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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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1.  ARGYLLE/アーガイル 《ネタバレ》 
自分の作った物語が本当に起こった出来事!? そんなスパイモノと女性作家の冒険モノが合体したのはマシュー・ボーンの新作。 当初はロマンシングストーン的なものかと思ったら、中盤からはまさかの展開。 非現実的だったヘンリー・カヴィル演じるアーガイルが自分自身だっというまさかの展開が面白すぎました。 アクションシーンはキングスマンよりはマイルドだけどその分、ケレンにさらに振った楽しいく、相変わらずのマシュー・ボーンなキレた演出が楽しいです。特にスケートシーンは笑ってしまいました。そりゃアンタはアーガイルだわ! にしてもこの映画の猫アルフィーですが、どうやら監督の飼い猫らしく、自分の猫のために撮ったんじゃ無いかというくらい猫の見せ場が多いのも猫好きにとっては嬉しいところ。そんなこんなで究極の親バカ映画とも言える映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2024-03-07 01:01:29)
2.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 
ちょっと物足りなかった一作目とは裏腹に二作目は最初からアクセル全開。 もう最初のトラックチェイスシーンから面白い。どうみても多すぎるパトカーも笑える。初っぱなから前回には無かったニューヨークの住人たちとの交流もあり誰からも頼りにされる親愛なる隣人っぷりはかなりソレっぽくなってきました。 しかしスパイダーマンは幽霊が…ではなくグウェンの父の姿がいつも見えてしまう体質に。悩ましい若者をしながらも相変わらずキスしまくっているのがなんともかんとも。  さてバトルはというとヴィラン・エレクトロも気の毒な人ながらも前回とは明らかにスケールの大きい敵で最高です。 ニューヨーク全体を巻き込み、バトルシーンも派手にカッコ良くなっています。特に時間が止まりながら危険を察知して行く事でスパイダーセンスを視覚的に表現したのは素晴らしいですね。でも実はラストバトルはスパイダーマンより飛行機がお互い避けるシーンがカッコ良かったです…。  そしてグウェンとの別れ、なんともスパイダーマンの業がのしかかるシーン。今後の心の置き場を考えつつも前に進む締めも綺麗に整っており素晴らしかったです。まぁこれで打ち切りになってしまいましたが、今までみたスパイダーマン映画の中ではかなり上位に食い込む面白さでした。満足です
[インターネット(吹替)] 7点(2022-01-15 00:52:04)
3.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
リブート!それはやり直し。 MCUも色づいて来た頃にやってきた本作は意外と早くやって来た。「え?もうやり直すの?」とその早々としたリブートに劇場へ行く足は伸びなかったことを覚えている。そんな訳で新作のために視聴。  知っていた通り、また全部はじめから蜘蛛にかまれて、調子こいて、ベンおじさんが死んじゃって。サム・ライミ版とは差異はあるけれど流れは同じなので新鮮味は薄く、必要な儀式をこなしているだけで全然嬉しくない。うん、退屈。 しかし自警団になった理由が明確に示されたのは良かったです。 そんな訳でようやく覚醒したアメスパですが、それと対抗するヴィランは実写マリオを思い出すようなトカゲ人間。インパクトが弱い!強いんだろうけど弱い!しかも中身は自己制御出来ない気の毒で善良な科学者というのが戦いの気持ちよさを阻害しております。 あとテンポを良くするためかこの世界の人々は皆話のわかる連中ばかりです。あんな酷いイジメをしていた奴でさえ良い奴になります。グウェンも会えない理由を察してくれます。メイおばさんもわかってくれます。ピーターの周りは良い人ばかりですね。 最後のクレーンシーンも街の人とスパイダーマンの繫がりがオッサン一人だけに見えてしまってちょっと感動が薄かったです。  そんな訳でリブート一本目は意外とスケールが小さい作品でした。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-01-15 00:19:22)
