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プロフィール
コメント数 127
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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1.  とめはねっ! 鈴里高校書道部
書道部ってこんなに面白いものなのか?! と思ってしまうけれどたぶんこれほどではないだろう。もしかしたらこれ以上かもしれないが。  合宿に大会、ライバル校の存在などなど、ジャンルは文科系ではあるが話を盛り上げる素材としては過去のスポーツものに準じていて、なんとも巧みな換骨奪胎だと思う。各人物のキャラの立ち具合も、地味すぎず過剰すぎず、順当過ぎて嫌味なくらいだ。  書道に馴染みのない者にとっては知識が得られるだけでも楽しい。こうした作品に触れてしみじみ感じるのは、自分の知らないちょっとマイナーな領域でも、蓋を開けてみれば無限といっていいほどに広く深い世界が広がっているのだなあということ。  正直いって自分が書道の世界に足を踏み入れることはないとも思う(少なくとも、本格的に筆を持つことは)。だからこの漫画でたとえ擬似的にでも書道を体験できるのは、とても幸せなことだ。  面白そうな分野に片っ端から首を突っ込んでいたら人生が何十年あっても足りないから、大概は横目で見ながら通り過ぎるだけにとどめて、自分の好奇心とは妥協する。しかしこれを読んだあとにたまたま書道の展示に出くわしたりしたなら、今までと同じように平然と通り過ぎることはできないだろう。ど素人であるのは変わりないにしても、そこに広がる世界の豊かさの一端を垣間見てしまったのだから。
7点(2008-05-18 14:48:52)
2.  To LOVEる -とらぶる-
まあ、こういうマンガは男子小学生のリビドーに火を点けることができた時点である意味満点なんじゃないかと思う。ジャンプをめくってここを開き、(うわー……)と引いてしまうぐらいえげつないこともしばしば。本誌ではぼかしてコミックでは描き込むって……それ別に自主規制になってないんじゃ……?? 少年ジャンプにおける別に広げなくてもいい裾野を広げている、ある意味開拓者的存在です。ある意味。
3点(2008-04-23 01:24:47)
3.  どうにかなる日々
マンガエロティクスFに連載されていたバラエティ豊かなシリーズ。お得意の同性愛ネタから幽霊もの、主婦や子どもが主役の割と地味なお話まで、どれも面白い。長編もいいけど、この連作短篇はいろんなアイディアで自由に遊んだおもちゃ箱のような印象で、作者自身もきっと楽しんで書いたんだろうなという感じがする。志村さんは短編作家としてもとても秀でていると思う。  ちょっとHな部分も全然エグくなく(第一話は別か?)、むしろ可愛らしい。登場人物の営みとして素直に受け止められた。物語は常にやんわりと着地する。ときにはつげ義春の某有名短篇を思い出させるような気の抜けた感じで。とくにしんちゃんとみか、志乃と民子のカップル、あとひとりで悶々とするゲイの高校教師のエピソードが好きだ。  長編連載を追うのもいいけれど、こういう質の高いコレクションもまたそのうち読んでみたい。
9点(2007-12-04 03:44:34)
4.  ドロヘドロ
スタイリッシュな独自の絵柄と世界観がかっこいい。ものの肌触りまで伝わってくるかのような厚みのある画。かなり暴力的な描写も多いんだけど、ブラックなユーモアとキャラクターの愛嬌のよさが、殺伐とした空気を相当に和らげている。トカゲ頭のカイマンは強さよりもかわいらしいし、女性キャラがみんな驚くほどごつくてガンダムみたいに強いんだけど、なぜか普通にかわいく感じられる。アクションシーンは迫力があるし、心臓を象ったマスクなど、作者独特のセンスが随所で光る。作者が普通の少年マンガに影響を受けたというだけあって、普通にわかりやすくて一般受けしそうだと思うんだけど、そんなにメジャーでもないのかな? もっと知られてもいい作品だと思う。
8点(2007-12-03 00:54:08)
5.  賭博黙示録カイジ
名作ですね。ギャンブルは苦手だけどこれはめちゃくちゃ面白かった。ジャンケンを元にしたシンプル極まりないゲームが、人知を尽くした頭脳戦として加熱していくさまは圧倒的。知的興奮ももちろんすごいけど、日常とはかけ離れた舞台設定も、欲望の塊のような悪役利根川も強烈だった。もしも自分がこんな極限状況に置かれたらきっとすぐにテンパって自滅しちゃうんだろうなー……
7点(2007-11-04 19:09:36)
6.  トーマの心臓
正直、よくわからなかったんですよ……。だって普通に少年同士で恋愛しているところからして違和感ありまくりだし、最後に明かされる衝撃の真実も全然共感できないしで、ちょっとキャパシティを超えている部分が多過ぎた。  もっとも絵や台詞の精度の高さに驚いたのも事実で、非常に完成された作品であるのもわかるし、そんじょそこらの凡作に比べたら遥かに楽しめるのは確か。ただこの世界に没入するには、感性に隔たりがありすぎた。
7点(2007-10-28 02:06:30)
010.79%
100.00%
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321.57%
443.15%
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6129.45%
73628.35%
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1043.15%

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