1. 誰よりも狙われた男
《ネタバレ》 ベテラン捜査官の経験と勘で重厚感あるシリアスな展開で進む。 本格スパイだがド派手な演出はなし。緊張感が高まるリアルな諜報戦。 おもしろかったですわ。 そして怒りと無念の咆哮。 FUCKで締めくくったラスト。遺作になったことが残念でなりません。 味がある実力派ホフマンは後からジワリときます。 また映画の中で会いましょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-30 23:20:09) |
2. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 リンダハミルトンのカムバックには驚きと興奮。キャメロン制作復帰が大きな後押しになったとはいえ唯一無二のレジェンド。 それだけで本作の価値は高い。 また、ターミネーターブランドは全シリーズ、アクションに限っては毎回楽しませてくれる。 近未来バトルに新しいテクノロジーやアイデアが加わることは飽きないところですね。 基本は満足でした。 ただ、「正統な続編」として前置きがあっても私としては ターミネーター2で終わったものとしてスピンオフとして見てます。 そうすれば、2を活かしつつ新たな世界観で良さも見えてくるでしょう。 スカイネットからリージョンだけは納得してませんが… 世間的な反応は冷嘲も多い。今後、新シリーズを出すのであれば脱・シュワに舵を取るのが前提で全く新しいブランディングが必要でしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-27 13:43:57)(笑:1票) |
3. ダイヤルMを廻せ!
《ネタバレ》 スワンは1000ポンドで殺しを請け負ったわけだが、当時のレートで言うと500万ぐらいか。 安過ぎるかなと思ったけど意外と妥当。 まあ、それは置いといて上級サスペンスは間違いない。 不倫のカタルシスとか、警部が名探偵顔負けの活躍だとか、鼻につく推理小説家とか。 無理があるところはヒッチコックマジックでねじ伏せてしまってます。犯人を追い詰めるラストも含めて展開が飽きない。 普通におもしろいです。 これでマイヒッチコックbest3は「サイコ」,「めまい」,「ダイヤルM」ですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-13 23:22:26) |
4. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
《ネタバレ》 繰り返す延期の中、劇場行ってきました。待望の“No Time To Die”意味は死んでる暇もないってとこでしょうか。 鑑賞の注意点はそのままの続編ですし前作より6年経過していることもあり要予習です。 「スペクター」は必須で伏線はカジノ・ロワイヤルから全て繋がってます。また、顔と名前はぐらいは一致させておかないと前半はついてこれないとおもいます。 CIAのフィリックスとかカジノロワイヤルから出てますからね。ボンドが悲しむのもわかります…。 さて、中身のほうはというと配給元が変わったので多少心配してましたが、安定感あり満足です。 説明不要ですがダニエル・クレイグの5作目でありファイナル。 スペクター(首領ブロフェルド)との決着、マドレーヌとの愛の行方、毎度ながらMI6との駆け引き。いろんな事情が交差します。 さらに後任でパワフルな黒人女性の007,CIAのセクシーエージェントのパルマ,意外な形でスペクターを殲滅させた新しい悪のサフィン。引き立てる役者は揃う。 007シリーズでは初めてとなるボンドの娘や衝撃のクライマックス。アクションもカッコええ。見所満載でございます。 テーマは愛ですね。これに尽きると思います。 あえて気になるところを挙げるとすれば、本作、クレイグのラストということで彼を引き立てすぎたんじゃないでしょうか。 それがストーリーに影響は少なからず出してしまっているとおもいます。 見ようか迷っている人も、やはり映画館で見るべきでしょう。TVと内容は同じでも臨場感やサウンドが違う。また、実力派ビリーアイリッシュが贈るラストに合わせた物哀しいsongも素晴らしい。 何はともあれ鑑賞の余韻は十分に浸りました。 ダニエルボンド、フォーエバー。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-05 00:00:27)(良:1票) |
5. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 斬新な視点で映し出す戦争映画。 視覚効果で臨場感はあるが、戦争映画として何か大事なものを削ぎ落し過ぎたように感じてならない。 反戦、無力、残酷、生きる力など…。個性もなくドラマ性が皆無。よって退屈であった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-16 15:28:03) |
6. ダーク・フェアリー
《ネタバレ》 フェアリー…だいぶ不細工ですな。 ありがちな展開と結末だが、キムはさすがにかわいそう。そういう意味では救われない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-26 14:33:09) |
7. 007/ダイ・アナザー・デイ
北朝鮮で拷問スタート。 カジノロワイヤルと並ぶ痛々しいシーン。 でも死なない。流石007。 ハルベリーのボンドガールは良いチャレンジ。 ブロスナンの最終話で歴代ボンドと比較するとインパクト劣るがシリアスでコメディ要素が皆無のボンドはそれはそれで楽しめた。 哀愁は少ないがスパイの本格派である。この系譜はクレイグに引き継がれている。 また、小ネタが多いようだが説明が無いと何もわからない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-25 22:27:34) |
8. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
《ネタバレ》 シリアス濃くアクションも比較的控えめ。 あまり目立つ作品とはならなかった。 見所はソフィーとの対峙、結末、拷問椅子のエロさ。 あとはQの引退について、高齢なのにここまでよく頑張ったよ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-24 21:30:58) |
9. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
メディア王が登場することで現代風なストーリーになっているが、全体的に印象が薄い。 相変わらずボンドを殺せるシーンが幾つあったことか…。 それでもバイクシーンは手に汗握る展開、ミシェール・ヨーは香港警察3以来ご対面でキレのあるアクション。 この2点は満足。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-23 23:08:03) |
10. 007/ゴールデンアイ
《ネタバレ》 殺しのライセンスを持つ007以外のコードネームはシリーズ通してどうも存在が薄かった (というより登場が極端に少ない。またすぐ死ぬ)。以前からQやM、ボンドガール以外の仲間が もう少し登場してもいいのでは?と思っていたが本作は待望の006ショーン・ビーンが悪役で登場。 ストーリーのイメージは多少違うが初登場のピアース・ブロスナンとドンパチやってくれて現代版アクションに追いつく。 相変わらず鼻につくM役のジュディ・デンチも登場し、クレイグ作品から遡っても違和感なく見れる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-22 00:20:37) |
11. 007/消されたライセンス
ダルトンいいじゃない。ヴァイオレンスアクションで自然と馴染んできた。 キャリー・ローウェルはボーイッシュで美人の顔立ち。 数々のボンドガールが出演してきたがいちばんグッと来た。ルぺよりパム。最後のプールダイヴが好き。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-21 23:29:17) |
12. 007/リビング・デイライツ
4代目・ダルトン登場。 目が慣れるのに時間はがかかったが、馴染んできた。 ソ連やアフガンの国際情勢を当時ならではの舞台で、展開が激しく退屈しない。 チェロを弾くボンド・ガールのマリアム・ダボもなんともいい画になってる。 ムーアのユーモア色から一変して本格スパイ。後世に続くシリアスな007の始まり。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-11 22:01:45) |
13. 007/美しき獲物たち
ムーアボンド。 集大成にふさわしいスタントアクションと個性あふれる仲間たち。デュラン・デュランの曲がまた盛り立てる。 単発で見れば厳しい評価をした作品もあったけど、シリーズ通じて素晴らしかった。 老いもあったとはいえ最後は感無量で鑑賞に浸る。ありがとう。最高のエンターテイナーだったよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-10 23:16:15) |
14. 007/オクトパシー
ボンドガールも悪役も印象が薄い。 上映時間も長くテンポも悪い。 ピエロとかゴリラとかコスプレも多彩で失笑をかますコメディ要素がまた強くなる。 シリーズも長くなると中だるみするもんなのでしょうがないでしょう。 スタントの奮闘、アクションの数々はリスペクトの値まで来てます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-02 00:19:03) |
15. 007/ユア・アイズ・オンリー
前作と打って変わって多彩でシリアスなアクションを取り入れて原点回帰。 オーソドックスだがこんなの見たかったという風な007をムーアが展開。 退屈はしないがド派手さは薄くスケールはシリーズ通してやや小さ目。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-02 00:07:57) |
16. ダブル・ジョパディー
《ネタバレ》 二重処罰。こんな法律あんの… アシュレイ・ジャッド(ヒート以来のご対面)はとても美人でピッタリな役なのですが トミーの相変わらず粘っこい役が邪魔して爽快感がない。 いわゆる復讐ものだが、非現実的で緊張感が無い。そもそも不倫程度でここまで手の込んだ犯罪ってどうなの? [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-09 00:37:03) |
17. タイム・トゥ・ラン
《ネタバレ》 100分を切りながらなかなかの出来。 バスジャックで妹が乗っていたこと、バスの運転者含む同乗者全てが犯人に協力するのはやや強引であるものの 差し引いてもお釣りが出る。 裏の世界で富を得ながらも娘との関係に悩むデニーロも渋くて良い。 でもいちばんの部下を殺すことはないでしょうに。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-24 22:46:16) |
18. ダンス・ウィズ・ウルブズ
ダンスウィズウルブズってそういう意味だったのか。 最初は主人公が何をしたいのか不明だったがこういう視点で先住民と交流を見るのも沸く楽しさがある。 ケビンコスナーって監督としても俳優としても優秀と決定づけた秀作であり愁作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-16 23:42:40) |
19. ターミネーター2/特別編
文句のつけようがない。 VHS録画で観すぎてセリフまで完コピできました。面白さが増してI'll be back! [地上波(吹替)] 9点(2019-05-28 22:59:38)(良:2票) |
20. 大脱出(2013)
《ネタバレ》 夢の共演を全盛期に見れたら…なんてのは今更言ってもしゃあないと思う今日この頃。 ◆良かった点→予想外に楽しめた。 老いぼれてもそれなりに演出できるスタローンとシュワ。 ◆悪かった点→ロッキーやランボーのようなファイティングポーズが確立してるため、知的なスタローンは反則。 営利のプリズンコンサルタントはよくわからないビジネス。タイトルがダサい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-25 18:37:53) |