映画『インスタント沼』の口コミ・レビュー

インスタント沼

[インスタントヌマ]
2009年上映時間:120分
平均点:6.32 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-05-23)
コメディ
新規登録(2009-05-11)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2023-07-30)【イニシャルK】さん
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監督三木聡
キャスト麻生久美子(女優)沈丁花ハナメ
加瀬亮(男優)ガス
風間杜夫(男優)沈丁花ノブロウ
笹野高史(男優)西大立目部長
松岡俊介(男優)雨夜風太
温水洋一(男優)サラリーマン
宮藤官九郎(男優)刑事・椹木
渡辺哲(男優)刑事・隈部
村松利史(男優)リサイクル業者・東
松重豊(男優)リサイクル業者・川端
森下能幸(男優)リサイクル業者・大谷
岩松了(男優)泰安貿易・亀坂社長
相田翔子(女優)飯山和歌子
ふせえり(女優)市ノ瀬千
白石美帆(女優)立花まどか
松坂慶子(女優)沈丁花翠
石井聰亙(男優)釘を買う客
伊吹吾郎(男優)神主
堀部圭亮(男優)カメラマン・氏家
不破万作(男優)農場・草刈正
松浦祐也(男優)編集部・尾形
佐々木すみ江(女優)宿のおばちゃん
江口のりこ(女優)スタイリスト・浦田
五頭岳夫(男優)農場の八郎
滝沢カレン(女優)
原作三木聡
脚本三木聡
音楽坂口修
作詞YUKI「ミス・イエスタデイ」
編曲YUKI「ミス・イエスタデイ」
主題歌YUKI「ミス・イエスタデイ」
撮影木村信也
製作ポニーキャニオン
角川映画
配給角川映画
美術磯見俊裕
編集高橋信之〔編集〕
照明金子康博
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💬口コミ一覧

56.ネタバレ 見通すのに2年もかかったエスねこ的超大作でした。
で、のっけからネタバレ行きますけど、
 (詳細はブログにて)
エスねこさん [DVD(邦画)] 10点(2013-07-08 02:59:13)
👍 1
55.ネタバレ 最高!かなり笑いました。なんか全てがツボです。特にラストのミラクルには驚きました。それに結構じ~んときたりもして。最近、賃金カットやらなんやで落ち込んでいた私ですが、この作品を見終わったあと確実に元気になれました。そんな作品です。・・・ただ、好みは完全に分かれる作品だと思います。麻生さんが可愛いです。
いさいささん [DVD(邦画)] 10点(2009-12-04 20:33:12)
👍 1
54.コメディ要素満載のファンタジー映画。ほのぼのとした気分になれます。
がーぷさん [DVD(邦画)] 9点(2011-09-04 11:59:59)
53.ネタバレ 三木聡映画といえば、子ネタや登場人物のクドさが映画のほとんどを占めていたり、そうでない場合は、それらが内容の邪魔になっていたりすることもあったりと、見づらいものが多かったが、本作は今までの作品で最もバランスが良い。
前半はちょいとダラダラしてるけれど、小ネタを抑えながらも、ストーリー全体がほどよいネタ感を保ちながらも、暴走感はなく、しっかりと見れる面白さ。
奇人変人にならない程度におかしいけれど魅力的な登場人物達も良い。
しかもメッセージ性が強いことにちょっとビックリ。ラストシーンで全部セリフでまとめちゃうのはダメだけど、蛇口のくだりとか、心に残るセリフやシーンも多く、意外性もあって、とても良かったです。沼のシーンで終われば良かったのに。
それにしても麻生久美子かわいかったなー。
すべからさん [DVD(邦画)] 9点(2010-01-01 19:45:03)
👍 2
52.この映画のテーマは、ずばり「楽しむことの自由」である。僕ら人間は、出来合いの作られた「楽しさ」をお金を出して買うことが多い。でもその「楽しさ」は「消費」の一種でしかないし、みんなが楽しいといっていることをやってみたら、たぶん楽しいだろうという、ある意味確実性の高い、でも別の意味で凝り固まった世界観でしか成り立たない。この世界観では、「みえないものは存在せず、みえるものだけが存在する。」三木監督はどの作品でも、この「出来合い」の「楽しさ」に対して、別の形の「楽しさ」がちゃんとあるんだよと言っているように僕には思える。その「楽しさ」とは、「みえないものだって、存在する」というハチャメチャな世界観の延長線上に現れる。世界は、そのままで楽しくて、可能性に満ちているはずだ。世界を固めるか、柔らかくするかは、人間次第なのだ。すでに見えているものから何かを選ぶ自由は、まだ本当の自由ではない。本当の自由とは、世界をじーっと見つめることで、世界の新しい見え方に気付く事なのではないか。ゆえに、この映画をみて、「あーおもしろかった」、「つまんなかった」という感想を抱いているだけでは、この映画を本当に理解したことにはならないのだ。その意味で、この映画は、映画を超えたなの傑作である。
wunderlichさん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-10 15:37:10)
👍 1
51.ネタバレ 初めて気付いたが、感想じゃなくて「一口コメント」と書いてある。知らなかった。

