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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  サイン 《ネタバレ》 
・・私これけっこう気に入ったんですが・・みんな厳しいなあ。私も初めは予告のミステリーサークルの画からしてうさんくさいなあと警戒してたのですが、しかしテーマは一人の男の魂の再生の物語だったですよ。たぶん監督、予兆と何をリンクさせようかなあと考えて、幽霊は使っちゃったからよし、宇宙に担ってもらおう、としちゃったもんだから客の耳目がそっちに行っちゃったうえにエイリアンの造形がちと陳腐で評価散々の憂き目に。いや抑えに抑えたメル・ギブソンの演技、P・フェニックスの大真面目っぷり、良いじゃないですか。映画の質感も抑制が効いて上品。亡き妻の部屋から、不穏な電話を受けるメルを撮る場面や包丁に写し出された“何か”の影、ブラウン管に映る“例のもの”。ひっそりとして研ぎ澄まされたようなカメラワーク。うるさい音楽に耳を煩わされることのない静けさ。電話の音には飛び上がった。所々にはさまるユーモアも好き。ああー消されちゃった叔父さんの“水着特集”、メルも絶句するぺかぺかのアルミ帽子。“ムー”みたいな本を三人で拝読、ちゃかすメルと怒る息子が可愛い。みんなばかにするけど、現実にあんな報道があったら誰でもホアキンになると思うよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-12 01:28:42)
142.  ブリジット・ジョーンズの日記
なんたって配役がパーフェクト。ブリジットには、もうレニーしか考えられないし、H・グラントの不誠実炸裂っぷりもC・ファースの生真面目キャラもぴったりはまる。30女の恋愛コメディとしてエピソード等はベタだけど、役者さんたちののびのびした明るさと、コリンのお料理姿がキュートだったり(個人意見)でなかなかに楽しい作品。ブリジットがやたら出してたお尻よりも、個人的にはどぎつくはっちゃけてたブリジットおかんの方が妙に印象に残ってしまった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-02 17:24:22)(良:1票)
143.  キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 
お金があって、容姿にも(そこそこ)恵まれて何不自由なく育ったお嬢さんって、悪意から守られて生きてきた分、ごくまれに意地悪成分の少ない性格に仕上がることがあるのですよね。それがエル。この単純明快な天然お嬢さんに扮するはR・ウィザースプーンというとこに制作の絶妙なセンスを感じる。美人すぎても残念すぎてもはまらないですから。美形というよりは愛嬌のある顔を、ということでしょう。エルの魅力が炸裂しているのは、ヘアーサロンで先のどん詰まった中年のオバサンとも仲良くなってしまえるところ。同年代の女たちは(彼女にとっておそらく初めての)イジワル揃い。そこで萎れず、アンテナに入ってきた者たちを分けなく受け入れる懐の広さ。観てる側も、初めは呆れていたのがいつの間にかエルを好きになっている、この心地よさが魅力です。でも仮装パーティと信じて行ったとしてもあれをチョイスするかね・・
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-18 01:12:58)(良:1票)
144.  真珠の耳飾りの少女
下働き顔のS・ヨハンソンが役に最強にはまっていて、色白の顔が窓からの光線により、それこそ絵画そのままに浮かび上がる映像が全編にわたって美しい。フェルメールと彼女の間に表立っての恋愛的行為は起こらない。起こらないけれども、アーティストと、そのアートを理解する者との心の絡みが、それはそれは激しく展開しているのです。この二人の近くにいたら、必ず当てられます。お話の淡々とした按配と、17世紀オランダの古く情緒ある風景がぴったりとマッチして中世を旅してきた気持ちになりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-18 00:55:51)
145.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
まず出てきた率直な感想はといえば、「スウェーデン、変態多すぎ・・」。生理的嫌悪感を起こさせる露骨なシーンがけっこう多いし。北欧の雪景色の清冽さの浄化効果で作品が安っぽいグロに堕ちるのを防いでいるけど。ひとつひとつ謎を検証してゆくプロセスが、丁寧で観ていて分かりやすい。足で追うアナログパターンは昔の探偵物のわくわく感あり。スウェーデンにもナチの影響がこんなにあったんだ、などと北欧についての浅学さを思い知りながら真相にたどり着いてみれば出るわ出るわ変態犯罪者の山。いやはやスウェーデンで女が生きるのってなんかすんごい大変なことのように感じたりして。気のせいだといいんだけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-05 01:05:14)(良:1票)
146.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
