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泳ぐたい焼きさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 110
性別 女性
自己紹介 増税前にブルーレイプレーヤーを購入したにも関わらず、未だブルーレイ未体験の私。
何がブルーレイで観るにふさわしいのか、レンタル屋で果てしなく迷う今日この頃だったりする。

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1.  メアリー&マックス 《ネタバレ》 
好きな作家さんがお勧めに挙げていたこともあり、観たのですが…。今までのアニメーションにはなかった、この重さ!重い、なかなかに重いです。国も年齢も異なる、全く孤独な2人が文通を通して育む友情。最後、メアリーがマックスを訪ねる場面での、天井一面にあるマックスの想いには、涙が止まらず。曲がり道でこぼこ道を歩きつつ、君も僕も不完全だからいいんだと、まるで自分を人生を世界を許す下りには胸がグッとつまってしまいました。そうだね、多分きっとみんな不完全だから、厳しく醜いから、だからこの世は美しいのさ。そして友達はかけがえがないものなのさ。嗚呼、今晩友達にメールしよっと…。
[DVD(字幕)] 10点(2014-06-14 22:11:21)
2.  ラヴソング
昔、映画館で観た時はいまいちピンとこなかったのは若かったから、と気付いた人生ウン十年の私。それなりに年月を重ねた現在、すごくよく分かりました。2人を近付け、再び引き合わせたテレサ・テンの歌がストーリーを彩り、演じたマギー・チャンの勝ち気で孤独な表情と、レオン・ライの朴訥で寡黙な眼差しが素晴らしい。もちろん、エリック・ツァンの心意気もたまらない。本土返還前後の香港ならではの作品。実際、あの時の返還前のちょっとした喧騒はニュースでも凄かった。あの時代だから、香港だから出来た作品だと思う。
[DVD(字幕)] 10点(2013-11-04 01:26:49)(良:1票)
3.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る 《ネタバレ》 
キュートさと瑞々しさと切なさがギュッとつまったファンタジー。Cat Stevensの歌も合わせて、胸をつかまれちゃいました。ハロルドの葬式ごっこ、ブルジョワだけど空虚で暗い色調のハロルドの家、無気力なハロルド、緑に囲まれたモードの住い、カラフルなモードのファッション、破天荒でチャーミングなモード。そこかしこに生と死と、対称的に意識された作りも素晴らしかったし、何よりかつて死の恐怖の体験と、だからこそ今現在の生を謳歌しようとし、幕を閉じようとするモードと、彼女を通して本当の生と死を知るハロルド、2人に心動かされずにはいられませんでした。彼女の過去に気付き、そっと肩を引き寄せるシーンと、コインを贈って花火を見つめるシーンと、2人の後ろ姿が目に焼き付いて離れません。出来れば20代の時に観たかったような気がします。
[映画館(字幕)] 10点(2010-09-12 21:31:16)
4.  潜水服は蝶の夢を見る 《ネタバレ》 
劇場公開時に観に行ったのですが、観返してみて、やっぱり佳い作品だなと。冒頭、状況把握が出来ないままぼんやりした映像で進み、徐々に事態が飲み込めてくると映像がハッキリしてくる。主人公と呼応した映し方も然ることながら、海を思わせる水色や緑を配した病院の描写にも、感じるものがありました。そして何といっても、自分を受け入れた時のジャンの、記憶と想像力の羽ばたく描写が素晴らしい!彼の物語が進むと同時に、彼の頭の海に誘われるようです。それと同時に映されるジャンの今の姿との対比により、より一層、死や絶望と対して、もしくは対になって、生命力の無限さと美しさを感じさせられました。病人を描いた作品でありながら、全くジメジメしていないのは、そういった描写力や表現力の素晴らしさはもちろん、ジャン本人の人間的な魅力、特にシニカルなユーモアも描かれているからでしょう。ただやっぱり、父親との電話の場面は涙が出ましたが。奥さんがいる前での愛人の電話は残酷だったけど、ズルいとこも非常に人間的だなあと思った次第です。
[DVD(字幕)] 10点(2009-11-25 22:23:28)
5.  落下の王国 《ネタバレ》 
なんて美しい画なんでしょ…冒頭のモノクロシーンから一瞬にして、映像の美しさに引き込まれました。もちろん、本編の映像美にも圧倒されました。素晴らしいですね。で、お話の方はというと、ロイの下りは意外とどうでもよかったんですけど、途中からの展開には少女と同様に「こんなお話は嫌」と思った次第です。自殺願望のロイを救ったのは彼女で、私たちをお話の映像へ誘っていたのも彼女。少女の想像力と生命力を、こんなに美しいロケーションと衣装のコラボレーションで描いてみせた本作の力量は、本当に素晴らしいものがありました。移民の少女の訥々とした語りも然ることながら、健気な瞳(個人的には“ミツバチのささやき”のアナ・トレントに次ぐ感じ)に胸打たれ、ウルッときてしまいました。しかし本作、映画館で観ればよかったと、大いに反省です。
