Menu
 > レビュワー
 > 果月 さんの口コミ一覧。7ページ目
果月さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 158
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12345678
投稿日付順12345678
変更日付順12345678
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
地上派にて初観賞。ゾンビが出てくる(正確にはゾンビじゃないけど)と聞いていたので感染者が出てきてもがっかり感はなかった(知らなかったら絶対した;)陽が沈んだ後の世界の無気味さ。暗闇の廃虚内と立っているだけの異形の存在は本当に恐ろしかった。主人公の孤独と他の人間に会えても素直に喜べない複雑さが、すごく伝わってきて胸が痛かった。あんなに体温、心拍数高いんじゃ感染者の寿命は10年程ではないか?生殖能力はないだろうから、上手く隠れてれば感染者は絶滅する。血清は新たな感染者を生まない為の予防薬。と観賞しながら思ってたら感染者に対して「救えるんだ!」の言葉。あんな細胞変化を遂げてるのに元に戻れるかな?効いたとしても脳や身体機能に障害は残るのではないか?多くの方のご指摘どおり、前半と後半のストーリー展開の落差に「?」となる。このレビューで結末が差し替えられたと知って納得。銃や医療器具の出てくるハリウッド映画は、武器製造会社や製薬企業が協力している可能性が高いので、この映画もそこからクレームがきたのだろうな~銃は「怪物を倒す正義の道具」じゃないと都合が悪い訳だ。「心」のあるものを「撃つ」のでは困るのよね。ここに「ハリウッド映画が駄目になった」構図を感じる。北野武がハリウッドで映画撮っている時「映画のえの字も分からないような奴らがずっと監視してて口出ししてくる。まともに映画が撮れねえんだよ」とぼやいていた。この映画も、映画に愛情のない企業の宣伝CMぐらいにしか思ってない人達にレベル下げられた可哀想な映画な気がする;そういう裏事情にも胸が痛くなる映画でござった;ウィル・スミスは演技力あると思うんだけど、脚本に恵まれてないかも?(差し替えられるから?;)ヨーロッパ系の映画に出てみてもいいんじゃないかな~?おもしろいかも、とちょっと思った。
[地上波(吹替)] 5点(2010-04-20 08:50:00)
122.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
鏡を題材にした他のホラー映画を観ていたので、これにも興味が沸いて観賞しました。「24」シリーズは知らないのでイメージ固定はなし。予備知識もなし。初めは火事で亡くなった方の亡霊の仕業かと思ってドキドキしてました。「あの名前の人が放火の真犯人?」なんて予測していたら精神病院の患者の少女。わ、悪い予感がするぞ…;すると「やっぱり」な展開に;あの鏡に映った黒焦げの亡霊はなんだったの?炎の幻覚が見えたのは?主人公が精神不安定なのは「信じてもらえず孤立無援で闘う」って伏線であるべきなのに、妻が信じた時点でそれにも意味無くなってるし;「家族を守る為」「すべて悪魔の仕業」とよくある辻褄合わせ(言い訳)の内容になってくる;修道院に訪れ、同行を拒否された時に「おお、一人で闘うのね!どうするんだろ?」ちょっと期待。が、銃を突き付けて無理矢理連行。思わず「あんたね~;」と突っ込む;結局「ご家族を守る為です」って椅子に座るなら、最初から自らの意志で修道院出た事にしてもよかったのでは?ラストのオチは結構怖かったけど「人を犠牲にしたむくいを受けた」という含みなのかな~?面白くはあるので、ハリウッド的ホラー映画を初観賞するにはいいかもしれません。それにしても、ハリウッドホラーには「美女はバスルームで殺され(襲われ)なければならない」って決まりでもあるのかな?エロ要素の為?;B級では無く、高いクオリティ目指して作るなら、まずはそのへんのマニュアル捨てるとこから始めた方がいい気がします;
[DVD(吹替)] 5点(2010-02-02 09:18:26)(良:1票)
