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おはようジングルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 783
性別 男性

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101.  奇蹟の輝き
死語の世界というのは個人それぞれが違う世界観を持つものだということですね。現世に感じた事柄で最も強いイメージに左右されて容姿が変わるというのは斬新な考え方だし、思い入れのある風景や思考により自分だけの世界が広がる当たりは面白いアイデアだと思います。自殺した者は地獄に行くというニュアンスは、自分で命を絶つことがいかに罪深いものかを強く説いています。ただ、ラストの“現世へ生まれ変わる”という描写からは少々“仏教”に偏ったものかなと感じました。 正直言ってかなり撮り方(話の進め方・見せ方)が下手である。子供の事故~夫の事故にいたるまでの設定は“早くかたずけてしまえ”的なものを感じるぐらいアップテンポなのですが、死語以降の描写は台詞回しがクドくなってきて、CG描写を必要以上に見せていまっているので間延びしてしまっている。 そのCGによる特殊効果(アカデミー賞受賞)も「おお!」という程美しいものには感じなかった。けっこうラフな印象が残る。 全体的な印象はかなり薄い。
5点(2005-03-07 18:25:55)
102.  エイリアン4
蛇足。
0点(2005-03-04 15:20:44)
103.  ターミネーター3
これ映画館で見てたらショックだよ。コアなファンに対してあまりにも酷い仕打ちですね。とにかく酷かった。まだ見ていない人には是非この“壮大なお金の無駄遣い”のお手本を見て欲しい。続編映画としては史上最低。前作と切り離して見ても大愚作である。前2作が傑作とも思わないが、それでも作品としての形(意図の有る脚本)がきちんと出来ていた。せっかくの人気シリーズを最低シリーズへと突き落としてしまったのが残念。 最大の痛手はキャスティングである。エドワード・ファーロングの降板は痛いね~! 相当痛いよコレは。前作と比べて面影が全然違う。 リンダ・ハミルトンの出演拒否も痛すぎる(作品を見て彼女が断る理由が分かった)。それにしてもサラ・コナー、簡単に片付けられましたね~。死んだんだって!アハハハハ。当然の事ながら回想シーンでの登場も有りません(肖像権の問題)。 クリスタナ・ローケンにしても大作は初めての若い役者ですから少し堅いですね。初々しい演技です。 肝心の作品の中身ですが、シナリオは酷いです・・・。バイクでコケて偶然転がり込んだ所が幼なじみの勤める動物病院ですか・・・。しかもその父親がサイバーネットの重要人物なのです。ハァ・・・。世界は狭いんですね。  初っぱなでシュワが派手なサングラスをかけるシーン(寒すぎる!)を見た時に嫌な予感がしたけど、その予感は悲しくも的中しました。この後も変なギャグをチョコチョコと入れるのですが全てスベッている。 序盤のカーチェイスにしてもカット割りが異常に多いので見づらい。これなら80年代の刑事アクションの方が数段上である。 視覚効果にしても代わり映えしない。前回は液体金属に驚いたものだが・・・。ちょっとCGに頼りすぎてますね。前回のガトリングガンの乱射シーンやヘリコプターでの襲撃シーンのように実写とCGを合成したり、あるいはミニチュアやクリーチャーを駆使しないと迫力がでません。アクションシーンのリアルさは、前2作の方が上です。 ターミネーター同士のバトルシーンにしてもイマイチです。重量感の有るバトルシーン?、歳とって動きが遅くなっただけですよ。  ラストのオチにしてもベタすぎる。結局地球を廃墟に戻しましたね。SFは大好きなジャンルなので“矛盾”に関しては何も言いません。が、この内容はチョット・・・、あまりにも酷すぎる。
1点(2005-03-03 18:39:28)
104.  プレデター2
