121. マイティ・ソー
恋愛要素を無理矢理入れた感じがしてダメ。 なんとなく出会ったから付き合いましたという感じで、あまりにリアリティーがない。 まあ、宇宙から来た神話的人物が英語を話しているという時点でリアリティーもへったくれもないわけだが…もうちょっと、ねぇ? [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-04-16 17:57:54) |
122. アイアンマン2
《ネタバレ》 1作目のようなワクワク感や燃えるようなヒーローもの展開は薄れてしまった。 アイアンマンであることを公表し、調子に乗った主人公がパーティー三昧で、そりゃ体調も悪くなるだろうと。酔った勢いで社長の座を簡単に明け渡したり、何を考えているのかよくわからないのでいまいち乗り切れなかった。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-04-16 14:43:07) |
123. インクレディブル・ハルク(2008)
ハルク自体にそんなに魅力を感じなくて…アクションシーンもワンパターンだし。 それよりも、ノートンとティム・ロスが対峙するシーンとか人間ドラマ部分に魅力を感じた。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-16 09:28:11) |
124. アイアンマン
当初はアメコミヒーローモノはあまり好きではなかったが最近になってようやくその面白さに気付き、今更ながらながらMCUシリーズを追って行こうかなぁと思い、まずは1作目である「アイアンマン」から時系列順にスタートする事にした。 まずは主人公が軍事兵器製造会社の社長というのが意外だったし、自らアイアンマンのスーツを作るというのが良かった。 ただ、もうちょっとテンポが早くても良かったかな。少々間延びしているように思われた。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-16 07:28:20) |
125. ハロウィン(2018)
《ネタバレ》 リメイク?いや、オリジナルの正統な続編だ! なんと、40年の時を経てブギーマンことマイケルが復活していたとわ。 しかも、40年前の事件の被害者であるローリーがそのまま同じ役で出てくるという。 既に「ハロウィン2」という映画があるから同じ邦題は使えないジレンマよ。 本作の面白い所は、単にブギーマンが人を殺しまくるのを怖がるだけでなく、なんと言ってもローリーがブギーマンを迎え撃つという展開にある。 ローリーはなんと40年間もの間、ブギーマン再来に備えて準備していたのである。 既に孫も居るお婆ちゃんで、いつも「ブギーマンが来る」とか言っているので娘からは頭がおかしいと思われて疎遠になっており、ブギーマン対策の装備を備えたハイテク屋敷に一人で住んで、毎日トレーニングも欠かさないという。何これ完全に「ターミネーター2」じゃん! そんなお婆ちゃんとブギーマンの40年ぶりの対決が熱すぎる物語となっていて、さながらリンダハミルトンVSターミネーターを思わせる迫力だった。とにかく面白いし続編としては完璧なプロットなのではないかと思わされた。 [映画館(字幕)] 8点(2019-04-13 22:53:31)(良:1票) |
126. シンプル・フェイバー
《ネタバレ》 この手の映画はもういっぱいあると思うのよ。後はいかにオリジナリティを出しつつ観客を騙すかにかかっている訳で。 この映画もまたどんでん返しを仕掛けてくるが私くらいになるともう全て疑ってかかっているのでそう簡単には騙されない(←何様?) 後付けでどんどん真実が明かされていくので推理だけでは真相に到達するのは難しくフェアじゃない。もうちょいヒントとか伏線があれば良かったかな。 とにかく良かったのは主人公だろう。普通の子育てママだったのに、段々と探偵化していくわ、ファムファタル的な魅力を放ち出すわで目が離せなくなった。 [映画館(字幕)] 7点(2019-04-02 21:09:49)(良:1票) |
127. バンブルビー
「トランスフォーマー」シリーズにそんなに詳しくなくても楽しめる。少女と異星人(人ではない)との交流を軸にとても心温まる物語が展開されていて、フォーマット自体は実にオーソドックスでありふれたモノだけど、少女が目指しているものとか、家族の思い出とかそういう部分がとても丁寧に描かれていたので引き込まれた。 それにしてもここまでCGがリアルだと全然合成した感じがしなくて凄いなぁ。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-26 18:56:16)(良:1票) |
128. ROMA/ローマ
近くのイオンシネマで上映されていたので鑑賞。 テーマは重いが、特別なものではなくどこにでもある普遍的な家族の光景である。 劇場で観るとほんと生活音や環境音がリアルで、凄い没入感だった。 それにしても、この映画がR15指定なのってモロ出し武術披露のシーン1点のみによってだよね~。このシーンはそんなに必要なものなのかしら?と首を傾げてしまったのだった。 [映画館(字幕)] 7点(2019-03-25 21:10:15) |
