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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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121.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
ジェームズ・マンゴールドによる「ウォーク・ザ・ライン」「17歳のカルテ」「アイデンティティー」に並ぶ傑作。  今後もマンゴールドの最高傑作の1つとして語られる作品だと思う。   「決断の3時10分」のリメイク。  前作を遥かに上回るメリハリとテンポの良さ、充実したガンファイト。  静かな前作も良かったけど、本作は娯楽にもドラマにも力が入った充実振り。  冒頭のシーンや仲間が集う場面もよりドラマティックとなり、鉱山での銃撃戦はかなりの見応え。  主人公が孤独な戦いに追い込まれていくシーンも説得力が増した。   ラッセル・クロウの二面性と葛藤を強く感じられる演技、  クリスチャン・ベールの素晴らしいチンピラ振り。  この二人が立場を超えた絆を結ぶやりとりは面白い。  何より二人共良い髭面!   ベン・フォスターの冷酷さ、  ピーター・フォンダの渋みのある演技も見事。   ただラストは意見が分かれると思う。  前作とあまりに違う顛末だが、主人公が最後まで孤独と向き合い、自分の正義を貫いたのは良かったと思う。  そんな映画。   世間的にも世界的にもリメイク版の評価の方が上のようだ。俺はどちらも好きだぜ。
[DVD(字幕)] 9点(2014-09-14 08:01:20)
122.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生
え?これフィンチャーなの?ってくらい丸くなったねフィンチャー。  F・スコット・フィッツジェラルドの短編の映画化で1991年から転がり続けてきた企画をデヴィッド・フィンチャーが手掛けた作品。  「ゾディアック」あたりからちょっと丸みが出てきたかなーなんて思ってたけど、「セブン」の頃を思うと鋭さは無くなったけど落ち着きというか、作品に余裕が出て来たと思う。  以前は短時間にありったけの情報をブッ込む感じだったけど、今は少し長くして情報を飲み込みやすくしたというか。 この映画は彼の作品の中でもっとも優しい部類には入るだろうね。  生まれた瞬間から80歳の老体。見た目こそ老いた姿だが、肉体年齢は赤ん坊そのもの。 年月が経つにつれて彼は若返り、普通の人間が歳を重ねるように生をまっとうしていく。  ブラッド・ピッドのメイクは、本当に老人から若者の姿にうつり変わっていくようだ。  見た目は「幼いが故に言葉をまだ覚えていない子供」、実際は・・・そんな主人公の最期は切ない。  ただ、元々が短編だからこの映画はちょっと長すぎてダレを感じてしまった。もう少し短くて密度があればもっと面白かったと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2014-09-07 21:42:16)
123.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 
古沢良太の佐藤祐市と組んだ「キサラギ」は両手で中指凸立てるほどうんざりするような映画だったが、山崎貴と組んだこの映画は凄く良い映画だと思う。  古沢良太、俺が悪かった。「キサラギ」散々disってゴメンよ。   この映画は西岸良平の「三丁目の夕日」を原作とするとてもノスタルジックな作品だ。本当に映画を見たなあって気分になったよ。  CGで再現されたとは思えない、実写のような雰囲気を持った下町(続編でゴジラが出た時は「この監督は馬鹿なのか」と良い意味で思ったけど) それもその筈、三丁目の住宅はセットで、各地から「当時の匂いを残す」物が掻き集められた家だ。  子供の頃から「こち亀」とか「オトナ帝国の逆襲」といったいわゆる“古き良き”と色褪せない懐かしさの共存したような作品を見てから自分には、物珍しさをそう感じなかった。 でも、茶川と淳之介が時間をかけて家族の絆を深めていくシーンはベタだけど良いなと思った。  高度経済成長といっても人々はまだ戦争の傷をかかえて生きているし、その悲劇を繰り返さないために平和な時代を一生懸命に生きていた。  金は無くても、心は豊か。 確かに過去を美化しすぎているのかも知れないけど、この映画がCGという“幻想”を使うように、今を生きる人間が過去への“憧れ”をこの映画に投影しているのでは無いだろうか。  光ばかりで闇の部分は少ない。 だが、現に「戦争なんか二度とゴメンだ」というメッセージだけは本当だと思う。闇を語るのはそれだけでいい、もううんざりだ・・・そういう映画が一つくらいあっても良いんじゃないかな。
