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トトさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  電車男
異常なまでの短期間製作だったと思いますが、丁寧に描かれていて驚きました。山田孝之の演技が特に良いですね。作りとしてはドラマの延長線上な感じで決して凝っているわけではないですが、サブカルチャーとしてのネット世界をうまくラブストーリーとして表現していると思います。エルメスさんは偶像の実体化だと思うのですが、お人形さんすぎて怖いくらいです。電車男が人間味ある普通の男の子だけに、エルメスさんの機械的な佇まいが逆に不気味な感じがしました。電車男が「マトリックス」を熱く語る姿は、とくに誰にもで思い当たるフシがある場面だと思います。良いシーンですね。どうでも良いことですが、電車男の趣味がイノセンス、マトリックス、ガンダム、美少女、スター・ウォーズというのはちょっと範囲が広すぎたのでは(笑)?
[映画館(吹替)] 6点(2005-08-02 02:27:24)(良:1票)
82.  亡国のイージス 《ネタバレ》 
序盤、大まかな各登場人物の立場が描写されますが、編集が結構乱暴で尻切れトンボで次の人物の描写に移ってしまうため、予備知識がないとかなり混乱します。工作員に乗っ取られたイージス艦「いそかぜ」。これを阻止しようとする艦に「うらかぜ」と紛らわしい。海自の幹部たちも確固たる信念を持って任務にあたったのではないらしく、中盤からは人間関係もドロドロしてきます。アンタ達、そんな大それたことやっちゃったなら最後まで意思を貫徹しなさい!それでも自衛官か!!いろんな点で説明不足の感が否めません。如月と女工作員のキスとその直後の仙石が救助しに来るシーンも唐突でした。この作品全般に言えることですが、「タメ」のシーンがなくていきなり場面が移ります。あのシーンの前には仙石が助けに向かう場面が必要では?そうでないとなぜ仙石がきっちりあの場面で助けに来るのか不思議です。この調子で場面展開が一気に進むところが多々あるので、知らぬ間に事態が変化していきます。ラストの手旗も、一度潜水艦攻撃の際に騙されたにも関わらず、素直にまた信じて攻撃中止という点もいかがかと。つい数分前まで焦って攻撃しようとしていたのに。工作員側も「弾頭は通常にあらず」と宣言しておきながら、実は弾頭には装備しておらずヨンファが手持ちで操っているのは?わざわざイージス艦を占拠しなくても東京のどこかに時限設置しておけば済んだこと・・・。苦言ばっかりになってしまいましたが、役者の演技は納得のものです。とくに真田広之、勝地涼、中井貴一は素晴らしいですね。対策本部の緊張感と憔悴感も良いです。自衛隊全面協力の映像も見応えがあります。それだけに、編集のチグハグや脚本の詰めの甘さが残念でなりません。軍事サスペンスとして努力している点は良いですが、もう少し場面展開のつながりや状況説明を考えてもらいたかったですね。逆を言えば、その甘い点が日本の現状を示唆しているとも捉えられますが、現実的に東京消滅(しかも米軍から盗まれた兵器の実戦使用)が危ぶまれる状態で米軍が黙っているわけはないわけで・・・。リアリティ重視の作品としてはやはり脚本が甘すぎたと思います。これに尽きます。「ザ・ロック」そのままの演出も・・・(笑)。何かと文句ばっかりになってしまいましたが、大作感もあるし久しぶりのサスペンス大作で日本映画界も元気になってきた印象を感じられたのは嬉しかったです。
[映画館(字幕)] 6点(2005-08-02 02:18:43)(良:1票)
83.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
初代「宇宙戦争」、リメイク「インデペンデンス・デイ」に続く3度目の映画化となる本作。友好的な宇宙人というイメージを見事に表現してきたスピルバーグ監督が、今回は一転して人類の脅威となる侵略者として彼らを描いたことで注目を浴びた。    序盤の宇宙人の侵略シーンは凄まじいVFXと音響効果で見るものを圧倒する。ヤヌス・カミンスキーのリアルな撮影技術と、実写的なVFX技術の融合が素晴らしい。「スター・ウォーズ」の新シリーズではロブ・コールマンというアニメーターのためか(?)いまいち影の薄かったデニス・ミューレンが今作では最高のデザスター映像を披露する。   行き当たりばったりで逃げるトム・クルーズ親子の姿を活写していくストーリーなのだが、ロビー青年が戦いに向かうあたりから物語りはあらぬ展開へ…。なぜか「静かに笑う隣人」と地下室でもめる頃からグタグタ密室劇へ…。あれだけ騒いで気づかない宇宙人もどんなもんでしょうか。   有名なオチも含めて、人類対宇宙人の総力戦などスペクタクルシーンが無かったのは異例の短期間製作ということもあって仕方がないけれど、冴えない家族がキャーキャー叫んで逃げ回る脚本というのは見ていてなかなか辛い。久しぶりに「残忍映像作家」の表情を見せてくれたスピルバーグだけに、残念でなりません。火山が宇宙人に置き換わった「ダンテズ・ピーク」といった印象でした。   折りしも盟友ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」最終章とバッティングしていますが、今作のリアルな映像をぜひ「スター・ウォーズ」で見たかったなって思います。「SW」はなぜあそこまでCGアニメのテイストにしちゃったのだろうか…。   TVではなく映画館で観るべき映画だと思います。ビスタサイズであれだけの映像(時間は短いですが)を見られたことは満足です。インディー最新作に期待します!
