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小原一馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 181
性別 男性
ホームページ http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kazuma.Kohara/jversion.htm
年齢 54歳
自己紹介 最近は録画した映画を見るだけで目いっぱいになってしまいましたが、学生時代に購入したテレビがとうとう壊れ、やっと買い換えた液晶テレビとHDレコーダーのおかげでそこそこ映画生活も充実しています。ここでみんなの映画評を確認するのも習慣になりました。

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41.  シン・シティ
三つのエピソードをただ並べるっていうのはあまりに芸がない。この世界にはじっくりひたらせてもらったし、女性陣はやたらセクシーだったけど、ストーリーがねぇ。ミッキー・ロークには驚かされた。大男って役もできちゃうんだねぇ。
[地上波(字幕)] 5点(2007-07-15 21:45:26)
42.  ブリガドーン
かなり退屈です。みなさんもおっしゃるとおり、シドは別の映画で楽しんでください。
[地上波(字幕)] 3点(2007-04-27 22:53:42)
43.  いつも上天気
ストーリーはご都合主義的な調子よさが否めませんが、ミュージカルはダンスが素晴らしければそれでご機嫌です。アステアの上品なステップとはまた違った、ケリーのパワフルなダンスも良いですが、この映画の見所はなんといってもシド・チャリシー。タイトなスカートで、よくぞここまで踊りきっています。ザッツ・エンターテイメントで見て以来ずっと気になっていた彼女の踊りを、この映画では存分に楽しめました。
[地上波(字幕)] 8点(2007-04-27 22:51:26)
44.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
不器用で力まかせな、若さの演出が良かったです。007の伝統をうまく生かしながらずらしてくる戦略にすっかりやられちゃいました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-22 13:31:57)
45.  ミリオンダラー・ホテル
雰囲気はあるけれど、この世界はちょっとつらい。元気なときなら頑張れるかも。
[地上波(字幕)] 3点(2007-03-22 13:18:13)
46.  カサブランカ
ずっと大好きな映画だった。今晩も久しぶりにこれを見てリラックスしようと楽しみにしていたのに、はじまって直後からいらいらさせられるばかりとなってしまった。 映画がはじまってまず気に障るのが、誰もがよってたかってヴィクターがいかに素晴らしい英雄かを説明するような台詞ばかりはくこと。彼が登場する前からそういうお膳立てがはっきりなされて、観客としては彼がどういう人物か判断する必要もない、という感じ。もちろんリックについても同様で、「隠れたところでいかに英雄的なことをしているか」を誰もが吹聴して回るから、彼は単にそれを「それほどでもー」とクールに聞き流していたらいい。はっきり言って、全ての脇役はこの三角関係の主人公たちの英雄性をもりたてるためだけに登場させられる。リックが通行証を手に入れる顛末も、何の現実味もないご都合主義的なものだし、イルザはイルザで過去に自分がしたことをすべて忘れたかのように能天気にサムに「あの曲を弾きなさい」と命令してる。その後でイルザが釈明するように「あなたに会おうというつもりなんてなかったの」と言うんだったら、もちろんそんなことをせず、リックに対する罪悪感からすぐに身を隠そうとしただろうし、あるいは夫のためとか言って何度も彼のところを訪れたりもしなかったろう。彼女の行動をきちんと理解しようとするなら、結局彼女は夫のため・自分のためにリックを利用しようとしつつ、しかも自分がリックを利用しようとしていることを、自分の恋愛感情でごまかし、自分自身さえ騙している。そういう気味の悪い女を、いかにも献身的な女であるかのように祭りあげることで、彼女に対するリックの自己犠牲を聖化する。そしてその自己犠牲の果てがあの浮ついたハッピーエンド。脇役たちはやはり所詮、彼ら主人公たちの妄想的な世界観を実現させるための道具立てにすぎないことを駄目押しで実証している。こうしてボギーやバーグマンに対する幻想が冷めてしまうと、別のあらまでどんどん見えてきて、登場するミュージシャンの誰一人として、音楽にあわせてまともに演奏する振りさえしていないことにもいらいらするし、お決まりのナチの描き方にもうんざりさせられる。植民地で搾取を続けてたって意味じゃあ、北アフリカではフランスのほうがよっぽど罪が大きいんじゃないって、余計なことまで訴えたくもなってくる。
[地上波(字幕)] 2点(2007-03-04 01:04:48)(良:1票)
47.  狂っちゃいないぜ!
