映画『花様年華』の口コミ・レビュー(2ページ目)

花様年華

[カヨウネンカ]
In the Mood for Love
(花様年華)
2000年上映時間:98分
平均点:6.20 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-03-31)
ドラマラブストーリーロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-05)【Olias】さん
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監督ウォン・カーウァイ
キャストトニー・レオン(男優)チョウ・モーワン
マギー・チャン(女優)スー・リーチェン
レベッカ・パン(女優)スエン夫人
ロイ・チョン(男優)
小杉十郎太(日本語吹き替え版)
相沢恵子(日本語吹き替え版)
沢田敏子(日本語吹き替え版)
茶風林(日本語吹き替え版)
脚本ウォン・カーウァイ
音楽梅林茂
挿入曲ナット・キング・コール"Quizas, quizas, quizas"
撮影クリストファー・ドイル
製作ウォン・カーウァイ
プロデューサーウィリアム・チャン(アソシエイト・プロデューサー)
配給松竹
美術ウィリアム・チャン
衣装ウィリアム・チャン
編集ウィリアム・チャン
字幕翻訳岡田壮平
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💬口コミ一覧

55.↓言いたい事は全部書かれてしまいました(苦笑)。とにかく、映像が…! 衣装が…! カーウァイ特有のけだるさの中の2人の空気が…! 本当に感性が良いですね、監督は。
ルカさん 8点(2001-09-09 00:40:59)
54.キワドいセリフもなければ、濃厚なベッドシーンもない。「不倫」という言葉すら一般的には浸透していなかった時代の、これはオトナの男と女の恋愛模様を、ウォン・カーウァイ監督の独特の映像センスで描ききった秀作。二人がいつから恋愛感情を持ち、どの程度の関係を結び、どうして別れたのか・・といった細やかな説明を省略している点で、ストーリーなどまったく重視されていないことは明白だ。あるのはマギー・チャンのチャイナ・ドレスの着こなし(とりわけ真赤なドレスで階段を駆ける姿を捉えたショットが素晴らしい!)と、彼女の匂い立つような成熟した大人の女の色香を見事に映像化した点だろう。
ドラえもんさん 8点(2001-05-13 16:51:28)
👍 1
53.ネタバレ ウォンカーウォイは目のつけどころが面白い。
この人のもつ「映画らしさ」がとてもユニーク。

共に伴侶に裏切られた男女の微妙な関係を、センスある音楽とともに描く。
「花様年華」という言葉は、満開の花のように、成熟した女性が、一番輝いてる時、のことらしい。
つまり、タイトルからして、マギーチャンを描いた映画なのだ。

難攻不落の女性が、ふと心がゆらぐ瞬間を描きたいがために、一本の映画を創っちゃうカーウォイの「映画らしさ」が興味深い。
不倫映画といえば、デニーロの「恋に落ちて」が僕なんかすぐ浮かぶ。
でもこっちの映画は、最後男性が彷徨い(さまよい)人になっちゃうとこが、そしてその役者が
トニーレオンだというとこが、なんか説得力あって、面白い。

う~ん、カーウォイ面白いな。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2018-06-24 17:41:08)
52.ああ、こういうことか。ウォンカーウェイにまたしてもやられた。
いっそ最初っから最後までずーっとスローモーションで、あの曲かけてほしいわ。
どちらも間借りしているのでそれほど裕福でもないのでしょうが、
なんだか品があるような気がする。そういう風に撮ってるのか。
最後はカンボジアである理由がよくわからんけど、香港人ならピンといたのかな?
これはもう一度みたいと思う映画でした。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-28 02:04:02)
51.ネタバレ トニー・レオンとマギー・チャン。見るからに狭く暑苦しいアパートに似つかわしくない2人。互いの妻と夫の顔を徹底的に見せない。それぞれの住む部屋の間取りも見せない。

しかし狭い廊下で何度となくすれ違う2人が印象的です。「最近ご主人を見かけないね」「海外に出張よ」「最近奥さんを見かけないわね」「親の看病で実家にいる」互いの結婚相手の不倫、孤独ということ以外私生活が見えない。赤みがかったクリストファー・ドイルの映像の中の2人は熱っぽくもありますが、一線を踏み越えない2人の関係にはリアリティも感じられます。

