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1.  グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 《ネタバレ》 
なんだかんだ言ってもグレース・ケリーを演じられるのはやはりクールビューティ、ニコール・キッドマンしかいないんじゃないかな。 何をどうしなくても気品があって高貴な雰囲気といい見事だと思います。 ただ内容がさ、そこまで深くないというか公妃としての苦悩というものがなんかあんまりはっきりしないんですよね。  検問所へ差し入れに行ったり、マルシェでお手伝いしたり、舞踏会に到着し見物してる一般市民に自ら触れ合いに行くとか うん、やっぱり大衆のウケを狙う、味方につけるというのは今も昔も効果抜群なのは確かですね。  52歳という若さで運転中の脳梗塞からの事故死であっという間に去って行ってしまいました。 葬儀の時のレーニエ大公のこれ以上ないというほどの悲しみと憔悴しきった表情を今もおぼえています。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-22 14:57:15)
2.  グッバイ、リチャード! 《ネタバレ》 
この10年ほど出演作がパッとしないジョニー。アンバー・ハードとの裁判が影響して降板した作品もあったようだ。 とりあえずジョニーの勝訴という結果でしたし、またティム・バートンとの作品で腕っぷしは弱く怖がりで変わり者だけど、優しい好人物という可笑しいような哀しいような主人公を演じてほしいものです。  本作では久しぶりにジョニー本来の持ち味が出ていてそこが見所だと思います。海賊役で一気に知名度も上がったようですが、 私が思うジョニー・デップとは違うんですよね。 話の内容よりも「これこれ、これこそジョニー・デップだ」とウキウキしながら観てました。 何と言ったらラストですね、すでに出来上がった道は進まない。これがこの映画のメッセージですかね。 リチャードは中高年になり自分の人生があとわずかになって気付く。だから若い学生たちにあれだけ熱く語るんだなあ。 でも人間て実際その時にならないとわからないコトだらけなんですよね  一緒に連れて行ったワンコはどうなるのかしら、帰巣本能で戻ってくることを強く願うわ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-29 17:58:35)
3.  クリムゾン・ピーク 《ネタバレ》 
何がいいかって、映像、美術が素晴らしい。グロさもほどほど。 衣装も豪華なんですが、鑑賞後に検索したら時代は20世紀初頭ということらしい、でも女性のヘアスタイルや衣装が初頭といっても20世紀とはちょっと感じないのね、ヴィクトリア朝時代みたい。  いちばんの不満は男優がよくないってこと。貴族タイプのスキのないイケメン俳優はいっぱいいると思うのよ、イングランド準男爵のトーマスも医者のアランももうひとつ華がない。 何年か前はシアーシャ・ローナンとミア・ワシコウスカの見分けがつかなかったんですが、今はもう大丈夫です。  屋根にぽっかり穴が開いて屋敷の広間のド真ん中に落ち葉だのなんだの舞っているのを見たら「ここに来たのは間違いだった」と速攻で帰り支度しそうなもんですが、イーディスってバカなのか人がいいのかなんなの?ああいう人が騙されるってことかしら? はなしの内容は深みはなくて、なんということはないし、姉弟がおかしいなんて最初からわかるのに進展が遅くて少々いらついたのもマイナス要素です。 幽霊の造形はいいし、映像美は素晴らしいと思います、ただゴシックホラーとはどういうわけか感じなかったです。 できればあのワンちゃんを無事保護したところも確認したかったな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-01 18:21:51)
4.  グリーン・デスティニー 《ネタバレ》 
