21. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 正直言って、キューブリックの作品としては残念でした。ホラーとしてはあまり怖くないし、脚本が雑ですね。このころからキューブリックも腕が落ちてますね。 [映画館(吹替)] 5点(2012-05-09 13:43:17) |
22. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 この作品、初見のときは、やはりおおかたの方が語っておられる通り、ラストシーンがさっぱりわけがわかりませんでした。 しかし、原作を読むと、これがすんなり理解できるんです。あの“モノリス”は、進化を促進するものなんですよね。ただ、映画では、ラストのスペースチャイルドが、人類の進化型であることが描かれていないので、ちょっとその辺が難解すぎる結末になってます。その辺が残念。 ただ、ボーマンとハルの攻防はすごいですね。さすがキューブリックです。そこに1点プラス。 [映画館(吹替)] 7点(2012-05-09 09:00:33) |
23. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
とにかくハラハラさせ、時にほっとさせ、時に泣かせる。良い映画じゃないんですかー? [映画館(邦画)] 8点(2012-05-05 08:09:27) |
24. コラテラル
《ネタバレ》 悪役のトムはそれなりにいい味を出していると思う。彼の生き方、彼の死に方に、無常観を持たせているのも良い。娯楽作?として納得できる作品だった。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-05 07:57:06) |
25. エイリアン2
《ネタバレ》 第一作目のファンとしては不満があるものの、これはこれでよくできた映画。削るところのない、上質アクション映画なのだけど、最後の方で、マザーと対峙したリプリーが、卵に銃口を向けると、マザーの指示で、“警備兵”的なエイリアンが、引っ込むところは興ざめした。エイリアン同士が、あんな形でコミュニケーションを取ってるなんて…。 [地上波(吹替)] 7点(2012-05-05 07:24:27) |
26. ライオン・キング(1994)
ん~、なんというか、ストーリーが浅すぎて、登場人物の誰にも感情移入できない。 [地上波(吹替)] 3点(2012-05-03 09:57:02) |
27. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 すばらしい、の一言です。決して陪審員制度に対する批判でもなく、これだけの硬い内容をエンターティメントとして完成させた監督の手腕に脱帽。 特に最後まで有罪を叫ぶ陪審員の背景に息子との確執が隠れていた、という落ちも最高です。 この年、「戦場に架ける橋」が、あったがためにアカデミー作品賞を取れなかったのは残念。こっちの方が、作品賞にふさわしいと思うのですが…。 [地上波(字幕)] 10点(2012-05-03 08:41:39) |
28. インベージョン
《ネタバレ》 サスペンスと言う割には、ハラハラしないのはなぜだろう。主人公の行動に焦点を絞り過ぎて、感染の恐ろしさが余り描かれていないのでは。キッドマン主演でなければ、途中で放り投げたかも。 [インターネット(字幕)] 4点(2012-01-20 15:19:42) |
29. ノウイング
《ネタバレ》 なんだかなァ。前半は面白いんだけど、途中、中だるみがあって、そこで眠くなる。ラストは、どう捉えていいものか…、ああ、そうなんですか、ハイ、分かりました的なエンディングで、感動も無ければ興奮も無い。CGのすばらしさに1点加えました。 [ブルーレイ(吹替)] 4点(2011-03-24 09:52:30) |
30. 第9地区
面白い発想の映画。ただ、ちょっと暴力的すぎるかな。まあ、この手の映画であれば仕方がないか。 ラストは、とても切なくて、ちょっと「マルコビッチの穴」のラストを思い出した。 とにかく面白く見ました。 [DVD(吹替)] 8点(2011-03-01 13:57:48) |
31. シャッター アイランド
多くの視聴者と違って、ラストのオチは全く予想外だった。 だからと言って、この映画が面白かったかといえば、どうだかなァ…。 ただ、結局完治しなかった、というエンディングは良かったと思う。 あれで、なんとか作品として、まとまったという感じ。 以上。 [DVD(吹替)] 6点(2011-02-28 19:05:12) |
32. グリーン・ゾーン
アメリカの思惑、偽情報に関する点をもっと追究する線で映画が進むと面白かったんだけどな。 イラクの重要人物を追っかける話が混ざって、焦点がぼけている気がする。 いずれにしても、見終わった後、面白さが伝わってこなかった。 [DVD(吹替)] 5点(2011-02-26 10:09:52) |