さてこの映画、いつもの三木聰監督の映画だった。主人公は雑誌の編集長。部下がいて、なんだかすごく偉そうな我侭な女(関わりたくない)。母親と暮らしてきたが、その母が死に(死んでない、笑)、雑誌は休刊して、なんだか退社。一人ぼっちになったので、顔も知らない父親に会いに行く。父親はまるで詐欺師の愉快な古物商の男。ガラクタばかりの店だが、そこに美人の未亡人が現れて……。

主人公の女性は、急に人生が下降した。何で? そう思って、なんか知らないが努力する話。雑貨屋を開店したり。で、相棒は大人しめで技術系のパンクロッカー。でもとっても親切な男。つまりこれ、バディムービー。

ラストは、明るく楽しく「テーマ」を演説して終わる。反則だ! でも三木聰の映画だから全てオッケー! とても面白かったけど、面白いだけだったので「★10点」は差し上げない。
激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 8点(2018-05-20 22:18:50)
👍 1
50.ネタバレ ぱっとしない日常に、ささやかな刺激と笑いを与えてくれ、観終わった後元気になれる楽しい作品でした。三木聡監督の奇想天外な発想がこれでもかというように映し出され、麻生久美子の魅力も相まって2時間の上映時間があっという間に過ぎていきました。

 まあ、終盤の展開がややベタというか期待以上のものでは無かったのがちょっと残念でしたが、それでもクスリとさせられる小ネタの数々に彩られた「三木ワールド」に十分浸れて満足でした。

