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81.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 
1と2は劇場以外でもDVDで何度も見てるので、その続編のような作りは楽しめました。 とはいえ、私も3は記憶から消えかけてるし、4は別物として認識してるのですが、まるで無かったかのような続編ぶりは3と4の出演者が気の毒のような気もします。 今作も、キャストは毎回同一人物には見えない別人具合が甚だしい人たちが演じてますが、できればもう少し華のある魅力的な俳優さんでできなかったのでしょうか。魅力的な人がいない・・・。 特に、ジョンがとうとう悪人顔のオッサンになってしまいました。顔だけじゃなくて本当に悪人になっちゃったし。 これはダメでしょう、いくらなんでも。 今後も新シリーズを作る気満々らしいですが、どうするんでしょうね。 これだけ時間軸をいじってパラレルワールド化すれば何でもありで、ちょっと面白くなくなるというか。 これからどうやって収拾つけるのか、それとももう辻褄合わせなんてどうでもいいのか、その辺が気になります。 文句言いつつも、シュワちゃんが出てるし、TM好きだから、どんな続編でも今後も見るんですけど。
[映画館(字幕)] 7点(2015-08-16 22:28:46)(良:1票)
82.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
名作と誉れ高い作品をやっと観ました。評判どおり本当に良かったです。 何と言ってもCGが綺麗。おもちゃたちの動きやそれぞれの質感を活かした絵の綺麗なこと。 そして、友情と愛情の素晴らしさが十分に描かれたストーリー。 ウッディの仲間を思う友情も、アンディへのおもちゃへ対する愛情。どれも素晴らしかったです。 もう絶体絶命と思った焼却炉のシーン。無言で手をつなぎ合うところ。 アンディが最後おもちゃたちの紹介をして、女の子と一緒に遊ぶところ。 仲間たちといることを選択したウッディが去っていくアンディへ「あばよ、相棒」と言うところ。 どのシーンも思い出すだけで泣けます。 おもちゃたちのキャラづけもしっかりはっきりしてて、本当に面白いです。 苺の匂いの熊野郎・ロッツィの最後まで改心しない卑劣なところ、ムカつくけどいっそ清々しいですね。 一生そのままトラックに貼り付けられてろと思えます。 子供向け映画だと思って観てない友人たちにも薦めまくろうと思います。
[DVD(吹替)] 9点(2015-08-16 22:11:47)
83.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 
ただただ、トム・クルーズという俳優に感嘆。 53歳で、あのアクション。凄い身体能力。 今回のヒロインのイルサ役の人も見事なアクションを披露してて、あちらの俳優の役作りは凄いです。 MIは1しか観てなかったです。スパイ大作戦は、チームワークやメンバーのキャラが好きだったのに、MIになったらトムの独り舞台になってたので興味が薄れました。 でも、今回とても評判がいいので観たら確かに良かったです。 アクションシーンはもちろん、ちゃんとチームワークで乗り切る話になってたし、悪役もキャラが立ってました。 顔がマジで怖い冷酷無比な感じが良く出てる人でした。 これから、前作も見てみようと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2015-08-16 22:07:13)
84.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 
