映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の口コミ・レビュー(2ページ目)

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

[スターウォーズスカイウォーカーノヨアケ]
Star Wars: The Rise of Skywalker
2019年上映時間:142分
平均点:6.78 / 10(Review 93人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-12-20)
公開終了日(2020-04-29)
アクションSFアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの3D映画
新規登録(2019-10-04)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-02-06)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督J・J・エイブラムス
キャストデイジー・リドリー(女優)レイ
ジョン・ボイエガ(男優)フィン
アダム・ドライバー(男優)カイロ・レン
オスカー・アイザック(男優)ポー・ダメロン
ルピタ・ニョンゴ(女優)マズ・カナタ
ドーナル・グリーソン(男優)ハックス将軍
ケリー・マリー・トラン(女優)ローズ・ティコ
ケリー・ラッセル(女優)
リチャード・E・グラント(男優)
ビリー・ディー・ウィリアムズ(男優)ランド・カルリジアン
マーク・ハミル(男優)ルーク・スカイウォーカー
イアン・マクディアミッド(男優)パルパティーン
ビリー・ハウル(男優)レイの父
マーク・ハミル
J・J・エイブラムス
ハリソン・フォード〔1942年生〕ハン・ソロ
ヘイデン・クリステンセンアナキン・スカイウォーカー
サミュエル・L・ジャクソンメイス・ウィンドゥ
ユアン・マクレガーオビ=ワン・ケノービ
アレック・ギネスオビ=ワン・ケノービ(ライブラリー出演)
フランク・オズヨーダ
リーアム・ニーソンクワイ=ガン・ジン
永宝千晶レイ(日本語吹き替え版)
津田健次郎カイロ・レン(日本語吹き替え版)
小松史法ポー・ダメロン(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ゾーリ・ブリス/アイラ・セキュラ(日本語吹き替え版)
島田敏ルーク・スカイウォーカー(日本語吹き替え版)
若本規夫ランド・カルリジアン(日本語吹き替え版)
高島雅羅レイア・オーガナ(日本語吹き替え版)
青森伸パルパティーン(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしC-3PO(日本語吹き替え版)
楠大典ダースベイダー(日本語吹き替え版)
津田英三ウェッジ・アンティリーズ(日本語吹き替え版)
壤晴彦スノーク(日本語吹き替え版)
浪川大輔アナキン・スカイウォーカー(日本語吹き替え版)
伊藤静アソーカ・タノ(日本語吹き替え版)
玄田哲章メイス・ウィンドゥ(日本語吹き替え版)
森川智之オビ=ワン・ケノービ(日本語吹き替え版)
多田野曜平ヨーダ(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ケイナン・ジャラス(日本語吹き替え版)
津嘉山正種クワイ=ガン・ジン(日本語吹き替え版)
磯部勉ハン・ソロ(日本語吹き替え版)
小原雅人(日本語吹き替え版)
出演キャリー・フィッシャーレイア・オーガナ(アーカイブ)
原作ジョージ・ルーカス(キャラクター創造)
脚本J・J・エイブラムス
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
製作キャスリーン・ケネディ
J・J・エイブラムス
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
スーツアクターアンソニー・ダニエルズC-3PO
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💬口コミ一覧