123.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 
これ、最後のオチが思い付かなかったんじゃ…;アンジとブラピという二大(荷大?;)スターを扱いきれなかった雰囲気が無きにしもあらず…;『組織に死んだと思わせておいて、実は計算で二人は新しい場所で再会する』なんてよくあるオチじゃ駄目だ!では、どうする…?分からん…よし、観客に委ねよう!みたいなノリで;スミス夫妻のキャラクター設定と会話の妙は楽しかったです。二人の感情的要素も良かった。お皿は豪華なのに肝心の料理が今いち。「目で楽しませて頂きました」ディナーを食べた気分です;悪くはないんだけどね;ギャグ要素が盛り込んであったんだから、そっち系弾けたラストでも良かったよーな。『二人は各自のボスに直談判しに行く。数々の障害を乗り越えてボスのところにたどりつくと、スミス夫妻は同じ場所に着いていた。実はボス同士も夫婦だったのだ!スミス夫妻の前で夫婦喧嘩始めるボス同士。呆れて立ち去るスミス夫妻』こういうバカくさい終わり方とかどうですかね~?駄目ですか?そうですか駄目ですか…;
[地上波(吹替)] 5点(2010-02-01 11:26:08)
124.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
観賞時に「キラが出現して犯罪が減少」という子供の発想に頭を合わせねばならないので-3点から始まる;予備知識0で前編を観た時、後編の予告「第二のキラ現る!」で胸が踊る。「キラVSキラVSエル」の三つ巴か!?期待して観たら…共犯かい~!;デスノートVSデスノートって展開を期待してたのに…またも期待撃沈で-2点;映画で一番評価したいのは日本警察。原作の日本警察の無能ぶりは大罪ものだ。Lが真相にたどりついていたのに「身内意識」で邪魔してLを死なせた(その後の4年間で何万人キラに殺されたのか…)「キラが正義の暗黒時代」を防いだだけでもえらい。息子がノートに自分の名前を書くのを見た時の夜神パパの心境は察するに余りある。パパのお言葉「正義を追求」は肝に命じておかなければ。「何が正義か」を常に「考える」事が大切なのである。人間も世界も日々変化していく。昨日の正義が今日も正義とは限らない。「これが正義」と決めた時点で間違いも他も変化も許さない「独裁」になってしまう。真相を発表しないのは「死神」という人間では裁けないものが関与しているからだろう。ある意味、キラ月はノートによって作られた「別人格」と言えるのだから(ノートのない月は良い子だった)世界観に合わせた頭で観賞すると、いろいろ裏読み出来たりテーマも伝わってきておもしろかった。でも、原作を反映させようとしたところが中途半端になってた気がする。主な登場人物だけ同じにして、映画版の完全オリジナルストーリーにした方がもっとおもしろかったんじゃないかな~?
[DVD(邦画)] 5点(2009-11-26 16:26:15)
125.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
この話の元凶は医者の旦那ですな。患者に猥褻行為をしたばかりか、バレると妻も産まれてくる子供も置いて自分だけに楽になりやがって。(それと実名を暴露したマスコミか;)ペイトンも被害者。(かといって逆恨みは駄目だ)レベルは低いがセクハラ医者に合った事があるので、訴えを起こしたクレアの勇気は賞賛する。彼女に続いて他の女性が何人も声をあげたので、えん罪ではないと思う。後押しした彼女の旦那も私的には評価が高い。最後まで浮気しなかったし。感情の描き方もストーリー運びも秀逸だが、私にはどうも納得出来ない;結局最後は「邪魔者を殺してハッピーエンド」になっているから。ソロモンと分り合う場面を描いて誤魔化しているのも嫌だった。観賞者を納得させる為に、ソロモンをいびったり、関係ないクレアの友人を殺させて「ペイトンを殺してもいい理由」を作っていたのも…;「ペイトンが医者の妻だと分かってから」の展開に期待して観賞していたけど、アマゾネス対決になってがっくり。レベルダウンを感じた。