これは絶対映画館で3Dで観なくては、ということで行ってきました。 確かに映像は凄かったです。本物の恐竜がそこにいるとしか思えない存在感。 特に、兄弟がインドミナス・レックスに追いかけられて滝つぼに飛び込んだときは、目の前でレックスの口がバックンと閉じて、思わず「怖い~」と声に出してしまいました。 ただ、話が雑すぎてブレブレで、せっかくの新種の恐竜の恐怖が薄くなってて残念でした。 知能が高くて体温や皮膚の色も変えられる能力は、後半まるで無かったかのようにただ暴走する怪物になってただけです。 ラプターたちが手を組んだのも、インドミナス・レックスにラプターの遺伝子が使われてたからというなら、T・レックスなんて主なベースなんだから、最後いきなりの対決ってどうなんでしょう。 もう少し、お互い探りあうとか、何か恐竜同士闘うまでの間があったほうが良かったと思います。 一番謎なのはクレア叔母さんの人物造形。 甥の年齢も知らないほど打ち込んでた仕事の現場放棄していいのかと。 責任者なら甥たちの救出はオーウェンに任せて、客の安全確保・施設の警備・救助の指示など、オタク職員と協力してコントロール室でやることは一杯あるはず。 今時肩パッド入りの洋服?と思ったほどの広い肩幅から、もしやオーウェンを凌ぐマッチョ叔母さんかと期待したけどそうでもなさそうで、でもスカートとハイヒールでジャングルを走り回り、T-レックスにも追いつかれないという超人ぶり。 訳わからない全然魅力的でないヒロインなので、素っ頓狂な感じが木村佳乃の上ずった吹替えに似合ってて、吹替え版で見たことを後悔せずに済んだのは良かったです。 こういう映画は細かいところは気にしなくていい、ということではなく、逆に細かいところまで気を配ってこそ作品に没頭できると思うのですが、素材を活かしきれないところが多くて残念でした。 でも、オーウェン役のクリス・プラットはいい味出してて、ジャングルをバイクでラプターと一緒に走るシーンはザック同様「かっけー」と思いました。 クレアが冒頭「客は恐竜がいるというだけでは、ただゾウがいると同様の感想しか抱かない」とスポンサーに説明してたとおり、もうあの「ジェラシック・パーク」を見たときのような衝撃は味わえないと思うと少し寂しいですが、今後も新作ができれば観に行くのは間違いありません。
[映画館(吹替)] 7点(2015-08-16 22:01:20)(笑:1票)
85.  ベイマックス 《ネタバレ》 
復讐相手も無事だし、皆生きてたなら、タカシも生きてましたでも良かったのではと思いました。 どうせなら全てハッピーエンドで良いでしょう。 ストーリーはイマイチですが、ワンシーンずつ切り取って絵本にしたいくらい本当に絵は綺麗です。
[DVD(吹替)] 6点(2015-06-07 22:58:36)(良:1票)
86.  SARAH サラ(2014) 《ネタバレ》 
いちいち挙げると切りが無いので止めるくらい、いろいろ話の内容がおかしいです。 期待した母娘の活躍シーンは余り無くて、銃撃戦もカーチェイスもワンパターンで長々と続くので飽きます。 完全に予告編に騙されました。 見終わって、ちょっと怒ってます。
[DVD(字幕)] 2点(2015-05-04 11:46:04)
87.  イコライザー 《ネタバレ》 
年を取ってもやっぱりデンゼル・ワシントンはかっこいいです。 こういう王道の、優しくて穏やかで知的だけど、実はめちゃ強くて悪は容赦なく叩きのめす、という役がはまってます。 そして、喜怒哀楽を雄弁に物語ることができる瞳。 目の動きによって、敵をやっつける時一瞬で状況把握する場面も良いのですが、 テリーに「途方に暮れた目をしている」と言われたときの、深い憂いをたたえた黒い瞳。 こんなに豊かに目だけで表現できるのがデンゼルの素晴らしさだと思います。 ストーリーは単純ですが、前半、ホームセンターの同僚に警備員になるための特訓をしてあげたことが、 後半助けになることなどの小ネタなども入ってるところも良かったです。 ロバートは、穏やかな余生を送るはずだったけど、今後は必殺仕置人になるんでしょうか。 ともかく面白かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2015-05-04 11:40:21)
88.  寄生獣 完結編 《ネタバレ》 