73.ネタバレ SWファンの個々の想いが熱くて、レビューの熱量が半端ないですね。ワタシは、シリーズ最終章として「これしかない」という着地を見事にキメてくれたと思いますけども。だってスターウォーズってこういうことでしょ。選ばれしフォースの使い手の成長と絶対的な悪、圧制に立ち向かうレジスタンス。圧倒される映像とメカのかっこ良さ。本家本元ep4から6で育った監督の、SW世界観の解釈は極めて正しいと思います。
旧作と比べてちょっとキャラが弱いな、というのが7からの難点だったのだけどカイロ・レンがやってくれました。冒頭に流れる前置きで「怒りにまかせて」のカイロ・レンとあって、相変わらず怒りん坊なんやなーと笑ってしまった。怒れる自分探しのカイロ・レンが、自己承認欲求も吹っ飛ぶほどに女に惚れる最終話となるとは。師であるルークに対しては「ありったけの火炎を放射しろ」と狂犬ぶりを見せていたのに、今回可愛い子ちゃんが相手だとてんで弱い。まあ仕方ないよな。キミのじいさんも恋女房への想いが強すぎてこじらせたわけだから。遺伝やな。心の迷走を立て直すために父親の幻影にまで頼っちゃうとは、まんま中二。
こんなにハートのもろい人物はシリーズ中どこを探しても見当たらない。SW始まって以来のキャラでありますね。ジェダイにも、名を遺すほどの悪党にもなれなかった彼ですが、弱っちいカイロ・レンを今作で大好きになりました。ダメな子ほど可愛いってやつですかね。
今回レイとカイロ・レンの絡みに時間を取られて割を食ったのはレジスタンス側。森の中でモニターを広げながらも何をやってんだかよく分からず。ポーとフィンはストーリーのどたばたサイド担当のよう。レイは必死に顔をゆがめて戦っていても美しいです。
旧作の御三方を出してくれたJ・Jありがとう。ハン・ソロのセリフといえばあの一言。それを息子に伝えに現れたハン。弟子に有用な助言を与えられるようになったルーク。そしてもう本当にラストの、奇跡のレイア姫の姿。
エンドロール、キャスト名の最初に据えられたキャリー・フィッシャー。彼女こそが我らがレイア姫。ファイナルを一緒に迎えたかったと、心から思いました。
tottokoさん [映画館(吹替)] 8点(2020-01-22 18:03:50)
👍 1
72.ネタバレ エピソード8を完全になかったこととした今作、この時点でシリーズとしては完全に破綻。作品自体も問題が多く、時間をたったの十数時間と限ったことでスケールが一気に縮小。惑星間移動がご近所回りのようにあっという間で、広大なスケールが全く感じられない。チューイ捕獲とか3PO記憶消去とか必要のないシークエンスのおかげで、肝心なシーンが駆け足になってしまい物語に深みがない。 が、それでも、パルパティーンやランドはもちろんハンやウエッジまで登場し、タンティブⅣやAウイング・Bウイング、レッド5までが飛び回り、マニア向けの小ネタも満載。更に過去8作品全てをまとめるあのラストからのエンドロールメドレーを用意されては、40年以上スターウォーズを観続けてきた者としてはただただ感激するしかない。前作の憤りと落胆を考えると、J・Jには感謝しかありません。ただ、結局スターウォーズというものはエピソード4~6に頼らなくては何も前に進まないということもよく判りました。
ふじもさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-04 22:10:09)
👍 1
71.エピソード4の公開から42年(初めて観てからは35年位?)経ってやっとエンディングを迎えられて良かった。
内容的にはエピソード4~6までで良かったんじゃないかと思ってしまったが、ご祝儀で8点を付けさせて貰います。
いろいろバランスをとった結果の続3部作だったんだと思います。
あきぴー@武蔵国さん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-04 00:23:50)
70.ネタバレ  EP4劇場上映からずっと観てるファンですが、というか、映画ってこんなに面白いんだ! と、あんまり面白くていきなり2週観ましたが(当時入替制でなかったので)、その長大なシリーズがようやく無事完結して感無量というところです。

 話としてはEP8のあれこれがバッサリなかったことにされて(酷)、EP9で元通りのベタな王道ストーリに戻ったということで、いつものスターウォーズのノリだとEP9の前半をEP8でやって、EP9の後半がEP9になるのではないか、というように思ったりしました(EP8は、あれはあれで好きですけれども)。

 例のキスシーンについては、劇場では悲鳴が上がってましたが(笑)、いや、展開上これまでの親密度と展開から言ってそう行くしかないかなあ、ということで個人的には納得。しかし亡くなってしまうのは、よくある「女性向け物語で、都合よく死んだり別れる女性にとって都合の良いだけの色男」的で、どうなんだろうとちょっと思いました。予言が成就されるが実はそれこそが真のハッピーエンドなのだ! 的オチを一瞬夢想しました。

 あと、個人的に、暗黒面レイが、アクションとかビジュアルが超絶かっこ良くて! もっと本格的に戦うシーンが見たかったなあと思いました(最終戦の心の中の戦いとかで(スピンオフまだ!?))。

 そんなところです。
simさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-01 22:55:23)
69.ネタバレ 天童よしみ似のローズが「わたしはここに残れと言われたの」とフィンに言った時
基地に残る人じゃなく全世界の人に言われたようなもんだなと思ってしまった
JJはインタビューで「どんな意見も正解だ」とSWファンの重圧を受け止めるコメントをしていたが
正直気にしすぎ。
「スタートレック」のTVシリーズが軒並み終了になっていくなか、映画で「スタートレック」を復活させてくれた。
「スタートレック・ディスカバリー」や「ピカード」と今に続いているのはすべてJJのおかげ。
どんな大人な事情があるのかしらないけど9部作あるはずのSWをルーカスはep1~3の失敗のせいか「作らない」と言い出し
それもJJが手を上げてくれた
どんなカタチにせよ9部作観れたことに感謝しかない