 しおしおミロは試してみたいですね。
TMさん [DVD(邦画)] 8点(2014-01-18 14:09:02)
👍 1
49.ネタバレ ものすごくくだらないのに、引き込まれ、笑ってしまいました。途中で飽きることもなく、最後まであのテンションで引っ張ってくれましたね。麻生久美子って、この作品や「純喫茶磯辺」のモッコ役など、常識からちょっとハズれた感じのキャラクターやらせるとかなり良いですね。不思議な魅力を持った女優さんだと思います。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-11-12 22:01:10)
48.ネタバレ もう何をやっても今のところハズすことって無いんじゃないでしょうか麻生さん。
ひとつひとつのセリフにしても動きにしても とにかく絵になる笑える。麻生さん。
スーパーハイテンションワンダフルコメディー奇妙全快麻生節。かなり笑わせてもらった。ウケてしまったあの幻のカッパ。 (^w^) プフっ
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-03-13 20:27:28)
👍 2
47.ネタバレ 何だろう?この不思議な面白さはどこから来るのだろう?「転々」と同じ監督による相変わらずなストーリーの面白さよりも変な人間ばかりの変な人達による変な行動やら変な生き物やら変なセットに変な小道具など色んな意味での変な面白さこそこの三木聡監督作品の特徴なのかもしれないが、ここで描かれている世界は単なる変人だけの話ではない面白さがある。この映画は主人公ハナメの魅力、麻生久美子を主役に持ってきたことが一番の要因である。自分に見えるものだけを信じ、見えないものは信じない。そんなハナメが竜の存在を信じ、かつて好きだったあまや君の後頭部を見て、あっ!河童だ!一言言う。物事、疑ってばかりいるよりも信じて生きることの方がどれだけ楽しいことか!この映画は教えてくれている。最後のハナメのあの気持ちの良さそうな顔付き、麻生久美子の魅力でここまで楽しい映画になっていることだけは間違いない。人間、泣いてる時間よりも笑ってる時間のが圧倒的に多い。この台詞がこの映画の良さのような気がするし、まあ、とにかくこの映画は予想以上に奥が深い。最後にもう少し!水道の蛇口をひねって走る麻生久美子、インスタント沼を作ろうとする麻生久美子、色んな麻生久美子の面白さと可愛さ、コメディエンヌぶり、最近の邦画に欠けている笑いを魅力的に表現出来る数少ない女優として貴重な存在である。間違ってもつまらない映画になど出て欲しくない。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-21 07:23:40)
👍 2
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46.ネタバレ 自分はまだまだ飽きが来ずに楽しめましたね。「転々」や「図鑑に~」に見られたストーリーと乖離した小ネタや不快な描写が無く、「亀は意外と~」に近い印象でした。麻生久美子の魅力を引きずり出しています。彼女のはっちゃけた芝居だけで、かなり満足でした。初めて会った父親は変な奴だったけど、実は味のある好いおっさんだったと云うことで心も温まりました。それは、日常にあるものが少し視点をずらすだけで違った意味を帯びることの象徴とも言える。目に見えないものを信じるかどうかという大層なお題目は、実はどうでも良いことなんじゃないかな。冒頭の細かいカット継ぎや、独白台詞の単語の選択、演出の間などに、ゆるい内容とは裏腹な緻密で高度な計算を感じます。これは誰でも真似して作れるような映画じゃないですね。それにしても、麻生久美子が魅力的なのは観る前から(笑)分かっていたことだけど、風間杜夫のオヤジぶりには良い意味で驚いた作品でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-05-10 22:07:23)
👍 2
45.ネタバレ  実は封切りの時、ものすごく期待して見に行ってがっかりして帰ってきた記憶があたので、どんなものかと思いましたが案外楽しめました。
 三木さんの笑いと言うのは、言葉で笑わせるんじゃなくて、間とかそういうもので笑わせるんですね。今回初めて理解できました。気取った骨董屋でハナメの友人が暴れだすシーンではまわりをはばかるくらい爆笑してしまいました。
 基本的には見えない物は信じない人間なんですが、登場人物たちの常人と変人の間で微妙にゆれるバランス具合が面白くてよかったです。
 麻生久美子さんもあいかわらず素敵でした。
 なんか久々に見たら、感性がすごく合って、終始にやにやしっぱなし。麻生さんも、ああ綺麗だなあって思えるカットもあってセルDVD買いたくなりましたので1点あげます(H27 9 10)
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-03-22 10:06:27)
44.辛いことばかりのような世界だけれど、ふと気付くだけで、世界はこんなにも楽しいことに溢れているんだよ。
ということを、相変わらずの三木聡節で笑わしながら教えてくれる傑作だと思う。

しょうもない人間の滑稽さを並べ立てて、クスクス笑う映画だけれど、その中心にはしっかりと「芯」が通っている。
それは、滑稽だからこそ見えてくる人間の本質的な「価値」だと思う。

悩むことも、喜ぶことも、怒ることも、笑うことも、泣くことも、すべてひっくるめて人間というもので、そのすべてに対して「価値」があるということ。
そういうことを信じられるかどうかで、人生なんてものはいかようにも転じると思う。

何と言っても、麻生久美子が良い。
「時効警察」ですでに実証済みの三木聡監督の世界観の中でのコメディエンヌぶりは、麻生久美子という女優の幅を大いに広げている。
笑い、泣き、怒り、踊り……コロコロと変わっていく彼女の表情こそが、この映画が描く人間の本質だと思う。

「河童がいる」ということを基本的には信じていなくていいけど、「ちょっと今日は信じてみようかな」という日があった方が、きっと楽しい。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-28 00:16:58)
👍 4
43.麻生久美子とふせえりが自転車に乗って並び走る。
ふせの一言一言に麻生のペースは落ちたり上がったりと、刻々変化する。
画面比として大きくなったり小さくなったりというその表象的リアクションを、
カメラは後退移動のロングテイクで延々と捉えている。