[DVD(字幕)] 10点(2009-10-02 10:45:26)
6.  道(1954)
観る度に思うのは、これを超える映画があるのかなということ。そして観終わった後、やっぱりないなといつも思う。愛が、孤独が、愚かさが、人間が、生と死が、生きてくことが、全てがこの映画にある。生涯のNo.1。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-07-01 21:13:53)
7.  レスラー 《ネタバレ》 
不器用で、大馬鹿で、自分勝手で、惨めで、痛々しい。自業自得と分かっていても、激しく胸を揺さぶられた。ミッキー・ロークが体現し、繊細に表現する部分も大きいのだろう。監督が彼の主演にこだわって制作してくれて、本当によかったと思う。圧倒的な孤独、忍び寄る老いと不安…同じものを抱えるキャシディと寄り添う場面は、儚くて脆くて、そして美しさがあった。悲哀と揺れを表現するマリサ・トメイも、素晴らしい限り。作品の多くを手持ちカメラで撮影しているせいもあって、ドキュメンタリーな感じに近い。色も抑えめでよかったし、リアルさがより演出されてました。また本物のレスラーが出演し、プロレスの裏側を描いている部分もあって、興味深い部分も多かったです。そしてエンディングに響く、ブルース・スプリングスティーンの歌声が素晴らし過ぎる!「辛いのは外の現実」最後、リングでのスピーチとすべてを確認し微笑む、その表情にビシバシ打たれ劇中ボロボロに泣いた上に、ゴールデングローブ賞受賞式でのミッキー・ロークのスピーチでも涙腺緩んだ大馬鹿もんの私なので、思い入れ強くこの点数で。
[映画館(字幕)] 10点(2009-06-29 10:59:55)
8.  惑星ソラリス
台詞や登場人物、映像の1つ1つが全て謎掛けのようで、とても神秘的。同時に、リンゴを齧ったり腕を洗う母親や最後の場面の父親に宗教めいたものも感じつつ。ソラリスがつくり出す存在について、ある者は良心の問題として自らを罰し、ある者は単に物質化したもの、客人として扱う。クリスはそこに懺悔や贖罪を負い、魂の救済と安らぎを求めていく。図書室で、ブリューゲルの絵(雪の中の狩人)をじっと見るハリーの目。自然の秘密を暴いていくのが科学だとすれば、「知識は不幸を招く」と呟き、死などの所謂“神の領域”はそのままに秘密裏に伏すべきなのか。思索に富んだ作品でした。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-01-31 01:00:54)
9.  動くな、死ね、甦れ! 《ネタバレ》 
凄い作品…何年に作られたのかなと思ったら、1989年?ビックリしました。製作年を全く感じない、モノクロで語られるストーリーの鮮烈さ。収容所と陰鬱な天気と未整備の泥道、貧しさに囲まれた極東ロシアに生きる、一人の少年。戦後・スターリン政権下のため、より一層寒々しい空の下、大人も子供も自分のことで精一杯。そんなまるで見えない状況の中での、唯一の救いのような少女も奪われてしまう。そして強烈なラストシーン。徹底したリアリズムの描き方に、“ドイツ零年”を思い出しつつ。しかし生き残ってしまう分、その後果たして少年はどうするのだろう?と考えてしまうと、本作の方が少し残酷なようにも感じました。しかし日本捕虜の歌う歌や少年の歌う歌が、妙にもの悲しくて印象的。非常に暗いけど、何かが胸に刺さって癒えない作品でした。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-01-18 15:55:45)
10.  砂の器 《ネタバレ》 
嗚呼、駄目。昔観た時同様、“宿命”が流れる、あの回想シーンでやっぱり大号泣。「会いたかったでしょうね」この台詞もよく覚えてます。ええ、会いたかったでしょうとも!正直、シャツはそんな簡単に見つからないよなとか、刑事らの必死の捜査など、描写不足かなとも思う箇所もあるとは思うのですが、寧ろこの上映時間でまとめたところを評価すべきなのかも。思いっきり情を曲にのせて描写した部分に、こちらも思う存分グッと情に流されるというか。私の中では、松本清張の映画=野村芳太郎監督=まずコレです。
[DVD(邦画)] 9点(2014-05-05 01:29:12)
11.  凶悪
