映画『モンスター(2003)』の口コミ・レビュー(4ページ目)

モンスター(2003)

[モンスター]
Monster
2003年上映時間:109分
平均点:6.92 / 10(Review 183人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-09-25)
ドラマサスペンス犯罪もの実話もの伝記もの同性愛もの
新規登録(2004-03-17)【スルフィスタ】さん
タイトル情報更新(2019-08-12)【Olias】さん
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監督パティ・ジェンキンス
キャストシャーリーズ・セロン(女優)アイリーン・ウォーノス
クリスティーナ・リッチ(女優)セルビー・ウォール
ブルース・ダーン(男優)トーマス
リー・ターゲセン(男優)ビンセント・コーリー
アニー・コーレイ(女優)ドナ
プルイット・テイラー・ヴィンス(男優)ジーン
マルコ・セント・ジョン(男優)エヴァン
マーク・マコーレイ(男優)ウィル
スコット・ウィルソン(男優)ホートン
ラス・ブラックウェル(男優)警官
ティム・ウェア(男優)チャック
ステファン・ジョーンズ(男優)弁護士
ブレット・ライス(男優)チャールズ
ケイトリン・ライリー(女優)10代のアイリーン
ケイン・ホッダー(男優)囮捜査の警官
高乃麗アイリーン・ウォーノス(日本語吹き替え版)
小林沙苗セルビー・ウォール(日本語吹き替え版)
西田健トーマス(日本語吹き替え版)
塩田朋子(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
木村雅史(日本語吹き替え版)
手塚秀彰(日本語吹き替え版)
田原アルノ(日本語吹き替え版)
桜井敏治(日本語吹き替え版)
稲葉実(日本語吹き替え版)
西村知道(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
浅野まゆみ(日本語吹き替え版)
魚建(日本語吹き替え版)
脚本パティ・ジェンキンス
音楽BT
挿入曲デュラン・デュラン"All She Wants Is"
INXS"What You Need"
ジャーニー"Don't Stop Believin'"
ジョーン・ジェット"Do You Wanna Touch Me (Oh Yeah)"
撮影スティーヴン・バーンスタイン〔撮影〕
製作マーク・ダモン
ドナルド・カシュナー
クラーク・ピーターソン
シャーリーズ・セロン
ブラッド・ワイマン
製作総指揮アンドレアス・グロッシュ
配給ギャガ・コミュニケーションズ
編集アーサー・コバーン
字幕翻訳松浦美奈
その他ベニー・メディナ[製作](プロダクション・コンサルタント)
あらすじ
幼い頃から不遇な環境にありながらも、夢見る少女であったアイリーン、通称リーは、売春婦として生計を立てていた。しかし自殺を考えるが、その直前に同性愛者のセルビーに出会う。2人は互いに愛し合い、リーはセルビーと人生を共にすることを決めるがいつものように客となるはずの男に、リーは殺されそうになる。とっさに持ち合わせていた銃でその男を殺す。それから男たちへの復讐の為、不安がるセルビーをよそに男たちを銃殺していく。実話であり、シャーリーズセロンの犯人のアイリーンに基づいた体重増量&特殊メイクは見ものです。
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💬口コミ一覧

123.Fuckin'な奴らに囲まれて生きてきたFuckin'女のFuckin'地獄人生。とにかく辛かった。でもよかった映画で、、、、って実話かい!!