それまで心理戦だったのに、どうしていきなり格闘戦になるの~;それも、ペイトンが途中で殴るの止めたりして不自然だし~;ペイトンの素性発覚後の展開として「世論の同情を利用してクレアにプレッシャーをかける」「子供に手を出すふりをして不安にさせる」などで心理戦を貫いて欲しかった。「自分は狙われている」と分かってからの方が恐かったりするし。なんにしてもあのラストは「自分達だけ良ければいいのよ~」というアメリカらしい発想が透けてみえた気がする。「狂気」「憎しみ」「家族の愛情」を描いていても「悲しみ」「本当の強さ」が描ききれていないように感じました。役者さんが良かっただけに残念です。
[DVD(字幕)] 5点(2009-10-21 15:44:49)
126.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
私的にはエヴァは「歪んだ社会と狂った大人に壊されていく子供達のお話」という解釈。ゼーレとか補完計画などは「歪んだ社会」「狂った大人」を構築する演出だと思っているので謎が解明されなくても別に気にならない。大きさの違いはあれど、生きていく過程で「子供の自分」が壊れる(壊される)のは誰もが経験する通過儀礼。「壊される子供」の進む道や救いの何かがエヴァの物語の中で示されるかもしれない、と感じたからあんなにブームになったのでは?が、旧エヴァは「壊された子供」はそのままで終わった。制作側が「進む道や救い方が分からなかった」か「これが救いです、と安易に示したくなかった」か、だと推察する。しかし、それでは物語の中の「子供を壊す狂った大人」と同じです。制作側はあくまで制作者で「登場人物」になってはならない。「制作して世に出す」意味が無い(自分のブログでもやればいい)何より子供をバカにしている。子供は残酷でしたたかな面がある。歪んだ社会と折り合いをつけて上手くやっていけたり、時には大人を食い殺す事だって出来る。または「すべてを破壊する」事も。新エヴァは制作側がどの視点から物語を描けるか、で変わると思う。旧エヴァと同じように「狂った大人」の視点からしか描けない「決して大人にも世界にも牙を向けない子供」の物語であるなら、凡作になる可能性がある。う~ん…この「序」を観た限りではなんとも言えない。あんまり期待せずに次回を待ちたいと思う。「序・破・Q」は能を意識しているのでしょうか?
[地上波(邦画)] 5点(2009-07-08 11:50:46)
127.  CASSHERN 《ネタバレ》 
私はアニメ「キャシャーン」の大ファンです。だから観た時の「ハートブレイク衝撃」はかなり大きかった;(アニメ「キャシャーン」より、エヴァの方が近い気がする;)この映画は「キャシャーン」である必要はまったくなかった。むしろ足引っぱっていたと思う。宣伝はアニメ「キャシャーン」のイメージを意識して流していたから駄目。その方向で期待した人が多いのではないか?内容はアニメ「キャシャーン」とはまったく違う。孤独に戦う主人公を通して見る世界ではなく、様々な人々の苦しみと葛藤と欲望が渦巻く話であった。完璧な反戦映画であり、その部類の映画としては一級であると思う。渾沌とした独自の世界観、人間の醜さやむなしさ、狂気と不寛容さ、そして救いを描いていて素晴らしい。俳優の演技も良かった。だからこそ真っ向勝負して欲しかった。アニメ「キャシャーン」を意識した部分はすべて不要だったと思う。せめて「キャシャーン」をオマージュみたいな扱いにしてくれてたらな~;主人公にあそこで「キャシャーン」を名乗らせる意味はなかったし、変なコスチュームも、ロボット軍団と戦うシーンも無用だった。妙にアニメを意識して浮いているように感じた;初監督だから「原作」がないとGOサインが出なかったかもしれないけど、マジで「キャシャーン」使うの止めてくれ~と思った;私、このレビューで何回「キャシャーン」って言ってますかね?(^^;)本当に好きなんだよ~;その点だけ恨むぜ監督ぅぅ~だから、この点数です;ごめんなさい;(ちょっと思ったけど、R-12指定ぐらいにすべきじゃないかな?実験のシーンとか結構気持ち悪い;)
[映画館(邦画)] 5点(2009-06-13 16:36:29)