遠い昔、はるか彼方の銀河系で、、、
やっと昔(過去形)になったよ
かのっささん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-24 10:26:36)
👍 1 😂 2
68.ネタバレ 新三部作の締めくくりとしては満足できる出来であった。
前作で行く末が案じられたこのシリーズだが、JJは考えうる限りでうまくまとめたと思う。

さすがにパルパティーンの再登場は唐突だし、(なんとオープニングロールで登場させてしまう)
どうやって生き残っていたのか合理的な説明はほとんどない。
「実はこの人は生きてました」的な展開はよくある手法だが、スター・ウォーズでは使ってほしくなかった。
レイがパルパティーンの孫(シスの末裔)という設定は、おそらくEP7の制作時から、いくつかある
オプションのうちの一つとしてあったのではないか。レイの生まれつき強いフォースやライトセーバーの構え、
時折見せる激しい表情はそれをうかがわせた。
ただし、パルパティーンに孫がいるという設定はEP1~6の話の流れから無理があることは確かだし、
制作サイドでも当初からその設定は本線ではなかったのだろうと思う。
EP8のファンの反応を見て、やっぱりこのままだとマズイな、という感じで、思い切って路線変更した
のではないだろうか。
レイがシスの血縁ということになり、皮肉にもEP8であっさり裏切られたレイの素性の解明としては、
考えうるベターなリカバリー策であり、スター・ウォーズのテーマの一つであるフォースのバランス
という側面では、結果的に物語に深みを持たせることになった。
しかし最終的にスカイウォーカーの血筋が死に絶え、シスの末裔が生き残ったことに
納得できない人は多いのではないだろうか。

心配だったレイアの登場場面は意外にも多くあり、本人が死去したとは思えないぐらい奇跡的な
シーン作りが行われている。本作での役割も重要性が高く、自らの命(フォース)をもってして
カイロ・レンに「ベン」と語りかけるシーンはエモーショナルな場面だし、ハン・ソロの幻影がベンに
やさしく語りかけ、ライトサイドに復帰させる場面はスター・ウォーズ唯一とも言える泣ける場面だ。

あと、ローズとフィンの余計な恋愛模様が描かれなかったことも、EP8の反省からだろう。
他にやや難点と感じたのは、ロケーションが目まぐるしく変わりすぎて、人名や地名についていけないし、
ラストの艦隊戦は、スピード感やスター・ウォーズらしさという面で、ローグ・ワンのほうが
やや出来がよかったようにも感じた。
果たして、スターの輝きを失ってしまったランドまで登場させる必要はあったのだろうか。

総じて振り返ると、物語のアウトラインと人物設定がEP7~9で統一されていなかったことが悔やまれる。
これは監督の采配よりも、ルーカスフィルム、ディズニーがビジネス優先で一貫した制作体制をとらなかった
ことが原因だと思う。ロード・オブ・リングのように、初期の構想から同じ監督・スタッフで
全作を通したシナリオを組んで進めていれば、もっと深く納得感のある物語にできたであろう。

