマイチ伴わない映画だったと思います。パチーノの貫禄が消えずに残ってしまっており、ただの頑固ジジイに見えない点が残念でした。(何かやってくれそうな雰囲気なのにラストは大人としては至極普通の演説でした)  結果的にパチーノの成長物語だった訳ですが、この映画を高貴なものに高めている一翼に女性好きの表現の仕方があります。香りで女性を見抜けるのは素晴らしかったと思います。でもパチーノの人間性の深みには繋がっていないように感じました。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-01-02 15:38:32)(良:1票)
64.  ターミネーター2/特別編
前作から正当進化し更に面白くなった映画は非常に少ないですが、T2は成功した数少ない続編の一つだと思います。パート1のダークさを払拭し派手なエンタメに昇華した続編では、観客が想像した通りジョン(エドワード・ファーロング)が生まれていて、観客が想像した通りに変人親子としてたくましく生きぬいている二人が見られます。裏を返せばパート1のほうがダークで深かったともいえますが、T2のぶっ飛んだ感じのほうが映画としてはテンションが高く楽しいです。(予算増加バンザイ)  観客からするとサラ同様に、T-800の恐ろしさは既に十二分に理解していますので、それをよく判っているキャメロン監督ならではの脚本が最高に素晴らしかったです。狭い通路でジョンがT-800とT-1000(ロバート・パトリック)に挟まれる流れは胸アツ過ぎておしっこがちびりそうな流れでした。また、ラストまで抜け目がない脚本はアクション映画のお手本のようで、まさかのT-800が仲間になる流れ、パート1のパーツを破壊しに行く流れ、そして液体金属がどうなったらラストに狂喜乱舞できるのかもよく判っている練りに練ったストーリー展開が素晴らし過ぎました。  普通は目新しいものを追加するとコケるパターンですが、新型のT-1000型が非常に素晴らしい。パート1でのエンドスケルトンの映像にも心底ビックリしたものですが、パート2でもT-1000の映像に心底驚きました。やっぱりキャメロン監督は凄い。(個人的にはこの続きはサラ・コナー・クロニクルズで綺麗に完結していて、私的にはこのドラマは終わりとしたい)
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-10-20 12:01:21)
65.  告発
ケビンベーコンの演技は素晴らしかった、弁護士含め他のアクターも全体的に演技力高めです。社会派でとても重たい題材を扱っているのでエンタメ作品にはなっていません。観終わった後、気分が落ち込みます。 落ち込むという意味で3点としましが、シリアスで真面目で感動する映画が好きな人は点数が高いと思います。まあ確実なのは、映画に夢を求める人には向かない映画です。訴えかけてくるものは感じますが、いかんせん題材がチト重過ぎます。
[ビデオ(字幕)] 3点(2014-10-20 11:02:46)
66.  グッドフェローズ
ウルフオブが合わなかったので一抹の不安を覚えつつもコチラも鑑賞してみました。結果、やはり合いませんでした。そもそもスコセッシの映画で自分に合う物が無いんですから無理ですよね。判っちゃいたんですが・・  取り上げられている題材は素晴らしかったので、監督がリドリー・スコット、FFコッポラ、マイケルマンなどだったらもっと自分に合ったのかもしれません。世間の評価より自分の観てきた映画の統計学のほうを重視して選ぶべきだと痛感しました(笑)   マフィア末端のリアリズムが知りたい方はパチーノ&デップの「フェイク」もお勧めできます。私はフェイクのほうが面白かったです。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-10-11 11:48:42)
67.  リーサル・ウェポン4
なんというか、リーサル・ウエポンという題名とは一切関係ない映画です。(パート3からすでにそう) ですがパート4はなかなか面白かったです。パート3のグダグダ感っていったいなんだったんだ??そう思えるほどの出来栄えです。  パート4ではほとんどのシチュエーションが面白いですね。無駄なシーンも全てかなり面白く仕上がっています。「家族」というキーワードが頻繁に出ますが、まさにそういった一体感があるが故の仕上がりだと思います。(個人的にはバターズがツボでした)  このシリーズ、全体的に子供っぽいところが目立ちますが、コメディとしては非常に面白いですね!(個人的にはパート1-2-4の三部作で締めて欲しかったです)
[DVD(字幕)] 5点(2014-10-01 17:39:31)
68.  リーサル・ウェポン3
パート2でストップしとけばよかったものを・・ という第一印象でした。映画としては安定してるんですが、更に「軽い」んですよね。他の方も書かれていますが、とにかくただの馴れ合いじゃれ合いになっております。更にリッグスの彼女まで出てきて本格的に骨抜きになっています。 正直、パート4を3作目にもってきて、三部で終わらせればもっとスマートだったと思います。言っちゃ悪いがパート3は無くて良かったレベルです。
