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りりらっちさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  デビルマン
脚本も演技も学芸会です。ちょっと金をかけてCGに凝った映画を作ったぜ!あの『デビルマン』だぜ。学年一のイケメンを主役にしたぜ。これで学園祭はもらったぜ!そんなノリで、くらくら目眩がする作品になっています。いや、作り手側の熱意があるかないかを比べたら、これは学芸会以下の映画と言えるでしょう。 長所を一生懸命さがしたけれど、ひとつも見つかりませんでした。ホントーーーにひとっつもないんです!これは、凄いことです。 なんだかね、「そこそこお金になるくらいファンがついてて、映画化できる作品はないか?あ、デビルマンがあったね~。それ、いっちゃおう。残酷シーンも結構あるし、受けるかも。今はCGで何だって出来るんだからさ」そんな感じで作ったようにしか思えません。 この映画は、一体何のために作られたのでしょう?  原作の深遠なテーマはまったく伝えられず、ただ表面的なエピソードを詰め込んで、演技ってナニ?というレベルの、顔だけビジュアル系で貧相な体格の男の子たちにコスプレさせてみたってだけではないすか。 これなら、ふたりがタイマン勝負すればいいだけの話。デーモンだのデビルマンだのはオマケになってしまってる。 作品に対する愛は?プロとして仕事をするという誇りは?なんにもないなんて、そんなの哀しすぎる~。よって、初めての0点を献上いたします。
0点(2004-11-14 14:46:53)(良:4票)
82.  箪笥 《ネタバレ》 
まず、序盤のスローモーなペースに眠りを誘われました。 なんか不自然なんですよ。怖がらせるつもりかと思ったら全く怖くないし、意味なくダラダラと流しているのに、状況がわかるような説明がぜんぜんない。 実は、それらのシーンが生きるのは最後まで観終わってから。 「ああ、そーゆう事だったのか」と、ホロ苦く哀しい気持ちを味わってから冒頭のシーンを思い出すと(つーか、思い出さざるを得ない。謎をいっぱい謎のまま放り出してあるから、みんな観終わったあとに色々検証しちゃうのだ)、よりいっそう哀しいお話に感じるようになっている。 そうなると、中盤の停滞や諸々の不満も「まあ、いいか」と思え、「そう悪くない映画だったな」という所に落ち着くのだった。(「シックス・センスかよ!」と叫びたい気持ちがないではないが。) 思ったのだが、スミが「箪笥を処分して」と言ってるのに「その話はすんだ」とか言って処分しない父親はオカシイ。妻と娘が箪笥ん中で死んだんだろ!スミに本当に治って欲しかったなら、絶対に処分していたはず。すなわち、この父親は、スミに治ってもらいたくなかったのだ。 彼は、父の妻役をやりたいという願望をもつ娘スミ(だからこそ、スミは狂った中で継母の人格を持った)を疎んじていたのではないのか?ならば、首をつった実母がスミの前に恨みの姿を見せたのも理解できる。母と娘は父をはさんでの恋敵同士だったのだ。また、ベッドの中で抱き合うスミとスヨンのシーンが、まるで恋人同士の時のようなカメラワークで撮られていたのも、スミの近親相姦的願望を暗示していたのか?と、深読みする事もできる。でも深読みかもしれない。 しかしなぁ。たった一人のサエナイ男(父親)をはさんで、超気の強い女が三人ぶつかりあっていたわけか。そりゃー呪怨になっちゃうのも無理はない。スヨンだけが澄んだ存在だが、それも幽霊になるとオソロシイ外見になっちゃうわけで、かわいそうだなぁ。 にしても、韓国の箪笥って洋風でオシャレですね。私の思い描いてたホラーな箪笥は、やっぱり桐で出来ている日本製、引き出し式がこわいと思う。 
6点(2004-10-28 01:18:34)
83.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 
