61. オースティン・パワーズ
冷凍睡眠ってやっぱり寒いって思うものなんでしょうか。それが伝わったのかどうか知らないけど、寒い映画だった。 1点(2004-07-16 23:23:25) |
62. ツイスター
えっ、これにストーリーってあったんですか? 3点(2004-07-16 22:08:56) |
63. ツインズ
あたしこれ結構好きだよ。これぞまさに「映画だから出来ること」じゃないかな。映画ってのは所詮スクリーンの中の虚構の世界なんだしアレでいいと思う。現実には二卵性でもあそこまで似ていない双子っていないけどさ。だからこそ、同時にトイレに駆け込む二人を見てるとつい頬が緩んじゃう。やっぱり繋がってるんだなーって感じでね。一生懸命なデビートを見てると、ヒトゲノム研究が進んで優れた遺伝子をもつ人間だけ生まれて、映画の中のデビートみたいな人間は生まれる前に消されちゃう、そんな世の中になって欲しくないなーって思う。 8点(2004-07-16 21:40:58) |
64. シックス・デイ
結局はシュワ映画って、どんなテーマを選んでいても最終的には「家族愛」に落ち着いてしまう。これはT2以降強く現れた傾向かな。恐らくその辺りから政治的野望を抱き始めたんでしょうかね。これも例外じゃない。公開された時はタイムリーだったし、実際映画はクローンの生きる権利を描こうとしていたのは評価したいと思う。もし本当にクローン人間が出来てしまったら、避けられない問題ですから。でもね、やっぱりそれはそっちのけになってクライマックスは家族を救おうとする良きお父さんのお話でした。しかしそれ以上に・・・ラストはコメントしにくいな~う~ん、でも、「火の鳥生命編」(20年以上前にクローン人間社会の問題を予見!)を読んだことのある私としては、ハリウッドは手塚治虫を超えることは出来ないんだなー、手塚はやはり偉大だったんだなーと、別のところで感心してしまいました。まあ、普通に見る分にはそこそこ面白いし音楽が良かったので点数ちょい甘いかも・・・ 6点(2004-07-11 18:59:38) |
65. ストーカー(2002)
恋愛を抜きにした「仕立て屋の恋」って感じ。わたし的にはあちらの方が上です。エヴァには失笑。アメリカじゃそーいう受け止められ方してるんでしょうか? 5点(2004-07-08 00:50:29) |
66. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 「パルプ」で馴染めなくて「フロム」で怒り狂った私としては、今回もきっと怒ると思ってたのよ。ところがどっこい・・・一体何が起こったんだ。初めて笑ったよ、タラ公の映画で! 「彼はロリコンだった。」 これでスイッチ入っちまった。何なんだよレッドアップル3mgって。今まで下品だと思ってダメだったけど今回は美学みたいなのを感じるからだろーか。テンポもいいしね(あたしゃタラ名物ダラダラ会話が苦手だ)。ヤッチマイマシタね、あんたは素晴らしき脳味噌足らんティーノだわい。9点でもいいが、青葉屋での血しぶきプラス目ン玉のおかげで当分眉間のしわが消えそうにない。しわの本数分減点だ。 しかし。しかーし!あたしがメインで言いたいのはそんなことじゃない。タラ嫌いのあたしがこれを見ようと思ったのは、かの宇宙刑事ギャバン、大葉健二御大が出演していたからであーる。久しぶりにギャバンと対面できるんだから、タラだろうがなんだろうが見るっきゃねえ! ・・・しかし。「さけぇ?まっぴるまからぁ?」・・・この時私の中でギャバンの雄姿は、やる気のない言葉と共に、あの世のシャイダーとは違う遠い所へ光の速さでダッシュしてしまった・・・女である私の胸のエンジンにも火をつけたヒーローは、今じゃただの大根に成り下がったのか??いや、当時から大根だったかもしれない。しかし過去を髣髴とさせるアクションシーンもなく、ギャバンはバカセリフをはく・・・「バカさ、バカさって何だ?(ギャバンの過去を)振り向かないことさ」ってことだったのか・・・愛を込めてためらわず言う。あばよギャバン。よろしく勇気。 ※一部の年代以外の方には分かりにくい内容お詫びいたします<(_ _)> 6点(2004-07-06 18:07:02)(笑:1票) |
