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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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101.  ピーターラビット 《ネタバレ》 
ピーターラビットの物語と基本設定は同じだけれど、キャラクター設定やストーリーは児童書である原作からだいぶ飛躍してると言うか、デフォルメしてるというか、実に洋画のコメディらしいアレンジと演出ですね。基本、擬人化されたウサギが最上位にあって人間や他の動物はそれ以下。小ネタも効いてます。アニメ版がほぼ原作を踏襲していたことを考えれば、やっぱりハリウッドだな、と言ったところか。こういう作品、こういうコメディ、好みです。  それにしても、技術革新には脱帽するばかり。ピーターたちが実に自然に実写の世界に溶け込んでますね。まさに命を与えられているといった一挙手一投足。動物たちの自然な動きや表情に釘付けになり、あっという間にクライマックスを迎えてしまいました。  CGキャラが活躍する作品に、また新たな記念碑的作品が登場しましたね。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-04-18 00:34:03)
102.  THE BATMAN-ザ・バットマン- 《ネタバレ》 
幼き日に馴染んだTV版のバットマンのイメージが頭に染み付いているので、映画化される度に画面全体に漂うダークなイメージに戸惑ってしまうのですが、今作でも同様に始めは違和感を感じてしまいました。が、3時間の長尺にも関わらず、全く長さを感じることなく作品世界に没入。過去を引き摺り終始陰鬱な表情を浮かべるブルース青年/バットマン。両親を殺害した「悪」への復讐心と怒りをエネルギーに、日々暗闇に巣食う悪と戦い続ける。確かに強い。様々な特殊装備を身に着け、どんな相手にも立ち向かっていく。けれども、その姿は単に無敵のスーパーヒーローと言う訳ではなく、殴られもするし撃たれもする。スーツを脱げば満身創痍。それでも戦う姿に今までにない人間味を感じました。事件を追ううちに両親の死の真相にも迫り、一度は復讐心が萎えもするけれど、更に核心に迫る中で真実を知り、犯人の犯行に至る心理を知り、彼の心のどこかで欠けていた本当の意味での正義心が芽生えていく。言ってみれば、スーパーヒーローここに誕生!といった物語として受け止めました。脇を固めるゴードン警部補、アルフレッド、そしてキャットウーマンも、それぞれに適役。新シリーズの第二弾が今から待ち遠しいです。
[映画館(字幕)] 8点(2022-03-17 15:48:40)
103.  ジョーカー 《ネタバレ》 
60年代のTVシリーズ「バットマン」を子どもの頃に楽しんだ世代としては、そもそも「ジョーカー=極悪非道の犯罪者」と言うイメージがピンと来ません。どちらかと言えば、道化師の扮装そのものの面白おかしい存在といったイメージが強く(勿論犯罪者ではありますが)、映画版「バットマン」に登場するジョーカーは、アメコミを読まない自分としては馴染みが薄いキャラです。 そんな訳で、「ジョーカー誕生秘話」としてではなく「ある極悪人はいかにして生まれたか」といったイメージで鑑賞しました。 数々の賞を受賞しただけあって流石の見応え。ホアキン・フェニックスの怪演は勿論のこと、母親役のフランセス・コンロイ、隣人役のサジー・ビーツ、そして御大デ・ニーロさんと、意外に少なめの主な登場人物たちがそれぞれにいい味を出していて、長尺なのに一気にエンディングを迎えました。 虐げられて生きて来た者が何を契機に暴発するのか。地下鉄での初めての殺人は、酔客に絡まれていた女性を助けるための正義感に基づいたものではないでしょう。かと言って、自分への暴力に対する単純な防衛反応でもないと思います。いくつかの契機を積み上げた結果、あの瞬間に幼少期から自らを守るために纏っていた鎧を脱ぎ捨てた。いや意図して脱ぎ捨てるまでもなく、一気に剥がれ落ちたのかもしれません。あとは雪崩のように今までの優しさや希望が崩れ落ちて行くだけ。もう誰も止められない。彼は劇中、笑いが止まらない病であるとされていますが、まさに可笑しさも何もない形だけの笑いが以後の彼の全てを支配していくのですね。 「バットマン」の予備知識なしで見ても十分に楽しめるサスペンスでした。とは言え、ここで描かれているウェイン少年との出逢いは、続編を期待せずにはいられないところ。製作の噂はあるようですね。期待しています。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-08 00:43:07)