しかし、JJは最後によくやってくれた。ありがとう。
そして全9作に出演したアンソニー・ダニエルズ、
素晴らしい音楽を聞かせてくれたジョン・ウィリアムズ、お疲れさまでした。
puta-ppさん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-23 21:06:33)
👍 4
67.ネタバレ レイの正体をネタバレされたくなくて、公開直後に見てきました。レイの正体がわかり、フォースが強力な理由を納得しましたが、意外な人物が親でした。
人がいっぱい死んで悲しいとか、そういうスターウォーズのお約束的なツッコミどころをすべて除外して感想を言うと、とにかくよくできた映画です。
昔からのスターウォーズファンやコアなファンが楽しめる映画です。死んだジェダイマスター、俳優が死んでるはずのレイア、ジェダイじゃないのに死んでも出てくるハンソロ、太ったランド・カルリシアン、そして懐かしいエンドア。昔を思い出しながら、あのタトゥイーンの美しい双子の太陽でラストを迎えます。
レイ、フィン、ポーの3人が、かつてのルーク、ハンソロ、レイアの3人と同じように絶妙な掛け合いを見せてくれます。3人ともすごく成長したなと思います。個人的には、揺れ動く気持ちを秘めたカイロ・レンが好きでした。
息子は、「途中でゴーストが出ていたよ!」(スピンオフアニメの「反乱者たち」に出てくる船)と興奮気味に話していました。きっと細かく見ればいろいろな隠しネタがありそうでした。
「スカイウォーカーの夜明け」の意味は最後の最後でようやく明らかになります。
昔ながらのスターウォーズファンとしては、エピソード7~9は、悪との戦い、そして圧倒的に不利な反乱軍の勝利という、昔からのテーマの焼き直しであり、映画の作り方はかつてのルーカスのスターウォーズとは別物のディズニー映画ではあるけれども、それでもやっぱり傑作と思います。
チョコレクターさん [映画館(吹替)] 8点(2019-12-22 18:14:09)
66.たぶん、賛否の分かれる最終回なのだろう。
観終わった後にそう思いながら、個人的には満足のいく最終回であった。

週刊少年ジャンプの超長編漫画が、ものすごく都合のいい納得いかない展開もありつつ
過去のキャラもなんらかの形で出してくれて、最後には丸く丸く収めてお祭り状態で
ファンを感慨深くさせてくれて終わってくれた、、、的な。

個人的には7も8も満足いく作品では無かったのですが、
逆にそれがハードルを下げてくれて、今作のこの満足感に繋がっているかもしれない。
まさか作戦だった?

何はともあれ、綺麗に終わったので、どうかどうか要らぬ新作を作らないでください。
ディズニー様。あ、スピンオフは可です。
movie海馬さん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-22 17:10:16)
65.色々とツッコミ所は限りなく有れど、そこはツッコんだら最早負けだ。設定やら整合性やらを考え込んだ時点で負けだと思っている。そしてスターウォーズの続三部作とは言え、この手の超大作に求められているものは(作家性でも深い世界観でもなく)、ベタだろうが二番煎じだろうがとにかくただひたすらに「エンターテイメント」であることの追求なのだ。その意味で言えば、(数多の疑問と、もたらされる感動の「チープさ」に辟易しながらも)実際に観た感想として、本作は100%「面白い」映画だと断言できる。騙されたと思って是非劇場で鑑賞していただきたい。

ただ、続三部作は、エンターテイメントとして『最後のジェダイ』を除く2作はまずまずな出来とは言え、「こんな話になるんじゃないかな」or「こんな話になったらヤダな」の想像の域を殆ど逸脱しない在り来りな仕上りで、つまり、この三部作に本来求められる期待値「(旧三部作の如く)歴史を変える程の」傑作の域には到底達していないのは確実である。そもそも、続三部作を観終わってふと思い巡らせた時に感じるのは、「旧作キャラの俳優が元気なうちにやっておきたい”金儲け”」が真のコンセプトだったのではないかという絶望感でしかない。

いまどき、長編三部作で壮大なテーマ・ストーリーを展開するチャンスなど本当に限られた映画製作者にしか掴めない「天運」であるのに、それを一つ見事に喰い潰したこと、そして、スターウォーズという稀代の映画シリーズのレガシーを(新たなレガシーをつくるのには失敗した上で)これもただただ喰い潰したこと。続三部作を改めて鑑賞し終わって(本作単独での映画としての評価とは別に)その2点を率直に残念に思う。
Yuki2Invyさん [3D(字幕)] 8点(2019-12-21 23:27:20)
👍 1
64.ネタバレ めったに出会えないすばらしい映画だと思います。

その上で、ですが、

77年のスターウォーズが映画界に革命をもたらしただけに、いつかあの革命を再び、と長年思い続け、期待値が途方もなくあがってしまい、結局その期待には応えてもらえなかったなあ、というのも実感。

映像や演技や脚本などのすべてのテクニックは、年相応に他の映画同様に、見違えるばかりに進化してきました。それはもちろんすばらしいのだけれど、あくまで既定路線上に居続けてしまったままだったか、再びの大きなジャンプは、起きなかったか、、という印象になってしまいました。

