301. ネバーエンディング・ストーリー
子供の頃の思い出は、かくも美しきものなのか。 思い出深き一本なのだが、改めて見ると微妙臭が漂う。 大人になったことを痛感する一本となってしまったのが悔やまれる。 主題歌は良い、時が経ってもサビ部分を口ずさめた色褪せない一曲。 感動に足るお話ではあるが、今で言う『ハリーポッター』でイマイチ深みが無い。 原作とかけ離れた映画だが子供の頃に与えられたインパクトは事の外大きく、 コレはコレで良かったなと思う。ファルコンの造形は弁護のしようが無いけれど。 [DVD(字幕)] 5点(2006-04-29 04:00:08) |
302. パニッシャー(2004)
《ネタバレ》 制裁者(パニッシャー)のキャラ立てかなぁ、問題は。 主人公の経歴は中々だが、それでは説明がつかないほどの不死身っぷり。 「人に悪をなす者~我が名を知れ・・」の下り、唐突です。 復讐(コレで言えば制裁)を終え、一息ついたところ。 続編に繋げるため、苦し紛れに社会的悪を制裁するキャラに仕立てたのには苦笑。 もう少し流れというものがあるだろうに・・。 アパートに住む3人との交流も中途半端。 大金を渡して、それらのエピソードを有耶無耶にしたのには唖然とした。 トラボルタ演じるボスがイマイチ悪役っぽくなく残念。 妻や息子、側近全てが内容に上手く作用していないのも考えもの。 アクション映画・・なの?といった、派手さに欠ける展開も退屈を誘う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-16 08:43:37) |
303. スターシップ・トゥルーパーズ2
《ネタバレ》 やはり、あの歩兵の銃撃のみじゃバグの集団には勝てないだろう。 あれじゃ戦争は終わらない。 急に3が作られるかも・・という期待と不安が入り混じる感情が込み上げる。 と、2の話に戻ります。 まず・・はっちゃけたセリフや映像の突飛さがまるで無い。 全編暗いので、終始ドンヨリ。 そこまで話は悪くはないが、あの1の続編としては見れない。 よくあるSF映画の一つに成り下がっている。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-11 18:13:51) |
304. マイ・ボディガード(2004)
《ネタバレ》 元・軍属の殺し屋扮するボディーガードの復讐劇。 ボディーガードする娘との交流を描いた前半部分は一時間近くと結構長い。 が、大したエピソードは無い、クリーシーの過去の掘り下げなども無い。 ウォーケンが「死の芸術家」「戦争だぞ」といったセリフを口にするので、 D・ワシントンが一人で組織を壊滅させちゃうんだな、と普通は考えるだろう。 一人一人、拷問を行っていき敵を追い詰めるので期待も高まる・・。 しかし、そんなことはなかった。ラストも自爆するかと思いきやそんなことも無く。 全員無事のハッピーエンドにしちゃえば、と思うほどに中途半端。 オマケにボディーガードできてないのに邦題はボディーガード。 とにかく長い、退屈。ダコタ・ファニングは純粋に可愛いと思えるが、 今回歯の抜け変わりの時期だったらしく個人的にキツかった。 ウォーケンさんの出番が少ないのも個人的に減点対象。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-01 22:38:37)(良:1票) |
305. ふたりの男とひとりの女
ジムキャリーの顔芸が見所、それが全て。 「俺のオゾン~」や「動く標的は狙えまい」に盛大に噴出した。 レネーは綺麗じゃないけど可愛い感じではある。 素直に笑っていいのか判断に困るネタも多い。 あ~、ノリが「メリーに首ったけ」ですね。納得。 ジムは本当に一人芸が上手いと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-25 06:13:44) |
306. コラテラル
《ネタバレ》 導入部はしっとりと、そして渋めで良い感じ。 退屈はしなかったが面白かったか、と問われると首を傾げてしまう。 コヨーテを助けるマックスを見て意味深に物思いに耽るヴィンセント。 コレがラストの打ち合いの際に効いてくるかと思ったらそうでもなかった。 ロスでは日常茶飯事みたいだが馴染みが薄いんですよね、コヨーテ。 いまいち伏線の回収がパンチに欠けると言うか何と言うか・・。 自分で投げた椅子に引っかかって転げるヴィンセントに萌え。 事故っても撃たれても全力ダッシュできるヴィンセントに燃え。 「コレが仕事だ!」といって発砲するも、撃たれてたのは自分だったヴィンセントに萌え。 髪を白く染め髭を蓄えダーティーに決めたのに・・こんなところがトムクルのお茶目なところです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-21 03:33:00) |