104.  ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 《ネタバレ》 
今回もハチャメチャの大騒ぎに小ネタを散りばめ、流石に第3弾ともなるとマンネリは否めないながらも、そのマンネリを逆手に取っての面白さでした。ラリーと登場人物との会話のくどさとしつこさも相変わらずで、アメリカンコメディらしいこの辺りの演出を好むか好まないかで笑えるか笑えないかが分かれるところでしょう。回を重ねるごとに観るものを選んでしまっていることはある意味仕方ないのかも知れません。 とは言え、三作とも出演者は勿論のこと監督・脚本等々制作陣が共通していることでチームワークは十分。楽しんで演じ、楽しんで制作している雰囲気が伝わって来て、観ている方も楽しさが増すというものです。マンネリの中にもベン・スティラーの一人二役とか、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンポーズとかエッシャーの騙し絵世界でのアクションとか、新味の追加も十分で、シリーズを締めくくるのに相応しい作品として楽しめました。 これでシリーズは完結なのですね。ラリーが、皆が再び大騒ぎしていても自分は博物館には戻らないと心に決めている(のでしょう)ことで、もう続編はないよと告げられた気がします。 そして、このシリーズのもう一人の主役、威風堂々のロビン・ウィリアムスさんと、若い頃から変わらない存在感で脇を締めてくれていたミッキー・ルーニーさんがこの世を去ったことで、もう続編はあり得ませんね。最終章がこの二人の遺作になったことは、本シリーズにとって掛け替えのない勲章ではないでしょうか。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2021-08-10 22:25:42)
105.  スイス・アーミー・マン 《ネタバレ》 
まさに奇想天外。今まで、サイコな作品以外で、ここまで死体に着目した作品があっただろうか。一見すると死者への冒涜と受け取られかねない死体活用のアイディア。しかし、死体にきちんと役割を与え、感情を吹き込み、本来的にはハンク一人が主役であろうストーリーに、ダブル主役というか寧ろ主役としてきちんとメニーが嵌っていて、冒涜どころかきちんと人格を与え、尊厳を守り抜いている。よくよく考えれば、メニーはどこの誰かも分からない。だいたいからして「メニー」という名かどうかも怪しい。全てがハンクの幻想かも知れない。それでも、あたかも生者の如くメニーに感情移入出来てしまう。これは出来栄えの良し悪しはあるにせよ、脚本と演出の妙と言って良いだろう。勿論、ダニエル・ラドグリフの怪演なしには成し得ないことだろうけれど。見終わった直後は、もう少しコメディ色が強くてもいいんじゃないかとか、もう少し背景を掘り下げた方がいいんじゃないかとか感じてしまったけれど、それをしていないからこそ、各方面で高評価を得たんだろうなとも思える。ただ、普通の映画好きとしては、下ネタたっぷりのドタバタコメディとして大笑いして楽しむ作品として徹底的に弾けるか、人生のあり方、人と人との繋がり、そして命の意味について深く考えさせられる哲学的かつハートウォーミングな作品として深めるか、もう少し方向性をはっきりさせてくれた方が良かったかな?二番煎じを許さないアイディアに敬意を表して、少しおまけの8点献上です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-10 11:32:50)(良:1票)
106.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
実在の偉大なバンドであり、コアなファンは世界中に溢れ、重要な一人を失っていながら今もなお他のメンバーは健在。この強烈な条件を背負いながら制作された作品。批判するのも簡単だろうし、称賛するのもまたしかり。されど、感動したことは隠せないし隠す必要もない。一編の音楽作品として、極めてハイレベルの完成度にあると言っていいのではないだろうか。 2時間余りに集約してしまえば、どんなに優れた人間の人生も結局はシンプルに落ち着いてしまう。死ぬほどつらい生き方であっても、第三者は実感しきれない。客観視してしまえば感情移入はままならない。しかし、そんな全ての疑念やら何やらを吹っ飛ばしてしまうほどの絶大な楽曲のパワー。次から次へと突きつけられる名曲たち。それらの持つ美しさや凄まじさをどこまで再現できたか。それがこの作品の一番の存在意義のような気がする。 とにかく早かった。2時間余りの比較的長尺ながら、時間を感じさせられなかった。そしてすっかり体力を奪われた。まるで本当にライブに参加した後のように。この作品、それでいいんだと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2019-01-03 22:53:09)(良:1票)
