81. デビル(1997)
アメリカで公開時に鑑賞。ビッグネームが並んでいて期待は高かったが、なんとも標準的なできあがりでした。 [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-07-14 22:14:02) |
82. ビースト/巨大イカの大逆襲(TVM)
《ネタバレ》 ダメ具合が実に絶妙な、「これぞB級映画」。原作は「ジョーズ」のピーター・ベンチリー。テレビドラマ「CSI」でブレイクする前のウイリアム・ピーターセンが体を張ってがんばっています。おお、「アメリカングラフィティ」「アンタッチャブル」のチャールズ・マーティン・スミスも立派な中年親父となって登場です。しかし、イカが怖くありません。だって、海に入るとき、サメは怖いと思うけど、イカのことは考えないもの。肝腎のスペクタクルは暗くてよく見えないし、イカの大きさがうまく描けていません。中途半端な人間模様もストーリーを全く深めていません。知恵を絞って、倒すとか、巧妙な伏線があるとか、そんなこと一切ありません。このチープな邦題に一体何を期待して見ればよいのでしょう。でも、ちょっぴり楽しんで、こんなに長文のレビューを書いてしまった自分がくやしいです。 [地上波(吹替)] 3点(2008-07-06 00:10:25) |
83. GODZILLA ゴジラ(1998)
《ネタバレ》 アメリカの映画館で公開初日(金曜日)1回目の上映を鑑賞。ガラガラでした。公開週全米ナンバーワンヒットの実体はこんなもんです。アメリカの新聞評では、「ゴジラが二回しか火を噴かない」と手厳しい論調だった。予告編が期待感を抱かせる素晴らしいものだったのに、本編はちょいとできの悪い怪獣パニック映画にしかすぎなかったと思う。それなりに楽しんで見たのだが、トカゲのようなゴジラに面食らったし、ミサイル打ち込まれたくらいでお陀仏とは。そこから不死身の大暴れをするのがゴジラってもんでしょうが。続編ありきの終わり方だったが、その後の企画はぽしゃったのだろうな。当時、トイザらスで山積みになっていたゴジラ人形は無事にさばけたのだろうか? 2008年6月15日追記;ひょんなことからドイツ語吹き替え版を鑑賞。「ゴズィーラ」の発音は英語とだいたい同じ。ドイツ語を話すジャン・レノが違和感ありまくりだった。でも、日本語吹き替えだって、ネイティブに言わせると、奇妙奇天烈に聞こえるだろうな。言葉はよくわからずとも、映像の力で十分に楽しく見てしまった。忘れているシーンが多かったぞ。 [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-06-15 01:48:10) |
84. 恋愛小説家
《ネタバレ》 すばらしい恋愛映画。ジャック・ニコルソンの顔が怖いにも関わらずである。阿部寛主演のテレビドラマ「結婚できない男」を思い浮かべながら見てしまった。「as good as it gets」は映画公開当時、アメリカではたいへんな流行語になった。日本語訳が長年謎なのだが、ネイティブスピーカーに意味を聞き、私の理解したところでは、「分相応」、または「身の丈にあった」、「これがせいぜい」という訳が近いように思う。邦題はあまりよろしくない。当時ヒットのホラー映画「スクリーム」出演組がちょいと出ているのに、にやりとした。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 23:00:48) |
85. チャイルド・プレイ2
非常に良くできた続編。アンディの出演がうれしい。たかが人形なのにチャッキーのおそろしいこと。不死身のモンスターではなく、人形であるがゆえの弱点のあるところがよろしい。また、ほどよく張られた伏線、これでもかと恐怖感をあおる音楽、短めの上映時間と、実にツボを押さえてくれている。ご機嫌なホラーだ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-16 00:47:54) |
86. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 火星人の強いこと、強いこと。これは面白かった。己の拳で戦い抜き、無事に家族のもとへ帰る親父が最高! [ビデオ(字幕)] 8点(2008-04-01 02:13:57) |
87. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
ジェフ・ゴールドブラムは、このような大ヒット作品に出演するまで、よくぞ出世したものです。博士役をよく演じるが、私には彼が博士には見えないんだけどなぁ。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-04-01 01:06:57) |
88. ダウンタウン・シャドー
《ネタバレ》 どこかで見聞きしたような話ばかりの香港製スパイ風味アクション映画。オリジナリティなど皆無に等しいのだが、この手の映画に私が慣れてしまったのか、腹も立てず、ふむふむと鑑賞した。お話そこそこ、アクションそこそこ、面白さもそこそこ。ロケにお金をかけたようだが、ペイしたのだろうか? 金城武はとても綺麗な顔で、魅力に溢れていたのでそこはグッド。彼のコードネームは「ジャッカル」。聞いていて、なんだか恥ずかしい響きがしたのはなぜだろう。 [DVD(吹替)] 5点(2008-03-08 21:55:04) |