…軽い気持ちで借りてすまんかった、始まって3分で思いました。以後、居住まいを正して鑑賞。いやはや、これ実話なんですか、そうですか…マジで?心中その繰り返しでした。先生と須藤のした残虐行為は目を背けたくなる、の連続でしたが、それを追う記者の憑かれた様子の裏で、疲弊しきった妻もいる訳で。青みがかった映像の中、淡々と進んでいく異様な事件、その顛末の描き方に目が離せず。抑えの効いた描写と、それ故の怒りと凄みに圧倒されました。 終盤、記者が須藤に向かった言葉が観客の思いを代弁したのも束の間、須藤の言葉がショッキング。加えて、先生が私たちに投げかけた言葉もまた、強化ガラスのこちら側にいる私=観客に問いかけるようで、実に重くのしかかる。構成も役者も非常に見事です。余談ですが、原作は意外と感情的な文章で少し驚きました。
[DVD(邦画)] 9点(2014-05-05 01:09:35)
12.  サニー 永遠の仲間たち
本国・韓国でも評判になった本作。ハイ、とってもベタではありましたが、私もハマりました。分かりやすいコメディ要素を入れつつ、泣かせるポイントはこれでもかと指圧の如くグイグイ押しまくる。それでも魅かれたのは、女子のための女子による女子の友情物語だからというところ!女同士だから難しい、そして楽しい。そんな女子たちの関係を描いているところに、掴まれました。女子は国境を超えて同じなんだなぁとググッときました。最後の爽やかな涙もいいですね。出来過ぎ感あるエンディングですが、女子の友情ファンタジーだと思えば、これはこれでOKです。
[DVD(字幕)] 9点(2013-11-04 00:52:48)
13.  ペルシャ猫を誰も知らない 《ネタバレ》 
事情が事情とはいえ、手持ちカメラでのゲリラ撮影が効果的な、ドキュメンタリータッチな作り。抑圧された環境下の中、音楽を決して諦めない青春の、疾走感と同時にエネルギーに溢れていました。一見西洋化が進んでいるようにもみえる中で、表現を検閲される厳しさを感じはつつも、音楽に対する想いや情熱は、当たり前だけど日本もイランも変わらないのだなあと、イランが少し身近に感じられました。何より、劇中に流れるイランのアンダーグラウンドなフォーク、ブルース、サイケ、R&B、ラップ、ヘビーメタル、ロック、フージョン、ワールドそしてギターポップはとっても佳かったです、ほんとに。音楽好きな人は、是非観て欲しい。その音楽に合わせて、イランはテヘランの様々な表情を映し出すのもいい。ユーモアを交えながら語っていた前半から暗転して、悲劇的なエンディングには言葉を失ったけど・・幸せになって欲しかった。本当は2人、ライブできたんだよね。そう信じたいし、そう思ってます。
[映画館(字幕)] 9点(2010-10-24 14:01:35)
14.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
着地と引き換えに、以前欲しかったものを手にする、人生の皮肉。すぐまた別のトランジットで離陸する、機長の、人生のホロ苦さがじんわり沁みました。キチンとパッキングされたコンパクトなスーツケースで各地を飛び回る主人公と、ポートレイトの写真が旅する妹夫婦の対比が、非常に効果的でした。また飛行場の歴史を述べ、いかにここが凄いかを述べるジョージに対し、でも背景的につまんないと言うアナが、何というか男性と女性の違いが出てて面白かったです。リストラについてコメントしていた人達は、本当にリストラされた人なのかな、と思ったり。しかしジョージ・クルーニーもさることながら、女優2人もすごく佳かったし、ギターに彩られた音楽も素晴らしかったです。Elliott Smithは反則でしょう。
[映画館(字幕)] 9点(2010-04-29 15:17:02)
15.  ひとりで生きる 《ネタバレ》 
青年期に訪れる、性と別離、厳しい生。そして前作と同様、もしくはそれ以上の残酷さがワレルカを待っている。犬、鳥と動物の死が随所に挿入されるように、ワレルカの周囲には死がつきまとう。愛するものをことごとく失い、彷徨うワレルカだが、彼がおそらく望む狂気と死の世界へは招かれはしない。誤解と貧しさと放蕩と喪失と現実だけが、彼には与えられる。爆発の後の小屋のシーンはそうした比喩だろう。狂気が廻り、小屋の中は死があっても、ワレルカは決して一員にはなれない(ならない)。目覚めた後、彼は神に挑戦するかのように、生きていく決心を語る。彼の前途には何が待っているのだろう。凍てつく大地だけなのだろうか。前作同様、言葉を失ってしまいました。ネズミのシーンには絶句…。
[映画館(字幕)] 9点(2010-01-17 19:53:55)
16.  そして、私たちは愛に帰る 《ネタバレ》 
見終わった後、ネジャットの後ろ姿と波の音、海の青さが静かに焼き付く。じいんと、余韻が残る映画。素晴らしいですね。トルコとドイツの微妙な関係も加えつつ、登場人物が少しずつ交錯しつながっていく展開と、飽きずに引き込まれました。そして、出会いと死と再会を通し、距離や心が離れている家族が再び認め合い愛し、そして互いを赦し合う様に、深く胸を打ちました。ロッテが電話口で「ママ!」と叫ぶシーンや、ネジャットが昔の思い出を口にして、父の愛に気付くシーンが非常に印象的。娘も息子も、子供はみんな親に反発し、そしていつかは帰るのかな。巡り会いって不思議。でも人生って、そんなものかもしれないなあ…と思ったり。希望の光が灯る、そんな終わり方も、深く後を引きます。
