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101.  フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》 
十分面白い映画なんだけど、タイトルには偽りありかなあ。 無敵のフェラーリに対し、果敢に戦いを挑むフォードのレーシングチームの熱い物語!ってのを期待していたんですが、とにかくフォーカスはひたすらケン・マイルズ(と家族)にあたっており、映画冒頭で主役然として出てきたシェルビーの描写すら、中盤以降は足りないのでないかと感じるくらい。 いわんや、なかなか貫禄あって良さげだったフォード2世やエンツォの両社長の出番においておや。 チームのメカニックの人々や、ライバルレーサーの描写などももう少し織り込めればもっと面白くなったような気がします。
[映画館(字幕)] 6点(2020-01-13 17:20:57)
102.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
一言でいえば、主張がぶれている、に尽きる。ちなみに、当方1~3までは大好きです。「3」のラスト、アンディからボニーに持ち主が変わったところで、いずれ飽きられて捨てられるかもしれない、というおもちゃの残酷な運命は何ら変わっていないということは、分かっちゃいました。だけど、このシリーズの一貫した主張「おもちゃは持ち主に愛されることが至上の幸福である」があればこそ、あの幸福感と喪失感の混然一体となった最高のエンディングとなったのでしょう。まさかそれを根こそぎひっくり返してしまうとは。 今更、「2」のアンディのもとに帰るか、東京の博物館に行くのか、どちらが幸せかと同じ選択をやるとは思わなかったよ。しかも今回は結論を変えちゃったし。 続きを作るのが難しいなら、無理して作らなくてもよいのに。 映画のクオリティーが低いわけでは決してありません。でも、見る前の大きな期待感に反し、残念ながら見終わった後に得たものはなんとも言えないもやもや感でした。  ・・・!!・・・ちょっと待てよ。思い出した!確か前作の冒頭で、緑色の小さい兵隊の人形って、「アンディは成長した。作戦は終了した!」とか言って、勝手に家を出て行ってなかったっけ?ということは、今回ウッディが悩みに悩んで出した答えは、実はおもちゃによっては初めから当然のことと考えているということか?じゃ、持ち主に愛されることがおもちゃの幸福、というのは、劇中でボーが指摘していたように、この世界観の普遍的な真実ではなく、あくまでウッディの価値観だったということ?それならこの展開もありなのか!そこまでひっくり返すか、ディズニー!!恐るべし。
[映画館(吹替)] 6点(2019-07-15 14:40:38)(良:1票)
103.  ブラック・クランズマン 《ネタバレ》 
なかなかスリリングなクライムサスペンスもので、結構楽しめました。 でも、見ている間中、次の2点がずっと気にかかってました。 1・これだけ人間のダークサイドを強調する内容の映画が、よくもまあレーティングがGであったもんだ。確かに暴力的なシーンや性的なシーンはないけれども、正直中学生以下の子供には勧められないな。 2・なんでまたこんな古い60ないし70年代を背景とした物語を今頃映画化したのか? 後者については、ラストの実際の映像と逆さの星条旗を見たところで納得はできましたが。というか、映画全体が、あのラストシーンにつなげるための長ーい前振りということね。 それにしても、やはりアダム・ドライバーはなかなか良い俳優ですね。カイロ・レン役がどうしてあんなに魅力がないのかが不思議なくらいです。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-28 23:48:20)
104.  グリーンブック 《ネタバレ》 
良い映画ではあるんだけど、既視感たっぷりのありがちなバディ物で、ちょっとずつ物足りない感じ。 おそらく、抑えめの演出や、型にはまったようなエピソードをあえて避けているのは狙ってのことなんでしょうけど、淡白すぎ。 冒頭、黒人さんが使っただけのコップをゴミ箱に捨ててしまうようなレイシストの主人公が、ドクターと仲良くなっていく過程は、本当はもっと盛り込むべき物語が欠けてしまっている印象。 タイトルにもなっているグリーン・ブックが大して活用されないのも消化不足。 トニー役は、もっと強烈な悪役面した俳優のほうが良かったかもね。昔であれば、ジョー・ペシとか。ヴィゴ・モーテンセンでは、老いて腹が出たとはいっても、さすがにかつての中つ国の王様で、最初から善人のオーラがにじみ出てしまっている。もっとも、タバコの量はだいぶ増えたようだけど。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-05 01:03:49)(良:1票)