ヴァン・ヘルシングが、ウルヴァリンにしか見えなくって困りました‥。てことは、ウルヴァリンの方が、ヴァン・ヘルシングよりキャラが濃いって事なのでしょうね。 帽子とコートだけじゃ、ウルヴァリンの両手から鋏出して斜め30度に構えたポーズのインパクトには勝てないのかも。 どちらにしても、ヒューってその手のコスプレ系の役がぴったりですね(笑) カールがファラミアだってのは、これ気がつかない方がよかったなぁ‥。最後まで「ああファラミア、こんなになってしまって‥‥やっぱり父さんの愛情が足りなかったんだね」という気分が抜けなくて困った。 さて、映画としては、これはまさにエンターテイメント作品。蛇行した道を「ヘイ、細かい事は忘れてくれ!いいかい、飛ばすぜ!楽しもうぜ!」とスピード振り切ってびゅんびゅん飛ばしている感じです。 細かいストーリーよりも、アクションとキャラクターが優先。それでも充分楽しめるのは、時代設定と登場人物という題材の魅力(ドラキュラやフランケンシュタイン、ジキル博士などのファンは多い)、あと役者の魅力だと思います。 しかしストーリーが大雑把で単純な分、余計な事を考えながらの鑑賞となってしまいました。 3人の美女吸血鬼が死ぬ順番を予想したりして、「やっぱりヒロインとビジュアルやキャラがかぶらない吸血鬼が最後まで残るよなぁ」と納得したり、ヴァン・ヘルシングとアナの恋愛についても「あー、この二人が結ばれるラストだと、映画としてきれいにまとまらないだろうなぁ」と思っていたら、アナ、死んじゃったり(しかし、ヒューの絶叫についポロリと涙が。やっぱり上手ですね)、なんだか画面が忙しいのに、妙に頭が暇になる映画だったなぁ。 しかしストーリーは求めないほうがいいとはわかっていても、謎を放り出されたままエンドだと、やっぱり気持ちが悪いです。それとも「2」に引っ張る気なのか。 ほんでも、CGはこーゆう映画でこそ使うべきだし、モンスターたちも魅力的で上手だったと思うし、面白かったよ。タダ券だったからかな(笑)。
6点(2004-10-11 02:58:18)
84.  火山高
一体どうしろと。なにを書けと(笑)。 頭をカラッポにしたい時、ぼーと観るのに適した作品、か。 何かを期待して観てはダメ。ガッカリしたり、腹が立ってくるかもしれないから。 モロ少年漫画な設定やキャラクターはいいのに、作品のテンポが悪くて生かしきれていない感じがする。マトリックスをおちょくってるにしては、詰めも甘いし。 そんでもマッサージ椅子などに転がりながら、「あーバカが思いきりバカをやっているなぁ」と斜め見する分には楽しめるかも。なにかしながら観るってところがポイントです。
4点(2004-10-04 19:36:33)(良:1票)
85.  華氏911
この映画のレビューは難しいなぁ‥。ドキュメンタリーというには、あまりにもムーア監督の意見の主張が前面に出ているので、これは「ムーアの目から見たUSA・ブッシュ映画」なのだと思う。そして、私はこの姿勢に賛成。自分の思考の出発点である出身などの位置を明らかにせず、これが正論なのだと自分の意見を振りかざす姿勢は信用できないから。中立を装って巧妙に自分の意見を織り込む人間も多いわけだし、その方が安全だったりするけれど、そういった姑息なマネをせずに正面きってブッシュ批判をしているのは立派。まぁだから、この映画はあくまで個人の意見なわけで、これをそのまんま飲み込むのはマズイとは思う。あくまでムーアに都合のいいエピソードを集めて繋げてあるわけだし。それでも、英語がわからず世情に疎いため集められる情報が少ない私のような日本人には、大変重要で有意義な情報が満載の映画でした。常々ブッシュ大統領の胡散臭さに嫌なものを感じていた私には、色々な意味で納得がいった感じ。まぁ映画としては、監督得意のシャレやユーモアが少なく、社会派ドキュメンタリーとしては面白くないわけでもないけど、まぁ人を選ぶよねって感じはするなぁ‥。あと、この時期だから問題作として大きくとりあげられたって時期的なものもあると思うし。 でもね、観るのは決してムダじゃないと思う。まぁ私のように、途中何度か眠りそうになった人間が言っても説得力はないと思いますが‥‥頭でなくて心で観ると大変ココロが痛む映画だと思う。痛むのも、時には大事だよね。(なんか"まぁ"がやたらと多いレビューになってしまった‥まぁ許してくれ。)