4.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
奴はジャック・リーチャー!よくわからないおじさん! 今…昔の腐れ縁を助ける事になるために…え?こんな映画だったの!?  中身はなんともコテコテなサスペンスミステリー。ジャック・リーチャーは経歴が凄い風来坊だが、心に秘める正義とシャーロックも驚きの洞察力と推理力、記憶力、時には腕力で本当の真実を解いていく。まぁサスペンスでミステリーだからそこは良いけれど、それじゃトムを使う意味がない。彼にゃ修羅場がお似合いだ。  そんな訳で用意されたアクションはイーサンのようなスマートさが微塵もない荒々しいカーチェイスにほぼ無防備での敵陣突撃。たまに不意打ちもされるし今までの映画ヒーローたちに比べるとスペックはちょっとリアルより。 でも銃を持たせると話は違う。百発百中の水を得た魚、そんなおじさんジャック・リーチャー。 でも宿敵とは拳と拳で戦うのだ。なんで!?  そんなトムはまぁいいとして、サスペンスなドラマもなかなかヒリヒリしており、グイグイと引き込まれますし、敵の容赦の無さも加わって見応えたっぷり。しかしまぁ最後に出てきた黒幕をアッサリ殺しちゃうリーチャーには驚きました。これがリーチャーのジャスティスSTYLEなのか!  そんなわけで当初はなんとも掴み所のない男ジャック・リーチャーでしたが、その無敵じゃないギリギリな感じに親近感が湧き、ちょっと応援したくなるそんな奴でした。
[インターネット(吹替)] 6点(2020-01-20 22:58:29)(良:1票)
5.  アメリカン・アニマルズ 《ネタバレ》 
田舎は辛い。こんな所が俺をダメにさせている、みんな馬鹿ばりだ。俺も都会へ行き一山当てたい。しかしここから抜け出せる見込みはない。 そんな鬱屈した想いが彼らを間違った冒険へと導く。 最初は楽しい夢膨らむ。怪盗の如きしなやかさでお宝を盗み劇的に遂行する絵に描いたような計画。ワクワクするようなアウトロー活動は好奇心を煽る。ニューヨークへ来てはしゃぐ彼らは大して僕らと変わらない。 そんな本作のストーリーは実は実話。しかも犯行を実行した当事者、両親、被害者の司書たちの証言も入る再現VTRの様相も呈している。 彼らの証言が映像化されているので個々の記憶の食い違いなども面白く映像化されていたりなど飽きさせない作りだ。編集も面白く当時と現在を面白く描いている。 そしてお遊びのようだった犯行計画が現実味を帯び始め徐々に徐々に緊張感は増してくる。正直一名以外そこまで乗り気じゃないのがなんともかんとも。 そして実行当日の凄い事が起こりそうなくらいバッチリな老人メイクの変装からの中止、そして再度実行のシーンの緊張感とハラハラ感は正直彼は大したことはしていないのだが、その誰が見ても大失敗と彼らのパニックが乗り移ったように僕らもドキドキ焦ってしまう。おいおいおいおいおい!と。 全てが上手くいかず首謀者も一番冷静そうな奴も全員が完全に取り乱す様は痛々しいし、どうしようもない現実すぎる現実が悲しい。 事をやってしまった後の彼らも根が腐ってないので罪悪感と強迫的な恐怖に苛まれる結果に、しかも建てた計画はやっぱり一つも上手くいかない。そしてそのまま御用。 俺は特別で他の奴らとは違って上手く出来るかもしれない…と、思っていても実はそうではない。 そんな若く痛々しい彼らがバカをやって痛い目を見て成長するまでの作品でした。 にしてもよく司書のお婆さんはこんな映画に出てくれましたね。ラストは驚きました。 まぁ…やっぱり悪いことはするもんじゃないね!!!