[DVD(字幕)] 9点(2014-09-07 21:35:22)(良:1票)
124.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0 《ネタバレ》 
「GHOST IN THE SHELL」そのものに対しては今更言う事は無い。  08年にCGの演出や一部セリフの入れ替えがされた「2.0」。  音がよりリアルになってコッチの方が好きという人もいるだろうね。音響は最高レベル。  ただ、個人的にCGを使う必要性はまったく無いと思うんだけど。 あのオーパーツの塊みたいな素子やヘリの作画がCGに置き換えられてしまったのはちょっと残念。  緊迫感も旧ver.の方があったかな。  特に戦車戦はそう思った。素子が腕に捕まってゴーグルが割れるシーン。 旧ver.は装甲を破壊されるようなグシャッて感じだったが、「2.0」はガラスをパリンッと割られるような感じでちょっと軽いと思った。バトーが素子の助けに間に合うシーンは重さが増したように感じたけど。 ヘリのセリフが違うとその後の印象も結構違うのね。   一番ビックリしたのは、前作じゃ「ナウシカ」のクロトワ(家弓家正)だった人形使いが「ナウシカ」のクシャナ殿下(榊原良子)になったという事だ(押井的には「パトレイバー」の忍さんですよねー)
[DVD(字幕)] 9点(2014-09-04 05:39:58)
125.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
アラゴルンたちの死闘、 フロドたちの苦難の旅の終わりを描く第3作。  敵味方が次々と押し寄せる攻城戦、 己の弱さを強さに変えていく欲望に打ち勝つ戦い、 波乱に満ちた指輪破壊の旅、 そして訪れる穏やかな締めくくり・・・。アラゴルンたちが“援軍”を引き連れてくる場面は何度見ても鳥肌が立ってしまう。  王道の中の王道ファンタジー、堂々完結。
[DVD(字幕)] 9点(2014-06-18 20:25:34)
126.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
007最高傑作。 今回の「カジノ・ロワイヤル」は原作小説第1作目! 本作こそ紛れもない「最初の007」であり、娯楽スパイアクションになる前のハード・ボイルドタッチの渇いた作風が特徴だ。 本当に「ゴールデンアイ」の監督か?本作は完全にそれを超えた。 オープニングは歌詞の入ったカッコつけで嫌いなのだが、それ以外は完璧と言っていい。 何より動きだけで状況を読み取らせる戦闘が堪らない。 暗殺から始まるファーストシーン、たった一人の爆弾魔を全力で殺りに行く壮絶な追走劇、大使館なんざクソ喰らえ!爆破だ!! セバスチャン・フォーカンとダニエル・クレイグの「障害物競走」が凄すぎる。パルクール習いてえー。 負けず嫌いで張り合うクレイグの顔。 いい加減スパイしろよ(褒めてる) 多分シリーズで一番スパイしないスパイなんじゃねえかコイツ? 女性関係はあくまで情報のためと割り切る姿勢、常に生傷が絶えない荒々しさが気に入った。 スパイしないスパイは戦ってなんぼ。 特に「お約束」を最後まで廃した展開が良かった! 今までの007は「どうせ死なねんだろ(舌打ち)」を楽しむのが恒例だったけど、今回のボンドはマジで死ぬんじゃないかとヒヤヒヤしまくった。 毒盛られた時の焦りまくるボンド。 「過去に大使館を吹っ飛ばしたスパイは亡命でもしたわよ」 堂々とボスの家で帰りを待つボンド。  捕まってもぶん取った“軍資金”のために殺されない。 どんな拷問を受けても屈しないボンドの頼もしさ。 奴の股間はチタンか?  