1461. ゴーメンガースト
DVDのパッケージには「ロードオブザリング」に並ぶファンタジーと紹介されてたけど はっきり言ってあのファンタジーとは形態が全然違いまして、モンスターも剣も魔法もまったく出てきません。変な巨大な城の中で繰り広げられる普通の人間の群像劇です。普通?普通ちゃうわ、みんな変人です。どこか狂ってる。狂ってる?狂ってるってゆーか貴族とゆうものを誇張して描いてるので狂ってるよーに見えます。まったくの狂気な人々を描いていたなら、観てるこっちの頭も混乱しますが、普通の人間をデフォルメして描いてる感じなので狂ってるように見えても意外と話にのめりこんでいけます。最初は、なんやねんこの話、ついていけないって思って観てましたが、後半はすっかりのめりこんで観てしまいました。各キャラクターが魅力的で台詞も楽しい。狂った王様を挟んで料理長と執事が戦うシーンや、学長の馬鹿みたいな死に方や、ドクターとその妹のやりとりなど、結構個人的なツボが沢山ありました。ただ、長いのと(四時間はさすがに一挙に観れない)、それでも全てを描ききれてないので、ストーリー的に放りっぱなしの事件やキャラがいたことがちょっと残念でした。なんかお話がまとまってない感じな所がありまして。ちなみに原作は未読どころか存在さえ知りませんでした。こーゆう変なファンタジーもたまにはいいです。 [DVD(吹替)] 5点(2007-09-06 18:20:41)(良:1票) |
1462. ミミック
舞台は近未来となってますけど、映像は一昔前のゴミっぽいニューヨークなイメージ。だけど映画の所々に近代ゴシックな雰囲気があり、これが普通のモンスター映画とは一味違う雰囲気を出していてなんかいい。前半の猟奇殺人鬼的なノリも悪くない。ただ、やっぱ前半はちょっとタルかった。中々真相にたどりつけない主人公にイラってきてもーた。後半は全然違うテイストで、モンスターパニック的なノリ。5.1で観たから部屋のあちこちにモンスターがいる感じでテンションもあがりました。展開はベタなB級モンスター映画だけど、意外に普通に暇つぶしできたって感じです。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-04 22:40:59) |
1463. ゴーストライダー
若い頃のジョニーから年とってニコラスになる、顔の変わりすぎはおいとこう。多分、バイク乗り回しているうちに変形したんだろーなーって感じでそこは流しておこう。ただ、ゴーストライダーになるまでが、少々退屈。でも、なってからのバイクアクションはかっこよいでした。特に荒野を馬と併走するシーンはゾクゾクきまして、ここがこの映画の一番の見所。ゴーストライダーはバイクから離れると、あまり楽しめる動きはしてくれないので、やっぱりバイクにのってる時が一番よいです。ちなみに、漫画の映画化なので展開的に色々おかしー部分もありますが、そこはおいといて、とにかくバイクにのってるゴーストライダーはかっこよい、それにつきる映画でした。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-04 01:21:22) |
1464. ウェス・クレイヴン’s カースド
姉弟が自分たちに呪いをかけた狼男と戦うサスペンスホラー。所々にコメディー入ってます。で、お決まりの青春映画、いじめられっこの学生が狼男の力でみんなをあっと驚かせるってゆー展開も入ってます。つまり80年代の香りがプンプンする映画でした。狼男が暴れる後半も映像的には予定通りの、若干、出し惜しみな感じはしますけど、B級ならこんなもんじゃないでしょうか。ストーリーはほんと普通。ただ、リッチさんは相変わらず魅力的です。彼女がヒロインのおかげで、映画は退屈しなっかったです。他の女優さんなら、途中で寝てたかも。彼女は今回は露出は少なめですけど、なんか演技してるだけで、集中して観てしまいます。これは彼女の呪いか? [DVD(字幕)] 5点(2007-09-01 16:57:42)(良:1票) |
1465. ハンニバル・ライジング
悪くはなかったけど、これが羊達の沈黙シリーズか~と期待して観たので、その部分では期待はずれで微妙でした。エグサも抑え目ですし。それでも、ハンニバルが復讐のために、一人一人血祭りにあげていくのは、なかなか見ごたえありましたけどね。それに冒頭なんて、結構、普通の戦争映画みたいで迫力ありましたし。ただ、出来れば、レディームラサキには脱いで欲しかった。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-01 00:49:17)(良:1票) |
1466. DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