[映画館(字幕)] 6点(2019-06-02 23:12:27)
6.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
これで終わり。 なんだかんだでこんな所まで来た。ついに一つの決着が付く。 サノスとの戦いに大惨敗を期したアベンジャーズの再戦にはいろんな予想を駆け巡らせたけれどまさかマジでタイムスリップとは。 でもただの時間旅行ではなく今までのシリーズを見てきた人なら嬉しいキャラクターが登場したりするし、出会うはずのないキャラクターと出会ったりと緊張感がありつつもコミカルで楽しい。特にロキがロキらしいのがとても嬉しいし、今回はホークアイ先生が前回登場しなかった分これでもかとワイルドでカッコいいシーンを連発して更にヤクザとチャンバラまでしてくれるんだから堪らないっす。にしても今回のソーはメンタルが弱りすぎて苦笑い…さすがにそのビール腹は勘弁してくれ…。あとマーベルの姉さんアンタ強すぎます。  そしてなんとか石を6つ揃えても、ガモーラやヴィジョン、ブラックウィドウ、あとロキ(コイツホントに死んだの?)の死は取り返しがつかず、犠牲は付き物なのが苦いですね。 しかしここまで派手な絵はそこまで無いんですよね。やっとの事最終決戦でイカす絵が続々と出てきます。今までの見てきたご褒美のようにこれまでのキャラクターが勢ぞろいで戦うのでアツいですし、まさかキャプテンがハンマーを操るという展開にはビビりました。そしてラスボスはまさかの過去のサノス。この展開はさすがに予想できないし、まさか最後の犠牲者が彼というのも予想外でした。  エピローグはキャプテンの果たしたかった事をやっと叶えられたラスト。彼はやっと長い長い戦いから解放され愛する人と添い遂げられたと思うと泣けてきます。まぁ尺の問題か間がもっと欲しかったですが。 そんな訳で節目となった本作。ちょっと予想していたものとは違い地味な印象の本作でしたが、3時間はあっという間に過ぎてしまいました。面白かったです。そしてキャプテンとアイアンマンお二人共長きに渡る戦いお疲れ様でした。 ソーはTGOG3で会おうな。
[映画館(吹替)] 7点(2019-05-07 22:58:23)(良:1票)
7.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 
これが実写化ってもんだ! 風の噂に実写化の話は聞いていた銃夢はキャメロン印で出ると聞いてから急いで原作を読んで待ってきた。そして出た特報の邦題は銃夢とはかけ離れた謎の名前。アリータ!?なんだそいつは!ガリィじゃないの!?だから漫画の実写化は信用ならんぜ!…と、一端によくある文句の一つもでちゃいそうなお披露目だったが予告を見れば見るほど「あれ?これ?…もしかして…」となり、監督が我らがマチェーテでシンシティなロバート・ロドリゲスに決まり見るっきゃないという流れへ…。 おい!!!誰だ!!!漫画の実写化は信用ならんと言ったオタクは!!!!………僕です。  いやいや凄い!ストーリーは漫画の序盤部分の基となる部分をコンパクトにまとめ上げており展開は非常にスムーズ!それにキャラクターは漫画のイメージを損なわず実写化しており、イドなんて漫画から飛び出してきたような出来!もちろんアリータも人間ならざる身体能力をこれでもかと発揮しながらもハートの純粋さがよく出ておりとても魅力的になってます! そしてなんといっても見所はCGをバリバリ使いながらも迫力満点のアクションシーン!機甲術の拳の重みが伝わる絵は流石我らがロドリゲス!しかもサイボーグだからという建前の元、主人公だろうが容赦なしに人体をバラバラにするシーンにはビックリです。スゲェ! もちろんモーターボールシーンの疾走感を凄いし、そのまま街へ飛び出す展開には熱くなりましたし、ラストは原作でも衝撃的だったアレまで出てきてキャメロン一同の銃夢愛がこれでもかと伝わりました。 もちろん本作は序盤も序盤で終わります。これから長いガリィ…アリータの旅が始まるとなるとこれは楽しみにするっきゃないですね。 そーんな訳で本作はとにかく漫画の世界をそのまま落とし込み、実写化させたもうエラい純度の映画ですよ! もう一回漫画読も! 
