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1.  インサイド・マン 《ネタバレ》 
ここの投稿で難解だという評価が多かった し解説なども読んだ上で鑑賞したので、それなりには楽しめました。 この頃はデンゼルも若くてスリムで最初本人とは分かりませんでした。  途中で人質が解放された後の尋問が挿入されていたりし時間軸が前後 するので分かりにくい上に、資材室に新しく壁を作ってその中に1週間 隠れているとか現実にはあり得ないような設定もあったのですけど、 それなりに練られたプロットだったと思います。(あの穴は結局トイレ 代わりということなんでしょうか)。冒頭のビデオは隠し部屋の中で 撮影されたということなのでしょう。 確かにリーダーも一緒に逃げ出していたら持ち物検査で資料やダイヤ が発見されてしまうわけで、一人は残る必要があったわけですね。  まだ9.11テロの衝撃の癒えない時代、そしてまだ当時は、ナチス=ユダヤ の人々を大量虐殺した極悪非道な連中、ユダヤの人たち=財産も命も不条理 に奪われた可哀そうな人たち、という単純な図式が信じられていた時代では ありました。しかし時が流れ今や可哀そうだと思っていた人々がガザで 無慈悲な殺戮を続ける極悪非道な連中と立場が逆転してしまいました。  昔小学校で、人からされて嫌なことは人にはしてはいけない、と教わった ものですが・・・
[地上波(吹替)] 6点(2024-05-21 19:41:27)
2.  HACHI/約束の犬 《ネタバレ》 
迷子の犬とたまたま拾った飼い主の物語 で、特に何か事件がおきるわけでもなく、悪い人は一人も 登場しない、淡々と犬の愛らしい健気な姿が映されるだけ の内容で、果たしてこれで興行用の映画が成り立つのかと 思うのですが、結構感動してしまい癒されてしまいましたね。  特にハチ役の犬を良くもまああれだけの演技をさせるよう に仕込んだもので、別にリチャードギアの愛犬でもないの に両者の交流に不自然さを全く感じませんでした。 子犬役、成犬役、老犬役それぞれ自然な名演技には何か賞 をあげてもよいですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-11-11 15:46:45)
3.  ザ・クリーナー 消された殺人 《ネタバレ》 
主人公の職業を犯罪現場などの清掃員 という珍しい職業にしたところがこの映画の最大の ミソではあります。 殺人現場の清掃をさせられるところから始まり謎が 深まる前半の展開には一気に引き込まれました。 しかしサスペンス物だと思って観ているとちょっと その後の展開は裏切られてしまいますね。どんでん 返しも切れ味がなく元相棒が登場した時点で何とな くプロットは読めてしまいます。 汚職の黒幕ヴォーン氏も殺された経理担当も全く姿 を現しませんし、人物描写もされおらず、両者とも 物語の中心ではないという製作者側の意図が取れます。  これはサスペンスというよりも母を失った父娘の絆 や元相棒同士の友情を描いた物語だと思います。 そう考えるとそれなりに納得の行く作品に仕上がって いたと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2023-07-31 22:21:55)
4.  ファイヤーウォール 《ネタバレ》 
ここでの評価が悪かったので期待はせずに観ました が、意外と面白かったですよ。放送枠の関係か随分とカット されてしまったのか、随分話が飛んでいたようなのですが、 分かりきった陳腐な結末ではありましたが、それでもハラハラ ドキドキ楽しめました。  ただ確かにツッコミどころは満載で、奥さんに浮気の偽電話 の伝言を残させたのにジャックは特に妻を問い詰めることもなく なぜ裏切りだとは思わなかったのでしょうか。 大銀行の中を強盗の親玉が我が物顔に歩き回れるというのも セキュリティ上あり得ないのでは。  そもそもセキュリティ担当幹部とその家族には常にこういう リスクが起こりうるわけで、そこいら辺の防犯対策はどこで も取られていると思いますが。 最後の過剰演出の殴り合いは、カーチェイスと並んで米国映画 のお決まり事のようで、あれがないと米国の観客は満足しない のかもしれませんが興ざめではありますね。
[地上波(吹替)] 6点(2023-06-16 21:56:01)
5.  インベージョン 《ネタバレ》 