最初の勢いはえーわー。うわ~、B級バカ全開って感じでえーわー。いちいちDOAって文字が飛び出してくるのがえーわー。ただ、物語が進んでいくと、えー感じのバカやったんが、あかん感じのバカに変わっていって、ちょっと残念。まともなエンターテイナーをやろうとするふしがちょこっとあって、それが最初の勢いを消したんかもしれん。どっちにしろ頭からっぽのワイヤーアクション映画なんで、ポケーっと暇つぶしにはなります。特に日曜のお昼にみるといい感じです。 [DVD(吹替)] 5点(2007-08-31 20:11:46)(良:1票) |
1467. エラゴン/遺志を継ぐ者
皆さんがおっしゃる通り、展開早く、なんの感動もないです。ストーリーも定番。敵もあっけなさすぎでした。まー、大ボスがまだなので続編あるみたいですけど。ただ、ドラゴンはかっこよかった。女性とゆう設定もなにかと萌えます。気高い所もいいです。ドラゴンの映像は結構、ひきつけられました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-29 17:03:04)(良:1票) |
1468. 地獄の変異
期待しすぎたのかも。なんか微妙でした。洞窟内特有の緊迫感がちょっと足らんかったかな~。映像もモンスターのシーンはカメラ揺らしたり、素早いカットでどーなってるのかわかりにくいので欲求不満気味でした。題名から想像するインパクトのある雰囲気はなくて、普通のエイリアン系のB級モンスター映画でした。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-27 18:41:45)(良:1票) |
1469. 叫
なんかテレビとかじゃ、エンターテイナー的なサスペンスホラーな印象で宣伝してました。「俺なにやった?」みたいな感じで、主役の刑事が赤い服の女性につきまとわれて、自分の存在があいまいになり、その真相は?みたいな感じで。はたしてその女性は幽霊か?みたいな感じで。その分、ちょっと期待もしたんですけど、でも、やっぱり結局、黒沢清の映画でした。つまり、普通のサスペンスホラーとは全然違いまして、この人の他の映画を観た人じゃないと、ちょっと期待とは違う感じになっちゃうんじゃないでしょうか。あと今回は怖さもそんなになかったかな~。あー、エンターテイナーな真相を絶対期待しては駄目です。底辺に無関心な社会などの現実の社会問題のデフォルメ的な表現や映画に含まれる深い意味を理解したりして楽しむ部分が大いにあって、単純にお話だけ追うと、やっぱり期待はずれになっちゃうかもしれません。俺は、所々、おもしろ表現があって、洗面器とか、シュワッチとか、そんなバカ全開って思わせてくれそーな所がおもしろかったのと、主役の人生を思うとかなしすぎる所が心にちょっときかたかな~。黒沢先生には今度は是非、年金問題や官僚の横暴をホラーにして描いて欲しいです。あわれな国民の叫びをよろしく。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-06 22:07:59) |
1470. ファイナル・デッドコースター
前作(パート2)はパート1と直接つながっていたんですけど、今作はキャラ総入れ替えで、過去にパート1の事件があった程度の繋がりです。ほんでもって、パート1はB級ながら一応ホラー大作の雰囲気は持ってたんですけど、こちらはモロB級。殺し方の工夫もちょっと物足りないでき。まー、死の運命が殺人鬼ゆう設定自体が好きなら、そこそこの暇つぶしになるくらいの出来ではありますけど、テンポも悪くないし。パート1観てないなら、当然パート1から観ることをオススメします。別に観なくても全然オッケーなんだけど、そっちの方が断然おもろかったから。で、今回は自分はちょっと飽きましたって思えてしまう出来で、つまりあまり目をひく展開やら映像がなかったです。それでも、ボーッと暇つぶしにはなりました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-01 10:02:52) |
1471. どろろ
手塚治虫の漫画はほんと短いページなのにそれを全然感じさせない。小さい頃、この漫画を読んだ時はその設定や世界観に圧倒され、夢中で読んだ記憶があります。で、結論からゆうと、この映画は原作が好きな方には評判が悪いと思う。お話は漫画をまとめた感じで、漫画のエピソードをいくつか合体させたよーな1エピソードを前半に持ってきて、後半は漫画のクライマックスをかなり強引にまとめて、ヘンテコな着地地点で表現してました。まー雰囲気の違いやアレンジはしょうがないとして、てゆーか俺自身が幼稚なのか、結構前半はおもろいと思ってしまいました。特撮ヒーローもののアクションも好きなんで、次々怪獣やっつける所も問題なく。ただ、後半の展開は正直つまんなかった。なんか急に世界観がちっぽけになっちゃった感じです。胸にな~んもせまってこない。一番盛り上がらなあかんのに~。登場人物もなんでそんな行動になるのか心の変化が全然見えへん。誰でもわかる所はあれだけ心情をペラペラしゃべらしてしまうのに。予告が一番よかったです。ま~、なんやかんやで俺基準で5点かな~。だから一般的にオススメはしません。 [DVD(字幕)] 5点(2007-07-31 00:53:24) |