[映画館(字幕)] 7点(2019-03-13 23:10:06)
8.  アンダーカバー・ブラザー 《ネタバレ》 
根強いアメリカの差別問題 そんな中現れた救世主!アンダーカバー! 俺こそ黒人達のヒーロー!黒人初の大統領を阻止せんとする白人至上主義者は許さん! と、真面目なのかふざけてるのか分からないノリの不思議な映画だ。まぁオースティンパワーズよりは悪ノリじゃないけどそれでもギャグ盛りだくさんの007パロディモノだ。セクシーもちゃんとあるぞ。 でも芯の部分はちゃんとしてるし、詰め込みに詰め込まれたギャグネタも寒くない。最後なんてどう考えても爆発するタイムリミットより長々しく戦っていて笑ってしまった。あとキャットファイトをしてる途中からくつろいでるシーンもバカバカしくて好きです。 ただこの頃のCGが一番安っぽく見えちゃうのが難点なのと敵の幹部が最後までよくわからない奴でしたが、だらだら長くせずキュッとテンポよく見れたので満足です。まぁ吹き替え欲しかったなぁ。 まぁ彼と同志達のおかげできっとオバマ大統領は当選したのでしょう。 あと何故あんなにマヨが嫌いかはマジで謎です。 
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-02 00:14:03)
9.  アクアマン 《ネタバレ》 
超ど直球スペクタクル海底冒険アクション ジャスティスリーグじゃ最も協調性に欠けるサイボーグの次に地味な海坊主アクアマン。 そんな彼が主人公映画が作られると聞いた時は冗談だろ?と思った。だってアクアマンだぜ? …すいませんでしたーっ!!!ホント!誠に!申し訳ない!!! こんなに素直に面白い作品になるなんてマジに思いませんでした!!! アクアマンが生まれるまでのロマンスと悲話にはウルっとするし、様々な種が司る見たことない壮大な海の世界には次はどんな事が起きるかワクワクするし、伝説のトライデントを探すためのロマン溢れる宝探しの冒険アクションに少年心を鷲掴みにされたりと、目眩く子供の頃大好きだった映画の全てが詰まった世界に完全にやられました。アクアマンはジャスティスリーグ時代の堅物なイメージからソーのような面白くもカッコいい更に親孝行者なヒーローになり、かなり親しみやすい奴になりましたし、ヒロインのメラも強さと可愛さを兼ね備えた素晴らしいお姫様でした。 勿論ヒーローとしてのバトルアクションも見応えがあり、序盤の潜水艦での無敵アクションといい、シチリアのカメラが入れ替わるバトルといい見ごたえたっぷりです。 そして伝説のトライデントをアーサーという名だけに引き抜く展開にはお約束といえど熱くならないわけがありません。 そしてラストの戦争シーンはDC映画の中で…いや、ヒーロー映画の中でも一二を争う壮大で派手なシーンに度肝を抜かれました。 あとブラックマンタのデザインはそれでGOが出たのか!って感じで最高ですね。 全体的にギャグを多めで楽しくそしてワクワクさせている往年の冒険アクションのような懐かしさと嬉しさに溢れた傑作です。 後、他のDCヒーローも出てくればなと思いましたが、必要なかったですね。なんせ今回は一人の男が真の英雄になるための物語なのですから 
[映画館(吹替)] 7点(2019-02-21 20:22:46)(良:2票)
10.  アポロ13 《ネタバレ》 
知っているけど息を飲む アポロ13号が大事故を起こし生還するということは知っている。知っているけれどそれがどのような事故でどのような解決をしたのかは知らない。本作はまさに崖っぷち。そんな所からギリギリなんとかみんなの力で乗り切った嘘のような本当の話。 13なんて不吉な数字なだけに起きるトラブルに冷静に対応できるのはさすが宇宙飛行士。僕らが体感しているよりも長くいつ死ぬかわからない寒い鉄の棺桶に入れられているなんて考えただけです僕は気が狂いそうです。 そんな中自家製のフィルターを作ったり、電力を極力使わないように動かしたりととんでもない対応ばかりで本当にあったのかよと信じられない事ばかり起きるので震え上がりますよ。 それにしてもケンはいい働きをしましたね。彼がいなければ帰れなかったかもしれない。本当に奇跡なんですね〜
[インターネット(吹替)] 6点(2019-02-20 18:23:06)
11.  アリー/スター誕生 《ネタバレ》 