コロナ禍を経験したばかりなので最初は 結構期待して観ていたのですけど、まあそれなりに楽しめ はしたけど、相当なご都合主義的な部分が多かったような。 住宅街で襲われて逃げ出すのだけど、あっと言う間に市街地 まで逃げてしまうとは、なんとも健脚だこと  坊やを連れてヘリ脱出に成功した後の展開がなんともあっけ なくワクチンが出来てめでたしめでたしってなんか拍子抜け。 足を撃たれただけのベンはワクチンで助かったようですけど バンバン撃ち殺されたり、車にしがみついていて振り落とさ れてしまった人たちは、死んでしまったわけで、ワクチンで 復活しようもないわけです。これは殺人にはならないんので しょうかね。
[地上波(吹替)] 5点(2023-06-07 23:00:01)
6.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 
二つの事件捜査が同時進行し事件を追う 二人の刑事が出会うという展開や、大学や山の重厚な描写など 結構見ていて引き込まれたし、楽しむことはできました。 でも終盤で突然鬼のような形相のジュディットが現れて暴れ 回った挙句に雪崩に巻き込まれてハイおしまいというエンディング はなんだか拍子抜けでした。  一体彼女はどこにいたのでしょうか。 途中でファニーと入れ替わるなり一度ぐらいは登場させない と唐突感が否めませんでした。  あと、季節が冬なのにどうも凍えるような寒さが伝わって来 ないのは意図したものなのか、それとも演出が下手なのか。 冬の荒涼とした雰囲気がホラーを引き立たせるはずなのに その効果が生かされていなかったような。  ドミニク・サンダがシスター役で出ていたようですけど全く 気が付きませんでした(暗かったので当然かもしれません が)。
[地上波(吹替)] 6点(2023-04-19 11:07:56)
7.  テイキング・ライブス 《ネタバレ》 
やどかりが殻を取り換えるように殺した相手の人生を乗っ取り、 その人生に飽きると別の獲物を物色して殺すサイコパス。その始まりは母親に 愛される一卵性双生児の兄を殺して成り代わったのが最初というプロットは 非常に魅力的であり、物語が単に美人FBI捜査官がサイコパスを追い詰め捕ま えるというありふれたストーリーではないことは評価しますが、いかんせん 実際の内容はご都合主義のてんこ盛りで、あり得ないような展開。  いくら被害者が身内が少なく人間関係が希薄だとは言っても、そう簡単に なり替われるものではないでしょう。 そしてラストの大どんでん返しですけど(事前知識なしでハサミがブスリと出っ 張ったお腹に刺さるジーンを映画館で見たら、卒倒する人がでたんじゃない ですかね)じゃあ7か月間芝居をしていたということなのでしょうか。 いつ現れるかも分からないコスタを待ちながら少しずつお腹の詰め物を大きく していたってこと?そんなの無理でしょう! そもそもどこからが芝居だったのでしょうかね。 もしかして最初から彼が犯人だと分かっていて、Hも芝居の内だったなんてこと になるんでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2023-01-26 16:04:05)
8.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官 《ネタバレ》 
何か米国移民局のお仕事についてのドキュメンタリー 番組を見るような感じではありましたが、たぶん実話に基づいたオムニバス 風の物語ではあったのですが、思っていたよりも引き込まれました。 それぞれ母国にいられない、母国では生活できない人たちが米国での生活を を夢見て何とかして市民権を得ようとする現実は、平和な国に暮らす人間 には理解しがたいものがあり、また勉強にもなります。 嘗ては人種のるつぼと称されて、アメリカに同化することが期待されていた 移民ですが、最近では同化せずに母国の文化や思想を維持したまま生活する 人々が多くなったそうです。少子化の進む日本もやがては移民を大量に受け 入れざるを得ない時が嫌がおうにも来るのでしょうね。  それにしてもアシュレイ・ジャッドは年取りましたね。ダブルジェパティで 最初見た時は美しさに感動しましたが。
[地上波(吹替)] 6点(2022-11-28 22:00:54)
9.  ノウイング 《ネタバレ》 
