161. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 序盤で期待させられただけに、 種明かしからエンディングまでの流れに納得いかず。 妻の役(パートナーといっていたが)は、 そこまで親密になっていたのか。キスをして心を惑わせるほどに。 偽造パスポートをもってどこへいくのか。 記憶喪失の前にまっさら、戻りたいのか。 ある意味夢も希望もない現実の裏社会というのはこういうものなのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-03-19 21:57:24) |
162. ガタカ
《ネタバレ》 人間が人間をつくる、なテーマ。 この映画が撮影された時期を考えると斬新だったのだろうか、と思いつつ "不自然"に創られた人間のみが宇宙飛行士になれるという設定が面白い。 "自然"に創られた男の体力的な劣等感、それでも夢を追い、 "不自然"に負けないための努力をする姿は非常に人間らしい。 が、 その努力をする泥臭いシーンであるとか、 劣等感を感じ失望するシーンであるとか、 とにかく、期待する人間くささの描写が少ない。 むしろ、どうやってシステムを騙して宇宙飛行士になろうかという描写に 傾倒しており、感動には結びつかなかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-02-23 10:57:21) |
163. インビジブル(2000)
子どもの頃に夢描いた透明人間を実現。 それはもうワクワクしてしょうがないのだけど、 やはりインターネットの普及理由と同じエロOnly。 エロを理由に透明人間の技術が発達して、 地球規模で犯罪増えたらいとをかし。 というエロなワクワクと、 最後はB級SFな感じで5点。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-02-12 19:14:01) |
164. グレートウォール(2016)
超B級映画な内容であるものの、 雰囲気は非常に重厚なものを感じさせるため B級と割り切って観るのがむずかしい。 戦闘に緊迫感がないし、 怪物には格好良さもアホらしさもなく、 なんとも宙ぶらりんなバトルが淡々と進んでいく。 怪物の女王さまも造形に特徴がなく、 ようやく倒したときも「やったぜ」ってな爽快さなく、 ただただ万里の長城からの景色が荘厳だなぁと思うばかり。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-01-30 15:28:53) |
165. カオス(2005)
どうも人間関係が曖昧なままに進み、 どのような利害や憎悪があるのかが不透明なままに どんどん犯人らしき人が、さして意味深でもなく、死んでいく。 どんでん返しな展開は好みではあるけれど、 その前に登場人物の過去をもう少し、 短時間でよいから丁寧に描いた上で、 事件を展開して欲しかった印象。 [地上波(吹替)] 5点(2018-01-28 01:29:09) |
166. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 原子力絡めてどうしたいのか良くわからないままに終わってしまった。 恐ろしいものなのは間違いないが、 それをなんとなく科学で挑んで、 しかし物理な感じで原子力に破壊されて。 前半のゴジラの脅威を感じさせる部分も、 初っ端、ゴジラの造形に違和感を感じて「あ、ゴジラの相手かな?」くらいに思ってたら 立ち上がった。 驚異的な体組織で成長を遂げたとか、 ミサイルも何も効かないとか、 ゴジラの凄さってそういうもんじゃないんだよなぁ。 [地上波(邦画)] 5点(2017-11-29 23:27:04) |
167. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 息子がなんとも似ていないし、親父みたいなハチャメチャ感(ワイルドさ?)もない。 だから終盤で親父と久しぶりに呼ぶシーンでもぐっと来るものはないし、 最強のコンビとして活躍してもそれ以上の意味はかんじられない。 カーチェイスは迫力、スピード感が圧倒的だが、 ストーリーに置いていかれているのでそもそも危機感がなく、 せっかくの大迫力も活きてこない。 ただ、ブルース・ウィリスも年取ったなぁという印象から始まるも、最後はやはり格好いいなと思わせる、 それだけのために観て良かったといえるかもしれない。 [地上波(吹替)] 5点(2017-03-12 22:14:12)(良:1票) |
168. コラテラル
《ネタバレ》 のっけからクールなタクシー運ちゃんが出てきたと思ったのに、 巻き込まれてワタワタとし始めてクールな印象もどこへやら。 そうかと思えば、依頼主の前で絶妙に微妙な啖呵を切ってみたり、 格好良さがいつのまにか、巻き込まれ人としての悲哀さへと変わっていく。 アクションらしいアクションはない、 サスペンスらしいサスペンスもない。 主人公2人のキャラクタはたっており、魅力的に思うが、 アクションやサスペンスのドラマ性が希薄のために、 ヴィンセントが死ぬシーンにもいまいち思い入れが沸かなかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-02-19 12:06:58) |
169. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 格好つければ格好つけるほどにパクッといかれるのが、 良い意味であきらめが良い。 尋常ではないスピードで襲ってくるサメは ジョーズの迫りくる恐怖感とはまったく違うが、 いわゆるパニックものとして楽しむことができた。 バードは生き残って欲しかったが、バードのかたきに燃えたからこその生存かもしれないな。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-02-12 21:12:02) |
170. アウトブレイク
