映画『ボーイズ・ドント・クライ』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ボーイズ・ドント・クライ

[ボーイズドントクライ]
Boys Don't Cry
1999年上映時間:119分
平均点:6.32 / 10(Review 121人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-07-08)
ドラマ犯罪もの実話もの同性愛もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-02-11)【Olias】さん
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監督キンバリー・ピアース
キャストヒラリー・スワンク(女優)ティーナ・ブランドン/ブランドン・ティーナ
クロエ・セヴィニー(女優)ラナ
ピーター・サースガード(男優)ジョン
アリシア・ゴランソン(女優)キャンディス
ブレンダン・セクストン三世(男優)トム
ロブ・キャンベル[男優](男優)ブライアン
本田貴子ティーナ・ブランドン/ブランドン・ティーナ(日本語吹き替え版)
石塚理恵ラナ(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ジョン(日本語吹き替え版)
山野井仁トム(日本語吹き替え版)
脚本キンバリー・ピアース
音楽ランドール・ポスター(音楽スーパーバイザー)
ネイサン・ラーソン[音楽]
製作クリスティーン・ヴェイコン
製作総指揮キャロライン・カプラン
ジョナサン・セリング
ジョン・スロス
配給20世紀フォックス
編集リー・パーシー
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
性同一性障害により、生まれながらにして自分の性に違和感を持ちながら生きていかなくてはならなかったティーナ・ブランドン。フォールズ・シティのバーに出向いた彼女は、そこである女性と恋に落ちる。周囲からの厳しい偏見にもめげずに愛を育んでいく二人だが、保守的な土地柄から生まれだした彼女への偏見は、やがて恐るべき結末へと繋がっていく・・・・。1993年にアメリカで起こった衝撃の事件を映画化。
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💬口コミ一覧

81.後味が悪いといっても、コレ実話なんですね。実話ベースなら、どんな感想でも、感じるものがあればオッケイと僕は思ってます。
最後の晩、自分がどういう経緯で「男」として生きていくことにしたのかを語るシーン。もう少し突っ込んだ描写があった方がよかったのかも知れませんね。
この映画は性同一性障害に対して、多少の予備知識を必要とする映画だと思います。正常な性意識を持つ人からすれば、性というのは男と女、きれいに2つに分かれるものだと思いますが、実際には、肉体的にも精神的にも染色体的にも色んな性のバリエーションがあるそうです。この映画のティナの障害は、映画でも触れていたように生まれつきのもので、自分の性を女性と自認できない苦しさ、落ち着かなさ、自分の性自認に対する罪の意識、同じような性が周りにいない孤独感、本当に苦痛なもののようです。またそれが理解されない、その結果のひとつが、この映画の元になった話なんですね。
確かに後味の悪い映画ですが、こういう苦しみを持って孤独に生きている人がいる、ということを知るだけでも、救いはあると思います。
おぎさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-10 05:43:59)
80.砂糖を軽くすくい上げ、
すり切る。

スプーンの上に残った分がジョン達にとっての「まっとうな人間」なのだ。

じゃあ、切られ、床に落ちた分は何か...

それが、ブランドンなのだ。

どんなに認める人がいようと、愛する人々がいようと...彼らの立場は、まだそんな扱いなのかも知れない。

じゃあ、スプーンの中と床に落ちた砂糖は違うのか?