シュワが出ていなくて良かった。シュワが嫌なのでは無く、今作にも彼が出ていたならば「ダイハード」シリーズのように一人の人間が災難ばかりに遭うという“アホなシリーズ”になっていたと思います。単にネームバリューで、シュワちゃんシュワちゃん言ってるのって恥ずかしいしね。 あと、主人公はこれぐらい弱いほうが好きですね。前作は筋肉モリモリ男が主人公だったので、続編に変化が出て良かったと思う。やたらと「どっちが勝った!」とかに拘る向きが有るが、ホントそういうのって幼稚臭いね。 この作品は前作の制作費を約5倍上回ったと聞きました。確かにアクションが増えているし、クリーチャーも増えています。が、本当の要因は前作が低予算過ぎたのもかと思われます。 ジャングルから都会にハンティング場を移したプレデター。恐らく彼は禁漁区(地球)を無断で狩りしている一部のプレデターなのではないか? ラストで沢山プレデターが出てきたのも彼を連れ戻すためだったのかもね。主人公に昔の銃を渡していたし、彼を戦士と認めたのでしょう。このことからプレデターは過去にも頻繁に地球に来ていたということが分かります。プレデター達は戦闘が趣味なようですから、弱い獲物に興味が有りません。妊婦や子供には興味が無いのです。ですからギャングの居る場所や修羅場に寄ってくるのです。映画ってそうやって勝手に色んなことを創造するのが面白い。「意味が分からないから面白くない」なんてのは勿体ない鑑賞法ですね。 
8点(2005-02-28 15:20:41)
105.  プレデター
役者にネームバリューが有るか無いかで作品のレベルを判断する人がいるのには唖然とする。この作品のタイトルも「シュワルツェネッガー/プレデター」となっています。なんで役者名がタイトルに入っているのだろう・・・。シュワちゃーん、シュワちゃーんですか、呆れるね。 この作品はテンポが異常なまでに早く、上映時間も短めです。これで退屈とか言ってる人は映画を見るべきではないでしょう。ベトナム戦争の映画に見られるようなジャングルの設定は、見えない敵を語る上ではうってつけの舞台です。人間(知性が高い猿)が鹿(知性の低い動物)を楽しんで殺す(狩り)のと同じように、プレデターは人間を刈狩って楽しみます。この妙味に気が付かない人が可哀想。遊び感覚でシュワをいたぶり、結局しっぺ返しを食らうところなどは、有る意味調子に乗りすぎている人間への警告かもね。 まぁ、ウルトラマン等の馬鹿ヒーローの戦闘ものが好きな人には納得がいかないバトルなのかも知れませんが・・・。 特殊効果も面白い。プレデターは明細光学のような技術を駆使して姿が見えにくくなりますが、あのミラーのような見せ方は確かにジャングルだと気が付きにくい。程良い見えにくさがgoodです。本当に何も見えなかったら面白くも何ともない。 プレデターの不細工な顔も気持ち悪いぐらいリアル。クリーチャーとCG(コンピューター処理)を上手く合わせて使っているのでリアリティーが有ります。 爆発シーンや銃撃シーンの迫力は凄まじい。CGが今ほど発達していない時代、下手にCGを使いまくっていないのが良いのかも知れない。 
8点(2005-02-28 14:53:46)
106.  エイリアン
シリーズの中で、一番エイリアンに恐ろしさを感じる。 スペース・ホラーとしての要素を全て兼ね備えていると言っても過言ではない。何と言ってもエイリアンのデザインが素晴らしいですね。エイリアンを最後まで明確に見せない手法による“見えない恐怖”の演出が素晴らしい。テンポが非常に良くって、どんどん話が進むのでアッと言う間に時間が過ぎます。 特撮も念入りに出来ていて、今見ても古さが無い。やはりクリーチャーやミニチュアを使って実際に撮影したものはリアリティーが有りますね。特殊効果としてはCGも必要不可欠かとは思いますが、昨今の作品に見られる“CGまみれ”な作品には味気なさを感じます。クリーチャー+ミニチュア+アニマトロニクス+CGが上手くまとまることにより初めて素晴らしい効果を発揮するんだと思います。  
7点(2005-02-28 14:13:21)
107.  エイリアン3
映像は緊迫感・迫力が上手く出ていると思う。暗すぎる感は有るが、ダークなイメージで重厚感が戻った。リドリー・スコット版のホラー的要素を上手く出せている。それだけに前作(キャメロン版)の不出来が惜しまれるところだ。1と3の間に子供っぽい作品が挟まれていることに違和感を感じる。 そろそろマンネリを感じて来る頃。今回がギリギリといった感じ。ラストが非常に美しいので、ここで終わっていれば一番よかったと思う。
7点(2005-02-28 14:01:32)
108.  ピースメーカー