107.  シャークネード<TVM> 《ネタバレ》 
少し前に録画しといたのを時間があったので観てみたら相当に衝撃的な作品でした。基本的に、設定も展開も登場人物の感情や行動などなども、すべて出鱈目なので、割り切ってコメディ感覚で観るべき作品です。最初のなんだかよく解らない闇取引のシーンはまあまあ許せるのですが、やっぱ水の中でも動いてなきゃ死んでしまうとさえ言われているサメが、堂々とトルネードの中で元気いっぱい生きているとか、サメの大群に襲われて犠牲者続出なのに呑気に海辺のバーで飲んでいる人々だとか、サメに足を齧られても普通に歩いている準主人公とか、手製爆弾でトルネード(そもそもなんでハリケーンでトルネード?)の原因となっている空気の寒暖差を吹き飛ばして問題解決とか、あぁやっぱ出鱈目だ。こんな大騒ぎなのに軍隊も出て来ないし、警察もハマーに追いつけないし。で、解ったんです。そうか、やっぱこの作品はその辺を楽しむべきなんだと。ひまーな時に観てください。  (追記) CSでシリーズ6作を二日に分けて一挙放送していたので、初心に帰って第一弾から再観賞しました。結果、反省です。以前観た時はサメ映画についての認識が不十分でした。本作こそが所謂「サメ映画」の基本ですね。 サメが出る。人を喰う。サメをやっつける。犠牲も出る。ここまでは「ジョーズ」で既に完成形が示されたように思えるのですが(ちなみに「ジョーズ」は自分的には「サメ映画」ではなく「海洋パニック作品」とカテゴライズしています)、「サメ映画」を標榜するにあたっては更なる仕掛け(殆ど飛び道具)が必要だと思うのです。本作では「サメが空から降る」「街中をサメが泳ぐ」「室内に居てさえも喰われる」という常識外れのアイディアが盛り込まれ、更には「チェーンソーを構えて自らサメの体内に飛び込み中から退治して出て来る」という究極的退治法まで披露しています。更に更に「SHARKNADO」という造語タイトルも先駆的で、後の多くの作品のタイトルのヒントになっていることは間違いないと思います。 この作品は「サメ映画」の金字塔。改めて素晴らしい作品であることを思い知りました。以前に「良」評価をくださった方には申し訳ありませんが、評価内容と点数を訂正させていただきます。(3点→8点)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-08 22:11:51)(良:2票)
108.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 
昔の娯楽ラインのアメリカ戦争映画は、リアリティじゃなくって娯楽性を追及して(戦勝国万歳的に)作られてた。でも、その後只管リアリティに満ちた作品(初めの頃は感情的に、徐々に視覚的に)が作られ、今や寧ろ反戦的であることが主流なので(当然か)娯楽一辺倒な作品は少数派。そんな中で、この作品はどっちつかずの印象です。だから不満なレビューも多いのかな? ブラピ演ずるドン・コリアーの死への決意や、ノーマンが若いSS兵に見逃してもらうところ辺りは、日本映画で描かれる武士道的なシーンを思わせ、変わったな~、アメリカ戦争映画というのが一番の印象です。
[DVD(字幕)] 8点(2016-02-14 11:27:13)
109.  イコライザー 《ネタバレ》 
予告編で大いに期待して観た作品。うん、期待どおりだった。ひさびさにカッコいいワシントンおじさんを見させていただいた感じ。復讐モノはいいな。主人公のやってることが少しばかりヒドクたってOKな気分でいられるし。てか、ヒドイ方が溜飲下がるし。あぁスッキリ♪ あ、細かいこと言わないって条件付きですけどね。  (追記) 第三作が封切られるにあたり、第1作、第2作と連続して鑑賞し直しました。やはり、本作のマッコールは良いですね。ヒーローとしての姿が逞しく美しい。無敵は無敵でなければいけません。お約束のピンチは不要。なので、ラストのホームセンターでの戦いの中で、唯一巨漢の相手に苦戦するのはイマイチ要らないです。手こずる理由が解らない。割れた鏡を武器にしないでもいいでしょ。そこだけが不満です。とは言え当初の8点献上は維持したいと思います。やはり爽快。よくよく考えるととんでもなく残酷な物語ですが爽快。第2作は個人的には少々不完全燃焼だっただけに最新作に期待します。
