1621. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
マイケル・J・フォックスと80年代の魅力がたくさん詰まった映画。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-05 19:02:11) |
1622. メン・イン・ブラック
まあまあの出来。全てのノリが軽く、気軽に観られる。 [地上波(吹替)] 6点(2007-08-05 18:49:07) |
1623. イージー・ライダー
これもニューシネマの代表的な作品。自由であることと自由を説くことの違い。今となっても考えさせる部分はある。キャストも音楽もこの上なく良いが、デニス・ホッパーが初監督とあってか、あまりまとめ方が上手く感じず、中盤少しだれてしまったのが残念。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-05 15:51:59) |
1624. 卒業(1967)
《ネタバレ》 これもニューシネマの産物だな。主人公の反体制ぶりやその時の感情で行き先も分からないバスに乗る二人の表情などが物語っている。それをS&Gの名曲が楽しくも悲しくも盛り立てる。ただ、心理変化などもう少し時間をかけても良かったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-04 23:56:36) |
1625. クイズ・ショウ
《ネタバレ》 レッドフォードの繊細な作り方は評価に値するが、作りが無難すぎてそれほど印象に残らない作品である。テレビが徐々に普及していき、「クイズ21」が国民的な人気があったのはオープニングを観ればよくわかるのだが、そこまでことの大きさが感じられないのと、少々緊張感に欠けるのがもったいない。やらせが当たり前となっている現代では、テレビ人から耳の痛い映画かもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-18 16:16:58) |
1626. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 まず、エドワード・ノートンが凄い。あの存在感は他を圧倒していた。そして、内容は人種差別と言う重たいもの。バッドエンドだが、結局この映画なんかでも人種問題は解決できないが、何かのきっかけ作りになれば、と言う製作側の紳士な意図が伺える。ただ刑務所内でのエピソードがかなりありきたりだし、あんだけ黒人嫌いしていたデレクが差別に反対するのかはもっと説明を入れるべきでこれでは観客を置いてけぼりだと思う。白人が黒人を嫌うのは親から子、大人から子に洗脳されることから始まるのは父親とのエピソードを見ればよくわかる。しかし、実際のところ人種差別の根は分からない。もしかしたら黒人が黒人だからとか言う理由かもしれない。そういう風に嫌いあって出てくる怒りが争いや殺人の引き金となるのだが、「怒りがお前を幸せにしてくれたか」と言ってたように、ただ憎しみ合うだけでは解決できない問題なのだ。だから、そういう風に仕向けるように種を巻いたデレクは自分で解決しようとしなければならない。しかし、事の大きさに負けて逃げてしまった結果、弟を殺されてしまう。これはデレクの自業自得だが、自分でまいた種は自分で摘め、と言う監督のメッセージかもしれない。そして、冒頭とエンディングで映される「海」が全ての人間が生まれた場所であること暗示しているのも頷ける。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-17 23:51:41) |
1627. ミシシッピー・バーニング
《ネタバレ》 社会派の良作。この時代の出来事はよくテーマにされ、そして共通して言えるのはベルの奥さんが言っていた「憎しみは生まれつきじゃない。教えられたの」まさにこの一言。誰かが熱意だけできれいに事件を解決しようともそれだけで済む問題ではない。そして、FBIのエリート捜査官扮するウィレム・デフォーが自分のやり方だと無理なことに気付き、ジーン・ハックマンに頼る。汚いやり方には汚いやり方でと、人間味あるハックマンはハマリ役だし、そのやり方も一理あると思える。しかし、みんな刑が軽く感じた。これだけ大きく取り糺されてもやはり時代は時代なのだろうか。それにしても、実話を基に社会問題と捜査劇をこれだけ上手くまとめるのは凄いと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-16 23:48:56) |
1628. パッチ・アダムス
《ネタバレ》 この映画は明らかに描写が足りない。まぁまずなぜ自殺壁があったのか。そして、パッチの真面目な一面。間違いなく、あんなに人を笑わせるだけの人間じゃないと思うし、それも含めて成績が良かったことなど説明を入れても良かったと思う。そして、どうやってあの無料クリニックを経営していたのか。あんな風に病院の備品を盗み続けていたのだろうか。そうだとしたら人に人間になれと言う前にしても良い事、してはいけない事の区別ぐらいつけておけって感じだった。などなど、この映画はユーモアとドラマのバランスがあまりにも悪い。こんな医者だったらもっと真面目な医者に診てもらいたいと思う。それと、人を助けることが目標だったはずだったのに、エンディングを見ると卒業することが目標だったように見えてしまい、よくある映画のエンディングになんとも言えない気持ちになった。 [DVD(字幕)] 4点(2007-06-05 11:38:14) |
1629. 月の輝く夜に
《ネタバレ》 結局のところ何が言いたいのかよく分からなかった。いきなりシェールとニコラス・ケイジが恋に落ちたり、夫は結婚できないって言い出すし、かなり心理描写が適当でついて行けなかった。それに脚本も微妙。しかし、役者と演出は良かった。役者はそれぞれ存在感があり、若き日のニコラス・ケイジのキレた演技も良かった。にしても月がでかい。 [DVD(字幕)] 5点(2007-06-03 23:49:02) |