105.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
そもそも、前作で明らかに死んじゃってた人を、何のひねりもない設定で生き返らせちゃったような話ですから、ストーリーの合理性に関して言うと、まあ滅茶苦茶なんですが、アクションシーンの素晴らしさと、ギャグの切れのよさがひたすら炸裂する、娯楽映画の大快作です。エルトン・ジョン登場シーンは、もう反則とも言える面白さでした。 ただ一つだけ・・・ミンチのシーンだけはいらなかったなあ・・・(ここだけで-2点)
[映画館(字幕)] 6点(2018-01-06 09:22:43)(良:1票)
106.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 
最悪の終わり方をしたBvSでしたが、本作でだいぶまともな路線に戻してくれました。劇場でかかるトレーラーの他は、一切の情報を仕入れずに観たので、彼が再登場するとは思っておらず(最初にキャストのところで俳優の名前を見たときも、回想シーンで登場くらいかな?と思ってました)、素直に喜ぶことができました。アメコミヒーロー多しといえど、やはり最強の称号は彼に与えられるべきものでしょう。それゆえに、敵も含めて、他のスーパーパワーの方々の影がだいぶ薄くなってしまうのは仕方がないところですが。 例によって続編を示唆する終わり方でしたが、もう無理に作らなくても・・・と思います。
[映画館(字幕)] 6点(2017-11-25 19:26:07)
107.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
キャスティングの際に、監督クリストファー・ノーラン(N)とマーク・ライランス(R)、トム・ハーディ(H)の間にこんな会話があったのではないかと推測。  N「やあ、マーク。今度の私の新作に出てくれないか?君にぜひ演じてもらいたいピッタリの役があるんだ」R「へえ、どんな役だね?」N「国のために命を賭けることを厭わない信念の人さ。自分の使命を果たすためには、たとえ家族が犠牲になろうとも、涙一つ見せない気骨のある親父を演じてもらいたいんだよ」R「・・・なんだか、この前演じたスパイ役と寸分違わないキャラクターに聞こえるんだが・・・」N「だから言ったろ。君にピッタリだって」  N「やあ、トム。また次も私の新作に出てくれよ。君にピッタリの役があるんだ。今度は、ダークナイトとは違って、完全にヒーローの役だよ」H「へえ、どんな役なんだい?」N「窮地に陥った友軍を救うために孤軍奮闘する、英国空軍のエースパイロットさ」H「おお、いいねえ!・・・(脚本を読んで)・・・なんだよ。最初から最後までコクピットで座っているだけかい。おまけにずっとマスクをかぶりっぱなしじゃないか!」N「だから言ったろ。君にピッタリだって。また今度も、眼だけで語ってくれよ。期待してるよ!」
[映画館(字幕)] 6点(2017-09-14 00:38:59)
108.  カーズ クロスロード 《ネタバレ》 
予告編を見て勝手に、事故で再起不能と思われる怪我を負い、絶望して引き籠るマックイーンが、周囲の人に叱咤激励され、己のアイデンティティーを取り戻し、勝てる見込みのないレースにそれでも復帰するまでの過程を描く男のドラマ・・・を予想しましたが、子供向けにそこまでシリアスにはしないわな、やっぱり。全体的には楽しく観たのですが、クライマックスでのドライバー交代(正確な物言いではないですが)をOKとしてしまうシナリオには無理があります。それなら素直に、最後のトレーニングでの敗北→レースエントリー時の引退決意&世代交代、で良かったんではないでしょうか? 選択肢なく吹き替え版を見てたのですが、エンドロールの歌を「カッコええなー。誰の歌?」と思って聞いてました。最後に奥田民生と判明。ああ、昔好きでよく聞いてたわ。すっかり忘れていたけど、好みは変わらないのね。この歌、一緒の回で観ていた見知らぬ小学生たちが、口ずさみながら劇場を出て行きました。小学生の心に響く中年のロック、すごいです!