128.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 
期待せずに観ました。「反政府組織の美しき女性暗殺者の自由と真実を求めた戦いを、スタイリシュにラブストーリーで味付けして軽めに仕上げました」みたいな物語でしょうか?刺客イーオンの美しさと未来都市の幻想的なデザインは素晴らしかったと思う。どこかはかない都市の浮遊感は「クローン人間の都市」という虚像的存在感と合っていた。ただ、不思議な武器やアイテムがでてきても、どんなに未来になっても人を殺す道具は銃かい!そこが残念でならん;あのデザインと不思議な反組織の密会などで幻想的な世界に浸りそうになっても、結局ドンパチ;ああ~世界感ぶち壊し~;もうちょっとなんとかして欲しかった;庭の防御システムがあんなんだったのに「侵入者」探しで機関銃とかだしてくるのは何故?「身体を瞬間冷凍させる針」ぐらいだしてこれなかったのだろうか…;せめて銃のデザインは変えて;(予算不足ですか?;)それなら話に密度がなくとも「世界に浸らせてくれた」ってとこで印象は良かった筈;スタイリシュに設定したんなら「闘い」もスタイリッシュにすべき。そこだけどろ臭くしてど~するのです~;「一度きりの人生を大切に」というテーマも、イーオンがバンバン敵を殺しまっくたり、市民を巻き添えにしても平然としているあたり、伝わってくるものが薄い…;あんさん、妹殺されて深い絶望味わったんじゃないんかい?;クローン人間なら殺しまくってもいいとでも?(その人が死ぬ事に変わり無いのに…)と言いたくなった;むしろ命を軽く感じさせる内容だったのでは?クローン人間に対して誤解をうみそうで怖いです;いろんな意味で「中途半端」な印象を受ける映画でした。シャーリーズ・セロンのプロモーションビデオだったのだろうか?だとすれば成功だったと思います。物語には関係ないのですが、弟グッドチャイルドが「俳優の北●一輝氏にちょっと似ているかも?」思ったのは私だけでしょうか?;すみません;
[DVD(吹替)] 5点(2009-01-27 15:04:47)
129.  薔薇の素顔 《ネタバレ》 
レンタル屋さんで他の映画を探している時、偶然見つけてキャスティングがおもしろそうだったんで興味本位で借りてしまい、うっかり観賞(失言;)まったく予備知識なし、期待なし、で観ましたので、いろんな意味で びっくり、どっきりさせられました;冒頭で「サイコ系か?」と思いきやジェーンが出て来て「謎の美女とのサスペンス?」二人の濃密な関係が築かれて「エロティック系?」などなど…;ジェーンの男装を暴かれるまで気付かなかったまぬけな私;気を入れて観てなかったからでしょうか?おかげで「ラストのどんでん返しにびっくり気分」を味わえました;これがなかったらもう少し低い点数だったかも;でも、話の方向性はもう少ししぼって欲しかったかな? ジェーンの「愛人」との落差は大きいですが、これは監督の力量の違いかと思いました。
[DVD(吹替)] 5点(2009-01-08 11:06:43)(笑:1票)
130.  ミスト 《ネタバレ》 
う~ん;前評判に期待して観たせいか、この点数になってしまいました。モンスターパニックではなく、集団心理の怖さを描いた作品というのではもっと高得点でもいいかな、と思うのですが設定がゾンビシリーズといっしょのような気がして;ラストも弾が4発ってところ「まさか、こうなるんじゃないよね;」と予想したラストになったのも残念;集団心理の怖さを描く映画なら「霧の中の何か」はもっと隠すべきだったように思います。触手が出てきた時点でかなりテンション下がりました;キングによく出てくる「狂信者」もお約束のように出てくるし;この集団狂信心理は、進化論ではなく「神の人類創造説」を信じる人が4割ちかくいるアメリカならばこそですね。「教祖」がいなければ、弁護士のようなエリート派、体育会系派、良心派、烏合の衆、に分かれたんだろうな~と思いました(主人公が出て行った後はそうなって殺し合いが起きたような気がする)ラストの主人公達の行動は「人は敵がいなけりゃ生きるパワーが沸かない」って事か、と解釈しました。