馬飼庄蔵さん 8点(2004-10-27 18:36:17)
😂 1
122.当初は確かに被害者的な立場だったアイリーンも、単なる金が目的の行きずりの強盗殺人犯に変貌していく。そしてその金も、その日暮らしの生活にと言うよりは、むしろセルビーとの関係を繋ぎ止めておく為であるかのようだ。何とも虚しい二人の関係だが、愛に飢えていた彼女にはセルビーが最後の砦だったのだろう。が、そのアイリーンへの曖昧な愛は、ラストの証言台でのセルビーの姿に象徴される。セルビーの描写の希薄さは、そのままアイリーンへの気持ちの希薄さそのものではないだろうか。そもそも、アイリーンの幼い頃に両親が離婚した事。虐待されて男に憎しみをもっている事。娼婦として体を売って一人で生きてきた事。これらの事はよくある話で、さほど珍しくも無い。ただ、彼女が自暴自棄になって男を殺し続ける事とは本来何の関連性もなく、その生きざまにも必然性が感じられない。映画は決して彼女を美化していないし、ほとんど事実に即して描いているのだろうけど、ありのまま描き過ぎて彼女の行動そのものが即物的な印象を受ける。そして愛を知らずに苦悩し彷徨する人間というよりも、男に憎しみと恨みを抱いているという大義名分を振りかざしている人間にしか見えてこない。だから、一度上手くいった事に味を占め次々に罪を犯す彼女にもはや感情移入などできなくなってしまうのである。それにしても、こういった車での道すがら娼婦を買うという行為は、いかにもアメリカ社会ならではの特徴とも言え、そういう意味でも本作は、この国の病巣と人間関係の不毛さをえぐり出した作品だと言える。
ドラえもんさん 8点(2004-10-19 17:40:20)
👍 2
121.生きる為に自分を傷つけながら人生を送ってきたアイリーン、そんな彼女が心を許せる人と出会ってしまい、お金のため、生きるために無差別殺人を繰り返してしまう。あまりにもせつな過ぎる人生です。
確かに殺された人を思うと彼女の犯したことは許されることではないが、せめて刑を受けた彼女が天国に行けた事を願うばかりです。
ローラースケート場でセルビーと一緒に滑っていた時と、エンドロールで流れる、ジャーニーの“DON'T STOP BELIEVIN’”は80年代の洋楽を聴いていた人には聞き覚えの有る曲なのですが、内容がアイリーンを歌ったような歌詞なので少し紹介します。“一人ぼっちの世界に生きてきた、小さな田舎町の女の子、彼女は夜行列車に乗った、どこというあてもなく。(中略)ブルーバードを行き来する、人待ち顔の見知らぬ男と女彼らの影が夜の中で、お互い探りあう刺激を求めるためだけに生きるストリートライト・ピープル、彼らは夜のどこかに姿を消してゆく、(中略)信じることをやめるな、自分の感覚を信じてストリートライト・ピープル
みんてんさん [映画館(字幕)] 8点(2004-10-11 23:39:32)
👍 1
120.すごい重い話ではあったが、これは愛に飢えたアイリーンの切ない愛の物語だったように思う。C・セロンのブクブク腹にドテドテ歩き、ガタガタの歯は見ていて迫力満点だったが、他の作品より数倍良かった。彼女が幼かった頃に、母親が父親を正当防衛で銃で殺してしまうっていう悲劇があったことを聞いた事があったから、その頃の複雑な感情とアイリーンとを重ねてるんじゃないかなと思う。
c r a z yガール★さん 8点(2004-10-07 01:36:44)
119.「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップや「ロード・トゥ・パーディション」のジュード・ロウ等にも感じたことですけど、最初は超美人女優がわざわざ不美人を演じることに違和感があり、単なる賞狙いとしか思えませんでした。しかし観終わってみれば、前述の男優達とは違って、この役にはシャーリーズ・セロン以外は考えられない程の説得力。また、こういった社会性のあるシリアスな作品では、とかく失敗しがちなアメリカ映画的演出が、本作では非常に効果的だったとも思います。本当に凄いモノを見せて貰いました。生きる為だけに男を殺し続ける「怪物」を造り上げたのは男達自身。だから安らぎを見出せる相手は必然的に女だった。きっと世界中に無数のアイリーン・ウォーノスがいるに違いありません、8点献上。
sayzinさん 8点(2004-10-05 00:19:30)
118.去年からずっと見たくて仕方なかった作品。結果は・・・大満足。とてもとても切ないお話でした。
kasumiさん 8点(2004-10-04 00:38:20)
117.ネタバレ アメリカで女性初の連続殺人犯アイリーン。病んだアメリカが生み出したモンスターとの事だが、生い立ちや境遇は痛々しい。最初の殺人で自首していれば正当防衛と判断されたかもしれないが、日陰で生きてきたため隠匿してしまったのだろうか?同性愛者であるセルビー。相手に流されているように見せながら、実は相手を掌で躍らせている。自己破滅に陥らせる悪魔的。セルビーとの出会いで、人生で初めて愛を感じられて幸せだったのかもしれないが、出会わなければ殺人は犯していなかっただろう。もっとも自殺していたのかもしれないが。簡単に手に入る銃社会や賄賂など社会問題もえがいている。セロンは孤独と狂気を見事に演じきっていましたね。凄みのある迫真の演技で、女優としてかなりのステップアップでしょう。