クリスマスに向けて愛を叶える人あり、叶わぬ人もあり。ずいぶん沢山のパートで構成されてるけど、それぞれのお話がどれもちゃんと厚みをもって着地してるのが凄い。全体を通して、人を見守る視線の温かさがこの映画を成功させてるんだと思うな。辛いことばかりだと人生耐え難いですもんね。病気の家族が恋愛の障害になっちゃう彼女には家族の繋がりを、友人の嫁に惚れた彼には新しく歩む第一歩を、この映画はちゃんと与えてる。優しいです。関係ないですがA・リックマンが話すたびにスネイプ先生が頭をよぎってしまう。特徴ある声も良し悪しですな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-03 17:50:58)(良:2票)
147.  ヒトラーの贋札 《ネタバレ》 
ナチの作戦に加担することを潔しとしない人間と、信条は棚上げしても生き延びようとする人間。両者の確執が描かれていて、ユダヤ人収容所を舞台とした話としては目新しかった。収容所の過酷な環境下にあって、ナチスに一矢報いてやろうとする彼の怨念めいた気力に驚く。尊敬はするけど一緒のグループにはなりたくない。生きるのが先でしょ、どう考えても。贋札作戦が成功しようが失敗しようが戦況がどう動くかなんて一個の人間には計り知れないことだし。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-18 00:28:38)
148.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
「こんなところ大嫌いだ」とブラボー中尉が言う。まったくだ。地獄だ。不条理だ。もはや現代の戦争は愛国心の発露の場ではなく(過去にもそんなのあったのかどうかは疑わしいけど)“生活の糧”を得るための仕事になっている・・らしい。愕然とするけれどその“大嫌い”な場所に戻らないと自分を取り戻せない症例がある・・んだそうだ。麻薬のような中毒作用で。これは現在進行形の話だしあんまりな現状に立ちすくむばかりではいかんとは思うのだけど・・、感想がうまく抱けず点々の多い文になってしまった。ああ、何よりも印象に残ったのはスーパーマーケットにて夥しいシリアルの前で立ちすくむ主人公の姿。平板で素っ気の無い平和に順応できていない彼が痛々しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-13 00:27:36)
149.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
いやこの家族クセありすぎ。各人つっこみ所ありすぎて呆気にとられてるうちにあれよれよと数々のトラブル踏み越えて怒涛のラスト。じーちゃんやってくれたなあ。家族の誰もチェックしなかったの?振り付けを。出入り禁止になっちゃったけど、別にいいもんねミスコンなんて。じいちゃん死んじゃったし、兄貴はまずパイロット無理だし父ちゃんの本は出ないしゲイの叔父さんも展望は開けていないけど、各々がラストで発散し切ってなんとなくタフさを感じるこのお話。みんながんばれ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-13 00:06:05)
150.  トレーニング デイ 《ネタバレ》 
この展開には驚きました。倫理なんて現場によって変わるものだし、てっきりE・ホークもデンゼル側に感化されてゆく話かと思った。そこは新米のルーキー君、自らの正義感を選び取り、踏ん張りました。悪人とも善人とも判断の難しい清濁併せ持った、自己中キャラをデンゼルが張り切って演じてます。こんな役もできるんだぞー、と力入ってて微笑ましい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-11 11:51:13)
151.  インサイド・マン 《ネタバレ》 
ラストまで、だれずに畳み掛けるこのスピード感、スパイク・リーっぽい。話の心棒に銀行強盗を据えながら、周辺の人間描写が細かくてこれまたスパイク・リーの真骨頂。子供のゲームの内容が嘆かわしい、と銀行強盗犯がぼやき、犯人出題のクイズをめぐって捜査員たちが細かくモメる。こういう描写センスにちょっと惹かれる。指輪のみ残して戦争犯罪人を糾弾してTHE END、ここはちょっとかっこつけすぎかしら。正義ヅラするには一般人に恐怖を与えすぎでしょうに。でもまあモデルガンとインチキ処刑に免じて許してあげよう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-19 00:47:45)
152.  エリン・ブロコビッチ
巨大企業に丸腰で挑むエリンの気風の良さと腹のくくり具合を表現するのに、ジュリアの大作りで派手な顔がぴったりマッチして大成功。子供はそろってよい子たちで手がかからず隣人はイケメンの上に善人で(しかも戻ってきてくれる!)、とサイドに関しては甘すぎね?とも思うけどお話全体に勢いがあってスカッとするのでまあいいか。
[映画館(字幕)] 7点(2012-10-22 00:55:37)
153.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
外は苛烈で陰惨な戦争だけれど、迷宮の中に入ってごらん。王宮までたどり着いたら、その眩いまでに壮麗なこと。そこは少女の頭の中の世界でもあるのだけど、なにしろ狂気の軍人たちや酷薄な義父らに囲まれて正気を保つためには想像力が無いと生き抜けるものではないですもん。大人から見れば奇行の数々も、この子にとっては命綱の精神世界。観てる間中、オフィーリアとともに迷宮をさまよい、弟のために祈り、大尉を憎悪しメルセデスさんに快哉を叫び、と忙しかったけれどオフィーリアついに向こう側に行ってしまった。やっぱり現世に生かしてほしかった。とても悲しい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-22 00:25:04)