やがて画面右手には線路が見えてくるロケーションだ。
ならば間違い無くやってくれるだろうと思いつつ見ていると、
果たしてその長廻しの中盤とカット尻、狙いすましたかのように
通過する山手線の車両の緑を二度画面端に入れ込んでいる。
そのタイミングが絶妙だ。
線路を写したならそこにぬかりなく列車を走らせる、
映画の作り手としてのその律儀さ。そして色使いに対する拘りの徹底ぶりが嬉しい。

単に衣装や小物や美術での配色ならさほどの難度はないように見えるが、
本作で麻生が纏う衣装のバリエーションは半端ではない。
緑のダンプカーの配車も大掛かりだ。

その上でさらに、自転車のシーンのような手の込んだ芸当を
軽やかにやってのけるあたり、侮れない。
そうして拘り抜いた眼に優しい緑の配色が心地いい。

映画前半は、しゃがむ、病床で横たわる、沼に沈む、埋もれるというモチーフから
後半は快晴の中、飛翔する、上昇するというモチーフへ。
いろいろとよく考えてもいる。


ユーカラさん [DVD(邦画)] 7点(2014-01-20 12:25:35)
42.BSで放送されるというこてで退屈しのぎに観てみましたが、なかなか楽しかったです。登場人物がみんなイキイキしてて、落ち込んでる時観ると元気が出そうです。人生は適当に不真面目な方が楽しい、そんなメッセージを感じます。結構掘り出しものでした。
ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-23 17:32:14)
41.ネタバレ ○モテキの麻生久美子に惹かれて鑑賞。○それほど期待していなかったのもあってか非常に面白かった。テンポも良く、小ネタも小気味良く効いており、そして最後にあの破壊的展開。この映画だから許されるカタルシス。最後のハナメのセリフも嫌味がなく、見てすっきりした。○キャストも麻生久美子は主演のイメージがなかったが、一気に見方が変わった。他の作品も見てみたい。他キャストも白石美帆を除いて適役であった。○三木監督作品、麻生久美子出演作品をいろいろ見てみたい。
TOSHIさん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-07 22:58:03)
40.ネタバレ 面白かった! どうなることかと思ってましたが クスッと笑えるね ◎麻生久美子(役名ハナメ!ww) 見た感じ特になんてないんだけど(スミマセン)独特の雰囲気を持った俳優さんですね この人の出演作 観たくなっちゃったヨ  終始バカバカしいノリが続くけど 蛇口をひねるとテンション上がる のところはオカシ---  風間杜夫はじめ皆さんいい仕事してました さりげなくオススメかもしれまセンネ
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-15 08:22:48)
39.ネタバレ 小ネタ満載で意味のないようなエピソードの積み重ね。。。
もはや2時間とか、集中力のモタナイ観客を見透かしての内容なんでしょうか。
これ映画?って思っちゃいそうなところですが、ヘタな創り手や演者が真似したらトンデモナイ作品になっちゃいそうなところ、非常に小気味よく仕上がっています。
まったりニヤニヤ観るにはうってつけの内容で、世相を反映してるのかもしれませんね。風間さん、よかったです。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-04 10:14:02)
38.ネタバレ 「亀速」や「転々」に比べるとちょっと薄味かなという気がします。
岩松さんとふせさんの絡みがなかったのが残念でした。
今になって気がつきましたが,風間さんに松坂さんってかつての大ヒット作「蒲田行進曲」の二人ではないですか!
まきげんさん [映画館(邦画)] 7点(2011-08-24 18:06:24)
37.麻生さんが好きでこれ借りましたが、こういう役やらせたらこの人の上はいませんね。
そして、麻生久美子ファッションショーも見ごたえありました。特に沈丁花家に伝わる蔵ででのファッションが好きです。
のははすひさん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-19 22:28:17)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 6.32点
000.00%
100.00%
223.57%
323.57%
447.14%
5814.29%
61221.43%
71526.79%
8814.29%
935.36%
1023.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review4人
2 ストーリー評価 8.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.83点 Review6人
4 音楽評価 7.50点 Review4人
5 感泣評価 7.00点 Review2人

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