《ネタバレ》 豪華な俳優陣に、王道から外れないストーリー。 綺麗なまでに初期感染→拡大→調査→裏切り→ヘリチェイス→解決→悪役ざまぁ、 と流れていき、簡単に展開に想像がつくが、 そこはぐっと堪えて物語をみればそこそこに楽しめる。 しかし、ミイラ取りがミイラなシーンに関しては、しょうもないミスばかりで とても優秀な医療従事者と思えぬ。 [地上波(吹替)] 5点(2017-02-05 00:58:01) |
171. コクリコ坂から
《ネタバレ》 主人公はカルチェラタンでもメルでも風間でもなく、船乗りの盟友に思えた。 松崎、立花の息子、娘に会えたという、 会えた二人が立派に成長していたという、 そのためだけにカルチェラタンを綺麗にして、理事長を説得し、そしてエスケープしたのだ。 育つ過程を示す大半の映像の重みを終盤の再開に注いだと思えば、 まぁまぁ感動できる。 [地上波(邦画)] 5点(2017-02-03 21:36:36)(良:1票) |
172. ティファニーで朝食を
《ネタバレ》 歴史を超えて恋をさせられる可愛らしさにストーリーがついていくというか、 とにかく凡庸なはずのストーリーが色めき立つのは凄い。 しかしやはり平凡なストーリーで、ティファニーで「うちは物分りのよい店ですので」と ところどころお洒落な言葉が飛び交うも、 中心にあるのは理由わからず惹かれる男女二人。 パーティでの一幕も華やかさが漂うも、なんとも締まりの悪い幕引き。 最後に抱かれるネコちゃんが、さほど嬉しそうじゃないのがなんとも印象的。 [DVD(字幕)] 5点(2017-01-30 22:00:00) |
173. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
《ネタバレ》 良くも悪くもテレビアニメのしんちゃんと同じ味わい。 オトナ帝国や戦国と比べて、ひまわり人たちのキャラが立ってないかな。 しんのすけがひまわりを追いかける終盤のシーンも迫力に欠けるため、 「ひまわりと太陽系の天秤」を問いかけるシーンも心に響ききらなかった。 あと、やはりシロにもう少し活躍して欲しいんだよなー、シロに。 [地上波(邦画)] 5点(2017-01-21 09:29:00) |
174. マニアック(2012)
あー、サスペンスというか怖い要素はあるけども、 フランス映画という雰囲気がある。 主人公が抱え込んでいる闇を映像に起こしているようで、 現実と闇が交差しながら観衆である私は よくもわるくも気持ちが悪い。 その効果はとてもテキメンで、終始、現実なのかなんなのか。 実はエンディングだけ現実であるんじゃないの? そうであってほしいとまで思わせてくれたので、 映画として楽しめたとかんじます。 [DVD(吹替)] 5点(2014-08-31 19:48:50) |
175. ●REC/レック(2007)
手ブレのするドキュメンタリーな雰囲気のこわさ。特に暗視モードなんてのは、かなり先駆けて使われているのかな、今みてもあの青白い雰囲気は恐怖をあおられる。 この作品はシリーズ化しており、恐怖、なによりシナリオの解かれていっての面白さは2以降に持ち越しかな。 謎が謎を呼ぶ、そんな世界観が好きな方におすすめです。 ゾンビ系の映画を想像すると、敵は走るの早いからそれが緊迫感あるかな。 [DVD(字幕)] 5点(2014-08-31 19:37:51) |
176. LOOPER/ルーパー
《ネタバレ》 タイムリープものってのはとにかく設定が大事、になりがちだが、この映画では「とにかく難しい話なんだよ!理解不能なんだよ!」とセリフにあるので潔いなぁと。さておき、バタフライエフェクトを観たことがある身だと、ストーリーの魅力が弱かったです。序盤のパラレルワールドの見せ方で、なんか置いてけぼりくらった感がありましたし。悪の帝王候補の3人の子ども、3人である必要はあったのかしらん。 [DVD(字幕)] 5点(2014-01-09 22:40:14) |
177. そして父になる
暗い、暗すぎる。オチは救いなのかもしれないが、それまでの描写が幸せを描くシーンさえどこか陰鬱だ。暗い状況はストレートに、明るい状況は思い出として描かれているからか。取り違え事件そのものの是非はさておき、子どもについて考えるとき、特に子どもがそれを見ているときに、暗くては仕方ないじゃないか。と思う。家族の過ごし方の描き方もちとクドかったなぁ。これをリアリティある、と感じてしまった私自身、家族を持つことへの抵抗が強いのかもしれない。 [映画館(邦画)] 5点(2013-10-02 21:21:33) |
178. もうひとりいる
ドッペルゲンガーもの。 特筆すべきは顔の グニャァ感。 それとテンポよく人がやられていく様。 といったところ。 キャラが特にたつようなエピソードもないので、 淡々と進み終わり、エンドも想像通りでございました。 バイロケーションとか、好きなんですけどね。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-04-21 01:15:25) |
179. インフェルノ(2016)
シリーズ物として描くところの痛みを強く感じてしまった。 学者 vs 学者 というおさまり方が勿体ないなと。 宗教歴史学者 が戦う、というイメージで観てしまう(間違い?)ので あまりにも学者が相手だと 追いかけているときに不思議養分が減ってしまうと思うのです。 ミステリ的な裏切り要素は正直いって好みではありませんでした。 007 のようなスパイスを効かせたかったのかな? [インターネット(字幕)] 4点(2022-01-12 21:56:55) |
180. MEG ザ・モンスター
《ネタバレ》 あながちパニック映画の福袋といった感じ。 怪物、金、研究、過去の恋愛関係、おしゃまな子ども、二の矢 などなど、一応モノは入っているがどれもこれも浅い。 そして、最後に銛で目をつくシーンなどは笑ってしまった。 どうも、恐怖の優先順位を間違えている気がする。 怖いはずの存在が随所で弱いんだよなぁ。 犬は生きてて良かったね。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-01-04 21:24:20)(良:1票) |