[映画館(字幕)] 6点(2005-07-09 00:41:33)(良:1票)
84.  ラッシュアワー
なかなかどうして、意外に良いコンビじゃないですか?少なくともオーウェン・ウイルソンとのコンビよりは好きだなあ。   さすがにジャッキーも寄る年波には勝てないのか、それともハリウッド的映画制作がそうさせるのかは分からないけどアクションは控えめです。控えめなのはいいとしても、カットを細かくしすぎです。ジャッキーのアクションは長回しで見せてこそ凄さが分かるのにぃ。   最大の見せ場は博覧会場での落下。久々の大落下アクションで、ここだけは見逃せないですね。普段は地味なおっちゃんにしか見えない領事役チー・マが意外にハマってたなあ。クリス・タッカーのマシンガントークに辟易する人がいるのもよく分かりますが、寡黙なジャッキーとのコンビとしては良い狙いだったと思います。あとは脚本をがんばってほしいですね。撮影がアダム・グリーンバーグ、音楽がラロ・シフリンというのが好印象(笑)。
6点(2004-10-03 09:20:10)
85.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 
とあるタイの田舎の村から大切な石仏の首が盗まれた!それを取り返すべく、村の長はムエタイの達人である若者ティン(織田裕二)をバンコクに送り込む。そこで偶然であった同郷のチンピラであるジョージ(左とん平)に騙されながらも、徐々に石仏売買シンジケートを追い詰めていく・・・。ティンは死力を尽くしてその背後にいるボスであるコム・タン(宍戸錠)一味に最期の戦いを挑む!   単純なストーリーをぶっ飛ばすかのような爆裂ムエタイ技が次々に炸裂!!一体何人が怪我をしたのやら・・・と見ていて心配になってくるほどのマジで痛いバトルに目が釘付けになる。トゥクトゥクを使ったカーチェイスなんぞ初めて見せられて感動しましたよ。しかも、ドリフトまでしてやがった!?マジかよ・・・。凄まじいドライビングテクニック。世の韓流ブームなんぞブチ破って、ぜひともタイブームを拡げてくれい、トニー・ジャー!   最初の樹から落下するシーンが見ていていちばん痛い!痛すぎる。ラストの洞窟での戦いはかなり日本の格闘ゲームの影響がありますなあ。  トニーの動きは凄い。彼は格闘家と言うよりは体操選手のような動きですね~。  彼の次作が楽しみです。マッハ!!!!!!!!