点数のほとんどは深津絵里に捧げるものです。  今作の最初の山場である田宮良子(田村玲子)の最期のシーンは、深津絵里の素晴らしい演技によって哀しくも感動的なシーンになりました。 彼女は凄いです。  無表情な中にも感情を垣間見せたり、母性の現われを感じさせたり、自分が自然と笑顔を作ったことに驚き、それを再現して大笑いするところなど、ことごとく感心させられました。 「我々はか弱い。あまり虐めるな」という言葉が、しみじみと深く入ってくるのも、透明感がありかつしっかりした綺麗な彼女の声色だからだと思ういます。  深津絵里以外で良かったのはピエール瀧。 あの作り笑いの「ハハ!」はいいですね。不気味なのに笑えました。  それと冒頭のミギーと新一がお味噌汁作るとこ。あそこも良かったです。 ミギーが完全に可愛いペットみたいになってるのも、声が阿部サダヲなのも、あのシーンだけは許せました。  その他は、あまり褒めるところがありません。 中でも残念なのは、後藤との対決がゴミ処理場だったこと、むりやり里美とのラブシーン入れてるところ(あんな所で初体験とかイヤでしょ)、浦上が何故最後に新一に絡むのか説明不足なところ。  山中のゴミ捨て場だからこそ、猛毒が含まれる産廃をこっそり山中に捨てていく身勝手な人間を描き、削除された美津代さんのエピソードで人間の暖かい人情を描き、人間の存在を深く考えられる部分であったと思います。 後藤に「ささやく声」の解釈など喋らせないで欲しかったです。 そこは、彼らが何故出現したのか、ひいては人間の存在意義についても、観客の想像力を働かせる余地を残すべきだと思います。  こういう余計な説明はするのに、何故浦上との対決が最後にもってこられたのか、それについてはもう適当な感じです。 浦上の突きつける「俺こそが人間らしい人間だろう」という問いかけは、それまでの新一の心理描写や葛藤 を現すエピソードが割愛されているので、原作未読の人には唐突に感じられるのではないかと思いました。
[映画館(邦画)] 6点(2015-05-02 18:56:23)(良:1票)
89.  記憶探偵と鍵のかかった少女 《ネタバレ》 
曖昧で操作も可能な記憶という題材、トラウマを抱えた中年探偵、IQの高い美少女。 もうこれだけで、あぁ、この探偵は美少女にいいようにしてやられるんだな、と思って見てしまうわけです。  だから、ミステリーとしては余り面白くなかったのですが、どこから操られたのか、どこまでがジョンの記憶なのかを考えながら見てたので、そういう意味では楽しめました。 また、アナがちゃんとジョンの冤罪を晴らして、ジョンも新しい生活へ踏み出せハッピーエンドだったので後味は悪くなかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2015-04-20 22:24:43)
90.  博士と彼女のセオリー 《ネタバレ》 
見終わったときは、素直に「良い映画だったな」と思いました。 主演の男優は、衰えていく身体機能段階や表情や目線での演技が見事でした。  ホーキング博士については、有名な著書名と車椅子のイメージしかなかったので、 結婚してお子さんもいたとか、こういう夫婦の物語があったとか、この映画で初めて知ったわけです。 奥さんの大変さとか、女として母親としての苦労も理解できるし、博士の男としての懐の深さとか、いろいろ感心しました。  でも、最後、一緒に観た友達の「なんだ、あの奥さん結局不倫じゃない」という一言で、 何と言うか、まぁ皆さんご存命だし、そんなドロドロした感じで描けないだろうし、綺麗にまとめるしかないだろうし、など擁護する言葉を捜すうちに、そういえば凄く感動したわけでもないなと思ったのは確かです。
[映画館(字幕)] 6点(2015-04-18 22:40:14)
91.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 
ジュード・ロウがカモられた医師役で、そのまま利用されてバットエンドかと思いきや、 粘り強い調査で真相を暴き、出て行った妻子も戻ってきて社会的地位も回復して(多分)、 良かった良かったで終わるので後味は悪くないけど、話が小さくて面白みに欠けます。  詐病を演じる患者役の女優も特別上手いとは思えず、ジュード・ロウ主演じゃなきゃ、もっとつまらなかったと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2015-04-18 22:26:23)
92.  ワイルド7 《ネタバレ》 