まさかのアル中啓発映画。 アリーのトントン拍子すぎるスター街道とは裏腹に恋人のジャックはどんどん堕ちて行く。しかも酒で。 アーティスト同士が恋人の映画だとララランドとかありますが比べてみると歌手としての苦悩があるけれど、そこはソコソコに済ませられており、本作はとにかくベタベタしているシーンが多め。 問題はジャックがアル中で復帰しようとするも結局ダメで自殺して「アリー悲しいね」で終わってしまう所だ。 何故こんなどうしようもない死で送る歌って映画を締められるのか不思議だ。 それでいてカメラもよったシーンばかりで画面のメリハリの無さにちょっと退屈します。 しかしブラッドリー・クーパーのアル中演技はなかなか極まっていて、その呂律の回ってない喋り方のおかげで映画が長くなった気がしなくもないですが、とても良かったです。 それにアリーがアリーという歌手からだんだんガガ化していくのも素晴らしい。後兄貴役のサム・エリオットが渋くてカッコ良かったですね。 まぁとにかく若い方、ガガのファンの方、いろんな方にアルコールの恐ろしさをちょっとでもわかって貰えたような気がしたので、そこはとても良い事だと思います。色々モヤモヤするけどね。
[映画館(字幕)] 4点(2019-01-04 18:29:03)
12.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 
地球の生物誕生は宇宙から来たという説もあるように灯台に降って来た隕石の連中もそんな奴だろう。 連中は自分たちの住みやすい世界にするためなのかわからないが既存生物達の遺伝子をごちゃ混ぜにする。 そんな所に自ら入る事を決めた女達。 結界の中は美しくも不気味で残酷な世界。生物は皆変異し、異形のものと化している。 狂ってしまった人間達、心を取り込む獣、そして美しい動物、植物。 本作はパニックや残酷な描写はありつつも、それをなるべくドライで静かに描写し、視聴者はこの不思議な世界を主人公レナを通して冷静に世界を観察する事が出来る。 そして灯台にたどり着いた時、何者とも言えないモノの存在感を見てしまったときの高揚感、不安、気持ち悪さは最高だ。不気味すぎる音楽もたまらない。 ラストは意外とあっけないが、コレから先、一体この二人はどうなっていくのか余韻に浸りながら終われました。 Netflixは凄い。こんなSFまでもやってしまうとは恐れ入りました。出来るならブルーレイで見たい、美しく気味の悪い素晴らしい作品だ。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-12-28 12:32:23)
13.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》 
アントマンは今日もそれなりに暮らしてる。 キャプテンのイザコザのおかげ謹慎の身だが娘とも元嫁ともその旦那とも仲良くやっている。冒頭の手作りの冒険探検は憧れますね!まぁ彼の時間のかけっぷりが目に浮かびますがw しかしピム一家と組んだのが運の尽き。なんだかんだで面倒ごとに巻き込まれて行く始末。 その先にあるのは世界の危機…ではなく三つ巴なモノの奪い合いと来たもんだからスケールもアントマン。相変わらずオフビートなギャグに乗せてヌルく戦って行きます。特に奥さんの意識が入った時は笑えましたw今回もあいかわらずアリが良い活躍をしてくれます。 前回はアリサイズの世界を堪能できましたが、今回はモノを小さくしたり大きくしたりするアクションがシンプルだけれど面白い。 ただもうちょい見たことない世界を見せてくれたら嬉しかったなとは思います。量子の世界もミクロの世界も見ちゃったのでこれ以上求めるのは酷ですが、「見たことない世界を見れた」前作と比べると本作の内容はちょっと凡庸に見えてしまいました。あと、なにかしらゲストキャラクター(同じ謹慎組のホークアイとか)がいたら嬉しかったなぁ…とは思います。 「ヒーローとはなにか」とか面倒な事を考えず娘のために頑張るアントマンはやっぱりいい奴ですね。締めもなんともユルくも、万事解決。めでたしめでたし…ってまぁ最後はそうなるわなって感じでしたが。 なんだかんだで安心して観れる一本ですね。ピム一家とアントマンそして3バカトリオの今後の活躍が気になります。 
[映画館(吹替)] 6点(2018-09-13 22:01:13)(良:1票)
14.  アビス(1989) 《ネタバレ》 