6点(2004-08-01 22:39:15)(笑:2票)
86.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
いや、良いんですよ。娯楽作としては王道ですよ。これぞエンターテインメント!だと思いますよ。ショーン・コネリーだってコメディ演技で魅せてくれます。でもねスピルバーグ監督、娯楽作にあまり私情をさらけ出してもらうと、そっちが気になるんですよ。監督生来のナチス嫌い表現がクドすぎるのでこの評価です。そんなにアンチナチスの映画にしなくても・・・。ドイツ人はどう思ってるんでしょう、この映画。
6点(2004-06-02 06:01:45)
87.  メトロポリス(2001)
近未来の超巨大国家都市メトロポリスを舞台に繰り広げられる、人間の業とそれに端を発する都市の崩壊。限られた登場人物をあくまでアッサリと描き、主役を都市そのものとしている点がおもしろい。だが、その結果としてどうにも薄っぺらい物語となってしまったところが寂しい。もちろん、観客それぞれが受け取るものは違うしそこが狙いなのだとは思うが、中盤までの盛り上がりやタメに欠けるため、クライマックスがフラフラっと終わってしまう。これが製作者の意図なのだとすれば、乱暴なのでは。 物語の背景がほとんど明らかにされないままなので、予備知識のない観客は混乱する。この点がもっとも乱暴だと思うゆえん。製作者は分かりきっていることを、観客にも押し付けているような感を受けた。頻繁なカット割りにも疲れる。 また、ディキシーランド・ジャズを使って独特の雰囲気を醸し出す手法は面白いのだが、日本アニメに共通する事柄として、どこかに古臭さを残そうとする点で目新しくないのが残念。レイ・チャールズの選曲は見事だ。 画面の出来はすばらしく、細部まで書き込まれていて飽きることがない。大したもんだ。りんたろう、本気である。その点では大いに楽しめるものだ。キャラクターも古風で、魅力を感じる。とくに、この作品の魂でもあるティマの魅力は非常に大きいものがある。彼女にここまでの魅力がなければ、言うまでもなくこの作品は失敗だ。 CGを多用しながらも、それをあまり感じさせない画面作りも見事の一言。キャラのアナログさとそぐわないとの声もあるようだが、これはこれでいいと思う。このディティール作りに躍起になりすぎたのではと思えてくるぐらい。どうも、これがやりたくて物語があるように思えるのは疑いすぎだろうか。 この作品は物語としては平凡になってしまったものの、技術や表現の面でアニメの持つ力を試す壮大な実験場なのではないだろうか。そういった意味では今後のアニメ映画に影響を与えていくものは多いのでは。
6点(2004-05-15 06:21:22)
88.  オーシャン・オブ・ファイヤー
驚きましたわ。ジョー・ジョンストン作品でこんなにも人がガッツリと死んで行く作品が他にあっただろうか?テロと報復の連鎖が世界を覆いかけている昨今ということもあるのか、異文化との交流というメインテーマは新鮮。冒頭の虐殺シーンも考えさせられます。ただ、場面の繋がりや行間を大胆にカットした編集方法はちょっと空虚に感じられたかな。砂漠での大規模なロケと、美しい風景映像は「WATARIDORI」を彷彿とさせる。観客の想像力をかき立てる映画ですね。 ジェームズ・ニュートン・ハワードの力感溢れるスコアも良いですね。
6点(2004-05-03 21:45:30)
89.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
最近停滞気味(?)だったスピルバーグ監督、ようやく気楽に見られる娯楽作を作ってくれました。まだまだ湿った雰囲気はあるにせよ、よくできた作品だと思います。
6点(2003-04-28 20:40:50)
90.  猫の恩返し
駄菓子感覚で描かれたスタジオジブリ作品。たまにはこんなお気楽作品も良いのでないでしょうか。猫になっても丹波哲郎は本人のままのは微笑ましかったし、猫王秘書のナトリの忠実な人となりもどこか心が優しくなれるような気がした。明るい色調の画面はきれいだけど、どこか日本ばなれした街だったなあ。世界進出を考えてか!?
6点(2002-09-22 17:39:15)
91.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
奇抜さでは群を抜く作品。サントラやwebを使って独特の宣伝や世界観を構成したという点でも評価できる。でも、作品は学芸会の見世物映像のレベル。森で若者が発狂しながらただビデオをまわしつづけるだけですね^^;35mmフィルムにスタンダードサイズで焼き付けてあるのは新鮮でした。
6点(2002-05-07 08:45:00)
92.  インデペンデンス・デイ
誇大なスケール感とアホさ加減がおもしろい。A級を目指したB級映画。だって「出口」だもの!