7点(2004-10-04 18:45:00)
86.  CASSHERN
途中で目が疲れて何回も目をつむりました。トシかなぁ。 音楽の入れ方がうるさくて、何度もセリフを聞き逃しました。トシだなぁ。 美術のセンスは大変よいと思いました。 しかし、なぜ誰も脚本を添削してあげなかったんでしょう? 「別にキャシャーンでやらなくってもいいんじゃない?」と、なぜ誰も言ってあげなかったんでしょう? なんだか、監督にはまず主題と創造したいビジュアルイメージがあって、それから無理矢理商業的にも失敗しないよう、色々詰め込んでしまった気がします。 これならオールCGでやったらよかったのに。 いえ、俳優・女優さんたちの演技は大変いいです。特に唐沢くん、見直しました。 だからこそ、CGと人物がいまいちマッチしてないのが、惜しい。  この映画は、家でビールでも飲みながら3回くらいに分けてみる分には申し分ありません。嫌いじゃないです。
4点(2004-09-06 16:56:40)
87.  マイノリティ・リポート
DVDでよかったなぁ。映画館へ行ってたら、観終わった後ムッとしていたよ。 サスペンスを求めて観たので、逃げるアクションのシーンが退屈で困った。 軽めのアクション近未来物として観るなら、結構いいのではないでしょーか。小道具とか、よく考えてあるし。 しかし、サスペンスとしては無茶苦茶失敗してるだろ~。 いたるところ、穴だらけ(笑)。 あげるとキリがないので指摘しないけど、最初の設定からしてまず有り得ないのを納得させてくれないまま、ずんずんストーリーが進んでいってしまうのは、手抜きなのか・観客をなめとるのか・ふざけてるのかどれなんだ。 ラストも無難にキレイにまとめてくれて、ああ、これは映画をなめとるのかな~と。 楽しく小物に凝ってるうちに、全体が見えなくなっちゃったのかな。だとしたら、基本が間違っとるよ~。 結局、スピルバーグはなにをしたかったんだろ?金儲け?
5点(2004-07-17 18:01:35)
88.  トロイ(2004)
ほー、はー、ふーん、と呟いている内に終わってしまいました。ナレーションで無理やりまとめてますなぁ。いや、悪くない映画で、むしろ良かったですよ。最後まで堪能したし。 しかし【名誉、栄光、国家、愛。男たちの壮大な戦いを描く大英雄叙事詩】と言われると、「え?違うでしょ?エンターテイメントでしょ?」と返したくなる。なんか安い感じがするのは、もしかして配役のせい? エリック・バナのヘクトルはよかったです。ほんと。 反対にブラピは、『アイドルが肉体を鍛えて役作り!本格派俳優を目指して頑張りました!』て感じです。頑張りは伝わってきましたが、それだけでは‥‥。微妙に役、失敗?  あのイイ顔がかえってダメなのかも。かといって、誰がアキレスを演ればいいかってのはわからないですが(ごめん)。 オーランド君は、いい役もらいましたねー!いや、全然イヤミでなく本気で言ってます。 ヘタレ役、いいじゃないですか!ピッタリです!似合ってます!そして最後はヘタレが生き残る!‥そんな風に思って最後にニヤニヤ笑いが浮かんでしまうのだから、やっぱり彼も、役、失敗? 正直、エリック・バナやピーター・オトゥールたちだけだったら、格調高く行けたのかもしれないと思う。 しかし、そうしたら観客を動員できなかっただろうから仕方がないのか。 本当は格調高い大英雄叙事詩を作りたかったけど、商売を無視できず、エンターテイメント性を作品に取り入れて、結果中途半端な映画になってしまった、という所でしょうか。 でも、なかなかな映画でしたよ(こんだけケナしといて、今更ですが。)お金と力が入った大作である事は間違いありません。 しかし、トロイの木馬はバレないのが不思議なボロボロさ。あんな人数、中に入ってるわけないって!(笑)
7点(2004-07-16 01:08:37)
89.  ハンニバル(2001)