ミミ・レダーが「ディプインパクト」の前に撮った作品だけあって、ニューヨークにツインタワーが残ってますね。女性がメガホンをとった作品ですが、感心するのは丁寧な作り込みです。女性特有の繊細さが伺え、シーンのつなぎもしっかりしています。特に人物を撮るに当たり、光の光源に気に遣っているので俳優が引き立つんです。アクションシーンも悪くないし、上手く緊迫感を出せていると思います。 ジョージ・クルーニーはいつも通りの??な演技なのですが、ニコール・キッドマンは良いですね。動きが大袈裟すぎていないし、台詞の無い場面での表情の作り方が上手い。彼女の能力には「ムーラン・ルージュ」でも驚かされたのですが(歌も上手い)、才能が有りますね。 テロリストを徹底的に悪とみなしていない点にも好感が持てる。悲しい裏側を見せることが(妻と娘の死)、人物の作り込みに深みを増すことになる。普通の人間でも“復讐の炎”に包まれると常軌を失った行動をとってしまう。 アメリカによるイラク攻撃後、現在も行われているアルカイダによるジハードを思い起こした。  ただ、犯人に同情してしまうようなことが有ってはならない。これ見よがしにアメリカばかり批判して満足している人間をよく見かけますが、この問題はそんな単純なものではないと思う。
7点(2005-02-28 13:30:18)(良:1票)
109.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
特殊効果によるアクションシーンが満載である。「旅の仲間」「二つの塔」を遥かに凌ぐ合戦シーンの物量には、ただただ驚嘆させられる筈だ。ただ、残念ながら全二作よりもチョットCG臭さが漂っているのも事実。特にペレンノール野の戦闘シーンが気になる。レゴラスがオリファントに飛び乗るシーンなどは違和感バリバリです。アングルマールの大王が乗ってる獣もイマイチかな・・・。ただ、その2つは“贅沢を言うと”というレベルです。最大の問題は死者の軍です。引きで撮った画が緑のゼリーみたいでショボ過ぎる。これは酷いな(怖さが全く無い)。本当に勿体ないなと思いました。 とは言え、3年連続.特殊効果証受賞というのは十分に頷けるものであり、作品全体の技術面に関しては最高レベルです(音楽・音響・メイク・美術・衣装・歌曲など)。 あと、何と言っても追加シーンが気になるところですが、サルマンの最後は絶対に必要なシーンですよね!そもそも無いのがおかしい。よく劇場番で削ったな!こんな編集は考えられないことです(これで編集賞とってるのが凄い)。あと、ファラミア&エオウィンのシーンも当然必要だし、アングルマール対ガンダルフも必要(アングルマールが奇形のオークに「ガンダルフが私が殺す」と言っていたので)、サウロンの口も棄てがたいし、オークに扮装したフロド&サムも欲しい(潜入に対する理由付け)。 全体的に効果的にシーンが追加されていると感じました。
6点(2005-02-18 11:27:36)
110.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
オークにも種類の変化を付けているというのは好感が持てる(モリアのオーク・ウルクハイ・ゴンドールのオーク)。トロルにも有るみたい(山のトロル・オルクハイ)。そういった細かい所にも演出が配慮されていることは非常に好ましく、戦闘シーンを飽きさせない為に講じられた効果的な手段であると思います。 「二つの塔」では豪快なセットの素晴らしさも目に付いた。エドラスの壮大なセットやヘルム渓谷の重厚感溢れる巨大セットは、フルCGで作られがちな最近の作品には無い迫力が思う存分堪能できます。 音響も素晴らしい。特にヘルム渓谷のシーンの重々しい雰囲気は“音”の効果が絶大であり、合戦シーンの質を最大限にまで押し上げている。最近のハリウッド大作といわれている「アレキサンダー(制作費200億円)」やキングアーサー等とは比べられない迫力である(映像センスが違う)。 ただ、チョット主人公達(アラゴルン+レゴラス+ギムリ)強すぎない? 暴れん坊将軍や水戸黄門のように敵をバタバタ殺しまくるし、ほぼ無傷なんだもん・・・。生と死の狭間的な緊張感は皆無だね。この作品の最大の弱点だと思う。 あと、忘れていけないのが何と言っても追加シーンの存在価値なのですが、全体的に不必要なシーンが多かったように思える。崖を降りるフロドとサムのシーンはいらない(エルフのロープはゴラムのクビを括るシーンにより存在が発揮されている)。エオウィンの不味いスープのシーンもいらない(緊迫感が崩れる+アラゴルンの年齢などどうでも良い)。ゴラムがレンバスを食べるシーンもいらない(食の好みの違いに対する演出は後のウサギのシーンで語られている)。エントの水のシーンも不必要(当面意味が無い)。メリー&ピピンのアイゼンガルド食料庫のシーンもいらない(王の帰還の冒頭のシーンだけで十分)。逆に削れるシーンの方が目に付くぐらいです(メリー&ピピン&エントのシーンは大幅に削るべき!)。 極端に言えば、セオデルの殉職+葬儀のシーンと、ボロミア・ファラミア・デネソールの絡みシーン。ヘルムから逃げたウルクハイが森に捕まるシーン・・・以外はいらないのでは!?と思う。マニアには堪らないのだろうが、客観的に見て帰って無駄が多くなったような気がする。