1472. デッド・フライト
同じネタでパニックになる対象物が違う「スネーク・フライト」よりはあまりおもしろくなかったけど、クソが多いB級ゾンビ映画の中では、それなりによく作ってあるって印象でした。ゾンビが大暴れするまでちょっと退屈やったけど、後半の暴れっぷりはテンション高めでよかったです。ただグロさがいまひとつたんないかもしれんな~。まー、ゾンビ好きなら、暇つぶしにはなります [DVD(字幕)] 5点(2007-07-05 10:28:07)(良:1票) |
1473. ウルトラヴァイオレット(2006)
血が流れると赤くなり、自分の意思で動くと名前のとおり紫になる、そんなカメレオンみたいなカラーチェンジスーツがかっちょよいです。あと、重力を操る機械?あれで、ビルの壁面をバイクで疾走するのもこれまたかっちょよいです。ミラのセクシーなかっちょよさは、そこそこ堪能できるんですけど、前半飛ばしすぎで、後半があまり盛り上がらないのが残念。一番盛り上がらなあかんクライマックスで真っ暗な中での戦いって、視覚的には全然おもしろくないです。後半は音だけって場面も多かったし。物語もあまりのめりこめる感じじゃなかったかな。映像的に退屈はしなかったですけど。これリベリオンの監督さんか~。だからガン=カタだったんだ。納得。つまりリベリオンのアナザーワールドなんですね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-06-07 23:46:46) |
1474. バベル
《ネタバレ》 久しぶりに映画観ました。映画館も久しぶり。それにしても菊地凛子さんはこの役を勝ちとるために相当努力したみたいで。しかもアソコを出す出す。彼女にパンツはノーサンキュー。で、映画の方は、微妙ですんません。おもしろい!ってほどじゃなかったです。感動とか悲しい気持ちにもなれんかたっし、つまり心は冷静でした。残念です。でも、2時間以上あったけど最後まで退屈せずには観れたです。しかし、あれですね、モロッコじゃ子供が平気で銃うって、のんきにバスを的にしたりするんですね~。国によって全然文化が違うのはあたりまえだけど。それを並べられると、日本の平和すぎる生活が病的に感じてしまいました。パンフにのってたけど、怒りのアメリカ、血を流すモロッコ、暴走のメキシコ、精神が病む日本ってのが表現されてるみたいって、確かにメキシコは暴走してたな~。それと映画を観てる間中、どーしても心の中で突っ込んでしまったのは、どんだけエッチがしたいねん!って所でした。しかも歯医者にチュウしたときはちょっと笑ってしまったです。コントか!で、結論はとゆーと、長いわりに俺にはそんなに得るものがなかったかな~。 [映画館(字幕)] 5点(2007-05-22 00:28:21) |
1475. ヘル・ゴースト/悪魔のスケアクロウ
内容はとある森での三匹のゾンビみたいな奴らと強盗団との攻防ですわ。かかしゾンビとか色々おもしろそーな設定ですけど、正直、かかしゾンビは出てきません。普通のゾンビ風、一応道具使ったりして頭はよさそうです。三匹しかいないですけど。ただ、彼らが、ちゃんと出てくるまで1時間。長い。それまでなんべんも、不気味なかかしの映像があるんですけど。こいつらが動くのか!と期待させといて、結局全く動かん。もう!やのになんべんも映して不気味感をあおってくるんやけど、動かんのかい!で、襲われた奴もゾンビになるんですけど、ちょっと改造されてしまうのがポイント。スコープを目にぶちこまれた奴がちょっとヘルレイザーに出てきそうでおもしろかったかな~。でも全体的には大半が登場人物がびびりながら森や小屋でグダグダしてるシーンなので、おもしろさは微妙ですわ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-03-29 22:11:54) |
1476. テキサス・チェーンソー ビギニング
ビギニングですけど、あんまビギニングじゃなかったのが残念。レザーフェイスのお面とか、おじいちゃんの足とか、ホイト保安官のいきさつとかどれもこれも、大した過去じゃなかったですわ。で、やってる事は、前作とおんなじ。俺としては、もう少し踏み込んだあの家族の成り立ちを期待したんやけど、そんなものはお手軽にサラッと流して、後はいつもの若者惨殺。まー、前作よりは迫力、エグサ、緊迫感、それぞれ上がってるとは思いますけど、あの家族のこの展開はちょっと飽きました。作ってる方は飽きないんでしょうか?ホイト保安官の悪ぶりがかなりの割合をしめるのですが、このキャラはかなりムカムカきます。まーそれくらい役がうまいってことなんだけど。あと恐怖感とゆーより、ウンザリ度の方が多かった気がしますわ。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-28 00:20:02) |