確かに出だしの50年前のタイムカプセルから、 数字の謎あたりはいいのだけど、その後の何かノアの箱舟のような 二人の子供とウサギ二匹の救出劇というのは一体何がいいたいのやら。 あの人間の恰好した人たちっていうのは神様ではなく宇宙人なんで しょうけど、彼らがそこまでして地球の危機を救う理由が不明。 地球の危機を救うためになぜ未来に起きる大事故の予言をしなければ いけないのかも不明、関係ないでしょ。地球滅亡が本当だと信じさせ るために予言したのでしょうか。そもそもいくら予言しても50年じゃ 太陽フレアから地球を救う技術を考えるのは不可能だと思うのですが。  ちなみに過去に5回地球上の生物の大絶滅が起きているそうで(最後が 恐竜が滅んだとされる66百万年前)、最大で96%の生物が死滅したそう ですが、それでもしぶとく生き延びているわけです。人類が滅びても それに代わる生物が繁栄を極めるでしょう。  ところでニュースでやってましたが、3年後にかなり大規模な太陽フレア が起きる予想で、かなり影響が出るそうです。このあたりは結構リアル ですね。
[地上波(吹替)] 5点(2022-06-21 21:11:25)
10.  ザ・バンク -堕ちた巨像- 《ネタバレ》 
この手の外国映画で関心するのは、地名も国名も全て実名 が使われ、企業名も少しもじった程度なのでリアリティが感じられることです。 日本の映画もドラマもなぜそうならないのか、法的なルールがあるのでしょうか。  それはさておき、内容については怪しげな意味深な人物が次々に現れてサスペン スが盛り上がり期待が膨らむのですが、その割には何となく尻すぼみで拍子抜け な終わり方。黒幕の頭取も当初は冷酷無比な悪役ぶりなのですが、ラストはイス タンブールの街を一人でよたよた逃げ回るのはなんともいただけません。  美術館の銃撃戦も相変わらずの過剰演出。入場者はさっさと逃げろよと言いたい し、一体何人の殺し屋が投入されたのやら。刑事もコンサルタントも殺されて それだけでもNY市警にとっては大事件だと思うのですが。
[地上波(吹替)] 6点(2022-02-07 14:01:59)
11.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 
いやあ、これは傑作ですね。登場人物が複雑に 絡み合って、次から次へと息をもつかぬ緊迫した展開に一気に 最後まで観ることができました。 実在の事件をベースにしている上に、日本では考えられません が皇室や銀行の名前が実名であるのでなおさら臨場感が伝わっ てきました。 ベースになった、ウォーキートーキー事件も、D通告もこれま で全く知りませんでしたが、勉強になりました。  ↓の方でどなたかがおっしゃっていますが、テリーは腕っぷしも 強く、度胸もしたたかさも知恵も備えているのだから、実業の 方だって繁盛してもよさそうなのに、何かどこかに欠点があるの でしょうか。 まあ、オレオレ詐欺を考え実行している連中も、堅気の商売だって 成功しそうですけど、世の中にはまともな仕事より犯罪の方が向い ている人が結構いるのでしょうね。
[地上波(吹替)] 7点(2021-12-16 21:50:24)
12.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
いきなり謎の女性からの電話で指図を受ける 二人の主人公たちの恐怖と混乱の中、序盤から次から次への展開で息つく 暇もなく一気に引き込まれて最後まで見切ってしまいました。さすがスピ ルバーグが製作指揮した映画だけはあると思います。 コンピュータの暴走というのはやや陳腐化したプロットではありました が、それなりに臨場感を持って鑑賞できました。  ただ、主人公や周辺の人間たちをいとも容易に操る圧倒的な能力を持つ 背後の“人物”について、果たして結末において合理的な説明をしても らえるのだろうかという、この手の作品に対するいつもながらの不安も 観ながら感じてしまいました。  ジェリーの方は、なるほどそういうことで必要だったのか、とそれなり の納得はしましたが、果たしてレイチェルは必要だったのでしょうか。 あんな手の込んだことをせずに、何から何まで自由に意のままに操作で きるのであれば、軍のトップでも操って核兵器でも議事堂にぶち込めば それで済む話ではなかったのだろうか、その方がよっぽど簡単ではな かったのか、などと思ってしまいます。 その点がちょっと残念なところではあります。
[地上波(吹替)] 6点(2021-12-10 20:40:20)
13.  イナフ 《ネタバレ》 