前半の独特なリアルにだるい雰囲気で最後まで見せるのかと思いきや、意外な展開で楽しめました。邦題は、いろいろ期待させすぎない効果があり、かえってよかったと思います。
[地上波(字幕)] 7点(2007-01-14 16:59:41)
48.  スリング・ブレイド 《ネタバレ》 
とってつけた偏見のかたまりのようなストーリーで、「世の中にはこういう幻想ってあるよな」というとおりに最後まで進みます。「まさかそんなふうには終わるまい」という期待は、悪い意味で裏切られます(笑)。
[地上波(字幕)] 1点(2006-11-21 23:38:12)
49.  ヘヴン
美しい映画、けっこう染みました。キエシロフスキーの脚本だったんですね。なるほどなぁ。今年一番の作品。彼の映画が好きな人にはこれも楽しめると思います。「愛している」というセリフですが、彼女なりの責任の取り方なんじゃないでしょうか。 
[地上波(字幕)] 9点(2006-11-21 23:06:24)
50.  ベティ・サイズモア
原題の「看護師ベティ」のほうがすごみがあっていいのになぁ。サイズモアって、サイズが増えて、太っていく話かと誤解してました。先の読めない、独創的な脚本にカンヌ脚本賞も納得。いっちゃってるレニーの演技もとてもよかった。「シカゴ」みたいなのはどうかと思ったけど、こういう田舎娘の役に彼女はぴったりだなー。
[地上波(字幕)] 8点(2006-10-24 10:37:17)
51.  タイタス
演劇的な面白さを映画的言語に上手に翻訳してバランスよく描かれていると思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-12 00:14:56)
52.  エドtv
凡庸な設定の割には展開は十分ドラマッチックで、しかもリアル。ラストまで気持ちよく楽しめる。さすがロン・ハワードというような暖かなヒューマン・ドラマです。
[地上波(字幕)] 8点(2006-10-05 22:57:30)
53.  オズの魔法使
現代日本の大人が何も考えずに楽しめる、というお話ではないように思う。はじめから最後まで違和感があり、それがある意味興味深い。 ここでも高い評価を受けているが、本国アメリカでの「古典」としての位置づけはそれ以上だろう。たとえばIMDbの人気投票では全体で88位、1930年代の作品で100位以内に入っている作品は他に四つだけだ。単に平均得点が高いだけでなく、投票総数も4万以上で、1万程度のほかの四つを圧倒している。IMDbの感想を読んでも、アメリカ人の多くが子供の頃にこの作品を普通に見て育っていることが推測される。想像するに、それは僕らが「日本むかしばなし」などを見て育ったのと同じような感覚なのかもしれない。  そのように考えると、僕らにとっての違和感はアメリカ人が当然のものとしているような、その文化への違和感とも言える。 その違和感は物語のスタートからはじまる。ドロシーは大人に囲まれていて、誰も彼女の話をきちんと聞いてくれない。日本において、こんなにも大人の世界は子供にとって圧倒的な壁ではないはずだ。単にまわりに子供がいないという不自然さだけではない。こどもらしい可愛らしいものがそこには一切ない。 物語の構造上、そうした「かわいらしい」こどもの夢の世界はみなマンチキンやらオズらの別世界に移されているというのはわかるが、そのこどもの世界においても僕らの目が出会うものもお世辞にも「かわいらしい」とは言えない奇妙な人々と奇妙な情景に過ぎない。しかもそこは悪い魔女が殺されたことを祝う祭が行われる単純な善悪の二元論の世界である。でも、アメリカ人にはあれは十分「かわいらしい」のだろう。 ジュディ・ガーランドが歌うあの「虹の彼方に」も、映像なしに見れば誰もが大人の女性の歌だと感じる、完成された美を表現している。それは、自分の子犬を守ろうと一大決心して家出した女の子が歌う歌としてはあまりに不自然だ、と僕らには感じられる。 この違和感は、社会における大人的な価値観の位置づけの違いから来ているのだ、と説明できそうに思う。単にアメリカと日本の文化の違いではなく、あの時代との時間的な距離も関係しているかもしれない。アリエスの描いたような大人中心の世界の余韻がまだあの映画には残存しているのだと。 
[地上波(字幕)] 3点(2006-09-04 13:22:46)
54.  ファストフード・ファストウーマン