67. ウィロー
《ネタバレ》 ラストシーンの抱擁、当時はこれで笑えたけど、今じゃ差別になるんだろうな・・・(汗)でも ああいう彼らだからこそ何か一生懸命抱き合ってる感じでいいと思うんだけどなあ。 7点(2004-07-06 13:01:27) |
68. エイリアン2
ホラー系はどうも苦手でこのシリーズも例外ではないんですが、唯一この「2」だけはまともに見れます(笑)キャメロン好きなせいもあるでしょうが、迫り来るエイリアンなんて吹っ飛ばせ、撃ちまくれ!ヒット作の続編の重圧の中、割り切って自分の色出したのが功を奏しましたね。後に続くキャメロンらしい女性像がリプリーにもしっかり反映されている。これって「今度は戦争だ」ってキャッチで宣伝されましたよね。確かに戦争なんです。戦争の原点とも言うべきもの。自分たちが生きるために、相手が死のうが全滅しようが必死に戦う。クイーンは子供が次々殺される怒りを露にし、リプリー達は人間が宿主にされやがて殺されることに怒る。命を生み出すクイーンがいたからこそ、戦争が持つ「哀」、それこそ「愛」から生まれるが故の哀しみってものがよく出てると思います。クライマックスのクイーンの執拗なほどの追跡がその極北。かといって全体は重たくせず、容赦なくバンバン撃ちまくるのがさっすがキャメロ~ン!ですが今になって改めて見るとセットの精巧さに驚きます。DVDなら全然今と見劣りしないどころか、二次元の世界で作られたCGより実際そこにあるセットの方が確かな存在感があるんですね。「確かにそこに存在する」というリアリティを、CGは勝ち得ることはできるんでしょうかね? 8点(2004-07-06 01:13:48)(良:1票) |
69. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 セガール出番半減。出ずっぱりだったら、ここの平均点半減。 6点(2004-07-05 14:23:45)(笑:1票) |
70. コン・エアー
DEAR ニック、素晴らしいアクションと好人物振りを見せてくれた。20年後には「エアフォース・ワン」のリメイクをやろうと思うから、その時には私が君を主演に推薦するよ。LOVE,ハリソン April 1,20XX 5点(2004-07-05 13:28:51) |
71. エアフォース・ワン
コン・エアーとこれの違いが分からない私は逝ってよしですか? 5点(2004-07-05 13:19:23)(笑:2票) |
72. ハリー・ポッターと秘密の部屋
こんなアホなケネス・ブラナー初めて見た。きっと"ノキシニータス・タカサノホア"の魔法をかけられたに違いない(右から読んでみよう!)。パパさんママさん、お子様に彼はシェークスピア劇出身の名優だということを教えてあげて下さい、初めて彼を見た子がアホ役者と誤解しないように。ハリーが声変わり真っ只中で時々変な声になってたな。スネ夫みたいやん(マジ)。見た目はのび太のくせに生意気だぞ!! まあ前半はミステリー色強くてかなり面白かったけど、蜘蛛の巣を脱出するとこからしらけましたねー。何でやねんって。そこからは「やっぱりこれって賢者の石の続編なのね」的なお話。一番面白かったのはやはり真のラストシーンですな。 5点(2004-07-04 23:20:56) |
73. アメリカン・サイコ