原作未読です。でも、こういう影の仕置き人みたいなのは好きなので見ました。  結果、見てる間中、とても居たたまれない気持ちで落ち着きませんでした。 こんなチープな演出やストーリーなのに熱演してる役者たちが気の毒で気の毒で。 あと、ワイルド7に引けをとらないほどバイクを乗りこなし射撃も上手い、なんて全然、まったく見えないし見せてもいない深田恭子にもビックリ。 可愛ければいいとはいえ、もう少しアクションシーン頑張って欲しかったです。  今となっては使い古されたネタになってしまった感のある、すべての情報を手中に収めて世界を支配するとか、まぁいいとしても、その悪者が、たった一人だししょぼすぎます。  しかも、7人のキャラが立ってなくて、一人ひとりの特殊能力が生かされてない。 だからワイルド7とか言われても、ワクワクも共感もないです。 瑛太と深キョンのシーンもう少し削って、せめてなんでワイルド7になったのか、言葉で説明するんじゃなくて映像で一人一人見せて欲しかったです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-04-18 22:17:48)
93.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 
題材は凄く面白いのに、なんですか、これ。  覚醒してから24時間で消滅とかにしないで、もっと超人的パワーを持ったルーシーが活躍すれば面白かったのに。 何%でこうなって、これができて、地球創生から現代まで時空を超越して、なんて壮大な映像を見せた割には、最後は薬を売買してた韓国人をやっつけておしまい。 そして、何故に消えるんですか?  せっかくの題材が生かされてないですね。 
[DVD(字幕)] 4点(2015-04-18 22:11:17)
94.  ゴーン・ガール
全然面白くなかったです。 ベン・アフレックのダメ男ぶりはハマリ役だと思ったけど、ミステリーとしては、ありきたりの設定でつまらないです。 凄く良い人に見えて実は、とか、もう全然衝撃でもなんでもないから、見所は蜘蛛女に絡め取られた男の顛末みたいなのだと思いますが、それにしても女性側からすると別に衝撃的でもないし。  人を殺しても無罪放免で、今までどおりの生活ができるなんて、さすがお金持ちに優しい司法制度ですね。 大富豪なのに汚名を着せられて殺された元彼の遺族も黙ったままなんですね。  エミリー役の女優さんも、優等生のときはいいけど、サイコの時の演技が物足りなかったです。 もっと弾け飛んでたら面白かったかもしれないです。 いっそ「シリアル・ママ」みたいにブラック・ユーモアに徹すれば良かったのにと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2015-04-18 22:04:13)
95.  怪しい彼女(2014) 《ネタバレ》 
70歳の意地悪ばあさんが不思議な写真館で写真を撮ったら20歳に若返って、 孫のバンドで歌手デビューして、数十年ぶりの恋もして、というファンタジー。  口が悪いおばあさんぶりが際立ってるから、 20歳になってからもその辺が変わらないところが面白かったです。 主役の女の子が上手でした。 おばあさん臭さと若い子らしさを上手く演じてたし、歌がまた上手でした。 ずっとおばあさんに想いを貫くおじいさん役の人もいい味出してました。  最後は想像がついたとおり、孫に輸血して元のおばあさんに戻るんだけど、 大ラスで今度はおじいさんが若返るのがまたおもしろかったです。  笑いあり涙ありで、後味も良いし、見てよかったです。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-15 22:46:30)
96.  陽だまりの彼女 《ネタバレ》 
ファンタジーなんですね。 原作あるの知らないで見たので、最初からネタバラシしないで欲しかったです。 その方が、真緒の秘密というのを想像できて楽しめたのに。  松潤がモテない男というのの描き方が甘いから、そんなわけないじゃないと思うし、 仲良かったのに、引越し先の連絡先教えなかったの?聞かなかったの?とか、 突っ込みたくなるところもいろいろ。 それと、やっぱりラスト、なんで出してくるんですか。 いつか、巡り合うかもね・・・でいいのに。  でも、全体的に日光とか波の反射とか、明るくて眩しい映像が綺麗だったし、 なんと言っても樹里ちゃんが可愛くて、二人が一緒にいるときは見てて微笑ましいし、 作品自体は6点ですが、彼女に1点プラスです。
[DVD(邦画)] 7点(2015-02-15 22:33:19)