129. ブラック・クランズマン
なんか凄い映画。 いや、凄い映画としか言いようがない。 単に遠い国の出来事だから、人種差別というものに対する実体験とかもないからそう感じるのかもしれないが、このように映画を通して世界のどこかでは今もあらゆる差別が行われているという事に衝撃を受ける。 『デトロイト』という映画を観た時にも感じたような差別に対する厳しい現実と息苦しくなるような緊迫感溢れる展開で、思ったよりもかなり重い内容だった。 だが、一方でこの黒人の主人公の妙に浮いた感じの軽妙さと、アダムドライバー演じる警官とのコンビが面白く、そんなに肩肘張らずに観ることが出来た。 黒人が白人警官に銃を突き付けられながら取り調べを受ける事の恐怖は想像出来ないほどの恐怖だろうが、それを笑い飛ばせてしまう事にリー監督の懐の深さを感じさせる。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-24 23:06:03) |
130. キャプテン・マーベル
「アベンジャーズ」シリーズを全く観たことのない私ですが、とてもシンプルなストーリー故問題なく楽しめた。 ただ、主人公の強さが圧倒的過ぎて敵が弱く感じられたので、カタルシスはあまり無かったかな。ただポカーンとブリー・ラーソンが躍動する様を観ている感じ。 地球に降り立った彼女がヘンテコスーツを着て堂々と練り歩き、電車内でバトルを繰り広げるシーンがシュールで面白かった。 あと、猫が可愛いかったんだけど、あの正体はなんなのかいまいち理解が追い付かなかった。 でも、続きが気になるので今からアベンジャーズシリーズを観ていこうかなと思った。 [映画館(字幕)] 7点(2019-03-18 15:38:24)(良:1票) |
131. 運び屋
さすがイーストウッド監督作だけあってこの映画から得られる教訓やメッセージ性は多い。 基本的には爺さんの説教めいた失敗談を延々と聞かされるようなそんな映画だったが不思議と退屈しない。 構成がシンプルで分かりやすい上にしっかりサスペンス要素が盛り込まれているからだろう。とにかくエネルギッシュなお爺ちゃんの暴れっぷりがサイコー!90歳が撮る映画じゃない。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-11 19:12:12) |
132. アメリカン・スリープオーバー
スリープオーバー=お泊まり会 新学期を目前に控えた夏休み。 マギーは物足りなさを感じていて“もっと楽しい何かをするべきじゃないか“そう思っていた矢先、スリープオーバーに誘われた。しかし、何か子供っぽいなと感じた彼女はより刺激を求めて年上のパーティーに乗り込む事にする。そこで出会ったのはプールで会い気になっていた彼だった。 という感じで、様々な登場人物が運命の相手を探してスリープオーバーしたり、スリープオーバーからスリープオーバーへと渡り歩いたり、一夜の冒険が群像劇スタイルで描かれる。街の至る所でスリープオーバーが開かれているというのが面白い。特に事件が起きたりするわけではないが、青春の儚さとか何処に向かうでもない鬱屈した空気とか、そういうものがとてもリアルに描写されていて引き込まれた。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-03-09 21:22:33) |
133. スパイダーマン:スパイダーバース
ピーター・パーカーが活躍するお馴染みの実写映画しか観たことなかった為、スパイダーマンと言っても色んな種類が居たことに驚いた。 気になったのでパンフを購入した所、アメコミの世界ではマルチバース=異なるユニバースが沢山連なっているのだそうな。パラレルワールドみたいなもの? しかも、それぞれのキャラクターがその時代のタッチのまま登場する(ノワール風、萌えアニメ風など)ので、この表現はアニメならではの自由さで良いなぁと思った。 吹き出しに台詞を入れたり、効果音を敢えて文字で表現したり、コミックを思わせる演出も面白い。 とにかく、映像が凝ってて楽しい!これに尽きる。 [映画館(吹替)] 9点(2019-03-08 18:52:20) |
134. グリーンブック
価値観や身分の違う二人が旅をする内に打ち解け、いつしか友情を育んで行くという王道なる展開。 おまけに白人と黒人によるコンビというのだからいかにもアカデミー向けだなと思っていたら実話だったのね。 世界的に有名なピアニストの黒人が、敢えて差別の厳しい所をツアーする意味。それが段々と明らかになるにつれ、彼の誇りや苦悩など、多少なりとも理解する事が出来たと思う。 根底に流れるテーマは重いが、基本的にはゆったり楽しめるロードムービーで、ピアノの演奏シーンなどもとても良かった。 それにしてもフライドチキンの食べたくなる映画だ。ケンタッキー州でケンタッキーフライドチキンをバケツで買い、車を運転しながら素手でチキンを貪り食い骨を車外に撒き散らすヴィゴ・モーテンセンの豪快さには笑う。マナー悪すぎだけど…。っていうかモーテンセンってこんなに肥満体型だったとわ(驚き) [映画館(字幕)] 8点(2019-03-04 20:06:29) |