美術、衣装、そしてワイヤーアクションはいいと思うんですよ、しかし話の内容がどうにもこうにもお粗末です。 ひと昔前の派手な銃撃戦がウリの香港ノワールみたいです。アン・リーなのにどういうことなんだと開いた口がふさがりません。 鼻っ柱の強いワガママお嬢さんにあっちもこっちも振り回されっぱなしで、いったい何がしたいのか全く共感できない。 そしてムーバイがあのように死ぬとかあり得ないんですけど。 敵役の碧眼狐もまったく魅力的じゃないし、ワケのわからないキャラです。 ムーバイの敵役ですよ?あんなんでいいの? 碧眼狐はあの人じゃなくて本物の碧眼狐がそのうち出てくるんじゃないかと思ってたんですけどね。 とにかく登場人物の立ち位置というものもよくわからないし、ストーリーの軸となるコレっていうものがないんですよ。 これはダメだわ、期待外れもいいとこでした。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2021-04-09 23:13:58)
5.  グレタ GRETA 《ネタバレ》 
もう最初から最後まですっかり読めちゃう、予想できちゃうという陳腐さなんです。 ニール・ジョーダンの監督作品てちょっと落差があるように思うのね、中年女性と若い女の子を中心で最初から最後まで女ばっかりなんですけど、この監督さんは女を描くのがあんまり得意じゃないのかもね。だからこんなにありきたりになっちゃったのかも。 イザベル・ユペールもクロエちゃんの演技もいいと思うんです、ただクロエちゃん演じるフランシスのキャラがよくない。フランシスのキャラが話の進行に合わせて都合よく臨機応変に設定されてるような気がした。守られキャラとして描いているのかな?それにしては肝心なとこで人の忠告や意見は聞き入れないし、か弱いというよりドンくさいと感じてしまいました、最後のツメも甘いし。あれじゃ振動で簡単に開いちゃうわよ、グレタは逃走してほとぼりが冷めた頃にまた現れるんだろうな。 タイトルロールにもなってますし、やはり大女優イザベル・ユペールに花を持たせたって事かな。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-05-27 15:30:45)
6.  グリーンブック 《ネタバレ》 
監督がピーター・ファレリーだからなのか、所々笑えるところが皮肉っぽかったりする。 自分とは正反対といえる二人が旅をすることで信頼、友情が芽生えるという正統派ロードムービー。 とても観やすくほのぼの感も、チクリとくるとこもいい塩梅です。オープニングからしっかり掴まれました。  ヴィゴ・モーテンセンの太りっぷり、食べっぷりがいいですね。役のために体重を増やしたんだろうな。 ドクとトニーの人物がしっかり描かれていて、しかも白人トニーと黒人ドクの立場とかキャラが通常の人種差別を扱った映画とは違っていて、ここが面白いネタになってると思います。 トニーはイタリア系の家族と仲間に囲まれている、しかしドクは黒人の中にも入っていけない黒人、白人から天才と称えられても一線はしっかりひかれてるのでどこにも属せない。労働している黒人たちは部外者を見る目でドクを見つめる。 人種差別の映画は数あれどこういう立場の黒人を描くというのは記憶にないです。 「オレンジバード」でバンドと一緒に即興演奏するドクのイキイキして楽しそうな姿が好きだなあ、ウルっときいてしまいました。 そしてトニーの息子ニックが成長し、映画製作の道へ進み父親の体験を映画にし、作品賞に脚本賞、マハーシャラ・アリに二度目の助演男優賞をもたらした。何コレ、ドラマチック過ぎじゃないですか。 でも本作で3度目のアカデミー主演男優ノミネートのモーテンセンだったんですが、エジプト系のラミ・マレックに。これにはちょっと意外に感じたんですが、アカデミー賞ってご時世、情勢にかなり影響されるんですねぇ。 「刑事ジョン・ブック」でアーミッシュのちょい役でもそのカッコ良さが目立ってたヴィゴ・モーテンセン。 本作の彼は最高に良かったと思います。  1年ぶりに再見しました、シーンの全てが良いです。こんな映画はなかなか無いので評価もプラス。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-05-06 15:15:47)(良:1票)
7.  グッドライアー 偽りのゲーム 《ネタバレ》 