[映画館(吹替)] 6点(2017-07-25 00:51:58)
109.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
力作ではあったけど、ストーリーが平板で盛り上がりどころを欠いた感じかな。コングが得体のしれない凶暴な怪物でしかない前半の方が面白く、原住民のエピソードにより島の守り神であることが分かってしまう後半は尻すぼみ。 主人公の傭兵役の人も、登場のシーンでは相場以上の報酬を要求するなど、アウトロー感あって期待できそうなキャラクターだったのに、実際の振る舞いはただの英国紳士でしかなく、影が薄かったのが残念。 逆に、「シカゴ」では存在感がまるでなかったミスター・セロファンは、大変目立ってました。「不名誉より死!」
[映画館(字幕)] 6点(2017-04-16 20:03:59)
110.  アサシン クリード 《ネタバレ》 
(ゲームが原作であることなど、全く知らずに観た感想です) 序盤、思ったことは「こりゃ、TIMEやトランセンデンスと同じトンデモSF系映画だわ。観るんじゃなかったかな」でしたが、それでも脇役にまでしっかりそろえた豪華俳優陣と、周りの世界を小バカにするマイケル・ファスベンダーの心情に自分の気持ちを重ねることでなんとか辛抱して見続けていたところ・・・暴力性は人間性の本質であるとか「真実に盲信する世界に真実はない」やら「法と秩序が支配する世界で許されないことは何もない」(うろ覚えです)とかいうような、妙に深い哲学的なテーマが顔をのぞかせ、中盤には「こりゃ、インディアナ・ジョーンズとダ・ヴィンチ・コードを合わせたような新ジャンルの傑作の誕生か!?」というくらい期待が膨らみました。 んがしかし、終盤の研究所での反乱あたりから話はグダグダになり、最後は陳腐なダーク・ヒーローの誕生で終わってしまいましたとさ。いやー、実に惜しい!もう少し終わり方がしっかりしていれば、と思わずには居られませんでした。 もうひとつだけ文句を。アクションシーンの編集が下手で、何が何だか分からないシーンが多すぎです。
[映画館(字幕)] 6点(2017-03-10 00:52:23)
111.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 
現代の映画表現においては、「善玉が悪人をやっつける」という図式は成立せず、どう取り繕っても「善玉が悪人を殺害する」になってしまう。(既に四半世紀も前に「許されざる者」で示されていることだが)おまけに、主役の7人がそろいもそろってアウトローぞろいのため、最初のガンファイトでは、奇襲をくらってばたばた倒される敵側のほうが気の毒に思えてしまうほどだった。 今回の7人は、戦う理由が殆ど個人の胸の内だけにあり、そのため本来主役であるべき街の人たちとの関係はほとんど描写されない。C.プラット演じるファラデーのキャラクターは好感が持てたので、例えばお得意のカードを利用して、街の子供たちとの交流を描くなどすれば(つまりチャールズ・ブロンソン的な役柄にする)、最後の決死の突撃のシーンでもっと盛り上がったのになと思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2017-02-04 09:10:00)
112.  インフェルノ(2016) 《ネタバレ》 
原作既読。 下のほうでも指摘されてますが、ヒロイン・シエナの役どころと、総監のキャラクターの変更は、全く頂けない脚色でした。 あと、これは原作においても最大の弱点なのですが、ゾブリストがウィルスのありかを示す手の込んだ手がかりを残す理由が全くわからないのですよね。ここは脚色された本作でも解決されてませんでした。 今回では、ラングドンの謎解きも割と単純で、シエナに先を越されてしまう場面が少なくとも2か所あったりして、過去2作ほど鮮やかとは言えない感じでした。今作では、過去作のダ・ヴィンチやベルニーニのようには、ダンテにまつわるうんちくがあまり語られなかったのも残念。 それでも、フィレンツェ→ヴェネツィア→イスタンブールと、世界の文化の名所を巡る旅は十分贅沢で楽しく、先に原作を読んでなければもう1点プラスできたと思います。 ああ、そうか!書いていて気がつきました。なぜロスト・シンボルを映画化しないのか、とずっと思ってましたが、映画の舞台がワシントンDC限定では、アメリカ人にはつまんないのか!