89. トカレフ(1994)
長回しで、ねっとりとした描き方、説明不足の展開などはまだ良しとしても、終盤にかけて物語が破綻したのはいただけなかった。そして、タイトルが内容を正しく現していないと思う。 [DVD(邦画)] 3点(2008-02-27 01:11:19) |
90. 耳をすませば(1995)
物語の条件設定が非現実的で、映画に入り込めなかった。声優陣の声がくぐもっていて、聞き取りづらく感じた。 [地上波(邦画)] 3点(2008-02-23 19:58:18) |
91. デッドマン・ウォーキング
やはり、ショーン・ペンは凶暴な役が似合います。 [DVD(字幕)] 5点(2008-02-21 23:16:49) |
92. ヴァンパイア/最期の聖戦
タイトルバックがなかなか格好良いです。これから、どのように破綻していくのか期待感ワクワクです。しかし、はちゃめちゃな設定ながら、手堅くまとめてくれました。なにより、ジェームズ・ウッズが大真面目にしっかり演じてくれています。まずまず、面白く見ました。こういう企画が成り立ち、ある程度のクオリティを維持して作られ、かつ、コアなファンが存在するということは、すごいと思います。私は、通りすがりですが。 [地上波(吹替)] 5点(2008-01-12 19:03:37) |
93. ジェロニモ(1993)
ウォルター・ヒルは好きな監督だったのだが、この映画でも裏切られた。「ダブル・ボーダー」と「ジョニー・ハンサム」で相当痛い目に遭っているはずなのに、懲りない私が馬鹿なのか。ネームバリューのあるスタッフ・キャストを揃え、たいへん濃い内容であるが、残念ながらできばえは良くない。史実の重みがあり、得られることはあるのだが、面白いとはとうてい言い難い。 [映画館(字幕)] 4点(2008-01-05 21:26:46) |
94. ミッション:インポッシブル
テンポ良し、歯切れ良し。観賞後、テレビドラマをこんなに面白く映画化できるのか、と関心しきりでした。そんなこと、あり得ないだろう、できないだろう、と思うことを、リアリティをもたせて見せてくれました。後になって、私はCIA本部の正門前まで行ったことがあります。うっそうとした木々に囲まれ、建物はおろか、守衛の姿さえ見えませんでした。なんか殺風景で、拍子抜けでした。しかし、私の姿と、車はしっかり記録されたのだろうなぁ。 [映画館(字幕)] 8点(2007-12-21 21:35:07) |
95. ホネツギマン
《ネタバレ》 グロくて、馬鹿馬鹿しくて、でも、相当イケています。主人公は、昼は整体師だが、夜はリングに立つレスラー。コスチュームが人体模型図のかぶり物で強烈。話は、事件に巻き込まれ、家族を失った主人公の復讐劇で、いたってストレート。ま、パッケージに惹かれるものを感じた方が、レンタルで見る分には、十分に元が取れる怪作です。お薦め。僕は結構好きだなぁ。邦題がまったくこじつけだけど、グッド! [DVD(字幕)] 8点(2007-12-17 00:27:21) |
96. アイズ ワイド シャット
結論は納得。結論に至るまでの描き方は不満足。大きく期待したが、残念な作品。 巨匠の域に達した監督は、なぜか晩年に、ファンの期待を裏切る作品を作ってしまう。 [映画館(字幕)] 5点(2007-11-25 12:48:57) |
97. TAXi
《ネタバレ》 オープニングのスクーターは良かった。しかし、その後のストーリー展開はだるい。新感覚のカーチェイスには好感を覚えたが、もっとふんだんにやって欲しかったね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-10 23:18:09) |
98. 逃亡者(1993)
《ネタバレ》 テレビドラマ「逃亡者」最終回のカタルシスには及ばないものの、まずまず面白かった。難点は、ご都合主義で、予定調和的に進むストーリー展開。真犯人は何もそんなことしなくともいいじゃないか、と思いながら見てしまった。後は「片腕の男」の存在に重みがないこと。ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズは文句なしに素晴らしかった。 [映画館(字幕)] 7点(2007-10-28 22:08:57) |
99. 絶叫屋敷へいらっしゃい
これ、面白かったです。アメリカ人の大好きなおバカギャグがOKの方にお薦め。そうでない方は、敬遠しておく方がよいでしょう。お下品で、悪趣味きわまりないです。しかし、私は見事ツボにはまりました。奇妙奇天烈な邦題は、実に内容とマッチして、、、ないか。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-18 23:34:35) |
100. ブロークン・アロー
ジョン・トラボルタは「パルプ・フィクション」で再評価され、この映画で完全に復活し、実にめでたかった。全編ご都合主義に溢れているが、許してあげよう。お金をかけ、ど派手な花火を打ち上げてやろうという制作者の意図は成功していると思う。細かいことは考えず、笑い飛ばしながら楽しんで見た。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-10-08 08:08:18) |