[DVD(字幕)] 9点(2009-12-20 00:34:11)(良:1票)
17.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》 
巧いですねえ…つくづく、巧いなあと。3人のキャラクターなり背景の比重がとても大きく、この3人の誰が欠けてもこの事件の展開はこうはならなかったでしょう。まあ事件てそういうものだけど(多分)、この作品は特にそれを感じました。そして、演者が全員素晴らしいの一言。特に、父親に認めてもらいたいが弱く危うく、不安定なキリルを演じたヴァンサ・カッセルと、流産の悲哀と故の愛情を滲ませるナオミ・ワッツの2人がいたからこそ、ヴィゴもなおさら引き立ったのでしょう。ヴィゴについては、言うまでもありません。難を言えば、キリルとニコライの関係描写がちょっとキツかったかな…はっきり描かれない分、濃厚というか。時々胸焼けがしました。とはいえ、冒頭~終盤と色はダークで小雨続きだったのが、最後アンナと子供に降りそそぐ小さな陽の光に、希望を感じさせるという構成の見事さにも感服しきり。音楽も佳かったし、入れ墨が履歴書という知識も興味深かったです。しかしロンドンダービーでのユニフォームにスポンサー名がなかったのは、やっぱり断られたのかな?チームのオーナーの出身地を考えると…て、深読みか。
[DVD(字幕)] 9点(2009-11-25 22:47:32)
18.  8 1/2
話の筋なんてことさら追わずに、眼の前に展開される映像の波にスルスル飲み込まれ、プカプカ浮かび、ゆたゆた身を任せす、その心地よさと言ったら。頭の中のイメージをこうも優美に描くのかと、驚嘆するばかり。同じ類での見事さというと、タルコフスキーが思い当たるくらい(今のところ)。コントラストが効いたモノクロの映像美、N.ロータの甘美な音楽も素晴らしい。ホロ苦いような自嘲気味なテイストではありつつ、最後人生の喜怒哀楽をギュッと掴まされるような、不思議と生の何かを感じもしました。非常に印象的なラストシーンに、何だかもう一度見たくなるのでありました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-10-12 23:19:27)(良:1票)
19.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
西部劇をほとんど見た事ないし、もちろんオリジナルを知らない私なんですが、ものすごく面白かった。話にグイグイ引き込まれました。無法者で無頼漢っぽいウェイドと彼の護送を自ら買って出るダン、この2人の関係の変化はもちろんウェイドの過去やダンの事情が謎めいており、それぞれの背景に興味が広がる護送途中はもちろん、クライマックスのドラマに大変魅了されました。早撃ちも弾丸の嵐も然ることながら、ダンの父として、男としての在り方、誇り、そしてウェイドの哲学、生き様、同志愛。2人の姿に胸揺さぶられました。最後、口笛を吹いて馬が駆けて終わるエンディングも、カッコイイの一言。最近ワーカホリックなクリスチャン・ベールにラッセル・クロウ、いい仕事してますね~。他の出演者(特にチャーリー役の人)もすごくよかったです。
[映画館(字幕)] 9点(2009-10-02 10:57:39)
20.  プライドと偏見 《ネタバレ》 
劇場公開時に観た後、原作を購入し読みました。で、今回BSでもう一度観たのですが、やっぱりこの作品好きかも。多少残ってた乙女心がときめくってやつです、ハイ。気持ち悪いですが、いけませんか。だって、風景や建物、衣装は綺麗だし、出演者は好演してるし、音楽も良いし。何より、エリザベスとダーシーの、不器用で意地っ張りな過程が良いのです。舞踏会でのダンスシーンは2人のプライド対決でも気になるという関係が分かるし、カメラワーク(長回し)ではベネット家族とコリンズ氏のキャラクターが嫌というほどよく分かるし(エリザベスのウンザリ感も)、ブランコでぐるぐる回るエリザベスや、ダーシーの手のクローズアップとか、単純に巧いなあと感心した次第です。最後、父親が「本当に好きなんだね」と言うシーンは、ベネット氏と同じくウルッときました。あとキスシーンはなくて大正解!
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-09-01 23:39:28)(良:1票)
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