6点(2002-03-03 07:11:31)
93.  アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》 
言うならば「トム・クルーズ映画」の日本版。スター演じる一外交官が大活躍して事件を解決してしまう。その点で言うならば織田さんにこそハマる素晴らしい企画だったと言える。が、なぜアマルフィなのか。そもそもなぜイタリアでなければならなかったのかが映画では致命的に欠落している。ロケハンにかなりの努力を費やして現地に滞在して撮りあげた努力は伝わってくるものの、「オール・イタリアロケ」と銘打っているもののほとんどがローマ。あとアマルフィとカセルタが少々でミラノも少しあったかな。宣伝で大風呂敷を広げたせいで、ロケのちまちまさが出てしまい現場の努力が潰されてしまっているように思えてなりません。黒田以外の人物が無能ばっかりで親のワガママで連れてこられた娘さんが誘拐に遭ってさらに親がバカなことをする脚本では感情移入できません。辛口になりますがせっかくこれだけの企画を実現したならば、イタリアの美しく歴史ある風景を見せてください。血汗が通ったキャラクターで描いてください。もったいないとおもいます。
[映画館(邦画)] 5点(2009-10-05 23:47:47)(良:2票)
94.  僕の彼女はサイボーグ 《ネタバレ》 
神戸でロケ撮影しています。三宮、南京町…見覚えのある風景がでてきます。神戸でロケ撮影した風景を東京の風景として使うのは良しとしましょう。私が率直に思ったのは神戸で撮影をした娯楽映画に大地震・被災の見せ場を持ってきたこと。神戸市民にとって震災は娯楽で使われるような生易しい記憶ではありません。平然とそんなことをやってのけた神経を疑います。
[映画館(字幕)] 5点(2008-06-26 02:17:52)(良:1票)
95.  UDON 《ネタバレ》 
東宝×フジテレビ×亀山×本広のキーワードから想像できる作品となっています。うどん好きなので辛口レビューを。まず香助がアメリカから帰国した後、恭子と出会ってタウン情報誌の編集部員になるまでがまず無駄ですね。山道はいいとしても熊はないでしょ、熊は。香川県に熊なんているのでしょうか。過剰なコマ割画面も飽きさせない工夫だと思いますがくどいですね…。あと30分はカットできたかと思います。このお話で2時間超の尺はやはり長い。またトータス松本など香川県なのに関西訛が幅を利かせていること、飯野山の存在感に頼りすぎた画作り(ビデオ撮影のためか全体的に眠く低コントラストな映像も残念)も力不足に感じました。主要キャラクターが香川県人に見えない(讃岐の「さ」にアクセントがある発音もおかしいよね)のもマイナスです。北海道出身の大泉洋のほうがよっぽど本物っぽく見えましたもの。大仰な題名なのに香川のうどん文化はさっぱり伝わってこないし、香川県中部(中讃)限定のロケも寂しい。釜玉と生醤油うどんばかりクローズアップされているのも疑問。地元民もそればっかり食べているわけじゃない!基本はかけと釜揚げだと思う。生姜も基本はつけの薬味であって、かけに添えるのはそんな一般的ではないし…。せっかくの機会なんだからうどんというソールフードをもっと大きなスケールで丁寧に見せてほしかった。父子の確執も香助が身勝手なゆえに感情移入しにくいです。お遍路さんがうどん屋に並んでいるときに輪袈裟を外していないとか細かなところはとやかく言うものではないでしょうが、本広監督はこういった文化に対する認識も甘い。香川県人の手によるうどんの映画だっただけに残念でなりません。逆に香川県ならではの南原清隆、松本明子、田尾和俊、藤澤恵麻、高畑淳子といった面々は実にいいですね。良かったのは連絡船うどんの話、瀬戸大橋がなかった頃は国鉄宇高連絡船は文字通り本州と四国の動脈だった。その甲板で食べられたあの伸びきったうどんのお味は最低だったけど、それでも記憶のなかでおいしくそして郷愁を感じるものになっています。もはや歴史の1ページですがおそらくあれは究極の讃岐うどん。この連絡船うどんのエピソードがあったおかげで救われた気がしました。気がつけばshintaxさんとは180度違うレビューになってました(笑)。以上、うどん好きのたわごとです♪
[映画館(字幕)] 5点(2006-09-19 21:56:47)
96.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