[映画館(字幕)] 6点(2016-11-03 01:01:51)
113.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 
最後の最後に、ディカプリオが意味ありげにこちらを見つめるし、「復讐の先に、何があるのか」なんて宣伝コピーがあるので、何かしら現代社会への風刺かメッセージがあるんかいなと深読みしようとしましたが、わかりません。 単純に、アメリカ西部開拓時代の、壮絶サバイバルものとして理解しました。この映画のディカプリオはアカデミー主演男優賞というより、寒中ガマン大会でよく頑張りましたで賞に値します。 風景描写は見事だし、面白くないわけではないのですが、なんとも暗い話だなあ。やっぱりこの監督さんは苦手です。
[映画館(字幕)] 6点(2016-04-28 00:53:04)
114.  クリード チャンプを継ぐ男 《ネタバレ》 
皆さん割と高評価だったので期待しすぎたのか、残念ながら私はそれほどのりきれずでした。やはり、ドニーがボクサーへの道を選ぶことの動機にいまいち説得力がなかったです。彼が見もしなかった父親に対する何らかの思いを募らせるエピソードが、一つは必要だったかと。あと、音楽はいかにも現代の若者向け(しかも特にアフリカ系アメリカ人向けか?)風で、オールドファンの私には違和感大でした。 それでも久しぶりにロッキー(決してスタローンではない)に会えたことはうれしかったですね。
[映画館(字幕)] 6点(2016-01-15 22:09:35)(良:2票)
115.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
スター・ウォーズと言う割に出来事が全て半径50km圏内で起きているかのような狭い世界観、強大な戦力を持っているはずなのにどうにも攻撃の手が緩い帝国軍、銀河の危機がかかっている割に妙に杜撰で能天気な作戦計画を立てる共和国軍。製作陣が一新されて、私が感じていたこれらの不満を解消してくれるのではないかとひそかに期待していましたが正反対で、JJ氏は、本シリーズが築き上げてきた世界観をきわめて忠実に再現しておりました。それでも、さすがに最後の点に関しては、ハン・ソロ氏までが「そんな杜撰な!」と非難していました。 カイロ・レンがマスクを外したり、ヒロインにあわや倒されてしまいそうになるのはまずかったんではないですかね。これではシリーズを通しての悪役としては役不足だと思いました。 もうひとつ、EP.IVでもVでも、さらに今回も(たしかIでも)、たまたま脱出ポッドないし宇宙船が落ちた(降りた)ところの近くで重要な出会いがある、というシーンがあって、これが一番無理がある設定だと思うのですが、そういえばJJはスタートレックでも同じことをやっていたな・・・
[映画館(字幕)] 6点(2015-12-23 00:33:06)(良:2票)
116.  コードネーム U.N.C.L.E. 《ネタバレ》 
元々ナポレオン・ソロの映画化という企画ということでもあるし、時代設定からしても現代風のハイテク情報戦を期待できるわけでもなく、スパイ映画というよりはガイ・リッチーによるキレキレのアクションを楽しもうという極めて正しい心構えで鑑賞してきましたが・・・ちょっと大味すぎる出来でした。 敵のアジトに乗り込むという最大の見せ場を、キレキレ(切れ切れ)の編集ですっとばしてしまうのはどうなんだろう?そこはじっくり見せてほしかったなあ。2度ほど使われた、会話の一部を隠しておいて謎めかしておき、あとで種明かしするという編集もそれほどの効果があったとは思えなかったし。最後の見せ場も、ソロの話術で全てを解決なんて、あまりに肩透かし。 文句が増えましたが、主演二人とヒロインには存在感があったし、全体的な雰囲気は良かったと思います。特に、ヘンリー・カヴィルはスーパーマンよりこっちが合っています。続編を作るなら、たぶんまた観ます。
[映画館(字幕)] 6点(2015-11-17 21:41:30)