[ビデオ(字幕)] 3点(2014-10-01 17:33:20)
69.  ダイ・ハード3
ダイハードシリーズもマンネリしたのか、今回から相棒がいます。仕掛けの規模も大きくなっているし恒例の面白シーンも満載です。前2作品同様に楽しく安心して観ることができました。でも映画として高得点が付けられるのは今作、パート3までかもしれませんね。。  なぜか判りませんが、ロシア女がいちゃついているのをバカにされて激おこになるシーンが印象に残っています。。
[DVD(字幕)] 6点(2014-09-29 13:39:22)
70.  ダイ・ハード2
パート1がヒットして規模が大きくなりました。まるで祭りのようにいつもの設定、いつもの結果、派手な爆発。安心して観られる典型的なハードアクションです。この頃からすでにかなり無理設定が多いんですね(笑) でもダイハードシリーズではパート2が最も好きです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-09-29 13:35:01)
71.  ゲーム(1997)
面白いのですが無理無理映画の代表でもあります。そもそも、車が海に落ちるのだって何回もリハーサルしてから臨んでも心配になるものですが、事情を知らない主人公がいきなりぶっつけ本番とかありえません。殺人かよと・・  アイデア一発勝負、アイデア勝ちの映画なのは間違いありませんが、裏を返せばアイデア以外に売りが無かったといわざるを得ません。キャスティングからは結構重厚で意味深な雰囲気は漂っているのですが、実際大した意味はありません。ただし、映画のタイトルのつけ方は100点満点です。この点は本当に素晴らしい。 粗を全て黙認するという前提で6点、粗を全て指摘するなら3点でしょうか。粗が多すぎて指摘しきれませんが、映画としては結構面白かったので、映画好きには広くお勧めできる作品ではあります。未見の方は絶対に何も考えずに一生懸命映画に熱中すべき。そうすればハッピーになれます。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-09-25 14:26:40)(良:1票)
72.  レオン/完全版
個人的には劇場公開版の編集がパーフェクトです。完全版は無駄に長く、見せなくてもよいようなシーンまでご丁寧に見せてしまっているので、いい加減青臭かった設定がより強調されてしまったような気がします。(例えば小説として素敵だった文学作品がマンガになってしまったような)  また、愛や恋を知らない40歳の純情な青年が「純愛×親心」という複雑な心境に目覚めた後のラストだったハズですが、完全版では13歳のほうからグイグイ行き過ぎているし、また、純情な青年は実はシッカリ大人であったという衝撃の事実まであります。そうなってくると途端にロリコン臭が強くなってしまいます。やはり何となくホンワカ見せたような見せなかったような、観客の想像に任せた劇場版の編集は本当に素敵でした。  ただ、ラストのナタリーの泣き顔は大変に素晴らしく、このシーンだけで一気に涙を誘います。大枠では劇場版も完全版も良い映画であることには違いありませんが、編集の難しさが露呈した完全版だったと思います。
[ビデオ(字幕)] 6点(2014-09-24 12:32:47)
73.  ジョー・ブラックをよろしく 《ネタバレ》 
いい映画ですが粗も結構目立つ映画ですねぇ・・ 一流役者が揃っていますので演技も素晴らしく、ほとんど名作レベルだと思います。ストーリーの組み立ても良く恋愛映画の超王道です。  4点も減点を招いた部分は「悪魔の設定」に尽きます。最初はあれだけ雄弁だった悪魔が姿を現したとたんに無知で無口な青年になってしまいます。そして何千年も人間を見てきたはずの悪魔が食事の作法や男女の駆け引きを知らないなんてありえるのか?? クレアに関しても悪魔に引っ張られてグダグダ状態。普通、育ちのよい女子は性格がコロコロ変わるイケメン男子を一番に警戒するはずですが、それを雷に打たれた恋だと錯覚するなんて、アンタどんだけ外見重視やねん!!  まあ、、粗は多いですがブラピとクレアのラブシーンは素晴らしいとしかいいようがなく、この点数をつけざるを得ない。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-24 12:22:32)(良:1票)
74.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
超高評価が全く理解できない映画でした。この主人公は元から「頭脳明晰で、体力も忍耐力も備わった特別な人」です。冤罪がなければ超エリートだったわけで、そんな高レベルの人間が正しい手順で努力し、そしてその結果、さらに柵ボタ形式で素晴らしい結果がやってきたという超ラッキーな寓話です。(ま、ラッキーだとはいえない時間が長すぎますが)  正直、ご都合主義が過ぎるという印象しか残りませんでした。そもそも主人公はコレで自分の人生に納得したんでしょうかね?冤罪なのに脱獄するのが正義だったのか?プリズンブレイクと同じようにしか見えません。。真面目な話、そんなに良いですかね、この映画??
