81. レッド・ドラゴン(2002)
これは、怖かった。「羊」への序章として、違和感のない良い出来です。 7点(2004-08-06 22:16:52) |
82. 座頭市(2003)
TV時代劇にCGの血のりを足しただけのシナリオ、全く冴えない座頭市(勝新を見よ!すごい)。最後のタップダンスだけが見る価値あり。こんなのが外国の映画祭で受けちゃうところがまか不思議。ニッポンのおじいちゃん達に見てもらってください、きっと「こんなのは座頭市じゃねえ~」というから。 3点(2004-07-29 23:10:03)(良:1票) |
83. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 「羊」の続編ですが、ずいぶん違います。レクター博士はそのままでしたけど、クラリスは偽物でした。残念ながら前作でみせた二人の息の詰まるような緊迫感はなく、代わりにおぞましい醜悪な光景があります。またレクターがいかに超変人でも自分の手を切ったら痛みと出血のためまず逃げることは不可能でしょうし、けっして子供はあんな得体の知れない漬け物を知らないおじさんからもらって食べたりしません、よ。醜悪な映画が好きな人以外には、ちょっと...。 3点(2004-07-26 21:47:31) |
84. ゴーストシップ
《ネタバレ》 冒頭のワイヤーでの人切り、醜悪で最低です。その後のストーリーの展開も幽霊と話したり、不死身の兄ちゃんといい支離滅裂。最後には嫌悪感以外なにも残らない悪趣味パニック映画でした。映画館で幽霊船のポスターをみて、面白そうだな~と思った私が馬鹿でした。 1点(2004-07-23 23:10:30) |
85. デッドコースター
悲惨な死オンパレードのシナリオ。所詮映画といえばそれまでですが、この映画極悪です。死の描写もリアル&グロで、ヒッチコックがナイフと流れる血だけで十分殺人場面を描写できたのを思えば、悲惨な死の場面を3分の1以下におさえ、ストーリーを練り、心理的恐怖を引き出せば娯楽映画としての価値があろうもの。このての映画はマニア?ならともかく、一般の人にとっては有害に思えます。あまりの死のどぎつさはもちろん、それよりこんな凄惨な映像に慣れてしまっている一般人が怖い!凄惨な死を間近にみて「大したことないじゃない~」といえる人が、すぐそこの歩道を歩いてるだけで怖い。 3点(2004-07-19 09:30:12) |
86. プロフェシー
どうにか最後までみましたが、感想は最低でした。あることないこと、根も葉もない噂などを、大げさにおどおどしく脚色して“驚愕の幽霊現象”、“衝撃の心霊映像”、“未曾有の恐怖パニック”、“空前絶後の怪奇体験”などと題してやっている某テレビ局の1、2時間もの特別番組と全く同じでした。伏線もあるのだが、あれあれもうおしまい。実話?こんな実話なら完全フィクションでいいからきちんとした脚本でやってほしい。私の2時間を返して! 2点(2004-07-16 21:28:02) |
87. ジュラシック・パークIII
恐竜は好きです。プテラノドンも、でも...遊園地の恐竜アトラクションで遊んでいる人たちを見ているみたいです。なぜかこの映画にはのれませんでした。監督が違うと、こうも違うものか?。 3点(2004-07-16 21:26:57) |
88. トロイ(2004)
「来た、観た、駆った。」急いで映画館を後にしました。ホメロスの叙事詩-シュリーマンの古代への情熱-トロイ。それに予告編であの“エーゲ海をわたるギリシャ大船団”を見せられたら、そりゃ~期待します。ところが...。アキレス、呆れました。猿の惑星をみてるみたいなブラッドビッド?のプロモーションビデオを3時間も観ました。本当に途中で帰ろうかと思いました。さらにロードオブザとカリブで見飽きたパリスと、全く魅力を感じない優柔不断なヘレン?が追い打ちをかけ、これじゃいくらアガメムノンの野心があろうがなかろうが最初から戦争のモチベーションが生まれてきません。唯一、良かったのがプリアモスの王。なんて瞳がきれいなんだろう...、後であのアラビアのロレンスだったと知りました。さすがです。(プラス1点)しかし、もうちょっと伝説の(神話的)叙事詩の世界を神々しく描けなかったものか...、大スペクタル+安っぽい恋愛の消化不良映画になっていてとても残念。(タイタニック、パールハーバーでも意識したのか??) 私の古代への情熱も、映画館でトロイの木馬の出現を待たずして鎮火してしまいました。 3点(2004-07-15 20:15:38) |
89. ウォーターボーイズ
《ネタバレ》 爽快な青春映画です。最後のシンクロ演技に、ちょっと感銘!。ミッシェル・ポルナレフのシェリーにくちづけ、なつかし~い。男子校のプールを思い出しました。 7点(2004-07-08 23:22:47) |
90. パニック・ルーム
