映画『ロード・オブ・ウォー』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ロード・オブ・ウォー

[ロードオブウォー]
Lord of War
2005年上映時間:122分
平均点:6.96 / 10(Review 99人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-12-17)
公開終了日(2006-04-28)
ドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(2005-11-28)【4th Officer Boxhall】さん
タイトル情報更新(2011-03-02)【S&S】さん
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監督アンドリュー・ニコル
キャストニコラス・ケイジ(男優)ユーリー・オーロフ
ブリジット・モイナハン(女優)エヴァ・フォンテーン
ジャレッド・レト(男優)ウィタリー・オーロフ
イアン・ホルム(男優)シメオン・ワイス
イーサン・ホーク(男優)ジャック・バレンタイン
ドナルド・サザーランド
脚本アンドリュー・ニコル
音楽アントニオ・ピント
撮影アミール・モクリ
製作ニコラス・ケイジ
アンドリュー・ニコル
配給ギャガ・コミュニケーションズ
衣装エリザベッタ・ベラルド
編集ザック・ステーンバーグ
録音ポール・マッシー[録音]
その他日活(ビデオ・DVD発売)
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💬口コミ一覧

59.ネタバレ  作中に垣間見える事実が真実かどうかは別として、このような世界が構築されてはいけないと言う道理という物の大切さに揺るぎなさがある。
 行為に魅力を感じてさえいる自分の浅はかさに気づき、行為の是非を眺める別の自分は後半の展開を戒めと取るか落胆を感じるのかを選べと迫る。

 もし、このような才が自分に有ったとしたら、飛び込まずに自制できるだろうか。世の中の道から外れて殺されるまで続く累卵の脇道に、魅力を感じずにいられるだろうか。要するにその根源が金だけでは無いと言うところに、人の煩瑣と言う物がある。

 それはさておき、ニコラスケイジさんの生き様マジカッケー。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-11-03 03:21:00)
58.武器商人のテーマが目新しいですね。予備知識無しに見ましたが、独白で綴られるストーリーにぐいぐいと引き込まれ、とても面白かったです。後半、調子よく展開していて物語がちょっと失速したのが残念です。撮影が素晴らしかったと思います。
ジャッカルの目さん [地上波(吹替)] 7点(2012-05-13 06:58:08)
57.重い映画。映像がスタイリッシュです。
とまさん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-27 10:57:23)
56.とても主張の強い作品。
たこちゅうさん [地上波(吹替)] 7点(2011-05-07 10:35:17)
55.ネタバレ 冒頭の、弾丸の一生から映画にのめり込みました。とってもヘンなイントロなんだけど、そのアイデアには面白みと遊びがあり、映像的にも斬新で目を引き、そして武器の流れを分かりやすく説明し、その果てには少年を殺害して悪い後味を残すという、本作を象徴する絶妙な掴みです。ニコラス・ケイジ扮するユーリーがのし上がる前半は出色の面白さで、入念なリサーチに基づくと思われる脱法行為の数々には「へ~」と唸ったし、彼が成功を重ねる様はサクセスストーリーとしてのカタルシスまでが存在しています。さらに彼の商材は武器、取引相手はゲリラや独裁者であるだけに、死の危険を身近に感じながらのビジネスという緊張感もエンターテイメント作品としての面白さをサポート。捻じれたユーモアも絶好調で、このままいけば空前の傑作になるのではという勢いでした。しかし、シリアスモードに入る後半になると映画のテンションは一気に落ちてしまいます。夫のビジネスの正体を知った家族がドン引きし、夫は家族のためにビジネスから足を洗おうとするという展開は月並みで、意外性溢れる前半と比較すると見劣りします。目の前で弟を殺され、両親からは勘当され、妻も子供も失うという展開も監督が意図するほど衝撃的ではなく、こんな商売してればこんくらいのリスクは付き物だろうなぁという印象しか持てませんでした。ただし、最後の最後になってこの映画は大ドンデン返しを仕掛けてきます。飄々と商売してきたユーリーもいよいよお終いかと思いきや、最大のパートナーが突如彼を救いに現れるのです。そのパートナーとはアメリカ合衆国。アメリカ合衆国こそが世界最大の武器輸出国であり、法律上・国際世論上取引が困難な国に対してはユーリーのような民間業者に取引をさせていたことが、ラストで明かされます。このドンデン返しには驚いたし、本作の核となる事実をもっとも衝撃的なタイミングで観客に提示した構成力には唸らされました。。。と、こんな作品なのでアメリカ資本からの出資はビタ一文受けられず、60億円もの製作費をすべて海外資本から掻き集めたそうです。それを可能にしたのがニコラス・ケイジという看板ですが、ジェリー・ブラッカイマー作品で知名度を売りつつ、本作のようなリスキーな企画に名前を貸す姿勢はもっと評価されても良いと思います。安全な作品ばかりに出演するそこいらの名優よりも、よっぽど立派な俳優です。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2010-08-14 01:57:31)
👍 2
54.ネタバレ ちょっと重い内容でした。作品自体は小気味のいいテンポで進んでいき面白かったです。冒頭の映像がなかなか良かったですね。
ギニューさん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-08 19:46:39)
👍 1
53.楽しめました。「大量破壊兵器は核ではなく銃だ」というのはなかなか説得力がありましたね。どんな紛争でも大国がなんかかしらで関わっているんだよなー。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-07 19:32:45)
52.自分勝手な武器商人のはなし。需要があれば銃器・麻薬でも売り金を得る動物より劣る人間の物語。好みのストーリーではない。
2012.01/26 2回目鑑賞。吹き替え版で観る。さすが理解は楽だがイメージ損ねる。
大いなる偽善者、武器商人こんな世界があるとは・・。印象は強烈+1点。印象は強烈。ソ連崩壊時にそれらしき報道は知ってたが。

ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-03 21:18:43)
51.オープニングが印象的。製造から出荷、そして相手に撃ち込まれるまでを弾丸の視点から撮っている。日本で生まれ、日本で暮らしていると想像できない世界であるが、これが事実を基に作っているということで、受け止めなければならない現実である。重いテーマの作品だが色々考えさせられるものがある。
茶畑さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-15 21:05:26)
50.ニコラス刑事の作品ではこれが一番良かったです。映画なのでシリアスになりすぎずエンターテイメントに徹してして楽しめました。どうなんですかね?やはり罪悪感は全くないんですかね?家族を失ってまで武器を売りたいという部分があまり共感できなかったです。
たかちゃんさん [DVD(吹替)] 7点(2007-05-22 12:25:09)
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49.ネタバレ 我々はただ見て見ぬ振りをしているだけだ。
どうしようもない地獄、だが抜け出せないジレンマ。
それを悪と呼び、蔑むのは簡単だがそう単純な世界ではない。
弟を失い、親には絶縁され妻子も去る。
それでも武器商売をやめられない、それが天賦の才であり彼が信じない運命でもある。
業深き宿命を背負った彼の心には強い感動を覚える。
しかし、どうしようもないモヤモヤが残るのもまた事実。
重いテーマでありながら、それを感じさせない軽快さが魅力的ではある。
HIGEニズムさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-18 07:21:22)
48.ネタバレ ユダヤ人のふりをしてソ連から移住してきたというオルロフ一家は、家名からして偽名、最初からウソを背負っているわけだ。ユーリの父は、ウソと事実の隙間を少しでも埋めようと、熱心なユダヤ教徒になる。ウソの量の多さに耐え切れないということだ。
しかしユーリは違った。ウソを空気のように吸って育った彼には、ウソに対するアレルギーなど全くない。誰もがウソをつくのが当たり前で、自分もウソをつくわけだから、他人にウソをつかれても本心からは怒らない。彼は長じてシニシズムの権化のような人間となり、ウソの上に築かれた関係こそうまくいく、という信念を持つに至る。本作では、これが死の商人ユーリを成立させた背景とされている。
当然女を落とすのもウソを利用するわけだから、妻に対してもウソをつきつづけ、貧乏移民の子としての本当のユーリの姿をさらすことができるのは、弟の前だけだ。それが「戦友」という弟との呼び交わしの意味である。
いついかなるときもシニカルなユーリは、判断を誤ることがない。それで銃弾が飛び交う現場へ行っても、余計なトラブルに巻き込まれず常に生き延びる。そんなユーリの負の部分を引き受けてしまったかのように、弟ヴィタリーの精神状態はおかしくなっていく。
妻エヴァに「なぜ商売をするのか」と問われたユーリの答えは、「俺には才能があるからだ」というものだ。ウソに対する抵抗がなく、ウソとウソの間を自由自在に泳いでいくことができる、それが非合法な武器商売に必要な「才能」であり、自分にはそれがある、ということだ。「才能」があるから、それを生かしたくなる、それが「ネイチャー」というものだ、とユーリはいう。
しかし、さしものユーリも妻のウソだけは見破ることができなかった。これで万事休す、と思ったら間違いで、監督アンドリュー・ニコルは、薄っぺらい勧善懲悪ドラマなどは排している。
ニコラス・ケイジは好演していて、ラストのイーサン・ホークとのやりとりでは寒気がするほど鬼気迫る。逆にイーサン・ホークは単なる正義派の刑事の枠を超えず、人物に幅がない。
もともとそういう目的で作られたとはいえ、ラストで常任理事国の国名を並べて非難するなどは、映画としての出来を損ねる気がして残念だ。政治的メッセージをあからさまに出すのはいつでも逆効果と思うのだが。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-24 15:58:46)
👍 3
47.普通に面白い。テーマを考えるよりも娯楽作品として単純に楽しむ映画。そう割切れば面白い。
東京ロッキーさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-17 16:10:50)