幸せな結婚生活から一気に突き落とされ、徹底的に いたぶられ、追い詰められていく主人公に感情移入してストレスをため 込んでおいて、ラストでそれを思いっきり吐き出すことができないと、 一体何ちゅう映画だということになりかねませんね。  考えてみればこういうシチュエーションて夫婦以外でもありそうで、 クラスで酷いいじめに合うじめられっ子とか、ブラック企業で上司に 激しいパワハラを受ける社員とか、そういう人たちにとっては、最後 のシーンは、「目ん玉えぐりだせ」「金的潰してしまえ」と叫びなが ら見るとストレス発散はできるのではないでしょうか。 まあ現実にやってはいけませんが。
[地上波(吹替)] 5点(2021-10-06 16:28:15)
14.  ブラッド・ワーク 《ネタバレ》 
犯人は身近な相棒という古典的なプロット ではありましたが、特殊な血液型を持つドナー女性が殺された ことで自分は生きていることができるという葛藤に悩む人間を 描いているところがこの映画のキモであり、犯人捜しよりもそ ちらに注目して観るとなかなか見ごたえがありました。 イーストウッドの作る映画は大外れがなく、安心して観ていられ ます。 それにしても年老いてもなお盛んというか、色々な魅力的な女性 を登場させるものです。  ちなみに吹替え版で観ましたが、やっぱりイーストウッド=山田 康雄が染みついてしまっているので、他の声優さんだと声だけで なんとも興ざめではありました。
[地上波(吹替)] 6点(2021-09-06 09:55:35)
15.  リクルート 《ネタバレ》 
ここでの評価が高いので期待して観たのですが 正直いまいちでした。そもそもアルパチーノが登場した時点で まさか彼が黒幕とかそんな単純な話なんじゃあないでしょうね、 と思って観ていたら、結局そのまんま。役者の起用というのは 難しいですね。  映画の主題が、新入り職員たちの地獄の特訓物語なのか、それと もCIA内部の裏切り者のあぶり出し作戦なのか、両方欲張って結局 どちらも中途半端になってしまったような。 主人公のお兄さんもMIT卒の天才プログラマーには見えないし、互い の騙しあいが行われている中で、簡単に仲間の女の子に気を許して ナンパしてしまうところで不合格なのではないでしょうか。 また重要なソフトを巡る展開であれば、もう少し高度なIT技術を描 かないと今の時代では薄っぺら感しか感じられませんでした。
[地上波(吹替)] 6点(2021-06-08 19:14:29)
16.  おっぱいバレー 《ネタバレ》 
それまで二流のデカパイ女優というイメージの強かった 綾瀬はるかがブレークしたのはテレビドラマ「仁」だったと思っていた のですが、その前にこの作品で賞をとってプチブレークしていたという ことでしょうか。演技自体はそれほどとは思えませんが、何となく彼女 のオーラを感じました。  お話自体はえらく月並みで深みがなく安直な感じがぬぐえませんでした。 たった数か月の特訓でバレーをほとんど知らない生徒たちが強豪チーム を追いつめるまでになれたら苦労はしませんよね。 中学の頃のエピソードだけは気に入りました。結局子供たちのその後の 人生は良き先生に出会えたかどうか次第であるということことは、自分 の人生に照らしても実感します。 内容としてはいまいちですが綾瀬はるかに+1しました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-10 10:53:57)
17.  アフタースクール 《ネタバレ》 
緊急事態宣言下で、GW中は家の外に出ずに自粛 せよとのお上の御命令で、しょうがなくTV番組表を見たらやって いたのでさして期待もせず暇つぶし程度に観たのですけど、これ は、なんというか・・・めちゃくちゃ面白かったですね。 始まってから何だか人間関係も状況も良く分からず、謎が深まって いくのに引きずられて最後まで観てしまいました。中学時代の初恋 なんかも絡めてなんとも切ないエンディングでした。  巧みに観る側に真相を悟らせず誤解する方向に誘導するようにセリフ をうまく選んでいたというか、そこに最大の努力と細心の注意を払った という作品のようです。 義理の父だと思ったらデカ長だった、団地の住人のおっさんだと思った ら警備の刑事さんだった、探偵さんは騙していると思ったら自分が騙さ れていた、そして最後のエレベーターのシーンの種明かしといい、細部 にまでこだわったなかなかの脚本力です。  だから通常の作品のような突っ込みどころが突っ込みどころとして成立 しなくなってしまうという異色の作品に仕上がっています。 俳優さんたちもそれぞれに個性的で、うまい配役でした。中でも大泉さん の演技がなんとも言えない味を出していました。