思ってたよりシリアスでした、詐欺師が返り討ちにあうんだろうというのは最初からわかるし ヘレン・ミレンも謎めいているので彼女にはいったい何があるのか、 ここがラストまでなかなか見当がつかないっていうのが興味を引く部分でしょうかね。  仲良く二人で映画を観てデートしてるんです。 「あらら、トリビアとか小ネタになりそう」と、最初はうれしく思ったんですけどね。 真実が明かされた時に「あっ、だからそうなのか」と納得。 ベティとロイの年齢を考えるとやっぱりそこかっていう感じですね。 イアン・マッケランにヘレン・ミレン、演技力は文句のつけようはありませんし、 不必要な暴力も思わせぶりな怖がらせも無し、でも適度な緊張感はあってじっくりゆっくり観られました。 ヘレン・ミレンのちょっとした表情が怖くていいです 緊迫のハラハラドキドキを期待する人には物足りないかも。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-11 01:23:29)(良:1票)
8.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 
オリジナル「ミレニアム」は未見、デヴィッド・フィンチャー版しか観てないんですけれども、 やっぱりあっちの方が映画としての面白さ、センスは上だなあと思う。 本作もスタイリッシュではあるんですが、如何せん事件の内容があんまり面白くないんです。  核攻撃制御プログラム云々ていうのがイーサン・ハントぽいし、リスベットの行動、手法はジェイソン・ボーンを思い出してしまう。シリーズもののヒロインとして新鮮で斬新なリスベットなのに本作では独自性に乏しいような気がしてしまいました。 いちばん残念に感じたのは、ルーニー・マーラのリスベットに比べると、単にボーイッシュな女の子という雰囲気の方が勝っていて、アクションシーンだけでなく、動作、所作にキレ、シャープさをあんまり感じないんですよね。 どっちかっていうとカミラの方がミステリアスで、不気味さと悲哀が出ていてよかったな。 機会があれば遅ればせながら「ミレニアム」シリーズも観てみたいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-25 16:58:42)(良:1票)
9.  グッドナイト&グッドラック
録画してから3~4年たってやっと観賞しました。 「赤狩り」なんですけど、古き良きアメリカの雰囲気が出ていて、過剰な演出も娯楽性もなく淡々とした史実に基づいた映画という感じでとてもクールで知的。バーで談笑しながら仲間と飲んでるシーンは粋です。デヴィッド・ストラザーンがかっこいい、特に目がいいです。 「ER」のロス先生で知ったジョージ・クルーニー、あの風貌といい個人的にチャラいイメージがあるんですが、面白いとは言えなかったけど「コンフェッション」とか、映画の題材を選ぶセンスはかなりイイと思います。批評家たちにけっこうウケがいいんですよね、確か。やっぱり録画したまま未見となってる「ミケランジェロ・プロジェクト」あるから近いうちに観てみよう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-08 13:37:10)
10.  クーパー家の晩餐会
もったいないね、このキャストなのに。 これだけのメンツを揃えてこの程度の映画とは名優たちに失礼なんじゃないかとまで思ってしまった。 わかるんですよ、どういったコンセプトの映画にしようかっていうのは。 しかしとにかくどのエピソードも浅すぎです、なんだかみんな怒ってるんですがなぜそんなにイライラして怒ってるのかさっぱりわからない、本編中ずっとナレーションが入るんですが、それが犬目線で語られているというのも私、中盤以降になってやっとわかりました(私だけか?) こういった群像劇はとにかくセリフが多い、しかしそのセリフがどれもこれも退屈で、ウディ・アレンなんかの映画のように小粋で洒落てて、風刺が効いててクスッ、ニヤッとできるものがひとつもない。 久しぶりに完全に外れたと感じた映画でした。 病院であんなに騒ぐ人たちは大迷惑だし、廊下を走って追いかける娘のシーンは花やらクリスマスの飾りやらなぎ倒し、蹴散らしてるの、しかもご丁寧にスローモーションで。この映画のセンスの無さが集約されたシーンだと思う。不愉快なシーンでした。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2019-02-02 13:24:45)(良:1票)
11.  グリフィン家のウエディングノート 《ネタバレ》 