それと、毎度のことながら、レジスタンス側は恨みや怒りでダークサイドに堕ちまくっていると私は思うのですが、結局勧善懲悪の世界観を越えられないままにエンディング、という観があって。。 アメリカンスピリッツなのかねえ、、とか思ってしまいました。ごめんなさい。
wooさん [3D(吹替)] 8点(2019-12-21 22:27:13)
👍 1
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63.ネタバレ レジスタンスのみならず私にも大きなダメージを与えた前作を受けて、不安たっぷりの状態でみにいきました。結果としては、みにいってよかったとは思いますが、率直に言って非常に複雑な思いです。緊張感あるシーンが多くてまさに宇宙活劇です。最後のクライマックスでこの音楽、と来れば否が応でもテンションは高まります。「なんとか形としては取り返した」感じです。ただ・・・やはり前作でやらかしたために無理のある設定があまりに多すぎる。・〇〇復活?ならば(形は違えど)全員復活させちゃえ、みたいな。 ・レイが〇〇の末裔?いやそりゃいくらなんでも無理筋でしょ。 ・その結果、カイロレンとレイの関係が不明 ・変なアイテム登場。スターウォーズは宝探しだったのか? ・ロボットはBB8が完全脇役、変なロボットも出てきたが結局は旧作ロボが主役。・人も同じで新作で旧作を上回る魅力的なキャラはゼロ。
ただ、ここまで熱くなれる映画はほかにはないと思いますし、シリーズ終結を見届けられてよかったです。今後変な新作を作ってコンテンツの浪費がないことを期待します。
jcross18さん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-21 14:25:24)
👍 1
62.ネタバレ 「キスもせずに死ねるか」by カイロ・レン(心の声※フォース)

“厨二病+童貞こじらせ系シス男子”の愛すべき悪役を、主人公の対となる存在として貫き、描ききったことが、この新しいSWサーガの最大の価値だったかもしれない。
決して揶揄したいわけではなく、そういう新しいキャラクター性と新しい価値観を、SWという伝説化した世界観の中で果敢に示し、新しい「時代」の物語として紡いだこと(もしくは紡ごうとしたこと)を、僕は心から称賛したい。

「エピソード7」からこの「9」までの三部作は、主人公レイと、彼女と対峙し続けるカイロ・レンの両者が、あたかも思春期の男女のようにひたすらに「自分さがし」を繰り広げる物語だった。
物語の構成上、彼らは「正義」と「悪」という立ち位置を与えられてはいるけれど、隠された“生い立ち”や“資質”も含め、二つの運命は入り交じり、まさしく「対」の存在として、激しく反発すると同時に、激しく惹かれ合い続けていた。

「スター・ウォーズ」というあまりにも壮大なスペースオペラの締めくくりを、ある種普遍的な若者たちの「成長譚」として描いた試みは、充分に、チャレンジングでありフレッシュだった。
だがしかし、このシリーズが本来目指した“到達点”は、もっと新しい境地だったのではないかとも思う。

賛否がぱっくりと分かれた「エピソード8」が、まさにシリーズとしても分岐点となったことは間違いない。
ある意味での“暴走”を見せた「エピソード8」に対して多くのSWファンは落胆し、激怒した。旧シリーズの定型的なクラシック性を愛するオールドファンほど、その憤りは大きかったようだ。
僕自身は、「エピソード3」の、あの絶望と希望が同時に生まれたラストシーンを目の当たりにしてようやくSWの面白さに目覚めた不埒者なので、「エピソード8」の定石に対する“型破り”なストーリーテリングはむしろとても好ましく、興味深かった。
「旧三部作(4〜6)」から「新三部作(1〜3)」に渡り、常に物語の中心に存在した“スカイウォーカー”という「名前」と「血脈」の束縛から脱却し、止めどなく続く光と闇の争いの根幹に存在する「真理」に到達するのではないかという期待感が「エピソード8」にはあった。

当たり前のように、レジスタンスが「正義」、帝国軍が「悪」かのように大別されているけれど、実際は両軍それぞれに若者たちの生と死があり、戦争に身を捧げる「理由」や「大義」があるという事実。
そして、“ジェダイ”と“シス”という物語の根幹に存在し対立し続ける二つの要素が、常にその曖昧で脆い境界線上で“悲劇”を生み続けてきたということ。
(ならば、その境界線など何の意味があるのか?)
「エピソード8」でのストーリーの積み重ねとキャラクターたちの描き方は、まさしくSWシリーズが培ってきた「光」と「闇」の関係性そのものを反転させかねない要素で溢れていた。