“同じ”だ。

まったく同じ砂糖。床に落ちようが、払いのけられようが、その甘さに違いはない。

“同じ”成分だ。

悲しいことだが、これは一場面で、今日も世界の何処かで、スプーンの上の砂糖はすり切られる。

残酷すぎる一場面が「ボーイズ・ドント・クライ」だろう。
MAZEさん 7点(2004-11-17 01:47:24)
👍 2
79.センセーショナルさだけをやたらに前面に出していて、物語に深みを出す為の描写、つまりはブランドンの葛藤やその他の登場人物の心理描写、行動の根拠等がなおざりにされている感じはする。それでもヒラリー・スワンクの体当たり演技は素晴らしく、性同一性障害者をリアル過ぎる位リアルに演じていたと思う。だんだん爆笑問題の太田に見えて来た時はどうしようかと思いましたが。そしてクロエ・セヴィニーの異様な存在感も良かった。彼女は目の下のクマすら魅力の1つにしてしまえる不思議な女優。あのクマいいですよ。不健康で妖しい色気。
ひのとさん 7点(2004-02-21 12:21:56)
78.やっぱ実話なんだ...と、エンドロール直前のテロップを読みながら複雑な気持ちでした。エピソードのセンセーショナルさ加減を全面に出すんじゃなくて、病気のこととか屈折した気持ちという人物描写がメインだったらより深みが出て自分好みだったのに。あっさりとした“青春のワンシーン”としてまとめてしまうにはもったいない、興味深い人々だった。
ティーナ役の彼女はアカデミー賞だったんですね。とてもステキ。でも彼女を選考したいきさつにも興味が湧きます。
●えすかるご●さん 7点(2004-02-08 15:35:58)
77.重い..とても重い作品です.. 見終わると沈んでしまいます.. アメリカも、田舎はまだまだ保守的なんだ..と、アメリカの二面性を思い知らされた感じです...
コナンが一番さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-02-05 19:04:09)
76.話の展開の唐突さ、心理描写の不足、障害自体に対する突っ込みの甘さなど、技術的な穴はいろいろあります。しかし、ラストも含めて、作品としてのインパクトは絶大なものがあります。主人公を、聖人君子としてではなく、むしろすぐに遊び回りたがる困った人物として描いているのが、逆に説得力を強めています。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2003-12-28 02:09:05)
👍 1
75.「I love men」な私に、性同一性障害の方の心情は理解は出来ないけれど、ヒラリー・スワンクの熱演を見て、痛みは充分に伝わって来た。二時間の間、ただただ痛い。そして見終わった後、人間という生き物が「他との差異」を認められないうちは、「自由の国アメリカ」にも自由はないのだという絶望感だけが残った。長く人類全体が抱える、肌の色による差別、信教による差別といった重いものから、「ちょっと素敵だな」と思った人が、PCのデスクトップピクチャをモー娘にしていて幻滅するという下らないことまで、人間という生き物は、差別をせずにはアイデンティティーが保てない生き物なのだと、改めて痛感した。それを超えてティーナを愛したラナの、可愛くて、少々野暮ったくて、危うくて温かい、新しい生き物みたいな生き方に、生物としての美しさを感じた。ただここまで、娯楽要素を排除して、見る側の胃を痛くするような映画は、反則技だと思う。良い映画ではあるが、早く忘れたいとも思ってしまう。
ともともさん 7点(2003-12-15 22:09:33)
👍 2
74.重い。異様に重い。そして後味も異常に悪い。面白いとかそういう映画ではないが、見ておくべき、見ておかなければ、知っておかなければならない話なんだと思った。実話と知らずに見てしまって、ラストに憤慨したが、実際の結末だということに驚き、なんでそうなっちゃうの?と悲しくなるとともに、後味がどうのとか感じてる場合じゃなかった、と思った。ただ、映画だし、脚色を含め、どこまで正しくできているのか、など疑問点は沸いた。点数はつけにくいが、映画は娯楽だという考えなので、この点。
かりぶさん 7点(2003-11-20 14:12:22)
73.ネタバレ 何よりもヒラリー・スワンクの熱演に脱帽。ラストのあまりにも残酷な描写は、実話だからこそ感じられる後味の悪さだった。この映画が単に観客に見せるために作られたストーリーの映画でないことの証明のような気がする。
JEWELさん 7点(2003-11-11 23:21:20)
72.お、重い………(>_<)
ぷっきぃさん 7点(2003-09-25 14:47:01)