[ブルーレイ(字幕)] 2点(2014-09-24 11:43:55)(良:1票)
75.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
結構真面目に作られた良作です。ストーリーも小道具もきちんと作られていて、それなりの大作だと思います。でもレオナルド・ディカプリオが出てるせいでアイドル向けの映画と過小評価されているような気がします。  皆さんがおっしゃるように何よりもレオナルド・ディカプリオの演技が上手いです。タイタニックがブレイクしたのも伊達じゃないですかねやはり。それから何気に脇を固める大物俳優が多いのに驚きます。ガブリエルなんかこういう脇硬めがホント合ってると思います。。  新しい映画なのでディカプリオが二人並ぶ合成シーンも違和感ありません。ハズレた感が無い、家族映画として無難にお勧めできる良作です!
[DVD(字幕)] 6点(2014-09-23 17:28:25)
76.  ミザリー 《ネタバレ》 
単純にイイ!プロットが良かった!小説的ストーリーがウマく映像化されていると思います(原作は読んでいませんが)。地味なストーリーが何倍にも魅力的になったのは、、やはりキャシー・ベイツの演技に尽きると思います。大物ジェームズ・カーン が完全に食われてしまうほど魅力があるアニーというキャラクター。  小説の中身がキャシー・ベイツのリアクションでしか判らないというのは面白かった。ラストも無理して家を燃やしたり爆破したり警察がなだれ込まなかったのは良かったです。ヒッソリ対決してくれてこそ、通好みのエンディングだと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2014-09-23 16:05:22)
77.  ジャッキー・ブラウン
まず最初に とにかく長い。154分とリアルにも長い作品ですが、感覚的にも長さを感じてしまいました。私は映画観賞中に観客に時計(時間)を意識させてしまった時点で、映画としての評価は下がるものと考えています。 内容的には70年代風で「夏の日曜の午後の気だるい雰囲気」みたいな感じが上手く表現されています。タランティーノ監督が大好きだと公言しているパム・グリアーとロバート・フォスターが非常に”らしく”撮られていて、強く70年代風を意識させます。タランティーノ監督はこういった昔の(味がある)二流役者を発掘するのが本当に上手いです。しかしなかなかパルプフィクション時のジョン・トラボルタのようにリバイバルヒットにはつながっていません。 個人的に最もツボだったのはオデール(サミュエル・L・ジャクソン)の落ち武者ヘアー。日本びいきのタランティーノらしいシャレでした。また、ロバート・デ・ニーロの使い方がとてもウマかったです。デニーロ、デルトロ、ウォーケンなどはメインより脇役をやらせたほうが絶対光ると思いますので、タランティーノ監督はよく判っているなあと感じ入りました。  70年代を意識した野暮ったい脚本、タランティーノらしいシャレの利いたセリフ回し、夏の日曜の午後の気だるい雰囲気のようなテンポの悪いシーンの連続で、まあ、おそらくタランティーノ監督が狙った通りの映画になっていると思われます。当然ながら万人受けしにくい作風になっているのも事実で、仮にもっとテンポよくカット割りを削って120分くらいで納めてあればそれなりにヒットしたかもれません。最終的な印象としては、音楽的なセンスは120点でしたが明らかにヒットを狙っていない趣味映画・マニア映画だったということです。点数は監督のセンスに。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-22 11:35:05)
78.  オープン・ユア・アイズ