空虚。ストーリーなんてないようなもの。でもかなり意図的。「ドーシア」の予約を取った後カメラが思いっきり引いてベールを映してるけど、生活観のない広い部屋の中にぽつんといるベールがすごく空虚に見えたりする。表面的なスマートさと乏しい実体の乖離、これこそが描きたかったことだから割と許せるかな。もう、うざったいくらい見た目は念入りに仕上げるけれど・・・モノローグでは「自信を持てる自分自身がない」とか言っていたけれど、押付けがましい親切とか音楽についての演説じみたウンチクとか、自分より他人の感情を理解できないっていう方が近いようにも思う。空虚な時代に生きている空虚な人間の物語。でも我らが(笑)ベールのおかげで内省的な部分が加わったのが良かったかな。作中ジェネシスの曲かかった時はすごく懐かしくて感動した(笑) 7点(2004-07-04 17:46:23) |
74. 死霊の盆踊り
ああ、ついにこの日がやってきた。ワーストランキングに初登場1位で鮮烈に現れた「死霊の盆踊り」。ここから「死霊スレイヤー」の聖杯探求は始まった。ツ○ヤどころか近所のレンタル店を当たっても手がかりすら見つからず途方にくれた私の前に一匹の蜘蛛が現れ、レンタル上がりの中古ビデオ通販への道をその糸で導いてくれた。そして、今日---黒猫の男が聖杯を持って、私の目の前に現れた・・・さあ・・・聖杯との対面だ。 しかし何ということか。杯がザルで出来たこの聖杯は、0点はあの「シベ超」で当分打ち止めにしようという私の決意など簡単にろ過してしまった。 山梨、オチ梨、意味梨の内容を語るのも野暮な気もするのでここでは語るまい。ここでは見ている自分自身の心境、状態を正直に語ろうと思う。 B級映画、バカ映画、クソ映画、トンデモ映画、ダメな映画を形容する言葉は数あれど、そのどれもこの映画には当てはまらない、いや、これを一言でどう言えばいいのか的確な言葉が見つからない、さらに一言で片付けてしまっていいのかという気さえして、映画の出来よりも自分の言語感覚のなさを心底悔やんでいた。そして映画そのものと見ている自分自身の脱力感が奇妙なハーモニーを奏で、エクスタシーすら感じてしまう91分。私の意識はすでに現実世界を超越し彼岸へと達し、この情けないほど馬鹿馬鹿しく、最早多くのレンタル店から撤去されまともに振り返られることも少ないこの映画の、冥土での幸せを祈らずにはいられなかった。 ああ、これはまさに聖杯だ、ザルだろうが何だろうが。この高揚感を誰かに話したい。でもおおっぴらにこの映画を好きだと語るのははばかられる・・・まるで隣の奥さんが見知らぬジェントルマンと仲良く歩いている時に目が合ってしまった時のように。いけないものを見てしまったのか?しかしそれ以上に、このザルでできた聖杯に7800ものタイ米をはたいてしまった自分自身こそ、誰より罪深い人間なのかも知れない。そして私が死んだら、あのカンペおやじに導かれ満月の墓場で己の肉体という恥をさらし、ウッド以上の物好きによってフィルムに残されてしまうのだろうか。それまでの心の慰めとして、抱えてしまった罪と秘密の重さを、ここで、「死霊の盆踊りフリーメーソン」で共有することにしよう。 また私はひとつ、十字架を背負ってしまったのだ。ダンボールで出来た十字架を。 0点(2004-07-04 14:08:21)(笑:3票) (良:2票) |
75. フェア・ゲーム(1995)
シンディ・クロフォードは今どうしてるんだろうね?スーパーモデル出身の彼女はミスター・ユニバース出身の現州知事と同じような感じだっただろうが、内容ははっきりいって「シンディ・ザ・グレート」にもなりえていない、彼女は結局「女シュワ」にはなれなかった。 3点(2004-07-03 06:27:23)(良:1票) |
76. クール・ランニング
ちくしょーーー!!ジャマイカの能天気野郎どもに泣かされた!!! 9点(2004-07-02 10:28:02) |
77. マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人