映画の内容とは関係ないことがいろいろ頭に浮かびました。 ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ、ダイアン・キートン、スーザン・サランドン 4人ともオスカー受賞者なんですよねー、かつては4人ともヒューマニズムとか社会問題を題材とした作品での名演で俳優としてのクオリティの高さなんかを追及して俳優としての地位を不動のモノにした人たちという感じです。 これからの、まだ若い俳優たちや監督、脚本家なんかのためにひと肌脱ぎましたみたいな映画に出ることが多くなったなあと感じる今日この頃です、ほんとに映画が好きなんだなあ。 ただロビン・ウイリアムズが。。。ただただ残念です。 エロエロドタバタコメディでした、なんも考えずに寝る前にひとりで観るのにいいかもね。 老いてもなお盛んな名優たちに敬意を表してこの点数にしましたー
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-11 17:42:50)(良:1票)
12.  グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997)
なんかエグいファンタジー。昔から馴染みのある童話、おとぎ話って残酷でブラックな要素があるからゴシックホラーになりやすいし、こういう大人向けにした童話の映画化ってわりと好きです。 まずですね、ティム・バートンみたいな雰囲気だと思った、ジョニーとバートンの「スリーピーホロウ」を思い出させる。 でも話の絡み具合というか進み具合が面白くないです。 もう、シガニー・ウィーバーの一人舞台、なんの役なのかは観るまでもなくわかりますね、彼女は20代だったとしても白雪姫はできませーん。 ティム・バートン作品の脚本を何本か手がけてる人が監督した「スノーホワイト」もあるらしい、そっちはミランダ・リチャードソンが出てるみたい。シガニー・ウィーバーといい勝負だ、そっちも観てみたいわ。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-05 11:25:32)
13.  グラン・トリノ
古き良きアメリカの象徴としてのグラン・トリノ、そしてウォルトもまた古き良き時代のアメリカ人なのだと思う。すごくシンプルな物語、けれど頑固じいさんの生き様を描いた感動作という感じはしませんでした。「とにかく伝えたい」こんなことを感じた。 「ミスティック・リバー」でのデイヴも「チェンジリング」でも守られなかった子供を描いている、しかし本作では最優先に守り教え、信頼関係を築く。 幼い子供、未熟な若者を守り教え、導くこと、それが未来への希望に繋がるというメッセージを感じる。 イーストウッドは神に祈り、赦しを請い、希望をもらうことに期待も意義も持っていないのでしょう、人間の業を受け止め、人間の可能性を信じる人なのかなと。 時代は変わっても変わらない、変えてはいけないものと変えなくてはいけないものを見せられた思いです。床屋と建築現場監督との関係、隣人との交流の行程、男同士のコミュニケーションから女のくどき方も教える、良かったですねぇ。ユーモアを絡めた演出は余裕があり、安心して観ていられる。さすがです。 グラン・トリノはモン族のタオに受け継がれ、白人至上主義のアウトローは消えた。 コレは今までライフルやらマグナムやら撃ちまくり、数々のアウトローを演じたイーストウッドのひとつの結論としての意味もあるのでしょうか、そして「ミスティック・リバー」で描いた怒りと暴力の連鎖も終わらせた。 80歳になるというのにこんなことをやってのけるクリント・イーストウッド、本当に頭の柔らかい人格者、生涯現役、素晴らしい。エンドロールが始まってからなぜかポロポロ泣けた。
[DVD(字幕)] 10点(2010-05-16 13:38:37)(良:1票)
14.  グッド・シェパード 《ネタバレ》 
まず次から次へと出てくる多彩なキャスト、その誰もかれもがイイ男なんですよ。ただ、息子のエドワードJRが子役からして完全なミスキャストでした。 しかし両親ともにそれほど変化してないのにいきなりでっかくなった息子が登場した時には度肝を抜かれました、反対に変化しすぎていたジョー・ペシにもびっくりした、声でわかったくらいです。 デキすぎる男の悲劇でしょうか。ハンナとかローラとか、ほんのひと時の癒しさえもぶち壊されるし。なぜそんなにこだわるのかわからなかったあのテープ、他人にはわからない何かを感じたんでしょうね、エドワードに見せたのも偶然じゃないわけで。あの手この手で失脚を狙われる、気の毒すぎです。 あっ!キャストの中で妙に浮いているミスキャストの息子、これは意図的なキャスティングだったのか?