154.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
やったー、“3”で瀕死だったダイハードシリーズが息を吹き返したよ。今回はついにホリーと離婚しちゃってるマクレーン、年頃の娘にも嫌われている侘しい中年風情を漂わせて、しかも相棒は息子ほどの年のオタクなハッカーときた。この思考回路も電脳システムみたいな口ばっかり達者な理屈屋小僧を、鳩時計マクレーンが生身の身体を張った驚異の肉弾戦でぐうの音も出ないほど圧倒してゆく、このへんやはりアナログ世代としてはそりゃもう小気味良いことこの上ないわけです。いいぞー、マクレーン!数々のアクションシーンも、CGには食傷気味のはずなのに技術が進んだおかげか、迫力が従来よりも増して見応えあり。ヘリを車で落とすなんて、いやあり得ないにしてもスカッとするシーンでしたよね。台詞も気が利いていてマクレーン節炸裂、あオタクの彼もけっこう面白い。ラストは娘と心通わせることに成功したマクレーン、良かったねえ。なんでいつも誰かと喧嘩して嫌われてんのかなあとフビンだったからさ。良かった良かった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-11 01:05:44)
155.  メメント
10分しか記憶がもたないって、その設定がもうサスペンス。拠って立つところの無い心許無さ。日常が猜疑心のカタマリになっちゃうじゃないすか。ひらひらと交錯する時系列を追うのに脳みそフル回転、しかし苦しくなって思わずメモをとりそうになり、主人公と同じになりそうな恐怖にかられて思いとどまりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-22 00:37:56)
156.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
いかにもイギリス映画な笑わせ方、にやりというかくすっというか。こういうの大好き。大真面目に白鳥探して、殺人事件が起こったつーのにご近所トラブル仲裁しに行かなくちゃなんだからね。いやあ・・ばかばかしー・・(脱力)。フザケた話ながら登場人物のキャラが、スーパーの店員に至るまで個性的で粒揃いで、これまたイギリスを感じたのでした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-18 14:17:00)
157.  ダウト ~あるカトリック学校で~ 《ネタバレ》 
まるで実写版“ガラスの仮面”のごときもの凄い演技合戦が見られます。演技力No.1のオスカー女優M・ストリープ、対するは食わせ者P・シーモア・ホフマン。この二人が火花散るようなぶつかり試合、延長戦になったとしても追加料金を払うのが惜しくないくらい。ストリープが渾身の演技波をぶつけます、それをにやにやとかわすホフマン、隙を見せない見事な狸っぷり。純真そうな瞳をぱちくりさせて間に入るA・アダムスは二人の巻き起こす突風に完全に弾き飛ばされました。ラストシーンの、カメラがシスター二人を見下ろす冬の庭が寒々しくも美しいのが印象的でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-09 17:38:49)(良:1票)
158.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 
あれ、監督やりたいことvol.1でやり尽くしちゃったのかな、と思うほど今作はやたらシンプルで正攻法。物足りないなあ、と一瞬思ってしまってこりゃタランティーノ中毒になりかかっているのでは、と冷やりとする。 真相が明るみになってみれば、単なる痴話喧嘩かいな。ラストで復讐を終えて泣きすさぶヒロイン。愛してたからこそ許せなかったわけだけど、愛があったからこその慟哭。この場面、ぐっときました。 エンドロールも思い入れたっぷり、時間いっぱいとって、流れる音楽は昭和の大衆酒場風。1と合わせて振り返ってみれば、監督の溢れる映画愛がミラーボールの如く多面体にキラキラと目がつぶれそうに眩しい作品でありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-04 01:56:44)
159.  サンシャイン・クリーニング 《ネタバレ》 
ちょこちょこと展開が強引だったり、ベタだったりもするんだけど、エイミーとエミリー、二人の女優が姉妹の空気感を出すのがとても上手くって好感が持てました。きょうだいってね 近すぎても煩わしいし、けど血を分けてるぶん、やっぱり気がかりで。私は強い、と自らに言い聞かせて奮闘するお姉ちゃんとやっちまった系になってしまう妹。彼女らを見守るちととんまなじいちゃんに、ワークショップの片腕店長ら脇もなかなかの存在感。冒頭の「パイの注文は無かったわ」の台詞があんな風に効いてくるとは思わなかった。もらい泣きです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-20 17:33:33)
160.  アザーズ
N・キッドマンのほぼノイローゼ気味な所作が、彼女の美貌と相まってしっとり暗いゴシック・ホラーに雰囲気ぴったり。思わせぶりな場面がところどころあるので、勘のいい人ならオチがわかってしまうかも。私は見事に大驚きしました。
[地上波(吹替)] 7点(2012-01-21 01:06:52)
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