スーパーにいた時は「こんなところで死にたくない」とか「こいつらに殺されたくない」という信念で生きてやる、というパワーがあったけど、そこを出て絶望的な状況を見せられ、生きる信念を見出せなくなったんではないだろうか。スーパーの狂信者達も同じで「目の前にいる理解できる敵」が必要だったのでしょう。また、父親の最後の行動も「他人の命を背負う重さ」に堪えられなくなったのではないか、と思いました。最後に残ったメンバーは皆、父親を頼り切っている人ばかり。女、子供、老人。無意識に逃れたかったからこそ、集団自殺という最悪の道を選んでしまった。もし、成人男性が一人でもいれば、違った選択をしていたと思います。ラストに皆が見放した女性が子供二人と無事救助されている姿が印象的。結局、彼女の「みんな地獄に落ちればいい」の言葉通りになった訳です。
[DVD(吹替)] 5点(2009-01-04 13:45:54)
131.  映画 聲の形
鑑賞後に違和感を覚えていましたが、何に対してなのかよく分かりませんでした。他の方のレビューでそれが「社会の問題なのに個々の問題であるかのようなすり替え」をされているような印象のせいではないか、と思いました。いつでしたが障害を持った方が「私は感動製造機ではない」と訴えていたのを思い出しました。社会の問題を「自己責任論」にすり替えて美しいオブラートに包んで誤魔化されたような違和感だったのかもしれません。
[地上波(邦画)] 4点(2020-08-01 18:43:07)(良:1票)
132.  オール・ユー・ニード・イズ・キル
「ギタイ」は「もののけ姫」のタタリ神からヒント得たっぽい。原作は日本のライトノベルらしいし…(日本好き?;)
[地上波(吹替)] 4点(2016-09-02 23:41:44)
133.  パラダイス・キス 《ネタバレ》 
画像はとにかく美しい。色使いも画面の映り具合もどの場面もポストカードになるような美しさ。これは「ファション雑誌」映画だね。写真は美しいが毎月、毎週、発売されて消費されて心に何も残らない。北川ちゃんも向井君も好きだが、この時はまだ演技が下手だったんだな~さすがに写真の写り具合は玄人だが、動きが良くない。卒業ショーでのウォーキングが下手なので、拍手喝采は苦笑いでした;(優勝した子のフォーキングはさすがだった)脚本というか台詞がよくないんだよな~原作は少女マンガだそうですが、台詞をそのまま使っているのでしょうか?映画にするなら映画なりの方向性があってしかるべきだと思うのですが…少女漫画は嫌いではないが、幼稚なのはご勘弁; まあ、可愛い話ではあるのでけなす気にはなれないが、褒めるところは「画像が綺麗」ぐらいかな~;(映画でなくてもいいじゃん;)
[地上波(邦画)] 4点(2013-06-02 17:12:16)
134.  GANTZ:PERFECT ANSWER 《ネタバレ》 
「愛する人の為」「国の為」という合言葉はいつでも殺戮と破壊を正当化する常套手段。鈴木さんが妻を復活させず加藤を選んだのは「破壊」によって得た力で妻を復活させる事に無意識のためらいがあったからではないか?星人も仲間を殺されたから復讐してくるだけ。憎しみと悲しみが産む「負のスパイラル」がそこにある。「これが悪」と決めつけなかったのは評価したいが、ラストがいただけない。ガンツは否定されるべきである。根源は「生き返る」というニンジンを皆の前にぶら下げたガンツのルールにあるからだ。それに乗るのはおかしい。加藤の「もうやめよう」だけが負のスパイラルから抜け出せる方法なのに。「また殺戮と破壊が繰り返される暗示」ともとれるが、ならばガンツは冷徹に徹するべき。「ありがとう」とか言わせちゃダメよ。やっぱり「邦画」の限界だな~と思った。理不尽な世界に巻き込まれた時、その中で必死になるが決してその世界に反逆しない。一方ハリウッド映画では大半が「その世界を崩壊させて」終わる。従僕根性のある日本人と「俺様キング」な米国人との違いだろうか?(ファンではないが)白黒つけずに世界の矛盾を描き出した深作監督は稀有な存在だったんだな~と改めて思った。さすが戦争経験者だ。重みが違う。「アクションは進化しているがテーマ性が退化している」と感じる今の映画を見たような気がする。