1477. サタンクロース
サンタクロースが悪魔の化身として人を殺しまくる、でもホラーじゃなくてブラックコメディー。なんかありそーなネタやけど、誰かがやってまうんよねー、こんな映画。あ、ブラックコメディーなんで、虐殺ゴアシーンは大したことないです。主役の男女がごちゃごちゃやってる合間に、サンタが町で人を殺してまわる構成です。で、最後は主役との追いかけっことゆう、80年代から90年代に腐るほど作られた定番のストーリーです。俺としてはサンタにもっと派手に滅茶苦茶暴れて欲しかったです。いや、人は結構殺していくんだけど、なんか物足りなかったです。空飛ぶ牛みたいなトナカイ、しかも空からのプレゼント爆弾、人形形式で説明する邪悪なサンタの伝説、エントツから勢いよく飛び出して、なんの躊躇もみせずにバシバシ人を殺す冒頭のくだりなど、見所もあることにはあるんですけどね。全体的に普通でした。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-26 18:27:01)(良:2票) |
1478. プテラノドン
いや~、むかつきますわ~。主役の男女。おまえらのラブラブ事情なんてどーでもえーねん。ほんまに。生徒が死んでるのに、最後までラブラブやった。でもB級モンスター映画としての映像としては、そこそこ、ちゃんしてて、しかも、プテラノドンも出し惜しみなく、大量に、結構頻繁に襲ってきてくれて、絵図らも、がんばってます。まー、予算はないのでCG感でまくりですけど、こんだけ暴れてくれたら、悪い気はしませんわ。人体を半分にしてしまうわ、腕はちぎれ飛ぶわ、顔をもぎとるわ、沢山のちっちゃなプテラノドンに生きたまま食われるわ、グロ描写も意外と派手です。内容は米軍の特殊部隊やテロリスト、大学の研究会が山の中で襲われて、次々殺られていくってゆう単純な内容ですけど。でも、主役のラブラブぶりが、うっとしかったんで、それがなければもうちょっとおもろかったかも。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-24 02:02:37) |
1479. サンゲリア2
展開はま~チープです。不自然な部分も多いです。突っ込み所も盛りだくさん。ゾンビとはちょっと違いますし。疫病で発狂して凶暴になり人肉を食べる人間です。普通に銃で撃たれれば死にますし。噛まれたらそいつも疫病に犯されます。ほんで屋根から飛び降りてくる奴がかなりいます。みんな高い所が好きなんですかね~。でも銃で死ぬくせに、頭だけで生きてて、しかも飛んで噛み付いてきたり、まー、要するに設定はいいかげんです。やたら凶暴な奴がいたり、普通のゾンビみたいな奴がいたりしますし。でも、見所は所々ありました。めちゃくちゃ凶暴に斧をふりまわし、襲ってくるシーンは結構見ごたえありました。ガスマスクみたいなのをつけた軍隊が登場して、このゾンビチックな奴らを掃討するシーンもあって、ちょっとクレイジーズとゆう映画を彷彿とさせてくれます。川から引き上げたら下半身が食われていて、しかもその上半身がゾンビ化して襲ってきたり、鳥ソンビもかなりチャチーですけど登場しますし、エグサもフルチほどじゃないですけど、ダメダメってほどでもないです。ゾンビ映画好きなら、退屈しのぎになる程度で観れるんじゃないでしょうか? [ビデオ(字幕)] 5点(2007-03-20 20:36:09) |
1480. インテンシティ/緊迫<TVM>
これはテレビ映画ですが、原作は読んだことないですけど、びっくしたのは、途中までがほとんど「ハイテンション」とゆう最近の映画と内容が同じだっとゆーことです。てゆーか、あのハイテンションは絶対、この映画をパクってました。オチ以外は、この映画とまったく同じ展開でしたわ。で、この映画、直接的なエグイ描写はないですけど、ドキドキシーンはそれなりにがんばっておりました。ただ、3時間もあるので、途中で主人公のトロさに、ドキドキとゆーより、イライラしてきまして、後半なんて、主人公がもううっとしーくて、いくら3時間の尺をうめるためとはいえ、お前、そんな事より、さっさと行動しろやー!ってすんません、俺、カルシウム不足かも。とにかく、そんなこんなで、サスペンスにしては長すぎました。それでも、最後までそれなりに楽しめますが、ハイテンションを観た方は最初はほぼ一緒の展開なので、少し退屈かも。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-03-20 00:34:34) |