46.日本でも武器作ってたり、売ってる人やその家族が居るわけで、その人達には罪悪感なんてものはないでしょうね。それが仕事だし合法だし。そもそも戦争自体が合法的な殺人だしね。それがいいとは思わないけど。ちなみに射幸心でパチンコやってる人や性欲満たすためにソープランド行く人や虚栄心で偽ブランド品買う人やソフトの海賊版買う人に罪悪感はあるのかな?これらは違法だし、反社会勢力の資金源になって犠牲者を出してるんだけどね。そういう日本の現実を一切無視すれば、この作品は左の自分としてはそれなりに楽しめるんですが、主人公を悪人だとするのはあまりに安易かと・・・
東京50km圏道路地図さん [DVD(吹替)] 7点(2007-01-08 04:31:19)
45.面白いんだけどなぁ…
misoさん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-04 23:55:01)
44.お気に入りのアンドリュー・ニコル監督作品なので期待して観たが面白かった。必要悪ってなんだろうと人の善悪について考えて悶々としてしまいました。こういう社会派で重く考えさせられる映画は好きです。ニコル監督次作も期待してます。
srprayerさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-17 16:37:46)
43.まずはテーマの勝利でしょう。こういう職業にスポットライトを当てた段階で、成功はほぼ約束されたと思います(興業成績は知りませんが)。ただ、きわめて興味深い話なのに、特に前半は駆け足でポイントだけをまとめた感じでした。主人公の“語り”の多さが、その証左です。おかげで、ずっと予告編を観ているようでした。一つ一つの話を、もっとじっくり観たかった気がします。
眉山さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-29 17:42:58)
42.ネタバレ 銃弾の目線でのオープニングに一人一丁が手に入る時代・・・完全にアクション映画と勘違いしてしまいました(焦)ただ、見たことは後悔していないです。むしろ娯楽というより社会勉強になりました。お金=戦争で成り立っている。そして、「我々は必要悪なんだ」という重いセリフ!!見終わった後に考えさせられる映画でした。自分は重い映画は非常に苦手ですが、この作品は感情移入出来やすく好印象。お勧めできます。
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-27 19:24:38)
41.重いテーマを含みつつも、娯楽映画として立派に成立している点に好感が持てました。我々日本人にとっては「戦争」も「銃火器」も馴染みが薄いですが、それを差し引いても色々考えさせられる重みがこの映画にはあります。
Kさん [DVD(吹替)] 7点(2006-08-17 22:04:58)
40.社会派の映画であるが、ニコラス・ケイジが主役ということもあり重くなり過ぎず、娯楽映画としても最後まで楽しめる。銃問題を鋭く突いた内容であるが、結局犠牲になるのは一番貧しい人達で、その悲壮な様がブラックな描写で描かれている。流石に個人で武器商売というのは無理があるように見えるが。売るのは仕方が無いとしても、原住民にタダで配るのはゾッとする。子供もいるのだから誤って起こる大事故ぐらいは配慮して欲しい。
まさサイトーさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-29 07:01:30)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 99人
平均点数 6.96点
000.00%
111.01%
200.00%
300.00%
433.03%
544.04%
62424.24%
73131.31%
83030.30%
955.05%
1011.01%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review12人
2 ストーリー評価 6.66点 Review18人
3 鑑賞後の後味 5.52点 Review17人
4 音楽評価 6.33点 Review12人
5 感泣評価 3.87点 Review8人

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