33. HACHI/約束の犬
全体的に(音楽も含めて)暗いトーンなのは、基本的に悲しい物語だからでしょう。でも、もう少し明るくしても良かったかな、という印象です。 ただし、単調な演出は効果的でした。優しい映画、という感じです。ちなみにアヤパンはなかなか吹き替えうまかったです。 [DVD(吹替)] 7点(2011-01-31 10:17:02) |
34. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 まず、最初のリーダーの爆死にリアリティがない。確かに爆風に押されて倒れこんでいましたが、「あれ、助かったんじゃないの?」と思ってしまうほど。 そして、スローモーション。だいたい爆破シーンにスローモーションを使うのは、演出として古すぎる。 以上、最初に興ざめしたのがまずかった。 主だったストーリーもないし、ドキュメントというわけでもないし…。 結局、中途半端なんですよね、すべてが。 だから、ハラハラドキドキ感がほとんど無かった。戦争映画でこれほど淡白なものは最近、お目にかかったことが無かったです。 [DVD(吹替)] 5点(2011-01-18 17:37:44) |
35. サロゲート
《ネタバレ》 突っ込みどころ満載だけど、それは置いておいても、もうちょっと啓蒙的じゃないと納得がいかない。第一、サロゲートを使っても、老いは止められないんだし…。 関係無いけど、サロゲートじゃない奥さんも十分魅力的じゃない? まあ、同じ女優さんがやってるから当然か…。 [DVD(吹替)] 5点(2011-01-12 17:35:10) |
36. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 なるほど、こんな展開もあったかと思わせる映画。ヒットラーが死ぬ映画なんて、希有ですもんね。 でも、ブラピを使う必要があったんだろうか。出演場面にはインパクトがあったけど。 クリストフ・ヴァルツの抑えた名演に1点です。ただ個人的には、レストランのウェイトレスが死んじゃったのはかわいそうだったなァ。 [DVD(吹替)] 7点(2011-01-12 14:18:16) |
37. スーパーマン リターンズ
《ネタバレ》 スーパーマンが子作りしちゃだめでしょー。あくまでも一線を超えそうで超えないのが、彼のあるべき姿です。興ざめしちゃいました。 さらに、スーパーマンが病院に運ばれるのもNG。スパイダーマンじゃないんですから、ユニフォームが破られちゃダメダメ。彼とスーツは一体です。 以上の二点がなければ、活躍シーンはとてもよかったので点数一点おまけしました。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-01-07 09:11:44) |
38. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 冒頭の30分の戦闘シーン。いまさら詳しく語ることもないだろうけど、あの描写で、この映画が、誰が、いつ、どこで、どんなふうに死ぬか分からない映画ですよ、と教えてくれる。すなわち、それが戦争なのだ。それが刷り込まれるから、この映画は、その後も見ていて怖い。敵のホイール音が聞こえてくるだけで怖い。ん~、見事だ。 ただ冷静に考えると、名作「ジョーズ」の二番煎じ風だったなあ…とも思えてくる。その辺が監督賞は取れても作品賞は取れなかった理由なのかしらん。 しかーし、いろんなあざとさがあるにはしても、時に震えるトムハンクスの手、くっつき爆弾を仕掛けるタイミングを逸して粉々になる名も無き兵士、一台の車がやってくるのを見て座り込む母親の描写など、さすがとしか言えないスピルバーグの演出力は誉めたたえられて当然でしょう。 [試写会(字幕)] 8点(2011-01-07 07:45:23) |
39. 抱きしめたい(1978)
ビートルズファンでも無くても、これは楽しめます。でも自分はファンなので、細かい演出に楽しめました。たとえば、冒頭で、コンサート会場の看板が“Beetles”となっているのを“Beatles”に挿げ替えているシーンなんか最高。 結局、仲良しグループが、それぞれの形でビートルズにかかわる演出にはまいりました。 一つ残念なのは、ビートルズ(替え玉)の後姿のかつらの髪形が長すぎること。あの頃の彼らは、まだそれほど長髪ではないんです。そこまでこだわってほしかったなァ。 [試写会(字幕)] 10点(2011-01-04 18:41:39) |
40. エイリアン
《ネタバレ》 世間では「エイリアン2」が評判がいいようですが、あれはアクション映画。本当の“恐怖”を与えてくれるのは、この第1作です。 あの卵の中身がうごめく不気味さ。アッシュがロボットと判明するショッキングな展開。最後まで全体が見えないエイリアンの姿。 初めて見たとき、あまりの恐ろしさに疲れ切ってしまいました。 これこそ、上質のホラー映画の傑作です。 [映画館(邦画)] 10点(2011-01-04 17:52:20) |