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プロフィール
コメント数 127
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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41.  ハチワンダイバー
エキセントリックなキャラクター、異常に字の大きい台詞や線の太い独特の絵柄に、暴力的なまでのエネルギーが漲っていて、圧倒させられる。  将棋を題材にしたものは他にもあるけれど、普通の棋界とは別物のアンダーグラウンドを舞台に選んだのが大正解。ギャンブルの要素を含むのもあってか非常にあくが強く、純粋に頭脳戦のはずなのに超異色の格闘マンガといった趣きがある。ホームレスのところで勉強する下りなんか、昔ながらのマンガにある修行シーンの頭脳バージョンともいえる。  某ランキングで1位を獲得していたのをきっかけに読んでみた……が。面白いけど、ダントツ1位というのはよくわからない、かも。
7点(2008-04-23 01:32:31)
42.  カズン cousin 《ネタバレ》 
いくえみさんの他の作品に比べると切実さに欠ける分、いくぶん読み応えが弱い気もする。  ただ、さえない女の子が発奮して変身するというところまではありふれているものの、そのあとも容易く幸せになれるわけではない、というリアルさが珍しい。頑張って自分を変えてからが実は最大の試練である、という。主人公のたるんだ裸をさらっと絵にしてしまう筆が、シビアだなあと思う。  そんな作品中、体重がリバウンドして戻ってしまったときの「経験があるんだからまるっきり元通りにはならない」、という励ましの言葉がいちばん力のある台詞じゃないだろうか。  等身大の主人公の成長を通して読者にエールを送る一方で、単純に読者の願望を満たして、甘やかすだけの作品には終わっていない。少女漫画の世界にはこうした描き手がもっともっと必要だろうと思う。
7点(2008-04-15 16:04:13)
43.  BLEACH
ベタ過ぎる展開もあるし、中だるみ感も否めないよなあと思いつつ、ジャンプを手に取るとつい真っ先に開いてしまうマンガ。  ときどき洋楽を絡めた英語の章題や、単行本の表紙のセンスが好き(そもそものタイトルがNIRVANAなのが個人的に超好印象)。他の方も言及なさっているように「卍解」の視覚的なインパクトが強烈で楽しい。  ただ、物語が進む毎に戦闘描写がどんどん派手になっていくので、この調子だとそのうち怪獣大戦争になっちゃうんじゃないかと不安になる。話を無闇におっきくしないで、適度なところでまとめてくれると嬉しいなと思う。
7点(2008-01-08 14:24:11)
44.  もやしもん
さまざまな菌が描きこまれた絵も細かいんだけど、欄外までびっしりと各菌についての註が載っていて、雑誌掲載時の登場人物の紹介まで毎回違ったコメントという始末(その紹介を単行本まで載せているというのも初めて見た)。単行本の「地」の部分にも小さな遊び心があったりして、情報量の多さはげっそりするほど。少なくとも立ち読みには向きません。  アニメ化が進んでるそうだけど、どうかな? この楽しさを再現するのは動画では難しいと思うけど。けっして上手な絵ではないけど、丁寧で緻密な描き込みは見れば見るほど面白い。たまに菌ドラマのパートのが面白くて、人間ドラマがどうでもよくなったり……。
7点(2007-12-09 22:00:16)
45.  ラヴ・バズ 《ネタバレ》 
志村作品のなかでも相当にマイナーだけど、好き。ヘタレすぎる女子プロレスラーの主人公キャラがいい。明るくて体力バカで、まるで違う漫画家が考えたみたいだと思っていたら、例の逃走シーンでやっぱり志村さんにしか生み出せないキャラクターなのだとわかった。負け続けるのを通して成長を描く、という珍しいスポコン。地味だけど面白かった。
7点(2007-12-02 00:00:20)
46.  ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
なんともいえない独特のけれん味が好き。可愛らしいものは可愛らしく、不気味なものは不気味に、という自由自在の画がいい。非常に個性的な画風で、たまにジョジョのスタンドっぽい質感の化け物までいる。毎回この世ならぬものたちのが召喚される際の、おどろおどろしい演出がまた楽しい。好き嫌い別れる作風とは思うけど、個人的にはかなりツボにはまっている。