6点(2005-02-18 11:01:59)
111.  ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
ファンタジー的な世界観を違和感無くリアルに表現できた理由は、実写・ミニチュア・CGを上手く合成した結果によるものだろう。CG全盛の時代、「CASSHERN」のように馬鹿みたいにフルCGで作った作品には現実感など皆無なのである(CASSHERNを例に出したのは私が見た映画の中で一番特殊効果がダサイから)。 音楽をとって見ても最高だと思います。完全に映像と一体化しているし、歌曲(エンヤ)も最高レベルです。音響、撮影、メイク、美術に及ぶ技術面はダントツで史上最高といっても過言でないだろう。 ストーリーは単純極まりないものなのですが、古典・神話として見るのがルールだと思う。その割には世界観が非常に狭いのが気がかり。一部地域での揉め事的な感じがする(旅が徒歩であり、何ヶ月も旅をしているという表現が完全に不足している)。例えば、序盤にガンダルフがホビット村~ミナステリアに向かって更に引き返して来るのですが、遠い筈なのに全くそんな気がしない。これは明らかに演出の問題であり、これはその部分だけでなく全体的に一貫している。この作品の最大の弱点の一つだと思います。ただ、流石に原作が言語学者だけあって、エルフ語やドワーフ語などを駆使した表現は、作品に対して大きく広がりをもたらしている。 肝心の追加映像ですが、基本的に全て効果的に抜擢されていると感じた。冒頭のビルボの執筆シーンはその人物を掘り下げているし、ホビット村の紹介シーンも興味深く追加されている。ブヨの沼地のシーンも旅のボリュームをアップさせることに成功している。これは、雪山の追加シーンやロスロリアンのシーンにもにも言えることです。ガラドリエルの贈り物のシーンは絶対に必要ですね。 ただ、ボロミアの追加シーンはいらないかな・・・。彼は指輪に魅了されるが、本来は勇敢な紳士であるということはメリー&ピピンを命がけで守ったことから、追加シーンがなくても十分によく分かる。
6点(2005-02-18 11:01:31)
112.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
この3馬鹿トリオをどうにかして欲しい。
1点(2005-02-16 09:28:06)
113.  スパイダーマン2
CGキャラというのがバレバレなスパイダーマンが残念である。多額の制作費をかけているのだからもう少し違和感の無い完成度を期待したのですが、前作よりも“CG丸出し感”が目に付いた。特に電車のシーンがね・・・。 ただ、この作品の最も良い部分である“キャラの楽しさ”は相変わらず良い感じ。前回のグリーンゴブリンも良かったけど、今回のドック・オクはもっと面白いキャラである。ランニングシャツの小太りなオッサンにハイテクなアームが付いているというミスマッチがたまりません! 対スパイダーマンとのアクションシーンも構図的に面白い。 あと、細かい所でもチョットした笑いを入れているのが心憎い。特にピーターのパートにはコミカルなシーンが多々施されているので、アクションやドラマ(結構重い内容でもある)の合間のエンターテイメントとして気持ちよく見れる所は流石である。 既にこの作品は続編の制作が決定しているので、どのようにラストに持っていくのか楽しみである。当然、続編にかかる期待は大きくなると思うのですが、ニューヨークのビルを飛び回るシーン等には、少し“飽き”が来る頃です。そのあたりを続編でどういう風に工夫するのかが勝負だろう。
6点(2005-02-16 09:26:08)
114.  アンダーワールド(2003)
明らかにアノ作品を意識して作られているのが分かっちゃいます。黒を基調としたクールな衣装、銃撃戦時のカメラワーク、暗めの照明でまとめられた映像・・・。ダークで重々しい雰囲気は出せているのですが、ここまで演出が似通っていると、先に「マトリックス」(あ!言っちゃった)を見ている人にとっては楽しみも半減といった感じである(マトリックスの方がアクション&特撮のレベルが断然上なので・・・)。 そうなると、ストーリーやクリーチャー(メイク)などに変化(斬新感)を求めたくなるのですが、残念ながらあまり評価できるものでは無かった。 長々と書きましたが、端的に言えば“凡作”ということである。