307. ニードフル・シングス
《ネタバレ》 悪魔の囁きに耳を傾け、欲望に身を委ねてしまう。よくある事です。 が、これら人間の性質を利用し殺し合いにまで発展させる何でも屋の主人ガーント。 世界中の時代を超えての争いや事件に関与していることを仄めかす、 自爆による特攻でも傷一つ無ければ汚れすらつかない悪魔の男。 ガーントの正体を暴くなど独り奮闘するエドハリスがカッコいい。 ビジュアル等で派手に悪魔的な主張をさせなかったことは評価できる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-28 02:06:57) |
308. シークレット ウインドウ
《ネタバレ》 序盤から事が起こり、小気味よく話が始まる。 だが、起伏に乏しいかな。それ以降サッパリなまま終盤へ。 デップが最初から病的であからさまに変、なんですよね。 こういうのは徐々に病んでいく、その流れが大事だと思うのですが・・。 引き鉄は過去の盗作と奥さんの裏切りなのだがその辺の描写も薄い。 依って、彼の精神を追い詰める材料としては決定力に欠け 最初から最後まで不気味な小説家のまま、という印象を与えてしまう。 自分を取り戻すことなく作られた人格に身を委ねバッドエンド。 デップ自身がスッキリ爽やかとした様でそういった印象を与えないが、 不気味さを醸し出していて、良い演技してるなぁと感じた。 「秘密の窓」「元々の小説の結末(何故、修正せねばならないのか)」 そういった要素が、劇中で上手く働いてないように思えスッキリせず。 氾濫したネタですが、壊滅的につまらないわけではない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-26 01:20:29) |
309. クライモリ(2003)
《ネタバレ》 ラスト、死んだと思わせておいて生きてました。 ホラー、それもこういった怪物物にはお約束です。 彼らは、何なのか。その存在の謎は説明されない、コレもお約束。 何の前触れも無くドスン、ガツンと人を屠っていく様は、 「悪魔のいけにえ」等を彷彿とさせる。 ソコソコの緊張感と恐怖があります。 割とテンポが良かったりする、ありがちなダレもほぼ無かったかな。 個人的にはあまり恐怖を感じなかった、それなりには楽しめたが。 キャスト陣は綺麗なお姉ちゃんとカッコイイお兄ちゃんなど数人。 B級ホラー映画では定番です・・が、最大のお約束であるムフフな場面が無い。 それを期待して見る方はガッカリする事請け合いです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-22 05:05:09) |
310. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 敵の敵は味方、この安直な考え方にお茶を噴出してしまった。 オマケに意気投合し過ぎなのね。 エイリアンの身を剥いで即興で装備作ってあげちゃうし。 主人公はプレデターより足速いし・・そりゃないですよ。 言葉が喋れないのでジェスチャーで伝えるのはいいが、 グ(拳を握る)・・っパ(掌を広げる)で爆発を表現するなんて可愛いじゃないか。 あんた、戦士じゃなくて紳士だよ!そんな人間臭さをプレデターに感じた。 闘いがメインだが、いざ戦わせて見ると面白くない。 果ては巨大エイリアン(もう恐竜にしか見えない)が迫ってくる。 それに対してプレデターが槍を空中投擲する画はカッコ良かった。 大量のエイリアンに対して3人のプレデターは拍子抜け。 予告はまさに『人類に未来は無い』という絶望感に溢れていたというのに! [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-22 03:34:53)(笑:1票) |
311. アイ,ロボット
《ネタバレ》 「ゴーストが宿る」・・・えーと攻殻機動隊ですか? イノセンス用の没脚本で作られたという噂が立った(それはデマだったらしいけど)。 それぐらいタイミングの良い題材。 アシモフの小説をモチーフとするが、宣伝としての意味合いしかなかった。 内容はあくまでわかり易くストレート、意外性は無し。 テーマも「ロボットは差別されてる人々の象徴、その指導者(解放者)がサニー」 だそうだ。 ミステリーやサスペンスとしては弱く、アクションとしての割合が強い。 根深いテーマを内包してるかと思いきや,裏切られました。 普通のアクション大作になっちゃってます。 個人的には主人公のロボット嫌いのエピソードを細かく丁寧に作って欲しかった。 あれでは弱い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-20 16:18:03) |