暗がりで一人ふかす煙草、一人の夕食、人気の無い夜のオフィスの残業、雨の夜。描かれる孤独な人間模様に、平凡な生活の中にある幸せについて考えてしまった。ただ、まったりとした展開から急激に時の流れが加速する終盤からラストは色んな事を簡略化しすぎている気がします。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-15 20:20:28)
50.ネタバレ 寄り映像が観客の見晴らしを奪う。これがいい。それとパラレルなのは、お互いの妻と夫同士の不倫関係を特にきちんと見据えようとはしない男と女の姿勢。階段で出逢うこの二人とせつない音楽。
ひと3さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-26 01:32:21)
49.これほどムーディな映画は、過去に記憶がありません。
大人の映画です。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-12 17:01:30)
48.赤を基調にしたクリストファー・ドイルの映像美が印象的。ストーリー的には大人の恋愛といった感じで、少々野暮ったいものの、「不倫」の予行演習を繰り返したりと、一線を越えないギリギリのラインでの駆け引きがユニークで面白い。トニー・レオンとマギー・チャンの演技力は言わずもがな。『恋する惑星』のポップさが好きな方には不向きかも。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 09:29:50)
47.ネタバレ in the mood for love…美しいMTVを延々魅せ付けられて、薄ボンヤリとしかストーリーが印象つかない。不倫?恋?愛?チャイナ服の美しさだけでなく、トニー・レオンのオーダーシャツの襟の厚み、シルクのネクタイ、袖口のカフスの止め方がセクシー!ズボン吊り(死語)も含めて衣装全般に香港テーラーのMOODのセンスが窺えます。
成田とうこさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-08 13:07:08)
46.台詞も展開も少ないが、映像に説得力があるのでついつい先が気になって観てしまう映画でした。トニー・レオンの演技もさる事ながら、マギー・チャンは本当に素晴らしい。終盤「今、隣に住んでいる人は素性すら分からないのよ」と言われた時の、あの思い出と悲しみが込み上げてくる表情は絶妙でした。マギー・チャンの方が旦那にいよいよ浮気を問い詰めているのか?と思わせておいて、実はトニー・レオン相手の予行演習だったり、デジャヴのような繰り返しの展開、シンガポール・カンボジアと飛んだ終盤の展開など少し分かりづらくしてる部分もあったが、ああいう見せ方を敢えてしてるんだと思えば監督の個性と捉えられるので、面食らう事は無かった。展開はさほどないのに、主演2人の演技力と独特の映像美だけで飽きさせない99分。ウォン・カーウァイって人はやはりタダモノではありませんね。
まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-17 10:55:45)
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45.ネタバレ 「結ばれました」「結ばれたかった」・・彼のささやきは、いずれかでありましょう。でもどちらでも良いです、どっちも考えられるので嬉しいです。(←11/1追記:あーん、この謎は『2046』にてほぼ明かされているような、そうでないな、、。)ベッドを横にしても簡単に踏み切れない、踏み切らない二人の気持ちは中年には痛いほどしみますね。寝ない・脱がない・配偶者が映らない、、これがいいです。F字の髪型もバッチグーな女盛り(これが花様年華ですんか、なるほど)のマギー・チャンが着こなすチャイナのプリントが場面場面の感情を出していて楽しめました。高揚を表す花柄が私は好きですわ。彼女が夫を嫌悪しているわけではない、という女心を出す幾シーンが大変良かった。手まで演技するマギー、うまいなぁ・・アップになると生田悦子にも吉永小百合にも見えますわ(喜)。アンコールワットの長映しと部屋番 2046 は嫌味かも。あきんどやねぇ(←11/1追記:嫌味でもあきんどでもありません。『2046』に必要やった。)
かーすけさん 7点(2004-10-11 15:14:50)
44.ちょっと凝り過ぎ。「ウォンカーウェイは観客にこびてるから嫌いだ」という友人の言うことがちょっと分かった。
BAMBIさん 7点(2004-04-05 16:31:53)
43.一年ほど前に劇場で初めて見たときはかなり衝撃的だったのですが、「毎週火曜日DVDレンタル190円」を狙って週に一回足しげく通い、「レンタル中」で数週間をやり過ごしたもののどうにかようやく借りられ再見したのですが、不思議、あの感激はどこへやら、もうひとつのめりこむことが出来ませんでした。その理由は、カメラワークなどにより平易なものを求める私自身の最近の好みによるものが大きく、狙いすましたようなショットの連続、繰り返されるスローモーションと音楽などがきっと今の気分ではなかったのだ、と思うようにしています。
茶蟻さん 7点(2003-06-28 00:07:50)
42.一度目は自分のなかで不透明な部分を残してしまいましたが、二度目になってこの映画の美しさを理解できた気がします。許されない二人の関係を表すかのような鉄格子の窓、小さな穴に決して報われない自分の思いを永遠に封印するトニー・レオンの姿が悲しかったです。
Japameseさん 7点(2003-05-20 02:07:52)
41.ラストの男のささやきは何かを暗示してたの?最後の詩も含めて「愛し合っても別れた後は男だけが引きずるんだ」みたいなことかなどと考え込んでしまった。誰か教えて。意味ないならないでいいのだけれど。歌と女優に惚れた。けど後味が気持ち悪くて…7点。
電灯さん 7点(2003-05-17 01:16:42)
40.一つ一つの場面が絵になっていました。大人の恋の微妙なかけひきがよく伝わってくる日本語字幕も素晴らしかったです。
KARINさん 7点(2001-09-13 22:26:59)
39.ネタバレ 愛は、もうはじまっている。