ロジャー&ミーがあって、その次のボウリング・フォー・コロンバインを見て映画っぽくないなーと思った人もいると思いますが、その原点こそがこれです。銃の正しい使い方を教えるマスコットキャラなんてのは彼らしい皮肉が利いてて、しかも最後はちょっぴり物悲しくもなったりして。「隠れNYバスツアー」「人体実験用チキン」もツボで大笑いでした。日本人にはなじみのないギングリッチ議員の女性問題ネタを見ると分かりますが、時事ネタを大衆バラエティとして料理してしまうムーアの手腕は評価できます。言うなれば彼一流のジョークであり、コロンバインも(未見ですが)華氏911も、彼が選ぶジョークのネタがあまりにどぎついだけです。でも1点です。なぜなら、これは映画ではなくアメリカのケーブルTV用に作られたバラエティ番組であり、かろうじて映画といえるのはアメリカ選挙制度の矛盾を突いた「フィカスの木」のお話くらいで(これはムーア自身が短編映画と言っているので)、それ以外は映画として点数をつけることはいたしません。10点÷12(全放映回数)=0.833333・・・、四捨五入して1点。念のため言いますが、TVバラエティとしては断然面白いです。 1点(2004-07-02 05:58:01) |
78. ラスト サムライ
高得点をつけたい要素と低評価にせざるをを得ない要素が混在していて決めかねており、仮の点数として現時点での平均点に近い7点を暫定評価とする。 吉野の里の情景が気になって仕方なかった。山の中を馬にまたがり疾走する侍たちはどうしても中世騎士ものとかぶるし、村の中はひどいもので取ってつけたような鳥居、見下ろした全景がLOTRのローハン城下街と変わらないように見えた。鉄道敷設のシーンも衣装が違えば西部劇と変わらない。アイテムは日本的だがどうしても日本のようで日本でない、日本テーマパークのように思えて仕方なく、そこに日本の心を感じることはできなかった。真剣に作っているゆえにむしろ違和感を禁じえず、その異様な風景は、共に理解し戦うようになってもなお越えられない壁が何か存在する、監督がどんなに日本通だとしてもやはりアメリカ人なのであり、外から日本を眺めている時間の方が長い人間の限界をも示しているとは言えまいか。サムライの美学と言う表面的なテーマ以上に、理解しているつもりであっても自分自身のことではない以上100%理解することはできない、それゆえに対等な立場で心を通わせあうことがどれほど難しく、そして重要か。二時間半の長尺もその思いを後押しする。違う世界に住む人間が心を通わせるには普通よりも長い時間が必要なことを。やはりこれは日本を描いた映画というより、中世の騎士道と同じで、失われた美学に題材を求めたファンタジーであり、ノスタルジーにも似た感傷にこそ感動を覚える種類の映画ではないだろうか。それにしても奈良県の人はこの映画をどう見たんだろう。気になる。 7点(2004-07-01 18:20:53) |
79. 裸の銃を持つ男
《ネタバレ》 全身コンドームは未だに忘れられない。ザッカー&エイブラハムズは馬鹿馬鹿しく下品なのをこれっぽっちも隠そうともおしゃれにしようともしないので大好きです。求む、彼らのようなバカ職人。 9点(2004-07-01 13:45:36) |
80. ホット・ショット
窓の外とかエキストラの1人とか、さりげな~いところまで手抜かりなく小学生並みのバカやっててさすがエイブラハムズ。「風と共に去りぬ」をパロッたシーンではチャーリー・シーンの耳が微妙にでかくなってるのが笑えた。存在そのものがバカの提督は未だに5本の指に入るバカキャラです。これでいてストーリーそのものはカナーリ真面目なのがさらに◎。こんな分かりやすいギャグ映画近頃なかなかないなあ。 8点(2004-07-01 12:09:22)(良:1票) |