不快指数で群を抜いて目立ってたもの。 とにかく時間軸がころころと変わるのでほんのちょっとでも目を離したら何がなんだかわからなくなりそうというのがちょっと不親切かも。 あと、焦点というのか見どころ、決め手に欠ける。CIAを背景にエドワード・ウィルソンの半生を綴ったというわりには、いくら寡黙な人といえどエドワードがモノ言わなさすぎなんです、マット・デイモンがケヴィン・スペイシーみたいに表情筋や目を使った演技が上手ければよかったかな、メガネレンズの厚み変えただけじゃ無理です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-24 21:04:58)
15.  クルーエル・インテンションズ
ずいぶん前に衛星で放送していたのをたまたま観た、その時の感想です。 何度も映画化されている「危険な関係」の現代版、お子様版ですね、あっけらかんとしてます。男と女のドロドロは苦手だけどエロいのは好きという方には面白く観られるのではないでしょうか。 ところでリース・ウィザースプーンてラブコメのヒロイン役が多いけど、こうなんかイマイチパンチ不足というか、華がないですね。どっちかっていうと脇役顔じゃない? ライアン・フィリップと二人でひとつみたいな感じで、夫婦二人三脚というハリウッドのスターには珍しいカップルだったのに・・・離婚は双方俳優としてデメリット大きかったような気がします。 セルマ・ブレアですね、どことなくエキゾチックでいちばん魅力的でした。最近はあんまりパっとしないですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-01 10:49:02)
16.  蜘蛛女(1993) 《ネタバレ》 
これはいつ観たんかなぁ、10年は経ってると思う。その時に感じたこと、思ったことはですね、ゲイリー・オールドマンのダメっぷり。情の湧かない徹底したドロドロのダメ男っていうのが印象的。 比較的女性に好評価のレナ・オリン演じる悪女なんですが、すみません私は不快でした。悪女っていうより、どうしようもない犯罪者で、「ターミネーター」「ヒドゥン」・・・などに登場する殺戮、破壊マシンでしかなかったです。 違った言い方をすれば怒りと嫉妬でどうにかなりそうな許せない浮気男をセイバイしてくれる必殺仕置き人「モナ」でしょうかね。 ジュリエット・ルイスはいつものジュリエットでした。個人的にはアナベラ・シオラですね、この三人の女の中でいちばん腹の中がわからない、奥さんとして良妻なのか悪妻なのかもはっきりわからないナタリー。はっきりとした安否もその後もわからないままじゃなかったですか?違ってたかしら?? しかしこのテのダメ男ってのはしぶといですなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-06 13:23:47)
17.  クラッシュ(2004)
ひっさびさに出会えました。まさにこれは「映画」です。この作品をひと言でいうと「厳しい、けれど可能性はゼロじゃない」かな。それぞれのエピソードを観ていくうちにこの作品において「人種差別と銃」の問題はアメリカを語る上であって当然、無きゃおかしいというシチュエーションにすぎず、メインテーマではないと感じた。人種も立場も地位も違いながら皮肉な巡り合わせで繋がっている登場人物たち、唯一共通しているのは、皆いつもイライラして怒っている、心の安堵がないということ。けれど不条理で複雑な世の中で安堵を求めて必死に生きている。求めていることは人間みな同じ、それを手に入れるためには正しいことばかり言ってはいられない、悪いこともしてしまう、そんなことが浮かびました。そういう意味でこれはアメリカに限った事ではないとも思う。 ”「価値観の違い」「人それぞれ」はあったりまえ。それに拘る人は一生言ってればいい。そのかわり一生信頼も安堵も手にできない、独りよがりの勘違いだと気付かない” アメリカという国はそれを語るには充分すぎるくらいの下地があるのです、わかりやすいのです。  困難な日々にふっと訪れるひとときの幸福感、それはそれまでの苦悩を帳消しにする威力があり、次への希望になる。人の一生はそれの繰り返しなのかもしれない。黒人の幼い娘がエンジェルならペルシャ人の娘は聖女でしょうか。ふたりの娘は希望と安らぎを感じる存在でした。綿密な脚本と構成、選曲とその使い方も洗練されている。素晴らしい!  
