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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2684
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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1.  おしゃれ泥棒
犯行動機、計画立案、過程、首尾、結末、登場人物全員の一つ一つの身のこなしと台詞。全てがお洒落で軽妙洒脱。ウキウキ・ワクワク・ウットリし通しの素敵なひと時を過ごさせてもらいました。名セリフを拝借して「いやぁ、映画って本当にいいものですね」
[DVD(字幕)] 10点(2012-06-21 21:21:39)
2.  オルカ 《ネタバレ》 
題名とシャチの映画以外の知識無し。 オープニングタイトルロール、ディノ・デ・ラウレンティスを初めとする撮影、脚本、監督、音楽の名匠が居並び、リチャード・ハリス、シャーロット・ランプリング、ウィル・サンプソンという意外な組み合わせに「ええんちゃうん、これ!」座り直しての鑑賞。 妻子を目の前で殺されたオルカの復讐劇。涙を流して絶叫する姿にグッときますが、村人の生活を脅かして巻き込み、クルーを一人また一人と食いちぎり、対決せざるを得ないようにノーランを追い詰める人間並み若しくはそれ以上のやりくちに同じく妻子を失ってオルカの心情を理解するノーランに肩入れしてしまう。対決を終え涙を流し氷で閉ざされた海を妻子の元へ行くのであろうオルカに、過日のイルカ同様泣かされてしまいました。 素晴らしい脚本、これぞハマり役絶品のリチャード・ハリス、切なさをかきたてられる御大モリコーネ節。 シャーロット・ランプリングがイマイチ微妙で8点か9点迷いに迷って骨太傑作に9点。
[インターネット(字幕)] 9点(2023-03-24 14:18:06)(良:1票)
3.  狼男(1941) 《ネタバレ》 
「透明人間」「オペラの怪人」のクロード・レインズがどのような狼男を演じてくれるのか、はち切れんばかりの期待は空振りに。しかしながら、狼男になってしまい、無自覚に人殺しをしてしまう息子の恐怖感を分かろうともしない超絶厳格な貴族役は見応え満点。この世との別れを覚悟した息子に持たされた銀のステッキを狂ったように振り下ろし続けるシーンからエンドマークまであまりにも切ない姿でありました。品格漂う怪奇モノの金字塔たる傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2021-03-28 03:16:23)
4.  汚名 《ネタバレ》 
共に苦手なケイリー・グラントとイングリッド・バーグマンを白けた思いで眺めていましたが、セバスチャンとその母親が登場してから画面に引きずり込まれ結末までアッという間でした。二人を魅力的だと思わせられたのはクロード・レインズのお陰でしょう。策略に嵌り男としても裏切られた無念さ、我が身可愛さから「助けて下さい」と母親に縋り指示に従う情けなさ、絶品演技に奥歯噛みしめておりました。圧巻の階段降りから後ろ姿でのエンディングに本作の主役は彼だと実感する演出も冴えわたる巨匠の傑作です。  2022.10.22追記 ミニシアターながらもクロード・レインズ スクリーン初体験 唯々ウットリと眺めておりました。(幸)
[映画館(字幕)] 9点(2021-02-06 14:17:45)(良:1票)
5.  踊る結婚式
軍服姿であるだけで陸軍であることをまるで感じない舞台での起承転結は通常運転ですが、アステアのタップはジェームズ・キャグニーに負けず劣らずのキレッキレ具合、リタ・ヘイワースとのデュエット(リプレイタイム)は溜息が漏れる優雅さで、まさに「ダンスの神様」な姿でした。他の作品同様に「笑顔でいこうや!」力づけられるのに加えて爆笑シーンも盛り込まれたご機嫌な逸品です。
[DVD(字幕)] 9点(2020-12-21 02:15:04)(良:1票)
6.  オズの魔法使
原作未読、初見。17歳ジュディ・ガーランドの演技力・歌唱力に天才ぶりを見ました。ブリキ、案山子、ライオン、全員味わい深いキャラであり、それぞれが欲しがっているものが既に持っているのに気づいていないという事が胸に染み入るものでしたので、気づかせられかたの強引さが少し残念です。特筆すべきは西の悪い魔女で楽し気な憎ったらしさが緑色の顔と共に実に強烈で魅力的でした。(撮影中の事故で顔と腕に全治六週間の重度火傷を負ったというのがお気の毒)更に特筆すべきが犬のトトで俳優たちを客観的に眺めているような落ち着きぶりでの絶妙な立ち位置が素晴らしい。紛れもない力作傑作であるだけにMGMがジュディ・ガーランドを薬漬けにしていた事が残念でなりません。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-12-13 02:19:43)
7.  俺は善人だ 《ネタバレ》 