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71.ネタバレ 楽しめる類の映画ではないので満点はつけられませんが、美しく優しい、少女にとって理想的な青年でありたいと願い、嘘も多いけど常に少女たちの気持ちを惹きつけるブランドンと、同性愛者という言葉を盾に嫉妬し、排除しようと騒ぎ立てる野蛮でつまらない男たち。そして彼らが迎える結末・・・性同一性障害の少女が巻き込まれた事件を通して、同性愛者の差別問題だけでなく、少女たちの夢と現実のギャップが巧みに描かれていたように思います。
SNさん 7点(2003-09-13 02:42:31)
70.とても切なかったです。ラストで泣けました。あんまりです。
ジェイムズさん 7点(2003-06-26 07:42:43)
69.病院で診察を受けている時に、女性に見えること、が、やりきれない。あのお母さんの立場はわかりすぎて、さらに辛い。 わざと今まで観ることを避けてきた作品なのですが、それじゃ、犯人たちと何ら変わりませんね。正面から考えて理解したいです。 
かーすけさん 7点(2003-06-22 11:53:36)
68.重い話なんですけど、飽きさせるようなこともなくて、本当によかったです。これ、実話を元にしてるんですよね。ヒラリーも、本当に男のように見えてびっくりしました。
しゃぼんだまさん 7点(2003-06-07 10:06:50)
67.何度も悲しいシーンがあり、これが実話かと思うと本当に何とも言えなくなりました。ただこの物語が悲しすぎたからこそ、映画を通して少しでも性同一性障害という病気を知る人が増え、このような悲劇が減ることを希望します。ということで7点です。
たかこさん 7点(2003-02-18 22:24:06)
66.映画というものは、フィクションを映像として伝えるという大切な役割を担っている一面もあると思いますが、この作品は、余りにも辛いです。衝撃的ではありましたが、後味が悪すぎます。ある意味一昔前の日本的な映画でした。どう贔屓目に見ても悲しすぎます。
kenji22さん 7点(2002-12-04 20:25:25)
65.コレ、実話だから点数高い人多いんじゃないかな。私はあえて映画(作り話)としての評価です。衝撃的で、考える映画ではあるけど、終わった後の不快感はタマランね。今、性同一性障害は問題になってるけど、ただの「男(女)への憧れ」を性同一性障害だと勘違いしてる人もカナリいそう・・。お兄ちゃん、ヒドイよぉ!フツーにイッちゃってる人だって、あれ!
AJさん 7点(2002-11-17 02:25:36)
64.前半と後半とのギャップがあまりに激しくて見ていて辛かった。こうゆう実話を元にする映画って多いけれど、実話どうりにしてしまうのはどうかと思う。映画を通して問題を提起したいのであれば、いくらでも方法はあるのではないだろうか。特に、今回はそのことをとても思った。この映画はよくできているとは思うが、あまりに気分が滅入るのと、登場人物が嫌な奴ばかりなので高い点はつけれない。
メヒコさん 7点(2002-09-13 04:03:33)
63.い、痛かった(ノ□T)。久しぶりにかなりココロが痛い映画をみた。おまけに、そんな映画だとはしらなかったから結構おきらくで見ちゃったもんだから、あああぁぁぁ(TдT)。もぉレイプされちゃうとこなんかホント見てられなくて思わず早送り…。あのもと囚人の2人がイマイチ判別不可能というか微妙だったの気になりますが、まぁ気にするまい。しか~し、ちょっとつらすぎて、推薦したり絶賛する気になれないくらい。まだダメージ残ってます…。
ちっちゃいこさん 7点(2002-04-20 23:58:57)
62.これ実話なんですね、、、、うーむ、考えさせられた。それにしても下のコメント見てると、あのラストがいただけないと書いてる人が多いみたいですが、実話なんでしょうに。あれでハッピーエンドだったら問題提起になってないでしょ。そういえば以外のこの手の内容の作品ってないですね。主人公の女性は確かにアカデミー賞をもらうに等しいほどの熱演でした。
あろえりーなさん 7点(2002-02-21 17:46:40)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 121人
平均点数 6.32点
021.65%
121.65%
221.65%
343.31%
497.44%
51310.74%
62218.18%
73528.93%
82218.18%
975.79%
1032.48%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 1.33点 Review6人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
主演女優賞ヒラリー・スワンク受賞 
助演女優賞クロエ・セヴィニー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
主演女優賞(ドラマ部門)ヒラリー・スワンク受賞 
助演女優賞クロエ・セヴィニー候補(ノミネート) 

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