《ネタバレ》 最初は小さい液晶画面で、2度目は大画面で見ました。やはり大画面は緊迫感の伝わり方が違います。やはり真に迫るフォスターの演技は最高です。あの黒人のおじさん。根っからの悪党でないあのおじさん。いい人だよねぇ~。 6点(2004-07-04 18:48:44) |
91. エリン・ブロコビッチ
ストーリーの面白い映画でした。J・ロバーツ、さすがはハリウッド女優といった抜群のプロポーションにびっくり、あの抜けたおやじ弁護士とならんで歩くすがたはそれを完璧までに引き立てています。「マルコビッチの穴」に対抗して「エリン・ブロコビッチの谷間」という邦題でもよかったように思います。 6点(2004-07-04 07:54:49) |
92. ダイナソー
《ネタバレ》 ジャケットにだまされちゃいけません。しゃべりすぎの恐竜。シナリオもまるでTV漫画。いくら子供向けでも、もうちょっと大人も楽しめるようにはできなかったのでしょうか。映画館でみましたが、すっかり脱力、めまい。恐竜好きのちっちゃなお子ちゃま以外、けっして楽しめません。CGもすばらしいのは予告編だけでした。 2点(2004-06-28 22:19:57) |
93. シュレック
きたない、下品。お姫様は別、いや同じだった。ドンキーがうるさいんだけれど、いい奴。でもうるさい。 6点(2004-06-28 22:07:45) |
94. パトリオット
《ネタバレ》 またもメルギブソンにはめられました。冷酷な隊長と家族を守る親爺のシーン。「絶対許せない!」と、相当熱くなりました。その後もイギリス隊長とのくさい格闘以外は面白い展開でした。続ブレイブハートのように思えますが、これはこれで楽しめました。 8点(2004-06-28 22:06:52) |
95. モンスターズ・インク
きれいなCG。面白いストーリー。おとなも子供も楽しめる娯楽作品 6点(2004-06-28 22:04:49) |
96. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 アメリカ銃社会へ警鐘をならす1作。この意味では良かったと思います。ドキメンタリーなので、あくまで真実だけを伝え受け手が判断すれば良いのだと思いますが、この“真実”がくせものです。編集によって物事が良くも悪くも見えるからです。銃所持の歴史、善と悪、支持と反対の両者の意見があって初めて公正な判断が可能になります。この一編のドキメンタリーだけですべて銃をいけないとするのは、また別の意味で危険でもあります。また、取材・撮影の仕方ですが、この歩くのもつらそうな肥満監督の突撃インタビューをやられた方は気の毒だと思います。自分の家に突然カメラを背負ったデブがあらわれ、あなたのもっとも嫌なことを聞き出そうと誘導尋問されたら...。ベンハーの老英雄があまりの激怒に銃を持ち出してぶっ放さなくてよかった。ああ怒鬼面他利ー。 5点(2004-06-28 22:02:12)(良:2票) |
97. ジョンQ-最後の決断-
《ネタバレ》 病気の子供を救うために命をかける父親。その姿は美しい。しかし銃をもって病院に立てこもり、手術リストにのせろとの要求は、いくら善人で子供思いのワシントン・パパでも許されません。パパが最初から人を殺せないことはみえみえで、自殺するのかと思ったらそうでもないし、気になる評決は無罪?手術は成功、これなら犯罪、やるだけ得じゃないですか。アメリカ保険制度への警鐘?いやいや恵まれた国アメリカの傲慢そのままで、世界中で心臓移植ができる国はそうありません。その一方で抗生物質すら満足に手に入らない貧しい国がたくさんあることも事実です。 6点(2004-06-28 21:59:06) |
98. チェンジング・レーン
《ネタバレ》 多分いいストーリーなんだが、う~ん最後まで感情移入できない。どうみても頭も性格も悪そうな弁護士、風采上がらな過ぎのダメ親父、彼らの冴えない演技のため、笑えないめちゃくちゃコメディになってます。見なきゃ良かった。 2点(2004-06-27 11:13:31) |
99. アイス・エイジ
《ネタバレ》 1回目は夏休みに飛行機の中で見ました。2回目は大画面で。なかなか楽しめます。氷のジェットコースターはなかなかの迫力でgood。マンモスとヒョウのクールな友情に思わずぽろっ~。「だっておれたち、仲間じゃないか。」頂戴!頂戴!頂戴!ひがしアジアの某国のアホウドリに失笑。ただCGの描き方が最も下手なのがにんげんでした。暑い夏に家族そろってクールな1作。 7点(2004-06-26 14:51:57) |
100. モンテ・クリスト伯(2002)
《ネタバレ》 13年間もの牢獄生活から目をみはる宮廷美への移行は見事です。モンテクリスト伯の登場にはふるえがきそうでした。財宝と復讐。なかなか引きこれまれますが、もう少し感情の起伏を描ければ...と思いました。最後まで泣けるところもなく、いまひとつB級映画の枠を出ていないところが残念。 7点(2004-06-26 13:11:07) |