312. エクソシスト ビギニング
《ネタバレ》 どんなにピンチでも、そこは「エクソシスト(1)」があるので メリン神父は死なない、ってのが前提なんです。 度々それがちらついてしまい夢中になれない。 死なない、どうせ勝つんだし・・と斜に構えてしまう。 メリン神父の過去、悪魔との因縁を掲げてるので どんなものか期待すると肩透かしを食らってしまう。 作中の見せ場である謎も大してショッキングなものでなく、 神父の葛藤(過去)も無難なもので弱く・・全体として地味。 本当に可もなく不可もなく、を体現している。 死体の山に始まり死体の山に終わる、コレを撮りたいがために他を犠牲にしたのかな? と勘ぐってしまう。それぐらい他にインパクトが無い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-20 12:44:01) |
313. ホット・ショット
ギャグの元ネタになっている映画を見ておいてよかった。全くそれらを見ていなかったり笑いの感覚が大きくズレてたりすると正直『駄作』に思えるかもしれません。B級映画として全力疾走しているのでそれはそれでオイシイのかもしれないけれど・・。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-06 16:04:25) |
314. 鬼教師ミセス・ティングル
色物じみたタイトルのクセになかなかどうして普通です。タイトルで損してる感じ。B級映画宜しく鬼教師が何処までも追いかけてくるものかと思った。何も無かった、緊迫するシーンも何も。普通にコメディーだった。学園ものとしては弱い。しかしお約束(男女の絡み)は欠かさない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-04 14:47:17) |
315. ボーン・コレクター
《ネタバレ》 犯人に不満タラタラ。小説の模倣なんて手垢にまみれたネタだし。ちりばめられた謎も謎というには弱し。最終目標はライムだったのだがセルマその他刑事を屠ったのには閉口。そんなら回りくどいことしなくてもいいじゃない、と。サイコでもなければ利口でもない。ん・・手っ取り早く安楽死で満足できなかったんですかね? [DVD(字幕)] 5点(2005-11-02 17:12:29) |
316. マシニスト
あのリベリオンとかバットマンのクリスチャンベールとは思えないあの痩せっぷり。30kgの減量をしての演技、凄まじい役者魂だ。でも事前に彼を知っていたりしないと伝わらないか・・な。とにもかくにも彼に引き込まれないとこの映画は鑑賞辛い、不安感や憂鬱感をかき立てる映像、雰囲気作りしてるし。多重人格物の作品を知っていれば何のことはないストーリーだ。メメントに比べるとわかり易過ぎるのも難点か。見終わるとグッタリするので寝てしまいましょう [DVD(字幕)] 5点(2005-10-28 04:54:12) |
317. リトル★ニッキー
お馬鹿映画なのだがどうにも空ぶってる感が否めない。お馬鹿度が足りないというか中途半端。オジーオズボーンが本当に出てきてくれたときは笑ってしまったが・・。タランティーノも出てきてたりね、出演陣には文句ないけどやっぱり物足りないかなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-23 21:18:00) |
318. IT/イット〈TVM〉
ピエロな悪魔ペニーワイズことイット。郷愁を誘うスタンドバイミーよろしくな前半。 30年前撃退したつもりでいたイットを完全に倒すため思い出の地で再会するかつての仲間たち。そして後半ただただ失速。「浮かぶって何だ?」「光って・・?」「30年毎に人を襲う由来」「あの7人の重要性」等々匂わすだけ匂わしておいてあのクモ落ち。 長い割に深く追求せず中途半端なハッピーエンド。コレで良かったんだみたいな軽いノリでちょっとした思い出話として締める。この消化不良感どうしてくれる [DVD(字幕)] 5点(2005-09-17 20:49:36)(良:2票) |
319. キャプテン・スーパーマーケット
ホラー色が薄い。アクションコメディーって感じ。アッシュがヘタレなのに妙にカッコよく見える。「惚れたぜ」「お前は俺のものだ」結構笑えます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-27 17:13:26) |
320. スクリーム(1996)
ホラーというよりサスペンスの要素が強いです。青春直撃のティーンにホラーにロック、良い感じに弾けてて割と見れるものになってます。お約束加減が良い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-22 01:47:19) |