ジョン・フォードによる都会が舞台のスクリューボールコメディ。一人二役(4役の部分有り)のエドワード・G・ロビンソン(エプロン姿!も見られる)希少価値の高い作品。超マジメで超小心者の鉄工会社社員ジョーンズと殺人鬼マニヨンが織りなす起承転結は、ん? と思う所もあるものの無理の無い展開でダレる所もなく一気に見せてくれた。卑怯という概念が無い民衆の敵マニヨンの迫力は見慣れているけれど、誤認逮捕が証明された後も警察に「どうも、お騒がせしました」と超お人好し、悪酔いが過ぎて、課長にため口&密かに思う同僚社員にオフィスチュー、マニヨンを腰抜け野郎呼ばわりと初めて見る姿に笑わせてもらう。直後のご対面シーンは圧巻で、一連の流れの演出と演じ分ける演技力はお見事。ジョーンズが自分の事をマニヨンと間違えている子分達に「殺れ」と言う姿に、他に選択肢は無いのだろうがこれでいいのだろうかと考えさせられた。本作と同じ年製作の「男の敵」「周遊する蒸気船」と遜色無く、ジョン・フォードとエドワード・G・ロビンソンの名人芸を堪能出来た傑作。
[映画館(字幕)] 9点(2019-03-18 15:17:41)
8.  男の敵 《ネタバレ》 
金欲しさに旧友を官憲に密告する行為に情状酌量の余地など1㎜も無し。加えて「大男総身に知恵が回りかね」そのままのキャラで、罪悪感に苛まれながらも悪あがきを続けるザマにイライラが治まりません。骨太監督が描くと最低男も骨太でヴィクター・マクラグレンの熱演もあって強烈なインパクトを残します。1922年のダブリンが舞台で、ラストシーンに、残った者は共に全てを水に流し建設的に生きて行こうというアイルランド系監督の紛争への思いを感じました。オスカー受賞4部門(監督、主演男優、脚色、作曲)も納得の傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2019-02-10 00:17:29)
9.  狼たちの午後
綿密な計画、浮世離れしたハイテク武器、仲間との連携、スマートな身のこなし、邪魔者を削除する冷酷さ、映画でよく見かける犯人像とは対極にある三人です。一人は怖気づいて逃げ、一人はワイオミングを外国と思うお粗末な仲間を持つリーダーのソニー。妻とゲイの愛人との電話から漂う彼の絶望感にうっかり同情してしまいそうになります。行員達や野次馬達の態度に彼は自分の気持ちが理解されていると勘違いしたのでしょうが、空港で彼を一顧だにしない行員達に、苦しさに負けて罪を犯す事は同情される事ではない事を彼は思い知らされ、自分も気づかされます。サルと行員を見送るパチーノの眼差しはパチーノ名シーンの一つで忘れられません。実話がベースでなかったら10点でした。
[DVD(字幕)] 9点(2005-05-01 13:35:54)(良:1票)
10.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
記憶に残る西川のりおのギャグ、今でもレジでの「666円です」に「オッ」反応してしまう本作ですが、この歳にして初見となりました。神と悪魔、母親が犬というところに違和感あるものの、格調高くドライでゴシックな雰囲気漂うホラーにダミアン君とグレゴリー・ペックが見事にマッチしており魅入ってしまいました。とりわけ最後の狂気と正気の狭間にあるグレゴリー・ペック絶品演技は流石名優。どうして棺が3つじゃないのだろうと思った途端のラストショットはポランスキー作品のようで本作一番の恐ろしさでありました。傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2021-06-26 15:28:08)
11.  おかしなおかしなおかしな世界
口八丁手八丁な著名コメディアン軍団(ミッキー・ルーニー、ピーター・フォークしか分からず:泣)のMIPはエセル・マーマンで、目立ってナンボじゃいの心意気を感じるド迫力に釘付けに。身体に隠し持ったキーを男二人がかりで取り上げられるあられもない姿は飲んでいたコーヒーを吹いてしまった大爆笑シーンでありました。スペンサー・トレイシーはそんな喧噪の中にあって立っているだけで絵になる別格な存在感だったので逃走劇は残念な姿でした。華やかな最期を遂げる若しくは美味しいところを全てさらっていく姿を見たかったものです。特筆ものの手に汗握るカースタント&飛行スタントにスタンディングオベーション。興行的に大成功を収めたというドタバタコメディ超大作はあまり長さを感じる事無く大いに楽しませてもらえました。  バスター・キートンは何処に? やっとこさ見つけたワンシーン台詞一言68歳のお姿は哀しいものがありました。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-20 21:29:00)(良:1票)
12.  オーソン・ウェルズINストレンジャー 《ネタバレ》 
お目当てエドワード・G・ロビンソンのどっしりと構えた立ち居振る舞いが作品に重厚感をもたらしています。ただ、無欠過ぎて、キレッキレ(映像・音楽・演出に気鋭を見る)オーソン・ウェルズの魔の手にかかる心配を感じられなかったのが残念(贅沢)。併せて彼女の生死や如何に!が見どころの一つであるロレッタ・ヤングが今一つ物語に機能していないのも歯痒いところ。時計塔での決着は「カリオストロの城」が影響を受けたと思われるもので、ウェルズはこのシーンありきで本作を作り上げたのでしょうか? どストレートなサスペンスに満足の逸品です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-12-02 16:34:37)
