81. グラン・トリノ
《ネタバレ》 ウォルトの性格は相当悪く見えるが、これは強烈な愛国心の裏返しでもあり、また寂しさを隠そうとしてる裏返しでもある。報復は報われない。一人で幸せにはなれない。そんな事を老後のウォルトを通して痛烈に感じた。クリント・イーストウッド自身の映画界への思いのようなものが詰め込まれているように感じた。世代交代という意識と、次世代の人々に期待する意識と、俺を超えれるか?という大層な自信(笑) [インターネット(字幕)] 8点(2012-08-26 23:36:15) |
82. 愛が微笑む時
《ネタバレ》 展開がスピーディーで、笑いと感動が交互にやってくる。全く退屈無く楽しめた。女性の霊が取り憑いた時のロバート・ダウニー・Jrの演技は必見です。爆笑します。「君がいないとダメなんだ、何もやる気が起きない」「一番の恥は挑戦もしないことだ」など、心に残る台詞があった。最後はみんな笑顔になる。観て良かった作品です。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-08-24 23:53:16) |
83. アラビアのロレンス
《ネタバレ》 とにかく長い!主役のピーター・オトゥールの声質がセクシーだった。アラブ・イギリス・トルコの戦争の情勢が分からないので、理解度は低かった。ロレンスの熱意は並大抵ではなかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-08-17 20:30:38) |
84. 座頭市物語
《ネタバレ》 最初の丁半博打で一気に引き込まれた。想像以上にイカした作品だった。見事。勝新太郎の演技をしっかり観たのは初めてかもしれない。座頭市の男気が際立っていて、おたねが惚れるのも分かる。万里昌代が美人だった。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-08-13 19:04:19) |
85. 仁義なき戦い 完結篇
《ネタバレ》 パッとしない終わり方なのでその後が気になる。内部のいざこざはシリーズ通して面白い。小林旭に惚れる。死んだ役の俳優が別の役として登場するのが残念。できれば流用して欲しくない。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-08-10 16:14:59) |
86. 仁義なき戦い 頂上作戦
《ネタバレ》 山守の外道っぷりに勝る、打本の腐れ外道っぷりに爆笑した。前作に比べると、派閥がわかりやすかった。松方弘樹2度めの登場だが、さすが格好良い。小林旭のインテリヤクザは板に付いている。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-08-06 18:48:39) |
87. 仁義なき戦い 代理戦争
《ネタバレ》 誰と誰が仲良くて、仲悪いのか、把握する暇がないほど展開が早い。筋を通すことの重要さは一般人の理解を超えている。何で同じ組の中で、こうも仲違いになるのか(政治家も同じかw)。ラストはジーンとしたけど、終わらせ方が過去作に比べて今イチだ。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-08-04 18:44:56) |
88. 仁義なき戦い 広島死闘篇
《ネタバレ》 千葉真一と北大路欣也の怪演っぷりが見事だった。前作と本作を観て思ったのは、トップに君臨する親分の心中が、誰にも増して非道であること(山守組の山守、村岡組の村岡)。山中の死は、前作の坂井鉄也の死を思い出させるが、この2人は全然性格が違う。やれやれっていう表情をする広能昌三を観ると、一層やるせなさ感が漂う。相変わらず、セリフの半分くらいは何言ってるか聞き取れなかった。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-08-04 16:17:06) |
89. 仁義なき戦い
《ネタバレ》 仲間だと思ったら裏切られたり。本心が分からない怖さと悲しさがある。真面目であるほど痛々しい世界。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-08-04 14:04:09) |
90. 日本のいちばん長い日(1967)
《ネタバレ》 こんな悔しい気持ちで聞く君が代は初めてだ。胸が苦しくなった。クーデターを起こした軍人の気持ちは、閣僚も重々分かってるはずだ。ただこればかりは、負けを認めなければならない。皆の悔し涙を観て、涙しました。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-08-03 19:36:49) |
91. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 女と金は、人生を棒に振る。欲に身を任せるといいことない。最後に兄がかっこいい所を見せたけど、あの気持ちの変化は何だったんだろう。MIAの音楽がマッチしてた。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-07-30 20:19:35) |
92. ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
《ネタバレ》 もし、急にドラえもんが居なくなったら、のび太は肩を落として絶望を感じるだろうな。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-07-30 16:32:57)(笑:1票) |
93. ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 結構エグい。ズルズルと引き込まれていく感覚があった。ストイックな雰囲気なのが好印象です。これで、BGMバリバリだったら評価低かっただろう。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-07-27 17:28:17) |
94. リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986)
《ネタバレ》 おバカ映画。シーモアは大して良い奴じゃないし能力もないけど、運が巡ってきて自分の思い通りにトントン拍子で話が進む。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-07-21 00:47:37) |
95. 異人たちとの夏
《ネタバレ》 やるせない。生きている人も死んでいる人も、人恋しいんだ。仕事ばっかりしてると、大事なものを見失う。親子の絆は深い。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-07-17 00:11:19) |
96. 誘拐(1997)
《ネタバレ》 報復は報われない。悲しいね。悪者になりきれれない人は、最後の最後で正義心が出てしまう。本当に悪い人って、その正義心すら出てこないから。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-07-13 23:55:30) |
97. 八日目の蝉
《ネタバレ》 発端は人間の強欲。動機はどうであれ、その時その瞬間の愛は本物。運命の定めからは逃れられないけれど、明るい未来を選択することくらいはできる。弱いのは子供だけじゃない、大人だってみな弱い。だから1人じゃ生きていけないし、誰かと関わり合いたいんだ。 [DVD(邦画)] 7点(2012-07-10 01:00:26) |
98. 告白(2010)
《ネタバレ》 大切な人の命は重要に感じるが、他人の命は軽く感じてしまう。命の重みに差はないのに...。結局人は、他人の事を心底理解することなんてできない。森口先生の復讐劇を通して、そうした人間の悲観的な原則を目の当たりにした。 [DVD(邦画)] 8点(2012-07-01 23:54:41) |
99. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 生まれ育った環境により、マイナス面を持つことになった主人公。プライドは大きくなるばかり。周りのサポートに助けられ、吃音を克服していくが、基本的にはダメ人間。国王になった後、しっかりし仕事ができたのか心配だ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-06-29 00:54:43) |
100. X-MEN:ファースト・ジェネレーション
《ネタバレ》 人もミュータントも、心の奥底にある感情の回路は、似ている。どちらも妬みや猜疑心や劣等感でストレスに苛まされている。ここに登場するミュータント達は、ある目標に対しては合意しても、個々の価値観は多様性があり、異なる目標に対しては対立したりする。まるで2012年6月現在の民主党内のようだ(笑) [DVD(吹替)] 6点(2012-06-07 23:16:25)(笑:1票) (良:1票) |