97.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
今まで全然見る気がなかったけど、友達がDVDを貸してくれたので見ました。 あら、びっくり。イチャモンつけるつもりで見たのに、意外に楽しめました  何と言っても画が美しい。CGもここまできたか、という感じ。 雪なんて本物のパウダースノーみたいだし、人物の肌の質感もめちゃリアルです。  そして、耳たこ過ぎて聴きたくないとまで思ったレリゴーの部分が、とても良かったです。 エルサが山へ逃げて氷のお城を造るまでの歌、美しい雪の結晶やみるみる出来上がっていく氷のお城の映像の美しさとともに場面に合ってる曲と歌声でした。  ちなみに吹き替え版で鑑賞。これで正解でした。 神田さやかと松たかこはとても良かったです。吹き替えも上手、歌も上手。 このお城を造るシーンを見るだけでも価値がありました。  悪いのは、能力を隠して、たった一人の肉親の妹を避けるように育てた両親ですね。 それは守るんじゃなくて臭い物に蓋的な考えだから、問題の解決になりません。 ずっと孤独だったエルサが可哀想。 だから、抑圧された思いを発散して「ありのままに」と歌うシーンの、エルサの生き生きとした表情が活きて来るんですね。  エンディングも松たかこが良かったです。 ちょっとノッペリした薄い感じの歌声になってて残念でした。
[DVD(吹替)] 7点(2015-02-11 23:18:22)
98.  プリンセス トヨトミ 《ネタバレ》 
原作未読ですが、着想はいいと思います。 でも、もうどうしようもなく脚本がダメです。 あれだけ大掛かりな仕掛けで、秘密をただ守るだけって何なんでしょう。 例え原作がそうだとしても、映画はもっと観客が納得したり楽しめたりする話にしなきゃだめでしょう。  売れっ子の役者そろえて、こんなつまらないなんて。 特に中井貴一は凄く良かったので、本当に気の毒です。中井さんに1点献上です。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-02-11 22:11:21)
99.  寄生獣 《ネタバレ》 
原作好きだから、どれだけ酷くなってるか不安だったけど、思ったほど悪くなかったです。 かなり話やキャラクターを寄せ集めて一つにして2時間にまとめた、という印象ですが、破綻しない程度にはまとまっていました。  でも、前後編にするなら、もう少し丁寧に寄生された後の母親との戦いを描いて欲しかった。 Aに寄生されるなんて無理やり過ぎます。咄嗟に新一を救う母親の手の演出は良かったですが。  ミギーとの関係も、不気味な寄生生物と宿主の関係から、衝突を繰り返しながら徐々に友情のようなものも芽生えるという過程がすっ飛ばされて、最初からフレンドリーなのは違和感ありました。  役者は良かったです。 主演の染谷将太は上手ですね。特に母を亡くして慟哭するシーンはとても良かったです。 そして深津絵里が素晴らしかった。 見る前は、原作と一番イメージが違うと思っていましたが、知的で冷徹な田宮良子になってました。  後編は、このまま母性を重視して命の大切さを前面に出すような話にもっていきそうですね。 それだけじゃなくて、原作は己の存在意義を問いかける哲学的な話だと思っているので、後編どうやって収束するのか楽しみに4月を待ちたいと思います。
[映画館(邦画)] 7点(2014-12-27 22:07:03)
100.  バンクーバーの朝日 《ネタバレ》 
見終わった後、一緒に行った友達と顔を見合わせてしばらく無言。そして同時に苦笑。 セットは素晴らしいし、役者の演技も申し分ないのに、何でしょうかこの残念感。  カナダへ移民して苦労した日本人。その希望の星が朝日という野球チーム。 逆境の中、体格でも劣る日本人が頭脳プレーでリーグ優勝する。 戦争が始まった。皆、収容所送りになった。 エンドロールで、随分後にカナダの野球界殿堂入りしたとの表示。 こういう風に淡々と羅列され全体的に間延びした印象です。  差別や逆境をもっとリアルに描いて、野球で優勝するまでの試合の盛り上がりがメインだったら、もっと興奮できたと思います。
[映画館(邦画)] 5点(2014-12-27 21:35:54)
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