原作よりも映画のラストの方がいいです。原作だとトマス・ハリスがレクター命!になっちゃってて、ヒーローみたいに奉ってるのがアリアリとわかり、ついていけません。客観的にあり得ないし、女性として不愉快なラストでした。その点、映画のラストはクラリスの人権を守りつつ、強靭な精神を魅力的に描いていたので評価できます。 しかしこの作品、どこがサスペンスなんでしょ?それよりグロが売りって感じですね。いえ、舞台がイタリアだった所まではすごく面白かったんですが、その後、復讐ものにシフトしてからは面白さ急降下です。レクターがクラリスを抱いて炎をバックに歩いてくるシーンでは、思わず笑いが‥‥(転びそうだ!)トマス・ハリスの描くレクター像とアンソニー・ホプキンスが演じるレクター像が、思いっきりズレた場面ですね。カットしてもよかったのに。 しかし映画の出来としては、そう悪いもんじゃないと思います。原作が原作だし、頑張ったんじゃないでしょうか。
6点(2004-05-25 00:46:55)
90.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップを観に、わくわくしながら映画館へ行きました。1時間並んだのでなかなかいい席に着けました。やったー。すると、何処からかオバチャン5人組が登場し、「ちょっとアンタ!私たち並んで座りたいんだから、端っこにつめてちょうだい!」と指差し&仁王立ちで言い放ちやがりました。心の中では「ふざけんな!」と叫んではいましたが、5人組の堂々たる体躯のオバチャンズに囲まれてびびってしまい、「あのう‥私、この席につくために1時間並んだんですけど‥」と弱弱しく抗議。オバチャンズは「なによ、この子、ケチねー!」と大声で悪態つきあいながら退場。楽しみにしてたのに、上映前にすっごいケチがついた気持ちになり、ムッカーーー!!(涙)です。 映画は、万人が楽しめそうな映画でよかったです。つきあい始めのカップルにおすすめ。ジョニー・デップにあのオバチャンズをキュウッと絞めて欲しい。
6点(2004-05-24 18:27:22)
91.  キル・ビル Vol.2
エル・ドライバーは実は男でオカマで‥‥というオチを期待していたのは、私だけだったのでしょうか。ダリル・ハンナが男にしか見えなくって大変困りました。 ビルの語りは長すぎて眠りそうになりました。殺し屋の生き方を熱く洒落っ気たっぷりに語りたいタラ監督の好みはわかるのですが、殺し屋とスーパーヒーローを一緒くたにされた時点で、私の頭に「?」マークが。大体なぁ、愛(ビル)の為に殺しをしてきて、妊娠したら子どもは闇世界とは違うところで生きて欲しいって、そんなの、ムシがいいだろ!ビルと二人で立派な殺し屋に育てろっつーの!と、ブライドに全く共感できず困りました。 余計なシーンも多々あって中だるみしていたので、1もいらんアニメ等をカットして、1本の映画として上映した方がよかったと思います。1に比べて平坦に流れていったので、イマイチでした。ちょっとガッカリ。
5点(2004-05-24 17:35:11)
92.  地獄の黙示録 特別完全版
ビデオで観ました。ワルキューレの騎行が流れるヘリの攻撃シーンの時、隣で相棒くんが「これはマズイだろ‥」とポツッとつぶやきました。その通りです。私は、ある意味自虐的な映画だと受け取ったけれど、このシーンを見てカッコイイと思う馬鹿も多いのではないか。公開当時は衝撃的だったのかもしれないが、いま観ると、戦争で壊れる人間を型どおりに描いているように感じた。なので戦争映画としての目新しさはない(当然か)けれど、なんとも魅力的な映像美があり、ストーリーの流れも滑らかで少々もったいぶった所もいい。その意味では純粋に戦争がテーマなのではなく、人間の持つ狂気を描いている。しかし、人間を深く描くつもりが映画としての完成美にこだわったため、どっちつかずになってしまった感じがする。個人的にはオリジナルでも充分な気がした。
8点(2004-05-20 16:56:08)
93.  サイン