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-03-06 19:12:25)
18.  クール・ランニング
3~4回は観てる、これは最高!笑いとペーソス、ジョン・キャンディはコレね。ホロリとさせられるところが必ず用意されているのね。ジャマイカとボブスレー、このぶっ飛ぶ発想にまずやられました。しかも実話ですよ、素晴らしいです。チャレンジ精神とあきらめないこと。わかってはいても長く生きていると忘れがちになってしまうことを思い出させてくれる感じね、いい映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-24 22:04:51)
19.  グリフターズ/詐欺師たち
かなり前に観て記憶が曖昧だったので再見しました。初見時、ジョン・キューザックがゆで卵みたいにつるんとした顔で、初々しいわりには屈折したイカサマ師をシブめに演じているのが期待とちがって面食らったっけ。  でも今は「アネット・ベニングって貧弱な体のわりには脱ぎっぷりのいい女優だったんだなあ」なんて思いました。犬でいったらマルチーズみたいな人なつっこい顔してるアネットには詐欺師役は似合わない。そのかわりアンジェリカ・ヒューストンがスゴイ。あんなに怖がってたボスなんですが、彼女のほうがずっと貫禄あってボスらしいじゃん。なんと息子相手に色仕掛けまで使ってお金をせしめようとするわ、はずみとはいえあんなことになって、オイオイ泣いて改心するのかと思いきや、泣きながらお金かき集め、息子をまたいで逃げてっちゃうなんて・・・参りました。  アパートの管理人のじいさんとか、ブラックコメディっぽいんだけど、はっきりしてなくてちょっと単調。J・T・ウォルシュが出てきたときはパっと場が弾んだ
5点(2004-10-12 09:19:12)
20.  狂っちゃいないぜ!
2~3年前に1回見たきりだったので再見してみました。「狂っちゃいないぜ!」という邦題が妙に可笑しいです。二人子持ちにしてはぶっ飛んだ夫婦だしね。なにかに誰かに振り回され、ひとりあたふたとわけわかんなくなって、キレちゃう、バカをやるというジョン・キューザックが大好きなので私はけっこう楽しめました。その気はなくてもなぜか注目を集め、その場をかっさらっちゃう人、デキるやつがいるとやけにライバル意識を持って突っかかっていく人、どっかで見たことあるような光景で笑っちゃいます。いち度に何百人の命を預かるという重い仕事をしているからなのか、あの職場の人たちのノリのよさというのはストレスの裏返しのような気もしましたね。ケイト・ブランシェットが出ていたのはすっかり忘れてました。間がいいしコメディもしっかりこなしちゃうのね。アンジェリーナ・ジョリーの役名がメアリーというのも冗談ぽくていいです。でもラストがちょっと甘すぎかなあ、キツめのジョークでキメてほしかったわね。
7点(2004-10-10 23:01:03)(笑:1票) (良:1票)
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