121. ダイ・ハード3
いや~いいよ。いい。アクション映画としては。でもダイハードとしてはどうだろう。規模が大きすぎるのかな。悪くないんだけど。小学校からみんなが走り逃げるシーンが微妙におかしかった。地下鉄の爆破シーンは凄かったかな。電車横滑りしてたし。地下通路の水責めもなかなか面白かった。 7点(2003-10-17 01:10:42) |
122. スネーク・アイズ(1998)
確かに長回しが話題になったんだけど、まあそれだけ。なんか見たときも特別面白いとは思わなかったし、今思うとほとんど思い出せない。シーンの欠片がチラホラと・・・といった感じ。 5点(2003-10-17 01:06:01) |
123. ハンニバル(2001)
ジョディ・フォスターがこれへの出演を断ったと言うのも納得かも。たしかにクラリスのイメージが・・・ねぇ。悪くないんだけど、もうちょっと知的さがあった方がいいかな。まあ演じてる人に拠るイメージもあるんかも知れないけど。そもそも全体的に羊よりも野蛮さが増した。雰囲気は悪くないんだけど。教会と晩餐会はなかなか印象深かった。晩餐会ちょっとキモイけど。 7点(2003-10-17 01:00:34) |
124. キンダガートン・コップ
随分と昔に見たなぁ。あの時は「こんな知らない映画見たくない」と内心思いながら見たから、意外に面白くてビックリ。まぁ内容のほとんどを覚えてないくらいだから、残る部分はあまりないんだけど、当時満足できたのでこの点数。 6点(2003-10-17 00:56:15) |
125. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 無実の罪で刑務所に入れられ、その環境が酷いなと思いながら見ていた前半。やがて、その環境にも慣れ、順応しているアンディが微笑ましく見える。しかし、終盤に向かうにつれて、刑務所内の裏の怖さが見えてくる。アンディを必要とするのは分かるけど・・・あまりにも酷い。だからそこ脱走するシーン辺りからは爽快。悪い奴はやっぱりああやって身を滅ぼすのがやっぱり気持ちいい。タペストリーが伏線になっていたのも面白かった。アンディとレッドの再会の描かれ方も良かった。 9点(2003-10-16 22:43:56) |
126. ガス燈(1944)
サスペンスとしては分かり易過ぎる感じはある。しかしイングリッド・バーグマンが精神的に病んでいく演技が秀逸で引き込まれる。夫によって追い詰められていくのだが、妻は夫を疑うこともなく、上手く騙されていく。客観的に見ていたら、夫が怪しいのはバレバレだし、なんでもっと夫を疑わないのかとも思う。しかし、それもイングリッド・バーグマンがいかにも世間知らずのお嬢様に見えるので、騙されても仕方が無いのかなと思わせる。最後の夫へのしっぺ返しも良かった。 8点(2003-10-16 22:04:15)(良:1票) |
127. トゥルーマン・ショー
発想が凄いよね。人の人生を創り上げ、それを見ようってんだから。本人が知らないからいいようなものの、あんな偽物の世界じゃ生きたくないよ。親も友達もみんな嘘。ただ演じてるだけ。嫌だそんな人生。だいたい、そんなもの見て本当に面白いのかな(すべてを知りながら見てる、この映画は面白いけど・笑)。きっと気の毒で見てられないんじゃないかとも思うんだけど。でもこのTV社会に慣れるとそんなことも疑問に感じなくなるのかな。 7点(2003-10-15 00:16:47) |
128. クレイマー、クレイマー
気持ちは分かる、気持ちは分かるけど、この奥さんは自分勝手すぎる。夫に非があるというほどの非はないし。我慢できなくなった最大の理由は自分の性格に拠る所。別に我慢して一緒にいなくても良いけど、出て行くのにも子供と共に生きていく方法を見出せなかったんだろうか。すべて捨てて出て行ってしまったんだから、まさしく子供を捨てていったことも当然自らの選択。すべての責任を夫に押し付けてその後、自分が幸せになったから子供ください、なんて虫が良すぎる。夫の立場をどうするんだ。と、物語の視点が夫だったせいもあって、かなり感情移入して見てました。それだけダスティン・ホフマンと子供のやりとりに伝わってくるものがあった。最後の結論、終わり方は良かったと思います。 8点(2003-10-14 22:46:41) |
129. 引き裂かれたカーテン
この映画は大きく分けて2つのテーマで分かれてると思う(DVDの解説では3つだったけど・・・忘れた)。東ドイツに入り込んで情報を盗み出す事、東ドイツから脱出する事。視点も変わるせいだろうけど、この2つのテーマで話のトーンが全く違っている。ポール・ニューマン視点で進む、前半のスパイ活動。限られた時間のなかで情報を盗めるのかにハラハラする。後半部分は二人に焦点を当てて脱出が描かれているが、こちらはよりハラハラ感が増す。何度もピンチに陥りながら、いかに抜けるか。ただでさえ抜け出すのが難しい中、どう二人で東ドイツを脱出するか、画面に見入らせる。バスのおばあちゃんは笑えたな。緊張感のある中だからこそ、小さなハプニングが笑える。そして、保証人を引き受けてあげたオバさんはどうなったんだろうか・・・前半、彼に裏切られた格好になっているジュリー・アンドリュースの表情や立ち振る舞いもさすがだと思った。裏切られた、だけど信じたい、でも・・・というような迷いが目からも読み取れる。ミュージカル女優としての顔しか知らないけど、歌わない、むしろ暗いと言える役も素晴らしかった。 8点(2003-10-13 23:05:12) |