数人の主要な登場人物に関するストーリーがばらばらに展開するスタートは少々わかりにくいが、だんだん人間関係がつかめてくると目が離せなくなる。ひとりひとりの抱えるドラマの基調は暗いが、暖かい希望がほの見えていてひきつけられる。確かにラストへの展開は夢物語だが、インパラやシマウマの場違いな画像はメルヘンとしての説得力が感じられた。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-10 22:48:20)
55.  五線譜のラブレター/De-Lovely
コールポーターの曲が好きなんでかなり期待していたんですが、がっかりですね。自分の一生をミュージカルにして回顧しているという枠組みの作り方が、話のリアリティを自ら妨げているように感じました。またそういうミュージカルの部分と映画っぽい部分の混ぜ方が中途半端。
[DVD(字幕)] 3点(2005-08-26 12:44:21)
56.  ビフォア・サンセット
よかったなー。Before Sunrise(恋人までの距離)を最近見直してからこちらを見たんですが、期待を裏切らない内容でした。 前作で描かれた出会いがその後の二人の人生の中でどれだけ大きな重みを持っていたのか、ということがこの映画(Before Sunset)のストーリーの大前提になっています。前作に思い入れのない人が見ると、そういうところが、ちょっとナルシスティックな感じに見えるかもしれません。 飛行機の出発時間までの限られた時間、ひたすらしゃべり倒す、そんなお話です。好きな人とこれが最後の時間で、もう二度と会えないかもしれない。そういう状況のなかで、男性のほうが少しでも一緒にいたくて粘り続ける、というのは、眠っていた記憶を揺さぶられる思いがしますね。日常的なレベルでも、終電の時間を気にしながら女の子としゃべる、というのは誰にでも経験があると思いますが、あの感じがすごくよく出ています。 このリアルさは、役者の演技力もそうですが、この映画の表現の<実験的な手法>にも多くを負っているように感じます。他の方も書かれているように、この作品の時間の流れ方は、100%リアルタイムで上映時間がそのまま作品上の時間、というように作られており、長回しが多用されるだけでなく、カットバックでも音声が連続しており、しかもその間ずっと二人はしゃべり続けているんです。そういう<実験的な手法>なのに前衛的な印象はまったくなく、見事なくらい自然で、二人の気持ちがあまりにリアルに伝わってきて、どきどきします。 あんまりリアルなんで、それこそ一発撮りみたいに見えますが、もちろん実際には、テイクを重ねているんですよね。でも容易に天候や光の状態の変わる屋外で、つなぎのない5時から7時半という時間を撮るのは相当大変だったと思います。ハリウッド映画としては異例な、15日間、それも当該する時間帯だけの撮影でこれが完成されたのは驚くべきことだし、逆に言えば、むしろそのくらい短期間にしか撮れない内容だったともいえます。役者が完璧な演技を集中して続けることができてはじめて可能になるのでしょう。 そういう意味でも、ちょっとした奇跡ともいえるような作品です。そしてあのチャーミングなエンディングは文句無く評価10に値すると思います。何度も繰り返して味わいたいと思います。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-22 19:22:04)
57.  恋人までの距離(ディスタンス)
 続編ができたということで妻と一緒に改めて見直した。良い映画という印象は残っていたが、最初に見たときよりも一層深く感じるものがあった。  はじめて会ったときから不思議に話が合い、時間も忘れるくらい一緒に話し続けて、「好き」という気持ちがだんだんに高まっていくけれど、相手も同じように思っているのかわからなくて・・・、という不安と喜びに満ちた恋のはじまりの様子がとてもとても上手に描かれている。自分自身がそうした恋のまっただなかにあったときには、この映画は単にきれいな情景でしかなかったけれども、10年の時を経て見直すと、そうした記憶を強く刺激されるそんな映画に変わっていた。  僕の大好きな映画の多くは、心情の描写のために安易にBGMに頼ることをせず、その場の実際の音を効果的に用いながら、役者の演技にかけるという選択を取っているが、この映画もその代表例と言えるだろう。特にジュリー・デルピーの演技は映画的なドラマチックさとは別の意味での「恋の駆け引き」を見事に表現している。  また役者の演技にかけるという意味では、ひとつひとつには直接意味の無い会話を積み重ねることで、発言の内容よりも、発話行為そのものが伝える関係性に目を向けさせる技術も際立っている。イーサン・ホーク演じる男の「軽妙洒脱な台詞」も、そのように見ればかえってリアルである。  ウィーンを舞台にしながらも、あえて観光名所をはずしながらロケを行うことで、「どこにいるか」よりも「誰といるか」をこのうえなく重視させる恋愛の心理を表現するとともに、ウィーン的にはごく普通の石畳の風景のなかにその街の魅力を上手に生かし、自分のテリトリーの外での出会いという旅のエキゾチズムを演出しているところがいかにも粋だ。  これだけで完結したストーリーとしてあり、続編は不要だったように感じるが、作られてしまった以上、好奇心には勝てない。今からとても楽しみにしている。少し時間をおいて見てみたい。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-10 17:17:41)(良:2票)