4点(2005-02-16 08:50:24)
115.  ジャッカル
リチャード・ギアによる相変わらずの“お間抜け”演技が炸裂していて、有る意味興味深い作品になっている。見ていてこれほど退屈になる俳優も珍しい。 ブルース・ウイリスの悪役っぷりは悪くないのだが、果たして彼をキャスティングする意味が有るのだろうか? 彼を起用しておけば有る程度客が入るだろうと考えてのものだろうが、こういう浅ましい“商魂丸出し”の映画って本当に面白くないですよね。だって内容が“古臭い脚本”“幼稚臭いアクション&爆破シーン”でグダグダなんですもん。 最近の日本の映画もこんなのが多い。
2点(2005-02-16 08:37:17)
116.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
完結に至り、この作品の世界観の狭さを感じずにはいられなかった。確かに古代ヨーロッパが舞台なのは分かるけど、ミドルアース以外の国はどうなのだろう?アメリカや中国、ロシアにあたる国はないのだろうか?それとも彼らはメチャ原始的な生活をしているの?(サウロンの眼中に無い?)。西洋の内輪もめ程度の出来事なのだろうか!? 「英国(西欧)の文化のみ意識した物語だから良いんだ」という意見も有るようですが、その割には「全世界の危機」というような大袈裟な表現が成されている。その割には西洋のみの問題ですか? 言語学や伝統伝説を用いてリアルな物語を作ったという割には、ちょっと視野が狭いかなと思いました。 しかも旅が徒歩ですからね。原作では地域(ミドルアース)が広大である表現が成されているようだが、映画では本当に世界が狭く感じる。この“距離感”は大いに問題有りですね。 ストーリーにしても単純そのものなのですが、唯一興味を引いたのはフロドとサムの関係です。一見フロドはサムに比べて格上の印象を受けると思うが、中身はサムの方が屈強で精神的にも強い人物だということが、物語が進むにつれて浮き彫りになってくる。この人生の『皮肉』ともいうべき現実は実際の社会生活にもよく起こりうることである。生々しく正直に表現されている点には好感が持てる。 ただ、脚本に関しては何の妙味も無い。原作をダラダラと語っているにすぎない。 キャスティングもイマイチで、同じような顔した俳優ばかり選んで頂いたお陰でキャラクターが立っていない(アラゴルン・ファラミア・ボロミア? メリー・ピピン?)。 アカデミー作品賞ですか・・・。作品賞以外の部門はハイレベルな仕上がりなのでオスカーの獲得には納得が出来るのですが(撮影・特殊効果・音楽・音響・主題歌・などの技術面)、チョットこのストーリーではね・・・。そう言えばこの前、日本人のアカデミー会員の頭の悪そうなオバハンが「日本人として絶対に渡辺謙に投票して貢献する」と言っているのを見た。今回この作品が、作品賞獲っやうことも分かるような気がした。
5点(2005-01-31 18:56:00)
117.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 
古代ヨーロッパの戦闘を意識した大群同士の激突、壮絶なバトルは息を呑む迫力。壮大な世界観を醸し出した映像も美しい。 服飾、装飾も細部に心配りが行き届いている。 音響・音楽ともに文句なしの素晴らしさ! CGを駆使したデジタル技術も丁寧に作られていて違和感無く物語に溶け込んでいる(特にゴラムは凄い!)。作品に対する監督の思い入れ(愛情)が非常によく伝わってくる。 何と言っても3部作を一気に(1年半)で撮影したのは超大正解ですね。大幅な制作費の節約になったと思うし(3億円チョイのようだが、バラ撮りだと軽く5億はいってるね。)、作品全体のトーンが一つのシリーズとして一定なのが良い。他のハリウッド作品(ハリーポッター・マトリックス・ターミネーターなど)のように撮っては1年空け、撮っては1年空け・・・では作品の統一感以前に役者が変わる可能性が出てくる。そうなったら最悪である。監督が代わるなんてことになったら終わりである。そういう意味でこのシリーズ作品は非常にハイレベルなものだと感じます。 ただ、肝心の物語は演出に深みが無くて幼稚くさい。例1)キン肉マンのように簡単に復活するガンダルフ。例2)大勢の敵をバッタバッタと切り捨てる暴れん坊将軍のようなアラゴルン達。例3)ピンチになって土壇場で援軍が駆け付けるという単純極まりない脚本。あまりにも型にはまり過ぎたストーリーの出来が残念で仕方ない。 