潜水艦パニック!海洋浪漫!サスペンス!特撮アクション!そしてSF! アビスはとにかく特盛オードブル。これでもかとお腹いっぱいに次々と手を替え品を替え見せてくれる。まさにキャメロン印のエンタテインメント! 潜水艦探索!基地孤立!未知との遭遇!狂った軍人との死闘からの潜水艇チェイス、そこからの脱出!救出!潜航!そして…! とにかく怒涛の展開にワクワクしないわけありません!ただそれがクドイ時があるのがたまに傷。特に主人公夫妻の感情が出るときは200%なのでうるさいのなんの。ブチュー! 本作はそんなメインディッシュも良いのですが副菜も粋です。特に指輪で扉が閉まるのを防いだり、部下の兵士がピストルの弾を抜いておいたり(ここで弾を一発ずつ抜く演出がたまらん)と演出が気持ち良いです。 それに特撮は是非メイキングが見て見たくなりますね。どうやって撮ったのか気になってしょうがないです。 そしてラストはなんとも潔い宇宙人の登場に呆気にとられましたが逆にここまでおっぴろげにするのは珍しいし、お天道様を拝める所まで帰ってきた事もあり、とにかく開放感と爽快感がある終幕でした。 
[インターネット(吹替)] 6点(2018-09-11 07:35:56)
15.  アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス 《ネタバレ》 
シュワの映画デビュー第一歩はこの作品から始まった。 ヘラクレスも人間界に憧れる、いやぁ神って勝手な連中ばかりですね。そんれでは興味が湧いたのでちょいとばかり下界へ。 そんでもって喧嘩したりデートしたり遊んだり、ちょっと危ない目にあったりとニューヨークをこれでもかと満喫するヘラクレス。 それを天空で連れ戻すために監視するゼウス一同も意見が別れてさぁ大変…とまぁ何ともユルい神様お騒がせ映画です。 見所はやはりシュワの超スーパー筋肉マッスルダイナマイトボディ。ボディビル現役ということもあってもうムキムキ加減がいつもよりハンパじゃないですね。事あるごとに脱ぐし、服を着ている方が不自然に感じるくらいです。そりゃ胸も文字通り踊ります。 そして熊との殴り合い!着ぐるみにしか見えないですがシュワ対熊というカードはアツいですね! そんでもってお話も有名なギリシャの神々達と短気なゼウス様のやりとりがなんとも面白いです。ゼウスも最終的にヘラクレスが負けるというのはつまり俺への侮辱!という超理論でヘラクレスを助けるという展開には笑えました。やっぱり神ギャグは良いモノです。 お話もとにかく展開が早く、テンポが良いのでとても見やすかったです。特にヘルメスが「援軍を呼ぼう!」と言った瞬間にアトラスとサムソンが来たのにはビックリしました。さすが神パワー。そして起こるはギャングと神との大乱闘というなんともシュールな絵。 最後はちょっと切ない友人プレッツィとの別れですが彼って友達らしい事はあまりしていませんがヘラクレスは友人と認めていたのですね。 オチのヘラクレスの話を聞いてゼウスもニューヨークに行ってみるというのも可愛くて良いオチでした。 本作はコメディとしては全体的にユルい雰囲気でそしてシュワの現役筋肉が素晴らしい映画でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-08-25 15:14:59)
16.  アリーナ 《ネタバレ》 
エイリアン同士の異種(族)格闘技!それは4038年でも大人気!ファイターはいつだって憧れの的! しかしそんなファイトも不正に塗れた八百長試合ばかりになってしまった。そこに現れた若きホープ・地球人スティーブ!よくわからないけどとにかく強い主人公が優勝のためリングに立つ! そんなSFでボクシングな本作。VHSパッケージ裏の「スターウォーズの酒場にロッキーを放り込んだ」という解説がハマりすぎてそれ以外に例えようが無い。 画面狭しとアクバー提督級クオリティのヘンテコエイリアン達が跋扈する世界は結構凝っていてなかなか面白いぞ。ちなみにスクリーミング・マッド・ジョージ氏(日本の方なんですね)も参加している。あまり湿り気のないシンプルな宇宙船内のデザインも結構好みでした。物足りないのはドロイドがいないからかなぁ。 ストーリーはとにかくシンプルだけど、試合まで少し長かったり、主人公が成長せず最初からとにかく強かったり、戦う理由も曖昧だったりとちょっと荒削り。主人公を演じるポール・サターフィールドも体も顔もいいけど表情が固くて何考えてるのかまったくわからないのがたまりません。 試合のシーンは初戦の操演がモノを言いそうなデカブツ戦は良いのだけど、クライマックスのチャンピオン戦はライダー怪人とのチャチなボクシングにしか見えないのが残念。ラスト、敵の露骨な罠で負けそうになるが辛くも優勝。試合直前に毒をもった敵の女は改心するもオーナーによる女パンチによって成敗。 色々とそれでいいのかと思うけど、まぁ優勝したんだからいいよね! VHSでたまたま見つけた本作、なかなかの掘り出し物で特殊メイクなど見所はありましたが、なんとも微妙な一本でした。う〜ん!5点! 