[DVD(字幕)] 8点(2016-02-14 11:01:20)
110.  エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
これでもかというキャスティング。面白くないわけないじゃんという粗い期待感に見事に応えてくれる超豪華B級アクション大作。回を重ねる度に内容も充実して来てるんじゃないかという感じもあり、この際やれるだけやってちょうだい!と言わせていただきます。細かい感想は既に皆さん書き尽くしてくれてるので補足なし!ただ単純に面白かった!超おまけの8点献上です。
[DVD(字幕)] 8点(2015-11-01 23:14:08)
111.  スウィング・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
ゾンビ系の作品にはどんでもないものが数多ありますが、この作品は一風変わった人間ドラマとして作り手の意欲を感じます。 主役の二人は、ありがちな凸凹コンビ。仲が良いんだか悪いんだか、しょっちゅうぶつかりながらも支え合って世紀末を生きている。そこには悲壮感や飢餓感は表出しておらず、只管お気楽な日々が描かれている。でも、よくよく考えると、ゾンビ蔓延、孤立無援という状況の中では、この二人の在り方もある意味現実的じゃないかと思えてきます。コメディなのかというと、ちょっとヒューマン系にシフトしている。笑えるシーンもたくさんあるけれど、笑いに特化したゾンビ映画じゃない。このある意味中途半端な雰囲気は、ストーリーが進むにつれ着実に作品世界に感情移入させられていく上での重要なポイントだと思います。 ラストシーンはいろいろ意見が分かれるところでしょうね。なんでその選択?みたいな。でも、それもよくよく考えればありなのかもしれない。ボルボのステーションワゴンに籠城した二人が、どうせ外に出るのなら何故そこまで粘った?きっと本当にあんなシチュエーションになったら、大抵の人は同じ選択をするのかもしれない。追い詰められて追い詰められて、人は最後の選択が出来るのかも。 これ、意外なほどの意欲作と思いました。ちなみにグロシーンは非常に少なく、比較的ゾンビが綺麗なのも特徴かな?それって低予算というだけの理由じゃないと思うのです。作り手の意図を感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2015-10-24 12:37:53)(良:1票)
112.  ローン・サバイバー 《ネタバレ》 
実話ものというのは、それが実話だと言うことで全てが説明されてしまう。それでいいのだけれど、それだけに虚しい。だって結末は確定してしまっているから。 あぁすれば良かったとか、こうすればこうなったのでは?などなど、思いを巡らせることは簡単に出来るけれど、実際に戦死した人々の結末は変わらない。 一人ひとり感想は違うにせよ、ここからどんな反省を共有できるのか?それが問題じゃないのかなぁ… この作品、決して「アメリカ万歳」ではないような気がします。
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-27 00:39:43)(良:1票)
113.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
原作未読、未見なので純粋にこの作品についてです。 いかにもハリウッドのSFアクション大作というこの作品、はっきり言って面白い。キャスティングも演出も文句なし、ちょっぴりコミカルな小ネタを交えたスピーディな展開は全く飽きさせることはありません。丁寧な作り込みです。みんなでワイワイ観るも良し、ひとりでじっくり観るも良し。かなりハイレベルなエンターテインメントですね。 ただ、冷静にストーリーを考えてみると今ひとつ釈然としないものが…それは本作の中心を成している時間のループ。あたかもゲームのように、幾度もリセットしては少しずつ先に進むストーリー(現実的に考えれば、ひとりループを体感している主人公は、超人的な忍耐力の持ち主としか言いようがありません。)が展開しているところは良いのですが、最後の最後になんでそこに戻るんだろうか…?過去を変えてしまうことによる現在への影響を描いたタイムパラドックスものとは真逆な結末。未来を変えて過去が変わるというのはどうも腑に落ちない…まっ、いっか楽しいんだから。 あっ、それともひとつ。邦題は原作の題名みたいですが、本作の原題の方が作品内容を映していてカッコいいかな?