しかし、多くのSWファンにとって、それはやっぱり許容できない“暴走”だったようだ。
無論、その拒否感はとてもよく理解できる。
もしこの「続三部作(7〜9)」が、「エピソード8」の流れのままに、新しい時代の新しい価値観をSWの結末として描ききってしまったならば、到達したテーマは、そのまま旧シリーズに対する“アンチテーゼ”となっていただろう。
ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロ、そしてレイア・オーガナが、決死の覚悟で獲得した「勝利の価値」を、年老いた彼らも登場する同じ物語の延長線上で、新しい「時代」の“ものさし”によって一方的に「否定」してしまうことは、乱暴だし、そんなことを望むSWファンはやはり一人もいないだろう。

だからこそ製作陣は、大多数のファンの“悲痛”を理解し、強引なまでの「方向転換」をすることを選んだのだと思う。
そうして描き出された今作のストーリーラインとその終着は、極めて普遍的で王道的なSWのスタイルそのものだった。
ストーリー展開にも、明らかになる真相にも、“驚き”と呼べるものは殆どなく、大スペクタクル伴った大団円と、収まりの良い美しいラストシーンによって改めて“スカイウォーカー”の名に帰着する。

そこにストーリーテリング的な冒険は無かったけれど、冒頭に記した通り、アイデンティティを模索する二人の若者を、善悪の両端に配し、SWの物語性の中で表現してみせたことは新しく、充分に価値があったと思う。
個人的には相当に好きだった「エピソード8」も勿論含めて、あらゆる側面的な“付加価値”や“別視点”も持ち合わせた(決して描ききれてはいないけれど)、色々な意味で見応えあるエンターテイメントシリーズだったと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-21 02:23:54)
61.なんだか話が飛躍しすぎて分かりにくい。絵面の派手さとスターウォーズの雰囲気で、見れるには見れるんだけども、結局どんな話だったのかと聞かれると「えーっと。……なんだっけ?」となってしまう。それから賛否あるだろうけど、旧シリーズに媚びすぎ。あそこまで昔の役者出す必要ないし、話の展開も毎度一緒で食傷気味。ラストの名乗るシーンも何だかしっくりこなかった。いまいち納得のいかないまま完結。人気シリーズの続編って難しいね。
54dayoさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-13 01:41:07)
60.ネタバレ EP8→ソロ→本作。この流れはマズイと察知したのか、EP8公開直前にEP9の監督交代劇があったようで、再びJ.Jが監督。
EP8のリカバー(尻ぬぐい)と、J.Jが頭の中で描いていたEP7の続きと、SWサーガの結末を組み直す作業。私の気持ちも新作にワクワクと言うより、最後だけど、どうオトシマエを付けるんだろう?って感じだったかな。

結論から言うと、あの厳しい流れから、よく1本の映画にまとめたものだと思う。あの密度ならいっそハリー・ポッターのように『EP9を前編・後編にする作戦』を使ってほしかった。でも興行成績の悪かったハン・ソロの後だし“SW疲れ”から“SW離れ”を招きかねないので、2本ぶんの内容でも1本で行くしかなかったんだろう。その一番のシワ寄せが冒頭の“パルパティーン復活”。こんな重要なエピソードを文字で見せるなんて。黄色い液体に入った操り人形スノークたち…あんなシーン、エヴァで観たなぁ。
ルークのセイバーをレイアに返したり返されたり。チューイが死んだり生きてたり。C-3POの記憶が無くなったり戻ったり。ちょっとキャラが被ってるゾーリとジャナ。ベンとレイの戦いが3回も。このへん前後編に分けるとスッキリしたと思う。パルパティーンの復活とレイの秘密を前編の最後にして。
時間さえあれば、懐かしいタナヴィーⅣがレジスタンスの旗艦になった経緯、ナイン・ナンとランドの再会、ウェッジも旧型X-ウイングで活躍させられたかもしれない。パッとしなかったレン騎士団。アッサリしたハックスの退場「私がスパイだー!」はぶっちゃけ過ぎ。笑ったけど。

フィンは本作でベンの気配さえ感じ取れるようになった。彼がレイに言おうとしたことは、たぶんフォースが使えることだと思うけど、彼がジェダイの血筋の者なのか、ホウキの少年と同じ一般人かは不明のまま。
ただ、レイアの死期が近いことレジスタンスの人たちが察知しているような描写もあり、フィンは後者の可能性が高いかも。
こんな終盤に修行してるレイ。自分で壊したマスクを直すベン。ホルド提督のワープ特攻は100万分の1の成功率。ルーク「ジェダイの武器にはもっと敬意を払え」と、EP8の尻ぬぐいは続く。「ここに残れって言われた」大幅に出番が減ったローズ。最後チューイ(SWオリジナル・メンバー)と抱き合ってるのは、この映画のために苦労させられた彼女への、制作側に出来る最大限の謝辞に思えた。

レイ「私には不可能です」レイア「不可能なんて無いわ」レイ「えぇ、不可能なんて無い」…レイア、フォースで丸め込んでないか?
チューイ救出の時に撃ち殺されたトルーパー、たぶん7人くらい女。人材不足なのか、ポリコレに対するJ.Jの回答か。
アイテム探しとお遣いイベントが続く。たまたま流砂にハマって、ヘビを助けたら先に進むとか、限られた上映時間にRPGみたいな要素を入れたのは謎。
一方で回を重ねるたび、メキメキと魅力が増していくベン。デス・スターでのレイとの戦いも、レン騎士団相手のセイバーさばきもカッコ良かった。EP7を彷彿とさせる父ハンとの対話。レイに生命を分け与え、母レイアとともに消えるのも良い。
ベンが死の間際にシリーズで初めて笑顔を見せるところ。この時ベンの顔の右半分しか映さない。笑うときに口角を上げる、ハンの面影を見せる上手い演出。ここ最高にカッコイイ。

最後のシス・パルパティーンの血を引き継ぎ、最後のジェダイ・ベンと生命を分け合ったレイ。自分の杖を改造して作った黄色いセイバーは、もうジェダイ(ライトサイド)もシス(ダークサイド)も無いという意味だと思った。レイはジェダイを引き継いだのではなく、“フォースのバランスを正す者”スカイウォーカーの起源=~The Rise of Skywalker~となったんだろう。タトゥイーンに沈む夕陽で終わった前日譚に対し、昇る朝日が後日譚を締めくくる。

物語の最後は駆け足だったけど、42年にも渡って創られた壮大なサーガが終わった。私の長~いSWレビューも、ここで一旦おしまい。
続3部作に対し賛否はあると思うけど、この作品群でキャリー・フィッシャーが、彼女の代名詞とも言えるレイア姫を演じて他界されたこと。彼女が過去の人ではなく、歳を重ねてもなお気品あるプリンセスの姿を私たちの目に焼き付けてくれたこと。そして改めて、ルークやハン、レイア姫の当時の活躍を観たくなったとしたら、このタイミングでこの続3部作が創られた意味もあったと思う。スピンオフに新シリーズ、今後もSWの世界は広げられていくだろうけど、それはソレとして、生きているうちに全てのエピソードを観られて、本当に良かったと思う。
K&Kさん [3D(字幕)] 7点(2021-10-01 00:29:21)
👍 3
59.ネタバレ パルパティーンが実は生きていたりだとか、EP4~EP6の英雄たちのその後がどれも悲しかったりだとか、この新しい3部作は蛇足のような気もしますが、それでも子供の頃、スターウォーズのキャラクターが裏に印刷された、瓶入りペプシの王冠を集めた身としてはシリーズ終了となればそれなりの感慨はありました。
長い戦いの末、「映画スターウォーズ」の始まりの地である惑星タトゥイーンで物語の幕が下りるのも中々グッときましたね。
レイア姫、そしてスター・ウォーズに翻弄され続けたキャリー・フィッシャーの魂よ安らかに・・・フォースとともにあらんことを
J.J.フォーラムさん [地上波(吹替)] 7点(2021-02-27 21:42:24)
👍 1
58.ネタバレ 前作が酷過ぎたので見るのをためらってたけど、
やはり壮大なスターウォーズの物語の最後を見届けねばと見に行きました。
結果、EP8でぶっ壊された世界観から、頑張って軌道修正してまとめ上げたなと思ったので見て良かったです。

レイの出自については、無理やりの後付け感があるし、スカイウォーカー家の物語だったはずだけど、
もう血筋じゃなくて絆なんだよねってことになるのはどうかと思うけど、
フォースやジェダイの神話性は壊されてるので仕方ないですね。
何でもありでこの先またこのコンテンツが使われるのでしょう。

レイ役のデイジーはとても意志の強い女性にぴったりな面構えと目力で適役だと思います。
でも、新キャストで魅力的なのはレイだけ。
他は全然共感も親しみもわかないまま終わりました。
キャスティングもキャラ付けも残念。