[ビデオ(字幕)] 5点(2018-06-27 02:02:27)
17.  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 《ネタバレ》 
​わかっちゃいたけどショッキング。 前後編というのは知ってたから今回はボコボコにされるのだろうと思ったら、その通りで各所各所でサノスにボコボコにされるアベンジャーズ達。 皆各所で戦いをおっ始める訳ですがやはり初顔合わせとなるキャラクター達とのリアクションが楽しいですよね。特に今回はGOTGの連中がいるだけあって賑やか。 そして次々とやられて行くメンバーにはショックを隠せない。ロキは死んじゃいねーだろうけど。 そんなサノスの強さは確かに強いけど集団でボコればなんとかなるかもしれない、でもハルクじゃ無理な絶妙な強さ。いや、強い。石が揃えば確かに無敵だ。 でもこのサノスって奴。変なアゴの薄紫ハゲってだけでアレなのに行動理念や考えてる事も気持ち悪いし不気味だ。特に無想転生を会得するためのラオウが如くガモーラを殺すシーンがありますが、ホント理解出来ないサイコっぷりが発揮されていてヤバイですね。ソウルストーンも「それで良し!」としてしまうあたり宇宙の常識は人間の考えを超えています。 各ヒーロー達も液体金属生命体を身に纏ってるようにしか見えない超社長やとにかく強いストレンジ、たまたま見かけて抜け出したらとんでもない事になったスパイダーマン、今回も楽しいソー&ロケットは見せ場が多いのですが、盾のかわりにヒゲもじゃのキャプテンがあまり目立っていないのがちょっと寂しかったです。見所はバッキーとロケットの共闘でした。あとホークアイ先生を見たかった…。 そして今回は負け戦とはいえギリギリの戦いばかりでスカッとする事は一度も無く終わってしまいます。此処一番というところが毎度上手くいかず、戦いも集まってやるのではなく各所でやっており、ラストの舞台も前回見たばかりのワカンダと盛り上がりにも欠けるのでずっとモヤモヤとした戦いを見せられちゃうハメに。いや、仕方ないんだけどさ! まぁそんな訳で堪能の2時間。初期アベンジャーズメンバーくらいしか生き残らない衝撃の展開で「この先どうなるか!?続く!」という生殺し状態で劇場を後にする事になり、俺はこの一年モヤモヤした気分を持っていくのかと思うと重い気分ですが、もちろん次はドドンとスカッとさせてくれる事を期待していますよ!頼みますよ!!マジで!!!