タイトルロールが長い。ちょっと早送りしたい。みなさん酷評ですが、私はそれなりに面白かったです。監督が「シックス・センス」の人だとすっかり忘れて見たのもよかったのかも。  妻を突然に奪われた事により、信仰だけでなく人生の意義さえもを失った牧師。しかし、その妻を奪った「何者か」は結局「神」なわけで、「奪われた」と思っているらしい主人公は、最初から信仰は捨ててないって事じゃん。これでは、よい方向へと現れなければ神を信じられないって言っているのと同じではないのか?と、これはちょっと深読みでしょうか。 まぁ無宗教な人間なので、この映画の主題のひとつ「信仰」については、どうしても頭でしかわからない所です。あまり考えすぎない方がいいのかもしれません。  それと同じで、「なぜ宇宙人なんだ?」と気がついてしまうと、映画自体がとてもしょーもない様に思えて来てしまいます。決してしょーもなくはないのですが、取り合わせが珍妙なのです。そこに気づいてしまうと、「オイオイ」な気持ちになってしまいます。ヤバイです。 とりあえず、「宇宙人はほんのエッセンス」と思った方がいいかもしれません。そうすれば、ひとりの人間の人生の、家族の、信仰の、悲劇と挫折と悲しみからの再生の物語としては、なかなかよいと思います。 それなりにユーモアもあり、映像はなかなか美しく、また娘役が超かわいいです。
7点(2004-04-20 00:18:14)
94.  模倣犯 《ネタバレ》 
よくもまぁ、あの原作をここまでくだらんエセヒューマンドラマに仕立てやがったなあ!というムカツキでいっぱいです。「模倣犯」のタイトルが全く生きてない・しょーもない首飛びどっかん!あーんど・お涙頂戴の阿呆なラストは噴飯もの。勿体ぶった演技しか出来ない中居にもトホホ。映像もスタイリッシュにしようとして見事にハズした感があります。あ~映画館に観に行かんでよかった。逆に原作を知らないで観たら、少しは評価できたのかなぁ?いやいや、一緒にTVで観ていた相棒くんが「意味わからん。今の誰?どういう関係?」って何回も質問してきたって事は、原作知らないと「ハレレ~?今のナニ?意味わかんね~」って思ってるうちにあの脱力ラストへ到達しちゃうって事だね。 しかし、あんなクサイ説教で反省する程度の奴が、あんな犯罪犯すかっつーの。山崎努の演技にだけ微かな救いが。なので1点。
1点(2004-03-21 03:40:36)
95.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
どこにでもある幸福な一家の一員だった主人公。それらが徐々に、淡々と、だが確実にジワジワと暗い運命の方向へ流されていくのが見ていてつらかった。そして家族との別れ。列車に荷物のように詰め込まれて虐殺の旅に出た家族から、一人取り残された主人公の絶望と孤独。これが現実にあったのだと思ったとき、あまりの残酷さに思わず号泣‥(一人で見てよかった)。その後の、アンネのように主人公が隠れ住むあたりから、ようやく彼に焦点が集まり、感情移入できるようになった。彼がピアニストだった事はあまり意識せず(重要には感じなかった。なぜか?監督の意図?)、それからの彼の生き抜く過程に「私だったら同じ事をするだろう」と、強く感情移入をして見た。しかし、ラストで思ったのは、やはり彼は神様に愛されたから生き残れたのではないだろうか?という事。彼がというより、彼のピアノが、か。そう受け取れるようなラストシーンになっていたと思う。そうでなく、一人のピアニストの一生を描くつもりだったなら、彼の幼少のころピアノの才能を発揮するシーンから始めるのではないかなぁ。「神様に愛されたピアニストは戦場で生き残った。」そんな風にテーマを感じて、ちょっとだけ胸がモヤモヤ。
8点(2003-12-22 02:23:46)
96.  ザ・リング