これ以上のキャッチコピーは考えられないだろう。まさにこの言葉の通り。憂いのあるワルツの中、よくウォン・カーワァイは2人の愛を限界まで留めたものだ。

そう。またもやテーマははじまらない愛。そして観る者誰もがこれは愛だと信じて疑わないだろう。100人がこの映画を観て、80人が退屈だと言ったとしても、私は残りの20人の中にいるのだろう。初めて、一度観た直後にもう一度観た映画。惹かれた、惹かれてしまったんだから仕方がない。

妻に浮気されている男と、妻の浮気相手の女のはじまらないラブストーリー。

わかったことがある。ブエノスアイレスも借りているのに本作から観てしまった。欲望の翼も観ていないのに。でもここにきて、どの作品から観ても構わないことに気づいた。ウォン・カーワァイ作品は時計や人間や様々な者で作品世界を共有する。パラレルワールドのように。ときにオムニバス、ときに本作のようにどっぷりとフィルムを使い撮影したほとんどの映像を捨てながら作品を仕上げる。彼の宇宙を知るのに順序は関係ない。どこから観てもウォン・カーワァイの宇宙だ。

気づいた
JFさん [DVD(字幕)] 6点(2015-09-13 23:37:32)
38.トニー・レオンが目にも耳にも官能的でエロい。
mimiさん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-22 10:25:42)
37.映像がいちいちキザ。バラード調のジャズなんかのミュージッククリップにちょうどいい感じ。アクションでも決定的シーンでもないのにスローモーションがきまるきまる。過剰に感じるところもままあるんですが、室内シーンの雰囲気ある光の使い方とか色彩が意外とイヤミがない。構図のせいだろうか。監督ウォン・カーウァイと撮影クリストファー・ドイルと美術ウィリアム・チャンの三者のコラボレートが独特の虚構の世界を作り出している。そのなかでトニー・レオンとマギー・チャンの歩く姿がひたすらセクシー。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-04-03 16:14:47)
36.ネタバレ ちっとも話が前に進まないのに苛々したり、肝心の男の妻と女の夫が全然画面に出てこないのに苛々したり、最後の急すぎる展開に唖然としたりなど、見ているときは文句が多かったのですが、終わった後に醸し出される切ない雰囲気はやはり捨てがたいので甘めの点数。心の中で振り返ったロマンスの回想などというのはああいうブツ切りのものなのかもしれません。ただし、マギー・チャンのチャイナドレス七変化は、不倫ドラマの大前提である「生活感」を削いでいるような気がして、やっぱり疑問。●再見して、全編でマギーのお顔とお姿を、しかもひたすら美しく撮っているのに、今さらながらびっくり。もしかしたらそれこそが創作動機だったのかも。
Oliasさん [映画館(字幕)] 6点(2007-10-09 04:19:14)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
222.67%
356.67%
468.00%
51621.33%
61013.33%
71418.67%
81520.00%
968.00%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 8.60点 Review5人
5 感泣評価 3.66点 Review3人

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