130. 北北西に進路を取れ
話に隙が無い。そして面白い。列車内、とうもろこし畑、オークション会場、ラシュモア山、それぞれが印象深いシーン。次々に襲い掛かる罠。そしてそれをことごとく掻い潜る。そもそも人違いから始まって、ここまでしなければならないと言うのも大変だななんて思ってしまうけど。なにもない日常生活の中にいる一般人が、事件に巻き込まれていくと言うヒッチコックの王道とも言えるかも。 8点(2003-10-13 22:47:33) |
131. アラベスク
ソフィア・ローレンの行動が読みにくかった。味方だと思っていた人が敵だったり、サスペンス・ミステリーじゃありがちだけど、結構ハラハラできた。特に水族館の追跡が印象深い。 水槽と鏡を上手く使って、視覚的な不安定感を煽っている感じ。 7点(2003-10-13 22:29:30) |
132. イヴの総て
イブが、のし上がってくる事に対する不安と苛立ちをベティ・デイビスが巧く演じている。彼女自身がまさにマーゴなんじゃないかと思うくらい。女優としての経験もつんで、地位も名誉もある女優。でも年齢には敵わないもので、自分の衰えも、新人の躍進にも気付き始めている。その新人女優がしたたかだからこそ、それを受け入れるのも難しいわけで。焦りがありながらも、大女優としてのプライドがあるから表立って潰す事も批判する事も出来ない。あくまでも冷静。その微妙な表現が素晴らしい。一方で、イブを演じるアン・バクスターも野心的な役がぴったり。あまりに野心的過ぎて嫌悪感さえ抱いてしまうくらい。これくらいの内幕があっても不思議じゃない世界だとは言え、さすがにちょっと壮絶だなと。 7点(2003-10-13 21:41:20) |
133. モンスターズ・インク
思ったより面白い。子供向けかとも思ったけど、実際に見るとそうじゃなくても十分楽しめるし。アニメの特長は内容がやさしくて見やすいことだと思うんだけど、年を取るごとに逆にそれが物語に入り込むのを阻害する。この作品はそういうのもなく、誰が見ても(どんな年齢の人でも)面白く見られるんじゃないかな。CGもだんだん凄くなってくるね。本物らしさをあえて出さないところも良かった。 8点(2003-10-13 13:42:14) |
134. パッチ・アダムス
心の治療・・・やっぱり病気を治すには西洋医学が正攻法かもしれないけど、心を直すと言うのも大切な事かも知れないと言うのを気付かせてくれる。パッチの人に対する優しさが満ち溢れているのが分かる。ロビン・ウィリアムスはこんな、ほのぼのとしていて、どこか愉快な役が良く合うね。 7点(2003-10-13 13:29:20) |
135. エリン・ブロコビッチ
実話ってところが明らかに作品の大きな要素を占めている。実話じゃなかったらただのご都合主義な映画。これが本当のことだからこそ、作品に意味が出て、グッと締まってくる。訴訟に打ち勝つべく、パワフルな女性を演じきったジュリア・ロバーツも良かった。 7点(2003-10-13 13:20:08) |
136. ドクトル・ジバゴ(1965)
ロシア革命期を描いてるだけあって話は壮大。革命に翻弄されながら、生きて行くという事、愛すると言う事を知っていくジバゴ。後半からの焦点は恋愛面に重きがおかれるけど。浮気だから賛否あるのは仕方が無い。幼少の頃から一緒に暮らしている奥さんは家族愛、ラーラとは本当の恋愛をしていたんだろう。二人の間でふらふらするのが良いとは思えないが、ジバゴの心境に共感できなくもない。それと「ラーラのテーマ」は良い曲ですね。 9点(2003-10-13 13:09:37) |
137. エルム街の悪夢3/惨劇の館
面白かったですよ。館がお化け屋敷のようで。怖くは無いけど。あともうちょっと捻りが欲しかったかな。 6点(2003-10-13 12:49:14) |
138. ローマの休日
良すぎ。オードリーの初々しさが、世間知らずのプリンセスと重なる。ストーリーもいやらしさのない、王道ラブストーリーって感じ。ラブストーリーが特別好きなわけでもないけど、これは素晴らしい。見ていても凄く爽やか。1シーン、1シーンもとても印象的。最後、グレゴリー・ペックが記者として、プリンセスに戻ったオードリーと再会するシーン、一瞬驚いた後すべてを理解して満足そうな顔をするオードリー。夢の一日が素晴らしいものだったと感じさせられ、心に響く。文句なしの名作です。 10点(2003-10-13 12:43:29)(良:1票) |
139. レインマン
ダスティン・ホフマン上手すぎ。隙を見せない名演技。ちょっとでも油断すると役がダメになっちゃうでしょう。最初は、トム・クルーズじゃないけど、ほんとイライラしてくる。でも段々彼を知ってくるごとに、憎めなくなってしまう。それは兄弟、お互いが理解しあってくるのともリンクする。難しい役に、微妙な感情な起伏もつけたダスティン・ホフマン凄すぎ。 9点(2003-10-13 02:53:12) |
140. アポロ13
実際に無重力空間を作って撮影した事自体に拍手。CGでも代用ききそうだし、そうじゃなくても上手く撮ればそれっぽく見えるだろうに。こだわって撮ると言うのはそれだけで意味があると思います。宇宙に取り残された状態になってる、乗員をどうやって助け出すのか、乗員もどうやって生き延びるのか。両面からの苦闘も見所のひとつ。 7点(2003-10-13 02:45:14) |