135. ブリグズビー・ベア
《ネタバレ》 訳のわからない映画だ。 なのにこんなにも笑えて、胸が熱くなって、感動しちゃう不思議。 この映画の主人公は悲劇的な目に遭ったせいで、『ブリグズビーベア』という訳のわからないビデオの事しか頭にない状態になり、周りからも大丈夫かこいつ?と思われてしまう。 しかし、彼の身の周りの人が皆優しかった。 彼に共感し、一緒に映画を作ろうと集まってくれた人達。 とにかく、一つの事をやり遂げようというパワーに満ちた物語である。 しかし、そんな事よりも、こんなにも皆を夢中にさせる『ブリグズビーベア』を作った人が、一体何の為にあれだけ大がかりなものを作り、また犯罪を犯していたのか?そこの部分が気になり過ぎてしまって、ちょっとスッキリしなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2019-03-04 15:46:34) |
136. 女王陛下のお気に入り
女王の寵愛を一心に受けたいが為に火花を散らすレイチェル・ワイズとエマ・ストーンの対決が見所である。両者共に譲らない物凄い緊迫感だった。 また一方で、精神的に不安定な女王を演じるのがオリヴィア・コールマンである。不安定さを表す為だろうか不協和音が響き渡るヨルゴス節キター! また、ロブスターを始めウサギなど動物が重要なキーワードとして登場するのもこの監督らしい。 他の作品が気になった方に是非オススメしたいのが「聖なる鹿殺し」である。人間の恐ろしさを描いているという点では共通している。 物語の面白さを別にして、この監督は役者の演技を引き出すのが上手いなぁと感じる。今回は女性3人の演技が共に素晴らしく、見応えのある人間ドラマが展開されていた。 [映画館(字幕)] 8点(2019-02-25 22:14:23) |
137. アリータ:バトル・エンジェル
前夜祭「4DX3D吹替」で鑑賞。 とにかく映像のスペクタクルさが凄くて、全く飽きずに楽しめた。 劇中、ボールを奪い合う“モーターボール“とか言うオリジナルのスポーツが出てくるのだが、このシーンでの4DX演出は特に素晴らしく、もはや完全にアトラクションと化していた。 他にも様々なバトルアクションがありアリータの圧倒的な強さに痺れたし、日常のシーンとかでは普通の女の子らしい可愛さでとても愛らしいキャラクターだと思った。チョコレートを食べるシーンが特に可愛いかった。 父親代りのイドや親しくなる人間との関係性など、人物描写もとても丁寧で良かった。 物語的にはかなり壮大かつ奥深いストーリーが展開され、まだまだその世界観に浸っていたいと思えた。 [3D(吹替)] 8点(2019-02-21 21:18:16)(良:2票) |
138. アクアマン
1回目観た時はあまりスクリーンの大きくないとこで観てしまい、これは絶対大画面で観ないと損だと思い今度は“4DX3D吹替“で鑑賞。 これはかなり4DX向けの作品であったと思う。 水中の場面が多いので、常に水が出続けているんじゃないかってくらい水がめっちゃかかって楽しい。 アクションシーンの流れるようなカメラワークと相まって座席も動くので没入感抜群! さて、内容についてだが、なんかこれ「バーフバリ」っぽいなぁと思ったのは私だけ?王座を巡って兄弟で争う点や、外界で誕生した運命的な宿命を背負ったヒーロー、そして国同士の壮大なバトル、エンディングのミニチュア的なCG、等々似てる所が多くてかなり面白かった。 とにかく全編に渡りアクション満載なのがいい。海中でのアクションは確かに今まで観たことないもので、サメに乗って戦ったり巨大なカニが出てきたりと全く予想のつかないバトルがとにかく楽しい。気になった点としてはほぼ全てのアクションへの起点となるのが爆発から始まるという点。まあ、観客を驚かせるという意味ではこれ以上ないが、あまりにも執拗に繰り返されるとちょっとワンパターンに感じてしまう。 [3D(吹替)] 8点(2019-02-12 17:15:56) |
139. ファースト・マン
ソ連との宇宙開発競争の焦りから決して万全ではない状態で月面着陸に挑んだんだという事が詳しく描かれており、様々な打ち上げ失敗などの事故による犠牲の数々がありながら、それでも突き進んで行く感じがヤバいし、命をかけてまでも挑んで行く宇宙飛行士達はどういう精神状態なのかとても興味深く“体験“する事が出来た。 それにしても、宇宙空間で宇宙船が制御不能に陥って回転し続けるってほんと凄い恐怖だと思った。 [映画館(字幕)] 7点(2019-02-12 00:23:53) |
140. メリー・ポピンズ リターンズ
市内の映画館では全て吹替版のみの上映。 まあいいかと思い観に行ったのだが、こんなにも思い切りミュージカルだとは思わなんだ。これは日本語だとかなり違和感が…。 なんか大袈裟というかダサいというか、この世界観には合わない気がする。 ストーリー的にもかなりつまらなくて、物語を追うことに関しては全然ワクワクしたり感動したりというのもない。 メリーポピンズというキャラクター自体ヘンテコだし、なに考えてるのかわからない奴だった。 字幕で観てればもう少し楽しめたかも。 [映画館(吹替)] 4点(2019-02-01 15:59:41) |