5点(2005-01-31 18:18:17)
118.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
この作品は世界的に超有名な作品ですが、今回の映画化により日本でも十分に浸透しました。この物語は言語学者であるトールキン渾身の歴史大作です。言語学から見た見解やヨーロッパ各地に残る神話を元にすることにより、人が記憶している時代(ローマ時代?)よりも前の太古の時代の物語を独自に解釈し、リアルに再現しようとしたものである。本人はファンタジーとしての位置づけで作ったつもりは毛頭無いようだ。 ただ、本人はそういう意気込みであったようだが、客観的に見てみればコレは明らかにファンタジーである。子供向けとまでは言わないが。ザックリ見るととても単純なストーリーなのである。仲間を集めて旅に出る→敵キャラを倒して先に進む→途中のエルフの町で情報・アイテムを入手→洞窟での死闘→新たな町で武器をゲット→炎に包まれた大ボス登場→3つに分かれてのパーティープレイ→つづく・・・。物語が作られた経緯を知らない人にドラクエと言われても仕方ないような気がします。 何故これで子供向けでは無いかと言うと、中世のヨーロッパの戦国の様相や王族のしがらみなどが物語られているところ&結構バシバシ殺しまくるところ&CG技術や音楽を駆使することにより、ミドルアースの世界観がが現実味たっぷりに描かれているからではないだろうか。特に音響効果は素晴らしい出来栄えで、リアルに物語を堪能できます。監督&スタッフの作品に対する作り込みの細かさが非常に凝っているのがこの映画の強みであると思います。 原作の全てを語って欲しいと望んでいる貪欲な人が多々いるようだが、それやっちゃうと4時間かるく越えちゃうよ。劇場版はこれでも長いぐらいだ。マニアばかりが映画館に通う訳ではないということが分からないのだろうか・・・。昔の映画のように休憩を入れて4時間なんてことにならなくて本当に良かった。マニアはSEE版を見れば良いんだからね。 あと、更にマニアは翻訳(戸田)にもオカンムリのようだが、大きく意味が違わない限りは気にすることは毛頭ないのである。
5点(2005-01-31 17:56:04)
119.  ヴァン・ヘルシング
前作はミイラ男で(ハムナプトラ「THE MUMMY」)、今回はドラキュラ&オオカミ男&フランケンの怪物ですか・・・、ホントにソマーズ監督はモンスターが好きなんですね。でも、ここまで来れば次回作では半漁人やオペラ座の怪人などのユニバーサルモンスターを総出演させて欲しいものです。 相変わらずの子供っぽい脚本なのですが、「ハムナプトラ」同様に万人に楽しめる作りになっているので(ホラーだが、グロテスクな部分はあえて避けている)エンターテイメントとしては優秀なのではないか。 特殊効果にしても非常に力が入った作りになっていて、工夫と時間をかけて作っているのがよく分かる。ただ、ひとつ不満なのは、ドラキュラの子供達にリアリティーを感じない所です。数も多すぎて鬱陶しいです。せっかくモーションキャプチャーを駆使してドラキュラの花嫁などをリアルに創っているのに(顔の部分〈実写〉と体の部分〈CG〉を合成する技術)、子供達は妙にオモチャっぽくて残念である。 ストーリーやキャラクターの設定に関しては細かいことを言うべき作品でないようです。
4点(2005-01-21 13:34:43)
120.  オクトパス
これは勘弁してくださいよ! ワザとB級に作って、見る側を馬鹿にしようとしているとしか思えません。 まず、キャストが“有名ハリウッド俳優にソックリなだけ”の大根役者ばかりじゃないか!(笑わそうとしても笑わんぞ!)。 更にあの潜水艦の模型には笑った。タミヤのプラモデルか! 過去の大作(タイタニックやポセイドン等)をマネしたシーンが連発するが、これは決してオマージュなどという上品なものではなく、ただのパクリである。 生け捕りにしてくれれば、高値で大阪に輸出できたのにね。
1点(2004-11-07 16:09:12)
060.77%
110813.79%
210913.92%
38711.11%
4688.68%
511614.81%
610913.92%
711214.30%
8364.60%
9192.43%
10131.66%

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