文句はいろいろあっても、いずれまた見たいと思うくらいには楽しめました。
nanapinoさん [映画館(字幕)] 7点(2020-07-07 16:57:46)
57.スター・ウォーズはスピンオフも含めて11本(+アニメもそれなりに)新作が出るたびに欠かさず見ましたし、それなりにリスペクトもしているつもりです。まさか40年もかけて9部作が完結するとは思ってもいませんでしたが、まあそれだけファンが多いということなのでしょう。ということで、初期3部作の時代からいつも思っていたことを書きます。

ダース・ベイダーやライトセーバー、オープニングの音楽は本当に素晴らしいと思います。しかし正直なところ、私はスター・ウォーズという映画自体面白いと思ったことはありません。旧三部作は脚本も大したことないし見せ場もワザとらしいと感じます。中期三部作はCGありきで何やってんだかよく判らず、新三部作に至ってはまるで子供向けの漫画のようです。真面目な話、なぜこれほどまで人気が高いのか理解できない部分のほうが多いです。

まあ、ローグ・ワンに関してはリアル路線で重厚、スター・ウォーズシリーズのバックボーンも上手に表現されていて、ダース・ベイダーのシーンもなかなかのカタルシスだったと思います。あの作品はスター・ウォーズでなかったとしてもSFとしてかなり面白いほうだったと思います。(ハン・ソロは論外)
私が思うに、ローグ・ワンが行ったアプローチのように、フォースという力があるという事実を遠巻きに表現するのが正解のような気がします。「ある事実」を匂わせつつボヤかすだけ、そういう勿体ぶった演出が映画をより魅力的にするのではないかと思われます。新三部作のようにフォースって「何でもできるんですヨ!」にしてしまうと面白くないです。手品と一緒です。

それでもまあ、EP9に関しては名実ともに派手なSF大作に仕上がっているのでそれなりには楽しめました。あと、作り手&演者の全てがスター・ウォーズ愛に溢れていた点は非常に高評価です。制作秘話とかを見るとこの映画がいかに沢山の人に愛されているのかが判ります。そういった意味では本当に素晴らしい映画だと感じました!(結局、私の好みに合わないだけなのでしょうね。。点数はかなりオマケしてあります)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-04-09 15:36:02)
👍 2
56.ネタバレ これで9部作完全終了!・・・なのか?という感じ。エピソード6のエンドのほうがどっちかと言うとそれっぽい?由緒正しきスターウォーズシリーズで悪くはないのですが、チャンバラ好きとしては、剣術極めたカイロレンとレイよりも、もっといろんな剣豪を見たかった。まあ、スピンオフシリーズが色々創られそうなので、そちらで期待します。
ラスリープさん [映画館(吹替)] 7点(2020-02-18 23:44:15)
55.最後、というには盛り上げには欠けていた感がありました。どれだけCGを駆使しても、どれだけシナリオを練っても、最初に公開された本家「スターウォーズ」は超えられないのだと感じました。唯一良かったのは、ハリソン・フォードが我が子の道を示す役として出てくれた事。息子に殺されて終わるのだけはやめて欲しかったので。
sirou92さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-18 22:58:25)
54.62歳のオヤジです。エピソード4を見たのが大学1年の夏、今は無きテアトル東京でシネラマ鑑賞でした。今回の最後を見て素直に感動しました。実際ストーリーにはついていけないところ多々ありますがとりあえず満足です。一つだけ素朴な疑問、役者は充分歳を重ねているのに宇宙船や武器、そして戦い方が全く進歩していないのはなぜだろう。相変わらず宇宙船での破壊と戦闘員が地に足をつけて走りながらの銃撃戦そしてライトセーバーでの武闘。戦闘機を相変わらずヘルメットつけて操縦している絵にちょっとだけ違和感あり。そこは進歩しないのがお約束ですか。海に水没していたXウイングも別の銀河系で成分が違うかもしれないけど機体はもっと発錆、劣化してないのかな。ファンの方々ごめんなさい
仙台のチップさん [映画館(字幕)] 7点(2020-02-10 12:33:50)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 93人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
200.00%
333.23%
466.45%
51415.05%
61718.28%
72122.58%
81617.20%
999.68%
1077.53%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.15点 Review13人
2 ストーリー評価 6.05点 Review18人
3 鑑賞後の後味 7.62点 Review16人
4 音楽評価 8.87点 Review16人
5 感泣評価 6.46点 Review15人

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 

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