二重、三重の駆け引きが明かされていく終盤も中々だが、やはりあの結末は悲しすぎる。 これほど言葉を介さずにメッセージが響いてくるボンドは久しぶりだ。 本作はあくまで「ボンドの過去」だが、ボンドが変わる度に全く別の映画として楽しんでいる俺にとっては「現在進行形」の後味なのだ。  最初と最後の出来事で見せるボンドの表情がより虚しさを漂わせる・・・この表情の変化。 本当今作のボンドは女運が無い・・・恐ろしく人間臭い。そこが良い。  ラストで「標的」を地に這いつくばらせて真の“007”となった姿が印象深い。  後味は悪いけど、完成度は文句なしの傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2014-06-15 22:16:33)(良:4票)
127.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 
指輪物語第2作。  別れた事によるストーリーの厚み、 それぞれの戦いを丁寧に描いていく。  アラゴルンに力を貸したエルフたちの希望と絶望、 アラゴルンが待ち望んだ絶望を打ち払う光、 サルマンに森を焼かれた失望と怒り、 文字通り「炎のランナー」と化したオークたちの歓喜と絶望。  この物語を司る対照的な二つの巨塔同様、光と闇、生と死のせめぎ合いが印象深い。  DVDは戸田奈津子のサルマンのゲロにも劣る字幕が修正されていて感動。
[DVD(字幕)] 9点(2014-06-13 20:57:41)
128.  太陽(2005)
これは、まず日本じゃ撮れない。日本は主観で天皇像をやたら特別視しすぎるきらいがある。天皇もせっかく「私も人間だ」といったのだから、日本人はもっと砕いて描いても良い筈だ。 その点、ソクーロフは客観的で、あくまで一人の人間として天皇を描いた。 口ももごもごし、まるで子供のように植物の研究に明け暮れ、「人間て良いな~」と謳歌していそうな、何処にでもいそうな感じに。これほどユーモアと気品を両方感じさせる天皇、中々いない。
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-30 19:12:36)
129.  シルビアのいる街で
一体シルビアは“何者”だったのだろうか。やりすぎとも言える演出が暴き立てる彼女の虚構性。映画そのものもストーリーらしいものは無かったが、後に残る心地良い余韻は何なのだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-11 00:01:12)
130.  ラブ・アクチュアリー
絶望的にツマラナイ作品がイギリス映画で、特に最近のは複雑にすれば良いと勘違いしているから更に酷い。ただ、この作品は中々面白かった。 とてもハートフルかつシンプルなラブストーリーで安心して見られるし、理屈抜きに彼らの幸せを祝ってやりたくなる。 ドロドロが苦手という人や、陳腐なメロドラマに嫌気がさしたと言う人に是非とも見て欲しいね。 ただ、登場人物を増やすなら増やした分掘り下げをして欲しかった。ストーリーが解りやすい分、余計なキャラが多すぎて少し集中出来なかったのが残念。 でもお気に入りのジョークがあるぜ。「アメ公はいじめっ子」に座布団をあげたい。流石イーリング・コメディの本場だ、ギャグのセンスが素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2014-04-07 19:40:59)
131.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
長年映画化不可能とされていたトールキンの「指輪物語」。  小説の壮大な世界観を、実感のある実写と質感のあるCG(一部不満有り)で堪能できるだけでも凄い。 それを3本も楽しめんだぜ?  70年代にディズニーでアニメ映画化されてはいるが、騎馬軍団の壮絶な突撃が好きな俺はコチラを推したい。  ロード・オブ・ザ・リングの「ロード」には、フロドたちが乗り越えた険しい道も含まれているのかもしれない。  「旅の仲間」では、破滅を呼び込む「指輪」を巡って、人間、賢者、エルフ、ドワーフ、ホビットの選ばれた面々が指輪を破壊するための旅に出る。  敵の大将の領土内の溶岩の熱でしか破壊できないとんでもない指輪だ。 ドワーフの鉄の胃袋でも溶かせないんじゃしょうがない。  仲間たちの交流、葛藤、そして別れ。 それでも旅は続いて行く。