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-21 23:40:22)
114.  LIFE!(2013) 《ネタバレ》 
ストーリー自体はホントにベタなんだけれど、妄想というスパイスを効かせた上に美しい絶景を並べ立てた映像は、ストーリーさえも壮大なラブロマンスに思わせてしまう素晴らしさ。それに、なんと言ってもベン・スティラーがいいですね。こういう役はハマリますね~。思わず8点献上です。 ちなみに、主人公の妄想癖で「めぞん一刻」の五代君を思い出してしまいました。これって、程度の差はあれども誰にでもありませんか?
[DVD(字幕)] 8点(2015-03-15 23:17:34)
115.  ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 《ネタバレ》 
予備知識なしで観て吃驚の作品。自分の中の「良い人」にとっては倫理観、道徳観などなどから限りなく0点的作品。でも、自分の中の「悪い人」が評価したら高得点必至の大爆笑作品。迷うところですが、ここは高得点ということで。 爆笑ポイントは作品全体に溢れてますが、個人的にはチャニング・テイタムのシーンが衝撃だったかな? この作品はNG集が欲しかったな~。大真面目に撮ったんだろうけれど、作品全体が冒頭のパーティの続きみたいな作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2015-03-09 02:25:06)
116.  マチェーテ・キルズ 《ネタバレ》 
ジェシカがあっさり頓死してしまうのは哀しいのですが、前作同様のお馬鹿アクションのオンパレードには大いに満足。ただ、ちょっとストーリー性を持たせ過ぎたかな?もっと適当でも良かったような気がします。 豪華競演陣も楽しいですね。軽く扱われていても、本人は気にしていない風なのが良いです。そんな中で、映画初出演のレディ・ガガはイマイチ壊れ足りないような気がしますけれど、期待通りのチャーリー・シーンにはある意味この手の作品における安定感さえ感じます。 ただ、最初と最後を結ぶ第3弾SF作品については、今度こそフェイクで終わらせるのが遊び心だと思いますけれどね。 ちなみに前作は「マチェーテ、メールしない。」がお気に入りの台詞でしたけど、今作では「マチェーテ、ツイートしない。」がツボでした。
[DVD(字幕)] 8点(2015-02-22 11:09:21)
117.  クロニクル 《ネタバレ》 
皆さんの高評価に納得しました。決して分厚いヒューマンドラマではないのに、しかも超能力なんていう飛び道具を使っているのに、中盤ちょっとウザクなる主観映像なのに、充分寓話の世界に惹き込まれました。 一見お馬鹿でお調子者の2人に連れられて危険領域に連れ込まれた軟弱ひ弱偏屈少年。もしや2人にのせられて悲劇に陥る根は優しき少年かと思いきや、実は怒りに身を委ね冷酷無比な自己中心的凶暴少年であった主人公アンドリュー。折角手に入れた親友に心を許せず結局は破滅していく。君のために死んでいったスティーブや、君の暴走を終わらせたマットの心を理解することの出来なかった君は、真に不幸としか言いようがない。我侭なままに友の人生を狂わせた君は被害者ではなく加害者のまま。あぁ悲劇だ。  ちなみに、洞窟のシーンは「トミーノッカーズ」を思わせ、空飛ぶシーンはスーパーサイヤ人かと見まがう?などなど、なんだか既視感漂うけれど、凝縮された充実の1本でした。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-23 16:27:38)(良:1票)
118.  タワーリング・インフェルノ