1630. セブン・イヤーズ・イン・チベット
《ネタバレ》 重たいテーマで、しかも実話なのに、かなり印象が薄い退屈な作品に仕上がってしまった。こういうテーマを取り上げるのは良いと思うが、中途半端な英語がどうもしっくり来ず、内容も盛り上がりに欠け、起伏のない作品になっている。監督の腕次第でもっと深い作品になったと思うと残念。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-29 14:56:07) |
1631. シン・レッド・ライン
《ネタバレ》 映像は美しく、撮影班は良い仕事をしたと言える。ただ、人間関係を全然上手く描けていない。最後まで誰が誰なのかさっぱり。それに、主人公も誰なのか分からない。そして何より、見せ場が無いのが一番の痛手。一定の調子でだらだら進んでいくのが観ていて一番つらかった。 [DVD(字幕)] 1点(2007-05-06 17:27:24)(良:1票) |
1632. ジャンヌ・ダルク(1999)
話し全体が暗く、あまり大きな世界観を感じなかった。後にも印象が残らないような出来で非常に残念。更に、妻主演の映画を夫が撮るという異例の作品で、かなりお寒い感じがするなぁ。この後、離婚するなんて救いようが無い。 [地上波(吹替)] 1点(2007-05-06 17:20:17) |
1633. 遊星からの物体X
ここでの評価が高いので期待して観たが、期待外れだった。内容が「エイリアン」に似ている気がして、新鮮味が無かった。クリーチャーもそれほど驚くものではないし、だらだらしたテンポの悪い展開は退屈だった。登場人物もほとんどがいい加減に描かれているのが残念。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-06 16:36:21) |
1634. レイジング・ブル
正直に言って、デ・ニーロの役者魂を観ることが出来るというだけの作品。話も自己中な人間の生き様という観ていて気持ちの良い内容ではない。 [DVD(吹替)] 4点(2007-05-06 16:32:10) |
1635. 旅立ちの時
まあ良かったのだが、何か物足りない印象を受けた。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-06 16:19:43) |
1636. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 全然ファンタジーに行き過ぎることが無く、あくまで人間の純粋な部分にスポットをしっかり当てていたのが良い所だと思います。前半は見ていてすごく恥ずかしい部分が多かったのですが、さすがに雫の純粋さには負けました。ラストのプロポーズももしかしたら言うのかも、と思っていたら本当に言いました。これもこの映画だから許されたんだと思います。ただ、親友の女の子が途中から出てこないので、もう少し最後まで使ってあげればと思いました。 [DVD(邦画)] 5点(2007-05-06 11:16:53) |
1637. 狼たちの午後
《ネタバレ》 某テレビ番組でこの話を扱っていたのを途中で気付いたので、途中からの話の展開はそれほど驚くものではなかった。しかし、アル・パチーノだけをとると、鬼気迫る迫真の演技で観ているものをしっかり惹き付けている。そして、メディア発達の時代、同性愛者への社会背景など、当時の社会背景もしっかり表現されており、こういう犯罪が起こる契機も少しは納得できる。もう少し、他に魅力ある役者が出てきたらさらに盛り上がったかも。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-03 13:51:07) |
1638. ボディ・ターゲット
《ネタバレ》 ヴァンダムに求めるアクションが少なく、人間ドラマがメインだったので正直がっかりした。しかし、人間ドラマをメインをしても、所詮ヴァンダムのヒーロー映画である。火事の救出&鎮火シーンなんかはご都合主義満載で、ヴァンダムをヒーローにするための1つの要素に過ぎない。脚本としては普通で、何かひねりがあればもっと面白い展開になったと思う。そして、少しエロティックなコメディ要素があったのもこの作風からすると浮いている。やはり、もっと派手で熱いアクションが欲しかったな。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-01 08:53:31) |
1639. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 これほどまでに圧倒感のある映画はそう無いと思う。そして、映画の構成も良く最後まで飽きることなく観れるのも監督の腕だな。序盤でマーロン・ブランドがこれでもかというほど存在感を見せ付けてくる。そして、悲壮感漂う音楽がマフィアたちの殺し合いを一層リアルに盛り立てる。その後、老いていくマーロン・ブランドに代わり、トップに立ったアル・パチーノが、マーロン・ブランドに消されないくらいの存在感を見せつけ、成長していく様を見事に好演していた。本当に脚本、構成、キャスト、音楽などかなり完成度の高い作品に仕上がっている。 [DVD(字幕)] 9点(2007-04-23 00:08:16) |
1640. 007/ロシアより愛をこめて
前作より面白くなっているのは事実だが、今ひとつの出来。ラストもなんかあっけない。ただ、スペクターとの戦いや主題歌は良かったと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-03 13:07:55) |