13.  大いなる罪びと 《ネタバレ》 
ドストエフスキー「賭博者」(未読)を脚色したという本作。作家フェージャが列車内でポーリーヌと出会った事がきっかけで、カジノに触れ、小説の取材からのめり込み堕ちてゆく姿が描かれています。グレゴリー・ペックが見せる小説家の内面が実に生々しく依存症の恐ろしさを見せつけられる絶品演技でありました。神に救いを求める姿は「意志弱き私にお力添えを賜りますように・・・」度々願う私には身につまされました。脇を固めるキャストが贅沢でウォルター・ヒューストン、エセル・バリモア親子、カジノオーナー メルヴィン・ダグラス、死神の如き質屋 アグネス・ムーアヘッド それぞれ重厚で、中でもエセル・バリモアの立ち往生ならぬ座り往生は迫力満点。惜しむらくはエヴァ・ガードナー。華のある美しさなのですが、台詞回しに感じる薄さがキャストの中で浮いていました。賭博依存症を描いた傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-19 00:54:33)(良:1票)
14.  お熱いのがお好き
マリリン・モンロー出演のみ知っている本作。ジョージ・ラフト目当てで鑑賞。ワイルダーの笑いと毅然とした態度の塩梅に何時も酔わされている者としては、ドタバタ喜劇に楽しめたものの酔いは回らなかった。敵役ギャング一味は飾り物の子分とステレオタイプの親分で物足りないものの親分演じるジョージ・ラフトのパリッとしたいでたちには若きジゴロが齢を重ねたらこうなるのかっ!と目が釘付け。30年代ギャング映画へのオマージュを感じる場面の数々、バターミルク(ジェームズ・キャグニー)、コイントス(ジョージ・ラフト)、本人の目の前でコイントスをして粋がる若造がエドワード・G・ロビンソンJr、鳥肌もののワイルダーならではの演出に+1点。「完璧な人間は居ない」は撮影時暴君で手を焼かされたというマリリン・モンローへの思いなのだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-13 13:19:00)
15.  黄金(1948) 《ネタバレ》 
ハワード爺さんは酸いも甘いも知り尽くしているのでしょう。器の大きさが違います。ラストの高笑いは「降り出しに戻っても、生きていればいいんだよ」と言っているように感じます。茫然自失のカーティンがつられて笑い出したのには思わず頷いてしまいました。ハワードのように年を重ねた、上司、先輩、師匠が居てくれれば心強い事この上なしです。大金の誘惑に狂ってしまったドブスはハワードに言わせると正直者だからそうなったという事ですが、自分は大金に変わってしまう人間と大金にも変わらない人間の違いは人に対する優しさがある、なしの違いに思います。手に汗握る展開、三人の名演技。見応えのある作品でした。
8点(2004-12-05 12:45:59)
16.  おかしなレディ・キラー
観たいと思ってから40年で念願の鑑賞。 ニコルソン、ベイティ共に結構あくどい事をしています。笑えはしませんでしたが、カラリとした妙な味わいがありました。 結末に不満があったものの、若き二人の生き生きとした姿に満足出来た作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2024-04-21 14:58:28)
17.  オーシャンと十一人の仲間
決行までのテンポの悪さにダレる。アッサリとした決行模様に何一つ盛り上がれず。 そんな時でのジョージ・ラフトご登場に(嬉嬉嬉)1シーンのみではありますが、流石にホンモノの静かな迫力がありました。 そこから結末まで別のスタッフによる脚本演出かのようで結構ワクワクさせられました。
[DVD(字幕)] 7点(2024-03-27 18:39:04)
18.  オットーという男
オリジナルのオーヴェは全く取り付く島もない人物でしたが、同じく偏屈でもオットーは人情味が透けて見えるのは名優トム・ハンクスの功罪なのか。全編画面の隅々に至るまで見える整頓された清潔感が素敵。プロデューサーも兼ね実子と共演、妻も参加というハンクスの意気込みが感じられる良作。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-07-17 10:58:24)
19.  オンリー・ザ・ブレイブ 《ネタバレ》 
アンディ・マクダウェル出演作と言うことで鑑賞。存在感薄い役柄でした。 ホットショットの存在を初めて知り消火活動は見入るものでした。 ブレンダンが見張りに出る時、隊員達と今生の別れになる予感がありましたが、まさかの結末に「これが実話とは!」呆然と。 皆の一縷の望みを絶たれた残酷なシーンが堪りません。 映画化に異論が出なかったのかと思わされる作品。
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-16 02:23:45)
20.  奥様は顔が二つ
グレタ・ガルボの弾ける笑顔でのダンスシーンはお宝映像。点数の全てを。本作が最後の出演というのが惜しいところです。
[DVD(字幕)] 7点(2022-07-04 16:26:15)
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