7点(2007-11-25 01:38:23)
47.  お茶にごす。
今のところ茶道はあまり関係なくて、人口における不良の割合が異常に高い相変わらずの西森ワールドで、強面の主役が殴ったり殴られたりしている。茶道は文字通りお茶をにごすような感じでしか扱われてなくて、なぜこんな拡げにくそうな題材を選んだのか、ちょっと不思議だ。や、普通に楽しいのは確かだけど。
7点(2007-11-25 00:34:24)
48.  アイシールド21
王道だけど、優れた画力と演出の上手さで読ませる。筋書きは目新しさがないようにも感じられるけど、日本人には全然馴染みのないスポーツをここまで普通に面白く語りえているというのは、やはり並々ならぬ力なのだと思う。現在のジャンプ連載ではもっともバランスがとれていて、いい意味で癖がない。とても少年マンガらしい少年マンガで、素直に面白いと思う。
7点(2007-11-25 00:22:16)
49.  失踪日記
ホームレス時代の生活やアルコール中毒者病棟での日々を、ダウナーになることなく飄々と語り、乾いたユーモアに満ちた独自の空気を獲得している。とても面白いし、よくできているとは思う。とはいえ、新聞等世評の圧倒的高評価を見ていると「そこまでのものか?」とは思っていた。上手いのは確かだけれど、深く揺り動かされる部分はない。絵柄といい内容といい、普段活字しか読まないような人でも褒めやすいのかもしれない……というのは穿ち過ぎでしょうか。
7点(2007-11-18 20:04:22)
50.  バジリスク―甲賀忍法帖
初めて山田風太郎の忍法帖シリーズを読んだときはあまりの荒唐無稽さに言葉を失ったものだけれど、こうして漫画化されたものを読むと、活字よりしっくりくる。山田氏の破天荒すぎる想像力には漫画という方法論が合っている。せがわさんや浅田寅ヲさんの見事な仕事振りをみるにつけ、山田風太郎は生まれてくるのが早すぎたと思う。  ちなみによく『バジリスク』の若い読者が「ストーリーがジャンプ形式」だというけれど、実際には山田氏原作の古典的名作(横山光輝『伊賀の影丸』)からバトルものが始まってのちの少年マンガに受け継がれていったのであって、正確にいうと山田風太郎がジャンプ形式なのではなくジャンプが山田風太郎形式なのです。  だから『バジリスク』は現代エンターテインメントの原点と最前線が交叉した作品といえるわけで、そう考えるとなかなか感慨深いものがあります。
7点(2007-11-11 23:43:54)
51.  もっけ(勿怪)
正直地味な作風ではあるんですよ。妖怪、もしくは民俗学に興味のある人でないと合わないかもしれない。妖怪がテーマといっても妖怪退治アクションとかではけっしてなく、ちょっと妖怪に対する感受性の強い姉妹の日常生活をじっくり描いた、大人向けのお話。  妖怪たちは日常生活に存在する恐怖、怪しさ、畏れを具現化されられたかのようで、ああこういう連中ならいるかも――いや、ある意味では確かにいるんだよなと思わされる。これまでのフィクションが妖怪を超常のものとしてしか描けなかったのに対し、生活に根ざしたものとして捉えている本作は貴重だ。確か水木しげるが妖怪は人の心のなかにいるものだと述べていたが、それを端的に表現できていると思う。
7点(2007-11-11 21:47:39)
52.  GANTZ
ネギ星人最高。正直ドラマ部分よりも、次はどんな星人が出てくるんだろーってとこにわくわくしてる。アクションに関しては『ヘルシング』同様演出で押し切る方針らしいけど、あっちの方が一枚上手かな。まだぎりぎり面白いけど、あんまり長引かせないで、読者が飽きないうちに切り上げるのが正解だと思う。
7点(2007-11-06 01:47:36)
53.  スティール・ボール・ラン 《ネタバレ》 
前作でシリーズに大きな区切りを付け、スタンド概念も微かに変わった?模様です。実在した大陸横断レース、キャノン・ボール・ランを元に構想されたそうだけど、舞台が斬新な割りにやっていることはやはり変わらない。ただもちろん、質も下がっていない。とくに単行本表紙のイラストレーションは、シリーズ中最高といってもいい流麗な仕上がりとなっている。敵役にアメリカ合衆国大統領を据えるという大胆不敵なチャレンジもあり、物語にどのように決着をつけるのか、今から楽しみだ。
7点(2007-11-02 00:14:32)
54.  ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン
ほぼ全編に渡って刑務所が舞台、という少年誌としては非常に意欲的な試みの第六部。初めて女性の主役を据えたのだが、第一話で「ちっきしょ~看守に○○見られちまったよ……」といきなりド下品発言から開始。この女は普通のマンガの美少女とは違いますよ、「萌え」どころか男も踏んづけるようなやつなんですよ、という作者の宣言のように思えた。  刑務所だけに、キャラクターも猟奇的な殺人者からカルト集団の教祖まで、癖のありすぎる連中ばかり登場する(それはいつもか……)。また舞台はかなり限られているのだが、荒木飛呂彦の想像力はいつも以上に自由だ。無重力空間での攻防があったと思えば「透明なゾンビ」という異様な敵に襲われ、さらには空から降ってくる毒ガエルの雨、植物化、カタツムリ化する人間達……奇想天外なイメージの奔流に感動すら覚えた。  ところがクライマックスが近づくに連れて荒(?)が目立ち初め、しかもまったく想像外の結末を迎える。面白いのは確かだが、シリーズ中最大の異色作といってもいいだろう。こんなにマッチョな女性ばかり登場するコミックもめずらしい。
7点(2007-11-01 02:12:56)(良:1票)
55.  虹ヶ原ホログラフ
著者のファンではあるけれど、この人の場合は構成に凝った作品ほどつまらなくなるというのが正直な感想。あと、やたらと「世界の終わり」や「神様」といった言葉を散りばめると、中二病っぽくていやだ。書いている側は気持ちいいのだろうが。蝶の群れのシーンだけはいいと思った。
6点(2008-05-17 13:05:54)
56.  デビルエクスタシー
できごころで登録してしまったが、冷静に考えるとどうコメントしていいのかわからない。なんとも異様な味わいで、インパクトだけは強かった。
6点(2008-05-14 07:30:16)
57.  LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~
個性的な絵柄がいいですね。でもエピソードによってあたりはずれがあって、面白いものもあれば当たり障りのないものもある。最近大人気のオノナツメさんだけど、個人的には物足りなく感じることが多いです。もう一歩、なんだよなあ。
6点(2008-01-01 21:01:05)
58.  未来日記
未来予知の道具を与えられた12人が、最後の1人になるまで殺し合う、というサドンデスゲーム。それぞれの予知能力が持つ異なる特性を利用して互いに知略を巡らせる、というアイディアは面白いんだけど、『デスノート』や『ジョジョ』のあとに読むと二番煎じという印象も否定はできない。  けれどこの作品にはもう一点面白いところがある。それはヒロイン由乃の、完全にイッちゃってる人物設定だ。強力な能力であるはずの未来予知をも、彼女の狂った発想が上回ってしまう。予知能力ですら狂人の思考回路についていけない、というのがなかなかに痛快だ。  リアリティを拒否するような作風がちょっと苦手(十八歳少女の爆弾テロリストが出てきた時点でひいた)だけど、こういうノリじゃなかったら矛盾点に突っ込みたくなったかもしれない。細かい荒はマンガらしい良い意味でのいい加減さ、として受け流そうと思う。  今のところ人に薦めたくなるほど良い作品だとは思わないが、どうやら作者はラストまで明確な構想があるようだし、このイカれた女の子にどんな着地点を用意しているのかによっては、現時点より点数を上げてもいいなーと思っている。
6点(2007-12-09 21:24:19)
59.  彼岸島 《ネタバレ》 
絵、下手。人体がリアルじゃない画でグロ描写されても、なんかなー、微妙なんだよなー。しかも途中からバトルものになってきて、真面目に読めなくなった。嫌いではないけれど、なんとも言い難い。とりあえず続きを読む気は失せた。
4点(2008-04-12 23:08:08)
60.  デトロイト・メタル・シティ
何かを誤魔化そうとして泥沼にはまっていくというタイプのコメディは好きになれない。途中まで読めば先がわかってしまうし、予定調和的というか、話ができすぎている感が強くて白けてしまう。それ以前に、単純にギャグがつまらないと思う。心地良いくだらなさではあるが、大笑いできるような冴えたネタはほとんどない。有名な割には、たいして笑えない作品。
4点(2008-01-04 02:56:52)
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