[地上波(邦画)] 7点(2021-05-04 12:46:51)
18.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
ここの書き込みは奇しくもコロナ禍勃発前のもの で、近未来SF物語として観たコメントばかりだけど、コロナ禍の渦中で観ると ある意味現実味のある恐ろしさの一方で、空想の限界や実態との乖離(ワク チンは一人で作れるものではなく、世界中の知恵と技術を結集して作るもの) も感じてしまう。 これが作られた頃はコロナ禍などはまだまだ空想の世界でしかなかったのだが、 それが8年後に現実に起こるとは当時誰が予想しただろうか。 最初のシーンなどは実際に昨年2月頃の医療崩壊したNY市や武漢の光景とダブ ってしまう。  ゾンビなどを登場させるのではなく、医療崩壊や人々の葛藤や恐怖そしてワク チン開発競争などに焦点を当てれば、コロナ禍を予言した映画として有名にな ったのではないだろうか。 結局空想は現実には勝てないということか。
[地上波(吹替)] 6点(2021-04-20 22:11:44)
19.  パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 
それなりに楽しめましたし、少なくとも こういうプロットに挑戦したことには一応敬意は表したいと 思います。 最後の落ちを知った時に観る側はああなるほどあの時の伏線は この為だったのかと理解することになり、一応観る側にあちこ ちでそれらしいヒントを十分に与える努力は感じます。   ただやっぱり展開に無理がありますよね。H2Aへの潜入捜査 の部分、あれ要るのかなっていう感じです。 あのまま放っておけば警察がハリソンにたどり着けなくとも、 ローにたどり着くことはほぼなく、迷宮入りになっていた可 能性が高いわけで、彼女にはそれでめでたしめでたしのはず。 真犯人であるならあそこまで深入りはしないはずで、そこが 観る側に迷彩効果になってはいるのですけど、果たしてそれ はフェアなのかどうか微妙なところです。  結局必要以上に事件を追求した為にマイルズに真相を知られ てしまい、さらに彼を殺したことを隣人にまた見られてしまう 負のスパイラルに陥ってしまったわけですから。 ただそれじゃあ映画にならないのでわざわざ大物俳優まで使った のですがなんとも不自然感が明らかでした。  よく頑張りましたね。でも次はもっと頑張りましょうね、って いうあたりの作品でしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2021-03-01 22:13:58)
20.  ミスト 《ネタバレ》 
どうせ怪物が人間を襲うお決まりのグロテスクな B級ホラーだろうと思ったのですが、ここの投稿数がやたら多くて しかも点数が高いので観てみたのですが、なるほどこれはなかなか の優れものでした。 正体不明の怪物が人々を襲うプロットはどこかで観たようなもので はありますが、人々の心理描写や行動描写が丁寧に描かれていて、 次から次ぎへの展開にハラハラドキドキのままラストの衝撃的結末 まで飽きる事なく観てしまいました。  最後は勇気ある人々が救われるハッピーエンドか怪物たちとの戦い がまだ続くことを暗示して終わるのかのいずれかだろうと思っていた のですが、これは確かに衝撃的で他にはなかったびっくりな悲劇的 結末でした。狂信的信者のようなおばさんが撃ち殺されてしまうと いうのも驚きましたね。キリスト原理主義団体から批判が起こらな かったのでしょうか。 最初に皆に助けを求めても見放されてしまい一人でスーパーを出て 行ったおばさんが結局子供たちと共に救われていたというのも、何 とも皮肉が効いていていましたね。  できれば怪物たちが異次元空間から来たというのではなく、軍の化学 兵器開発の過程で生まれてしまったとか何かにしたほうがよりリアル だったのではないかと思います。  明日からスーパー行くのが怖くなってしまいます。
[地上波(吹替)] 7点(2021-02-16 20:19:19)
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