117.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 
いろんなところでの評判を聞いていたので、最初からストーリーには目をつむるつもりで観たのですが、それでもどうしても納得いかない点が。 映画で描かれる推定死者数十人の大惨事を引き起こした直接の原因が主人公にあるというのはちょっとね・・・ 一方の映像面、恐竜が現れるシーンの怖さ、迫力については、第一作目を彷彿とさせるものがありました。これは及第点と思います。 2D版で観たのですが、あきらかに3Dを意識した多くあったと思うので、この映画は3Dで観るほうが楽しめるかな?と思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2015-08-19 00:59:19)
118.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
全く正統的な「Mad Max 2」の続編である。続編というより、セルフリメイクと言ってもよいかも。独特の世界観はエスカレートしていて思わず笑ってしまうほど。ただし、例の世紀末救世主伝説漫画を既に知っている日本人は、他の国の人ほどには衝撃を受けないかもしれない。 個人的には「2」を名作足らしめたのは、カーアクションに巨大なトレーラーを登場させたことと考えているが、本作でも最初から最後まで巨大トレーラーを中心としたアクションで押しまくる。しかし、実はトレーラーを使う場合には、重厚さとの引き換えにスピード感が圧倒的に失われてしまう。今見直すと、「2」では編集が冴えに冴えていて、実際には大して速くない車のスピードを、そうとは全く感じさせない出来に仕上げているのが分かる。残念ながら、今作はトレーラー登場シーンがほぼ全編にわたってしまうため、ちょっと単調になり、どうしてもスピード感不足をカバーしきれていなかった気がする。 マックスから凄腕ドライバーのアイデンティティーが剥ぎ取られてしまったことと、オイシイ役どころをすべてフュリオサとニュークスに持っていかれてしまって、マックスの存在感が小さくなってしまったのは、残念なところです。
[映画館(字幕)] 6点(2015-06-25 00:42:59)(良:1票)
119.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
ラストに使われた映像は、実際の映像だったのでしょうかね?たぶんそうなんでしょう。とすると、主人公はUSでは英雄なのでしょう。いつものごとく、イーストウッドは映画に過度な主義主張を込めることはせず、ありのままを描こうとする。しかしそうすると、彼が国内で英雄とされていることもそのまま描かれることになり、見ようによってはアメリカ万歳のタカ派映画になってしまう。そんなつもりでないのはわかっているが。それにしても、評価の難しい映画です、これは。わたしの受けた印象は、イーストウッドは今回雇われ監督で、無難な仕事したぜ、というものでした。(実際がどうかは知りませんが)
[映画館(字幕)] 6点(2015-02-28 21:44:48)
120.  インターステラー 《ネタバレ》 
きわめて広い(恒星間!あるいは銀河間?)空間を舞台にしたSFで、「2001年」のような抽象的な表現でなく、具体的な表現で語ろうとしたのはチャレンジングであり評価したいところですが、ワームホールや相対性理論などに関して素人でも思いつくような都合のよい設定だけをやたら使いまくり、しかも物語の核心にタイムパラドックスを含むようでは、ちょっとがっかりです。地球の物語の舞台がやたら狭いところにとどまっているのも良くなく、地球の終焉という重大な設定を、観客が受け入れにくくなっていると思います。ハンス・ジマーの曲も珍しく盛り上がりを欠いていたと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2014-11-29 23:17:58)
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