ひどいですね。大金と最新映像技術を注ぎ込んでも、脚本が駄目なら全てが駄目になってしまうという良い見本となってしまいました。オリジナル脚本ならまだしも、これは小松御大の『日本沈没』であり、樋口監督をはじめスタッフたちの怖いもの知らずの度胸に恐れ入ります。    もはやストーリーとも呼べない物語と、リアルを目指したつもりが滑稽にしか見えないシークエンスの数々。これを作るだけの大金を用意できるなら、海洋研究なりSpring-8の運営費なりに使ってほしいものです。樋口監督お得意のVFXも「見せる」という作りには至っておらず、細切れブツ切の挿入なので作品のテンポの悪さとも相まってさらに見苦しく感じてしまう結果となっています。    監督は阪神淡路大震災のことを意識したそうですが、避難所の体育館の夜中みんなが寝静まっている時間に大声で小野寺と玲子の母が話しているシーンとかがあるあたり、この人は震災の現実や世間の常識を本当に理解しているのか疑問に感じました。本当は3点くらいにしようと思ったのですが、大作を作ろうとして見事に失敗したその勇気を讃えて…。でも、もうこんなの作るなよ。
[映画館(字幕)] 5点(2006-08-05 14:51:29)
97.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 
世界観や伝えたいことは何となく分かるんだけど、それを伝えきるだけの演出力がないのが欠点。モニカンと治世組織との対立の構図もあいまいで、その宿敵同士が私情をもとに接近していってしまうのも無理があるような…。シャーリーズ・セロンのフォトジェニックな魅力で持っている感じがします。それにもかかわらず、せっかくのセロンの見事な体躯や身体能力も演出に活かしきれなかったのが痛い。カットが細かいということもあるけど、連続性のある動き・アクションというものをなぜ見せないのか葛藤してしまいました(笑)。それぞれの動きにつながりがないんですよね。あれだけのスタイルの「忍者」なのだからもっとスタイリッシュに見せられるはず。『マトリックス』の監督兄弟が映画化していたらおもしろくなった素材かもしれません。企画自体はおもしろかったと思うので。    ところでフランシス・マクドーマンドの正体は何者なんでしょう?そのへんも放置ってところがすごいです。ダークマンが復讐に来ちゃうぞ!
[映画館(字幕)] 5点(2006-03-16 22:20:44)
98.  PROMISE プロミス
凄い。凄い映画だ。チェン・カイコーの真髄を見せられた。アン・リーが『グリーン・デスティニー』を、チャン・イーモウが『HERO』と『LOVERS』を撮って置いてけぼりを食ったチェン・カイコーが「僕もあんなぴょんぴょんワイヤーCG時代劇を作りたい!」と決心をして後追いした異色作。『覇王別姫』や『始皇帝暗殺』などの重厚感と精緻な画面構成は息を潜め、本気とギャグの間スレスレのとんでも描写が連発!いやいや、そんなに弾けたかったのか、チェン・カイコー(笑)。クラスの優等生が修学旅行先でハメを外して驚かされる、そんな映画です。     役者も豪華だし、2時間あまりの目のごちそうとしてはおもしろい映画じゃないでしょうか。内容は中国で人気の武侠ドラマの豪華版という趣ですが、好き嫌いは分かれると思います。私は二度目は…見ないです(笑)。そういやこの監督三人、みんな同世代なんだよね。興味深いものがあります。弾けっぷりと本気度はアン・リーに軍配かな?
[映画館(字幕)] 5点(2006-03-10 08:13:43)
99.  輪廻(2005)
優香の演技、これは評価できると思います。しかし香里奈をはじめ他のキャストへの掘り下げが浅く、個々の役者へのキャスティングの必然性を感じにくいのが残念。    一方で舞台となるホテルの不気味な存在感と、香里奈の運転する車からの見上げショットはとても良かったです。いかにも怪奇映画な味があります。逆にあからさまなCGと、チャイルド・プレイを匂わす演出はもう少しオリジナリティが欲しかったですね。意気込みが伝わってくるだけに、先の読める脚本やゾンビ的見せ方といった一連の手垢のついた見せ方でトーンダウンしています。清水監督、コケ脅しでいいからもっと発破かけた映画もいいと思う!!
[映画館(吹替)] 5点(2006-01-24 00:27:36)
100.  ディック&ジェーン 復讐は最高!
ドタバタコメディかと思いきや、意外に地味な内容でしたね。個人的にはもっともっと大暴れしてほしかったなあ。はったりというか外連味に少し欠けるかな。邦題が「復讐は最高!」というくらいなのに(笑)。    中流階級のサラリーマンがいきなり無一文になってしまい、その後の奮闘をコミカルに見せるのはさすがにジム・キャリーですね。ボールドウィンはサマになってました。悪いやつなんだけど憎めないのが不思議です。ティア・レオーニも唇がとんがっていたり、自宅の差し押さえを知るや強盗に豹変する怪演が良かったです。
[映画館(字幕)] 5点(2006-01-16 21:38:55)
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