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 13:13:14)
132.  第9地区 《ネタバレ》 
“恐怖”という意味では、作り物とハッキリ解ってしまうCGよりも生々しいアニマトロニクスの方が何百倍も怖い「エイリアン」の方が上だが、技術を抜きにしたドラマ面ではこの「第9地区」に軍配を挙げたい(そんな好きじゃないけど)。 何よりリドリー・スコットの「エイリアン」と共通する部分があるのが面白い。 スコットに出てくるエイリアンは、たった一人でリプリーたちに戦いを挑んだ。リプリーたちにとっては恐怖の対象でしかない“敵”だが、エイリアンにとっては住処を荒らしに来た侵略者(エイリアン)にしか映らない。  「第9地区」は主人公そのものがエイリアンになってしまい、人間の時は侵略者か見世物小屋でも見るように感情の移入なんて有り得なかっただろう。 そんな男が徐々に異星人に変貌していく。当然人間たちからは疎外され、その中途半端な容姿は異星人にも奇異に見られる。 スコットの「エイリアン」もまた、仲間となる存在がなく常に孤独だった。更にはその凶暴性を人間側に利用されてすらいた。  しかし、「第9地区」は奇跡的に異星人の親子と意志のコンタクトを取る事が出来た。人間だった時に失ったものを、異星人になって少し取り戻せたのは皮肉なものだ。 例え利害関係の一致で一時的な事だったとしても、異星人の子供との絆は確かなものだ。 そしてエイリアンになって初めて知った人間の凶暴さ。彼らは害虫駆除くらいにしか思わないのだろう。「何かされてからでは 遅い!!」という恐怖が人間に牙を剥かせる。  男は何者として戦ったのだろうか。人間としてか。異星人としてか。どちらにせよ、彼は“彼”でしか無い。
[DVD(字幕)] 9点(2014-03-27 16:23:04)(良:1票)
133.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 
こういう「エヴァ」を待っていたと言うべきでしょうか。文字通りTVシリーズのイメージを破壊してくれた「ヱヴァンゲリヲン」劇場版。王道まっしぐらなエヴァがあっても私は良いと思うのです。絶望の淵から熱血少年に目覚めるシンジ「さん」、シンジの背中を後押しするミサト、人間らしくなっていくレイ、野生児のマヤ、月でまっ裸とホモに磨きがかかるカヲル(オエッ)、父親に目覚めかけるゲンドウ・・・「ダミープラグ」は息子への愛情か、息子以外はどうでもいいという歪んだ愛か・・・極めつけはアスカ。アスカ愛が尋常じゃありません。あれだけ盛り上げ、観客を絶望に叩き落とし、そして盛大な復活劇を予想させる・・・スタッフのというより監督の異常とも言える愛を感じられます(きっと褒めている筈)。それだけに「Q」は超打ちのめされました。ハンマーで脳天粉々にされるような感じでしょうか。ともあれ私は「破」を評価したいと思います。
[DVD(邦画)] 9点(2014-02-24 17:34:13)
134.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
残虐?  無茶苦茶?  主人公補正が酷え?  頭のネジが足らんティーノ?   細けぇこたぁいいんだよぉ!!   それがスーパーヴァイオレンスギャグ映画「キル・ビル」である。   復讐に生きる女ターミネーターことブラック・マンバの「ピー(自主規制)」。  女として散々に「殺され」、身一つで組織に乗り込み復讐と壊滅を誓う。  殴る、蹴る、叩っ斬る!  もう馬鹿みてぇにチャンチャンバラバラ死体の海だ。  何ぃ?脚が動かねえ?  そんな時は沖縄で武者修行よぉ!   そんなわけで、座頭市も用心棒も文太の兄貴もビックリな「出血多量大サービスのお姉チャンバラ」を見たい奴にはオススメの映画。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-31 10:40:22)
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