[映画館(吹替)] 6点(2018-04-27 20:06:03)(良:1票)
18.  アトミック・ブロンド 《ネタバレ》 
騙し騙され二重スパイin1989 80'sシンセサウンドとネオンカラーが彩る世界でのスパイ達の攻防は生々しくも幻想的。 抑えられた色調の中一人真っ白なブロンドの女スパイ・ローレンの任務は最初から大ピンチ。 ただスパイ映画というのは007のようにわかりやすいエンタメ一直線か、見る側の頭の回転力が求められる心理戦を交えた二重三重の騙し合いのどちらかなのだが、後者はやっぱり何かと面倒くさい。そして本作は硬派な後者。 疑心暗鬼は当たり前、誰が見方か裏切り者で、どこで盗聴されているかなんてわかったもんじゃない。 そんな30年くらい前の出来事ははじめのうちは静かにあっちに行ったりこっちに行ったりの繰り返し。 登場人物の名前が頻繁に登場し頭の中で彼らの相関図がどうなっているか混乱しながら作って行く内に展開は次から次へと変わって行く。 しかし中盤、スパイグラスを逃がすシーンからのアクションシーンは凄い。超長回しによる生々しい戦闘シーン。そりゃアザだらけになりますよ!これだけでも本作は見た価値あったと満足出来る素晴らしいシーンです。 そこからのカーチェイスも一体どこにカメラが付いているのかわからない、車内をグルグル回るカメラに仰天。どうやって撮ったんだろう…。 結局後半はパーシヴァルが何がやりたかったのかとか、KGBとどういう関係だったのかとか、自分の頭ではよくわからないまま終わってしまいました。 そんな本作ですが劇中局といい80年代末期の雰囲気といい色調といい最高にカッコ良かったので満足です。サントラ欲しい!
[映画館(字幕)] 6点(2017-10-24 12:43:22)
19.  アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男 《ネタバレ》 
ムキッ!ムキムキッ!ムキキキキッ!!! 若いぜシュワ!凄いぜシュワ!調子乗ってるぜシュワ!でもそれだけの事が出来る鋼鉄の男シュワルツネッガー!! 知っているようで知らないボディビルの世界は想像以上に過酷な世界だ、その頂点に立つ若きシュワを追う男たち、それを受けて立つネッガー。 美しき肉体を作り上げるその源はストイックな精神力。強く冷静な心こそが体を鍛え上げる!整った肉体と力強いポーズこそが勝利の鍵! そんな男たちの頂上決戦をこれでもかと拝める本作はドキュメンタリーらしいドラマと、迫力ある超筋肉、ある意味異様な世界のど真ん中へ入り込める素晴らしい映画でした。 でもお父さんの葬式には行けよシュワ…。
[インターネット(字幕)] 6点(2017-10-15 20:17:08)
20.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
​人間は俺だけ!話し相手はわんことマネキン! 誰もいないニューヨークでの一人ぼっち生活は、都会でハンティングや空母の上で自由気ままにゴルフなど、普通じゃ出来ない羨ましいような生活だがやっぱり1人は寂しい。しかも夜はゾンビもどきな奴らが跋扈している。ウイルスでそうなったみたいだけど新手の異星人っぽいビジュアルはレーティングを下げるためなのか全然怖くないぞ。知能があるのかないのかもよくわからないけどとにかくフットワークと突進だけは凄いやつらだ。 そんな中ウィルスミスはどうにか彼らを人間に戻す薬を作れないかと励んでいる。 そして生活は説明もほどほどにして淡々と進んでいく。淡々と。明るくもなく暗くもなく。かと思ったら突然問題発生!でもそこまで盛り上がらないのは敵がゾンビじゃないから?主人公がゾンビにならないから?よくわからないがあまりハラハラはしない。うん、ウィルスミス筋肉モリモリだし、頭もいいし、なんだかどうにかしちゃうんじゃないかって思っちゃうからかな。結構食生活も電気にも苦労してないみたいだし。 と思ったら相棒のわんこが死んじゃって突然の自暴自棄。そもそもあの罠はなんだったのか。 そして突然の生存者登場。あまり喜ばないウィルスミスは素直じゃないねぇ。そして何故かゾンビに跡をつけられていたようで(臭い?)自宅を放棄、爆破!でも敵さんめちゃくちゃ強いです。最後の最後はうまくいかなかったクスリもいつのまにか治るようになって突然神の啓示まで見えちゃって…うーん盛り上がらん。 材料はいいのですが一つ一つのイベントがあまりにもすんなり行くパターンが多く、いい意味でも悪い意味でもあまり裏切られる事もないので見ていてあまり驚きがないのが残念な作品でした。 ところで本作はゾンビ映画ってことでいいのでしょうか?
[インターネット(字幕)] 5点(2017-04-13 01:18:58)
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