58.  25時(2002)
大好きです。とても雰囲気のある映画。陰影のある映像がきれいで、見ているだけでも退屈しない。 主人公とその二人の親友の混沌とした発言、行動が妙にリアルでとても作り物に見えません。音楽はちょっとおおげさかなって思うけれど、登場人物たちの心情などを表現するという意味ではよいかもしれない。スパイク・リーの映画ははじめてなんですが、ぜひ他の作品も見てみたいと思いました。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-04 23:56:09)
59.  Ray/レイ
ストーリー的に面白い、というようなことはあんまりないです。変な回想シーンとかも、ごくふつうに順番どおり見せてもよかったんじゃないかと思うし。ただ話に特に盛り上がりもないのは、そういう人生だったんだろうなと思えば、逆にリアルとも言える。音楽映画としてはとてもよくできていた。見ている間、レイはレイとして、全く疑わずに見れちゃったのはすごい。僕もピアノを弾くんで、その手の映画ではどうしてもピアノのシーンで違和感を感じちゃうのに、これはそれが全くなかった。そういうのにうるさい人も、この映画はぜったい大丈夫。音楽のところだけとれば10あげてもいいくらいだ。
[映画館(字幕)] 6点(2005-05-31 01:01:44)
60.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
 テレビでオリジナルをやっていた後に見たので、どこをどう料理したのかというのが鮮明に見られた。オリジナル版の笑いの基底が、「日本人が、欧米人みたいにダンスをする」ということの距離感にあるので、そうした構造を取り払った後で、表面的に類似するエピソードをどのように位置づけているかが、リメイク版の最大の見所になるはずだった。しかしピーター・チェルソムは、その点で大きな冒険をしていない。同じエピソードががらっと意味を変えるというようなシーンはひとつも見られなかった。その代わり、日本とアメリカの文化の共通点を引っ張り出して、その共通点を基底にして、同じような意味を引き出せる部分を利用する、という作り方をしている。  オリジナルで渡辺えり子が演じたキャラのハリウッド版は、彼女の笑いを研究しつくしており、そっくりさんを見るのと同じような面白さがある。竹中直人の笑いの換骨奪胎ぶりもなかなかに楽しい。竹中の演じた会社の内と外のギャップを、「ユダヤ的orドイツ的生真面目さ VS. ラテン的情熱」の対照に上手に置き換えているのは見事。  ただし同じエピソードに同じような意味づけができそうなものをわざわざ変えている部分には納得のいかない部分もいくつかあった。その一番の点はジェニファー・ロペスの役づくり。第一に、彼女がはじめひたすら主人公に冷たくふるまうということは、後の展開のために絶対必要な線だったはず。また場末のダンススタジオで仕事をしている自分に対する納得のいかなさも、リチャード・ギア演じる主人公のダンスへの情熱から力をもらう、という後の展開のためにやはりなくてはならなかった。もしかしたら監督は、ジェニファーに、「表面的な普通さの下の葛藤」を表現させるという二重の演技を期待していたのかもしれないが、僕にはそれは見てとることができなかった。  またハリウッド版<渡辺えり子>についても、シングルマザーでダンス道楽のために全人生をかけているという人物像は、アメリカでもそれなりに説得力があるだろうに、彼女のサブストーリーは、メインとなるストーリーの陰で無視されている感があった。  そういう意味では、周防監督の<脇役の一人一人までの物語を同時に語りつつ、全体を構成していく>というポリフォニックなストーリー展開の妙をあらためて感じさせられた。  
[映画館(字幕)] 5点(2005-05-09 14:25:33)(良:2票)
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