[地上波(邦画)] 4点(2012-04-28 19:08:26)
135.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 
誰もが知っている星座の神話。お話は知っているので映像や演出を楽しみに鑑賞。神だの人間だのまともに考えてはいけないストーリー展開は覚悟してました;でもなんだろう?何というか神秘性が物足りない…(元映画の方があった)主役が泥くさいから?鑑賞時に母がヒロインを見て「叶姉妹に似てない?」と言ったから?う~ん理由は分からない。映像は面白くて、最後のクラーケンは迫力がありました。映画で観たらすごかったんだろうな~アンドロメダ姫はもっと透明感のある乙女にして欲しかった;生贄になるという処女性が感じられんのよ;最後に叶姉妹を選ぶ主人公に納得してしまったではないか;
[地上波(吹替)] 4点(2012-04-23 22:44:32)
136.  地球が静止する日
ここでリメイク版という事を知りました。どうりでなあ~;オリジナルは評価が高いみたいですね。他のリメイクもそうなんですが、どうして過去の名作を今作ると下がってしまう事が多いんだろう?昔は今より「映画」は「芸術」として創られていたのかな~。今って映画に「娯楽性」を求める事が多くなってきて、創る側もそれを意識した作り方をしている。「観客を飽きさせない為に」とか「流行をとりいれる」とか。受け入れやすく作ることは大切だけど、あまりやりすぎると「媚」になってしまう。昔は「テーマ性」が需要だったからそれを重視して作られているのかも。それを今の映画人がやろうとしても、創り方がわからないのかもしれない。これって結構深刻な問題なんじゃないだろうか? 不思議なのはラストですね。ほかのレビューさんも指摘されていましたが「地球が静止」した方が希望を感じるという…この部分を制作側がテーマとして絞っていれば良作になりえたかも…(いや、どうかな?分かんないか;)
[地上波(吹替)] 4点(2011-06-19 22:48:03)
137.  ジャンパー
テレビシリーズまとめたやつかと勘違いして「それならこのハショリ具合も仕方ないか」って思ってたけど違うみたいで…;(続き物でしたか;)脚本雑すぎ…?;人は人との出会いや関係の中で成長していく。その場限りの人間関係しか持てない主人公が未熟なのは逆にリアル。まともに働いた事さえないだろうしな~あくまで「普通の人間」なのは良かったが、その孤独感がもう少し欲しかった。パラディンの暗殺はどう考えても許されない。ジャンプ能力で殺し屋でもやっているならともかく、ケチな泥棒に対し「死」の制裁とは…しかも家族を含む関係者まで殺している。正義きどりな分悪質。明らかに狂信者「カルト教集団」である。「少数の異端を認めない多数派の虐殺行動」VS「少数派のアイデンティティ」の戦い、とみれば深いテーマがあるかもしれない。(パラディンは過激なキリスト教徒とダブるところがある。中世からってのも含みを感じる)個人的には「ジャンプ能力を使ってスリルを求めるうちに、大泥棒になって世界中のあらゆる美術品を盗む怪盗になった(盗んだ後はすぐ返す)その怪盗を追う警部との心理戦、頭脳戦」って設定で観たかったかも(ルパンと銭形警部みたいな。最初の銀行の時にちょっと期待したのよ;)
[地上波(吹替)] 4点(2011-03-31 10:44:18)
138.  エスター 《ネタバレ》 
甘かった…エスターが母親を一人占めする為、他の子供に危害を加える話かと思ってた。靴の中にガラスの破片いれるとか飲物に洗剤混ぜるとか…なので、いきなりの殺害シーンに度胆を抜かれる。恐怖で子供を支配したり狡猾に動いたり、万力シーンでは背筋が寒くなった。セクシャル要素があるので「性的虐待の過去でもあるの?」書類偽造では「操っている大人でもいるの?」と思ってたらまさかの真実。疑問が氷解。どうりで母親でなく父親の気を惹こうとした訳だ。化粧をおとす場面はグロテスク度200%;ここまでは高評価でしたがラストで急下降;優しい妹に銃を撃たせたり母親が人を殺すのを目撃させるのは駄目だろ。別エンディングの方が納得出来る。「悪は人を殺すが善は殺さない」という芯が通るから。が、敵には死の報復を与えねば気がすまないのが米国流なのか?;(トンキン湾然り…9.11然り…)相手の「死」によって安心を得ようとする。観客にウケるエンディングにするのが今の映画事情なの?映画は芸術ではなく娯楽になったから?別エンディングをDVDに入れるのは制作側の意地?私は現場から消えたエスターが別の孤児院でにっこり笑っているエンディングかと考えてました。すごく後味悪いな~;