実に40年ぶりに鑑賞しました。当時映画館で観て大変な衝撃を受けたことを覚えてますが、今、改めて観てもその迫力は変わらないですね。 台詞回しや演出、リアリティなど、細部は時代を否めませんけれど、当時連続して制作されたパニックムービーの大作、「ポセイドンアドベンチャー」や「大地震」と並べて一歩も引くことのない傑作だと言うことを再確認しました。
[地上波(吹替)] 8点(2014-01-03 01:38:29)
119.  SAFE/セイフ 《ネタバレ》 
あいかわらずカッコいいの一言に尽きるジェイソン君。落ちぶれて場末のファイターとしてこき使われていたって全然カッコ悪くない。自殺企図で地下鉄の駅に突っ立ってたって、飛ぶ込むなんて思えないぐらいに生命力が溢れ出てる。 そこに現れる天才中国人少女。始めのうちは全然カワイク思えないけれど、徐々に輝きを増してくる。地味ながらなかなかの存在感を放つ子役です。 なんとなく「レオン」っぽく戦い抜く男と少女。ワンパターンになりそうなジェイソン・アクションですけれど、今回もカッコいい! 
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-09 19:05:55)(良:1票)
120.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 
タイムパラドックスを扱った作品は多々あれど、この作品はかなり緻密にタイムトラベルについて表現出来ていると思います。 既に皆さんが指摘している数々の場面も、きちんと説明出来ているのではないでしょうか。例えば、近未来のスラム街の荒廃ぶりやクルマや武器のアンバランスは、何らかの負の出来事があった後日談として捉えれば寧ろ当然のあり方とも思えますし、主人公の友人の受けるリンチの凄まじさは、マフィア的集団ならではの「見せしめ」あるいは「思い知らせ」の手段であり、未来の人物を殺害するより残虐性が前面に出るからこその凶行だと思えます。 ラストシーンも単純には受け取れませんね。母子の愛情が未来を救うのか、運命は変えられず、結局別ルートでレインメーカーは登場することになるのか。観終わった後にも考えさせられる余韻があります。 観る前は、予告編だけの印象から「ターミネーター」シリーズのアレンジ版かと思ってましたがだいぶ違いますね。独創性と良く練りこまれた作品に8点献上します。  追加:改めて考察してみたのですが、レインメーカーが「ループを閉じる」理由が理解出来ないです。(以下、限りなく独り言です。) 現在の自分が未来の自分を殺す。 ひとつには、30年後の自分の運命を知ってしまうのだから、予測して回避可能となり、自分が自分を殺すという未来が到来しないかもしれない。そして、そのことが社会全体にもたらす影響は予測不能。 また、もうひとつには、未来の自分を殺したことによる精神的なダメージは多大であるものの、現在の自分の肉体には何ら影響が出る訳もなく、時間の流れが一人ひとりの1本の糸だと考えれば、残り30年で回転し続けるだけ。個人への影響であって社会全体には何も影響がない。 そう考えるとレインメーカーは何故「ループを閉じる」のか?もしかしたら、悪の勢力ではなくタイムマシンを全廃し歴史の健全性を確保しようとしている人物なのか?だとすれば、シドを助けたことで彼の運命が変わり、必ずしも「ループを閉じる」行動に走らず、結果、30年後の悪の繁栄を助長しかねないかも知れない。そもそも、過去に送り込んでルーパーに処刑させる行い自体が本当に悪なのか? こうやっていろいろ考察して楽しめるってことは、やっぱり良作なのかな?
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-02 23:13:27)
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