オープン・ユア・アイズに感激してトム・クルーズがバニラ・スカイをやりたがったという話は有名ですね。リメイク版はまるでトムのPVのようなパッケージで少し引きます(笑)。当初バニラ・スカイを観るつもりでしたが、、調べてみるとオリジナルと比較論争があることを知り、ならばオリジナル版である本作のほうが先だろということで無理やりこちらを鑑賞しました。  この映画は脚本ありきなので、そういった意味ではオリジナルである本作を評価せざるを得ないところです。しかし映画はオリジナルだから価値が高いとも限りません。個人的にはリメイク版であるはずのバニラ・スカイのほうが圧倒的に洗練されていて観やすい映画になっていたと思います。一言でいってしまうとオリジナルのほうは全体的にチープで素人くさく、リメイク版のほうは一流たちが金にモノをいわせて丁寧に作ってあるといった印象でした。  内容に関してはほぼほぼ同じなのに鑑賞後の余韻が正反対だったのには驚きました。お化け屋敷から出てきたような印象の本作(オリジナル)と比べ、バニラ・スカイのほうは余韻が素晴らしいです。なんだか初恋に敗れたようなほろ苦さや甘酸っぱさがあってとっても素敵なのです。オリジナル脚本であるオープン・ユア・アイズには敬意を表しますが、個人的にはバニラ・スカイのほうが圧倒的に良かったです。
[DVD(字幕)] 4点(2014-09-21 23:41:01)
79.  エイリアン4
あのエイリアンの最終章!流れ的にもかなり冒険に走ったパート4ですが決して嫌いじゃないです、いや好きですこの流れ!今作は完全にあちら様側(会社側)の視点ですが、これがまたグロくてバカバカしくて素晴らしいです。エイリアンの飼育・研究、エイリアンと人間の融合、リプリーがクローン化して出てきた点も高評価です。今までの疑問やうさん臭さがきちんと映像化されていて、ストーリー的にもエピローグとしてきちんと機能しています。  ウィノナ・ライダーは超絶に可愛くて素晴らしい女性ですがクローンリプリーが出ていなかったら全く締まらない映画に成り下がっていたと思います。賛否ありますが本当に出てくれてありがとうというくらい重要な役柄でラストも綺麗にまとまっています。(まあ、ニューボーンとのくだりは本当に悪ふざけが過ぎるが・・)  ジャン=ピエール・ジュネ監督の手腕は認めるべきです。アメリもエイリアンも撮影できる監督はそうそういません(笑) 超ビッグヒット作の最終章としてはかなり納得できる形で終わってくれたと思います。エイリアンといえば4作品で一つの作品として考えたい映画ですね。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-09-06 18:24:30)
80.  パーフェクト・ワールド
イーストウッドの映画はあまり好きではないのですが、この映画はかなり好きです。まず子供の演技が素晴らしい。そしてもちろんブッチ(ケビン・コスナー)も凄みや優しさを巧みに表現していて、なかなか難しい役どころをきちんと演じています。  大きな視点で見るとこの映画は単調でのんびりしすぎているところがありますし、イーストウッド&ローラ・ダーン組のパートは退屈でスピード感をそぐ最大の要因にもなってしまっています。でもそれらを含め、一つ一つの小エピソードが非常に素晴らしい。誘拐、電話ボックス破壊、タバコ屋、コーン畑、ビュイック強奪、衣料品店、ハロウィン、レコードでのダンス等々、いちいち印象的で素敵、心に残るんですよね。  宗教的戒律に関しては日本人ではあまりピンときませんが、その点はコスナーが代弁してくれるのであまり気にしなくて大丈夫です。子供が宗教によって押さえつけられると本当に可愛そうで、リストを一つずつ叶えてやるシーンには涙がでました。なお、宗教的なルールを破らせることと自由をはき違えている的な意見も見られますが、私はそうではないと考えます。あくまで「子供本人がどうしたいのか?」が重要であって、それを尊重してあげようと考えたブッチに子供が懐いたものだと思います。  オープニングである程度は判っていましたがあのラストは悲しい。予定調和的でベタベタな展開でしたが嫌味が無いのはイーストウッドの手腕か。子供だけが知っている悪人ブッチの真の姿。本当に良い映画だったと思います!
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-09-05 13:33:01)
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