[DVD(字幕)] 4点(2010-09-09 11:46:24)
139.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 《ネタバレ》 
原作は未読なうえに「1」も「2」も観ていない私にこの映画を語る資格があるのか?;疑問ですが、純粋に「3」だけの感想をちょっと…;これまでのお話は冒頭で説明してくれたので、大体分かりました。 設定は世界規模でちょっとびっくり。日本の中の犯罪的規模かと思っていたので。が、日本でちょこまかやってるだけに見えちゃった;安っぽいとは思うが「独裁者、独裁国家の風刺」と考えればアリかもしれない『独裁者も独裁国家も求めて作り出すのは市民である。一度作り出してしまうと消すのは容易でない』という警告を感じた。独裁者を作り出す芽は大体幼少期に植え付けられる。だから、子供の「聞こえない悲鳴」に気づく必要がある。彼の心の傷の発端は、確かめずに「万引き犯」と決めつけた大人(おばちゃん)である。子供は大人の真似をするので同調した。大人が示した「正義」を否定出来る「力」を子供はもたない。少年犯罪が起きると、一斉に大人社会は叩きまくるが、昨年、日本で67人の幼児が虐待死されたことへの対策の声は上がらない(6日に一人は子供が大人に殺されているのに)親のせいにして終わりである。守ってくれる親をもたない子供は壊れていくしかないという訳だ。わりを食うのはいつも弱者である子供たちだ。社会は大人が作るもの。社会の歪みは大人の心の歪みである。今の世界は歪んでいる。『歪んだ大人に同調するな、同じ弱者同士で傷つけ合うな。でなければ、世界はますます歪んでいく』そういう含みがあるようにも感じた。あくまで「3」を見ただけの感想ですが…それでも、原作を汲みつつ、映画なりの『形』を作りあげるべきだったと思う。原作並に丁寧に描けないことは分かってるんだし。私はCGのレベルは気にしないが、脚本の安っぽさはちょっと…;
[地上波(邦画)] 4点(2010-09-01 11:45:27)
140.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 
この映画が公開される前、やたらテレビで宣伝してました。特別番組まで組まれて「最新のSFX」なんか紹介されてました。当時、子供だった私は「こんなに宣伝するなら、すごい映画なんだろうな~」と思いました。数年後にテレビで放送された時は期待に胸を弾ませて観賞。が、「…え…こ、こんな薄い内容なの…?;」しばし呆然…深いメッセージを感じ取れない私が悪いのか?なんて考えたりもしました;思えば、この頃からではないでしょうか?『つまらない映画でも、前宣伝を豪快にやっておけば、話題性である程度の動員数は確保出来る』という戦略に映画業界が染まり初めたのは…;(今はネット情報があるけど;)それにしても、いくら美女だからって「宇宙からの物体」に対して欲望もちますかね?人間じゃないし、どんなウィルスもっているか分からないんだよ?(エイズどころじゃないだろう!)気持ち悪くないの?;フェロモンでフラフラ~となっちゃうのかな?;「性欲ありき」という観点であると考えれば、エロよりポルノ要素が強いのかもしれません;
[地上波(吹替)] 4点(2010-07-28 10:45:52)
021.27%
121.27%
242.53%
353.16%
4159.49%
52616.46%
62515.82%
74327.22%
82616.46%
9106.33%
1000.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS