映画『ロボコン』の口コミ・レビュー

ロボコン

[ロボコン]
Robot Contest
2003年上映時間:118分
平均点:5.89 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-09-13)
ドラマコメディ青春もの
新規登録(2003-10-15)【sirou92】さん
タイトル情報更新(2021-04-20)【イニシャルK】さん
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監督古厩智之
キャスト長澤まさみ(女優)葉沢里美
小栗旬(男優)相田航一
伊藤淳史(男優)四谷部長
塚本高史(男優)竹内和義
鈴木一真(男優)第二ロボット部顧問・図師
須藤理彩(女優)保健教諭・笹本良子
うじきつよし(男優)里美の父
吉田日出子(女優)オババ
平泉成(男優)第一ロボット部顧問・脇田
水野真紀(女優)里美の母(ノンクレジット:写真のみの出演)
荒川良々(男優)豪原(第一ロボット部部長)
脚本古厩智之
音楽PACIFIC231(パシフィック231)
撮影清久素延
製作富山省吾
東宝(「ロボコン」製作委員会)
島谷能成(「ロボコン」製作委員会)
亀井修(「ロボコン」製作委員会)
小学館(「ロボコン」製作委員会)
市川南〔製作〕(「ロボコン」製作委員会)
企画NHK(企画協力)
配給東宝
美術金勝浩一
録音斉藤禎一
あらすじ
舞台は徳島の工専。出席日数の足りない里美は、担任から「ロボコンに出場すれば単位をやる」という話を持ちかけられた。「ロボコン?」「…ロボコン」(イントネーションが違うのでここでは表現不能 (^^;)というやりとりを経て、やる気のない勘違い少女里美は人数不足の第2ロボット部のロボット操縦者になるのだが…機械屋の卵たちが繰り広げる、「汗と涙」の代わりに「知恵と工夫」が炸裂する青春バトル。
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💬口コミ一覧

75.今年から、しばらくいたインターネットサーバ業界を離れまして、古巣の組込マイコン業界に戻ってきました。本作で出てくる旋盤ありーのインパクトドライバーありーの光景はけっこう見慣れてたりします。

…だから断言するけど、まあオイラ以外10点つけるレビュアーはいないだろうなあ(苦笑)。
シナリオ最低(「ああPICマイコンですか」ってセリフ、もう少し返し方があるだろー)、長澤まさみは甘やかされ(別撮りがすげー多い…かなりトチった?)、劇伴も別段耳に残らない。キャラクターの造型に至っては薄すぎて後ろが透けて見えそうだ。だが、映画として最大の問題は「スポ根映画の枠組みなのに盛り上がりが全くない」事だろう。
ここをオイラは評価する。要するにトーナメントは熱い闘いばかりじゃないって事だ。頭を冷やし、理系的に理詰めでハードルを越えていく闘いもある。それがロボコンの本質だろうし、実際ハードルにぶつかるたびにDVDを止めて、自分ならどう対処するかじっくり考えてから続行してみた(正答率1/3)。
もっと面白くできるし、無駄なシーンも削れるとは思うが、監督の基本コンセプトははっきり出ているし、それは自分的には大歓迎の方向性。こんなに面白かったのは久々だ。シナリオには全然敷衍出来ていないように思うけど、工科魂が宿っているのは間違いない。
その、映画には稀有な魂に10点を。

以下、俳優について余談。
●「長澤まさみが一番可愛い映画」って聞いたので観たんですが、なんか演技が箱入りお嬢ちゃんだすなぁ。個人的には、彼女は撮影現場でプレッシャーがかかる時に本領を発揮する女優さんだと思います(っても、ブレイクするのはこの翌年ですが)。本作でも、あまりやり直しの効かない会場シーンでは張りがあります。やっぱ監督が甘やかしたような気が(苦)。
●第一ロボット部長の荒川良々がいい味を出してますねー。『ピンポン』でも部長役で同じような演技を披露してましたが、コメディリリーフとして本当に巧い。本作の場合、失速気味低空飛行の展開を救った場面もいくつか見受けられました。これから注目してみるかなあ。
エスねこさん [DVD(字幕)] 10点(2006-08-28 05:51:41)
👍 1
74.長澤まさみを鑑賞するという当初の目的を十二分に満たしてもらっただけでなく、映画そのものに深く癒された。熱い青春スポ魂でもありながら絶妙なまったり感。非常に地味でありながら時がたつのを忘れてしまう夢の世界。あの目覚まし使ってみたい。欲しくないけど。
ぷりんぐるしゅさん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-15 16:04:46)
73.荒川良々が優秀な第1ロボット部の部長には見えないところが残念ですが,長澤まさみ嬢がとにかくかわいいのでそれだけで充分です。
まきげんさん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-19 13:48:43)
72.ネタバレ 話としては、理系のダメな感じの少年少女がロボットコンステストの優勝を目指して頑張るというだけのものでパッケージともどもあまりパッとしないんですが、いかんせん長澤まさみが素晴らしい。滲み出るような明るさと可愛さは特筆すべきものがあります。間違いなく全盛期です。
それを除いたとしても、他の登場人物も人間味溢れ面白いし、誰が見ても地味でつまらなそうな印象を受けるようなロボットコンテストを気がつけば、手に汗を握って見させてしまうような見せ方の上手さも大したものだと思います。恋愛やら、人物の過去やら余計なものは一切排除して、現在を生きる若者をいきいきと描ききった名作だと思います。
すべからさん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-11-18 13:54:57)
👍 1
71.ネタバレ 「がんばれ!ベアーズ」パターンの映画って好きです。グダグダだった4人の高専生徒が段々と頑張ってひとつになっていってロボコンで優勝するまでを描くのですが、キャスティングがみんな見事にハマってて、見ていてとっても気持ちがいいです。映画は脚本!と思いつつも、やっぱり役者に魅力がなければ、なかなか入り込めないですもんね。その点、保健室のベッドで口を半開きにしてぐだ~っとサボってる長澤まさみの姿で掴みは見事。ノリダー電車男な伊藤淳史、寡黙な天才小栗旬、ヤンキー塚本高史と、めっちゃ類型的なんですけど、みんなそのステレオタイプにいちいちピタッ!とハマっていて、気持ちいいくらい。物語もドラマティックにせず、淡々としていてながらキャラは立ちまくり。ライバルとなる同じ学校の1部の生徒との確執なんか、ドロドロさせずにバタバタ乱闘したり、クライマックスでクサい和解を拒絶してみせたりと、不足せずやり過ぎずなバランスがとってもよろしいです。惜しむべきは最後の決勝戦まであくまで淡々としていて盛り上がりには欠けていたところでしょうか。ここだけは大袈裟なくらいに激しく表現しちゃっても良かったんじゃないかなぁ。何はともあれ、清々しいほどに若いっていいよね、って思えた映画なので、「ロボコン、8点」「ウララ~」(ってやっぱ思っちゃいますよねぇ)。
あにやん‍🌈さん [DVD(邦画)] 8点(2006-08-03 00:55:24)
👍 1
70.青春もので、観ていて結構熱くなった。それと、長澤さんは可愛いくて、ある意味この映画の全て、とも言えますねw。あと、味のある実況は、聞いていて心地良かったよ。で、試合のシーンも実際に試合していて、負けたら別なシナリオも用意されていたみたいなので、その辺もこの映画には、プラスだったんじゃない? ところで、水野さんの扱いが、あれなのが、ちょっとねぇw
瑞鶴さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-17 12:32:57)
69.ネタバレ 最初はバラバラの4人だけど、少しずつ解りあい皆少しずつ成長していく姿を見れる。
ロボコンの大会シーンも本物さながら。実際に3分間試合をしているのを長廻しで撮っていたらしい。
だから臨場感もあり、見てるこっちも応援したくなる。勝ったときは喜び、失敗した時は悔やむ。僕はこういうテイストの映画は結構好きだなぁ。
ロボコンに打ち込む前と大会後で皆に明らかな変化が出てきた(一人はあまり変わってないようだが)。
青春って良いなぁ~そんな気持ちになった。
まっちゃさん 8点(2004-08-22 03:11:36)
68.正直かなりベタなストーリー。ベタだけど本はよく書けてると思う。主要4人にそれぞれに見せ場があり、キャラも立ってる。主演の長澤まさみのかわいさ+個人的な邦画贔屓でちょっと高めの8点。
ピボーテさん 8点(2004-04-04 16:47:24)
67.コメントしてる人少ないですね…。ロボットコンテストでの戦いなので、スポーツ映画のように映像のハデさはないけど、モップブラシや携帯電話のネタはハッとさせられました。大会シーンは臨場感たっぷりで「頑張れ!」「惜しい!」「もっと右!」と声が出てしましました。ラストシーンはもっとラブが見たかったな~。徳山弁で。
Bebeさん 8点(2004-03-28 17:43:07)
66.NHKで放映されている「ロボットコンテスト」を題材にした、笑いありの青春ドラマです。いわゆる落ちこぼれの4人が、「ロボコン」で勝ち上がっていくという在り来たりな展開ではありますが・・・、実際に3分間試合を行い撮影されたシーンは臨場感いっぱいで、声を出して応援したくなりました!!。各人物の個性も豊かで魅力的!!。ストレートなテーマだからこその「心地よさ」を堪能できる傑作です!!。
sirou92さん 8点(2003-10-16 01:04:11)
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65.ネタバレ  落ちこぼれの主人公。協調性のない天才。自分に自信がない部長。やる気のない不良。
 どのキャラもステレオタイプで、まさによくある青春サクセスストーリー。
 いわゆる『2軍』扱いの主人公グループ。それが『1軍』に勝ち、遂には全国制覇まで成し遂げるストーリー。
 漫画、ドラマ、各ジャンルで何十回と使われているプロットでしょう。
 唯一今までと違うのは、そのステージがロボコンということです。
 つまりはスポーツでもなければ音楽でも芸術でもない。
 これはカテゴリーでいうと、『お勉強』というある意味新ジャンルの開拓ではないのか。
 今までに踏み込んだことがない題材だからこそ、ストーリーはこれくらいシンプルかつ王道なほうが、この世界に入り込みやすいというものです。
 そして何よりこの作品、長澤まさみがとにかく可愛い。最初はむかつくキャラなんですけどね。中盤くらいから俄然かわいくなります。
 小栗旬も何気にかっこいい。伊藤淳史と塚本高史も自分の役割をきっちり演じ、魅力的なキャラへと昇華させています。
 ストーリーがシンプルだからこそ、キャラクターの個性が光る作品だと言えそうです。
 王道サクセスストーリーは、どのジャンルにも対応できる万能性があります。
 個人的には、このタイプは似たようなストーリーでも、いつも楽しく見ることができます。
たきたてさん [DVD(邦画)] 7点(2017-03-23 03:49:47)
👍 2
64.正統な青春映画で、その青臭さが鼻に付く人も多いのでしょうが、自分は好きです。この感じ。いや、芝居はイマイチだし、ストーリーも特に練られた感じがある訳じゃない。でも突っ込む気にもならないのは、映画全体が発散している健全さゆえかな…。この頃の長澤まさみは実年齢に近い役で、化粧していない(ように見える)表情がとても溌剌としていて健康的でした。特に何かにつけて気だるく不貞腐れてる序盤の劣等生が面白くとても良い感じです。人気出る訳です。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-12-28 23:02:10)
63.ネタバレ ひねりのない直球勝負のストーリーです。主役4人がなかなか良かったので、最後まで楽しんで見れました。
紫電さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-02-16 21:30:55)
62.長澤まさみはサイコー。良々も良かった。
フッと猿死体さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-02-09 13:18:33)
61.覇気のない部に単なる負けず嫌い(長澤まさみ)を掛け合わせた時の変化を捉える。
ある状況にあるものを掛け合わせて生じる変化を捉えるってところに焦点を持っていくのは文芸作品や少女漫画の定型。
ただ、主役であるはずの長澤は「何もしていなかった子が目標を与えられて自身の本性を知る」に留まり、「変化」という程ではない。
ほんのちょっとした配慮が加われば俄然よくなると思う。
カラバ侯爵さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-12 17:40:12)
👍 2
60.映画としては恐ろしくぬるい作品だけど、ロボコンがありえないくらいに面白い。
正直、映画の評価は0点だけど、ロボコンだけでも見る価値があります。
ドラマ部分は全部無かったことにしちゃってください。
僕のお気に入りはムーンウォーカーです。
もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-06 16:01:13)
59.うおーッ!!!っと、
未来世界を救ったり、怒りながらアフガンに行く…
そんな絶叫するようなスリリングな映画じゃないけど。
例えば子供や、恋人…愛する人の頑張りを応援してる…
そんな気持ちになれます。
何よりも、文化祭の準備の日々の想い出。
それを思い出させてくれる映画でした。
…恋愛も仄か。
…友情も仄か。
…笑いも仄か。
…感動も仄か。
ある意味、全部寸止めだったり。

…だが、それがいい。
これは日常の優しさを描いてるから。

理屈はさて置き、優しい気持ちになれますよー。
映画の奴隷さん [DVD(吹替)] 7点(2006-10-04 18:20:22)
👍 1
58.思ったより面白かったし、良かった。見ていて安心感があって微笑ましい映画だった。あさっりした内容で坦々と進んでいく感じだが、それが見やすくて良かった。細かい部分で軽く笑えて楽しかった。第1ロボット部とか実況の横にいた3人のおっさんとか良かった。ロボコンて地味な感じだけど、試合シーンでは緊迫感があって、倒れるなーとか思いつつ意外にハラハラ出来て良かった。それにしても、男ばかりの世界に紅一点で可愛い子がいるのに誰一人興味の気配がないし、全く恋愛模様が描かれていない珍しい作品だったと思った。まあ、でもそれが逆に良かったかなと思った。嫌味がなくスムーズに見れる爽やかな映画だと思った。
スワローマンさん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-04 13:23:10)
👍 1
57.「まぶだち」「さよならみどりちゃん」と鑑賞したが、どちらからも感じるのは
ひたすら幼稚で青臭いヒューマニズム。しかもそれがメッセージ的すぎるきらいがある。
もちろんこの「ロボコン」にも同質なものはあるんだが、純粋に娯楽として受け入れられたのは
試合シーンの見事さに他ならないだろう。
なんでも準決勝と決勝は台本なし、試合3分間ワンカットのマルチカメラで撮影した
らしいが、現場の緊迫感をそのままスクリーン隔てたこちら側まで伝えられたのは
素晴らしい演出力だといえる。
マグロのグさん [DVD(邦画)] 7点(2006-06-02 08:21:19)
👍 1
56.手先はすごく器用なのに、人とまともに向き合うのはどうしても不器用な四人。そんな四人もストーリーが進むに連れて少しずつ素直になってゆき、さらにロボットを通して徐々に打ち解けあってゆくその姿を観ていると、高校生の間しか味わう事のできない言わば、人生の中での限定盤の青春の素晴らしさと大切さを改めて実感させられました。また、この作品の『ロボコン』というタイトルと設定には優れた新鮮さは正直言ってあまりありませんが、それでもこの映画の中にある、四人で同じ目標に向かって一緒に頑張る姿には共感できる部分がとても多いので、ラストの大会のシーンでは馬鹿みたいに応援している自分もいたほど、彼等に感情移入していました。
ボビーさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-07 21:16:28)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 5.89点
000.00%
122.67%
200.00%
345.33%
4810.67%
51216.00%
62026.67%
71925.33%
8810.67%
911.33%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.85点 Review7人
2 ストーリー評価 4.85点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review8人
4 音楽評価 5.00点 Review7人
5 感泣評価 2.83点 Review6人

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