怖くなかった。もちろん、リメイクだから先がわからない怖さがないってのもあるでしょう。でもでも、全然貞子‥じゃない、サマラが怖くないんですけど~。死ぬ前は可愛いフツーの女の子だし、死んでからは瞬間移動して追っかけてくるし(笑)。向こうは幽霊も活動的でデジタルだよなぁ。曖昧さがなくて輪郭がハッキリしすぎの幽霊や呪いって、ど~なんでしょう?アメリカのユーレイものって、結局モンスターが人を追っかけて殺す話になっちゃう。笑えこそすれ恐怖はなかった。唯一日本版より怖かったのは、みなさんの死に顔です。さすがに特殊メイク技術はスバラシイ。
5点(2003-12-14 00:32:11)
97.  ニューヨークの恋人(2001)
少女漫画みたいなストーリーだけど、それなりに面白かった。パターンとはいえ、女性はこーゆうのに弱いんだろうなぁ。時空を超えた愛!なんてね。ヒュー・ジャックマンがしっかり貴族していて、なかなか魅力的。メグ・ライアンは、あの年齢でこの役をやるために、色々お金かけているんだろうなぁ、と思わせます(笑)。ラストが少々強引な感じ。せっかくのタイムトラベルものなんだから、もっと色々と伏線をはっておけばいいのに、ちょっと勿体無いな。
6点(2003-12-07 01:50:34)
98.  レッド・ドラゴン(2002)
見終わった直後の感想が「久々に美男・美女が一人も出てない映画を見たなぁ~」で、私も堕落したもんです(笑)。ほんとのとこE.ノートンてどーなんでしょう?カッコイイスか?彼。私は序盤のレクター逮捕云々のシーンで「あ~、この人(ノートン)がレクターさんに殺されて死んで、もっとカッコイイ人が主役で登場するんだな」と思ったくらい、ビジュアルに問題を感じました。ごめんよぅ、ノートン。演技はうまいんだが‥‥あの”なで肩”がイカン!ジャコメッティの針金彫刻じゃーないんだから!「モーリス」じゃないんだから!(怒) はぁはぁ。‥‥失礼しました。映画自体は普通に面白かったけど、「羊たちの~」のハラハラはないし「ハンニバル」のグログロもなく、前2作に比べるとインパクト弱し。レイフ・ファインズはよかったです。彼のほうがノートンよりステキと言ったら、友人に「あんたは筋肉好きだもんね」と問題発言されました。違います、役者の持つ雰囲気とイメージに対する好みなんです、と今ごろですが反論したい。
6点(2003-12-03 00:39:56)(笑:2票)
99.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
監督、楽しそうですね!監督、のっちゃってますね!あんまり監督がノリノリなんで、こっちは追いつくのが大変です。 とにかくタラ監督が楽しんで作ってるのはわかった。監督の楽しさの五分の一くらいは共有できたと思う。たぶん。 後半は笑いをこらえすぎて腹筋が痛かったです。栗山千明。いいですね。スケバン刑事かと思いました。なんですか、あの「彼女は若さを凶暴さで補い‥」ってモノローグは。補えんのかよ! アニメは長すぎ。アニメの過去のオーレンは日本語ペラペラなのに、成長したオーレンは日本語忘れちゃったようでカタコト。主役ともども、あの程度ならいっそ英語オンリーの方がよかったのではないか。なんか無駄にマヌケなんだよね。 あとジャパニーズギャングは勘弁してください。どう見てもあれはヤクザでなく日本刀を持ったチャイニーズマフィア。階段律儀に降りないように。
6点(2003-12-02 01:16:48)(笑:1票)
100.  マレーナ 《ネタバレ》 
「少年の初恋」って言葉のイメージとはキッパリ離れた、もっとリアルな恋だよなぁ。ガッチリ肉欲・劣情まみれの立派な恋!だ。少年、覗きまでしてるし(笑)。 あらすじ聞いた時は「あ~。性格知らないのにキレイってだけで恋焦がれちゃう少年の初恋のハナシかぁ。ありきたりだし、いいかげん止めてほしいな~」なんて思ってたのだけど、実際観てみたら、モニカ・ベルッチ、美しすぎる! こんなセクシーで美しい人妻が田舎にいたら、そりゃ~目立つわ。と、彼女の蜜があふれ出るような美しさとセクシーさが、ストーリーをすべて納得させてくれました。よかったです。
7点(2003-12-02 01:13:13)
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