ロカホリさん 8点(2004-10-01 20:46:35)
👍 2
116.一言で言えば「重い映画」ですね、、。ただ、決して不快な感じではなく、
いい意味で考えさせられる作品です。ただ一つ声を大にして言いたいのは
いくらピュアな恋愛感情から来る行為にせよ、殺人は絶対に許されないし、
(ピュアかどうかはわかりませんが、、w)死刑は当然であると思います。
ただ、自分の深い心理の中にアイリーンのような感情が(これほど激しいかは
別にして)ないとは言い切れません。これだけ重い役を演じきったシャーリーズ・
セロンは凄いを通り越して神がかり的とさえ思われます。久々に見ごたえのある
映画でした。
GRINさん 8点(2004-09-28 12:25:42)
👍 1
115.シャリーズセロンの変身っぷりに脱帽です。
何の予備知識無しに見に行ったので、あまりの内容の重さにびっくりしてしまって、映画の後友人と2人そろって無口でした。
見て損はないですが、もう見ないと思います。
ブルックリンさん 8点(2004-09-17 12:05:53)
114.ネタバレ ドキュメンタリー番組の肉食獣のような人物が女性であるのが特異ですが、実録ものとして手堅い造りの作品です。お腹すいた客引きして金稼いでこいと仄めかすセルビーにこの女は最後に裏切ると確信。ジョン・ヴォイトに見えて仕方なかったシャーリーズ・セロンが信じた者に裏切られる思いがどれほどのものか示す演技力はオスカー受賞に相応しいものでした。真のモンスターを演じるクリスティーナ・リッチの好演も光ります。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2020-11-28 18:16:44)
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113.ネタバレ 主人公を演じてる人・・・誰?(笑)。プロメテウスやワイスピ最新作に出てるシャーリーズ・セロンさんはどこ?

そう思いながら観てたけど、この主人公は恐ろしき人殺しだけど、考えさせられる。身勝手だけど他人事ではない主人公の境遇、誰もが、自分も人殺しになる可能性を秘めてるんだなと改めて思えた作品。セロン自らが共感しわざわざここまでブsになってまで演技した理由が分かる。
ラスウェルさん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-27 02:14:01)
112.ネタバレ S.セロンの役作りと演技に脱帽です。しかし事実を基にしているだけに最後が劇的でなく淡々と終えていくことに不条理感が残ったな。実際は、もっと奥深く悲惨な人生だと知ったので、映画でも2時間半位にして内容に深みをだしても良かったのでは。
「スカーフェイス」のトニーモンタナばりの「FUCK!」連発は凄いけど一番好きなシーンは、二人で観覧車に乗ってアイリーンがはにかむところ。とにかくセロンは素晴らしいよ。ちなみに、オイラ的にはジャーニーの歌を使ったことはマイナスだな。
狂童さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-29 10:41:01)
111.善悪や道徳を持ちこむとワケが分からなくなるタイプの映画。あくまで主観の物語。メッセージ(「わたしはこうおもいます」的簡略化)は用意せず、言語化できるほどには消化せぬまま、ジンワリと出来事を描ききる。ガラス越しに水槽の中を見せるような、上手い距離感。なかなか。
肛門亭そよ風さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-27 05:45:29)
110.ネタバレ これはなかなかの作品でした。
たまたま「スィートノベンバー」を最近観ていたので、
シャーリーズ・セロンの女優魂というか鬼気迫る熱演も、通常より倍に感じてしまったのもあるせいか。
クリスティーナ・リッチの役どころのレズビアンのキャラクター性も、
非常に「うざったい」出来上がりになっていますが、
観客にそう思わせた時点で脚本と女優の勝利なのです。
バニーボーイさん [地上波(吹替)] 7点(2011-07-15 22:21:44)
109.エンドロールのJourneyのDon't stop believingが印象に残った。たぶん聴く度にこの映画を思い出してしまう級に。罪を犯さずに一生を終えるか、それとも壁の向こう側での
生活を余儀なくされるかは、紙一重だと思う。本作のシャーリーズ・セロンは圧巻。演者として一皮剥けるのにいい作品だったのでは。彼女の生い立ちも不遇であり、スターとして栄光を掴むまでは苦労したと語っているし、それを考慮すればキャスティングも頷ける。映画自体は非常に後味の悪いものだが、観ておくべき映画のひとつだろう。体重増加が宣伝うんぬんの意見が多々あるが、ひとつの映画が生まれることは奇跡のようなこと。そして更に、その映画を観に、多くの観客を劇場に呼ぶのはとても容易なことではないのだ。映画だってビジネスなのだから、大いに宣伝してもらいたいと思う。仕上がりが悪く観に行くほどの映画でなければ、ダマされたー!と思うこともあるだろうが、本作はそういう類の作品ではないのだから。
SAEKOさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 00:25:26)
👍 1
108.ネタバレ 倒叙ものなので、結末はわかる。だからそこに行くまでの盛り上がりが大切なのだが、そこは良く出来ていたと思う。迫力があった。でもアイリーンがセルビーにのめりこむ理由が伝わらないし、最初の殺人があまりに唐突だったのは脚本の力不足だと思う。2時間という枠の中では、粗が目立つ、映画としては不完全な印象。
nyさん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-28 22:24:28)
107.シャーリーズ・セロンの役者魂に感服。なぜわざわざ美人をキャスティングしたのかはわかりませんが。
akilaさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-21 21:36:13)
106.ネタバレ 本作のスチールをはじめて見た時、主人公を演じているのは僕らの知っているシャーリーズ・セロンとは同姓同名の別の女優さんなのだと思ってしまいました。あのシャーリーズ・セロンだと聞かされても「本当かいな?」と疑ってしまったほどの強烈な変貌ぶり。確かに、何らかの賞をやらねばと思わせるほどの迫力があります。そんな称賛と同時に「美人がわざわざ特殊メイクをするまでもなく、もっと役に合った女優がいたのではないか?」という議論も巻き起こりましたが、私はアイリーン役をシャーリーズ・セロンが演じる必然性はあったと思います。どんなに脂肪をつけても、どんなに特殊メイクを施しても、目だけは変えられず元のシャーリーズ・セロンのままの美しさを保っていました。そのことが、本来は女優を夢見る美しく純粋な少女だったアイリーン・ウォーノスが不幸な生い立ちによって汚され、醜悪なモンスターに変貌を遂げたという歴史を物語る重要な要素となっています。これは、元より顔面にインパクトのある女優さんでは出せない味でした。また、外見の変貌ぶりのインパクトのみならず、根本の演技力も満足できるものでした。バス停での別れの場面、留置所からかけた電話で愛が終わったことを悟る場面、法廷でひねくれ者のモンスターに戻る場面、どれも素晴らしい演技です。このレベルの演技が出来る女優さんはなかなか見つからないと思います。さらに、相手役のクリスティーナ・リッチも素晴らしい存在感を披露しています。美人というわけではないが時折見せる魅力的な目つき、アイリーンはこれにやられたんだなというファム・ファタールぶりをきちんと表現できています。こちらもまた、代わりをやれる女優さんは他にいなかったと思います。本作の残念だった点は、評価すべきものが女優さんの頑張りばかりで、脚本・演出が凡庸だったこと。下手ではないが、特筆すべき点がほとんどありません。この題材、この演技ならば、演出次第では世紀の傑作になっていた可能性もあっただけに残念なところです。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-28 21:49:14)
👍 1
105.彼女たちは出会った方がよかったのか,それとも出会わなかったほうがよかったのか。観客は,二人の行く末をわかっていながら,あ,あ,と見ていることしかできないし,結末も後味はあまりよろしくない。けれど最後まで見てしまう。実話,とか超絶メイクの話題性もあるだろうけれど,彼女らの不安定な絆は妙に惹きつけられるものがあった。演技派二人が作り出した危ない関係は,バッチリ観客の心を捉えたようです。
さそりタイガーさん [地上波(字幕)] 7点(2009-06-21 20:20:32)
👍 1
104.ネタバレ  人にお薦めできるかどうかはわかりませんが、いい映画でした。主人公は犯罪者ではあってもモンスターではないですよね。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-22 22:29:53)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 183人
平均点数 6.92点
010.55%
110.55%
200.00%
331.64%
4116.01%
5158.20%
63921.31%
74424.04%
83720.22%
92111.48%
10116.01%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.25点 Review12人
2 ストーリー評価 7.65点 Review20人
3 鑑賞後の後味 5.91点 Review24人
4 音楽評価 7.41点 Review12人
5 感泣評価 6.70点 Review17人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
主演女優賞シャーリーズ・セロン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
主演女優賞(ドラマ部門)シャーリーズ・セロン受賞 

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